JPH1013389A - 二重化通信装置 - Google Patents

二重化通信装置

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JPH1013389A
JPH1013389A JP16703596A JP16703596A JPH1013389A JP H1013389 A JPH1013389 A JP H1013389A JP 16703596 A JP16703596 A JP 16703596A JP 16703596 A JP16703596 A JP 16703596A JP H1013389 A JPH1013389 A JP H1013389A
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Kazumasa Nomura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常時は高速通信を可能とし、異常発生時でも
通信の信頼性を確保する。 【解決手段】 制御装置10から制御装置20へデータ
を伝送するのに送信すべき元データをn個に分割し、A
系通信装置13AからはデータD1 、D2 、…、Dn
正順で送出し、B系列通信装置13Bからはデータ
1 、D2 、…、Dnを逆順で送出し、制御装置20で
はA系ネットワーク1A、A系通信装置23Aより受信
される正順のデータD1 、D2 、…を受信メモリの前端
より後方に向けて順に記憶し、B系ネットワーク1B、
B系通信装置23Bより受信される逆順のデータDn
n-1 、…を受信メモリの後端より前方に向けて順に記
憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、少なくとも2以
上の制御装置間で、信頼性あるデータ授受を行うための
二重化通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この制御装置間で、二重化通信を行う場
合、従来はネットワークを二重化し、つまり第1と第2
の通信系列を設け、同じデータを両通信系列を用いて同
時に、あるいは時間差をおいて伝送している。この種の
二重化通信装置において、一方の通信系列に異常を検出
した場合、他方の通信系列のデータを使用する。そのた
め、一方の系が故障しても他方の系列で、遅れることな
くデータを受信することができ、高い信頼性が得られ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の二重化
通信装置においては、高い信頼性を得るためとは言え、
通信データは誤り検出訂正機能によってチェックされる
ため、受信できた場合のデータの内容は保証されてい
る。このため、後から受信した他方の通信系列のデータ
は使用しない。すなわち、2つの系のデータは照合する
必要がない。したがって、二重化したネットワークにお
いて、全く同じデータを送信することは冗長であり、通
信速度、コストがかかり過ぎるという問題がある。さり
とて、二系列にて別々のデータを送信すると、通信速度
は確保できるが、異常時には片方のデータしか受信でき
ないので、信頼性に欠けるという問題がある。
【0004】この発明は上記問題点に着目してなされた
ものであって、常時は高速に通信でき、しかも信頼性を
確保し得る二重化通信装置を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の二重化通信装
置は、少なくとも第1と第2の制御装置間で、第1の通
信系列と第2の通信系列を用いて二重化通信を行うもの
において、前記第1の制御装置には、送信すべきデータ
をn個に分割するデータ分割手段と、前記第1の通信系
列に前記分割されたデータを正順に送出する手段と、前
記第2の通信系列に前記分割されたデータを逆順に送出
する手段とを備え、前記第2の制御装置にはn個に分割
されて送信されてくるデータを記憶する領域を持つ受信
データ記憶手段と、前記第1の通信系列より送信されて
くるデータを前記記憶手段に記憶手段の前端から後方に
向けて順に記憶させる手段と、前記第2の通信系列より
送信されてくるデータを前記記憶手段に、記憶手段の後
端から前方に向けて順に記憶させる手段とを備えたもの
である。
【0006】この二重化通信装置では、送信側である第
1の制御装置より、受信側である第2の制御装置にデー
タを送信する場合に、その元データをn個に分割し、第
1の通信系列により分割したデータを第1番目の分割デ
ータ、第2番目のデータ、…、第n番目のデータの順
に、正順に送信する。また、第2の通信系列により、分
割したデータを第n番目、第n−1番目、…、第1番目
のデータの順に第1の通信系列とは逆順に送信する。
【0007】第2の制御装置では、第1の通信系列の正
順に送られてきた受信データを、データ記憶手段の前端
より、後方にかけて、第1番目、第2番目の順で記憶す
る。また、第2の通信系列の逆順に送られてきた受信デ
ータをデータ記憶手段の後端より前方にかけ、第n番
目、第n−1番目の順に記憶する。どちらの通信系列に
も異常がなければ、前端からと後端からの記憶データが
ぶつかるところで伝送を終了することができるので、高
速通信が可能となる。また、いずれか一方の通信系列で
異常が生じた場合、他方はそのまま記憶を継続すること
により、正しいデータを受信することができ、異常発生
時でも問題なく通信ができ、信頼性が確保できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態二重化通信装置を示すブロック図である。この二重
化通信装置は、2台の制御装置10、20と、A系ネッ
トワーク1A、B系ネットワーク1Bの2系列のネット
ワークから構成されている。また、ここでは説明の便宜
上、2台の制御装置10、20を示しているが、さらに
互いにデータ授受が可能な3台以上の制御装置がA系ネ
ットワーク1AとB系ネットワーク1Bに接続されてい
るものであってもよい。
【0009】制御装置10は、制御演算及びデータ授受
のための伝送制御を行うCPU11と、演算データ、送
信データ、受信データ等を記憶するためのメモリ12
と、A系通信装置13Aと、B系通信装置13Bとを備
えている。当然ながら、A系通信装置13AはA系ネッ
トワーク1Aに、B系通信装置13BはB系ネットワー
ク1Bに、それぞれ接続されている。また、制御装置2
0も、制御装置10と同様に、CPU21と、メモリ2
