JP2628501B2 - ユニットタイルの製造方法 - Google Patents
ユニットタイルの製造方法Info
- Publication number
- JP2628501B2 JP2628501B2 JP3256692A JP3256692A JP2628501B2 JP 2628501 B2 JP2628501 B2 JP 2628501B2 JP 3256692 A JP3256692 A JP 3256692A JP 3256692 A JP3256692 A JP 3256692A JP 2628501 B2 JP2628501 B2 JP 2628501B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tiles
- tile
- frame
- recess
- chuck member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はユニットタイルの製造
方法に関する。
方法に関する。
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】複数の
タイルを連結シートにて連結一体化して成るユニットタ
イルの製造工程において、縦横に延びる仕切部材の間に
凹所を備えた枠型を用い、この凹所のそれぞれにタイル
をセットしてこれらタイルを所定配列状態で一面に並
べ、そしてそれらタイルの上に連結シートを貼って各タ
イルを一体化することが行われている。
タイルを連結シートにて連結一体化して成るユニットタ
イルの製造工程において、縦横に延びる仕切部材の間に
凹所を備えた枠型を用い、この凹所のそれぞれにタイル
をセットしてこれらタイルを所定配列状態で一面に並
べ、そしてそれらタイルの上に連結シートを貼って各タ
イルを一体化することが行われている。
【0002】図6はこの枠型の一例を示したものであ
る。図において100は枠型で、102は縦横に延びる
仕切部材、104はこれら仕切部材102間の凹所内に
セットされたタイルである。
る。図において100は枠型で、102は縦横に延びる
仕切部材、104はこれら仕切部材102間の凹所内に
セットされたタイルである。
【0003】ところでこの枠型100の凹所は、タイル
104を円滑に挿脱できるようにタイル104よりも若
干大きく形成されており、従ってタイル104を凹所内
に嵌め入れただけではタイル104が正確に位置出しさ
れない。
104を円滑に挿脱できるようにタイル104よりも若
干大きく形成されており、従ってタイル104を凹所内
に嵌め入れただけではタイル104が正確に位置出しさ
れない。
【0004】そこで図6(B)に示しているようにタイ
ル104を凹所の基準辺106,108に押し付けるよ
うにこれを位置寄せしてタイルの位置合せを行った上
で、連結シートの貼着を行うようにしている。
ル104を凹所の基準辺106,108に押し付けるよ
うにこれを位置寄せしてタイルの位置合せを行った上
で、連結シートの貼着を行うようにしている。
【0005】しかしながらこのようにしてタイル104
の位置合せを行ったとしても、その後これを枠型100
と共に移動させて、移動経路上の接着剤の塗布ステーシ
ョン,連結シートの載置ステーション,連結シートの加
圧・接着ステーション等において接着剤塗布,連結シー
トの貼付け等を行う過程で、タイル104が凹所内で位
置ずれを起こし、この結果タイル104間の目地が不揃
いとなってしまったり、場合によってタイル104が傾
いて連結されてしまうといった不具合が生じていた。
の位置合せを行ったとしても、その後これを枠型100
と共に移動させて、移動経路上の接着剤の塗布ステーシ
ョン,連結シートの載置ステーション,連結シートの加
圧・接着ステーション等において接着剤塗布,連結シー
トの貼付け等を行う過程で、タイル104が凹所内で位
置ずれを起こし、この結果タイル104間の目地が不揃
いとなってしまったり、場合によってタイル104が傾
いて連結されてしまうといった不具合が生じていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたものであり、その要旨は、縦
横に延びる仕切部材の間に複数のタイル収容凹所を備え
た枠型の該収容凹所のそれぞれにタイルをセットしてそ
れらタイルを一面に並べた上、該枠型に設けたチャック
部材によりそれらタイルを該凹所の基準辺に位置寄せし
て固定し、その固定状態で該枠型を移動させつつ移動経
路上の各所定ステーションで接着剤塗布,タイル連結用
シートのタイル上への載置,加圧接着等所定の作業を行
った後、前記チャック部材によるタイルの固定を解除し
た上、連結シートにより連結一体化したユニットタイル
を、取出しステーションにおいて該枠型より取り出すこ
とにある。
を解決するためになされたものであり、その要旨は、縦
横に延びる仕切部材の間に複数のタイル収容凹所を備え
た枠型の該収容凹所のそれぞれにタイルをセットしてそ
れらタイルを一面に並べた上、該枠型に設けたチャック
部材によりそれらタイルを該凹所の基準辺に位置寄せし
て固定し、その固定状態で該枠型を移動させつつ移動経
路上の各所定ステーションで接着剤塗布,タイル連結用
シートのタイル上への載置,加圧接着等所定の作業を行
った後、前記チャック部材によるタイルの固定を解除し
た上、連結シートにより連結一体化したユニットタイル
を、取出しステーションにおいて該枠型より取り出すこ
とにある。
【0007】
【作用及び発明の効果】以上のように本発明は、仕切部
材で仕切られた凹所内のタイルを枠型に設けたチャック
部材により固定し、その固定状態で枠型を移動させつつ
連結シートによるタイルの連結一体化のための所定の作
業を行い、そしてその後タイルの固定を解除した上でユ
ニット化されたタイルを枠型から取り出すものである。
材で仕切られた凹所内のタイルを枠型に設けたチャック
