JPH10130081A - 高温耐熱性部材およびその製造方法 - Google Patents
高温耐熱性部材およびその製造方法Info
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- JPH10130081A JPH10130081A JP10776997A JP10776997A JPH10130081A JP H10130081 A JPH10130081 A JP H10130081A JP 10776997 A JP10776997 A JP 10776997A JP 10776997 A JP10776997 A JP 10776997A JP H10130081 A JPH10130081 A JP H10130081A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱的性質に優れた含ケイ素高分子化合物を用
いて、従来のCVD法によるコーティングに代わる簡便
なコーティング方法を提供する。 【解決手段】 一般式(1) (式中、R1は水素原子またはアルキル基、アルケニル
基、アルキニル基、芳香族基、R2はアルキレン基、ア
ルケニレン基、アルキニレン基、二価の芳香族基、R3
はアルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基、二
価の芳香族基等である。)で表される繰り返し単位を有
する含ケイ素高分子化合物を、Si、SiC、Si−S
iC、CまたはC−SiC材質より成る部材にコーティ
ングした後、不活性ガス中、または減圧下で700℃〜
3500℃の温度に加熱することによって得られる高温
耐熱性部材。
いて、従来のCVD法によるコーティングに代わる簡便
なコーティング方法を提供する。 【解決手段】 一般式(1) (式中、R1は水素原子またはアルキル基、アルケニル
基、アルキニル基、芳香族基、R2はアルキレン基、ア
ルケニレン基、アルキニレン基、二価の芳香族基、R3
はアルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基、二
価の芳香族基等である。)で表される繰り返し単位を有
する含ケイ素高分子化合物を、Si、SiC、Si−S
iC、CまたはC−SiC材質より成る部材にコーティ
ングした後、不活性ガス中、または減圧下で700℃〜
3500℃の温度に加熱することによって得られる高温
耐熱性部材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温にさらされる
装置、特に半導体拡散炉用部材として有用な、ケイ素を
含む炭素系材料でコーティングされた高温耐熱性部材と
その製造方法に関する。
装置、特に半導体拡散炉用部材として有用な、ケイ素を
含む炭素系材料でコーティングされた高温耐熱性部材と
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体拡散炉はライナチューブ、プロセ
スチューブ、ウエハボート、マザーボート、パドル等の
部材から構成されている。拡散炉はSi単結晶ウェハを
高温に加熱する装置であり、高純度の部材の使用が要求
される。従来、拡散炉部材としては、石英、SiCまた
はSi−SiC材質から成るものが知られている。石英
でできた部材は高純度であるが、その材質特性として高
温下で失透、曲がりを生じるために使用に際して制限を
受けていた。また、SiCまたはSi−SiC材質でで
きた部材は、高温での材料特性は優れているが、石英に
比べて不純物の含有量が多いという欠点がある。この欠
点を補うためにSiCまたはSi−SiC材質の表面に
CVD法で高純度のSiC膜を形成して部材からの不純
物の拡散を防ぐ方法が一般的に行われている(特開昭6
3−85075、特公平3−10592、特公平4−4
748等)。しかしながら繰り返し使用による熱サイク
ルを受けると、SiC膜が剥離したり、SiC膜にクラ
ックが発生して部材から不純物が拡散され、半導体の性
能を著しく低下するという問題がある。またSiウェハ
の大口径化に伴い拡散炉部材の大型化が必要とされるよ
うになってきており、CVD装置も大型化が求められ
る。
スチューブ、ウエハボート、マザーボート、パドル等の
部材から構成されている。拡散炉はSi単結晶ウェハを
高温に加熱する装置であり、高純度の部材の使用が要求
される。従来、拡散炉部材としては、石英、SiCまた
はSi−SiC材質から成るものが知られている。石英
でできた部材は高純度であるが、その材質特性として高
温下で失透、曲がりを生じるために使用に際して制限を
受けていた。また、SiCまたはSi−SiC材質でで
きた部材は、高温での材料特性は優れているが、石英に
比べて不純物の含有量が多いという欠点がある。この欠
点を補うためにSiCまたはSi−SiC材質の表面に
