JPH10129384A - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置Info
- Publication number
- JPH10129384A JPH10129384A JP8288878A JP28887896A JPH10129384A JP H10129384 A JPH10129384 A JP H10129384A JP 8288878 A JP8288878 A JP 8288878A JP 28887896 A JP28887896 A JP 28887896A JP H10129384 A JPH10129384 A JP H10129384A
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- Japan
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- airbag
- retainer
- gas
- inflator
- mid
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 助手席乗員用のエアバッグを所定の形状に円
滑に展開する。製造コストを低減する。 【解決手段】 リテーナ14の内側に、インフレータ15と
折り畳んだエアバッグ17とを収納する。リテーナ14の上
端の開口23をカバー体18で覆う。インフレータ15とエア
バッグ17との間に位置し、エアバッグ17の開口部65に対
向して、ミッドリテーナ16を配置する。ミッドリテーナ
16の平面状の基板部51の中央部に、エアバッグ17側に膨
出する膨出部54を形成する。この膨出部54に、ガス挿通
口55と傾斜した羽根部56とを集中して配置する。インフ
レータ15の一端部から噴出したガスを、膨出部54に集
め、羽根部56で整流して、エアバッグ17内の正面側に向
かって供給する。
滑に展開する。製造コストを低減する。 【解決手段】 リテーナ14の内側に、インフレータ15と
折り畳んだエアバッグ17とを収納する。リテーナ14の上
端の開口23をカバー体18で覆う。インフレータ15とエア
バッグ17との間に位置し、エアバッグ17の開口部65に対
向して、ミッドリテーナ16を配置する。ミッドリテーナ
16の平面状の基板部51の中央部に、エアバッグ17側に膨
出する膨出部54を形成する。この膨出部54に、ガス挿通
口55と傾斜した羽根部56とを集中して配置する。インフ
レータ15の一端部から噴出したガスを、膨出部54に集
め、羽根部56で整流して、エアバッグ17内の正面側に向
かって供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
インストルメントパネルに装着される助手席乗員用のエ
アバッグ装置に関する。
インストルメントパネルに装着される助手席乗員用のエ
アバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平7−223504
号公報に記載されたエアバッグ装置が知られている。こ
のエアバッグ装置は、自動車の助手席の乗員を保護する
ためにインストルメントパネルなどに装着されるもの
で、長手方向(軸方向)の一端部にガス噴射口を設けた
インフレータと、このガスにより膨脹展開する袋状のエ
アバッグと、これらインフレータおよびエアバッグを収
納するリテーナ(ケース体)とを備えているとともに、
エアバッグとインフレータとの間には、インフレータす
なわちエアバッグの開口部の長手方向に所定間隔で複数
のガス挿通口を形成したミッドリテーナ(隔壁)が備え
られている。そして、自動車の衝突の際などには、イン
フレータのガス噴射口から高温高圧のガスが噴射され、
このガスがミッドリテーナのガス挿通口を介して開口部
からエアバッグの内部に流入し、このエアバッグが膨脹
展開して、助手席の乗員を保護するようになっている。
また、各ガス挿通口には、それぞれミッドリテーナを切
り起こしてなる羽根(フィン)が形成されている。そし
て、これらの羽根は、インフレータのガス噴射口から離
間する程、切り起こしの長さ寸法を短く設定し、エアバ
ッグに流入するガス流をエアバッグの開口部の全長にわ
たって均等化して、エアバッグを円滑に展開することを
図っている。
号公報に記載されたエアバッグ装置が知られている。こ
のエアバッグ装置は、自動車の助手席の乗員を保護する
ためにインストルメントパネルなどに装着されるもの
で、長手方向(軸方向)の一端部にガス噴射口を設けた
インフレータと、このガスにより膨脹展開する袋状のエ
アバッグと、これらインフレータおよびエアバッグを収
納するリテーナ(ケース体)とを備えているとともに、
エアバッグとインフレータとの間には、インフレータす
なわちエアバッグの開口部の長手方向に所定間隔で複数
のガス挿通口を形成したミッドリテーナ(隔壁)が備え
