JPH08118553A - 内装用化粧シート - Google Patents
内装用化粧シートInfo
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- JPH08118553A JPH08118553A JP6255651A JP25565194A JPH08118553A JP H08118553 A JPH08118553 A JP H08118553A JP 6255651 A JP6255651 A JP 6255651A JP 25565194 A JP25565194 A JP 25565194A JP H08118553 A JPH08118553 A JP H08118553A
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- vinyl chloride
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、一般住宅、病院、ホール等の壁紙や
天井材として使用する内装用化粧シートであり、汚れ易
い場所に使用することに適した優れた耐汚染性を有する
内装用化粧シートを提供する。 【構成】基材(11)上に、塩化ビニルペースト層(1
2)とこの上に柄印刷層(14)を設け、さらに接着剤
(13)を介してフッ素樹脂フィルム(15)を設けた
ことを特徴とする内装用化粧シートである。また、この
フッ素樹脂フィルム(15)が、エチレン−テトラフル
オロエチレン共重合樹脂であることを特徴とするもので
ある。
天井材として使用する内装用化粧シートであり、汚れ易
い場所に使用することに適した優れた耐汚染性を有する
内装用化粧シートを提供する。 【構成】基材(11)上に、塩化ビニルペースト層(1
2)とこの上に柄印刷層(14)を設け、さらに接着剤
(13)を介してフッ素樹脂フィルム(15)を設けた
ことを特徴とする内装用化粧シートである。また、この
フッ素樹脂フィルム(15)が、エチレン−テトラフル
オロエチレン共重合樹脂であることを特徴とするもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般住宅、病院、ホー
ル等の壁紙や天井材として使用する内装用化粧シートに
関し、詳しくは、汚れ易い場所に使用することに適した
優れた耐汚染性を有する内装用化粧シートに関するもの
である。
ル等の壁紙や天井材として使用する内装用化粧シートに
関し、詳しくは、汚れ易い場所に使用することに適した
優れた耐汚染性を有する内装用化粧シートに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、内装用化粧シートとして壁紙
が一般的に知られている。この壁紙としては、紙特有の
風合いがある紙壁紙、エンボス加工が施し易く、発泡
性、耐水性の加工が容易な塩化ビニル壁紙(塩ビ壁
紙)、柔らかさ等本物の風合いを有するクロス壁紙、そ
の他自然の素材(コルク、竹材等)を生かした特殊壁
紙、の4つに分類される。特に、塩ビ壁紙は豊富な表現
が可能で、かつ、耐久性、施工性、生産面で優れている
ことから壁紙の主流として使用されている。
が一般的に知られている。この壁紙としては、紙特有の
風合いがある紙壁紙、エンボス加工が施し易く、発泡
性、耐水性の加工が容易な塩化ビニル壁紙(塩ビ壁
紙)、柔らかさ等本物の風合いを有するクロス壁紙、そ
の他自然の素材(コルク、竹材等)を生かした特殊壁
紙、の4つに分類される。特に、塩ビ壁紙は豊富な表現
が可能で、かつ、耐久性、施工性、生産面で優れている
ことから壁紙の主流として使用されている。
【0003】一例を挙げるならば、図3に示す如く、裏
打紙(31)に塩化ビニル樹脂をコーティングして層
(32)を形成するか又は塩化ビニルシート(32)を
ラミネートして、この上にグラビア印刷による絵柄層
(33)を設け、この上に発泡量の大きいADCA(ア
ゾ−ジ−カルボン−アミド)系の発泡剤を配合した塩ビ
ペーストをスクリーン印刷等により設け層(34)を形
成して、加熱、発泡させて凹凸模様を形成したものであ
る。さらに図示はしないが、この上からさらにエンボス
加工による凹凸模様を形成し、一層の立体感や風合の表
現をした壁紙が公知である。
打紙(31)に塩化ビニル樹脂をコーティングして層
(32)を形成するか又は塩化ビニルシート(32)を
ラミネートして、この上にグラビア印刷による絵柄層
(33)を設け、この上に発泡量の大きいADCA(ア
ゾ−ジ−カルボン−アミド)系の発泡剤を配合した塩ビ
ペーストをスクリーン印刷等により設け層(34)を形
成して、加熱、発泡させて凹凸模様を形成したものであ
る。さらに図示はしないが、この上からさらにエンボス
加工による凹凸模様を形成し、一層の立体感や風合の表
現をした壁紙が公知である。
【0004】しかし、加熱、発泡させてスポンジ状の塩
ビペースト層(34)を形成した壁紙は、表面が汚れや
すく、しかも擦れ等に対しての表面強度が極めて弱い欠