CVD法で高純度のSiC膜を形成して部材からの不純
物の拡散を防ぐ方法が一般的に行われている(特開昭6
3−85075、特公平3−10592、特公平4−4
748等)。しかしながら繰り返し使用による熱サイク
ルを受けると、SiC膜が剥離したり、SiC膜にクラ
ックが発生して部材から不純物が拡散され、半導体の性
能を著しく低下するという問題がある。またSiウェハ
の大口径化に伴い拡散炉部材の大型化が必要とされるよ
うになってきており、CVD装置も大型化が求められ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らが開発した
ケイ素を含む樹脂(特開平5−345825、特開平7
−90085、特開平7−102069)は、一般の有
機溶剤に可溶であり、耐熱性が非常に高いという特性を
有している。また、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活
性ガス中、または減圧下で700℃以上に加熱すると、
ケイ素を含む炭素系材料が得られることを報告している
(特開平8−151206)。本発明者らは、この樹脂
を用いた、従来のCVD法に代わる簡便なコーティング
方法を開発することを課題とし、これにむかって鋭意努
力し、本発明に到達した。
ケイ素を含む樹脂(特開平5−345825、特開平7
−90085、特開平7−102069)は、一般の有
機溶剤に可溶であり、耐熱性が非常に高いという特性を
有している。また、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活
性ガス中、または減圧下で700℃以上に加熱すると、
ケイ素を含む炭素系材料が得られることを報告している
(特開平8−151206)。本発明者らは、この樹脂
を用いた、従来のCVD法に代わる簡便なコーティング
方法を開発することを課題とし、これにむかって鋭意努
力し、本発明に到達した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式(1)
(化2)
(化2)
【0005】
【化2】 (式中、R1は水素原子または炭素数1から30のアル
キル基、アルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナ
フチル基などの芳香族基、R2は炭素数1から30のア
ルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基、フェニ
レン基やナフチレン基などの二価の芳香族基、R3は炭
素数1から30のアルキレン基、アルケニレン基、アル
キニレン基、フェニレン基やナフチレン基などの二価の
芳香族基、芳香族基が芳香族基と直接または架橋員を通
して連結した基、または芳香族基が炭素数1から30の
アルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基と直接
またはメチレン基、イソプロピリデン基、エーテル基、
カルボニル基、スルフィド基、シラネディル基などの架
橋員を通して連結した基であり、R1、R2、R3の各基
はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基な
どの置換基を含んでいてもよい。m、nは0または1で
ある。)で表される繰り返し単位を有する含ケイ素高分
子化合物を、Si、SiC、Si−SiC、CまたはC
−SiC材質より成る部材にコーティングした後、不活
性ガス中、または減圧下で700℃〜3500℃の温度
に加熱することによって得られる高温耐熱性部材を提供
するものである。
キル基、アルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナ
フチル基などの芳香族基、R2は炭素数1から30のア
ルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基、フェニ
レン基やナフチレン基などの二価の芳香族基、R3は炭
素数1から30のアルキレン基、アルケニレン基、アル
キニレン基、フェニレン基やナフチレン基などの二価の
芳香族基、芳香族基が芳香族基と直接または架橋員を通
して連結した基、または芳香族基が炭素数1から30の
アルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基と直接
またはメチレン基、イソプロピリデン基、エーテル基、
カルボニル基、スルフィド基、シラネディル基などの架
橋員を通して連結した基であり、R1、R2、R3の各基
はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基な
どの置換基を含んでいてもよい。m、nは0または1で
ある。)で表される繰り返し単位を有する含ケイ素高分