られている。そして、自動車の衝突の際などには、イン
フレータのガス噴射口から高温高圧のガスが噴射され、
このガスがミッドリテーナのガス挿通口を介して開口部
からエアバッグの内部に流入し、このエアバッグが膨脹
展開して、助手席の乗員を保護するようになっている。
また、各ガス挿通口には、それぞれミッドリテーナを切
り起こしてなる羽根(フィン)が形成されている。そし
て、これらの羽根は、インフレータのガス噴射口から離
間する程、切り起こしの長さ寸法を短く設定し、エアバ
ッグに流入するガス流をエアバッグの開口部の全長にわ
たって均等化して、エアバッグを円滑に展開することを
図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、エアバッグの開口部の全長にわたってガス
挿通口および羽根を配置する構成では、ガス流を均等化
するためには、各ガス挿通口および羽根の位置および形
状などをそれぞれ調整する必要があり、また、この調整
作業はエアバッグ装置ごと、あるいはこのエアバッグ装
置が装着される車種ごとに計算あるいは試行錯誤などが
必要であって、製造コストの低減が困難である問題を有
している。
来のように、エアバッグの開口部の全長にわたってガス
挿通口および羽根を配置する構成では、ガス流を均等化
するためには、各ガス挿通口および羽根の位置および形
状などをそれぞれ調整する必要があり、また、この調整
作業はエアバッグ装置ごと、あるいはこのエアバッグ装
置が装着される車種ごとに計算あるいは試行錯誤などが
必要であって、製造コストの低減が困難である問題を有
している。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、エアバッグを所定の形状に円滑に展開できるとと
もに、製造コストを低減できるエアバッグ装置を提供す
ることを目的とする。
ので、エアバッグを所定の形状に円滑に展開できるとと
もに、製造コストを低減できるエアバッグ装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置は、ガスを噴射するガス噴射部を設けたインフレ
ータと、このインフレータが噴射するガスが開口部から
流入して膨脹展開するエアバッグと、前記インフレータ
および前記エアバッグを収納するリテーナと、前記イン
フレータと前記エアバッグとの間に配設され前記リテー
ナに固定されるミッドリテーナとを具備し、前記ミッド
リテーナには、前記エアバッグの開口部の長手方向の中
央部に位置して、ガスが挿通するガス挿通口が開口され
たものである。
グ装置は、ガスを噴射するガス噴射部を設けたインフレ
ータと、このインフレータが噴射するガスが開口部から
流入して膨脹展開するエアバッグと、前記インフレータ
および前記エアバッグを収納するリテーナと、前記イン
フレータと前記エアバッグとの間に配設され前記リテー
ナに固定されるミッドリテーナとを具備し、前記ミッド
リテーナには、前記エアバッグの開口部の長手方向の中
央部に位置して、ガスが挿通するガス挿通口が開口され
たものである。
【0006】そして、この構成では、インフレータとエ
アバッグとの間に配置されるミッドリテーナにより、収
納されたエアバッグが所定の位置に保持される。また、
ガス挿通口をエアバッグの開口部の長手方向の中央部に
位置させたので、インフレータのガス噴射部が長手方向
の一端部に位置している場合などにも、エアバッグが容
易に正面側に向かって突出し、所定の形状に膨張展開す
る。エアバッグの開口部の長手方向の全長にわたり、ガ
スを整流する羽根を設ける構成に比べて、汎用性が高
く、調整が容易であり、製造コストが低減される。
アバッグとの間に配置されるミッドリテーナにより、収
納されたエアバッグが所定の位置に保持される。また、
ガス挿通口をエアバッグの開口部の長手方向の中央部に
位置させたので、インフレータのガス噴射部が長手方向
の一端部に位置している場合などにも、エアバッグが容
易に正面側に向かって突出し、所定の形状に膨張展開す
る。エアバッグの開口部の長手方向の全長にわたり、ガ
スを整流する羽根を設ける構成に比べて、汎用性が高
く、調整が容易であり、製造コストが低減される。
【0007】請求項2記載のエアバッグ装置は、請求項
1記載のエアバッグ装置において、ミッドリテーナは、
インフレータ側からエアバッグ側に膨出する膨出部を備
え、この膨出部にガス挿通口が設けられたものである。
1記載のエアバッグ装置において、ミッドリテーナは、
インフレータ側からエアバッグ側に膨出する膨出部を備
え、この膨出部にガス挿通口が設けられたものである。
【0008】そして、この構成では、インフレータから
噴射されたガスは、膨出部を介して、エアバッグ側に円
滑に供給される。
噴射されたガスは、膨出部を介して、エアバッグ側に円
滑に供給される。
