JPH10127877A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH10127877A
JPH10127877A JP8303657A JP30365796A JPH10127877A JP H10127877 A JPH10127877 A JP H10127877A JP 8303657 A JP8303657 A JP 8303657A JP 30365796 A JP30365796 A JP 30365796A JP H10127877 A JPH10127877 A JP H10127877A
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JP8303657A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 どのリーチ態様でも大当りへの期待感を持て
て、遊技意欲を向上させることのできる遊技機を提供す
る。 【解決手段】 大当りの乱数を抽出した場合に3種類の
リーチ振り分けパターン1〜3のうちどのリーチ振り分
けパターンが選択されているかを判別し、選択されてい
るリーチ振り分けパターンの範囲内でリーチA〜リーチ
C(春〜冬リーチを含む)のどの態様でリーチを発生さ
せるかを決定し、1/3の割り合いでリーチ予告を行う
とともに、特にリーチ振り分けパターン1が選択されて
いる場合には背景変化リーチにおける大当りへの期待感
を適度に保つために、大当りの発生率を監視し、その監
視結果に応じてリーチCの信頼度を補正する処理を行
う。このような振り分け処理により、各リーチにおける
大当りの発生率(大当りの信頼度)を3種類のリーチ振
り分けパターン1〜3に応じて適切に変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のリーチパタ
ーンを備え、所定条件の成立により各リーチにおける特
別停止表示態様(例えば、大当り)への信頼度(例え
ば、外れリーチ、当りリーチの振り分け率)を変更可能
にして遊技意欲を高めるようにしたパチンコ機等の遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の識別情報(以下、特別
図柄、或いは適宜、特図という)を変動表示可能な可変
表示装置として、例えば液晶表示装置、CRT表示装
置、多数の発光素子からなる表示装置、回転ドラムやベ
ルトを使用したメカニカル式の表示装置などがある。そ
して、このような可変表示装置が遊技領域に配置され、
始動口への入賞などの始動条件の成立に基づき、可変表
示装置の表示が所定時間(例えば、6秒)変動した後、
停止する可変表示遊技が行われ、その停止結果に基づい
て大当り(所定の遊技価値の付与状態)を発生可能にし
ている。この種の遊技機としては、例えばパチンコ遊技
機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、遊技コインを
用いたスロットルマシン(回胴式スロットル遊技機)、
球を用いたスロットルマシン(回胴式スロットル遊技
機)等がある。
【0003】上述した従来の遊技機の可変表示装置にお
いて行われる可変表示遊技では、例えば可変表示装置に
おける表示領域内に3個の図柄表示部(識別情報表示
部)を設け、始動条件の成立により3個の図柄表示部に
よる表示図柄が一斉(あるいは順次)に高速変動を開始
し、所定時間経過後に3個の図柄表示部による表示図柄
が例えば左、中、右の順に停止して3個の図柄が全て停
止した場合に、その停止結果が「7、7、7」等のゾロ
目であれば、アタッカーの開放制御などを行う大当り状
態(特別遊技状態)が発生している。また、この種の遊
技機においては、一般的に停止遊技中の2個目の表示図
柄の停止時に(3個目は未だ変動中)に、例えば「7、
7、−」等のゾロ目の可能性のある表示態様になった場
合に、リーチ状態(リーチ可変表示遊技)として3個目
の図柄のみを遊技者に変動している図柄の認識ができる
ようなスロースクロール状態にしたり、あるいはそのス
ロースクロール状態を大当り図柄が数回停止の可能性が
あるように(一連の図柄が2、3周するように)、長時
間(例えば、15秒)継続する制御を行うことにより、
遊技者に大当りへの期待感を高めることも行われてい
る。
【0004】さらに、最近の遊技機においては、リーチ
状態に数種類のバリエーションを備えたものが考えら
れ、例えば通常リーチに対して大当りの可能性が高く期
待感の高いスペシャルリーチを発生させる遊技機も多
い。スペシャルリーチは通常リーチと表示態様(例え
ば、スクロール速度や配色等の演出)や音声を異ならせ
て、通常リーチとは違うことを明確にしている。また、
可変表示装置における表示領域内の3個の図柄表示部以
外に背景画などを表示し、配色の変化や動作表示などを
行うことにより、図柄の変動状態やリーチ状態などを演
出表示するものも考えられている。あるいは、最近の遊
技機においては、大当りを発生させる可変表示装置の図
柄態様などにより、大当り終了後における大当り発生確
率(特図の当り確率)を高確率状態に制御することも行
われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のパチ
ンコ遊技機(以下、適宜、単に遊技機という)にあって
は、リーチ状態の演出という点で、以下のような問題点
があった。 (イ)従来より通常リーチやスペシャルリーチというよ
うに、幾つかのリーチ状態を発生可能にした遊技機は知
られている。従来のリーチの発生制御は、始動口への入
賞があって可変表示装置の図柄変動処理が開始され、そ
の変動処理の結果停止する図柄を、始動口への入賞時に
抽出した乱数値に基づき予め決定するが、その決定した
停止図柄が外れリーチ(例えば、「7、7、9」)の態
様になった場合には、通常リーチにするかあるいはスペ
シャルリーチにするかの振り分けは、例えば7:3とい
うように通常リーチの発生を高くするように制御され、
停止図柄が大当り図柄(特別停止表示態様)になった場
合には、例えば3:7というようにスペシャルリーチの
発生を高くするように制御されている。
【0006】上記のようなリーチの発生の振り分け制御
を行うことにより、通常リーチが発生した場合には大当
りの信頼度が低くなり、スペシャルリーチが発生した場
合には大当りの信頼度が高くなっていた。その結果、ス
ペシャルリーチが発生した場合には、ある程度大当りへ
の期待感が高められるので、興味深くリーチの成行きを
見ることができるが、逆に通常リーチの場合には、大当
りへの期待感が低いため、結局、当らないリーチ状態を
