JPH10128726A - 化粧パネルの製造方法 - Google Patents
化粧パネルの製造方法Info
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- JPH10128726A JPH10128726A JP28490196A JP28490196A JPH10128726A JP H10128726 A JPH10128726 A JP H10128726A JP 28490196 A JP28490196 A JP 28490196A JP 28490196 A JP28490196 A JP 28490196A JP H10128726 A JPH10128726 A JP H10128726A
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Abstract
要でなく、また、表面が傷ついたり、汚れたりせず、精
度の良い化粧パネルを製造する。 【解決手段】 下定盤6上面に上下表面化粧材1、2と
両側部化粧材3とを仮セットする。仮セット後、上定盤
5乃至下定盤6の少なくとも一方を移動して上表面化粧
材1と上定盤5との間の距離が側部化粧材3の上横片3
aの厚みよりも短く且つ上表面化粧材1と上定盤5とが
接しない距離まで移動した状態で停止し、次に、側部化
粧材3を押して芯材4と側部化粧材3相互の位置関係及
び側部化粧材3と上下表面化粧材1、2との相互の位置
関係を目的とする位置関係にする本セットする。本セッ
ト後、上定盤5乃至下定盤6の少なくとも一方を移動し
て加圧する。
Description
材を接着した化粧パネルの製造方法に関するものであ
る。
化粧パネルを製造するに当たっては、図20に示すよう
に、表面に接着剤を塗布した芯材4の両側部に内面に接
着剤を塗布した略コ字状に折曲した側部化粧材3を嵌め
込むと共に芯材の上下面の両側部化粧材3間に内面に接
着剤を塗布した上下表面化粧材1、2をセットし、側部
化粧材3の上下側片の端縁部と上下表面化粧材1、2の
側端縁部とを当接させた状態で側部化粧材3の上横片と
上面化粧材1とにわたってテープ30を貼って仮止めす
ると共に側部化粧材3の下横片と上面化粧材1とにわた
ってテープ30を貼って仮止めし、このようにテープ3
0を貼って仮止めした状態で上下定盤によりプレスを行
って化粧パネルを形成していた。
ープを貼って仮止めする作業、プレス後におけるテープ
を剥がす作業が必要で、時間、工数がかかり、また、テ
ープによる仮止めした部分で隙間が発生し、形成された
化粧パネルの精度が悪く、更に、隙間から接着剤が洩れ
て表面を汚したり、また、テープを剥がす際に化粧パネ
ルの表面をテープの接着剤で汚したり、傷つけたりする
ものであり、これらが原因となって商品価値が低下する
という問題があった。
たって、必要な加圧時間を確保するためには上下定盤に
よる加圧時間が長くなり、上下定盤による化粧パネルの
単位時間当たりの製造枚数を増やすことができ図、生産
性が悪いという問題があった。
の問題点に鑑みて発明したものであって、従来のように
テープを貼ったり、剥がしたりする手間が必要でなく、
また、表面が傷ついたり、汚れたりせず、精度の良い化
粧パネルを製造することを主たる課題とし、また、単位
時間当たりの製造枚数を増加させて生産性を向上させる
ことを別の課題とするものである。
するために、本発明の化粧パネルの製造方法は、上下表
面化粧材1、2と側部化粧材3の内面乃至芯材4の外面
の少なくとも一方側に接着剤を塗布する接着剤塗布工程
と、接着剤塗布工程の後において、下定盤6の上面の略
中央部に下表面化粧材2を配置すると共に下定盤6の上
面の下表面化粧材2の両側方位置に略コ字状に折曲した
側部化粧材3をコ字状の開口が互いに対向するようにし
て配置し、その後、芯材4を下表面化粧材2の上に載置
すると共に芯材4の両側端部を略コ字状に折曲した側部
化粧材3内に差し込み、その後、両側部化粧材3の上横
片3a間において芯材4の上に上表面化粧材1を載置す
る仮セット工程と、仮セット工程の後において、上定盤