部材により固定し、その固定状態で枠型を移動させつつ
連結シートによるタイルの連結一体化のための所定の作
業を行い、そしてその後タイルの固定を解除した上でユ
ニット化されたタイルを枠型から取り出すものである。
【0008】本発明によれば、タイルを位置合せした後
において、枠型の移動過程でタイルが位置ずれを起す恐
れがなく、従って目地の間隔が適正で、目地揃いの良い
ユニットタイルを得ることができる。
において、枠型の移動過程でタイルが位置ずれを起す恐
れがなく、従って目地の間隔が適正で、目地揃いの良い
ユニットタイルを得ることができる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2において、10は枠型であって縦横に延
びる仕切部材12を有している。仕切部材12は、タイ
ル14を収容するための凹所16を区画形成している。
説明する。図2において、10は枠型であって縦横に延
びる仕切部材12を有している。仕切部材12は、タイ
ル14を収容するための凹所16を区画形成している。
【0010】枠型10には、各凹所16の図中右辺部分
及び下辺部分にチャック部材18が設けられている。
及び下辺部分にチャック部材18が設けられている。
【0011】これらチャック部材18は、図1に示して
いるように上下中間部位において軸20により回動可能
とされており、且つ軸20より下側の部位に係止された
スプリング22によって、タイル14を凹所16の図2
中左辺及び上辺に押圧する向きに付勢されている。
いるように上下中間部位において軸20により回動可能
とされており、且つ軸20より下側の部位に係止された
スプリング22によって、タイル14を凹所16の図2
中左辺及び上辺に押圧する向きに付勢されている。
【0012】枠型10は、図2,図3及び図4に示して
いるように、チャック部材18によるタイル14の固定
を解除するための枠状の解除部材24を裏面側に備えて
いる。
いるように、チャック部材18によるタイル14の固定
を解除するための枠状の解除部材24を裏面側に備えて
いる。
【0013】この枠型10の裏面を示す図4及び側面を
示す図3に表われているように、この解除部材24は軸
受ブッシュ26によって図4中上下方向(図3中左右方
向)に移動可能に吊持され、且つスプリング28によっ
て図4中上向きに付勢されている。
示す図3に表われているように、この解除部材24は軸
受ブッシュ26によって図4中上下方向(図3中左右方
向)に移動可能に吊持され、且つスプリング28によっ
て図4中上向きに付勢されている。
【0014】この解除部材24は、凹所16の下辺部分
に設けられたチャック部材18をタイル14から離間す
る方向、つまりタイル14に対する固定を解除する方向
に押動する作用片30と、カム部32とを有している。
に設けられたチャック部材18をタイル14から離間す
る方向、つまりタイル14に対する固定を解除する方向
に押動する作用片30と、カム部32とを有している。
【0015】カム部32は、解除部材24がシリンダ3
4によって図4中下向きに押されたとき、凹所16の図
2中右辺部分(図4では左辺部分)にあるチャック部材
18に接触して、これをタイル14から離間する方向に
回動させる作用をなす。
4によって図4中下向きに押されたとき、凹所16の図
2中右辺部分(図4では左辺部分)にあるチャック部材
18に接触して、これをタイル14から離間する方向に
回動させる作用をなす。
【0016】尚図3において、33は枠型を支持する支
柱、35は枠型10を支柱33ごと搬送するチェーンで
ある。
柱、35は枠型10を支柱33ごと搬送するチェーンで
ある。
【0017】図5は本例のユニットタイル製造方法の具
体的な工程を示したものである。本例の方法では、工程
36においてタイル14を吸着装置により吸着し、これ
を枠型10の各凹所16に移載する。
体的な工程を示したものである。本例の方法では、工程
36においてタイル14を吸着装置により吸着し、これ
を枠型10の各凹所16に移載する。
【0018】尚このとき、移載ステーションに配置した
シリンダ34によって解除部材24を図4中下向きに押
動し、チャック部材18をアンチャック方向、つまりタ
イル14から離間する方向に回動させておく。
シリンダ34によって解除部材24を図4中下向きに押
動し、チャック部材18をアンチャック方向、つまりタ
イル14から離間する方向に回動させておく。
【0019】工程36においてタイル14を枠型10上
に載せたら、次にシリンダ34による押圧力を解除し、
解除部材24をスプリング28のばね力によって図4中
上方に移動させる。
に載せたら、次にシリンダ34による押圧力を解除し、
解除部材24をスプリング28のばね力によって図4中
上方に移動させる。
【0020】すると解除部材24によるチャック部材1
8の拘束が解かれて、チャック部材18がスプリング2
2の付勢力によって回動し、凹所16内のタイル14を
図2中上方及び左方に押動し、各凹所16の左辺及び上
辺に押し付ける。
8の拘束が解かれて、チャック部材18がスプリング2
2の付勢力によって回動し、凹所16内のタイル14を
図2中上方及び左方に押動し、各凹所16の左辺及び上
辺に押し付ける。
【0021】即ち各タイル14を凹所16の左辺及び上
辺側に位置寄せするとともにこれらを位置寄せ状態に固
定する(工程38)。
辺側に位置寄せするとともにこれらを位置寄せ状態に固
定する(工程38)。
【0022】この後枠型10は所定経路に沿って移動さ
せられ、次の接着剤塗布ステーションで枠型10上の各
タイル14に接着剤が塗布される(工程40)。
せられ、次の接着剤塗布ステーションで枠型10上の各
タイル14に接着剤が塗布される(工程40)。
【0023】その後枠型10は再び移動し、そして次の
ステーションでタイル14上に連結紙が載置される(工
程42)。
ステーションでタイル14上に連結紙が載置される(工
程42)。
