JPH10128736A - ワイヤソー - Google Patents

ワイヤソー

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JPH10128736A
JPH10128736A JP28420296A JP28420296A JPH10128736A JP H10128736 A JPH10128736 A JP H10128736A JP 28420296 A JP28420296 A JP 28420296A JP 28420296 A JP28420296 A JP 28420296A JP H10128736 A JPH10128736 A JP H10128736A
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    • B28D5/00Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
    • B28D5/0058Accessories specially adapted for use with machines for fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material
    • B28D5/0082Accessories specially adapted for use with machines for fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material for supporting, holding, feeding, conveying or discharging work

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】被加工物の取付作業を容易に行うことができる
ワイヤソーの提供。 【解決手段】ワイヤソー10に一対のテレスコープ型シ
リンダ36、36を設け、該テレスコープ型シリンダ3
6、36のロッド36A、36Aを伸張させることによ
り、搬送台車58で搬送されてきたインゴット32を受
け取り、その受け取ったインゴット32を前記ロッド3
6A、36Aを収縮させることにより、ワークフィード
テーブル28のワーク保持部48に受け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤソーに係り、
特にシリコン、ガラス、セラミックス等の脆性材料を切
断するワイヤソーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のワイヤソーでは、ワーク
のワークフィードテーブルへの取りつけ作業は、作業者
が手作業で行っていた。すなわち、搬送台車で搬送され
てきたワークを、作業者がワークフィードテーブルまで
手で持ち運び、所定の位置に位置決めしたのち、固定手
段で固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワーク
は重量物であるため、前記のごとく作業者が手で取り付
ける方式では、取付作業に多大な労力を要し、取り付け
に時間がかかるという欠点があった。本発明は、このよ
うな事情を鑑みてなされたもので、ワークの取付作業を
容易に行うことができるワイヤソーを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ワークを加工室内に設けられたワークフ
ィードテーブルに取り付け、該ワークフィードテーブル
を走行するワイヤ列に向けて送り出すことにより、前記
ワークを前記ワイヤ列に押し当てて該ワークを多数のウ
ェーハに切断するワイヤソーにおいて、前記ワークを外
部搬送手段から受け取り、そのワークをワークフィード
テーブルのワーク保持部まで移送するとともに、切断終
了したワークをワークフィードテーブルから取り外して
前記外部搬送手段まで移送する移送手段を設けたことを
特徴とする。
【0005】本発明によれば、外部搬送手段で搬送され
てきたワークは、ワイヤソーに備えられた移送手段によ
り、ワークフィードテーブルに取り付けられる。そし
て、切断が終了したワークは、再び移送手段により、ワ