だらだらと長く見ることになり、せっかくの大当りへの
期待感を持たせるように設けられるリーチ状態が、通常
リーチの場合には無駄になってしまっていた。
【0007】(ロ)また、一般的(例えば、1/300
位に設定されている遊技機)には、大当りにつながるリ
ーチより、外れリーチが頻繁に発生するため、上記のよ
うなリーチの発生制御を行っている結果、通常リーチば
かりが頻繁に発生するようになってしまい、遊技者が遊
技意欲を無くしてしまう場合があるという問題点があっ
た。 (ハ)リーチ態様と大当り発生との間に意外性が無く、
遊技者が長く遊技をしていると、飽きがくるという問題
点があった。
【0008】そこで本発明は、どのリーチ態様でも大当
りへの期待感を持てて、遊技意欲を向上させることので
きる遊技機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による遊技機は、複数の識別情報を表
示可能な可変表示装置を備え、該識別情報の停止表示態
様が特別停止表示態様になったことに基づき、所定の遊
技価値を付与可能な遊技機において、前記可変表示装置
において複数種のリーチ状態を発生可能なリーチ状態発
生手段と、前記複数種のリーチ状態の発生を制御するリ
ーチ状態発生制御手段と、を備え、前記リーチ状態発生
制御手段は、前記特別停止表示態様の発生如何により、
前記複数種のリーチ状態のうちから所定のリーチ状態の
発生の選択制御を行うとともに、所定条件の成立に基づ
き該複数種のリーチ状態のうちから所定のリーチ状態の
発生の選択率を変更するようにしたことを特徴とする。
【0010】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、前記リーチ状態発生制御手段は、所定
条件の成立として、前記特別停止表示態様の発生に基づ
き、前記複数種のリーチ状態のうちから所定のリーチ状
態の発生の選択率を変更するものであるようにしてもよ
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態をパチ
ンコ遊技機に適用した一実施例として図面を参照して説
明する。 A.遊技盤の構成 図1はパチンコ遊技を行う遊技機の遊技盤を示す正面図
である。図1において、1は遊技盤であり、前面の略円
形領域がガイドレール2で囲まれることにより遊技領域
3が形成されている。この遊技領域3には、複数の識別
情報(以下、特別図柄、或いは特図という)を表示する
識別情報表示部と、背景表示を行う背景表示部とを有す
る表示領域4aを備えた特別図柄表示装置4(可変表示
装置)と、開閉扉5aにより開閉される大入賞口5bを
有する特別変動入賞装置5と、左右一対の開閉部材6a
を有し特図始動口として機能する普通変動入賞装置6
(いわゆる普電と呼ばれるもの)と、この普通変動入賞
装置6に設けられ後述する普通図柄(以下、普図とい
う)を表示する普通図柄表示装置6bと、スルーチャッ
カー形式の普通図柄始動口7と、一般入賞口8aと、風
車と呼ばれる打球方向変換部材8bと、サイドランプ8
cと、アウト穴9などが備えられている。
【0012】そして、普通変動入賞装置6内の入賞流路
には特図始動スイッチ6dが、普通図柄始動口7内の通
過流路には普図始動スイッチ7aが、それぞれ設けられ
ている。また、特別変動入賞装置5の大入賞口5b内に
おける、継続入賞流路には継続スイッチ5cが、一般入
賞流路にはカウントスイッチ5dがそれぞれ設けられて
いる。また、特別図柄表示装置4の上部には、一般入賞
口4bが設けられるとともに、この場合4個の特図始動
記憶表示器4cが設けられている。また、普通変動入賞
装置6には、この場合4個の普図始動記憶表示器6cが
設けられている。
【0013】ここで、特別図柄表示装置4は、識別情報
表示部にカラーで特図の静止画および変動画を表示し、
背景表示部に特図以外の背景画などを表示するようにな
っており、例えば液晶ディスプレイ(LCD)が使用さ
れる。なお、特別図柄表示装置4はCRTであってもよ
い。この特別図柄表示装置4に表示される特図として
は、例えば数字および文字からなる識別情報を表示して
もよいし、あるいはその他の図柄を表示してパチンコゲ
ームを行うようにしてもよい。普通図柄表示装置6b
は、例えば、一桁の数字を表示する7セグメントの表示
部を有し液晶又はLED等よりなる表示器であり、この
場合上記普通図柄(普図)は、一桁の数字である。
【0014】また、始動記憶表示器4c、6cは、後述
するように特図或いは普図の始動記憶の数を表示するも
のである。また、特図始動スイッチ6dは、普通変動入
賞装置6に玉が入賞したことを検出し、普図始動スイッ
チ7aは、普通図柄始動口7に玉が通過したことを検出
し、カウントスイッチ5dは、特別変動入賞装置5の大
入賞口5bに入った玉のうち一般入賞した玉を検出し、
継続スイッチ5cは、大入賞口5bに入った玉のうちい
わゆる継続入賞(V入賞)した玉を検出する。なお、遊
技盤1の遊技領域3には、通常天釘やヨロイ釘といった
多数の障害釘が設けられるが、ここでは繁雑になるので
図示省略している。また、同様に図示省略しているが、
遊技盤1には、その他の各種装飾ランプや、LED等が
設けられていてもよい。
【0015】また本発明では、遊技盤における遊技領域
はどのようなものでもよく、複数の識別情報を表示可能
な可変表示装置(ここでは特別図柄表示装置4)を備
え、識別情報の停止表示態様が特別停止態様(「2」、
「2」、「2」等のゾロ目図柄)になったことに基づき
所定の遊技価値(大当り状態)を付与可能な遊技機であ
って、複数種のリーチ状態を発生可能で、かつリーチ状
態の発生を制御することができるものであれば、任意の
構成を取り得る。例えば、可変表示装置の図柄内容を変
化させてゲームを行うもので、可変表示装置の表示態様
が予め定められた表示態様になった場合に、変動入賞装
置を開放し内部の権利発生入賞口へ入賞があったときに
大当りの権利が発生する「第3種」に属するパチンコ
機、あるいは可変表示装置の表示態様が予め定められた
表示態様になった場合に、所定数の変動入賞装置の連動
動作の開始条件を付与する他種タイプに属するパチンコ
機であっても、本発明を適用することができる。なお、
本実施例ではいわゆる「第1種」に属するタイプのもの
に、本発明を適用した例を説明する。
【0016】B.制御系の構成 次に、遊技機における制御系の構成について説明する。
図2は遊技機における制御系の全体構成を示すブロック
図である。図2において、この制御系は大きく分ける
と、役物制御回路100と、表示制御回路200とによ
って構成される。役物制御回路100は、マイクロコン
