JPH10131551A - 折戸用取手 - Google Patents

折戸用取手

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JPH10131551A
JPH10131551A JP11891997A JP11891997A JPH10131551A JP H10131551 A JPH10131551 A JP H10131551A JP 11891997 A JP11891997 A JP 11891997A JP 11891997 A JP11891997 A JP 11891997A JP H10131551 A JPH10131551 A JP H10131551A
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folding
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利春 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折戸の開放角を保持して折戸の開閉をよりス
ムーズに行わせることができるとともに、折戸の開放角
の調整を容易に行う。 【解決手段】 本発明に係る折戸用取手は、折畳時にお
いて略々V字形となる折戸1の一方の戸板10のV字形
内側の一端16に位置し戸板面12,13からの間隔を
有して横長水平に組付けされる取手本体70を備え、こ
の取手本体70にはV字形となって他方の戸板20に接
近する端部72が背面側に向かって漸次湾曲する取手部
71が設けられ、この端部72が折畳時の開放角を保持
する。取手本体70は戸板面12に固定される取付座8
0,90を介して装着され、取付座80,90との間に
は戸板面12からの間隔を調整可能な間隔調整機構が設
けられおり、折戸1の開放角が調整可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両折れ式又は片折
れ式の折戸、例えば間仕切り用の折戸等に使用される取
手に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、間仕切り等に使用される折戸
は、図13に示すように、折戸1を構成する戸板10,
20は、それぞれ他端15,25が蝶番30を介して回
動自在に連結されている。戸板10,20の上端部側
は、上方に敷かれたレールR1に図示しないランナーを
介して移動自在に支持され、下端部側は、下方に敷かれ
たレールR2に図示しないランナーを介して移動自在に
支持されている。
【0003】そして、折戸1を折畳むとき、例えば戸板
10の一端16側に組付けられている摘み状の取手40
のうち一面13側に取付けられている摘み状の取手40
を掴んで折戸1の連結部分に向かって引くと、戸板1
0,20の連結部分が折れ曲がってV字形となり、折戸
1が開放される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の取手40は、何れも掴んで引くことを前提とした形
状をなしているため、掴んで押すという動作には、不向
きである。すなわち、これらは何れも押したり引いたり
するとき、指先の力で行う形状であるため、特に押す動
作を行う場合には、掴む部分が小さく(或いは狭く)、
しかも掴んだ部分が戸開放に伴って離れてしまうことか
ら、取手40に対して力を加え難く、折戸1の開閉が困
難となる場合がある。
【0005】一方、上述した折戸1の開放角は、それぞ
れの戸板10,20の下端部側に設けられているランナ
ー同士の当接位置で決定している。言い換えれば、折戸
1の開放角の変更は、それぞれのランナーの取付け位置
を変更することに当たるが、ランナーは戸板10,20
の上端部側のランナーとの兼ね合いで取付けられている
ため、その取付け位置の変更を行うことは困難となって
いる。
【0006】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、折戸の開閉をよりスムーズに行わせること
ができるとともに、折戸の開放角の保持とその変更を容
易に行うことができる取手を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
一方の戸板の一端に取手を設け両戸板の他端を蝶番で連
結して折畳時において略々V字形となる折戸において、
一方の戸板の少なくともV字形内側の一端に位置し戸板
面からの間隔を有して横長水平に組付けされる取手本体
を備え、この取手本体にはV字形となって他方の戸板に
