JPH10128902A - 防汚性に優れた無機質系化粧板及びその製造方法 - Google Patents
防汚性に優れた無機質系化粧板及びその製造方法Info
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- JPH10128902A JPH10128902A JP30701796A JP30701796A JPH10128902A JP H10128902 A JPH10128902 A JP H10128902A JP 30701796 A JP30701796 A JP 30701796A JP 30701796 A JP30701796 A JP 30701796A JP H10128902 A JPH10128902 A JP H10128902A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 流し台、ガスコンロ等のキッチン回りに用い
ても、剥離の発生が極めて少なく、耐熱性、耐防火性を
有し、乾拭きで簡単に付着した汚れを除去できる防汚性
に優れた無機質系化粧板及びその製造方法を提供するこ
とである。 【解決手段】 無機質系基材の上面に、ベースコート
層、絵柄印刷層、トップコート層が順次積層された無機
質系化粧板において、前記トップコート層がフッ素基を
含有する熱硬化性樹脂塗料により形成されている無機質
系化粧板とすることである。
ても、剥離の発生が極めて少なく、耐熱性、耐防火性を
有し、乾拭きで簡単に付着した汚れを除去できる防汚性
に優れた無機質系化粧板及びその製造方法を提供するこ
とである。 【解決手段】 無機質系基材の上面に、ベースコート
層、絵柄印刷層、トップコート層が順次積層された無機
質系化粧板において、前記トップコート層がフッ素基を
含有する熱硬化性樹脂塗料により形成されている無機質
系化粧板とすることである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築内装材、特
に、流し台、ガスコンロ等のキッチン回りに用いられ
る、良好な防汚性を有する無機質系化粧板及びその製造
方法に関する。
に、流し台、ガスコンロ等のキッチン回りに用いられ
る、良好な防汚性を有する無機質系化粧板及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流し台、ガスコンロ等のキッチン
回りに用いられる無機質系化粧板としては、珪酸カルシ
ウム板、石綿スレート板、セメントスレート板等の無機
質系基材に、例えば、印刷模様が形成された化粧紙を貼
着する方法、直接無機質系基材に絵柄模様を印刷する方
法、または転写シートを用いて無機質系基材面に絵柄模
様を転写する方法等によって絵柄模様層を設けた後、該
絵柄模様層の上から透明塗料を塗装し、トップコート層
としたものが知られているが、流し台やガスコンロ等の
キッチン回りに用いられた場合、油煙、又は醤油、ソー
ス、カレー等の調味料が飛散し、回りの壁面に付着し汚
れやすく、しかも付着した汚れがとれにくいという欠点
があった。
回りに用いられる無機質系化粧板としては、珪酸カルシ
ウム板、石綿スレート板、セメントスレート板等の無機
質系基材に、例えば、印刷模様が形成された化粧紙を貼
着する方法、直接無機質系基材に絵柄模様を印刷する方
法、または転写シートを用いて無機質系基材面に絵柄模
様を転写する方法等によって絵柄模様層を設けた後、該
絵柄模様層の上から透明塗料を塗装し、トップコート層
としたものが知られているが、流し台やガスコンロ等の
キッチン回りに用いられた場合、油煙、又は醤油、ソー
ス、カレー等の調味料が飛散し、回りの壁面に付着し汚
れやすく、しかも付着した汚れがとれにくいという欠点
があった。
【0003】上記の欠点を解決するために、無機質系基
材の表面に絵柄模様を転写する方法等により絵柄模様を
設けた後、トップコート層用透明塗料として、熱硬化性
樹脂、電離放射線硬化性樹脂を用いたものが表面硬度、
摩耗性、耐汚染性、耐擦傷性等の表面物性に優れたもの
として用いられている。しかし、前記トップコート層と
して熱硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹脂を用いたもの
は、汚れの除去に濡れ雑巾や洗剤を用いた時には殆どの
汚れを落とすことが出来るが、最も簡便な拭き取り法で
ある乾拭きでは汚れが残り、防汚性に劣るという問題が
あった。
材の表面に絵柄模様を転写する方法等により絵柄模様を
設けた後、トップコート層用透明塗料として、熱硬化性
樹脂、電離放射線硬化性樹脂を用いたものが表面硬度、
摩耗性、耐汚染性、耐擦傷性等の表面物性に優れたもの
として用いられている。しかし、前記トップコート層と
