JPH10130092A - ダイヤモンド被覆焼結合金 - Google Patents

ダイヤモンド被覆焼結合金

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JPH10130092A
JPH10130092A JP29817396A JP29817396A JPH10130092A JP H10130092 A JPH10130092 A JP H10130092A JP 29817396 A JP29817396 A JP 29817396A JP 29817396 A JP29817396 A JP 29817396A JP H10130092 A JPH10130092 A JP H10130092A
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JP
Japan
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diamond
base material
corrosion
substrate
sintered alloy
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Application number
JP29817396A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kodama
浩亨 児玉
Masaru Yagi
優 八木
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Tungaloy Corp
Original Assignee
Toshiba Tungaloy Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 付着性に特にすぐれたダイヤモンドおよび/
またはダイヤモンド状カーボンの被膜を被覆した被覆焼
結合金。 【解決手段】焼結合金の基材の表面にアルカリ溶液によ
る電解腐食と酸溶液による腐食とを施し、腐食前の該基
材の平均表面粗さと腐食後に該基材の表面に、ダイヤモ
ンドおよび/またはダイヤモンド状カーボンの被膜が被
覆されてからの該基材の平均表面粗さの一方または両方
が、Ra=0.1〜5.0μm(但し、Raは日本工業
規格JIS B0601の記載の内容に相当する。)を
満足する、焼結合金の基材の表面にダイヤモンドおよび
/またはダイヤモンド状カーボンの被膜を被覆したダイ
ヤモンド被覆焼結合金。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、付着性にすぐれた
ダイヤモンド被覆焼結合金に関し、具体的には焼結合金
の基材表面を腐食処理し、基材の表面組成と表面粗さを
調整することにより、付着性にすぐれたダイヤモンドお
よび/またはダイヤモンド状カーボンの被膜を被覆した
被覆焼結合金に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から超硬合金に代表される焼結合金
の基材上にダイヤモンドおよび/またはダイヤモンド状
カ−ボンの被膜を被覆してなるダイヤモンド被覆焼結合
金についての検討が行われており、その被膜の耐摩耗性
を発揮させることにより工具材料、特に切削工具として
実用化しようという試みが行われている。
【0003】ダイヤモンド被覆焼結合金は、ダイヤモン
ドおよび/またはダイヤモンド状カーボンが他の物質と
の濡れ性に劣ることから、基材の表面にダイヤモンドお
よび/またはダイヤモンド状カ−ボンの被膜を、密着性
および付着性を高めた状態に、いかに被覆することがで
きるかという問題が最大の課題となっている。また、焼
結合金の基材上にダイヤモンドおよび/またはダイヤモ
ンド状カ−ボンの被膜がある程度の密着性および付着性
にすぐれた状態に被覆されたとしても、工具材料に応用
した場合には、実用時に被膜の剥離またはチッピングが
生じ易くなるという課題がある。
【0004】特に、旋削工具,フライス工具,ドリル,
エンドミルに代表される切削工具、金型,裁断刃,切断
刃に代表される耐摩耗工具などの工具の場合は、最も苛
酷な条件で用いられるために基材と被膜との密着性およ
び付着性と被膜の表面粗さが一層重要な問題になる。
【0005】ダイヤモンドおよび/またはダイヤモンド
状カ−ボンの被膜と基材との密着性を高めて、工具とし
て用いることが可能なダイヤモンド被覆焼結合金とし
て、多数提案されており、このうち、基材の表面を腐食
することについて提案されている代表的なものに、特開
昭63−53269号公報,特開平1−201475号