5乃至下定盤6の少なくとも一方を移動して上表面化粧
材1と上定盤5との間の距離が側部化粧材3の上横片3
aの厚みよりも短く且つ上表面化粧材1と上定盤5とが
接しない距離まで移動した状態で停止し、次に、側部化
粧材3を押して芯材4と側部化粧材3相互の位置関係及
び側部化粧材3と上下表面化粧材1、2との相互の位置
関係を目的とする位置関係にする本セット工程と、本セ
ット工程の後において、上定盤5乃至下定盤6の少なく
とも一方を移動して加圧する加圧工程とを有することを
特徴とするものである。このような方法により、仮セッ
ト工程に当たっては、下定盤6の上面への下表面化粧材
2、両側部化粧材3の設置、芯材4の設置、上面化粧材
1の設置等の各部材のセットがラフに行えるものであ
り、また、このように各部材の設置をラフに行えるよう
にしたにもかかわらず、次に、側部化粧材3を押して芯
材4と側部化粧材3相互の位置関係及び側部化粧材3と
上下表面化粧材1、2との相互の位置関係を目的とする
位置関係にするので、従来のようにテープを貼ることな
く各部材相互を正確な位置関係となるように簡単に本セ
ットでき、この場合、側部化粧材3を押して各部材の位
置関係を正確にするに当たり、上定盤5乃至下定盤6の
少なくとも一方を移動して上表面化粧材1と上定盤5と
の間の距離が側部化粧材3の上横片3aの厚みよりも短
く且つ上表面化粧材1と上定盤5とが接しない距離まで
移動した状態で停止した後に、側部化粧材3を押すの
で、側部化粧材3を押した際に上横片3aが上表面化粧
材1に乗り上げて重複するのが防止されるものである。
第2下定盤8を配置すると共に第2下定盤8の下定盤と
反対側の側方に下定盤と第2下定盤8との間の間隔と同
じ間隔を隔てて搬送部10を配置し、上定盤5の側方に
下定盤と第2下定盤8との間の間隔と同じ間隔を隔てて
第2上定盤7を配置し、上定盤5と第2上定盤7とを一
体に横方向に移動自在とし、上下定盤5、6により第1
段階の加圧を行った後、解圧して芯材4の外周に上下表
面化粧材1、2と側部化粧材3とを取着して構成された
化粧パネル9を上定盤5に吸引して第2下定盤8の上面
に移動してセットすると共に第2下定盤8と上定盤5と
で第2段階の加圧を行い、この第2段階の加圧を行って
いる最中に、仮セット工程を上定盤6の上で行い、次
に、第2下定盤8と上定盤5とによる加圧を解除し、そ
の後、上定盤5と第2上定盤7とを一体に横方向に移動
して化粧パネル9を第2上定盤7と第2下定盤8とで第
3段階の加圧を行い、この第3段階の加圧を行っている
最中に、本セット工程と加圧工程とを行い、その後、上
下定盤1、2による加圧を解圧すると共に第2上下定盤
7、8による加圧を解圧して、第1段階の加圧が終わっ
た化粧パネル9を上定盤5に吸引して第2下定盤8の上
面に移動してセットすると共に、第3段階の加圧が終わ
った化粧パネル9を第2上定盤7に吸引して搬送部10
に供給することが好ましい。このような方法により、化
粧パネル9を加圧製造するに当たって、上下定盤1、2
で第1段階の加圧を行い、第2下定盤7と上定盤5とで
第2段階の加圧を行い、第2上下定盤6、7で第3段階
の加圧を行うことで、上下定盤1、2における加圧時間
を短くでき、また、第2下定盤7と上定盤5とで第2段
階の加圧を行っている際に、上定盤6の上方位置に上定
盤5がないので、この間に上定盤6上に各部材を仮セッ
トすることができるものである。
示してあり、図3には芯材4が示してある。図3におい
て芯材4は枠組されたもの例を示しているが、面板であ
ってもよい。表面材は基板11の塩化ビニルシートのよ
うな表面シート材12を積層して構成したもので、表面
材としては上表面化粧材1、下表面化粧材2、左右の側
部化粧材3があり、これらの表面材は同じ厚みとなって
いる。また、側部化粧材3は2列にVカット部13を形
成したものである。
序を示すフロー図である。また、図4乃至図9には本発
明において各部材の仮セット工程、本セット工程、加圧
工程についての概略説明図である。また、図10乃至図
16は加圧工程を複数段に分けて行う場合の工程の概略
説明図である。以下、本発明の製造方法につき説明す
る。