接近する端部が背面側に向かって漸次湾曲する取手部が
設けられ、この取手部は正面側が押圧面とされ背面側が
引手面とされるとともに湾曲する端部が折畳時の角度保
持ストッパに構成されている。
【0008】この発明では、横長水平の取手本体は、湾
曲する端部が、折戸のV字形内側で他方の戸板に当接
し、折戸の折畳時における開放角を保持する。横長水平
の取手部の引手面に手を掛けてこれを引くと折戸は折畳
まれ、折畳み開放に伴って手を掛けた部分が徐々に離れ
ても、手を掛けた状態が維持される。また、横長水平の
取手部の押圧面を押すと、折戸の開閉に伴って手を掛け
た部分が徐々に離れても、押圧を加えた状態が維持され
て折戸が開閉される。
【0009】請求項2記載の発明は、取手部は両端部に
向かって湾曲する。
【0010】この発明では、取手部の両端部が、折戸の
角度保持ストッパとして機能し得る。
【0011】請求項3記載の発明は、取手部は端部に向
かって湾曲率が大きく形成されている。
【0012】この発明では、戸開放に伴って手を掛けた
部分が徐々に離れても、取手部の端部で手を掛けた状態
が維持されて戸が全開放される。また、取手部の押圧面
を押すと、折戸の開閉に伴って手を掛けた部分が徐々に
離れても、取手部の端部で押圧を加えた状態が維持され
て折戸が開閉される。
【0013】請求項4又は5記載の発明では、請求項
1、2又は3記載の折戸用取手において、取手部の両端
部又は少なくとも取手部の他方の戸板に接近する一端部
には緩衝部材が設けられている。
【0014】この発明では、折戸の折畳時には取手部の
緩衝部材が他方の戸板面に弾接され、折戸との当接時の
衝撃が緩和されるとともに当接音が低減される。
【0015】請求項6記載の発明では、請求項1〜5記
載の折戸用取手において、取手部の両端部にわたって緩
衝部材が設けられている。
【0016】この発明では、折戸の折畳時には、折戸の
開放角に左右されることなく、取手部の両端部にわたっ
て設けられた緩衝部材が、折戸の戸板面に弾接する。
【0017】請求項7記載の発明では、請求項1記載の
折戸用取手において、取手本体が戸板面に固定される取
付座を介して装着され、取付座との間には戸板面からの
間隔を調整可能な間隔調整機構が設けられている。
【0018】この発明では、取付座に対する取手本体の
装着位置に応じて、取手本体と折戸の戸板面との間隔が
調整される。この間隔調整によって、折戸の開放角が調
整される。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項7記載の折
戸用取手において、間隔調整機構は、取付座又は取手本
体のいずれか一方に水平方向に突出された突出部が設け
られ、いずれか他方に受部が設けられ、突出部と受部と
の雌雄嵌合位置を調整した後に位置固定される。
【0020】この発明では、取付座又は取手本体のいず
れか一方に設けられた突出部に対して他方の受部を雌雄
嵌合させ、この雌雄嵌合位置を調整した後に位置固定す
ることによって折戸の開放角が調整される。
【0021】請求項9記載の発明では、請求項8記載の
折戸用取手において、受部からの止ネジによって位置固
定される。
【0022】この発明では、受部側から装着される止ネ
ジが、雌雄嵌合した取付座と取手本体との固定を強固に
する。
【0023】請求項10記載の発明では、請求項9記載
の折戸用取手において、突出部に凹凸状のネジ受け面が
形成されている。
【0024】この発明では、取付座又は取手本体のいず
れか一方に設けられた突出部に形成されたネジ受け面に
受部側から装着される止ネジが当接することによって、
止ネジと当接面との間に摩擦力が与えられた状態で強固
に位置固定される。
【0025】請求項11記載の発明では、請求項7〜1
0記載の折戸用取手において、一方の戸板の両面に間隔
調整機構が設けられている。
【0026】この発明では、戸板の両面で取手本体と戸
板面との間隔が調整可能となるので、戸板の両面が他方
の戸板の戸板面と接近するような両折れ式の折戸であっ
ても折戸の開放角が調整される。
【0027】請求項12記載の発明では、請求項7〜1
0記載の折戸用取手において、折畳時における一方の戸
板のV字形内側に間隔調整機構が設けられている。
【0028】この発明では、折畳時における一方の戸板
のV字形内側に位置する戸板面で取手本体と戸板面との
間隔が調整され、折戸の開放角が調整される。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の詳細
を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する図に