して熱硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹脂を用いたもの
は、汚れの除去に濡れ雑巾や洗剤を用いた時には殆どの
汚れを落とすことが出来るが、最も簡便な拭き取り法で
ある乾拭きでは汚れが残り、防汚性に劣るという問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題に
鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、流し台、ガスコンロ等のキッチン回りに用いても、
剥離の発生が極めて少なく、耐熱性、耐防火性を有し、
乾拭きで簡単に付着した汚れを除去できる防汚性に優れ
た無機質系化粧板及びその製造方法を提供することであ
る。
鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、流し台、ガスコンロ等のキッチン回りに用いても、
剥離の発生が極めて少なく、耐熱性、耐防火性を有し、
乾拭きで簡単に付着した汚れを除去できる防汚性に優れ
た無機質系化粧板及びその製造方法を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の解決手段は、無機質系基材の上面に、ベース
コート層、絵柄印刷層、トップコート層が順次積層され
た無機質系化粧板において、前記トップコート層がフッ
素基を含有する熱硬化性樹脂塗料により形成されている
ことを特徴とするものである。この構成とすることによ
り、絵柄印刷層の上面にフッ素基を含有する熱硬化性樹
脂塗料によりトップコート層が設けられているため、化
粧板表面の防汚性が向上し、乾拭きにて簡単に汚れを拭
き取ることが出来る。また、化粧紙を用いることなく無
機質系基材のベースコート面に絵柄印刷層を形成するた
め、流し台等の水回りに用いても密着性の低下もなく、
ガスコンロ回りに用いられても耐熱性、耐防火性の心配
のない無機質系化粧板とすることが出来る。
の本発明の解決手段は、無機質系基材の上面に、ベース
コート層、絵柄印刷層、トップコート層が順次積層され
た無機質系化粧板において、前記トップコート層がフッ
素基を含有する熱硬化性樹脂塗料により形成されている
ことを特徴とするものである。この構成とすることによ
り、絵柄印刷層の上面にフッ素基を含有する熱硬化性樹
脂塗料によりトップコート層が設けられているため、化
粧板表面の防汚性が向上し、乾拭きにて簡単に汚れを拭
き取ることが出来る。また、化粧紙を用いることなく無
機質系基材のベースコート面に絵柄印刷層を形成するた
め、流し台等の水回りに用いても密着性の低下もなく、
ガスコンロ回りに用いられても耐熱性、耐防火性の心配
のない無機質系化粧板とすることが出来る。
【0006】前記絵柄印刷層が、転写シート基材の一方
の面に形成された絵柄印刷層を備えた構成の転写シート
を、前記絵柄印刷層を有する面と無機質系基材のベース
コート層面が接するように載置するとともに加熱加圧し
た後、前記転写シートの転写シート基材を剥離すること
により形成されていることを特徴とするものである。こ
うすることによって、化粧紙を用いることなく無機質系
基材の表面に直接細密な絵柄印刷層を容易に形成するこ
とが出来る。
の面に形成された絵柄印刷層を備えた構成の転写シート
を、前記絵柄印刷層を有する面と無機質系基材のベース
コート層面が接するように載置するとともに加熱加圧し
た後、前記転写シートの転写シート基材を剥離すること
により形成されていることを特徴とするものである。こ
うすることによって、化粧紙を用いることなく無機質系
基材の表面に直接細密な絵柄印刷層を容易に形成するこ
とが出来る。
【0007】転写シート基材の一方の面に絵柄印刷層を
積層した転写シートを準備する工程、無機質系基材の面
にベースコート層を塗装する工程、前記転写シートの絵
柄印刷層を前記無機質系基材のベースコート層に接する
ように載置し加熱圧着する工程、前記転写シートの転写
シート基材を剥離することにより前記無機質系基材のベ
ースコート層面に絵柄層を形成する工程、前記絵柄層表
面にフッ素基を含有する熱硬化性樹脂塗料によりトップ
コート層を形成する工程からなることを特徴とする防汚
性に優れた無機質系化粧板の製造方法とすることによ
り、上記のような効果を有する防汚性に優れた無機質系
化粧板が転写により容易に確実に製造できるものであ
る。
積層した転写シートを準備する工程、無機質系基材の面
にベースコート層を塗装する工程、前記転写シートの絵
柄印刷層を前記無機質系基材のベースコート層に接する
ように載置し加熱圧着する工程、前記転写シートの転写
シート基材を剥離することにより前記無機質系基材のベ