子化合物を、Si、SiC、Si−SiC、CまたはC
−SiC材質より成る部材にコーティングした後、不活
性ガス中、または減圧下で700℃〜3500℃の温度
に加熱することによって得られる高温耐熱性部材を提供
するものである。
【0006】また、本発明は、一般式(1)(式中、R
1は水素原子または炭素数1から30のアルキル基、ア
ルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナフチル基な
どの芳香族基、R2は炭素数1から30のアルキレン
基、アルケニレン基、アルキニレン基、フェニレン基や
ナフチレン基などの二価の芳香族基、R3は炭素数1か
ら30のアルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン
基、フェニレン基やナフチレン基などの二価の芳香族
基、芳香族基が芳香族基と直接または架橋員を通して連
結した基、または芳香族基が炭素数1から30のアルキ
レン基、アルケニレン基、アルキニレン基と直接または
メチレン基、イソプロピリデン基、エーテル基、カルボ
ニル基、スルフィド基、シラネディル基などの架橋員を
通して連結した基であり、R1、R2、R3の各基はハロ
ゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基などの置
換基を含んでいてもよい。m、nは0または1であ
る。)で表される繰り返し単位を有する含ケイ素高分子
化合物を、Si、SiC、Si−SiC、CまたはC−
SiC材質より成る部材にコーティングした後、不活性
ガス中、または減圧下で700℃〜3500℃の温度に
加熱することを特徴とする高温耐熱性部材の製造方法で
ある。
1は水素原子または炭素数1から30のアルキル基、ア
ルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナフチル基な
どの芳香族基、R2は炭素数1から30のアルキレン
基、アルケニレン基、アルキニレン基、フェニレン基や
ナフチレン基などの二価の芳香族基、R3は炭素数1か
ら30のアルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン
基、フェニレン基やナフチレン基などの二価の芳香族
基、芳香族基が芳香族基と直接または架橋員を通して連
結した基、または芳香族基が炭素数1から30のアルキ
レン基、アルケニレン基、アルキニレン基と直接または
メチレン基、イソプロピリデン基、エーテル基、カルボ
ニル基、スルフィド基、シラネディル基などの架橋員を
通して連結した基であり、R1、R2、R3の各基はハロ
ゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基などの置
換基を含んでいてもよい。m、nは0または1であ
る。)で表される繰り返し単位を有する含ケイ素高分子
化合物を、Si、SiC、Si−SiC、CまたはC−
SiC材質より成る部材にコーティングした後、不活性
ガス中、または減圧下で700℃〜3500℃の温度に
加熱することを特徴とする高温耐熱性部材の製造方法で
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における一般式(1)で表
される繰り返し単位を有する含ケイ素高分子化合物と
は、繰り返し単位中に少なくとも1個のSi−H結合と
少なくとも1個のC≡C結合を有するものであって、こ
の繰り返し部分が少なくとも全高分子の1/3以上を占
める。具体的には、繰り返し単位が、構造式(2)(化
3)
される繰り返し単位を有する含ケイ素高分子化合物と
は、繰り返し単位中に少なくとも1個のSi−H結合と
少なくとも1個のC≡C結合を有するものであって、こ
の繰り返し部分が少なくとも全高分子の1/3以上を占
める。具体的には、繰り返し単位が、構造式(2)(化
3)
【0008】
【化3】 、構造式(3)(化4)
【0009】
【化4】 、構造式(4)(化5)
【0010】
【化5】 、構造式(5)(化6)
【0011】
【化6】 、構造式(6)(化7)
【0012】
【化7】 、構造式(7)(化8)
【0013】
【化8】 、構造式(8)(化9)
【0014】
【化9】 、構造式(9)(化10)
【0015】
【化10】 、構造式(10)(化11)
【0016】
【化11】 、構造式(11)(化12)
【0017】
【化12】 、構造式(12)(化13)
【0018】
【化13】 、構造式(13)(化14)
【0019】
【化14】 、構造式(14)(化15)
【0020】
【化15】 、構造式(15)(化16)
【0021】
【化16】 、構造式(16)(化17)
【0022】
【化17】 、構造式(17)(化18)
【0023】
【化18】 、構造式(18)(化19)