おいて、図13と共通する部分には同一符号を付し重複
説明を省略する。
【0030】図1乃至図7は、本発明に係る取手の実施
の形態(1)を示すものである。これらの図に示すよう
に、本実施の形態の取手は、一対の取手ユニット50,
60を有している。これら取手ユニット50,60は、
折戸1の戸板10の厚み方向に形成された連通孔11に
装着される連結ネジ100を介して戸板10の両面から
組付けされるようになっている。
【0031】ここで、これら取手ユニット50,60の
基本構成は、それぞれに対応させた取付座80,90の
構成が若干異なる他は、殆ど同じである。
【0032】すなわち、取手ユニット50は、取手本体
70と、取手ユニット60との組付けを可能にする取付
座80とから概略構成される。
【0033】取手本体70の取手部71は、背面側に緩
やかに湾曲した平板形状とされており、その正面側は押
圧面71aとされ、背面側は引手面71bとされてい
る。取手部71の端部72は、曲がりが大きくされてお
り、手に対して引っ掛かりやすい形状であるとともに、
折戸の折畳み時における開放角を保持するストッパとし
て機能される。また、取手部71の両端部72近傍には
ゴムや弾性のある発泡材等の緩衝部材73が貼着されて
おり、他方の戸板20と取手部71とが当接した場合の
戸当り機能が持たせられている。したがって、緩衝部材
73は、端部72のうち他方の戸板20と接近する側に
のみ貼着してもよい。
【0034】取手部71の背面側には、受部74が一体
的に設けられている。受部74には、取付座80の突出
部81が嵌挿可能な大きさを有する楕円形状の嵌合孔7
5が穿設されている。また、受部74には、上下に止ネ
ジ77が装着される装着孔76が形成されている。な
お、この嵌合孔75の形状にあっては、楕円形状に限ら
ず、円形或いは矩形等の他の形状であってもよく、取付
座80の突出部81の形状もこれに合わせて形成するこ
とができる。
【0035】取付座80の突出部81は楕円形状を呈し
てフランジ部83から水平方向に突設されており、連結
ネジ100のネジ孔82が形成されている。このネジ孔
82は、突出部81の背面側まで突き抜けるものである
が、フランジ部83付近で径が狭められて係合段部84
が設けられることにより、連結ネジ100の抜け止めが
なされている。
【0036】また、突出部81の上下には、取手本体7
0の受部74に形成された装着孔76と対向する位置
に、鋸歯状の凹凸形状に刻設されたネジ受け面85が突
出部81の突出方向に沿って並設されている。ネジ受け
面85は、ネジ込まれた止ネジ77のネジ込み力を受け
るとともに、摩擦による滑り止め効果も持たされてい
る。そして、取手本体70の嵌合孔75に取付座80の
突出部81を嵌め込んだ状態で、止ネジ77によるネジ
止めを行うことにより、取手本体70と取付座80とが
固定されるようになっている。なお、そのネジ受け面8
5の形状にあっては、鋸歯状に限らず、他の凹凸形状で
あってもよい。
【0037】ここで、取付座80の突出部81への受部
74の嵌合孔75の嵌合位置を適宜変更した場合であっ
ても、止ネジ77により取手本体70の取付け位置が固
定されるため、取手本体70と戸板10の戸面との間の
間隔の設定変更が可能とされている。これにより、図5
に示すように、開放時における戸板10,20の間隔X
1 が設定される。すなわち、取手本体70の受部74と
取付座80の突出部81とで、取手部71の戸板10の
戸板面からの間隔を調整可能とする間隔調整機構が形成
される。
【0038】一方、取手ユニット60には、取手本体7
0及び取付座90が設けられている。ここで、取手ユニ
ット60の取手本体70の構成は、取手ユニット50の
ものと同じであるため、同一符号を付して重複説明を省
略する。
【0039】取付座90には、突出部91及びフランジ
部93が設けられている。取付座90側のネジ孔92
は、フランジ部93側から突出部91の途中まで形成さ
れている。突出部91の上下には、取付座80の突出部
81と同様にネジ受け面95が形成されている。
【0040】そして、取手ユニット50と同様に、取付
座90の突出部91への受部74の嵌合孔75の嵌合位
置の変更により、取手本体70と戸板10の戸板面との
間の間隔の設定変更が可能となる。すなわち、取手本体
70の受部74と取付座90の突出部91とで、取手部
71の戸板10の戸板面からの間隔を調整可能とする間
隔調整機構が形成される。
【0041】次に、以上のような構成の取手ユニット5
0,60の使用方法について説明する。