ースコート層面に絵柄層を形成する工程、前記絵柄層表
面にフッ素基を含有する熱硬化性樹脂塗料によりトップ
コート層を形成する工程からなることを特徴とする防汚
性に優れた無機質系化粧板の製造方法とすることによ
り、上記のような効果を有する防汚性に優れた無機質系
化粧板が転写により容易に確実に製造できるものであ
る。
【0008】
【発明の実施の態様】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の無機質
系化粧板の実施例を示す積層断面図、図2は本発明の無
機質系化粧板の製造方法の一例を説明する積層断面図で
あり、1は無機質系化粧板、2は無機質系基材、3はベ
ースコート層、3aはシーラー層、3bはプライマー
層、4は絵柄印刷層、4aはベタインキ層、4bは絵柄
インキ層、5はトップコート層、6は転写シート、7は
転写シート基材をそれぞれ表す。
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の無機質
系化粧板の実施例を示す積層断面図、図2は本発明の無
機質系化粧板の製造方法の一例を説明する積層断面図で
あり、1は無機質系化粧板、2は無機質系基材、3はベ
ースコート層、3aはシーラー層、3bはプライマー
層、4は絵柄印刷層、4aはベタインキ層、4bは絵柄
インキ層、5はトップコート層、6は転写シート、7は
転写シート基材をそれぞれ表す。
【0009】本発明の無機質系化粧板1の構成は図1に
示すように、無機質系基材2の表面に設けられたベース
コート層3を介して絵柄印刷層4とトップコート層5が
積層された構成からなる。絵柄印刷層4はベタインキ層
4aと絵柄インキ層4bで構成されており、無機質系基
材2の上面に設けられたシーラー層3aとプライマー層
3bからなるベースコート層3の面に転写法により形成
し、さらに該絵柄印刷層4の上面にフッ素基を含有する
熱硬化性樹脂塗料によってトップコート層5を形成した
ことを特徴とする。
示すように、無機質系基材2の表面に設けられたベース
コート層3を介して絵柄印刷層4とトップコート層5が
積層された構成からなる。絵柄印刷層4はベタインキ層
4aと絵柄インキ層4bで構成されており、無機質系基
材2の上面に設けられたシーラー層3aとプライマー層
3bからなるベースコート層3の面に転写法により形成
し、さらに該絵柄印刷層4の上面にフッ素基を含有する
熱硬化性樹脂塗料によってトップコート層5を形成した
ことを特徴とする。
【0010】本発明の無機質系化粧板1に用いられる無
機質系基材2としては、一般的には珪酸カルシウム板、
石綿スレート板、軽量発泡コンクリート板、中空押出セ
メント板等のセメント板、石膏板、石膏スラグ板等の石
膏系板、パルプセメント板、石綿セメント板、木片セメ
ント板等の繊維セメント板が挙げられる。
機質系基材2としては、一般的には珪酸カルシウム板、
石綿スレート板、軽量発泡コンクリート板、中空押出セ
メント板等のセメント板、石膏板、石膏スラグ板等の石
膏系板、パルプセメント板、石綿セメント板、木片セメ
ント板等の繊維セメント板が挙げられる。
【0011】ベースコート層3は、無機質系基材2から
のアルカリ成分溶出の防止のため、及び前記無機質系基
材2と絵柄印刷層4の密着性と絵柄印刷層4の転移性の
向上による高意匠感の現出を目的として設けられるもの
であり、その構成は任意で、前記の両方の物性を備えた
樹脂組成による一層構成としてもよいことは勿論である
が、品質性能を高める方法として、アルカリ成分溶出の
防止のためにポリイソシアネート系樹脂、湿気硬化型ウ
レタン系樹脂、スチレン−アクリル酸エステル共重合樹
脂等の硬化性樹脂よりなるシーラー層3a、無機質系基
材2の表面への絵柄印刷層4の密着性と転移性の向上を
目的とするアクリルウレタン系樹脂、メタクリル酸エス
テル系樹脂塗料等よりなるプライマー層3bからなる2
層構成とすることが望ましいものである。更に、プライ
マー層3bを着色、不透明にすることにより、隠蔽性を
持たせ、基材上に形成される絵柄印刷層4が被貼合せ基
材の色の影響を受けなくすることが可能である。
のアルカリ成分溶出の防止のため、及び前記無機質系基
材2と絵柄印刷層4の密着性と絵柄印刷層4の転移性の
向上による高意匠感の現出を目的として設けられるもの
であり、その構成は任意で、前記の両方の物性を備えた
樹脂組成による一層構成としてもよいことは勿論である
が、品質性能を高める方法として、アルカリ成分溶出の
防止のためにポリイソシアネート系樹脂、湿気硬化型ウ
レタン系樹脂、スチレン−アクリル酸エステル共重合樹
脂等の硬化性樹脂よりなるシーラー層3a、無機質系基
材2の表面への絵柄印刷層4の密着性と転移性の向上を
目的とするアクリルウレタン系樹脂、メタクリル酸エス