公報,特開平1−246361号公報,特開平2−21
7398号公報,特開平3−107460号公報および
特開平3−115571号公報があり、基材の表面粗さ
について提案されている代表的なものに、特開平7−2
23101号公報がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ダイヤモンド被覆焼結
合金の基材の表面部について提案されている先行技術の
内、特開昭63−53269号公報,特開平1−201
475号公報,特開平1−246361号公報,特開平
2−217398号公報,特開平3−107460号公
報および特開平3−115571号公報には、基材の表
面を酸により腐食処理すること、特に特開平2−217
398号公報および特開平3−107460号公報に
は、基材の表面を酸や中性物質により電解研磨および腐
食処理して、表面部に存在する結合相を除去した基材の
表面にダイヤモンドの被膜を被覆することが開示されて
いる。
【0007】これらの公報に記載されている方法により
得られるダイヤモンド被覆焼結合金は、酸溶液による腐
食であるために、結合相のみが腐食されて、腐食前後に
おける基材表面の面粗さの変動が余り大きくなく、理想
的な凹凸面にすることが困難であることから、基材表面
に被覆されたダイヤモンドの被膜の付着性および密着性
に満足できないという問題があり、特に工具材料に応用
した場合には短寿命になるという問題がある。
【0008】また、特に特開平2−217398号公報
および特開平3−107460号公報に開示されている
ように、酸による電解研磨および腐食により、基材表面
部の腐食深さを深くした場合には、上述の問題の他に、
さらに基材表面部の強度が低下するという問題がある。
【0009】特開平7−223101号公報には、基材
のダイヤモンド被膜との接合表面における表面粗さがR
a=0.1〜3μmに調整することが開示されている。
しかしながら、同公報に開示のダイヤモンド被覆焼結合
金は、基材中の鉄族金属の影響によりダイヤモンドの合
成が困難になること、また基材とダイヤモンド被膜との
付着性および密着性が著しく低いという問題がある。
【0010】本発明は、上述のような問題点を解決した
もので、具体的には成膜時にはダイヤモンドの核が容易
に、かつ多量に形成できること、成膜後には被膜と基材
との付着性および密着性が優れること、その成膜された
膜質が優れていること、しかも基材との付着性および密
着性がすぐれることから被膜厚さを厚く被覆することが
可能となること、そのために被膜表面の面粗さが微細で
緻密となること、これらが総合されて耐摩耗性,耐剥離
性,耐チッピング性にすぐれた、各種の工具として実用
可能なダイヤモンド被覆焼結合金の提供を目的とするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために長年に亘り研究を重ねていたところ、
基材に含有されている鉄族金属と基材表面の面粗さがダ
イヤモンドの気相合成およびそれにより成膜されたダイ
ヤモンド被膜と基材との付着性,密着性に大きく影響す
ること、このうち基材表面の面粗さを調整する方法につ
いては、一般に研削法と熱処理法と酸処理法とが
あり、研削法では、研削された基材表面の組成物でな
る破砕物の一部が再度基材表面に付着および残存し、こ
の付着残存物中の鉄族金属がダイヤモンドの核生成を阻
止し、ダイヤモンドの被膜と基材との密着性を低下させ
ること、熱処理法では、熱による変形が生じること、
高温により基材表面部の粒子が粒成長し、基材の強度が
低下しやすくなること、酸処理法では、基材表面を理
想的な凹凸の面粗さとすることが困難であるという第1
の知見を得た。
【0012】次に、本発明者らは、基材の表面部の構造
によりダイヤモンドの膜質および形状が異なること、そ
して基材の表面部に存在する結合相および硬質相を腐食
により調整するとダイヤモンドの核形成が容易になるこ
と、腐食後の基材表面の凹凸状が大きくなり、その結果
ダイヤモンドの被膜が基材表面にクサビ状にくい込んだ
状態に密着すること、膜質がすぐれること、基材と被膜
との付着性がすぐれるという第2の知見を得た。これら
第1および第2の知見に基づいて、本発明を完成するに
至ったものである。
【0013】すなわち、本発明のダイヤモンド被覆焼結
合金は、焼結合金の基材の表面にダイヤモンドおよび/
またはダイヤモンド状カーボンの被膜を被覆したダイヤ
モンド被覆焼結合金であって、該基材の表面にアルカリ
溶液による電解腐食と酸溶液による腐食とを施し、腐食
前の該基材の平均表面粗さと腐食後に該基材の表面に該