【0042】まず、戸板10の一面12に対して取手ユ
ニット50側の取付座80のフランジ部83側を押し当
てるとともに、ネジ孔82を戸板10の厚み方向に形成
された連通孔11に合わせた状態で、連結ネジ100を
突出部81側のネジ孔82から押し込む。このとき、連
結ネジ100の頭部がネジ孔82内部の係合段部84に
引っ掛かり、連結ネジ100の押込み位置が規制され
る。
【0043】また、このとき、戸板10の他面13に取
手ユニット60の取付座90のフランジ部93を向け、
ネジ孔92を戸板10の連通孔11に合わせた状態にし
ておくと、ネジ込みによって飛び出した連結ネジ100
の端部がネジ孔92にネジ込まれることになり、戸板1
0を挟んで取付座80,90同士が固定される。
【0044】続いて、取付座80の突出部81に取手本
体70の受部74の嵌合孔75を嵌め込む。このとき、
取手ユニット50側の取手本体70を押込み位置は、受
部74のフランジ部83によって規制される。一方、取
手ユニット60側の取手本体70も同様にして、取付座
90の突出部91に装着する。
【0045】取手本体70の装着を終えた後、各取手本
体70の受部74の上下に形成されている装着孔76か
ら止ネジ77を装着すると、それぞれの取手本体70は
取手部71が横長水平となった状態で取付座80,90
に固定される。このとき、それぞれの取付座80,90
の突出部81,91に形成されている鋸歯状に刻設され
たネジ受け面85,95により、各止ネジ77に対して
摩擦力が与えられるため、取付座80,90への取手本
体70の装着がより強固に行われる。
【0046】そして、たとえば図1において、戸板1
0,20の背面(戸板10の他面13)側からこれら折
戸1を折畳む場合、取手ユニット60側の取手部71の
引手面71bに指を掛けて取手部71を引き込むと、戸
板10,20の他端15,25を連結している蝶番30
の作用により、戸板10,20の他端15,25が奥側
に折れ曲がり、折戸1が折畳まれる。そして、戸板20
が取手部71の湾曲する端部72に当接し、折戸1の開
放角が保持される。
【0047】このとき、取手部71は端部72に向かっ
て背面側に漸次湾曲する横長形状とされているため、引
手面71bへの手の引っ掛けが容易であり、特に折戸1
の折畳みに伴って手を掛けた部分が徐々に離れても、取
手部71が横長形状とされているため、手の掛かり部分
が折戸1の全開放時まで確保されることになり、折戸1
の折畳みを容易且つ確実に行うことができる。
【0048】また、取手部71の端部72の曲がりが大
きくされているため、取手部71の引手面71bに掛け
た手が滑り落ちることもなく、楽にしかも確実に折戸1
を折畳むことができる。
【0049】一方、これとは逆に戸板10,20の正面
(戸板10の一面12)側からこれら戸板10,20を
開放する場合、取手ユニット50側の取手部71の押圧
面71aに手の平をあてがい、この状態で取手部71を
押し込むことにより、戸板10,20の他端15,25
が奥側に折れ曲がり、折戸1が折畳まれる。
【0050】このとき、取手部71の押圧面71aを押
すことで折戸1の折畳みに伴って手を掛けた部分が徐々
に離れても、手の当たり部分である押圧面71aが横長
板状であることから、取手部71に対して十分な押圧力
を与え続けることができ、楽にしかも確実に戸板10,
20を開放することができる。
【0051】また、戸板10,20を急激に折畳んだ場
合であっても、取手部71の端部72に設けられている
緩衝部材73が戸板10の一面12が隣接する戸板20
の戸板面22に弾接するため、その衝撃が和らげられる
とともに、衝撃音の発生も低減される。
【0052】さらに、折戸1を急激に折畳んだ場合であ
っても、取手部71の端部72に設けられている緩衝部
材73が戸板10の他面13が隣接する戸板20の戸板
面23に弾接するため、上記同様に、その衝撃が和らげ
られるとともに、衝撃音の発生も低減される。
【0053】一方、図5に示した折戸1の折畳み時に戸
板10,20の接近する戸板面の間隔X1 を変える場合
には、図6に示すように、取付座80,90に対する取
手部71と戸板10の戸板面12,13との間隔を調整
することによって行われる。
【0054】すなわち、各止ネジ77を緩めて取付座8
0,90に対する取手本体70の固定を解き、取手本体
70を取付座80,90から引くことによって取付座8
0,90に対する装着位置を変える。その後、それぞれ
の止ネジ77を締め付けることにより、取付座80,9
0に対する取手本体70の固定が行われる。これによ
り、取付座80,90に対する取手部71と戸板10の