テル系樹脂塗料等よりなるプライマー層3bからなる2
層構成とすることが望ましいものである。更に、プライ
マー層3bを着色、不透明にすることにより、隠蔽性を
持たせ、基材上に形成される絵柄印刷層4が被貼合せ基
材の色の影響を受けなくすることが可能である。
【0012】無機質系化粧板1に絵柄印刷層4を形成す
るための転写シート6としては、薄葉紙の片面に離型層
としてのポリオレフィン系樹脂層が全面に形成された転
写シート基材7の該ポリオレフィン系樹脂層面に任意の
絵柄印刷層4を積層構成したものが好ましいものであ
る。転写シート基材7としては、ポリエチレンフイル
ム、ポリプロピレンフイルム、ポリエステルフイルム等
のプラスチックフイルムや薄葉紙、純白紙等の紙、ある
いはこれらの複合フイルムなど通常の転写シートの基材
として用いられるものが使用され、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のポリオレフィン系樹脂層を薄葉紙の上面
に積層したものが好ましく用いられる。転写時の熱伝導
率を良くするためには、転写シート基材7は出来る限り
薄い方が好ましいが、あまり薄くなるとグラビア印刷等
の印刷時に基材が伸び易く印刷適性が低下する。印刷適
性の面より薄葉紙等を裏打ちすることが望ましく、薄葉
紙に10〜30μmのポリオレフィン系樹脂をコーティ
ングしたものが最適である。またポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン系樹脂を用いることで無機
質系基材2の表面の凹凸形状にも熱柔軟性を生かして転
写を容易にすることが出来る。
るための転写シート6としては、薄葉紙の片面に離型層
としてのポリオレフィン系樹脂層が全面に形成された転
写シート基材7の該ポリオレフィン系樹脂層面に任意の
絵柄印刷層4を積層構成したものが好ましいものであ
る。転写シート基材7としては、ポリエチレンフイル
ム、ポリプロピレンフイルム、ポリエステルフイルム等
のプラスチックフイルムや薄葉紙、純白紙等の紙、ある
いはこれらの複合フイルムなど通常の転写シートの基材
として用いられるものが使用され、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のポリオレフィン系樹脂層を薄葉紙の上面
に積層したものが好ましく用いられる。転写時の熱伝導
率を良くするためには、転写シート基材7は出来る限り
薄い方が好ましいが、あまり薄くなるとグラビア印刷等
の印刷時に基材が伸び易く印刷適性が低下する。印刷適
性の面より薄葉紙等を裏打ちすることが望ましく、薄葉
紙に10〜30μmのポリオレフィン系樹脂をコーティ
ングしたものが最適である。またポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン系樹脂を用いることで無機
質系基材2の表面の凹凸形状にも熱柔軟性を生かして転
写を容易にすることが出来る。
【0013】絵柄印刷層4としては、全面ベタ刷りのベ
タインキ層4aと例えば、石目、布目、天然皮革の表面
柄、抽象柄等を表現する絵柄インキ層4bが付されてお
り、絵柄印刷層4を形成するインキのビヒクルとして
は、アルキッド系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル系
樹脂等からなる汎用の樹脂が用いられ、更に必要に応じ
てその他の添加剤、例えば、有機又は無機系の顔料、染
料等の着色剤、体質顔料、安定剤、可塑剤、溶剤等を適
宜混合したものが使用できる。
タインキ層4aと例えば、石目、布目、天然皮革の表面
柄、抽象柄等を表現する絵柄インキ層4bが付されてお
り、絵柄印刷層4を形成するインキのビヒクルとして
は、アルキッド系樹脂、ウレタン系樹脂、塩化ビニル系
樹脂等からなる汎用の樹脂が用いられ、更に必要に応じ
てその他の添加剤、例えば、有機又は無機系の顔料、染
料等の着色剤、体質顔料、安定剤、可塑剤、溶剤等を適
宜混合したものが使用できる。
【0014】本発明の防汚性に優れた無機質系化粧板1
の最表面に形成されるトップコート層5は汚染性防止機
能を有するフッ素基を含有する熱硬化性樹脂層により構
成されている。トップコート層5を形成する透明樹脂と
しては、耐汚染性、耐擦傷性、耐溶剤性等の表面物性に
優れた被膜を形成することが望ましく、不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン系樹脂、フェノ
ール樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂が挙げられ
る。中でも主剤としてOH基を有するポリオール成分
(アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリ
エーテルポリオール、エポキシポリオール、フッ素ポリ
オール等)を用い、これに硬化剤として、トリレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、メタ
キシレンジイソシアネート等のイソシアネート化合物を
添加してなる2液硬化性ウレタン系樹脂が好ましく用い
られる。塗工方法としては、カーテンフローコーター、
ロールコーター、スプレー等の公知の塗工手段を用いる
ことができ、塗膜厚としては20〜50μmが好まし
い。
の最表面に形成されるトップコート層5は汚染性防止機
能を有するフッ素基を含有する熱硬化性樹脂層により構
成されている。トップコート層5を形成する透明樹脂と
しては、耐汚染性、耐擦傷性、耐溶剤性等の表面物性に
優れた被膜を形成することが望ましく、不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン系樹脂、フェノ
ール樹脂、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂が挙げられ
る。中でも主剤としてOH基を有するポリオール成分
(アクリルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリ
エーテルポリオール、エポキシポリオール、フッ素ポリ
オール等)を用い、これに硬化剤として、トリレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、メタ
キシレンジイソシアネート等のイソシアネート化合物を
添加してなる2液硬化性ウレタン系樹脂が好ましく用い
られる。塗工方法としては、カーテンフローコーター、
ロールコーター、スプレー等の公知の塗工手段を用いる
ことができ、塗膜厚としては20〜50μmが好まし
い。
【0015】トップコート層5を形成するフッ素基を含
有する熱硬化性樹脂としては、フルオロオレフィン系重
合体に硬化剤としてポリイソシアネート化合物等を配合
してなるフッ素系熱硬化性樹脂及び、熱硬化性樹脂に低
分子量のフッ素系化合物を添加混合したフッ素添加熱硬
化性樹脂を含むものである。
有する熱硬化性樹脂としては、フルオロオレフィン系重
合体に硬化剤としてポリイソシアネート化合物等を配合
してなるフッ素系熱硬化性樹脂及び、熱硬化性樹脂に低
分子量のフッ素系化合物を添加混合したフッ素添加熱硬
化性樹脂を含むものである。
【0016】フルオロオレフィン系重合体に硬化剤とし
てポリイソシアネート化合物等を配合してなるフッ素ポ
リオール樹脂としては、フルオロオレフィン単位に基づ
くフッ素含有量10重量%以上で且つ溶剤に可溶なヒド
ロキシル基を有する含フッ素共重合体が挙げられる。
てポリイソシアネート化合物等を配合してなるフッ素ポ
リオール樹脂としては、フルオロオレフィン単位に基づ
くフッ素含有量10重量%以上で且つ溶剤に可溶なヒド
ロキシル基を有する含フッ素共重合体が挙げられる。
【0017】また、トップコート層5を形成する2液硬
化性ウレタン系樹脂に混合するフッ素系添加剤として
は、分子中にアルキル基の水素原子がすべてフッ素原子
に置換したパーフロロアルキル基と親水性基もしくは親
油性基をもつ界面活性剤である。そしてこのパーフロロ
アルキル基の表面移行性を利用して樹脂の表面改質を行
うものであって、同一分子内においてパーフロロアルキ
ル基を集合化させ、表面配向性を向上させたものであ
り、少量の添加で樹脂表面に移行し、樹脂表面をフッ素
改質する。フッ素系界面活性剤の添加量としては、樹脂
固形分に対して0.5〜1.0重量部の添加で樹脂表面
はフッ素改質され、2液硬化性ウレタン系樹脂表面は撥
水撥油化、防汚化、非粘着化される。
化性ウレタン系樹脂に混合するフッ素系添加剤として
は、分子中にアルキル基の水素原子がすべてフッ素原子
に置換したパーフロロアルキル基と親水性基もしくは親
油性基をもつ界面活性剤である。そしてこのパーフロロ
アルキル基の表面移行性を利用して樹脂の表面改質を行
うものであって、同一分子内においてパーフロロアルキ
ル基を集合化させ、表面配向性を向上させたものであ
り、少量の添加で樹脂表面に移行し、樹脂表面をフッ素
改質する。フッ素系界面活性剤の添加量としては、樹脂
固形分に対して0.5〜1.0重量部の添加で樹脂表面
はフッ素改質され、2液硬化性ウレタン系樹脂表面は撥
水撥油化、防汚化、非粘着化される。
【0018】次に、本発明の無機質系化粧板1の製造方
法の一例について図面を用いて説明する。先ず、図2
(イ)に示すように、転写シート基材7の上面に絵柄イ
ンキ層4b及びベタインキ層4aよりなる絵柄印刷層4