【0009】請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項
1または2記載のエアバッグ装置において、ミッドリテ
ーナは、ガス挿通口に隣接する羽根部を設けたものであ
る。
1または2記載のエアバッグ装置において、ミッドリテ
ーナは、ガス挿通口に隣接する羽根部を設けたものであ
る。
【0010】そして、この構成では、羽根部により、ガ
ス流を整流し、エアバッグが容易に所定の形状に膨張展
開する。
ス流を整流し、エアバッグが容易に所定の形状に膨張展
開する。
【0011】請求項4記載のエアバッグ装置は、請求項
3記載のエアバッグ装置において、羽根部は、膨出部に
配設されたものである。
3記載のエアバッグ装置において、羽根部は、膨出部に
配設されたものである。
【0012】そして、この構成では、空間を有効に利用
してエアバッグの収納空間などを確保し、エアバッグ装
置の小形化が可能になる。
してエアバッグの収納空間などを確保し、エアバッグ装
置の小形化が可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグ装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】図1ないし図3において、11は助手席乗員
用のエアバッグ装置(エアバッグモジュール)で、この
エアバッグ装置11は、自動車の助手席の前側に位置する
インストルメントパネル12の内側に取り付けられてい
る。なお、このエアバッグ装置11は、インストルメント
パネル12に適宜傾斜した状態で取り付けられるものであ
るが、以下、エアバッグの突出方向を上側または正面側
として説明する。また、図2には、助手席が運転席の右
側に位置する乗用車についての実施の形態が示されてい
る。
用のエアバッグ装置(エアバッグモジュール)で、この
エアバッグ装置11は、自動車の助手席の前側に位置する
インストルメントパネル12の内側に取り付けられてい
る。なお、このエアバッグ装置11は、インストルメント
パネル12に適宜傾斜した状態で取り付けられるものであ
るが、以下、エアバッグの突出方向を上側または正面側
として説明する。また、図2には、助手席が運転席の右
側に位置する乗用車についての実施の形態が示されてい
る。
【0015】そして、このエアバッグ装置11は、リテー
ナ(ケース体)14と、このリテーナ14にそれぞれ収納さ
れた、インフレータ(ガス発生器)15、ミッドリテーナ
(隔壁)16、エアバッグ17、およびカバー体18などを備
えている。
ナ(ケース体)14と、このリテーナ14にそれぞれ収納さ
れた、インフレータ(ガス発生器)15、ミッドリテーナ
(隔壁)16、エアバッグ17、およびカバー体18などを備
えている。
【0016】そして、リテーナ14は、例えば、角筒状の
上部リテーナと上面を開口した箱状の下部リテーナとを
接続し、あるいは、断面略U字状をなす側板とこの側板
の両端部を覆う一対の端板とをスポット溶接などして、
両側方向を長手方向とし上側に開口23を形成したいわゆ
る深絞り形状に形成されている。
上部リテーナと上面を開口した箱状の下部リテーナとを
接続し、あるいは、断面略U字状をなす側板とこの側板
の両端部を覆う一対の端板とをスポット溶接などして、
両側方向を長手方向とし上側に開口23を形成したいわゆ
る深絞り形状に形成されている。
【0017】また、このリテーナ14の高さ方向(深さ方
向)の中間位置の両側の端面には段部24が形成され、こ
の段部24の内側が、上下に連通する連通部25となり、こ
の段部24の上側に、エアバッグ17を収納するエアバッグ
収納室26が形成されているとともに、段部24の下側に、
インフレータ15を収納するインフレータ収納室27が形成
されている。さらに、リテーナ14の両端面の下部には、
それぞれインフレータ取付孔35,36が形成されている。
向)の中間位置の両側の端面には段部24が形成され、こ
の段部24の内側が、上下に連通する連通部25となり、こ
の段部24の上側に、エアバッグ17を収納するエアバッグ
収納室26が形成されているとともに、段部24の下側に、
インフレータ15を収納するインフレータ収納室27が形成
されている。さらに、リテーナ14の両端面の下部には、
それぞれインフレータ取付孔35,36が形成されている。
【0018】そして、図示しないが、このリテーナ14の
前後の面には、段部24とほぼ同じ高さに位置して、両側
方向に沿って所定の間隔で、それぞれ円孔状などをなす
リテーナ側取付孔が複数、本実施の形態ではそれぞれ3
か所ずつ形成されているとともに、この前後の面の上端
部近傍の外面には、それぞれ断面略C字状をなす係止爪
が固着されている。また、リテーナ14の底部には、ボル
トを固着した取付板が固着され、自動車の車体側の部材
に固定されるようになっている。
前後の面には、段部24とほぼ同じ高さに位置して、両側
方向に沿って所定の間隔で、それぞれ円孔状などをなす