【0024】
【化19】 、構造式(19)(化20)
【0025】
【化20】 、構造式(20)(化21)
【0026】
【化21】 、構造式(21)(化22)
【0027】
【化22】 、構造式(22)(化23)
【0028】
【化23】 、構造式(23)(化24)
【0029】
【化24】 、構造式(24)(化25)
【0030】
【化25】 、構造式(25)(化26)
【0031】
【化26】 、構造式(26)(化27)
【0032】
【化27】 、構造式(27)(化28)
【0033】
【化28】 、構造式(28)(化29)
【0034】
【化29】 、構造式(29)(化30)
【0035】
【化30】 、構造式(30)(化31)
【0036】
【化31】 、構造式(31)(化32)
【0037】
【化32】 、構造式(32)(化33)
【0038】
【化33】 、構造式(33)(化34)
【0039】
【化34】 、構造式(34)(化35)
【0040】
【化35】 、構造式(35)(化36)
【0041】
【化36】 、構造式(36)(化37)
【0042】
【化37】 、構造式(37)(化38)
【0043】
【化38】 、構造式(38)(化39)
【0044】
【化39】 、構造式(39)(化40)
【0045】
【化40】 、構造式(40)(化41)
【0046】
【化41】 、構造式(41)(化42)
【0047】
【化42】 、構造式(42)(化43)
【0048】
【化43】 、構造式(43)(化44)
【0049】
【化44】 、構造式(44)(化45)
【0050】
【化45】 、構造式(45)(化46)
【0051】
【化46】 、構造式(46)(化47)
【0052】
【化47】 、構造式(47)(化48)
【0053】
【化48】 、または構造式(48)(化49)
【0054】
【化49】 で表されるものなどがある。重量平均分子量に特に制限
はないが、好ましくはく500〜1000000、より
好ましくは500〜500000の範囲である。形態は
液状又は固体状である。
はないが、好ましくはく500〜1000000、より
好ましくは500〜500000の範囲である。形態は
液状又は固体状である。
【0055】これらの含ケイ素高分子化合物の製造方法
は、例えば反応式(49)(化50)
は、例えば反応式(49)(化50)
【0056】
【化50】 (式中、R1は水素原子または炭素数1から30のアル
キル基、アルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナ
フチル基などの芳香族基、R2は炭素数1から30のア
ルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基、フェニ
レン基やナフチレン基などの二価の芳香族基、R3は炭
素数1から30のアルキレン基、アルケニレン基、アル
キニレン基、フェニレン基やナフチレン基などの二価の
芳香族基、芳香族基が芳香族基と直接または架橋員を通
して連結した基、または芳香族基が炭素数1から30の
アルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基と直接
またはメチレン基、イソプロピリデン基、エーテル基、
カルボニル基、スルフィド基、シラネディル基などの架
橋員を通して連結した基であり、R1、R2、R3の各基
はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基な
どの置換基を含んでいてもよい。m、nは0または1で
ある。)のような方法を採用できるが、本発明はこれら
の製造方法に特に限定されるものではない。
キル基、アルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナ
フチル基などの芳香族基、R2は炭素数1から30のア
ルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基、フェニ
レン基やナフチレン基などの二価の芳香族基、R3は炭
素数1から30のアルキレン基、アルケニレン基、アル
キニレン基、フェニレン基やナフチレン基などの二価の
芳香族基、芳香族基が芳香族基と直接または架橋員を通
して連結した基、または芳香族基が炭素数1から30の
アルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基と直接
またはメチレン基、イソプロピリデン基、エーテル基、
カルボニル基、スルフィド基、シラネディル基などの架
橋員を通して連結した基であり、R1、R2、R3の各基
はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基な
どの置換基を含んでいてもよい。m、nは0または1で