ピュータを含む回路で、例えば遊技盤1の裏面に取付け
られたボードユニットにより実現されている。また、表
示制御回路200は、例えば遊技盤1に設けられた特別
図柄表示装置4の裏面側に取付けられた回路基板により
実現されている。
【0017】この役物制御回路100は、パチンコ遊技
等に必要な役物制御を行うワンチップマイコンからなる
役物用IC111と、水晶の発振周波数を分周して役物
用IC111の基本クロックを得る分周回路113と、
役物用IC111等に必要な電源を供給する電源回路1
14と、各種情報信号を受け入れるローパスフィルタ1
15と、ローパスフィルタ115からの信号をバス11
6を介して役物用IC111に出力するバッファゲート
117と、役物用IC111からの信号をバス116を
介して受ける出力ポート118と、出力ポート118を
介して入力される制御信号をドライブして各種駆動信号
を生成して各機器に出力するドライバ119と、遊技に
必要な効果音を生成する(あるいは音声合成を行っても
よい)サウンドジェネレータ120と、サウンドジェネ
レータ120からの音声信号を増幅して遊技機の所定箇
所に配設されたスピーカー121aに出力するアンプ1
21と、役物用IC111から出力される制御信号に基
づいて表示制御回路200に対する表示制御信号を出力
するインターフェース回路122とによって構成され
る。なお、役物用IC111は、演算処理を行うCPU
131、役物制御の制御プログラム等を格納しているR
OM132およびワークエリアの設定や制御に必要なデ
ータの一時記憶等を行うRAM133を内蔵している。
【0018】ローパスフィルタ115には、前述の特図
始動スイッチ6d、普図始動スイッチ7a、カウントス
イッチ5d、継続スイッチ5c、および確率設定装置1
00aからの信号が入力されている。確率設定装置10
0aは、設定キーやモニタ等を有し、大当りとなる確率
を設定変更したり、大当りの確率変動の形態等を設定変
更したりするためのもので、係員が操作するタイプでは
遊技機の裏面側に配置される。なお、確率設定装置10
0aは遊技機自体(例えば役物制御回路100)に設け
られたスイッチ等(図示省略)により構成されていても
よいし、ホールの管理装置から入力される構成でもよ
い。ドライバ119からは、特別変動入賞装置5の大入
賞口5b(開閉扉5a)の開閉動作を駆動するソレノイ
ドや、特図始動記憶表示器4cや、普図始動記憶表示器
6cや、普通図柄表示装置6bや、普通変動入賞装置6
を駆動するソレノイドや、各種装飾ランプ(例えばサイ
ドランプ8c)に制御信号が出力される。
【0019】表示制御回路200は、役物用IC111
からこの場合8ビットの表示用制御信号(リセット信号
(1ビット)、ストローブ信号(1ビット)、コマンド
信号(6ビット))を受けて特別図柄表示装置4の制御
を行うもので、図3に示すように、画像表示制御用のC
PU201と、ROM202と、RAM203と、DM
A204と、VDP205と、フォントROM206
と、γ補正回路207と、クロック回路208と、イン
ターフェース部209とよりなる。CPU201は、イ
ンターフェース部209を介して通信割り込みによって
役物用IC111から表示用制御信号を受けて、VDP
205に画像生成を指令し、特別図柄表示装置4により
後述するような画像表示制御を行うものである。VDP
205は、スプライトRAM、パレットRAM、V−R
AMを内蔵しており、CPU201から送られる画像生
成指令を受けて、フォントROM206に登録されてい
る図柄データ(例えば、特図の図柄データ)を読み出し
て所定の画像信号を生成し、この画像信号を画像のガン
マ補正を行うγ補正回路207を介して特別図柄表示装
置4に出力するとともに、水平同期信号(H_SYN
C)および垂直同期信号(V_SYNC)を形成して特
別図柄表示装置4に出力するものである。
【0020】なお、フォントROM206には特別図柄
表示装置4に出力する画像信号(例えば、RGB信号を
含む)を生成するための全ての画像情報(キャラクタ、
識別図柄、背景及び配色等に関する全て情報)が登録さ
れている。この場合、特別図柄表示装置4には特図とそ
れ以外の背景画が表示され、所定条件に応じて背景画の
表示を変更する制御が行われる。特に、リーチ発生(特
別停止態様の停止表示の可能性が発生することに相当)
したことに基づき背景画の表示の変更制御を行うととも
に、リーチ発生と背景画の表示の変更とを関連付けた制
御が行われる。
【0021】ROM202はCPU201の制御プログ
ラムやデータ等を格納しているメモリであり、RAM2
03はCPU201の制御に必要なデータの一時記憶等
を行うためのメモリである。また、DMA204はRA
M203等のデータを高速転送する処理を行う。クロッ
ク回路208はCPU201やVDP205の動作に必
要な基本クロックを発生する。なお、表示制御回路20
0から特別図柄表示装置4に対しては、バックライト用
電源や、液晶表示用電源が供給されているとともに、グ
ランドラインが接続されている。また、画像表示タイミ
ング信号(V_SYNC、H_SYNC)も送信され
る。
【0022】ここで、役物用IC111、分周回路11
3、インターフェース回路122および表示制御回路2
00は、全体としてリーチ状態発生手段およびリーチ状
態発生制御手段を構成する。リーチ状態発生手段は特別
図柄表示装置4(可変表示装置)において複数種のリー
チ状態を発生可能であり、リーチ状態発生制御手段は複
数種のリーチ状態の発生を制御する。また、リーチ状態
発生制御手段は特別停止表示態様(例えば、大当り)の
発生如何により複数種のリーチ状態のうちから所定のリ
ーチ状態の発生の選択制御を行うとともに、所定条件の
成立に基づき該複数種のリーチ状態のうちから所定のリ
ーチ状態の発生の選択率を変更する制御を行う。さら
に、リーチ状態発生制御手段は、所定条件の成立として
特別停止表示態様の発生(例えば、大当りの発生)に基
づき複数種のリーチ状態のうちから所定のリーチ状態の
発生の選択率を変更する制御を行う。
【0023】C.遊技の概要 次に、役物制御回路100の制御フローを説明する前
に、本実施例の遊技機で行われる遊技の概要について説
明する。ガイドレール2を介して遊技領域中に打込まれ
た遊技球が、特別図柄始動口を兼ねた普通変動入賞装置
6に入賞すると、特別図柄表示装置4の表示領域4aに
おいて多数の識別図柄(数字、文字、記号、図柄等より
なるもの)が移動(スクロール)する表示(いわゆる変
動表示)が行われて、変動表示ゲーム(画像変動遊技)
が行われる。そして、この変動表示ゲーム結果としての