において、上記上下表面化粧材1、2と側部化粧材3の
内面乃至芯材4の外面の少なくとも一方側に接着剤を塗
布するものである。実施形態においては上下表面化粧材
1、2と側部化粧材3の内面乃至芯材4の外面のいずれ
にも接着剤を塗布するものである。ここで、表面材は接
着剤を塗布した後、表面の塩化ビニルシートのような表
面シート材12を保温するものである。一方、芯材4は
プレヒートした後に接着剤を塗布するものである。
に、下定盤6の上に上記各部材を仮にセットする仮セッ
ト工程を行う。仮セット工程は以下のような工程であ
る。すなわち、下定盤6の上面の略中央部に下表面化粧
材2を配置すると共に下定盤6の上面の下表面化粧材2
の両側方位置に略コ字状に折曲した側部化粧材3をコ字
状の開口が互いに対向するようにして配置する。ここ
で、下定盤6の上面部の一側部には位置決め突部14が
設けてある。下定盤6の上面に2つの側部化粧材3と下
表面化粧材2とを配置するに当たっては、図4に示すよ
うに側部化粧材3の下横片3bと下表面化粧材2との間
に隙間が生じるようにラフに載置するものである。ま
た、側部化粧材3はVカット部13で折り曲げてコ字状
にして上定盤6上に載置するのであるが、側部化粧材3
の復元力によって図4のように直接接していない片であ
る上横片3aが少し斜め上方を向くように傾斜姿勢とな
っている。次に、図5に示すように、芯材4を下表面化
粧材2の上に載置すると共に芯材4の両側端部を略コ字
状に折曲した側部化粧材3内に差し込み、その後、図6
に示すように、両側部化粧材3の上横片3a間において
芯材4の上に上表面化粧材1を載置する。上記のような
芯材4の配置に当たって、既に述べたように、側部化粧
材3の下横片3bと下表面化粧材2との間に隙間が生じ
るように設置してあり、また、上横片3aが斜め上方に
傾斜姿勢をしているので、芯材4の端部を両側に位置す
る略コ字状に折曲した側部化粧材3内に差し込む作業が
容易に行えるものである。また、上表面化粧材1の配置
を厳密な正確さは要求されず、ラフに設置できる。
ト工程を行う。本セット工程は以下のような工程であ
る。すなわち、上定盤5乃至下定盤6の少なくとも一方
を移動して(ここで、実施形態においては、後述するが
上定盤5は図7に示すように横方向に移動して来て下定
盤6の上方位置に位置し、また下定盤6が上昇する)上
表面化粧材1と上定盤5との間の距離が側部化粧材3の
上横片3aの厚みよりも短く且つ上表面化粧材1と上定
盤5とが接しない距離まで移動した状態で停止する(図
8の状態)。上記停止位置は上定盤5の下面に距離セン
サーSを設けて、該距離センサーSにより上定盤5の下
面と上表面化粧材1の上面との間の距離を測定し、設定
された距離を検出して下定盤6の上昇を停止するもので
ある。次に、両側部化粧材3のうち位置決め突部14側
と反対側に位置する側部化粧材3を側圧シリンダー15
により位置決め突部14側に押して芯材4と側部化粧材
3相互の位置関係及び側部化粧材3と上下表面化粧材
1、2との相互の位置関係を位置決め突部14を基準と
しながら目的とする位置関係にするのである。ここで、
上記のように上定盤5乃至下定盤6の少なくとも一方を
移動して上表面化粧材1と上定盤5との間の距離が側部
化粧材3の上横片3aの厚みよりも短く且つ上表面化粧
材1と上定盤5とが接しない距離まで移動した状態で停
止した後に、側部化粧材3を押して各部材の位置合わせ
を行うので、側部化粧材3を押した際に上横片3aが上
表面化粧材1の上面側に乗り上げて重複するのが防止さ
れて正確に位置合わせされることになる。
至下定盤6の少なくとも一方を更に移動して(実施形態
では下定盤6を上昇させて)図9のように加圧成形する
ものである。この場合、側圧シリンダー15により側方
から押圧した状態のままで行うのが好ましい。本発明に
おいては、上定盤5と下定盤6とによる加圧のみで化粧
パネル9を形成してもよいが、図10乃至図16に示す
ように、第2上下定盤5、6を設けて多段階で化粧パネ
ル9を加圧成形してもよいものである。この場合には上
下定盤5、6における加圧時間は化粧パネル9の加圧成