戸板面12,13との間隔が幅広となり、折戸1の折畳
み時に戸板10,20の接近する戸板面の間隔は、図7
に示すように、X2 とすることができる。
【0055】このように、本実施の形態では、折戸1を
開放した際に、取手部71の湾曲する端部72のうち他
方の戸板20の戸板面に接近する端部72が戸板20の
戸板面22と当接することにより、折戸の開放角が保持
される。
【0056】また、取手部71の引手面71bを引くと
き、取手部71が端部72に向かって背面側に漸次湾曲
する横長形状とされているため、手の引っ掛けが容易で
ある。しかも、折戸1の折畳みに伴って手を掛けた部分
が徐々に離れても、取手部71が横長形状とされている
ため、手の掛かり部分が折戸1の全開放時まで確保され
る。特に、折戸1の折畳みに伴って手を掛けた部分が滑
りによって急激に離れても、取手部71の湾曲する端部
72にて引っ掛かりが得られる。一方、取手部71の押
圧面71aを押すとき、上記同様に、折戸1の開閉に伴
って手を掛けた部分が徐々に離れても、手の当たり部分
である押圧面71aが横長板状であることから、取手部
71に対して十分な押圧力を与え続けることができる。
【0057】また、本実施の形態では、折戸1の折畳み
時に取手部71の端部72に設けられている緩衝部材7
3が他方の戸板20の戸板面に弾接するため、折戸1を
急激に折畳んだ場合であっても、その衝撃が和らげられ
るとともに、衝撃音の発生が低減される。
【0058】さらに、本実施の形態では、間隔調整機構
を設けることによって、取付座80,90に対する取手
部71と戸板10の戸板面12,13との間隔を調整す
ることができるので、折戸1の折畳み時に戸板10,2
0の接近する戸板面の間隔を調整することができる。
【0059】具体的には、取付座80,90の突出部8
1,91に対して取手本体70の受部74を嵌合装着す
る際、その嵌合位置を調整した後、受部74側から装着
される止ネジ77によって突出部81,91と受部74
とが固定されるため、雌雄嵌合位置を調整した後の位置
固定が確実に行われる。
【0060】また、本実施の形態では、取付座80,9
0の突出部81,91に対して取手本体70の受部74
を嵌合装着する際、その嵌合位置を調整した後、止ネジ
77を受部74側の装着孔76から装着すると、その止
ネジ77が突出部81,91の凹凸形状のネジ受け面8
5,95によって受けられ、止ネジ77の当接面との間
に摩擦力が与えられることから、雌雄嵌合位置を調整し
た後の位置固定がより強固に行われる。
【0061】図8乃至図11は、本発明に係る取手の実
施の形態(2)を示すものである。本実施の形態は、間
隔調整機構を構成する突出部と受部とについて、上記実
施の形態(1)とは逆に、取手本体に受部を設け、取付
座に突出部を設けた場合の実施の形態を示すものであ
る。なお、上記実施の形態(1)と同一の構成について
は、同一符号を付し重複説明を省略する。
【0062】図示するように、本実施の形態の取手は、
一対の取手ユニット200,300を有している。これ
ら取手ユニット200,300の基本構成は殆ど同じで
あるので、以下取手ユニット200の構成について説明
する。
【0063】取手ユニット200は、取手本体700
と、取手ユニット300との組付けを可能にする取付座
800とから概略構成される。
【0064】取手本体700の取手部71の押圧面71
aにはゴムや弾性のある発泡材等から成形される緩衝部
材90が取付けされている。この緩衝部材90は、取手
部71の両端部72にわたって設けられ、取手部71の
押圧面71aとの間に空隙部を有する肉抜き形状とする
ことができる。緩衝部材90には長手方向に沿って係止
片90aを設けることができ、この係止片90aを取手
部71に形成された孔711に係合させることにより、
緩衝部材90を取手部71に取付けすることができる。
【0065】取手部71の背面側からは楕円形状を呈す
る脚部704が水平方向に延設されており、この脚部7
04の先端側には取手本体700と取付座800とを連
結するための突出部705を一体形成することができ
る。突出部705は、取付座800と取付座900とを
連結するための連結ネジ100が脚部704に入り込み
可能な幅寸法の矩形状を呈しており、上面706には、
鋸歯状の凹凸形状に刻設されたネジ受け面707が並設
されている。ネジ受け面707は、ネジ込まれた止ネジ
77のネジ込み力を受けるとともに、摩擦による滑り止
め効果も持たされている。なお、ネジ受け面707の形
状にあっては、鋸歯状に限らず、他の凹凸形状であって
もよい。