停止表示態様が所定の態様(例えば、「7、7、7」な
どのゾロ目)であれば、大当りと呼ばれる特別遊技状態
が発生する。
【0024】この特別遊技状態(大当り)が発生する
と、特別変動入賞装置5の開閉扉5aが、例えば30秒
程度(或いは、例えば最大で10個入賞までの期間)開
放される特別遊技が行われる。この特別遊技のサイクル
は、各サイクル中、大入賞口5a内の継続入賞領域を遊
技球が通過することを条件に、例えば、最大で16サイ
クルまで継続して行われる。また、特別遊技状態の発生
が特定の条件を満たした発生(例えば、確率変動図柄
(「7」、「7」、「7」)に基づく大当りの発生)で
あった場合に、特別遊技状態の発生に関して遊技者に有
利となる特定遊技状態(例えば、大当り確率が変動し、
大当り3回を1セットとして、初回大当り以後にあと2
回大当りを発生しやすくする状態)が発生するととも
に、特定遊技状態中に再度特定の条件を満たした特別遊
技状態の発生があった場合(例えば、再度、確率変動図
柄によって大当りが発生した場合)に、再度特定遊技状
態を初期状態から更新可能にする制御が行われる。
【0025】なお、大当り確率を高めて大当りを以後2
回当りやすくする遊技(確率変動遊技)は特定の図柄で
大当りとなった場合(特定の条件の成立した場合)に、
所定期間だけその後の大当りの確率を通常よりも高確率
に設定する特殊遊技であり、役物制御回路100の制御
過程においてなされる制御である。また、上記特図の変
動表示ゲーム中又は特別遊技中に、普通変動入賞装置6
にさらに遊技球が入賞したときには、特図始動記憶表示
器4cが点灯して例えば4個まで記憶され、特図の変動
表示ゲーム又は特別遊技の終了後に、その記憶に基づい
て上記特図の変動表示ゲームが繰返される。
【0026】一方、遊技中に、遊技球が普通図柄始動口
7に入賞(通過)したときは、普通図柄表示装置6bの
識別情報(この場合、一桁の数字)の変動表示による普
図の変動表示ゲームが行われる。そして、この変動表示
ゲーム結果としての停止表示態様が所定の態様(例え
ば、「7」)であれば、普図当りと呼ばれる遊技価値が
発生する。この遊技価値(普図当り)が発生すると、普
通変動入賞装置6の一対の開閉部材6aが逆ハの字に開
いた開放状態に、例えば0.5秒程度保持される特定遊
技が行われる。これにより、普通変動入賞装置6に遊技
球が入賞し易くなり、その分、特図の変動表示ゲームの
実施回数が増えて大当り発生の可能性が増す。また、上
記普図の変動表示ゲーム中に、普通図柄始動口7にさら
に遊技球が入賞したときには、普図始動記憶表示器6c
が点灯して例えば4個まで記憶され、普図の変動表示ゲ
ームの終了後に、その記憶に基づいて上記普図の変動表
示ゲームが繰返される。
【0027】大当り確率を高めて大当りを以後2回当り
やすくする遊技(確率変動遊技)と、普図の変動表示ゲ
ームの他には、さらに所定の特殊遊技が行われたりす
る。その他の特殊遊技は、例えば特図の変動表示ゲーム
が50回行われるまでの期間だけ普図の変動表示ゲーム
の変動時間を短縮するなどの、いわゆる普図時短制御又
は普図即止め制御(或いは両者の併用)による遊技状態
がある。なおここで、普図時短制御とは、普図の変動表
示ゲームの変動時間が通常は、例えば60秒程度である
ところを6秒程度に短縮する制御であり、また普図即止
め制御とは、始動記憶に基づいて普図の変動表示ゲーム
を行う際に、始動記憶の発生から所定時間(例えば6
秒)経過したものに対しては、変動時間を短縮(例えば
2秒)して即時に普図を停止させる制御である。
【0028】また、この特殊遊技中には、普図当りの際
の普通変動入賞装置6の開放時間を例えば3秒程度に増
やす処理や、普図当りの際の普通変動入賞装置6の開放
回数を通常の1回から3回に増やす等の処理が行われる
こともある。なお、このような特殊遊技を行うことによ
り、単位時間当りの普図のゲーム回数が増えて、普図の
当る回数が増える(通常普図の当り確率は1/4程度で
あるため)。このため、結果的に特図の変動回数が増え
て有利な状態になる。またさらに、通常この特殊遊技状
態中には、特図の変動についても即止め制御が行われ、
さらに有利となる。
【0029】D.制御系の動作 次に、前述した制御系により行われる遊技機の制御(各
制御回路の機能)について、図4〜図11に示すフロー
チャートおよびデータ構成図に基づいて説明する。 (a)役物制御回路のメインルーチン 図4は、役物制御回路100(役物用IC111)によ
り行われるメイン制御処理(メインルーチン)のフロー
チャートを示す図である。この制御処理は、図2の分周
回路113により作り出される基準時間(例えば、2m
s)毎に1シーケンスずつ行われる。すなわち、最終ス
テップ終了後のリセット待ち処理において、役物用IC
111に分周回路113からリセット信号が入るたび
に、ステップS10から実行される。
【0030】処理が開始されると、ステップS10にお
いて先ず電源の投入時であるか否かを判定し、電源投入
時であればステップS12で電源投入処理を行い、今回
のルーチンを終了する。電源投入処理では、ROM13
2の正常判定処理、RAM133の初期化処理、I/O
レジスタの設定、システム内部のレジスタの設定処理等
が行われる。電源投入時でなければ、ステップS14で
SW入力処理(例えば、特図始動スイッチ6dや普図始
動スイッチ7aの入力処理等)を行ってステップS16
に移行する。ステップS16では、役物用IC111に
よる制御処理(ステップS18〜S30)の各処理過程
で定められる処理NO.(処理番号)に従って、ステッ
プS18〜S30のうちの該当するいずれか一つの処理
を行う分岐処理がなされる。なお、ステップS18〜S
30は、図示省略したサブルーチンに従って行われる処
理であり、その概要は以下のとおりである。
【0031】ステップS18:普段処理普段処理では、
始動記憶がある場合に、始動記憶数を一つ減らした後、
乱数抽出による大当り判定を行って特図の停止図柄を決
定する。次いで、停止図柄がリーチ図柄である場合に
は、リーチフラグをセットした後、変動処理の番号に処
理番号を変更して、次のシーケンスで変動処理が行われ
るようにする処理を行う。そして、始動記憶がない場合
には、処理番号をこの普段処理を行う番号のままとし
て、次のシーケンスでもこの普段処理が繰返されるよう
にするものである。また、この普段処理では、始動記憶
がある場合に、普図時短制御或いは普図即止め制御を行
うべき回数を記憶するカウンタ(以下、普図時短カウン
タという)の値が0か否か判定する。そして、この普図
時短カウンタが0でない場合には、このカウンタの値を