が設けられた転写シート6を準備する。次に、図2
(ロ)に示すような、無機質系基材2の上面にシーラー
層3aとプライマー層3bからなるベースコート層3を
設けた。次に、図2(ハ)に示すように、該転写シート
6の絵柄印刷層4を無機質系基材2の上面に設けられた
ベースコート層3と対向するように重ねあわせ、前記転
写シート6の面より加熱加圧する。次いで、図2(ニ)
に示すように、前記転写シート6の転写シート基材7を
剥離し無機質系基材2のベースコート層3面に絵柄印刷
層4を設ける。さらに、図2(ホ)に示すように、該絵
柄印刷層4を含む無機質系基材2の上面にフッ素基を含
有する熱硬化性樹脂を塗工し、硬化することによって、
防汚性を有するトップコート層5が形成され、防汚性に
優れる無機質系化粧板1が得られる。
法の一例について図面を用いて説明する。先ず、図2
(イ)に示すように、転写シート基材7の上面に絵柄イ
ンキ層4b及びベタインキ層4aよりなる絵柄印刷層4
が設けられた転写シート6を準備する。次に、図2
(ロ)に示すような、無機質系基材2の上面にシーラー
層3aとプライマー層3bからなるベースコート層3を
設けた。次に、図2(ハ)に示すように、該転写シート
6の絵柄印刷層4を無機質系基材2の上面に設けられた
ベースコート層3と対向するように重ねあわせ、前記転
写シート6の面より加熱加圧する。次いで、図2(ニ)
に示すように、前記転写シート6の転写シート基材7を
剥離し無機質系基材2のベースコート層3面に絵柄印刷
層4を設ける。さらに、図2(ホ)に示すように、該絵
柄印刷層4を含む無機質系基材2の上面にフッ素基を含
有する熱硬化性樹脂を塗工し、硬化することによって、
防汚性を有するトップコート層5が形成され、防汚性に
優れる無機質系化粧板1が得られる。
【0019】
実施例1 秤量40g/m2 の薄葉紙にポリエチレン樹脂を20μ
mの厚さにコートした転写シート基材のポリエチレン樹
脂層面にアルキッド樹脂系インキを用いてグラビア輪転
印刷機にて所望の柄を印刷し転写シートを作製した。別
途、厚さ3mmの珪酸カルシウム板にシーラー層として
湿気硬化型ウレタン系樹脂塗料を30g/m2 塗布し、
さらに、白色プライマー層としてアクリルウレタン系樹
脂塗料を100g/m2 塗工し、80℃で20分間乾燥
した。次いで、該白色プライマー層面に転写シートの絵
柄印刷面が対向するように載せ、熱盤温度135℃、圧
力15kg/cm2 で5分間の条件で加熱加圧し転写し
た。前記転写シートの転写シート基材を剥離後、絵柄転
写面にフッ素系アクリルウレタン樹脂(大日本インキ化
学(株)製、DEFENSA TR−310)を塗膜厚
が20〜30μm(ドライ)になるようにカーテンフロ
ーコーターで塗布し、80℃で20分間乾燥させ、表面
に防汚性を有する無機質系化粧板を得た。
mの厚さにコートした転写シート基材のポリエチレン樹
脂層面にアルキッド樹脂系インキを用いてグラビア輪転
印刷機にて所望の柄を印刷し転写シートを作製した。別
途、厚さ3mmの珪酸カルシウム板にシーラー層として
湿気硬化型ウレタン系樹脂塗料を30g/m2 塗布し、
さらに、白色プライマー層としてアクリルウレタン系樹
脂塗料を100g/m2 塗工し、80℃で20分間乾燥
した。次いで、該白色プライマー層面に転写シートの絵
柄印刷面が対向するように載せ、熱盤温度135℃、圧
力15kg/cm2 で5分間の条件で加熱加圧し転写し
た。前記転写シートの転写シート基材を剥離後、絵柄転
写面にフッ素系アクリルウレタン樹脂(大日本インキ化
学(株)製、DEFENSA TR−310)を塗膜厚
が20〜30μm(ドライ)になるようにカーテンフロ
ーコーターで塗布し、80℃で20分間乾燥させ、表面
に防汚性を有する無機質系化粧板を得た。
【0020】実施例2 秤量40g/m2 の薄葉紙にポリエチレン樹脂を20μ
mの厚さにコートした転写シート基材のポリエチレン樹
脂層面にアルキッド樹脂系インキを用いてグラビア輪転
印刷機にて所望の柄を印刷し転写シートを作製した。別
途、厚さ3mmの珪酸カルシウム板にシーラー層として
湿気硬化型ウレタン系樹脂塗料を30g/m2 塗布し、
さらに、白色プライマー層としてアクリルウレタン系樹
脂塗料を100g/m2 塗工し、80℃で20分間乾燥
した。次いで、該白色プライマー層面に転写シートの絵
柄印刷面が対向するように載せ、熱盤温度135℃、圧
力15kg/cm2 で5分間の条件で加熱加圧し転写し
た。前記転写シートの転写シート基材を剥離後、絵柄転
写面に2液硬化性アクリルウレタン樹脂100重量部に
にフッ素系界面活性剤(大日本インキ化学(株)製、D
EFENSA MCF−323)を1重量部混合した透
明塗料を塗膜厚が20〜30μm(ドライ)になるよう