【0066】取付座800の受部801には、取手本体
700の脚部704と突出部705とを嵌挿可能な大き
さを有する楕円形状の嵌合孔802が穿設されている。
なお、この嵌合孔802の形状にあっては、楕円形状に
限らず、円形或いは矩形等の他の形状であってもよく、
取手本体700の脚部704および突出部705の形状
もこれに合わせて形成することができる。
【0067】嵌合孔802の幅方向両端には、段部80
3が形成されており、この段部803には連結ネジ10
0のネジ孔804が形成されている。このネジ孔804
は、取付座800の座部805を突き抜けるように穿設
することができ、段部804の端部が連結ネジ100の
抜け止めとして機能する。
【0068】また、受部801の上部806には、取手
本体700の突出部705に形成されたネジ受け面70
7と対向する位置に止ネジ77が装着される装着孔80
7が形成されている。そして、嵌合孔802に取手本体
700の突出部705を嵌め込んだ状態で、止ネジ77
によるネジ止めを行うことにより、取手本体700と取
付座800とが固定されるようになっている。
【0069】次に、取手ユニット200,300の使用
方法について説明する。まず、戸板10の一面12に取
手ユニット200の取付座800の座部805を押し当
てるとともに、ネジ孔804,804を戸板10の厚み
方向に形成された連通孔11に合わせた状態で、連結ネ
ジ100を受部801側のネジ孔804,804から押
し込む。このとき、連結ネジ100の頭部が段部803
に引っ掛かり、連結ネジ100の押込み位置が規制され
る。
【0070】また、このとき、戸板10の他面13に取
手ユニット600の取付座800の座部805を向け、
ネジ孔804を戸板10の連通孔11に合わせた状態に
しておくと、ネジ込みによって飛び出した連結ネジ10
0の端部が取手ユニット300のネジ孔804にネジ込
まれることになり、戸板10の両面から取付座800,
800が組付け固定される。
【0071】続いて、取手ユニット200,300いず
れも取付座800の受部801の嵌合孔802に取手本
体700の脚部704と突出部705とを嵌め込む。こ
のとき、取手本体700の押込み位置は、受部801の
段部803と座部805とによって規制される。
【0072】取手本体700の装着を終えた後、取付座
800の受部801に形成されている装着孔807から
止ネジ77を装着すると、取手本体700が取付座80
0に固定される。このとき、取手本体700の突出部7
05に形成されている鋸歯状に刻設されたネジ受け面7
07により、各止ネジ77に対して摩擦力が与えられる
ため、取付座800への取手本体700の装着がより強
固になる。
【0073】一方、折戸1の折畳み時に戸板10,20
の接近する戸板面の間隔X1 を変える場合には、上記実
施の形態(1)と同様に、取付座800に対する取手部
710と戸板10の戸板面12,13との間隔を調整す
ることによって行われる。すなわち、各止ネジ77を緩
めて取付座800に対する取手本体700の固定を解
き、取手本体700の突出部705,脚部704とを取
付座800から引き出すことによって取付座800に対
する装着位置を変える。その後、止ネジ77を締め付け
ることにより、取付座800に対する取手本体700の
固定が行われる。
【0074】本実施の形態によれば、戸板10と20と
の隣接する戸板面の間隔を調整する間隔調整機構につい
て、上記実施の形態(1)とは逆に、取手本体700に
突出部705を、取付座800に受部801を設けた場
合であっても、上記と同様の効果を得ることができる。
【0075】また、折戸1を急激に折り畳んだ場合であ
っても、取手部71の押圧面71aに設けられている緩
衝部材90が、他方の戸板20の戸板面に弾接し、しか
も緩衝部材90は空隙部を形成することによって弾性変
形が容易となってクッション効果が高められているの
で、その衝撃が和らげられ、併せて衝撃による当接音も
低減される。また、緩衝部材90は、取手部の両端部7
2にわたって設けられているので、間隔調整によって取
手部の端部72以外の部分と他方の戸板面22とが当接
する場合であっても、上記効果を得ることができる。
【0076】図12は、本発明に係る取手の実施の形態
(3)を示すものであり、片折れ式の折戸に好適な取手
を示すものである。
【0077】本実施の形態の取手は、折戸1を折畳み時
におけるV字形内側に位置する取手ユニット200と、
V字形外側に位置する取手本体400とが、戸板10の
厚み方向に形成された連通孔11に装着される連結ネジ
100を介して戸板10の両面から組付けされるように