ークフィードテーブルから搬送手段に移送される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るワイヤソーの好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明に係るワイヤソー10の実施の形態の透
視図である。同図に示すように、ワイヤリール12から
繰り出されたワイヤ14は、多数のガイドローラ16、
16、…で形成されるワイヤ走行路を通って3本の溝付
きローラ18A〜18Cに巻き掛けられる。この3本の
溝付ローラ18A〜18Cの外周には、多数の溝が一定
ピッチで形成されており、この溝に前記ワイヤ14を順
次巻き掛けてゆくことにより、その上部に水平なワイヤ
列20が形成される。
【0007】前記ワイヤ列20を形成したワイヤ14
は、ワイヤ列20を挟んで左右対称に形成された他方側
のワイヤ走行路を通って図示しない他方側のワイヤリー
ルに巻き取られる。前記ワイヤ列20の両側に形成され
るワイヤ走行路には、それぞれワイヤ案内装置22、ダ
ンサローラ24及びワイヤ洗浄装置26が配設されてい
る(一方側のみ図示)。ワイヤ案内装置22は、ワイヤ
リール12からワイヤ14を一定ピッチでガイドし、ま
た、ダンサローラ24は、走行するワイヤ14に一定の
張力を付与する。また、ワイヤ洗浄装置26は、ワイヤ
14に洗浄液を噴射して、その表面に付着したスラリを
除去する。
【0008】前記一対のワイヤリール12及び溝付ロー
ラ18Cには、それぞれ正逆回転可能なモータ(図示せ
ず)が連結されている。ワイヤ14は、この3つのモー
タを同期させて駆動することにより、前記一対のワイヤ
リール12間を高速で往復走行する。前記3本の溝付ロ
ーラ18A〜18Cで形成されたワイヤ列20の上方に
は、ワイヤ列20に対して垂直に昇降移動するワークフ
ィードテーブル28が設置されている。このワークフィ
ードテーブル28にはチルチング装置30が備えられて
おり、ワークであるインゴット32は、このチルチング
装置30の下部に形成されたワーク保持部48に取り付
けられる。このインゴット32の取り付けは、ワイヤソ
ー10に備えられたローディング装置34により行わ
れ、該ローディング装置34は、次のように構成され
る。
【0009】図1に示すように、前記ワークフィードテ
ーブル28の後方には、該ワークフィードテーブル28
を挟んで一対のテレスコープ型シリンダ36、36が水
平に配設されている。この一対のテレスコープ型シリン
ダ36、36は、それぞれ前記ワイヤソー10の本体フ
レームに図示しないベアリングを介して回動自在に支持
されており、前記ワークフィードテーブル28側に向か
ってそのロッド36A、36Aを伸縮する。
【0010】図2に示すように、前記テレスコープ型シ
リンダ36には、揺動レバー38が固着されている。こ
こで、前記テレスコープ型シリンダ36は、図示しない
ベアリングにより回動自在に支持されているので、この
揺動レバー38を揺動させることにより回動する。な
お、このテレスコープ型シリンダ36は、図示しないス
トッパー部材により、その回動範囲が規制されており、
90°の範囲でのみ回動する。したがって、前記揺動レ
バー38も90°の範囲でのみ揺動する。
【0011】前記揺動レバー38は、図2に示すよう
に、油圧シリンダ40によって駆動される。この油圧シ
リンダ40は、その基端部を図示しないワイヤソーの本
体フレームに揺動自在に支持されており、前記揺動レバ
ー38とそのロッド先端部でピン結合されている。前記
揺動レバー38は、この油圧シリンダを駆動することに
より揺動し、この結果、前記テレスコープ型シリンダ3
6が回動する。
【0012】前記テレスコープ型シリンダ36のロッド
36A先端部には、前記インゴット32を保持するため
の爪42が固着されている。この爪42は、後述するマ
ウンティングプレート46の幅とほぼ同一の幅で形成さ
れており、その先端部に前記インゴット32を載置する
ためのテーパ状の突起部42Aが形成されている。な
お、前記テレスコープ型シリンダ36は、その回動範囲
を90°に限定されているので、前記爪42は、互いに
垂直下向きの状態から内側に向かって90°回転するこ
とにより、水平になるように設定する(図2中二点破線
の状態)。前記インゴット32は、この水平状態にある