一つ減らすとともに、普図時短制御或いは普図即止め制
御を行うための情報をセットして、例えば後述の普図普
電処理(ステップS32)においてこの情報に基づく普
図時短制御或いは普図即止め制御が行われるようにする
処理も行われる。
【0032】ステップS20:変動処理 変動処理では、特図をスクロールさせる処理が行われ、
所定時間経過後に、図柄停止処理の番号に処理番号を変
更する。 ステップS22:図柄停止処理(通常停止処理) 図柄停止処理では、例えば、特別図柄表示装置4の図柄
をゆっくりとスクロールさせて所定時間経過後に停止さ
せる処理が行われ、所定時間経過後の図柄を停止させる
時点で、リーチフラグがセットされているか否か判定さ
れ、セットされている場合には、リーチ停止処理の番号
に処理番号が変更され、セットされていない場合には、
図柄の停止が完了した時点で、停止図柄判定処理の番号
に処理番号が変更される。
【0033】ステップS24:リーチ停止処理 リーチ停止処理では、特別なリーチスクロールを行った
後、中図柄を停止させる処理が行われ、中図柄の停止が
完了した時点で、停止図柄判定処理の番号に処理番号が
変更される。 ステップS26:停止図柄判定処理 停止図柄判定処理では、まずリーチフラグがリセットさ
れた後、停止図柄が大当り図柄か否か判定され、大当り
でなければ、外れ処理の番号に処理番号が変更され、大
当りであれば、大当り処理の番号に処理番号が変更され
る。
【0034】ステップS28:大当り処理 大当り処理では、特別遊技(特別変動入賞装置5が開放
される遊技)を行うための処理が実行され、大当り状態
の終了後は普段処理の番号に処理番号が変更される。な
お、大当り処理の中で、例えば特殊遊技(普図の変動表
示ゲームの変動時間を短縮する遊技)を行うために、大
当り中の表示ゲームの結果によって、普図時短カウンタ
を例えば50回に設定する処理等を実行してもよい。な
お、大当り状態中に、前述したように普図時短制御を行
い、普電(普通変動入賞装置6)の開放を頻繁に行うよ
うにして、大当り中における獲得球を多くして、より遊
技者に有利にしてもよい。 ステップS30:外れ処理 外れ処理では、左図柄、中図柄、および右図柄の全てが
停止した表示を行う処理等がなされ、普段処理の番号に
処理番号が変更される。なお、以上の処理番号による分
岐処理(ステップS18〜S30)によれば、メインル
ーチンのシーケンスが繰返される度に、遊技状態に応じ
て処理番号が変更されてゆく。
【0035】次に、図4に示すメインルーチンでは、以
上の分岐処理がなされた後に、次いで、ステップS32
で普図普電処理を行う。普図普電処理では、普図の始動
記憶が残っていることを条件に、前述の普図の変動表示
ゲームを行うための処理が行われ、また前述の普図当り
となったことを条件に、前述の特定遊技(普通変動入賞
装置6の一対の開閉部材6aが逆ハの字に開いた開放状
態に保持される遊技)を行う処理がなされる。次いで、
ステップS34で特図、普図乱数更新処理を行う。特
図、普図乱数更新処理では、特図および普図の乱数を例
えば[1]ずつインクリメントして更新する。これによ
り、本ルーチンが繰り返される毎に、特図および普図の
乱数が変り、大当りあるいは普図当りの乱数抽出値がラ
ンダム性を保つようになる。
【0036】次いで、ステップS36でリーチ発生用乱
数更新処理を行い、リーチ発生用乱数を例えば[1]ず
つインクリメントして更新してリーチ発生のランダム性
を保つ。ここで、リーチ発生用乱数としては、例えば1
〜15の15種類があり、リーチを発生させる乱数は1
個で、残りの14個はリーチを発生しない乱数である。
したがって、リーチ発生確率は1/15となる。また、
その他、リーチの種類を決定するリーチパターン決定用
乱数(0〜99)の更新処理も行われる。次いで、ステ
ップS38で特図、普図停止図柄作成処理を行い、特図
と普図の停止態様の更新のための図柄を作成する。次い
で、ステップS40で表示図柄編集処理を行い、特図の
表示図柄を編集する。次いで、ステップS42で役物用
IC111から表示制御回路200へのデータ転送に関
するデータ転送処理を行う。これにより、例えば表示図
柄編集処理で行われた特図の表示図柄の編集結果データ
が表示制御回路200に転送されることになる。次い
で、ステップS44で出力処理を行う。これにより、例
えば各種装飾ランプ類(例えばサイドランプ8c)やス
ピーカー121aに対して信号が出力される。ステップ
S44を経ると、メンルーチンの1シーケンスが終了す
る。
【0037】ここで、メインルーチンのステップS42
で行われるデータ転送処理の詳細について、図5および
図6を参照して説明する。このデータ転送処理は、この
場合8ビットの表示用制御信号、すなわちリセット信号
(1ビット)、ストローブ信号(1ビット)、コマンド
信号(6ビット)を、役物用IC111から表示制御回
路200に送る処理である。リセット信号およびストロ
ーブ信号はデータ送信のためのタイミングをとるための
信号であり、コマンド信号が、特別図柄表示装置4に表
示される画像表示情報およびその表示態様等を決定する
データ信号である。そして、このコマンド信号として
は、このデータ転送処理が一度実行されると、図5に示
すように、チェックサム(DATA8)およびモードデ
ータ(MODE)を含めて9個のデータ(MODE、D
ATA1〜8)が送信される。
【0038】図5は送信データ表示におけるリーチ時の
例である。そして、例えば特別図柄表示装置4で行われ
る表示状態がリーチ状態であれば、モードデータ(MO
DE)は「05」となる。また、データ(DATA1〜
7)は、特別図柄表示装置4に表示される画像表示情報
およびその表示態様等を決定するためのモードデータ以
外のデータであり、各モードに対応して設定される。例
えば、モードデータ「05」の場合、DATA1が、左
図柄をどの図柄(キャラクタおよび数字等の識別図柄)
で停止させるかを決める左図柄の図柄番号のデータ、D
ATA2が左図柄をどの位置で停止させるかを決める左
図柄の停止位置のデータ、DATA3が、中図柄をどの
図柄で表示させるかを決める中図柄の図柄番号のデー
タ、DATA4が、中図柄を現在どの位置で表示させる
かを決める中図柄の表示位置のデータ、DATA5が、
右図柄をどの図柄で停止させるかを決める右図柄の図柄
番号のデータ、DATA6が、右図柄をどの位置で停止
させるかを決める右図柄の停止位置のデータ、DATA
7が、各モードに対応した変動表示を行うためのサブモ
ード1(例えば、変動パターンモード)のデータであ
る。また、チェックサム(DATA8)は、送信したデ
ータが正しいか否かチェックするための「00〜3F」