被膜が被覆されてからの該基材の平均表面粗さの一方ま
たは両方がRa=0.1μm〜5.0μm(但し、Ra
は、日本工業規格JIS B0601に記載の内容に相
当する)を満足することを特徴とするものである。
【0014】本発明の被覆焼結合金における基材は、粉
末冶金法により焼結される金属および/または2種以上
の金属でなる合金を主成分とする結合相と、各種のセラ
ミックスの硬質相とからなる焼結合金を用いることが可
能であり、この中でも、好ましいのはCo,Niおよび
これらを主成分とする合金の中の少なくとも1種でなる
結合相を1〜20重量%と、残りが周期律表の4a,5
a,6a族金属の炭化物,窒化物,酸化物,硼化物およ
びこれらの相互固溶体の中の少なくとも1種でなる硬質
相とでなる焼結合金である。
【0015】この基材を構成している結合相は、具体的
には、例えばCo,Ni,Co−Ni合金,Co−Fe
合金,Ni−Fe合金,Ni−Mo合金,Co−Mo合
金,Ni−Co−Mo合金,Co−Ni−Fe合金,C
o−Cr合金,Ni−Cr合金,Co−Ni−Cr合
金,Co−Fe−Cr合金,Ni−Fe−Cr合金,C
o−V合金,Ni−V合金,Co−Ni−V合金,Co
−Ni−Cr−V合金,Co−Cr−V合金,Ni−C
r−V合金,Co−W合金,Ni−Cr−Mo合金を挙
げることができる。 この結合相は、Co,Niの中の
少なくとも1種が結合相に対して、50wt%以上含有
されていることが好ましいことである。この結合相の含
有量は、基材の特性と良質な被膜の容易性から焼結合金
全体に対して2〜10重量%でなることが好ましく、特
に3〜7重量%であることが好ましい。
【0016】この結合相の他に基材を構成している硬質
相は、具体的には、例えばTiC,ZrC,HfC,V
C,TaC,NbC,Cr32,Mo2C,WC,W
2C,TiN,ZrN,HfN,TaN,NbN,Cr
N,Ti(CN),Zr(CN),Ta(CN),(T
iW)C,(TiTa)C,(TiZr)C,(TiT
aW)C,(TiTaNbW)C,(TiW)(C
N),(TiTaW)(CN),(TiTaNbW)
(CN),TiO2,ZrO2,TiB2,(TiW)C
O,(TiW)NO,(TiW)CNOを挙げることが
できる。この硬質相は、化学量論組成または非化学量論
組成でなっていることがあるが、基材に微細孔が多量に
存在したり、(CIS006規格,超硬合金の有孔度分
類標準、B形またはA−2よりも多い場合)または焼結
後の変形が起こらない程度の非化学量論組成であれば問
題はない。
【0017】このような結合相と硬質相とでなる基材
は、Coおよび/またはNiを主成分とする結合相を1
〜10重量%と、残りが炭化タングステンの第1硬質
相、または炭化タングステンの第1硬質相と周期律表の
4a,5a,6a族金属の炭化物,窒化物,およびこれ
らの相互固溶体の中の少なくとも1種の立方晶結晶構造
でなる第2硬質相とからなる超硬合金でなることが強度
および表面粗さの調整から特に好ましい。さらに、結合
相が3〜7重量%を含む超硬合金でなる基材でなる場合
は、基材のすぐれた特性と表面粗さ調整の容易性から特
に好ましい。
【0018】基材は、これらの硬質相と結合相の他に、
基材を作製するときに使用する出発物質に混在している
不可避不純物および基材を作製するときに工程中から混
入してくる不可避不純物があるが、実質的に硬質相と結
合相とでなるものである。
【0019】この基材の表面粗さは、腐食前の基材の表
面状態、具体的には、例えば焼結後の基材の表面状態
(焼肌面)または研磨加工後の基材の表面状態が平均値
でRa=0.1μm〜5.0μmでなること、または、
基材表面を強アルカリ溶液または弱アルカリ溶液の中で
の電解腐食と、強酸溶液または弱酸溶液による腐食を施
し、腐食された基材表面にダイヤモンドおよび/または
ダイヤモンド状カーボンの被膜を被覆した後の基材平均
表面粗さがRa=0.1μm〜5.0μmでなることの
どちらか一方もしくは両方を満足することである。特
に、後者である成膜後の基材の平均表面粗さがRa=
0.1μm〜5.0μmを満足することが好ましいこと
である。Raが0.1μm未満になると被膜が剥離しや
すく、逆に5.0μmを越えると被膜表面粗さが大きく
なり被膜の剥離を誘起させる。このときの基材の表面粗
さの調整は、腐食前の基材表面を、例えば砥石や砥粒で
研削すること、バレルやショットなどにより衝撃を加え
ること、熱処理を施すこと、並びに本発明の特徴である
腐食処理を組合わせることにより行うことができる。
【0020】この基材平均表面粗さは、日本工業規格J
IS B0601に記載のRaの測定法にしたがって、