爪42に、そのマウンティングプレート46の両端部を
保持される。
【0013】ここで、前記爪42に保持されるインゴッ
ト32について説明すると、インゴット32は、図2に
示すように、その上部にスライスベース44を介してマ
ウンティングプレート46が接着されている。このマウ
ンティングプレート46は、前記チルチング装置30の
下部に形成されたワーク保持部48に嵌合するように形
成されており、このワーク保持部48に嵌入されると、
その上面部を前記ワーク保持部48に設けられた油圧シ
リンダ50、50に押圧されて固定される。前記ローデ
ィング装置34は、後述する搬送台車58からインゴッ
ト32を受け取り、そのマウンティングプレート46を
前記ワーク保持部48に嵌入させる。
【0014】本発明に係るワイヤソー10は前記のごと
く構成されるが、その切断に際して、周囲にスラリが飛
散するため、これを防止するために、前記溝付ローラ1
8A〜18Cの周囲はカバー52で覆われている(図は
カバー52を上げた状態)。このカバー52は、図3及
び図4に示すように、上下方向にスライド自在に支持さ
れており、図示しない駆動機構により、自動的に開閉で
きるように構成されている。また、同様にスラリはワイ
ヤソー10の装置内にも飛散するので、これを防止する
ために、前記溝付ローラ18A〜18Cの後方は、仕切
板54で仕切られ、筐体55で囲われている。このた
め、切断は別個独立した空間(以下、加工室という)内
で行われることになる。
【0015】ここで、前記テレスコープ型シリンダ3
6、36は、前記仕切板54の後方に配置されているの
で、このテレスコープ型シリンダ36、36のロッド3
6A、36Aを伸張させた際、該ロッド36A、36A
が前記加工室内に挿通できるように、前記仕切板54に
は開口部54A、54Aが形成されている。この開口部
54A、54Aは、図3に示すように、横方向にスライ
ド自在に支持されたシャッタ56、56によって開閉自
在に設けられており、該シャッタ56、56は、図示し
ない駆動機構により、前記テレスコープ型シリンダ3
6、36の伸張時のみ前記開口部54A、54Aを開口
する。
【0016】また、図4に示すように、インゴット32
の搬送は、搬送台車58により行われ、前記インゴット
32は、この搬送台車58によりワイヤソー10近傍の
所定位置まで搬送される。前記のごとく構成された本発
明に係るワイヤソーの実施の形態の作用は次の通りであ
る。
【0017】図4に示すように、まず、格納庫からイン
ゴット32が搬送台車58によって、ワイヤソー10の
正面の所定位置に搬送されてくる。これと同時に、ワイ
ヤソー10のカバー52が上昇する。なお、この格納庫
から搬送されてくるインゴット32には、既にマウンテ
ィングプレート46が接着されており、該マウンティン
グプレート46が水平な状態で搬送されてくる。
【0018】前記インゴット32が所定位置まで搬送さ
れてくると、搬送台車58に備えられたパンタグラフ式
の昇降装置が駆動されて、インゴット32が所定の高さ
まで上昇する。この位置がインゴット32の受け渡し位
置となる。一方、前記インゴット32が受け渡し位置ま
で搬送されると、仕切板54に設けられたシャッタ5
6、56が開き、テレスコープ型シリンダ36、36の
ロッド36A、36Aが伸張してくる。このテレスコー
プ型シリンダ36、36のロッド36A、36Aは、そ
の先端部に固着された爪42、42が、ちょうどインゴ
ット32のマウンティングプレート46の両脇に位置す
るように伸張する。
【0019】そして、爪42、42が、ちょうどインゴ
ット32のマウンティングプレート46の両脇まで伸張
すると、テレスコープ型シリンダ36、36は、図2に
示すように、油圧シリンダ40、40に駆動されて、互
いに内向きに90°回転する。前記テレスコープ型シリ
ンダ36、36が回転することによって、爪42、42
も互いに内側に向かって90°回転するので、この結
果、この爪42、42の先端突起部42A、42A上に
前記マウンティングプレート46の両端部が載置され
る。
【0020】前記マウンティングプレート46の両端部
が、前記爪42、42の先端突起部42、42上に載置
されると、前記搬送台車58に備えられたパンタグラフ
式の昇降装置が駆動され下降する。これと同時に、前記