(16進数)のチェックデータとなっている。
【0039】各データ(コマンド信号)のビット構成
は、例えば図6のように設定されている。この図6は、
図5におけるサブモード1のデータ(DATA7)の構
成例を示しており、この場合、0番目から5番目のビッ
トがコマンド信号に割当てられており、0番目のビット
が予告データで「0」が予告無し、「1」が予告有りの
データである。予告データとは、リーチ発生を予告する
データのことである。1番目から3番目のビットがリー
チパターン(リーチ種類)のデータ、4番目から5番目
のビットは不使用の空きデータである。また、6番目お
よび7番目のビットが、それぞれリセット信号或いはス
トローブ信号にそれぞれ割当てられている。リーチパタ
ーンのデータとしては、「000」がリーチA、「00
1」がリーチB、「010」がリーチC(背景春ま
で)、「011」がリーチC(背景夏まで)、「10
0」がリーチC(背景秋まで)、「101」がリーチC
(背景冬まで)となっている。背景は春から冬までの種
類があるが、これは大当り発生率をリーチ時の背景に関
連付けて決定するからであり、具体的には後述する。
【0040】(b)リーチ態様決定処理のサブルーチン 次に、図4に示すメインルーチンのステップS20で行
われる変動処理中に行われるサブルーチンで、リーチを
どの態様で発生させるかを決定するリーチ態様決定処理
の詳細について、図7および図8により説明する。この
サブルーチンが開始されると、まずステップS50で大
当りか否かを判別する。大当りか否かは、乱数抽出によ
る大当り判定によって決定される。大当りでなければ、
ステップS90にジャンプする(詳細は後述)。大当り
であれば、ステップS52に進んでリーチパターン決定
用乱数の抽出を行う。リーチパターン決定用乱数の抽出
タイミングは、始動入賞時に予め抽出しておいてもよ
い。なお、大当り発生の場合、必ず、その前にリーチが
発生する。リーチ発生の態様には複数種類のパターンが
あり、そのリーチパターンを決定するのがリーチパター
ン決定用乱数で、0〜99の乱数がある。次いで、ステ
ップS54で現在のリーチ振り分けパターンの判定を行
う。リーチ振り分けパターンには、リーチ振り分けパタ
ーン1〜リーチ振り分けパターン3の3種類があり、こ
れら各パターンの内容は図9〜図11に示すように、リ
ーチパターン決定用乱数の値に応じてリーチA〜リーチ
C(リーチCにはさらに春リーチ〜冬リーチに4区分)
となっている。
【0041】ここで、リーチ振り分けパターン1〜リー
チ振り分けパターン3について説明する。 まずリーチ振り分けパターン1では、大当りの場合、
図9(a)に示すように、リーチパターン決定用乱数が
0〜9であればリーチA、リーチパターン決定用乱数が
10〜49であればリーチB、リーチパターン決定用乱
数が50〜99であればリーチCに振り分けるようにな
っている。なお、リーチAは通常のリーチ、リーチBは
おやじリーチ、リーチCは背景変化リーチである。さら
にリーチCの場合、リーチパターン決定用乱数が50〜
54であれば春リーチ、リーチパターン決定用乱数が5
5〜64であれば夏リーチ、リーチパターン決定用乱数
が65〜79であれば秋リーチ、リーチパターン決定用
乱数が80〜99であれば冬リーチに振り分けるように
なっている。春リーチ〜冬リーチの詳しい内容は後述す
る。
【0042】一方、リーチ振り分けパターン1で外れの
場合には図9(b)に示すように、リーチパターン決定
用乱数が0〜49であればリーチA、リーチパターン決
定用乱数が50〜79であればリーチB、リーチパター
ン決定用乱数が80〜99であればリーチCに振り分け
るようになっている。したがって、リーチ振り分けパタ
ーン1は大当り信頼度がA<B<Cの順に高くなり、さ
らにリーチCの場合には春リーチ<夏リーチ<秋リーチ
<冬リーチの順に高くなるようなリーチ態様の演出が行
われる。
【0043】次に、リーチ振り分けパターン2では、
大当りの場合、図10(a)に示すように、リーチパタ
ーン決定用乱数が0〜32であればリーチA、リーチパ
ターン決定用乱数が33〜65であればリーチB、リー
チパターン決定用乱数が66〜99であればリーチCに
振り分けるようになっている。さらにリーチCの場合、
リーチパターン決定用乱数が66〜73であれば春リー
チ、リーチパターン決定用乱数が74〜81であれば夏
リーチ、リーチパターン決定用乱数が82〜90であれ
ば秋リーチ、リーチパターン決定用乱数が91〜99で
あれば冬リーチに振り分けるようになっている。
【0044】一方、リーチ振り分けパターン2で外れの
場合には図10(b)に示すように、リーチパターン決
定用乱数が0〜32であればリーチA、リーチパターン
決定用乱数が33〜65であればリーチB、リーチパタ
ーン決定用乱数が66〜99であればリーチCに振り分
けるようになっている。したがって、リーチ振り分けパ
ターン2は大当り信頼度がA=B=Cとなって何れのパ
ターンも同じ発生率でてあるとともに、さらにリーチC
の場合にも春リーチ=夏リーチ=秋リーチ=冬リーチと
なって同様に同一発生率になるようなリーチ態様の演出
が行われる。これによると、大当り発生時のリーチの態
様は同じ確率でリーチA〜リーチCの何れかになり、ま
た外れの場合のリーチの態様も同じ確率でリーチA〜リ
ーチCの何れかになる。さらに、背景変化リーチの場合
も大当り/外れにかかわらずほぼ同じ確率で春リーチ、
夏リーチ、秋リーチ、冬リーチの何れかになる。
【0045】次に、リーチ振り分けパターン3では、
大当りの場合、図12(a)に示すように、リーチパタ
ーン決定用乱数が0〜49であればリーチA、リーチパ
ターン決定用乱数が50〜89であればリーチB、リー
チパターン決定用乱数が90〜99であればリーチCに
振り分けるようになっている。さらにリーチCの場合、
リーチパターン決定用乱数が90〜93であれば春リー
チ、リーチパターン決定用乱数が94〜96であれば夏
リーチ、リーチパターン決定用乱数が97〜98であれ
ば秋リーチ、リーチパターン決定用乱数が99であれば
冬リーチに振り分けるようになっている。
【0046】一方、リーチ振り分けパターン3で外れの
場合には図11(b)に示すように、リーチパターン決
定用乱数が0〜19であればリーチA、リーチパターン
決定用乱数が20〜49であればリーチB、リーチパタ
ーン決定用乱数が50〜99であればリーチCに振り分
けるようになっている。したがって、リーチ振り分けパ
ターン3は大当り信頼度がA>B>Cの順に低くなり、
さらにリーチCの場合には春リーチ>夏リーチ>秋リー
チ>冬リーチの順に低くなるようなリーチ態様の演出が