リテーナ側取付孔が複数、本実施の形態ではそれぞれ3
か所ずつ形成されているとともに、この前後の面の上端
部近傍の外面には、それぞれ断面略C字状をなす係止爪
が固着されている。また、リテーナ14の底部には、ボル
トを固着した取付板が固着され、自動車の車体側の部材
に固定されるようになっている。
【0019】また、リテーナ14の係止爪を用いて、リテ
ーナ14の上側に、樹脂製のカバー体18が取り付けられ、
上側の開口23が覆われている。そして、このカバー体18
には、インストルメントパネル12とほぼ面一に設けられ
る上板部42と、この上板部42の下面側から突設された図
示しない前後の脚片部と、取付片部44となどが一体に形
成されている。また、上板部42の裏面側には、平面略H
字状などをなす肉薄な破断線(テアライン)42a が形成
されている。また、前後の脚片部は、それぞれリテーナ
14の外側に嵌合するとともに、これら脚片部に形成され
た通孔に、リテーナ14の係止爪が係止され、カバー体18
が固定されている。さらに、各取付片部44は、インスト
ルメントパネル12の裏面側などに係止されるようになっ
ている。
ーナ14の上側に、樹脂製のカバー体18が取り付けられ、
上側の開口23が覆われている。そして、このカバー体18
には、インストルメントパネル12とほぼ面一に設けられ
る上板部42と、この上板部42の下面側から突設された図
示しない前後の脚片部と、取付片部44となどが一体に形
成されている。また、上板部42の裏面側には、平面略H
字状などをなす肉薄な破断線(テアライン)42a が形成
されている。また、前後の脚片部は、それぞれリテーナ
14の外側に嵌合するとともに、これら脚片部に形成され
た通孔に、リテーナ14の係止爪が係止され、カバー体18
が固定されている。さらに、各取付片部44は、インスト
ルメントパネル12の裏面側などに係止されるようになっ
ている。
【0020】一方、インフレータ15は、ボンベ状の本体
部47と、この本体部47の一端に設けられたガス導出部48
とを備え、リード線を介してコントローラ(衝撃セン
サ)から伝えられる信号に基づき、このガス導出部48の
周面に複数開口形成したガス噴射部49から高温高圧など
のガスを噴射するようになっている。なお、このインフ
レータ15は、本体部47の内側に、圧縮ガスを充填したガ
ス貯蔵室と、固体のガス発生剤を充填したガス発生室と
が、破断可能な隔壁を介して配置された、いわゆるハイ
ブリッドインフレータであるが、内部に点火器および推
進薬などを収納したガス発生室のみを備えた構成とする
こともできる。
部47と、この本体部47の一端に設けられたガス導出部48
とを備え、リード線を介してコントローラ(衝撃セン
サ)から伝えられる信号に基づき、このガス導出部48の
周面に複数開口形成したガス噴射部49から高温高圧など
のガスを噴射するようになっている。なお、このインフ
レータ15は、本体部47の内側に、圧縮ガスを充填したガ
ス貯蔵室と、固体のガス発生剤を充填したガス発生室と
が、破断可能な隔壁を介して配置された、いわゆるハイ
ブリッドインフレータであるが、内部に点火器および推
進薬などを収納したガス発生室のみを備えた構成とする
こともできる。
【0021】また、このインフレータ15には、ガス導出
部48の先端部に、皿状の蓋部48a が固着されているとと
もに、本体部47の底部には、略円筒状のボルト部47a が
形成されている。そこで、このインフレータ15は、ボル
ト部47a を、一方のインフレータ取付孔35の外側から挿
入して、反対側のインフレータ取付孔36から外側に突出
させ、インフレータ取付孔36に蓋部48a を当接した状態
で、ボルト部47a にナット体50を螺合して締め付けるこ
とにより、リテーナ14のインフレータ収納室27に収納し
た状態で固定されるようになっている。
部48の先端部に、皿状の蓋部48a が固着されているとと
もに、本体部47の底部には、略円筒状のボルト部47a が
形成されている。そこで、このインフレータ15は、ボル
ト部47a を、一方のインフレータ取付孔35の外側から挿
入して、反対側のインフレータ取付孔36から外側に突出
させ、インフレータ取付孔36に蓋部48a を当接した状態
で、ボルト部47a にナット体50を螺合して締め付けるこ
とにより、リテーナ14のインフレータ収納室27に収納し
た状態で固定されるようになっている。
【0022】そして、ミッドリテーナ16には、図1ない
し図6に示すように、平面の外形が略矩形状をなす基板
部51と、この基板部51の長手方向に沿った前後部が下方
に向かってほぼ垂直に屈曲された一対の取付片部52と
が、例えば1枚の鉄板などの金属板を打ち抜き屈曲など
するいわゆるプレス加工により一体に形成されている。
し図6に示すように、平面の外形が略矩形状をなす基板
部51と、この基板部51の長手方向に沿った前後部が下方