なっている。なお、取手ユニット200は、上記実施の
形態(2)と同様であるため、重複説明を省略する。
【0078】取手本体400は、取手部71と、脚部4
10とから概略構成される。
【0079】取手部71の背面側からは楕円形状を呈す
る脚部410が水平方向に延設されている。脚部410
の幅方向両端にはネジ孔形成部411が形成されてお
り、このネジ孔形成部411には連結ネジ100のネジ
孔420が穿設されている。
【0080】次に、取手ユニット200と取手本体40
0の使用方法について説明する。まず、戸板10のうち
折戸1の折り畳み時におけるV字形内側に位置する戸板
面12に取手ユニット200の取付座800の座部80
5を押し当てるとともに、ネジ孔804を戸板10の厚
み方向に形成された連通孔11に合わせた状態で、連結
ネジ100を受部801側のネジ孔804から押し込
む。また、折り畳み時におけるV字形外側に位置する戸
板面13に取手本体400の脚部410を向け、ネジ孔
420を戸板10の連通孔11に合わせた状態にしてお
くと、ネジ込みによって飛び出した連結ネジ100の端
部がネジ孔420にネジ込まれることになり、戸板10
を挟んで取付座800と脚部410とが固定される。
【0081】続いて、取付座800には、上記実施の形
態(2)と同様、取手本体700が装着され、取付座8
00の受部801に形成されている装着孔807から止
ネジ77を装着すると、取手本体700が取付座800
に固定される。これにより、取手ユニット200と取手
本体400とが組付けされる。
【0082】このように、本実施の形態によれば、折戸
1が一方にしか折れない片折り式の折戸である場合に、
折戸1の折畳時におけるV字形内側に位置する戸板面1
2側にのみ間隔調整機構を有する取手ユニット200を
装着し、上記実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る取手
によれば、横長に設けられた取手部の湾曲した端部が、
折戸の折畳み時における折戸V字形の内側に位置して他
方の戸板面と接近,当接することにより、折戸の開放角
を保持することができる。また、取手部の背面側の引手
面を引くとき、取手部が端部に向かって背面側に漸次湾
曲して横長水平に取付けされているため、取手に対し手
を容易に引っ掛けておくことができる。しかも、折戸の
折り畳みに伴って手を掛けた部分が徐々に離れても、手
の掛かりを戸の全開放時まで維持することができる。ま
た、取手部の正面側の押圧面を押すときには、手の当た
り部分である押圧面が横長の板状とされているため、戸
開放に伴って手を掛けた部分が徐々に離れても取手部に
対して十分な押圧力を与え続けることができる。したが
って、折戸の開閉をスムーズに、安定した状態で行うこ
とができる。
【0084】また、取手本体と戸板面との間隔を調整す
ることができるので、折戸の折畳時において接近する戸
板面の間隔を調整することによって折戸の開放角の変更
を容易に行うことができる。したがって、折戸の開閉に
好適な開放角への調整によって、折戸の開閉作業をより
スムーズに行なうことができる。
【0085】さらに、取手部に設けられた緩衝部材が、
他方の戸板の戸板面を弾接するため、折戸を急激に折り
畳んだ場合であっても、その衝撃が和らげられるととも
に、衝撃音の発生を低減することができる。したがっ
て、日常生活における不快音の発生を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取手の実施の形態(1)を示す斜
視図である。
【図2】図1の取手を示す分解斜視図である。
【図3】図1の取手の取付け状態を示す断面図である。
【図4】図1の取手の取付け状態を示す断面図である。
【図5】図1の取手による戸当り機能を説明するための
図である。
【図6】図1の取手の取付け状態を変えた場合を示す断
面図である。
【図7】図6の取手の取付け状態を変えた場合の戸当り
機能を説明するための図である。
【図8】本発明に係る取手の実施の形態(2)を示す分
解斜視図である。
【図9】図8の取手の取付け状態を示す断面図である。
【図10】図8の取手の取付け状態を示す断面図であ
る。
【図11】図8の取手の取付け状態を変えた場合を示す
断面図である。
【図12】本発明に係る取手の実施の形態(3)を示す
分解斜視図である。