目的の基材表面をランダムに2点以上測定した平均値で
ある。また、腐食は、アルカリ溶液による電解腐食を施
してから酸溶液による腐食を施すと、被膜表面からの面
粗さを微細にする傾向となることから好ましい。
【0021】腐食に用いる溶液のうち、強アルカリ溶液
または弱アルカリ溶液としては、具体的には、例えばN
aOH,KOH,Ca(OH)2,Mg(OH)2,Ba
(OH)2,NH4OHの溶液を挙げることができる。ま
た、強酸溶液または弱酸溶液としては、具体的には、例
えばHCl,HF,H2SO4,HNO3,CH3CO
2H,(CO2H)2,HCl+H22混合の溶液を挙げ
ることができる。このときのアルカリ溶液中の電解腐食
は、具体的には、例えば基材を陽極(正極)とし、銅,
カーボンなどを陰極(負極)とすればよい。
【0022】このようにして作製した本発明の被覆焼結
合金は、ダイヤモンド被膜の表面からの表面粗さがRa
=5.0μm以下になるようにすると、工具として実用
したときに被膜の剥離およびチッピングが誘起され難く
なることから好ましいことである。このためには、腐食
する前の基材の表面粗さがRa=5μm以下、好ましく
はRa=2.0μmとし、かつ被膜厚さを厚くすること
である。
【0023】ダイヤモンドおよび/またはダイヤモンド
状カーボンの被膜は、膜厚さが30μm以下、好ましく
は15μm以下であり、この被膜の成膜は、従来のダイ
ヤモンド被膜の被覆方法、例えばイオンプレーティング
などのPVD法、ブラズマ化学蒸着法を含めた各種のC
VD法などによって、基材の表面に直接被覆することに
より作製することができる。
【0024】発明の被覆焼結合金は、基材と被膜との付
着性および密着性にすぐれていることから、工具材料と
して用いることができること、工具材料の中でも切削工
具として用いること、切削工具の中でも最も過酷な回転
工具、具体的には、例えばエンドミル,ドリル,プリン
ト基板用ミクロンドリル,フライス用切削チップ,リー
マとして用いると長寿命としての効果が高く発揮され
る。
【0025】
【作用】本発明の被覆焼結合金は、基材の表面部をアル
カリ溶液中で電解腐食することにより主として基材表面
部の硬質相を腐食し、酸腐食することにより主として基
材表面部の結合相を腐食し、この相互作用により基材表
面の凹凸が大きくなるとともに、基材表面部に結合相の
減少した表面層または実質的に結合相の存在しなくなっ
た表面層が生じて、被膜の成膜時にダイヤモンドの核の
発生を誘起させること、良質な被膜を生成させること、
基材表面の凹凸にクサビ状に被膜がくい込んで基材と被
膜との密着性,付着性を高めるという作用をする。
【0026】
【実施例1】表1に示した基材組成でなり、形状がJI
S規格のSNGN120408でなる各基材を用いて、
表1に併記したアルカリ溶液中でそれぞれの基材を陽極
とし、銅板を陰極として、直流電流を流して各基材の表
面を電解腐食した。次いで、各基材を洗浄後、表1に併
記した酸溶液により各基材表面を腐食した。次に、各基
材表面をダイヤモンド砥粒による傷つけ処理後、洗浄お
よび乾燥し、マイクロ波プラズマCVD装置を用いて、
水素:200SCCM、メタン:1SCCM、圧力:4
0Torrの雰囲気中、マイクロ波出力:2.1kW、
基材温度:950℃の条件により基材表面にダイヤモン
ドの被膜を被覆し、本発明品1〜9を得た。
【0027】基材は、表1に併記した組成のものを用い
て、この基材表面におけるアルカリ溶液中での電解腐食
および酸溶液の腐食を行わずに、その他はほぼ同様に処
理して比較品1〜3を得た。また、基材は、表1に併記
した組成のものを用いて、この基材表面におけるアルカ
リ溶液中の電解腐食を行わずに、酸溶液の腐食のみを行
って、その他はほぼ同様に処理して比較品4〜6を得
た。さらに、基材は、表1に併記した組成であって、こ
の基材表面の面粗さが本発明品から外れる基材を用い
て、基材表面におけるアルカリ溶液中での電解腐食およ
び酸溶液の腐食を行って、その他はほぼ同様に処理して
比較品7〜9を得た。
【0028】こうして得た本発明品1〜9および比較品
1〜9について、成膜後の基材の表面粗さおよび被膜の
表面粗さRaをランダムに5点測定し、そのぞれの平均
表面粗さを求めて、その結果を表2に示した。また、本
発明品1〜9および比較品4〜9の基材表面部における
組成成分を確認したところ、基材の表面から内部に向か
って約5μm深さまでは結合相が減少または除去された
状態となっていた。また、被膜の厚さは、約10μmで
あった。次いで、本発明品1〜9および比較品1〜9を
用いて、被削材:Al−18%Si合金,切削速度:1
000m/min,送り:0.1mm,切り込み:0.