【0024】枠型10は更に次のステーションへと移動
し、そこにおいて連結紙の加圧接着が行われる(工程4
4)。
し、そこにおいて連結紙の加圧接着が行われる(工程4
4)。
【0025】この後枠型10は取出ステーションへと移
動し、そこにおいて解除部材24が再びシリンダ34に
よって図4中下向きに押動され、チャック部材18によ
るタイル14の固定が解除される。
動し、そこにおいて解除部材24が再びシリンダ34に
よって図4中下向きに押動され、チャック部材18によ
るタイル14の固定が解除される。
【0026】そして引き続いて連結紙により連結一体化
されたユニットタイルが吸着装置によって吸着され、枠
型10より外部に取り出される(工程46)。
されたユニットタイルが吸着装置によって吸着され、枠
型10より外部に取り出される(工程46)。
【0027】このように本例の方法は、タイル14を位
置合せした後はチャック部材18によってこれを固定し
た状態とし、その固定状態のままタイル14及び枠型1
0を移動させて所要の作業を行うものである。
置合せした後はチャック部材18によってこれを固定し
た状態とし、その固定状態のままタイル14及び枠型1
0を移動させて所要の作業を行うものである。
【0028】従ってこの間にタイル14が位置ずれを起
こしてしまうといったことがなく、目地通りの良い、ま
た目地の揃った良好なユニットタイルを得ることができ
る。
こしてしまうといったことがなく、目地通りの良い、ま
た目地の揃った良好なユニットタイルを得ることができ
る。
【0029】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上例の各工程は必要に応じ
て適宜変更可能なものであるし、またチャック部材,解
除部材の構成を変更することも可能である等、本発明は
その主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基
づき様々な変更を加えた態様で実施可能である。
くまで一例示である。例えば上例の各工程は必要に応じ
て適宜変更可能なものであるし、またチャック部材,解
除部材の構成を変更することも可能である等、本発明は
その主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基
づき様々な変更を加えた態様で実施可能である。
【図1】本発明の一実施例方法に用いられる枠型の要部
をチャック部材とともに示す図である。
をチャック部材とともに示す図である。
【図2】同じ枠型の平面図である。
【図3】同じ枠型の側面図である。
【図4】同じ枠型の裏面図である。
【図5】本発明の一実施例方法の工程説明図である。
【図6】本発明の背景説明図である。
10 枠型 12 仕切部材 14 タイル 16 凹所 18 チャック部材 24 解除部材
Claims (1)
- 【請求項1】 縦横に延びる仕切部材の間に複数のタイ
ル収容凹所を備えた枠型の該収容凹所のそれぞれにタイ
ルをセットしてそれらタイルを一面に並べた上、該枠型
に設けたチャック部材によりそれらタイルを該凹所の基
準辺に位置寄せして固定し、その固定状態で該枠型を移
動させつつ移動経路上の各所定ステーションで接着剤塗
布,タイル連結用シートのタイル上への載置,加圧接着
等所定の作業を行った後、前記チャック部材によるタイ
ルの固定を解除した上、連結シートにより連結一体化し
たユニットタイルを、取出しステーションにおいて該枠
型より取り出すことを特徴とするユニットタイルの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256692A JP2628501B2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | ユニットタイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3256692A JP2628501B2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | ユニットタイルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05192917A JPH05192917A (ja) | 1993-08-03 |
JP2628501B2 true JP2628501B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=12362462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3256692A Expired - Lifetime JP2628501B2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | ユニットタイルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2628501B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1310672B1 (it) * | 1999-08-05 | 2002-02-19 | Record Spa | Elemento per pavimentazione autobloccante e suo procedimento diproduzione. |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP3256692A patent/JP2628501B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05192917A (ja) | 1993-08-03 |
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