形に必要な全加圧時間の数分の一でよくて、上下定盤
5、6における加圧時間を短くできることになる。
下定盤5、6を設けて多段階で化粧パネル9を加圧成形
する例につき説明する。図10乃至図16に示すよう
に、下定盤6の一側方には所定間隔を隔てて第2下定盤
8を配置すると共に第2下定盤8の上定盤6と反対側の
側方に上定盤6と第2下定盤8との間の間隔と同じ間隔
を隔ててコンベアにより構成される搬送部10が配置し
てある。
定盤8との間の間隔と同じ間隔を隔てて第2上定盤7を
配置してある。そして上定盤5と第2上定盤7とは一体
に横方向に移動自在となっている。ここで、図示を省略
しているが、上定盤5と第2上定盤7とは連結してあっ
て両者が一体に横方向に移動自在となっている。また、
図示を省略しているが、上定盤5と第2上定盤7とには
それぞれ下面に吸引装置の吸引口が設けてある。
盤7とがそれぞれ第2下定盤8と搬送部10との上方に
位置しており、下定盤6の上面に既に述べたようにして
上下表面化粧材1、2と側部化粧材3、芯材4の各部材
を仮りセットしてある状態を示している。次に、図11
に示すように、上定盤5と第2上定盤7とを一体に横方
向に移動して上定盤5の上面に各部材を仮セットした下
定盤6の上方に位置させると共に第2上定盤7を第1下
定盤8の上方に位置させ、この状態で下定盤6を上昇さ
せる。下定盤6の上昇に当たっては、前述と同様に、先
ず本セット工程のために一定長さ上昇させて、側圧シリ
ンダー15を動作させて各部材の本セットを行い、その
後、更に下定盤6を上昇させて上下定盤5、6により加
圧(第1段階の加圧)を行って各部材により化粧パネル
9を加圧成形するものである。この第1段階の加圧は例
えば20秒である(もちろんこの数値にのみ限定される
ものではない)。
ル9を吸引させると共に上定盤6を下降させる。そして
化粧パネル9を下面に吸引したままの状態で、図12に
示すように、上定盤5及び第2上定盤7を一体に横方向
に移動させ、上定盤5を第2下定盤8の上方に位置させ
ると共に第2上定盤7を搬送部10の上方に位置させ
る。その後、第2下定盤8を上昇させて第2下定盤8と
上定盤5とで化粧パネル10を加圧する(図13参
照)。これにより化粧パネル10は第2段階の加圧が行
われる。この第2段階の加圧は例えば20秒である(も
ちろんこの数値にのみ限定されるものではない)。上記
図13の第2段階の加圧の最中に、下定盤6の上で各部
材を仮セットする仮セット工程を行うものである。
2下定盤8と上定盤5とによる加圧を解除し、その後、
上定盤5と第2上定盤7とを一体に横方向に移動して、
上定盤5を各部材を仮セットした上定盤5の上方に位置
させると共に第2上定盤7を第2段階の加圧が終わった
化粧パネル10を載置させた第2下定盤8の上方位置に
配置し、この状態で下定盤6を上昇させると共に第2下
定盤8を上昇させる。下定盤6の上昇に当たっては、前
述と同様に、先ず本セット工程のために一定長さ上昇さ
せて、側圧シリンダー15を動作させて各部材の本セッ
トを行い、その後、更に下定盤6を上昇させて上下定盤
5、6により加圧(第1段階の加圧)を行って各部材に
より化粧パネル9を加圧成形するものである(図14参
照)。また、第2下定盤8を上昇することで第2段階の
加圧が終了した化粧パネル9が第2下定盤8と第2上定
盤7とで更に加圧されて第3段階の加圧が行われる。こ
の第3段階の加圧は例えば20秒である(もちろんこの
数値にのみ限定されるものではない)。
の加圧が終わった化粧パネル9を吸引させると共に下定
盤6を下降させ、また、第2上定盤7の吸引装置により
第3段階の加圧が終わった化粧パネル9を吸引させると
共に台2下定盤8を下降させる。そして化粧パネル9を
下面に吸引したままの状態で、図15に示すように、上
定盤5及び第2上定盤7を一体に横方向に移動させ、上
定盤5を第2下定盤8の上方に位置させると共に第2上
定盤7を搬送部10の上方に位置させる。その後、第2
下定盤8を上昇させて第2下定盤8と上定盤5とで化粧
パネル10を加圧する(図16参照)。これにより化粧
パネル10は第2段階の加圧が行われる。また、第2上