2と、A系通信装置23Aと、B系通信装置23Bとを
備えている。
【0010】制御装置10と制御装置20は、A系通信
装置13A、23A、B系通信装置13B、23Bによ
り、互いにデータを送信し、あるいは受信することがで
きる。この実施形態二重化通信装置の最も特徴とすると
ころは、A系通信装置とB系通信装置を設けたこと自体
にあるのではなく、2系列のネットワーク1A、1Bを
用いて、一方の制御装置から他方の制御装置へのデータ
の伝送方法にある。
【0011】そこで、この実施形態二重化通信装置のデ
ータの伝送方法について、説明する。今、制御装置10
から制御装置20へデータを伝送する場合について説明
するが、もちろんその逆のデータ伝送も可能である。制
御装置10では、先ず、送信に際し、図2に示すよう
に、所定長さの送信元データをn個のデータに分割す
る。nは偶数であっても奇数であってもさしつかえな
い。分割された1、2、…、nのデータは、A系通信装
置13A、A系ネットワーク1Aを介して、正順に、つ
まりD1 →D2 →D3 →…→Dn の順に送信される。一
方、B系通信装置13A、B系ネットワーク1Bを介し
て、A系とは逆順に、つまり分割されたデータがDn
n-1 、…→D1 の順で送信される。
【0012】これに対し、制御装置20には、送信元デ
ータと同長のデータを記憶するメモリブロックB1 、B
2 、…、Bn を持つ受信メモリMR を有する。このメモ
リM R は、CPU21に設けてもよいし、メモリ22の
一部領域を割り当ててもよい。A系ネットワーク1Aよ
り、A系通信装置23Aに受信された正順のデータ
1 、D2 、…は受信メモリMR の前端より後方に向け
てメモリブロックB1 、B 2 、…に分割されたデータD
1 、D2 、…が順に記憶される。また、B系ネットワー
ク1Bより、B系通信装置23Bに受信された逆順のデ
ータDn 、Dn-1 、…は、受信メモリMR の後端より前
方に向けてメモリブロックBn 、Bn-1 、…に分割され
たデータDn 、Dn-1 、…が順に記憶される。正順、逆
順いずれの送受も異常なくなされており、仮にnが偶数
の場合、正順のデータD1 、D2 、…、Dn/2 がメモリ
R のブロックB1 、…、Bn/2 に記憶され、逆数のデ
ータD n 、Dn-1 、…、Dn/2+1 がメモリMR のブロッ
クBn 、Bn-1 、…、Bn/2+1に記憶されると、データ
1 、D2 、…、Dn がすべて受信され、記憶されたこ
とになる。この場合、データD1 、D2 、…、Dn を1
系列ですべて伝送するに要する時間の半分の時間で終了
する。そのため、高速に通信が行える。nが奇数の場合
には、正順のデータがD1 、D2 、…、D(n-1)/2 、逆
順のデータがD(n -1)/2+2 、…、Dn が記憶されると、
(n-1)/2+1 のデータが残り、タイミング的に早い方の
系列のデータが記憶されて通信が終了する。
【0013】何らかの理由で通信系列の一方に異常が生
じた場合、例えばA系列が異常になった場合、データD
1 、D2 、…の受信メモリMR への記憶が切れるが、逆
順のデータDn 、Dn-1 、…の記憶が正常になされ、極
端な場合、正順のデータが何ら記憶されなくても、逆順
のデータDn 、Dn-1 、…、D1 が記憶されるので、何
ら通信に支障がなく、信頼性のある伝送を確保できる。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、送信すべきデータを
複数に分割し、第1の通信系列では正順にデータを伝送
し、第2の通信系列で逆順にデータを伝送し、受信側で
は正順のデータをメモリの前端から後方に向けて順次記
憶し、逆順のデータをメモリの後端から前方に向けて順
次記憶するものであるから、常時は高速で通信を行える
とともに、異常発生時でも信頼性のある通信を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態二重化通信装置を示すブ
ロック図である。
【図2】同実施形態二重化通信装置におけるデータ送受
方法を説明する図である。
【符号の説明】
1A A系ネットワーク 1B B系ネットワーク 10、20 制御装置 11、21 CPU 12、22 メモリ 13A、23A A系通信装置 13B 23B B系通信装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも第1と第2の制御装置間で、第
    1の通信系列と第2の通信系列を用いて二重化通信を行
    う二重化化通信装置において、 前記第1の制御装置には、送信すべきデータをn個に分
    割するデータ分割手段と、前記第1の通信系列に前記分
    割されたデータを正順に送出する手段と、前記第2の通
    信系列に前記分割されたデータを逆順に送出する手段と
    を備え、 前記第2の制御装置にはn個に分割されて送信されてく
    るデータを記憶する領域を持つ受信データ記憶手段と、
    前記第1の通信系列より送信されてくるデータを前記記
    憶手段に記憶手段の前端から後方に向けて順に記憶させ
    る手段と、前記第2の通信系列より送信されてくるデー
    タを前記記憶手段に、記憶手段の後端から前方に向けて
    順に記憶させる手段とを備えたことを特徴とする二重化
    通信装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009111653A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Hitachi Ltd 多重化データ通信方法、そのシステムおよびそのシステムを構成する多重化データ通信装置
WO2011007666A1 (ja) * 2009-07-13 2011-01-20 日本電気株式会社 コンテンツ配信方法、コンテンツ配信システム及び記録媒体
JP2012089961A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Tohoku Univ 情報転送システム
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WO2023058189A1 (ja) * 2021-10-07 2023-04-13 日立Astemo株式会社 通信用半導体装置

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