に向かってほぼ垂直に屈曲された一対の取付片部52と
が、例えば1枚の鉄板などの金属板を打ち抜き屈曲など
するいわゆるプレス加工により一体に形成されている。
【0023】そして、基板部51の、長手方向の中央部、
かつ、前後の幅方向の中央部は、上側に向かって略矩形
状に凹設され、下側に拡開状に開口した空間である膨出
部54が形成されている。さらに、この膨出部54の底面す
なわち上面は、長手方向に所定間隔で切り起こされ、ガ
ス挿通口(ガス供給用開口部)55と羽根部(フィン)56
とが長手方向に沿って複数一体に形成されている。すな
わち、ガス挿通口55は、ミッドリテーナ16の長手寸法の
全長にわたって配置されているのではなく、ミッドリテ
ーナ16の長手寸法に対して、略2分の1の寸法の範囲に
集中して配置されている。そして、各ガス挿通口55は、
角部を丸めた略矩形状をなし、前後方向を長手方向とし
て配置されている。
かつ、前後の幅方向の中央部は、上側に向かって略矩形
状に凹設され、下側に拡開状に開口した空間である膨出
部54が形成されている。さらに、この膨出部54の底面す
なわち上面は、長手方向に所定間隔で切り起こされ、ガ
ス挿通口(ガス供給用開口部)55と羽根部(フィン)56
とが長手方向に沿って複数一体に形成されている。すな
わち、ガス挿通口55は、ミッドリテーナ16の長手寸法の
全長にわたって配置されているのではなく、ミッドリテ
ーナ16の長手寸法に対して、略2分の1の寸法の範囲に
集中して配置されている。そして、各ガス挿通口55は、
角部を丸めた略矩形状をなし、前後方向を長手方向とし
て配置されている。
【0024】また、各羽根部56は、各ガス挿通口55の前
後方向に沿った幅方向の一端部側すなわちガス噴射部49
側で基板部51に連接された状態で、下方に向かって傾斜
して屈曲され、例えば、水平状態から下方に75度屈曲
されて、それぞれ膨出部54内に配置されている。すなわ
ち、各羽根部56は、ミッドリテーナ16の短手方向を長手
方向として、ミッドリテーナ16の長手方向に沿って整列
されているとともに、各ガス挿通口55同士の間に配置さ
れ、インフレータ15のガス噴射部49に対向する方向へ傾
斜されている。
後方向に沿った幅方向の一端部側すなわちガス噴射部49
側で基板部51に連接された状態で、下方に向かって傾斜
して屈曲され、例えば、水平状態から下方に75度屈曲
されて、それぞれ膨出部54内に配置されている。すなわ
ち、各羽根部56は、ミッドリテーナ16の短手方向を長手
方向として、ミッドリテーナ16の長手方向に沿って整列
されているとともに、各ガス挿通口55同士の間に配置さ
れ、インフレータ15のガス噴射部49に対向する方向へ傾
斜されている。
【0025】また、ミッドリテーナ16の取付片部52に
は、リテーナ14の各リテーナ側取付孔に対応して、前後
の合計6か所に、ボルト用通孔58が形成されているとと
もに、これらボルト用通孔58の内側には、それぞれ固着
具を構成するナット59が一体的に固着して取り付けられ
ている。
は、リテーナ14の各リテーナ側取付孔に対応して、前後
の合計6か所に、ボルト用通孔58が形成されているとと
もに、これらボルト用通孔58の内側には、それぞれ固着
具を構成するナット59が一体的に固着して取り付けられ
ている。
【0026】さらに、ミッドリテーナ16の基板部51と前
後の取付片部52との角部には、両側方向に所定間隔で合
計8か所に切欠部60が形成されている。
後の取付片部52との角部には、両側方向に所定間隔で合
計8か所に切欠部60が形成されている。
【0027】そして、このミッドリテーナ16は、固着具
を構成する図示しないボルトをそれぞれリテーナ14のリ
テーナ側取付孔から挿入し、ボルト用通孔58を介してナ
ット59に螺合して締め付けることにより、リテーナ14内
部の連通部25に固定されている。
を構成する図示しないボルトをそれぞれリテーナ14のリ
テーナ側取付孔から挿入し、ボルト用通孔58を介してナ
ット59に螺合して締め付けることにより、リテーナ14内
部の連通部25に固定されている。
【0028】一方、エアバッグ17は、図1に示すよう
に、ミッドリテーナ16に嵌合可能な略四角状の開口部65
を有した袋状をなし、例えば、波状に折り畳まれたのち
に一方向に巻き付けられた状態で、リテーナ14内側のミ
ッドリテーナ16の上側に位置してエアバッグ収納室26に
収納されている。そして、このエアバッグ17は、例え
ば、開口部65近傍の前後の長辺を、リテーナ14とミッド
リテーナ16との間に挟持し、ミッドリテーナ16を固定す
るボルトにより係止されるとともに共締めされて固定さ
れている。さらに、このエアバッグ17は、必要に応じ
て、端末部に円柱状のピンを挿入するなどして厚さ寸法
を大きくし、あるいは、スリット状の係止溝を形成して
ミッドリテーナ16に係止するなどして、抜け止めされて
いる。