テレスコープ型シリンダ36、36のロッド36A、3
6Aが収縮し、インゴット32は加工室内に向かって搬
送される。
【0021】ここで、前記テレスコープ型シリンダ3
6、36は、互いに水平に配設されているため、インゴ
ット32は水平に搬送される。一方、このインゴット3
2の搬送先には、インゴット32が装着されるワーク保
持部48が予め位置しており、インゴット32が水平に
搬送されてくると、そのマウンティングプレート46が
自動的に、前記ワーク保持部48に嵌入される。なお、
この時、マウンティングプレート46は、その下部に所
定の隙間をもってワーク保持部48内に嵌入される。
【0022】マウンティングプレート46がワーク保持
部48に嵌入されると、テレスコープ型シリンダ36、
36の駆動は一時停止する。このテレスコープ型シリン
ダ36、36の一時停止と同時に、テレスコープ型シリ
ンダ36を回動駆動する油圧シリンダ40、40が駆動
され、互いの爪42、42が下側に向かって回転する。
これにより、マウンティングプレート46は、爪42、
42による保持が解け、微少量下降してワーク保持部4
8に保持される。
【0023】爪42、42が回転し終わると、再びテレ
スコープ型シリンダ36、36のロッド36A、36A
は収縮を再開し、完全に収縮されると、仕切板54に設
けられたシャッタ56、56が閉じ、その開口部54
A、54Aが閉鎖される。一方、前記ワーク保持部48
に保持されたインゴット32は、そのワーク保持部48
に設けられた油圧シリンダ50、50に上面部を押圧さ
れて固定される。
【0024】これにより、インゴット32の装着が終了
し、これと同時に、カバー52が下降してきて、切断部
の周囲がカバー52で覆われる。そして、カバー52が
完全に下降したところで切断が開始される。インゴット
32の切断は、図1に示すように、ワークフィードテー
ブル28を前記ワイヤ列20に向けて下降させ、高速走
行するワイヤ列20にインゴット32を押し当てること
により行う。この際、前記ワイヤ列20には、スラリタ
ンク33から図示しないノズルを介してスラリが供給さ
れ、インゴット32は、このスラリ中に含有される砥粒
のラッピング作用でウェーハに切断される。
【0025】なお、前記インゴット32の加工に供した
スラリは、前記ワイヤ列20の下方に設置されたオイル
パン39を介して前記スラリタンク33に回収される。
そして、回収されたスラリは、不足分を補給されながら
循環再利用される。切断が終了すると、前記ワークフィ
ードテーブル28は、前記インゴット32を受け取った
位置まで上昇する。これと同時に、カバー52が上昇
し、加工室が開く。
【0026】前記ワークフィードテーブル28が、前記
インゴット32を受け取った位置まで上昇すると、仕切
板54に設けられたシャッタ56、56が開き、テレス
コープ型シリンダ36、36のロッド36A、36Aが
伸張してくる。そして、そのロッド36A、36A先端
部に設けられた爪42、42が前記ワーク保持部48の
下方位置まで伸張すると、前記テレスコープ型シリンダ
36、36の駆動は一時停止される。
【0027】一方、前記ワークフィードテーブル28
が、前記インゴット32を受け取った位置まで上昇する
と、マウンティングプレート46を押圧していた油圧シ
リンダ50、50のロッドが上昇し、固定が解除され
る。この状態で、前記ワーク保持部48の下方位置に位
置していた爪42、42が回転し、該爪42、42にマ
ウンティングプレート46が保持される。
【0028】マウンティングプレート42が爪42、4
2に保持されると、再びテレスコープ型シリンダ36、
36が駆動される。そして、そのロッド36A、36A
が伸張して、インゴット32が前方に搬送される。イン
ゴット32の搬送先には、切断前に前記テレスコープ型
シリンダ36、36にインゴット32を受け渡した搬送
台車58が位置しているので、この搬送台車58まで前
記インゴット32が搬送されると、テレスコープ型シリ
ンダ36、36の駆動は停止される。そして、前記イン
ゴット32が、この搬送台車58まで搬送されると、搬
送台車58に設けられたパンタグラフ式の昇降装置が昇
降するとともに、前記爪42、42が回転し、インゴッ
ト32が搬送台車58に受け渡される。
【0029】インゴット32を受け取った搬送台車58