にカーテンフローコーターで塗布し、80℃で20分間
乾燥させ、表面に防汚性を有する無機質系化粧板を得
た。
mの厚さにコートした転写シート基材のポリエチレン樹
脂層面にアルキッド樹脂系インキを用いてグラビア輪転
印刷機にて所望の柄を印刷し転写シートを作製した。別
途、厚さ3mmの珪酸カルシウム板にシーラー層として
湿気硬化型ウレタン系樹脂塗料を30g/m2 塗布し、
さらに、白色プライマー層としてアクリルウレタン系樹
脂塗料を100g/m2 塗工し、80℃で20分間乾燥
した。次いで、該白色プライマー層面に転写シートの絵
柄印刷面が対向するように載せ、熱盤温度135℃、圧
力15kg/cm2 で5分間の条件で加熱加圧し転写し
た。前記転写シートの転写シート基材を剥離後、絵柄転
写面に2液硬化性アクリルウレタン樹脂100重量部に
にフッ素系界面活性剤(大日本インキ化学(株)製、D
EFENSA MCF−323)を1重量部混合した透
明塗料を塗膜厚が20〜30μm(ドライ)になるよう
にカーテンフローコーターで塗布し、80℃で20分間
乾燥させ、表面に防汚性を有する無機質系化粧板を得
た。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、無機質系
基材の表面にフッ素基を含有する熱硬化性樹脂によりト
ップコート層が形成されているため、化粧板表面の防汚
性が向上し、乾拭きにて簡単に汚れを落とすことが出来
る防汚性に優れた無機質系化粧板を安価に得ることが出
来る。
基材の表面にフッ素基を含有する熱硬化性樹脂によりト
ップコート層が形成されているため、化粧板表面の防汚
性が向上し、乾拭きにて簡単に汚れを落とすことが出来
る防汚性に優れた無機質系化粧板を安価に得ることが出
来る。
【0022】また、印刷紙を用いることなく無機質系基
材の表面に設けられたベースコート層面に、転写によっ
て直接絵柄印刷層が設けられているため、流し台等の水
回りに用いても密着性の低下もなく、ガスコンロ回りに
用いても耐熱性、耐防火性の問題もない化粧板とするこ
とができ、キッチンバックパネルとして用いることが出
来る。
材の表面に設けられたベースコート層面に、転写によっ
て直接絵柄印刷層が設けられているため、流し台等の水
回りに用いても密着性の低下もなく、ガスコンロ回りに
用いても耐熱性、耐防火性の問題もない化粧板とするこ
とができ、キッチンバックパネルとして用いることが出
来る。
【図1】本発明の無機質系化粧板の実施例を示す断面図
である。
である。
【図2】本発明の無機質系化粧板の製造方法の一例を説
明する積層断面図である。
明する積層断面図である。
1 無機質系化粧板 2 無機質系基材 3 ベースコート層 3a シーラー層 3b プライマー層 4 絵柄印刷層 4a ベタインキ層 4b 絵柄インキ層 5 トップコート層 6 転写シート 7 転写シート基材
Claims (3)
- 【請求項1】 無機質系基材の上面に、ベースコート
層、絵柄印刷層、トップコート層が順次積層された無機
質系化粧板において、前記トップコート層がフッ素基を
含有する熱硬化性樹脂塗料により形成されていることを
特徴とする防汚性に優れた無機質系化粧板。 - 【請求項2】 前記絵柄印刷層が、転写シート基材の一
方の面に形成された絵柄印刷層を備えた構成の転写シー
トを、前記絵柄印刷層を有する面と無機質系基材のベー
スコート層面が接するように載置するとともに加熱加圧
した後、前記転写シートの転写シート基材を剥離するこ
とにより形成されていることを特徴とする請求項1記載
の防汚性に優れた無機質系化粧板。 - 【請求項3】 転写シート基材の一方の面に絵柄印刷層
を積層した転写シートを準備する工程、無機質系基材の
面にベースコート層を塗装する工程、前記転写シートの
絵柄印刷層を前記無機質系基材のベースコート層に接す
るように載置し加熱圧着する工程、前記転写シートの転
写シート基材を剥離することにより前記無機質系基材の
ベースコート層面に絵柄印刷層を形成する工程、前記絵
柄印刷層表面にフッ素基を含有する熱硬化性樹脂塗料を
塗工硬化することによりトップコート層を形成する工程
からなることを特徴とする防汚性に優れた無機質系化粧