に、ミッドリテーナ16に嵌合可能な略四角状の開口部65
を有した袋状をなし、例えば、波状に折り畳まれたのち
に一方向に巻き付けられた状態で、リテーナ14内側のミ
ッドリテーナ16の上側に位置してエアバッグ収納室26に
収納されている。そして、このエアバッグ17は、例え
ば、開口部65近傍の前後の長辺を、リテーナ14とミッド
リテーナ16との間に挟持し、ミッドリテーナ16を固定す
るボルトにより係止されるとともに共締めされて固定さ
れている。さらに、このエアバッグ17は、必要に応じ
て、端末部に円柱状のピンを挿入するなどして厚さ寸法
を大きくし、あるいは、スリット状の係止溝を形成して
ミッドリテーナ16に係止するなどして、抜け止めされて
いる。
【0029】そして、このようにして構成されたエアバ
ッグ装置11は、自動車の衝突などの際に、図示しないコ
ントローラがこの衝撃を検出してインフレータ15を作動
させ、このインフレータ15からエアバッグ収納室27に高
温高圧の窒素ガスなどのガスを噴射させる。すると、こ
のガスは、図1に矢印Aで示すように、インフレータ15
の周囲を通り、エアバッグ収納室27から膨出部54に集ま
り、羽根部56により方向を調整(規制)されて整流され
たうえ、矢印Bに示すように、ガス挿通口55を介してエ
アバッグ17の開口部65の中央部に噴射される。すると、
エアバッグ17は、このガスの圧力により押し上げられ、
回転しながらカバー体18に衝突し、このカバー体18を破
断線42a に沿って開裂させて扉状に展開させ、エアバッ
グ17の突出口を形成する。続いてエアバッグ17の内部に
ガスが吹き込まれると、このエアバッグ17は、図2およ
び図3に示すように、乗員側に向かって、あるいはフロ
ントガラスFに沿って膨脹し、助手席の乗員の前方に展
開して、この乗員を衝撃から保護するようになってい
る。
ッグ装置11は、自動車の衝突などの際に、図示しないコ
ントローラがこの衝撃を検出してインフレータ15を作動
させ、このインフレータ15からエアバッグ収納室27に高
温高圧の窒素ガスなどのガスを噴射させる。すると、こ
のガスは、図1に矢印Aで示すように、インフレータ15
の周囲を通り、エアバッグ収納室27から膨出部54に集ま
り、羽根部56により方向を調整(規制)されて整流され
たうえ、矢印Bに示すように、ガス挿通口55を介してエ
アバッグ17の開口部65の中央部に噴射される。すると、
エアバッグ17は、このガスの圧力により押し上げられ、
回転しながらカバー体18に衝突し、このカバー体18を破
断線42a に沿って開裂させて扉状に展開させ、エアバッ
グ17の突出口を形成する。続いてエアバッグ17の内部に
ガスが吹き込まれると、このエアバッグ17は、図2およ
び図3に示すように、乗員側に向かって、あるいはフロ
ントガラスFに沿って膨脹し、助手席の乗員の前方に展
開して、この乗員を衝撃から保護するようになってい
る。
【0030】そして、本実施の形態のエアバッグ装置11
によれば、ミッドリテーナ16の複数のガス挿通口55を、
ミッドリテーナ16の長手方向の中央部、すなわちエアバ
ッグ17の開口部65の長手方向の中央部に集中して位置さ
せたため、インフレータ15の長手方向の一端部に設けら
れたガス噴射部49からガスが噴射される場合にも、エア
バッグ17を正面側に向かって突出させ、正規のすなわち
レイアウトどおりの位置、形状に膨張展開させることが
できる。
によれば、ミッドリテーナ16の複数のガス挿通口55を、
ミッドリテーナ16の長手方向の中央部、すなわちエアバ
ッグ17の開口部65の長手方向の中央部に集中して位置さ
せたため、インフレータ15の長手方向の一端部に設けら
れたガス噴射部49からガスが噴射される場合にも、エア
バッグ17を正面側に向かって突出させ、正規のすなわち
レイアウトどおりの位置、形状に膨張展開させることが
できる。
【0031】そして、このようにガス挿通口55を中央部
に集中させて噴出させる構成は、エアバッグの開口部の
長手方向の全長にわたりガスを整流する羽根を設ける構
成などに比べて、実験の結果、エアバッグ17の膨張時の
揺れや捻りが少なく、エアバッグ17を所定の位置に正確
に早く安定的に展開させることができるとともに、調
整、設計が容易であり、汎用性が高く、種々の形状のエ
アバッグ装置および車種に適用可能であり、製造コスト
を低減することができる。
に集中させて噴出させる構成は、エアバッグの開口部の
長手方向の全長にわたりガスを整流する羽根を設ける構
成などに比べて、実験の結果、エアバッグ17の膨張時の
揺れや捻りが少なく、エアバッグ17を所定の位置に正確
に早く安定的に展開させることができるとともに、調
整、設計が容易であり、汎用性が高く、種々の形状のエ
アバッグ装置および車種に適用可能であり、製造コスト
を低減することができる。
【0032】また、ミッドリテーナ16には、インフレー
タ15側からエアバッグ17側に膨出する膨出部54を形成