点がある。そこで通常は、図3(a)に示すように、汚
れ防止機能、表面強度の向上を図るため壁紙の表面に樹
脂塗料をコーティングするか、合成樹脂フィルム(3
5)をラミネートすることにより、耐汚染性と耐摩耗性
を向上させたもので、この合成樹脂フィルムとしては、
エチレンビニルアルコール共重合樹脂フィルムが使用さ
れていた。
ビペースト層(34)を形成した壁紙は、表面が汚れや
すく、しかも擦れ等に対しての表面強度が極めて弱い欠
点がある。そこで通常は、図3(a)に示すように、汚
れ防止機能、表面強度の向上を図るため壁紙の表面に樹
脂塗料をコーティングするか、合成樹脂フィルム(3
5)をラミネートすることにより、耐汚染性と耐摩耗性
を向上させたもので、この合成樹脂フィルムとしては、
エチレンビニルアルコール共重合樹脂フィルムが使用さ
れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂コ
ーティング処理の場合には、発泡剤を発泡させた層は勿
論、ケミカルエンボス(発泡抑制インキによる凹凸模
様)等の発泡工程を必要とする壁紙に対応することがで
きるが、耐溶剤性、耐薬品性、耐摩耗性等の物性的機能
は著しく劣る問題があった。また、エチレンビニルアル
コール共重合樹脂フィルムにおいても、溶解力の高い溶
剤を用いて拭き取っても表面の風合いが変わることはな
く付着した汚れを落とすことができるが、耐水性に問題
があり、例えば水性インキ等の汚れに対しては完全に落
とすことができず耐汚染性が十分でない。さらに、合成
樹脂フィルムをラミネートして表面に耐久性を持たせよ
うとすると、エンボス加工のヒーターの熱やラミネート
の際の熱で、塩化ビニルペースト層から沸点の低い成分
が揮発して、ラミネートされた合成樹脂フィルムの内側
に膨らみが発生する場合が有り、意匠感が損なわれるば
かりか、合成樹脂フィルムが破裂することがあり、この
場合には耐久性、耐汚染性が得られない。
ーティング処理の場合には、発泡剤を発泡させた層は勿
論、ケミカルエンボス(発泡抑制インキによる凹凸模
様)等の発泡工程を必要とする壁紙に対応することがで
きるが、耐溶剤性、耐薬品性、耐摩耗性等の物性的機能
は著しく劣る問題があった。また、エチレンビニルアル
コール共重合樹脂フィルムにおいても、溶解力の高い溶
剤を用いて拭き取っても表面の風合いが変わることはな
く付着した汚れを落とすことができるが、耐水性に問題
があり、例えば水性インキ等の汚れに対しては完全に落
とすことができず耐汚染性が十分でない。さらに、合成
樹脂フィルムをラミネートして表面に耐久性を持たせよ
うとすると、エンボス加工のヒーターの熱やラミネート
の際の熱で、塩化ビニルペースト層から沸点の低い成分
が揮発して、ラミネートされた合成樹脂フィルムの内側
に膨らみが発生する場合が有り、意匠感が損なわれるば
かりか、合成樹脂フィルムが破裂することがあり、この
場合には耐久性、耐汚染性が得られない。
【0006】そこで本発明は、耐汚染性、耐摩耗性等の
表面強度を向上させるため、汚れがつき難く、耐熱性が
高い合成樹脂フィルムを選択すると共に、膨らみ発生の
原因となっている塩化ビニルペースト層の組成を改良す
ることで合成樹脂フィルムのラミネートを容易にし、か
つ、優れた耐汚染性を有する内装用化粧シートを提供す
る。
表面強度を向上させるため、汚れがつき難く、耐熱性が
高い合成樹脂フィルムを選択すると共に、膨らみ発生の
原因となっている塩化ビニルペースト層の組成を改良す
ることで合成樹脂フィルムのラミネートを容易にし、か
つ、優れた耐汚染性を有する内装用化粧シートを提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記目的
を達成するために、基材(11)の片側に、塩化ビニル
ペースト層(12)を設けてなる原反に、接着剤(1
3)を介してフッ素樹脂フィルム(15)を設けたこと
を特徴とする内装用化粧シートで、このフッ素樹脂フィ
ルム(15)が、エチレン−テトラフルオロエチレン共
重合樹脂であることを特徴とするものである。
を達成するために、基材(11)の片側に、塩化ビニル
ペースト層(12)を設けてなる原反に、接着剤(1
3)を介してフッ素樹脂フィルム(15)を設けたこと
を特徴とする内装用化粧シートで、このフッ素樹脂フィ
ルム(15)が、エチレン−テトラフルオロエチレン共
重合樹脂であることを特徴とするものである。
【0008】また、塩化ビニルペースト層(12)上に
は、柄印刷層(14)を設けたことを特徴とする。
は、柄印刷層(14)を設けたことを特徴とする。
【0009】さらに、フッ素樹脂フィルム(15)上
に、エンボス(E)を設けたことを特徴とするものであ
る。
に、エンボス(E)を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】上記の如き本発明の内装用化粧シートによれ
ば、この表面に汚れが付着した場合に溶解力のある溶剤
で拭き取っても風合いが変わらない点は、従来の樹脂フ
ィルムと同じであるが、エチレン−テトラフルオロエチ