5mm,雰囲気:乾式切削という条件で、旋削試験を行
い、逃げ面摩耗量が0.3mmまたは欠損,チッピング
が発生したときを寿命とし、寿命までの切削時間を求め
て表2に併記した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【実施例2】表3に示した基材組成でなり、形状が直径
6mm,長さ80mmのドリルの基材を用いて、ドリル
の刃先先端から約20mmまでを表3に併記したアルカ
リ溶液中の電解腐食および酸溶液による腐食を施したこ
と、並びに熱フイラメント装置によりタングステン線を
フイラメントとし、水素:200SCCM,メタン:1
SCCM,圧力:30Torrの雰囲気,フイラメント
温度:2000℃,基材温度:900℃の条件で被膜を
被覆したこと以外は、ほぼ実施例1の本発明品1〜9と
同様に処理して本発明品10〜18を得た。
【0032】基材は、表3に併記した組成のものを用い
て、この基材表面におけるアルカリ溶液中での電解腐食
および酸溶液の腐食を行わずに、その他はほぼ同様に処
理して比較品10〜12を得た。また、基材は、表3に
併記した組成のものを用いて、この基材表面におけるア
ルカリ溶液中の電解腐食を行わずに、酸溶液の腐食のみ
を行って、その他はほぼ同様に処理して比較品13〜1
5を得た。さらに、基材は、表3に併記した組成であっ
て、この基材の表面粗さが本発明品から外れる基材を用
いて、基材表面におけるアルカリ溶液中の電解腐食およ
び酸溶液の腐食を行って、その他はほぼ同様に処理して
比較品16〜18を得た。
【0033】こうして得た本発明品10〜18および比
較品10〜18について、成膜後の基材の表面粗さおよ
び被膜の表面粗さを実施例1と同様に測定して、その結
果を表4に示した。また、本発明品10〜18および比
較品13〜18の基材表面部における組成成分を確認し
たところ、基材の表面から内部に向かって約10μm深
さまでは結合相が減少または除去された状態となってい
た。また、被膜の厚さは、約10μmであった。次い
で、本発明品10〜18および比較品10〜18を用い
て、被削材:Al−30%Si合金,切削速度:250
m/min,回転当りの送り:0.2mm/rev,穴
深さ:20mm,雰囲気:水溶性エマルジョンによる湿
式切削という条件で、穴明け試験を行い、加工穴形状の
不良,またはドリルの欠損,チッピングが発生したとき
を寿命とし、寿命までの穴加工数を求めて表4に併記し
た。
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
【0036】
【実施例3】表5に示した基材組成でなり、形状が直径
0.5mm,長さ50mmのミクロンドリルの基材を用
いて、ドリルの刃先先端から約5mmまでを表5に併記
したアルカリ溶液中の電解腐食および酸溶液による腐食
を施したこと、並びに熱フイラメント装置によりタング
ステン線をフイラメントとし、水素:200SCCM,
メタン:2SCCM,圧力:40Torrの雰囲気,フ
イラメント温度:1840℃,基材温度:950℃の条
件で被膜を被覆したこと以外は、ほぼ実施例1の本発明
品1〜9と同様に処理して本発明品19〜24を得た。
【0037】基材は、表5に併記した組成のものを用い
て、この基材表面におけるアルカリ溶液中での電解腐食
および酸溶液の腐食を行わずに、その他はほぼ同様に処
理して比較品19,20を得た。また、基材は、表5に
併記した組成のものを用いて、この基材表面におけるア
ルカリ溶液中の電解腐食を行わずに、酸溶液の腐食のみ
を行って、その他はほぼ同様に処理して比較品21,2
2を得た。さらに、基材は、表5に併記した組成であっ
て、この基材の表面粗さが本発明品から外れる基材を用
いて、基材表面におけるアルカリ溶液中の電解腐食およ
び酸溶液の腐食を行って、その他はほぼ同様に処理して
比較品23,24を得た。
【0038】こうして得た本発明品19〜24および比
較品19〜24について、成膜後の基材の表面粗さおよ
び被膜の表面粗さを実施例1と同様に測定して、その結
果を表6に示した。また、本発明品19〜24および比
較品21〜24の基材表面部における組成成分を確認し
たところ、基材の表面から内部に向かって約2μm深さ
までは結合相が減少または除去された状態となってい
た。また、被膜の厚さは、約5μmであった。次いで、
本発明品19〜24および比較品19〜24を用いて、