し、この膨出部54の底部にガス挿通口55を形成したた
め、インフレータ15から噴射したガスを、この膨出部54
に集め、この膨出部54を介して、エアバッグ17側に円滑
に供給することができる。
タ15側からエアバッグ17側に膨出する膨出部54を形成
し、この膨出部54の底部にガス挿通口55を形成したた
め、インフレータ15から噴射したガスを、この膨出部54
に集め、この膨出部54を介して、エアバッグ17側に円滑
に供給することができる。
【0033】さらに、ミッドリテーナ16には、各ガス挿
通口55に隣接して膨出部54に傾斜した羽根部56を設けた
ため、膨出部54に集めたガスが噴射する瞬間に、ガス流
を整流しつつ所定の方向すなわち正面側(直上)に向け
て供給することができる。
通口55に隣接して膨出部54に傾斜した羽根部56を設けた
ため、膨出部54に集めたガスが噴射する瞬間に、ガス流
を整流しつつ所定の方向すなわち正面側(直上)に向け
て供給することができる。
【0034】そして、これらの構成により、エアバッグ
17を正面側に向かって捩じれや揺れを抑制しつつ突出さ
せることができるとともに、実験の結果、カバー体18を
中央部から破断線42a に沿って円滑に扉状に破断でき、
エアバッグ17を正規のすなわちレイアウトどおりの位
置、形状に容易に膨張展開させることができ、乗員を確
実に拘束して、保護効果を容易に向上することができ
る。
17を正面側に向かって捩じれや揺れを抑制しつつ突出さ
せることができるとともに、実験の結果、カバー体18を
中央部から破断線42a に沿って円滑に扉状に破断でき、
エアバッグ17を正規のすなわちレイアウトどおりの位
置、形状に容易に膨張展開させることができ、乗員を確
実に拘束して、保護効果を容易に向上することができ
る。
【0035】また、ミッドリテーナ16を切り起こしてな
る各羽根部56は膨出部に配設したため、空間を有効に利
用してエアバッグ17の収納空間などを確保し、エアバッ
グ装置11を小形化することができる。
る各羽根部56は膨出部に配設したため、空間を有効に利
用してエアバッグ17の収納空間などを確保し、エアバッ
グ装置11を小形化することができる。
【0036】なお、リテーナ14およびミッドリテーナ16
の形状は適宜選択することができ、例えば、ミッドリテ
ーナ16には、長手方向に沿って上方に円孔状に膨出する
突条部を形成することもできる。
の形状は適宜選択することができ、例えば、ミッドリテ
ーナ16には、長手方向に沿って上方に円孔状に膨出する
突条部を形成することもできる。
【0037】また、上記の実施の形態では、エアバッグ
装置11をインストルメントパネル12に設けた構成につい
て説明したが、例えば、後部座席用のエアバッグ装置、
あるいは座席の側方に配置されるエアバッグ装置などに
適用することもできる。
装置11をインストルメントパネル12に設けた構成につい
て説明したが、例えば、後部座席用のエアバッグ装置、
あるいは座席の側方に配置されるエアバッグ装置などに
適用することもできる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置によれ
ば、ミッドリテーナのガス挿通口をエアバッグの開口部
の長手方向の中央部に位置させたため、インフレータの
ガス噴射部が長手方向の一端部に位置している場合など
にも、エアバッグを容易に正面側に向かって突出させ、
所定の形状に膨張展開させることができる。また、エア
バッグの開口部の長手方向の全長にわたり、ガスを整流
する羽根を設ける構成に比べて、汎用性が高く、調整が
容易であり、製造コストを低減することができる。
ば、ミッドリテーナのガス挿通口をエアバッグの開口部
の長手方向の中央部に位置させたため、インフレータの
ガス噴射部が長手方向の一端部に位置している場合など
にも、エアバッグを容易に正面側に向かって突出させ、
所定の形状に膨張展開させることができる。また、エア
バッグの開口部の長手方向の全長にわたり、ガスを整流
する羽根を設ける構成に比べて、汎用性が高く、調整が
容易であり、製造コストを低減することができる。
【0039】請求項2記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1記載の効果に加え、ミッドリテーナに、インフ
レータ側からエアバッグ側に膨出する膨出部を備え、こ
の膨出部にガス挿通口を設けたため、インフレータから
噴射したガスを、膨出部を介し、エアバッグ側に円滑に
供給することができる。
請求項1記載の効果に加え、ミッドリテーナに、インフ
レータ側からエアバッグ側に膨出する膨出部を備え、こ
の膨出部にガス挿通口を設けたため、インフレータから
噴射したガスを、膨出部を介し、エアバッグ側に円滑に
供給することができる。
【0040】請求項3記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、ミッドリテーナ