ある。)のような方法を採用できるが、本発明はこれら
の製造方法に特に限定されるものではない。
【0057】上記の製造方法では塩基性金属酸化物を触
媒として用いているので、反応終了後に濾過するだけで
容易に触媒を分離することができ、非常に高純度な含ケ
イ素高分子化合物を得ることができる。
媒として用いているので、反応終了後に濾過するだけで
容易に触媒を分離することができ、非常に高純度な含ケ
イ素高分子化合物を得ることができる。
【0058】該含ケイ素高分子化合物をコーティングし
て得られる高温耐熱性部材の例としては、例えば、ライ
ナチューブ、プロセスチューブ、ウェハボート、マザー
ボート、パドル、サセプター、るつぼ等が挙げられる。
て得られる高温耐熱性部材の例としては、例えば、ライ
ナチューブ、プロセスチューブ、ウェハボート、マザー
ボート、パドル、サセプター、るつぼ等が挙げられる。
【0059】次に本発明における高温耐熱性部材の製造
方法について述べる。本発明は、含ケイ素高分子化合物
をSi、SiC、Si−SiC、CまたはC−SiC材
質より成る部材にコーティングした後、加熱することが
特徴であり、下記の製造法の例のみに限定されるもので
はない。まず一般式(1)で表される繰り返し単位を有
する含ケイ素高分子化合物が常温で固体状の場合、溶剤
に溶解した溶液に、Si、SiC、Si−SiC、Cま
たはC−SiC材質より成る部材を浸漬した後に乾燥す
る方法、該含ケイ素高分子化合物の溶液をスプレー法で
Si、SiC、Si−SiC、CまたはC−SiC材質
より成る部材にコーティングした後に乾燥する方法、該
含ケイ素高分子化合物の溶液を刷毛塗り法でSi、Si
C、Si−SiC、CまたはC−SiC材質より成る部
材にコーティングした後に乾燥する方法等が挙げられ
る。この場合ベンゼン、トルエンやキシレン等の芳香族
系溶剤、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランや1,
4−ジオキサン等のエーテル系溶剤、ジクロロメタン、
クロロホルムやジブロモメタン等のハロゲン置換炭化水
素系溶剤、N,N−ジメチルホルムアミドやN,N−ジ
メチルアセトアミド等のアミド系溶剤等が有効に用いら
れる。また、これらの溶剤は単独でも、2種以上を混合
して用いても良い。溶剤の量は含ケイ素高分子化合物1
gに対して0.1〜30ml、好ましくは0.1〜20
ml、更に好ましくは0.5〜10mlである。
方法について述べる。本発明は、含ケイ素高分子化合物
をSi、SiC、Si−SiC、CまたはC−SiC材
質より成る部材にコーティングした後、加熱することが
特徴であり、下記の製造法の例のみに限定されるもので
はない。まず一般式(1)で表される繰り返し単位を有
する含ケイ素高分子化合物が常温で固体状の場合、溶剤
に溶解した溶液に、Si、SiC、Si−SiC、Cま
たはC−SiC材質より成る部材を浸漬した後に乾燥す
る方法、該含ケイ素高分子化合物の溶液をスプレー法で
Si、SiC、Si−SiC、CまたはC−SiC材質
より成る部材にコーティングした後に乾燥する方法、該
含ケイ素高分子化合物の溶液を刷毛塗り法でSi、Si
C、Si−SiC、CまたはC−SiC材質より成る部
材にコーティングした後に乾燥する方法等が挙げられ
る。この場合ベンゼン、トルエンやキシレン等の芳香族
系溶剤、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランや1,
4−ジオキサン等のエーテル系溶剤、ジクロロメタン、
クロロホルムやジブロモメタン等のハロゲン置換炭化水
素系溶剤、N,N−ジメチルホルムアミドやN,N−ジ
メチルアセトアミド等のアミド系溶剤等が有効に用いら
れる。また、これらの溶剤は単独でも、2種以上を混合
して用いても良い。溶剤の量は含ケイ素高分子化合物1
gに対して0.1〜30ml、好ましくは0.1〜20
ml、更に好ましくは0.5〜10mlである。
【0060】該含ケイ素高分子化合物が常温で液体の場
合には、溶剤を用いることなく、そのままSi、Si
C、Si−SiC、CまたはC−SiC材質より成る部
材にコーティングすることができる。コーティング膜の
厚みは10〜1000μmが好ましい。10μm未満の
場合はガス不透過という点では不十分である。1000
μmより厚い場合はSi、SiC、Si−SiC、Cま
たはC−SiC材質より成る部材との熱膨張差で膜が剥
離しやすくなってしまう。
合には、溶剤を用いることなく、そのままSi、Si
C、Si−SiC、CまたはC−SiC材質より成る部
材にコーティングすることができる。コーティング膜の
厚みは10〜1000μmが好ましい。10μm未満の
場合はガス不透過という点では不十分である。1000
μmより厚い場合はSi、SiC、Si−SiC、Cま
たはC−SiC材質より成る部材との熱膨張差で膜が剥