は、次工程である洗浄装置にインゴット32を搬送す
る。一方、インゴット32を受け渡したテレスコープ型
シリンダ36、36は、そのまま収縮する。また、次切
断のインゴット32が既に搬送されてきている場合は、
そのまま、前記同様の工程でインゴット32を受け取
り、切断を行う。
【0030】このように、本実施の形態のワイヤソー1
0によれば、インゴット32の受け取り、受け渡しを全
て自動的に行うことができる。これにより、生産ライン
の全自動化を図ることができ、生産効率が向上する。ま
た、ローディング装置34は備え付けではあるが、伸縮
することにより極めてコンパクトな構成となっている。
【0031】さらに、通常は加工室外に位置しており、
必要時のみ加工室内に伸張してくるため、加工室内の点
検作業やワイヤ巻きかけ作業時に邪魔となることはな
く、また、加工室外がスラリで汚染されることもない。
なお、本実施の形態のワイヤソー10では、爪42、4
2を90°回転させることにより、インゴット32の受
け取り、受け渡しを行っていたが、次のように、爪6
0、60を上下動させてインゴット32の受け取り、受
け渡しを行ってもよい。
【0032】図5に示すように、テレスコープ型シリン
ダ36、36は、それぞれ軸受ユニット62、62に回
動自在に支持されている。この軸受ユニット62、62
は、ワイヤソーの本体フレーム10Fに配設されたガイ
ドレール64、64にスライダ66、66を介してスラ
イド移動自在に支持されている。そして、その下部に連
結された油圧シリンダ68、68に駆動され、前記ガイ
ドレール64、64に沿って上下動する。
【0033】前記テレスコープ型シリンダ36、36の
ロッド36A、36A先端部には、それぞれ爪60、6
0が固着されており、前記油圧シリンダ68、68を駆
動することにより、この爪60、60が上下動し、イン
ゴット32の受け取り、受け渡しが行われれる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ワークの受け取り、受け渡しを全て自動的に行うことが
できる。これにより、生産ラインの全自動化を図ること
ができ、生産効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤソーの構成を示す透視図
【図2】ワイヤソーの要部拡大図
【図3】ワイヤソーの正面図
【図4】ワイヤソーの側面図
【図5】他の実施の形態のワイヤソーの要部拡大図
【符号の説明】
10…ワイヤソー 14…ワイヤ 18A〜18C…溝付ローラ 20…ワイヤ列 28…ワークフィードテーブル 32…インゴット 36…テレスコープ型シリンダ 36A…ロッド 42…爪 46…マウンティングプレート 48…ワーク保持部 52…カバー 54…仕切板 54A…開口部 56…シャッタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを加工室内に設けられたワークフ
    ィードテーブルに取り付け、該ワークフィードテーブル
    を走行するワイヤ列に向けて送り出すことにより、前記
    ワークを前記ワイヤ列に押し当てて該ワークを多数のウ
    ェーハに切断するワイヤソーにおいて、 前記ワークを外部搬送手段から受け取り、そのワークを
    ワークフィードテーブルのワーク保持部まで移送すると
    ともに、切断終了したワークをワークフィードテーブル
    から取り外して前記外部搬送手段まで移送する移送手段
    を設けたことを特徴とするワイヤソー。
  2. 【請求項2】 前記移送手段は、伸縮自在な一対のアー
    ムであり、該アームは、前記搬送手段まで伸張して該搬
    送手段から前記ワークを受け取るとともに、収縮してそ
    の受け取ったワークを前記ワークフィードテーブルに取
    り付けることを特徴とする請求項1記載のワイヤソー。
  3. 【請求項3】 前記アームを、前記加工室の後方の筐体
    内に設置するとともに、その加工室の壁面に前記アーム
    が挿通する開口部を設け、該開口部を開閉自在なシャッ
    タで覆ったことを特徴とする請求項2記載のワイヤソ
    ー。
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