被削材:厚さ0.6mmのAlとCuを積層したプラス
チック製電子回路用プリント基板,切削速度:1.4m
/min,回転当りの送り:2μm/rev,穴深さ:
3mm,雰囲気:乾式切削という条件で、プリント基板
の穴明け試験を行い、加工穴形状が不良になったときを
寿命とし、寿命までの穴加工数を求めて表6に併記し
た。
【0039】
【表5】
【0040】
【表6】 0041】
【実施例4】表7に示した基材組成でなり、形状が直径
6mm,長さ70mm,刃長30mmの4枚刃エンドミ
ルの基材を用いて、刃先先端から約30mmまでを表7
に併記したアルカリ溶液中の電解腐食および酸溶液によ
る腐食を施したこと、並びに熱フイラメント装置により
タングステン線をフイラメントとし、水素:250SC
CM,メタン:2.3SCCM,圧力:30Torrの
雰囲気,フイラメント温度:1860℃,基材温度:9
50℃の条件で被膜を被覆したこと以外は、ほぼ実施例
1の本発明品1〜9と同様に処理して本発明品25〜3
0を得た。
【0042】基材は、表7に併記した組成のものを用い
て、この基材表面におけるアルカリ溶液中での電解腐食
および酸溶液の腐食を行わずに、その他はほぼ同様に処
理して比較品25,26を得た。また、基材は、表7に
併記した組成のものを用いて、この基材表面におけるア
ルカリ溶液中の電解腐食を行わずに、酸溶液の腐食のみ
を行って、その他はほぼ同様に処理して比較品27,2
8を得た。さらに、基材は、表5に併記した組成であっ
て、この基材の表面粗さが本発明品から外れる基材を用
いて、基材表面におけるアルカリ溶液中の電解腐食およ
び酸溶液の腐食を行って、その他はほぼ同様に処理して
比較品29,30を得た。
【0043】こうして得た本発明品25〜30および比
較品25〜30について、成膜後の基材の表面粗さおよ
び被膜の表面粗さを実施例1と同様に測定して、その結
果を表8に示した。また、本発明品25〜30および比
較品27〜30の基材表面部における組成成分を確認し
たところ、基材の表面から内部に向かって約3μm深さ
までは結合相が減少または除去された状態となってい
た。また、被膜の厚さは、約15μmであった。次い
で、本発明品25〜30および比較品25〜30を用い
て、被削材:C/Cコンポジット,工具突出し:30m
m,切削速度:100m/min,切り込み:軸方向6
mm−半径方向2mm,刃当りの送り:0.02mm/
rev,雰囲気:乾式切削という条件で、エンドミルの
切削試験を行い、逃げ面摩耗幅が約0.2mmになった
ときを寿命とし、寿命までの加工長を求めて表8に併記
した。
【0044】
【表7】
【0045】
【表8】
【0046】
【発明の効果】本発明の被覆焼結合金は、基材表面を腐
食処理してない基材の表面にダイヤモンドの被膜を被覆
した比較の被覆焼結合金,基材表面を酸腐食処理した基
材の表面にダイヤモンドの被膜を被覆した比較の被覆焼
結合金に比べて、成膜時にはダイヤモンドの核が容易に
かつ多量に形成できること、成膜後には被膜と基材との
付着性および密着性が優れること、その成膜された膜質
が優れていること(不純物含有量が少い)、しかも基材
との付着性および密着性が優れることから被膜厚さを厚
く被覆することが可能となること、そのために被膜表面
の面粗さが微細で緻密となること、これらが総合されて
耐摩耗性,耐剥離性,耐チッピング性にすぐれていると
いう効果がある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】このようにして作製した本発明の被覆焼結
合金は、ダイヤモンド被膜の表面からの表面粗さがRa
=5.0μm以下になるようにすると、工具として実用
したときに被膜の剥離およびチッピングが誘起され難く
なることから好ましいことである。このためには、被膜
を被覆する前の基材の表面粗さがRa=5μm以下、好
ましくはRa=2.0μm以下とし、かつ被膜厚さを厚
くすることである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】ダイヤモンドおよび/またはダイヤモンド
状カーボンの被膜は、膜厚さが30μm以下、好ましく
は15μm以下であり、この被膜の成膜は、従来のダイ
ヤモンド被膜の被覆方法、例えばイオンプレーティング
などのPVD法、ラズマ化学蒸着法を含めた各種のC
VD法などによって、基材の表面に直接被覆することに