離しやすくなってしまう。
【0061】コーティング膜の厚みは、ポリマー溶液の
濃度や、塗布する回数により調節することができる。含
ケイ素高分子化合物をコーティングさせたSi、Si
C、Si−SiC、CまたはC−SiC材質より成る部
材は、そのまま下記の工程に用いられるが、例えば50
〜700℃の温度範囲で熱処理した後用いることもでき
る。
濃度や、塗布する回数により調節することができる。含
ケイ素高分子化合物をコーティングさせたSi、Si
C、Si−SiC、CまたはC−SiC材質より成る部
材は、そのまま下記の工程に用いられるが、例えば50
〜700℃の温度範囲で熱処理した後用いることもでき
る。
【0062】こうして得られた、含ケイ素高分子化合物
をコーティングさせたSi、SiC、Si−SiC、C
またはC−SiC材質より成る部材を、更に不活性ガス
中、または減圧下で熱処理することにより、高温耐熱性
部材を製造することができる。本発明でいう不活性ガス
とは、ヘリウム、ネオン、アルゴン等の希ガス類元素の
他に窒素等もその範囲にふくむものである。熱処理温度
は700〜3500℃、好ましくは1000〜3000
℃である。熱処理時間に特に制限はないが、通常1分〜
2000時間である。昇温速度に制限はないが、例えば
0.01℃/分〜1000℃/分で行うことができ、特
定の温度において一定時間加熱後昇温する、特定の温度
範囲によって昇温速度を変える、またひとつの材料にお
いて部分的に加熱温度や加熱時間を変えるなど、目的に
応じて種々の加熱する条件を採用できる。熱処理は、通
常、減圧または常圧で行う。
をコーティングさせたSi、SiC、Si−SiC、C
またはC−SiC材質より成る部材を、更に不活性ガス
中、または減圧下で熱処理することにより、高温耐熱性
部材を製造することができる。本発明でいう不活性ガス
とは、ヘリウム、ネオン、アルゴン等の希ガス類元素の
他に窒素等もその範囲にふくむものである。熱処理温度
は700〜3500℃、好ましくは1000〜3000
℃である。熱処理時間に特に制限はないが、通常1分〜
2000時間である。昇温速度に制限はないが、例えば
0.01℃/分〜1000℃/分で行うことができ、特
定の温度において一定時間加熱後昇温する、特定の温度
範囲によって昇温速度を変える、またひとつの材料にお
いて部分的に加熱温度や加熱時間を変えるなど、目的に
応じて種々の加熱する条件を採用できる。熱処理は、通
常、減圧または常圧で行う。
【0063】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。 実施例1 特開平5−345825に記載されている方法に従いポ
リ(フェニルシリレンエチニレン-1,3-フェニレンエチ
ニレン)を合成した。10リットルのガラス製反応容器
に、Mg(OH)2を500℃にて3時間排気焼成した
MgOを498g、フェニルシランを228g、m-ジエ
チニルベンゼンを266g、および溶媒としてベンゼン
4リットルを仕込んだ。次にアルゴン雰囲気中にて30
℃で1時間、40℃で1時間、50℃で1時間、60℃
で1時間、さらに80℃で2時間、合計6時間反応させ
た。反応終了後、反応液を濾過しMgOを分離除去し
た。濾過した反応液中の溶媒をポリマーが析出しない程
度に減圧留去した後、溶液を8リットルのヘキサン中に
注入し、ポリマーを析出させた。得られたポリマーを6
0℃にて減圧乾燥させ、最終的に319gの淡黄色の粉
末を得た(収率65%)。ポリマーの重量平均分子量は
6900、数平均分子量は2300であった。またその
構造はIR、NMRスペクトルにより確認した。得られ
たポリマー10gをトルエン30mlに溶解した溶液を
調製した。この溶液に15mm×30mm×5mmのS
i−SiC部材を浸漬し、その後60℃で15時間真空
乾燥した。得られた部材を、アルゴン中、常圧、400
℃で2時間熱処理した。さらにこれをアルゴン中、常
圧、1000℃で2時間処理して、ケイ素を含む炭素材
料でコーティングされた部材(高温耐熱性部材)を得
た。コーティングの膜厚は180μmであった。
リ(フェニルシリレンエチニレン-1,3-フェニレンエチ
ニレン)を合成した。10リットルのガラス製反応容器
に、Mg(OH)2を500℃にて3時間排気焼成した
MgOを498g、フェニルシランを228g、m-ジエ
チニルベンゼンを266g、および溶媒としてベンゼン
4リットルを仕込んだ。次にアルゴン雰囲気中にて30
℃で1時間、40℃で1時間、50℃で1時間、60℃
で1時間、さらに80℃で2時間、合計6時間反応させ
た。反応終了後、反応液を濾過しMgOを分離除去し
た。濾過した反応液中の溶媒をポリマーが析出しない程
度に減圧留去した後、溶液を8リットルのヘキサン中に
注入し、ポリマーを析出させた。得られたポリマーを6
0℃にて減圧乾燥させ、最終的に319gの淡黄色の粉