定盤7による化粧パネル9の吸引を停止して第3段階の
加圧が終了することで全加圧工程が終了した化粧パネル
9を搬送部10に供給して搬送部10により搬出するも
のである。上記第2段階の加圧の最中に、下定盤6の上
で各部材を仮セットする仮セット工程を行うものであ
る。
仮セット→本セット→第1段階の加圧→第2段階の加圧
→第3段階の加圧→搬送路10への供給という順序で次
々と化粧パネルを製造するものである。図17、図1
8、図19には上記のようにして製造した化粧パネルの
各例が示してある。図17、図18に示すものは化粧パ
ネル9に開口窓20が設けてあるので、この開口窓20
には鏡板(図示せず)が取付けられ、開口窓20の開口
縁部には額縁材(図示せず)が取付けられる。
は、上述のように、各部材の下定盤へのセットに当たっ
ては、まず仮セットをした後に本セットをするので、仮
セット工程に当たっては、下定盤の上面への下表面化粧
材、両側部化粧材の設置、芯材の設置、上面化粧材の設
置等の各部材を厳密な精度でセットする必要がなくてセ
ットがラフに行えて作業が容易に行えるものであり、ま
た、このように各部材の設置をラフに行えるようにした
にもかかわらず、次に、側部化粧材を押して芯材と側部
化粧材相互の位置関係及び側部化粧材と上下表面化粧材
との相互の位置関係を目的とする位置関係にするので、
従来のようにテープを貼ることなく各部材相互を正確な
位置関係となるように簡単に本セットでき、この場合、
側部化粧材を押して各部材の位置関係を正確にするに当
たり、上定盤乃至下定盤の少なくとも一方を移動して上
表面化粧材と上定盤との間の距離が側部化粧材の上横片
の厚みよりも短く且つ上表面化粧材と上定盤とが接しな
い距離まで移動した状態で停止した後に、側部化粧材を
押すので、側部化粧材を押した際に上横片が上表面化粧
材に乗り上げて重複するのが防止できるものであって、
正確な位置関係に本セットできるものであり、また、従
来のようにテープ貼ったり、剥いだりする手間が必要で
ないのみならず、テープを用いる従来例のように、化粧
パネルの表面が汚れたり、傷ついたりせず、また、部材
間に隙間が生じたりせず、また、部材間に生じた隙間か
ら接着剤がはみ出して表面を汚したりせず、精度の良
い、表面が奇麗に仕上がる商品価値の高い化粧パネルを
製造できるものである。
記請求項1記載の発明の効果に加えて、下定盤の側方に
所定間隔を隔てて第2下定盤を配置すると共に第2下定
盤の下定盤と反対側の側方に下定盤と第2下定盤との間
の間隔と同じ間隔を隔てて搬送部を配置し、上定盤の側
方に下定盤と第2下定盤との間の間隔と同じ間隔を隔て
て第2上定盤を配置し、上定盤と第2上定盤とを一体に
横方向に移動自在とし、上下定盤により第1段階の加圧
を行った後、解圧して芯材の外周に上下表面化粧材と側
部化粧材とを取着して構成された化粧パネルを上定盤に
吸引して第2下定盤の上面に移動してセットすると共に
第2下定盤と上定盤とで第2段階の加圧を行い、この第
2段階の加圧を行っている最中に、請求項1の仮セット
工程を下定盤の上で行い、次に、第2下定盤と上定盤と
による加圧を解除し、その後、上定盤と第2上定盤とを
一体に横方向に移動して化粧パネルを第2上定盤と第2
下定盤とで第3段階の加圧を行い、この第3段階の加圧
を行っている最中に、請求項1の本セット工程と加圧工
程とを行い、その後、上下定盤による加圧を解圧すると
共に第2上下定盤による加圧を解圧して、第1段階の加
圧が終わった化粧パネルを上定盤に吸引して第2下定盤
の上面に移動してセットすると共に、第3段階の加圧が
終わった化粧パネルを第2上定盤に吸引して搬送部に供
給するので、化粧パネルを加圧製造するに当たって、上
下定盤で第1段階の加圧を行い、第2下定盤と上定盤と
で第2段階の加圧を行い、第2上下定盤、7で第3段階
の加圧を行うことで、上下定盤における加圧時間を短く
でき、また、第2下定盤と上定盤とで第2段階の加圧を
行っている際に、下定盤の上方位置に上定盤がないの
で、この間に下定盤上に各部材を仮セットすることがで
きるものであって、上下定盤における加圧時間を短くで