【図13】従来の取手を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 折戸 10,20 戸板 11 連通孔 50,60,200,300 取手ユニット 70,700,400 取手本体 71 取手部 71a 押圧面 71b 引手面 72 端部 74,801 受部 77 止ネジ 80,90,800 取付座 81,91,705 突出部 76,807 装着孔 85,95,707 ネジ受け面 100 連結ネジ 410 脚部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の戸板の一端に取手を設け両戸板の
    他端を蝶番で連結して折畳時に略々V字形となる折戸に
    おいて、 一方の戸板の少なくともV字形内側の一端に位置し戸板
    面からの間隔を有して横長水平に組付けされる取手本体
    を備え、この取手本体にはV字形となって他方の戸板に
    接近する端部が背面側に向かって漸次湾曲する取手部が
    設けられ、この取手部は正面側が押圧面とされ背面側が
    引手面とされるとともに湾曲する端部が折畳時の角度保
    持ストッパに構成されている折戸用取手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の折戸用取手において、取
    手部は両端部に向かって湾曲する折戸用取手。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の折戸用取手におい
    て、取手部は端部に向かって湾曲率が大きく形成されて
    いる折戸用取手。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の折戸用取手に
    おいて、少なくとも取手部の他方の戸板に接近する一端
    部には緩衝部材が設けられている折戸用取手。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の折戸用取手に
    おいて、取手部の両端部には緩衝部材が設けられている
    折戸用取手。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載の折戸用取手におい
    て、取手部の両端部にわたって緩衝部材が設けられてい
    る折戸用取手。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の折戸用取手において、取
    手本体が戸板面に固定される取付座を介して装着され、
    取付座との間には戸板面からの間隔を調整可能な間隔調
    整機構が設けられている折戸用取手。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の折戸用取手において、間
    隔調整機構は、取付座又は取手本体のいずれか一方に水
    平方向に突出された突出部が設けられ、いずれか他方に
    受部が設けられ、突出部と受部との雌雄嵌合位置を調整
    した後に位置固定される折戸用取手。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の折戸用取手において、受
    部からの止ネジによって位置固定される折戸用取手。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の折戸用取手において、
    突出部に凹凸状のネジ受け面が形成されている折戸用取
    手。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10記載の折戸用取手にお
    いて、一方の戸板の両面に間隔調整機構が設けられてい
    る折戸用取手。
  12. 【請求項12】 請求項7〜10記載の折戸用取手にお
    いて、折畳時における一方の戸板のV字形内側に間隔調
    整機構が設けられている折戸用取手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009263922A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Daiken Corp 折戸構造
JP2009287259A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Tostem Corp 把手
JP2014100970A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 East Japan Railway Co 鉄道車両用折り戸

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