末を得た(収率65%)。ポリマーの重量平均分子量は
6900、数平均分子量は2300であった。またその
構造はIR、NMRスペクトルにより確認した。得られ
たポリマー10gをトルエン30mlに溶解した溶液を
調製した。この溶液に15mm×30mm×5mmのS
i−SiC部材を浸漬し、その後60℃で15時間真空
乾燥した。得られた部材を、アルゴン中、常圧、400
℃で2時間熱処理した。さらにこれをアルゴン中、常
圧、1000℃で2時間処理して、ケイ素を含む炭素材
料でコーティングされた部材(高温耐熱性部材)を得
た。コーティングの膜厚は180μmであった。
【0064】得られた部材について、30℃から130
0℃まで10℃/minで昇温して、1300℃で3時
間保持後、30℃まで10℃/minで降温するという
熱サイクルを繰り返し行い、コーティング膜の剥離、ク
ラックの生じるまでの熱サイクル回数を調べたところ、
175回という結果が得られた。本発明によるコーティ
ングが熱的に非常に優れており、不純物の拡散を効果的
に抑えられることを示している。
0℃まで10℃/minで昇温して、1300℃で3時
間保持後、30℃まで10℃/minで降温するという
熱サイクルを繰り返し行い、コーティング膜の剥離、ク
ラックの生じるまでの熱サイクル回数を調べたところ、
175回という結果が得られた。本発明によるコーティ
ングが熱的に非常に優れており、不純物の拡散を効果的
に抑えられることを示している。
【0065】比較例1 15mm×30mm×5mmのSi−SiC部材をCV
D装置内にセットし、1450℃、50mmHgで、メ
チルトリクロロシランガスと水素ガスを用いて炭化ケイ
素CVD膜を180μmの厚さで形成させた。実施例1
と同じ熱サイクルでコーティング膜の剥離、クラックの
生じるまでの熱サイクル回数を調べたところ、41回で
あった。
D装置内にセットし、1450℃、50mmHgで、メ
チルトリクロロシランガスと水素ガスを用いて炭化ケイ
素CVD膜を180μmの厚さで形成させた。実施例1
と同じ熱サイクルでコーティング膜の剥離、クラックの
生じるまでの熱サイクル回数を調べたところ、41回で
あった。
【0066】
【発明の効果】Si、SiC、Si−SiC、Cまたは
C−SiC材質よりなる部材に、従来のCVD法による
コーティングの代わりに、耐熱性の非常に優れた含ケイ
素高分子化合物をコーティングした後、熱処理すること
により、熱的に優れた高温耐熱性部材を、簡便に製造す
ることができた。
C−SiC材質よりなる部材に、従来のCVD法による
コーティングの代わりに、耐熱性の非常に優れた含ケイ
素高分子化合物をコーティングした後、熱処理すること
により、熱的に優れた高温耐熱性部材を、簡便に製造す
ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 183/14 C09D 183/14 H01L 21/22 501 H01L 21/22 501M (72)発明者 藤掛 史朗 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 伊藤 正義 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 一般式(1)(化1) 【化1】 (式中、R1は水素原子または炭素数1から30のアル
キル基、アルケニル基、アルキニル基、フェニル基やナ
フチル基などの芳香族基、R2は炭素数1から30のア
ルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基、フェニ
レン基やナフチレン基などの二価の芳香族基、R3は炭
素数1から30のアルキレン基、アルケニレン基、アル
キニレン基、フェニレン基やナフチレン基などの二価の
芳香族基、芳香族基が芳香族基と直接または架橋員を通
して連結した基、または芳香族基が炭素数1から30の
アルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基と直接
またはメチレン基、イソプロピリデン基、エーテル基、
カルボニル基、スルフィド基、シラネディル基などの架
橋員を通して連結した基であり、R1、R2、R3の各基
はハロゲン原子、水酸基、アミノ基、カルボキシル基な
どの置換基を含んでいてもよい。m、nは0または1で
ある。)で表される繰り返し単位を有する含ケイ素高分
子化合物を、Si、SiC、Si−SiC、CまたはC
−SiC材質より成る部材にコーティングした後、不活
性ガス中、または減圧下で700℃〜3500℃の温度
に加熱することによって得られる高温耐熱性部材。 - 【請求項2】 高温耐熱性部材が、ライナチューブであ
る請求項1記載の高温耐熱性部材。 - 【請求項3】 高温耐熱性部材が、プロセスチューブで