より作製することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】こうして得た本発明品1〜9および比較品
1〜9について、成膜後の基材の表面粗さおよび被膜の
表面粗さRaをランダムに5点測定し、そぞれの平均
表面粗さを求めて、その結果を表2に示した。また、本
発明品1〜9および比較品4〜9の基材表面部における
組成成分を確認したところ、基材の表面から内部に向か
って約5μm深さまでは結合相が減少または除去された
状態となっていた。また、被膜の厚さは、約10μmで
あった。次いで、本発明品1〜9および比較品1〜9を
用いて、被削材:Al−18%Si合金,切削速度:1
000m/min,送り:0.1mm,切り込み:0.
5mm,雰囲気:乾式切削,という条件で旋削試験を行
い、逃げ面摩耗量が0.3mmまたは欠損,チッピング
が発生したときを寿命とし、寿命までの切削時間を求め
て表2に併記した。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【表1】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【表3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】こうして得た本発明品19〜24および比
較品19〜24について、成膜後の基材の表面粗さおよ
び被膜の表面粗さを実施例1と同様に測定して、その結
果を表6に示した。また、本発明品19〜24および比
較品21〜24の基材表面部における組成成分を確認し
たところ、基材の表面から内部に向かって約2μm深さ
までは結合相が減少または除去された状態となってい
た。また、被膜の厚さは、約5μmであった。次いで、
本発明品19〜24および比較品19〜24を用いて、
被削材:厚さ0.6mmのAlとCuを積層したプラス
チック製電子回路用プリント基板,切削速度:114
/min,回転当りの送り:20μm/rev,穴深
さ:3mm,雰囲気:乾式切削という条件で、プリント
基板の穴明け試験を行い、加工穴形状が不良になったと
きを寿命とし、寿命までの穴加工数を求めて表6に併記
した。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】
【表5】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】
【表7】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結合金の基材の表面にダイヤモンドお
    よび/またはダイヤモンド状カーボンの被膜を被覆した
    ダイヤモンド被覆焼結合金において、該基材の表面にア
    ルカリ溶液による電解腐食と酸溶液による腐食とを施
    し、腐食前の該基材の平均表面粗さと腐食後に該基材の
    表面に該被膜が被覆されてからの該基材の平均表面粗さ
    の一方または両方がRa=0.1μm〜5.0μm(但
    し、Raは、日本工業規格JIS B0601に記載の
    内容に相当する)を満足することを特徴とするダイヤモ
    ンド被覆焼結合金。
  2. 【請求項2】 上記基材は、Coおよび/またはNiを
    主成分とする結合相1〜10重量%と、残りが炭化タン
    グステンの第1硬質相、または該第1硬質相と周期律表
    の4a,5a,6a族金属の炭化物,窒化物,炭酸化
    物,窒酸化物,硼化物およびこれらの相互固溶体の中の
    少なくとも1種の立方晶結晶構造の第2硬質相とでなる
    超硬合金であることを特徴とする請求項1記載のダイヤ
    モンド被覆焼結合金。
  3. 【請求項3】 上記被膜は、該被膜の表面粗さがRa=
    5.0μm以下でなることを特徴とする請求項1または
    2記載のダイヤモンド被覆焼結合金。
  4. 【請求項4】 上記腐食は、上記アルカリ溶液による電
    解腐食を施した後に、上記酸溶液による腐食を施すこと
    を特徴とする請求項1、2または3記載のダイヤモンド
    被覆焼結合金。
  5. 【請求項5】 上記ダイヤモンド被覆焼結合金は、回転
    工具として用いられることを特徴とする請求項1、2、
    3または4記載のダイヤモンド被覆焼結合金。
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