板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30701796A JPH10128902A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 防汚性に優れた無機質系化粧板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30701796A JPH10128902A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 防汚性に優れた無機質系化粧板及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10128902A true JPH10128902A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17964030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30701796A Pending JPH10128902A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 防汚性に優れた無機質系化粧板及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10128902A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000301681A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-10-31 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート及びそれを用いた化粧材 |
JP2000301680A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-10-31 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート及びそれを用いた化粧材 |
US7238391B2 (en) * | 2000-11-01 | 2007-07-03 | Valspar Sourcing, Inc. | Abrasion resistant coating for stacks of fiber cement siding |
JP2015202598A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | 株式会社ハウステック | 防汚性能を有する成形品およびその製造方法 |
JP2018184010A (ja) * | 2018-09-04 | 2018-11-22 | 株式会社ハウステック | 防汚性能を有する成形品およびその製造方法 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP30701796A patent/JPH10128902A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000301681A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-10-31 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート及びそれを用いた化粧材 |
JP2000301680A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-10-31 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート及びそれを用いた化粧材 |
US7238391B2 (en) * | 2000-11-01 | 2007-07-03 | Valspar Sourcing, Inc. | Abrasion resistant coating for stacks of fiber cement siding |
US7442416B2 (en) | 2000-11-01 | 2008-10-28 | Valspar Sourcing, Inc. | Method using abrasion resistant coating for stacks of fiber cement siding |
JP2015202598A (ja) * | 2014-04-11 | 2015-11-16 | 株式会社ハウステック | 防汚性能を有する成形品およびその製造方法 |
JP2018184010A (ja) * | 2018-09-04 | 2018-11-22 | 株式会社ハウステック | 防汚性能を有する成形品およびその製造方法 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051012 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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