レン共重合樹脂フィルムの場合には、汚れを殆ど寄せつ
けないという汚れ難さを有するので、優れた耐汚染性が
得られる。
ば、この表面に汚れが付着した場合に溶解力のある溶剤
で拭き取っても風合いが変わらない点は、従来の樹脂フ
ィルムと同じであるが、エチレン−テトラフルオロエチ
レン共重合樹脂フィルムの場合には、汚れを殆ど寄せつ
けないという汚れ難さを有するので、優れた耐汚染性が
得られる。
【0011】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例における内装用化粧シートを
断面で表した説明図である。
図1は、本発明の一実施例における内装用化粧シートを
断面で表した説明図である。
【0012】図1に示すように、基材(11)として
は、布、不織布、難燃性裏打ち紙等の内、難燃性裏打ち
紙を使用し、この上に、塩化ビニルペーストをコーティ
ングした後に乾燥して層(12)としたものである。こ
の塩化ビニルペーストの組成を下記に示す。 塩化ビニルペースト組成 塩化ビニル樹脂 100部 可塑剤(a) 50部 可塑剤(b) 20部 安定剤 2部 充填剤(炭酸カルシューム) 100部 チタン 20部 希釈剤 5部 減粘剤 10部 上記に示した塩化ビニルペーストを、坪量70g/m2
の難燃性裏打ち紙にナイフコーターを用いて塗布、乾燥
して原反を作製した。
は、布、不織布、難燃性裏打ち紙等の内、難燃性裏打ち
紙を使用し、この上に、塩化ビニルペーストをコーティ
ングした後に乾燥して層(12)としたものである。こ
の塩化ビニルペーストの組成を下記に示す。 塩化ビニルペースト組成 塩化ビニル樹脂 100部 可塑剤(a) 50部 可塑剤(b) 20部 安定剤 2部 充填剤(炭酸カルシューム) 100部 チタン 20部 希釈剤 5部 減粘剤 10部 上記に示した塩化ビニルペーストを、坪量70g/m2
の難燃性裏打ち紙にナイフコーターを用いて塗布、乾燥
して原反を作製した。
【0013】上記の塩化ビニルペーストは、合成樹脂フ
ィルムをラミネートする際に発生する膨らみを防止する
ために組成を改良したものである。脹らみの原因となっ
ていたのは組成中の希釈剤であり、希釈剤の配合量を可
能な限り減らし、このペーストをナイフコーターを用い
て基材(11)である難燃性裏打ち紙に塗布する際に
も、十分な加熱をして希釈剤を揮発させる。また、希釈
剤を減らしたことにより増粘するので、減粘剤や高沸点
希釈剤を使用して粘度を下げるようにしたものである。
また、化粧シートに合成樹脂フィルムをラミネートする
ことで、全体が硬くなりカールが発生し易く、耐寒性や
加工適性も低下するので、柔軟性をもたせる効果がある
可塑剤(a)を配合したものである。
ィルムをラミネートする際に発生する膨らみを防止する
ために組成を改良したものである。脹らみの原因となっ
ていたのは組成中の希釈剤であり、希釈剤の配合量を可
能な限り減らし、このペーストをナイフコーターを用い
て基材(11)である難燃性裏打ち紙に塗布する際に
も、十分な加熱をして希釈剤を揮発させる。また、希釈
剤を減らしたことにより増粘するので、減粘剤や高沸点
希釈剤を使用して粘度を下げるようにしたものである。
また、化粧シートに合成樹脂フィルムをラミネートする
ことで、全体が硬くなりカールが発生し易く、耐寒性や
加工適性も低下するので、柔軟性をもたせる効果がある
可塑剤(a)を配合したものである。
【0014】次に、塩化ビニルペースト層(12)上
に、グラビア印刷方式により複数色の掛け合わせによる
柄印刷層(14)を設けて、この全面に接着剤(13)
を介して、フッ素樹脂フィルム(15)をドライラミネ
ートすることで内装用化粧シートが得られる。
に、グラビア印刷方式により複数色の掛け合わせによる
柄印刷層(14)を設けて、この全面に接着剤(13)
を介して、フッ素樹脂フィルム(15)をドライラミネ
ートすることで内装用化粧シートが得られる。
【0015】このフッ素樹脂フィルム(15)は接着性
が低いので、接着剤(13)としてはポリエステル系樹
脂を主体とする接着剤(例えば、ソニーケミカル(株)
製)が好適である。また、フッ素樹脂フィルム(15)
は、四フッ化系コポリマーのエチレン−テトラフルオロ
エチレン共重合体(ETFE)、EPE、FEP、PF
Aのフッ素樹脂フィルムを使用することが可能である
が、耐熱温度は150℃、機械的強度が最も高く、しか
も加工適性の良いエチレン−テトラフルオロエチレン共
重合体(ETFE)のフィルムが最適である。
が低いので、接着剤(13)としてはポリエステル系樹
脂を主体とする接着剤(例えば、ソニーケミカル(株)
製)が好適である。また、フッ素樹脂フィルム(15)
は、四フッ化系コポリマーのエチレン−テトラフルオロ
エチレン共重合体(ETFE)、EPE、FEP、PF
Aのフッ素樹脂フィルムを使用することが可能である
が、耐熱温度は150℃、機械的強度が最も高く、しか
も加工適性の良いエチレン−テトラフルオロエチレン共
重合体(ETFE)のフィルムが最適である。