は、ガス挿通口に隣接する羽根部を設けたため、ガス流
を整流し、エアバッグを容易に所定の形状に膨張展開さ
せることができる。
請求項1または2記載の効果に加え、ミッドリテーナ
は、ガス挿通口に隣接する羽根部を設けたため、ガス流
を整流し、エアバッグを容易に所定の形状に膨張展開さ
せることができる。
【0041】請求項4記載のエアバッグ装置によれば、
請求項3記載の効果に加え、羽根部を膨出部に配設した
ため、空間を有効に利用してエアバッグの収納空間など
を確保し、エアバッグ装置を小形化することができる。
請求項3記載の効果に加え、羽根部を膨出部に配設した
ため、空間を有効に利用してエアバッグの収納空間など
を確保し、エアバッグ装置を小形化することができる。
【図1】本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】同上エアバッグ装置の動作説明図である。
【図3】同上エアバッグ装置の動作説明図である。
【図4】同上エアバッグ装置のエアバッグおよびカバー
体を取り外した状態の一部の平面図である。
体を取り外した状態の一部の平面図である。
【図5】同上エアバッグ装置のミッドリテーナの側面図
である。
である。
【図6】同上エアバッグ装置のミッドリテーナの端面図
である。
である。
11 エアバッグ装置 14 リテーナ 15 インフレータ 16 ミッドリテーナ 17 エアバッグ 49 ガス噴射部 54 膨出部 55 ガス挿通口 56 羽根部 65 開口部
Claims (4)
- 【請求項1】 ガスを噴射するガス噴射部を設けたイン
フレータと、 このインフレータが噴射するガスが開口部から流入して
膨脹展開するエアバッグと、 前記インフレータおよび前記エアバッグを収納するリテ
ーナと、 前記インフレータと前記エアバッグとの間に配設され前
記リテーナに固定されるミッドリテーナとを具備し、 前記ミッドリテーナには、前記エアバッグの開口部の長
手方向の中央部に位置して、ガスが挿通するガス挿通口
が開口されたことを特徴とするエアバッグ装置。 - 【請求項2】 ミッドリテーナは、インフレータ側から
エアバッグ側に膨出する膨出部を備え、この膨出部にガ
ス挿通口が設けられたことを特徴とする請求項1記載の
エアバッグ装置。 - 【請求項3】 ミッドリテーナは、ガス挿通口に隣接す
る羽根部を設けたことを特徴とする請求項1または2記
載のエアバッグ装置。 - 【請求項4】 羽根部は、膨出部に配設されたことを特
徴とする請求項3記載のエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8288878A JPH10129384A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | エアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8288878A JPH10129384A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | エアバッグ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10129384A true JPH10129384A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17735943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8288878A Pending JPH10129384A (ja) | 1996-10-30 | 1996-10-30 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10129384A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6481742B2 (en) * | 1999-12-06 | 2002-11-19 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Case of air bag system |
-
1996
- 1996-10-30 JP JP8288878A patent/JPH10129384A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6481742B2 (en) * | 1999-12-06 | 2002-11-19 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Case of air bag system |
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