行われる。すなわち、リーチ振り分けパターン3のリー
チ態様はリーチ振り分けパターン1のリーチ態様と逆の
演出になり、大当り発生時のリーチの態様は、高い確率
でリーチAに、やや高い確率でリーチBに、低い確率で
リーチCになる。一方、外れ時のリーチの態様は、高い
確率でリーチCに、やや高い確率でリーチBに、低い確
率でリーチAになる。
【0047】さて、再びフローチャートの説明に戻り、
ステップS54を経ると、次いで、ステップS56に進
み、現在のリーチ振り分けパターンの判定結果に基づく
振り分け分岐処理を行う。これは、ステップS54で現
在どのリーチ振り分けパターン(1〜3の何れか)が選
択されているかを判定したので、その判定結果に対応し
たリーチ振り分けパターンに従ってリーチパターン決定
用乱数値に基づきリーチ態様の振り分け分岐を行うもの
である。例えば、リーチ振り分けパターン1が選択され
ているとの判定結果であれば、リーチ振り分けパターン
1に従ってリーチパターン決定用乱数値に基づきリーチ
態様の振り分けを行う。ステップS56のリーチ振り分
けパターンに基づく振り分け分岐では、大当り時のリー
チ種類として、リーチA〜リーチCの3つのパターンが
あり、例えばリーチ振り分けパターン1が選択されてい
る場合、リーチパターン決定用乱数が0〜9であればス
テップS58に分岐してリーチAにする。したがって、
リーチAへの振り分け率は10%となる(図9参照、以
下同様)。
【0048】リーチパターン決定用乱数が10〜49で
あればステップS60に分岐してリーチBにする。した
がって、リーチBへの振り分け率は40%となる。ま
た、リーチパターン決定用乱数が50〜99であればス
テップS62に分岐してリーチCにする。したがって、
リーチCへの振り分け率は50%となる。この振り分け
処理により、例えばリーチ振り分けパターン1が選択さ
れていれば、大当り発生時のリーチの態様は、高い確率
でリーチCに、やや高い確率でリーチBに、低い確率で
リーチAにそれぞれ振り分けられる。また、その他のリ
ーチ振り分けパターン2あるいはリーチ振り分けパター
ン3が選択されていれば、他の確率でリーチA〜リーチ
Cにそれぞれ振り分けられることになる。
【0049】リーチAあるいはリーチBの場合は、ステ
ップS74にジャンプする。一方、リーチCの場合は、
ステップS64に進んで再度リーチ振り分けパターンに
基づく振り分け分岐処理を行う。ステップS64の振り
分け分岐処理におけるリーチ種類には、春リーチ〜冬リ
ーチの4つのパターンがあり、例えばリーチ振り分けパ
ターン1が選択されている場合、リーチパターン決定用
乱数が50〜54であればステップS66に分岐して春
リーチにする。したがって、春リーチへの振り分け率は
10%(リーチA、リーチBを含めたリーチ全体での春
リーチへの振り分け率は5%)となる。春リーチは、背
景が春の背景になるリーチである(図柄が1周するま
で)。リーチパターン決定用乱数が55〜64であれば
ステップS68に分岐して夏リーチにする。したがっ
て、夏リーチへの振り分け率は20%(リーチA、リー
チBを含めたリーチ全体での夏リーチへの振り分け率は
10%)となる。夏リーチは、背景が春の背景から夏の
背景まで変化するリーチである(図柄が2周するま
で)。
【0050】リーチパターン決定用乱数が65〜79で
あればステップS70に分岐して秋リーチにする。した
がって、秋リーチへの振り分け率は30%(リーチA、
リーチBを含めたリーチ全体での秋リーチへの振り分け
率は15%)となる。秋リーチは、背景が春→夏→秋に
変化するリーチである(図柄が3周するまで)。リーチ
パターン決定用乱数が80〜99であればステップS7
2に分岐して冬リーチにする。したがって、冬リーチへ
の振り分け率は40%(リーチA、リーチBを含めたリ
ーチ全体での秋リーチへの振り分け率は20%)とな
る。冬リーチは、背景が春→夏→秋→冬に変化するリー
チである(図柄が4周するまで)。なお、リーチの始ま
りは必ず春の背景からである。この振り分け処理によ
り、例えばリーチ振り分けパターン1が選択されていれ
ば、大当り発生時のリーチの態様でリーチCになった場
合は、高い確率で冬リーチに、やや高い確率で秋リーチ
に、やや低い確率で夏リーチに、低い確率で春リーチ
に、それぞれ振り分けられる。また、その他のリーチ振
り分けパターン2あるいはリーチ振り分けパターン3が
選択されていれば、他の確率で春リーチ〜冬リーチにそ
れぞれ振り分けられることになる。
【0051】ここでの説明は大当りが発生する場合であ
り、例えばリーチ振り分けパターン1が選択されている
場合には春リーチ〜冬リーチのうち、冬リーチが選択さ
れた場合必ず大当りが発生する(大当り時以外の振り分
けがない)ようになっている。それ以外の春リーチ〜秋
リーチの場合は、大当りの発生率が春、夏、秋の順に高
くなる。そして、春リーチ〜秋リーチの場合には、外れ
もありえるようになっている。一方、例えばリーチ振り
分けパターン2が選択されている場合には、春リーチ〜
冬リーチでの大当り発生率はほぼ同じ値になっている。
また、例えばリーチ振り分けパターン3が選択されてい
る場合には、春リーチ〜冬リーチうち、春リーチになっ
た場合、外れリーチの振り分けがないため、必ず大当り
になり(図11参照)、大当りの発生率は春、夏、秋、
冬の順に低くなっている。
【0052】ステップS66〜ステップS72の何れか
を経ると、次いで、ステップS74に進む。ステップS
74では、各リーチパターンフラグをセットする。リー
チパターンフラグはリーチ関連の処理(例えば、装飾関
連の処理あるいは各リーチの処理時間のセット)で使用
される。次いで、ステップS76で各リーチパターン情
報をセットする。リーチパターン情報は役物制御回路1
00から表示制御回路200への送信情報であり、例え
ば図6に示したサブモード1のセットである。また、表
示制御回路200では受信したリーチパターン情報から
予め決められた各リーチの処理時間をセットして役物制
御回路100でのリーチ処理とタイミングを合せた表示
制御を行う。
【0053】次いで、ステップS78でリーチ予告を発
生させるか否かを判別する。リーチ予告は、リーチが発
生することを予告する情報(例えば、特定のキャラクタ
が現れると必ずリーチが発生することを示唆する情報)
であり、例えばリフレッシュレジスタを使用して大当り
発生時には1/3の振り分け処理を行って、リーチ予告
=1/3の割り合いで発生(例えば、このときリーチ予
告コマンドが発生)するようにする。リーチ予告を発生
させない場合には、ステップS84にジャンプする。リ