【0016】図2は、上記化粧シート表面のフッ素樹脂
フィルムに微細なエンボスを施した一例を示す断面で表
した説明図である。図2に示すように、フッ素樹脂フィ
ルム(15)をドライラミネートするとともに、このフ
ッ素樹脂フィルム(15)上に微細な砂目状などのダブ
リングエンボスを施したもので、このフッ素樹脂フィル
ム(エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体)は、
比較的低い温度でエンボス加工ができるので、下層の塩
化ビニルペースト層(12)は破壊されない。
フィルムに微細なエンボスを施した一例を示す断面で表
した説明図である。図2に示すように、フッ素樹脂フィ
ルム(15)をドライラミネートするとともに、このフ
ッ素樹脂フィルム(15)上に微細な砂目状などのダブ
リングエンボスを施したもので、このフッ素樹脂フィル
ム(エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体)は、
比較的低い温度でエンボス加工ができるので、下層の塩
化ビニルペースト層(12)は破壊されない。
【0017】このフッ素樹脂フィルム(15)をドライ
ラミネートした際に、希釈剤の揮発等によるフィルムの
膨らみ、エンボスの入り具合、表面の艶の左右差等の不
具合は発生しなかった。
ラミネートした際に、希釈剤の揮発等によるフィルムの
膨らみ、エンボスの入り具合、表面の艶の左右差等の不
具合は発生しなかった。
【0018】<耐汚染性試験>次に、本発明の内装用化
粧シートと、合成樹脂フィルムとしてエチレンビニルア
ルコール共重合樹脂フィルムをラミネートした化粧シー
トと、一般的な塩ビ壁紙の耐汚染性の試験を行いこれを
比較評価した。試験方法はクレヨン等の各試験項目品で
上記のシート表面を塗り潰す又は数滴を垂らして48時
間後に、(A):乾いた布で拭き取る・(B):中性洗
剤を水に入れて(20%液)綿布をこの液で濡らして拭
き取る。この汚れの落ち具合を評価したもので、この結
果を表1に示す。
粧シートと、合成樹脂フィルムとしてエチレンビニルア
ルコール共重合樹脂フィルムをラミネートした化粧シー
トと、一般的な塩ビ壁紙の耐汚染性の試験を行いこれを
比較評価した。試験方法はクレヨン等の各試験項目品で
上記のシート表面を塗り潰す又は数滴を垂らして48時
間後に、(A):乾いた布で拭き取る・(B):中性洗
剤を水に入れて(20%液)綿布をこの液で濡らして拭
き取る。この汚れの落ち具合を評価したもので、この結
果を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の構成であるから、下記に
示す如き効果がある。すなわち、耐汚染性、表面強度が
従来品に比べて飛躍的に向上するので、不特定多数の人
の出入りのある場所の内装材として極めて優れた化粧シ
ートが得られる。その他耐薬品性に優れ、耐候性がよ
く、耐熱性が高く、摩擦係数が小さい等の特性を有する
ので耐久性のある化粧シートとなる。
示す如き効果がある。すなわち、耐汚染性、表面強度が
従来品に比べて飛躍的に向上するので、不特定多数の人
の出入りのある場所の内装材として極めて優れた化粧シ
ートが得られる。その他耐薬品性に優れ、耐候性がよ
く、耐熱性が高く、摩擦係数が小さい等の特性を有する
ので耐久性のある化粧シートとなる。
【図1】本発明の一実施例における内装用化粧シートを
断面で表した説明図である。
断面で表した説明図である。
【図2】本発明の実施例におけるフッ素樹脂フィルム上
に微細なエンボスを施した一例を示す断面で表した説明
図である。
に微細なエンボスを施した一例を示す断面で表した説明
図である。
【図3】従来の塩ビ壁紙を示す断面で表した説明図
(a),(b)である。
(a),(b)である。
11,31…基材 12,32…塩化ビニルペースト層 13…接着剤 14,33…柄印刷層 15…フッ素樹脂フィルム 35…合成樹脂フィルム
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 33/00 9349−4F E04F 13/00 B 9127−2E
Claims (4)
- 【請求項1】基材(11)の片側に、塩化ビニルペース
ト層(12)を設けてなる原反に、接着剤(13)を介
してフッ素樹脂フィルム(15)を設けたことを特徴と
する内装用化粧シート。 - 【請求項2】前記フッ素樹脂フィルム(15)が、エチ
レン−テトラフルオロエチレン共重合樹脂からなること
を特徴とする請求項1に記載の内装用化粧シート。 - 【請求項3】前記塩化ビニルペースト層(12)上に、
柄印刷層(14)を設けたことを特徴とする請求項1に
記載の内装用化粧シート。 - 【請求項4】前記フッ素樹脂フィルム(15)上に、エ
ンボス(E)を設けたことを特徴とする請求項1に記載