ある請求項1記載の高温耐熱性部材。 - 【請求項4】 高温耐熱性部材が、ウェハボートである
請求項1記載の高温耐熱性部材。 - 【請求項5】 高温耐熱性部材が、マザーボートである
請求項1記載の高温耐熱性部材。 - 【請求項6】 高温耐熱性部材が、パドルである請求項
1記載の高温耐熱性部材。 - 【請求項7】 高温耐熱性部材が、サセプターである請
求項1記載の高温耐熱性部材。 - 【請求項8】 高温耐熱性部材が、るつぼである請求項
1記載の高温耐熱性部材。 - 【請求項9】 一般式(1)(式中、R1は水素原子ま
たは炭素数1から30のアルキル基、アルケニル基、ア
ルキニル基、フェニル基やナフチル基などの芳香族基、
R2は炭素数1から30のアルキレン基、アルケニレン
基、アルキニレン基、フェニレン基やナフチレン基など
の二価の芳香族基、R3は炭素数1から30のアルキレ
ン基、アルケニレン基、アルキニレン基、フェニレン基
やナフチレン基などの二価の芳香族基、芳香族基が芳香
族基と直接または架橋員を通して連結した基、または芳
香族基が炭素数1から30のアルキレン基、アルケニレ
ン基、アルキニレン基と直接またはメチレン基、イソプ
ロピリデン基、エーテル基、カルボニル基、スルフィド
基、シラネディル基などの架橋員を通して連結した基で
あり、R1、R2、R3の各基はハロゲン原子、水酸基、
アミノ基、カルボキシル基などの置換基を含んでいても
よい。m、nは0または1である。)で表される繰り返
し単位を有する含ケイ素高分子化合物を、Si、Si
C、Si−SiC、CまたはC−SiC材質より成る部
材にコーティングした後、不活性ガス中、または減圧下
で700℃〜3500℃の温度に加熱することを特徴と
する高温耐熱性部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10776997A JPH10130081A (ja) | 1996-06-27 | 1997-04-24 | 高温耐熱性部材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16782996 | 1996-06-27 | ||
JP8-167829 | 1996-06-27 | ||
JP10776997A JPH10130081A (ja) | 1996-06-27 | 1997-04-24 | 高温耐熱性部材およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10130081A true JPH10130081A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=26447763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10776997A Withdrawn JPH10130081A (ja) | 1996-06-27 | 1997-04-24 | 高温耐熱性部材およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10130081A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6355206B1 (en) * | 1999-02-09 | 2002-03-12 | Ngk Insulators, Ltd. | Sic-C/C composite material, uses thereof, and method for producing the same |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP10776997A patent/JPH10130081A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6355206B1 (en) * | 1999-02-09 | 2002-03-12 | Ngk Insulators, Ltd. | Sic-C/C composite material, uses thereof, and method for producing the same |
US6627143B2 (en) | 1999-02-09 | 2003-09-30 | Ngk Insulators, Ltd. | SiC—C/C composite material, uses thereof, and method for producing the same |
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---|---|---|---|
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