き、単位時間当たりの製造枚数を増加させて生産性を向
上させることができるものである。
り、(b)は化粧側部材の断面図である。
側部化粧材とを配置した段階の説明図である。
明図である。
段階の説明図である。
説明図である。
明図である。
の説明図である。
場合の工程図である。
態を示し、(a)は一部省略した斜視図であり、(b)
は同上の平面図であり、(c)は同上の断面図である。
平面図であり、(b)は同上の断面図である。
平面図であり、(b)は同上の断面図である。
とをテープで接着した状態を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 上下表面化粧材と側部化粧材の内面乃至
芯材の外面の少なくとも一方側に接着剤を塗布する接着
剤塗布工程と、接着剤塗布工程の後において、下定盤の
上面の略中央部に下表面化粧材を配置すると共に下定盤
の上面の下表面化粧材の両側方位置に略コ字状に折曲し
た側部化粧材をコ字状の開口が互いに対向するようにし
て配置し、その後、芯材を下表面化粧材の上に載置する
と共に芯材の両側端部を略コ字状に折曲した側部化粧材
内に差し込み、その後、両側部化粧材の上横片間におい
て芯材の上に上表面化粧材を載置する仮セット工程と、
仮セット工程の後において、上定盤乃至下定盤の少なく
とも一方を移動して上表面化粧材と上定盤との間の距離
が側部化粧材の上横片の厚みよりも短く且つ上表面化粧
材と上定盤とが接しない距離まで移動した状態で停止
し、次に、側部化粧材を押して芯材と側部化粧材相互の
位置関係及び側部化粧材と上下表面化粧材との相互の位
置関係を目的とする位置関係にする本セット工程と、本
セット工程の後において、上定盤乃至下定盤の少なくと
も一方を移動して加圧する加圧工程とを有することを特
徴とする化粧パネルの製造方法。 - 【請求項2】 下定盤の側方に所定間隔を隔てて第2下
定盤を配置すると共に第2下定盤の下定盤と反対側の側
方に下定盤と第2下定盤との間の間隔と同じ間隔を隔て
て搬送部を配置し、上定盤の側方に下定盤と第2下定盤
との間の間隔と同じ間隔を隔てて第2上定盤を配置し、
上定盤と第2上定盤とを一体に横方向に移動自在とし、
上下定盤により第1段階の加圧を行った後、解圧して芯
材の外周に上下表面化粧材と側部化粧材とを取着して構
成された化粧パネルを上定盤に吸引して第2下定盤の上
面に移動してセットすると共に第2下定盤と上定盤とで
第2段階の加圧を行い、この第2段階の加圧を行ってい
る最中に、請求項1の仮セット工程を下定盤の上で行
い、次に、第2下定盤と上定盤とによる加圧を解除し、
その後、上定盤と第2上定盤とを一体に横方向に移動し
て化粧パネルを第2上定盤と第2下定盤とで第3段階の
加圧を行い、この第3段階の加圧を行っている最中に、
請求項1の本セット工程と加圧工程とを行い、その後、
上下定盤による加圧を解圧すると共に第2上下定盤によ
る加圧を解圧して、第1段階の加圧が終わった化粧パネ
ルを上定盤に吸引して第2下定盤の上面に移動してセッ
トすると共に、第3段階の加圧が終わった化粧パネルを
第2上定盤に吸引して搬送部に供給することを特徴とす
る請求項1記載の化粧パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28490196A JP3752748B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 化粧パネルの製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28490196A JP3752748B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | 化粧パネルの製造方法 |
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JPH10128726A true JPH10128726A (ja) | 1998-05-19 |
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