の内装用化粧シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6255651A JPH08118553A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 内装用化粧シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6255651A JPH08118553A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 内装用化粧シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08118553A true JPH08118553A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17281720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6255651A Pending JPH08118553A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 内装用化粧シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08118553A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002008543A1 (en) | 2000-07-25 | 2002-01-31 | 3M Innovative Properties Company | Structure and method for floor-surface covering |
JP2002535523A (ja) * | 1999-02-01 | 2002-10-22 | アールジェイエフ インターナショナル コーポレーション | 書き込み/拭き取り可能な壁体カバリング |
US6767630B2 (en) | 2000-04-07 | 2004-07-27 | 3M Innovative Properties Company | Adhesive sheet and floor surface covered structure |
US8268427B2 (en) | 2007-12-27 | 2012-09-18 | Koyo Sangyo Co., Ltd. | Display sheet |
JP2017036522A (ja) * | 2015-08-10 | 2017-02-16 | 五洋建設株式会社 | 壁紙 |
US11267232B2 (en) | 2018-06-13 | 2022-03-08 | AGC Inc. | Decorative film, method for producing decorative film, and method for producing three-dimensional molded product provided with decorative film |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP6255651A patent/JPH08118553A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002535523A (ja) * | 1999-02-01 | 2002-10-22 | アールジェイエフ インターナショナル コーポレーション | 書き込み/拭き取り可能な壁体カバリング |
US6767630B2 (en) | 2000-04-07 | 2004-07-27 | 3M Innovative Properties Company | Adhesive sheet and floor surface covered structure |
WO2002008543A1 (en) | 2000-07-25 | 2002-01-31 | 3M Innovative Properties Company | Structure and method for floor-surface covering |
US8268427B2 (en) | 2007-12-27 | 2012-09-18 | Koyo Sangyo Co., Ltd. | Display sheet |
JP2017036522A (ja) * | 2015-08-10 | 2017-02-16 | 五洋建設株式会社 | 壁紙 |
US11267232B2 (en) | 2018-06-13 | 2022-03-08 | AGC Inc. | Decorative film, method for producing decorative film, and method for producing three-dimensional molded product provided with decorative film |
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