ーチ予告を発生させる場合には、ステップS80で予告
フラグをセットし、ステップS82で予告情報(例え
ば、後述するようにリーチが発生することを予告する特
定のキャラクタの表示)をセット(図6のサブモード1
のセット)してステップS84に進む。
【0054】ステップS84ではパターン1か、すなわ
ち今回のルーチンで3種類のリーチ振り分けパターンの
うちリーチ振り分けパターン1が選択されているか否か
を判別する。リーチ振り分けパターン1が選択されてい
なければリターンし、リーチ振り分けパターン1が選択
されていると、ステップS86に進んでスペシャルリー
チの発生および大当り発生監視処理を行う。これは、リ
ーチCを発生させるとともに、リーチCの発生による大
当りを監視するものである。すなわち、リーチ振り分け
パターン1が選択されている場合には春リーチ〜冬リー
チのうち冬リーチで必ず大当りが発生し、それ以外の春
リーチ〜秋リーチの場合は大当りの発生率が春、夏、秋
の順に高くなり、かつ春リーチ〜秋リーチの場合には外
れもありえるので、背景変化リーチにおける大当りへの
期待感を適度に保つために、大当りの発生率を監視し、
監視結果に応じて後述のステップS88でリーチCの信
頼度を補正するためでてある。
【0055】次いで、ステップS88でスペシャルリー
チ信頼度補正処理を行う。これは、リーチCの信頼度
(すなわち、リーチCの発生率)が所定値以下になった
場合にはリーチパターンの振り分け率を信頼度が高くな
るように補正するものである。例えば、大当り時にリー
チCの信頼度が所定値以下になっていた場合には、リー
チCへの振り分け率を50%から60%に上げるように
補正する。一方、外れ時にリーチCの信頼度が所定値以
下になっていた場合には、リーチCへの振り分け率を2
0%から10%に下げるように補正する。これにより、
リーチCの信頼度(リーチCの発生率)が所定値付近か
それ以上になり、大当りへの期待感を適度に保つことが
できる。
【0056】ここで、上記のようにスペシャルリーチの
発生処理、大当り発生監視処理およびスペシャルリーチ
信頼度補正処理を行う概念は、以下のような機能を実現
する手段として捉えられる。すなわち、本実施例の遊技
機は、特定のリーチ状態(例えば、スペシャルリーチ:
リーチC)の発生および特定のリーチ状態に基づく特別
停止表示態様の発生(例えば、大当りの発生)を監視す
る監視手段と、監視手段による監視結果に基づき特定の
リーチ状態(例えば、スペシャルリーチ)の発生の選択
率を変更する選択率変更手段と、を備えたものになる。
この場合、役物用IC111、分周回路113、インタ
ーフェース回路122および表示制御回路200は、全
体として監視手段および選択率変更手段の機能を実現す
る。そして、このような監視手段および選択率変更手段
を備えることにより、特定のリーチ状態(例えば、スペ
シャルリーチ)の発生に基づく大当りへの発生率が所定
値内に収るように補正され、特定のリーチが発生した場
合における大当りへの期待感を適度に保つようにするこ
とができる。なお、本実施例ではリーチ振り分けパター
ン1の場合のみスペシャルリーチの信頼度の補正処理を
行っているが、これに限らず、例えばリーチ振り分けパ
ターン2あるいはリーチ振り分けパターン3においても
同様の補正処理を行うようにしてもよい。
【0057】次に、ステップS50の判別結果が外れで
ある場合について説明する。ステップS50で大当りで
なければ(外れのとき)、ステップS90にジャンプし
て外れリーチ発生か否かを判別する。リーチは、始動入
賞時に抽出したリーチ発生用乱数値(1/15でリーチ
を発生させる乱数値)を判定して発生する。外れリーチ
発生でなければ、ステップS84に戻って上記処理を繰
り返す。したがって、外れの場合もリーチ振り分けパタ
ーン1が選択されていれば、スペシャルリーチの発生お
よび大当り発生監視処理と、スペシャルリーチ信頼度補
正処理とが行われた後にリターンする。
【0058】一方、外れリーチ発生であれば、ステップ
S92に進んでリーチパターン決定用乱数の抽出を行
う。これは、大当りが発生しない外れリーチの場合で
も、そのリーチ発生の態様に複数種類のパターンを設け
ているから、外れリーチのパターンを決定するために、
乱数の抽出を行うものである。なお、この場合も乱数の
抽出タイミングを始動入賞時にしてもよい。外れリーチ
のパターンを決定する場合にもリーチパターン決定用乱
数0〜99の乱数を使用する。次いで、ステップS94
で現在のリーチ振り分けパターンの判定を行う。外れリ
ーチの場合も同様にリーチ振り分けパターンにはリーチ
振り分けパターン1〜リーチ振り分けパターン3の3種
類がある。次いで、ステップS96で現在のリーチ振り
分けパターンの判定結果に基づく振り分け分岐処理を行
う。リーチ振り分けパターンに基づく振り分け分岐で
は、外れリーチ時のリーチ種類として、リーチA〜リー
チCの3つのパターンがあり、例えばリーチ振り分けパ
ターン1が選択されている場合、リーチパターン決定用
乱数が0〜49であればステップS98に分岐してリー
チAにする。したがって、リーチAへの振り分け率は5
0%となる(図9参照、以下同様)。
【0059】リーチパターン決定用乱数が50〜79で
あればステップS100に分岐してリーチBにする。し
たがって、リーチBへの振り分け率は30%となる。ま
た、リーチパターン決定用乱数が80〜99であればス
テップS102に分岐してリーチCにする。したがっ
て、リーチCへの振り分け率は20%となる。この振り
分け処理により、例えばリーチ振り分けパターン1が選
択されていれば、外れリーチ時におけるリーチの態様
は、高い確率でリーチAに、やや高い確率でリーチB
に、低い確率でリーチCにそれぞれ振り分けられる。ま
た、その他のリーチ振り分けパターン2あるいはリーチ
振り分けパターン3が選択されていれば、他の確率でリ
ーチA〜リーチCにそれぞれ振り分けられることになる
(図10、図11での振り分け率を採用)。なお、リー
チAは通常の外れリーチ、リーチBは外れのおやじリー
チ、リーチCは外れの背景変化リーチである。
【0060】リーチAあるいはリーチBの場合は、ステ
ップS114にジャンプする。一方、リーチCの場合
は、ステップS104に進んで再度リーチ振り分けパタ
ーンに基づく振り分け分岐処理を行う。ステップS10
4の振り分け分岐処理におけるリーチ種類には、春リー
チ〜冬リーチの4つのパターンがあり、例えばリーチ振
り分けパターン1が選択されている場合、リーチパター
ン決定用乱数が80〜89であればステップS106に
分岐して春リーチ(背景が春の背景で全図柄スクロール
を最高で1周までのリーチ)にする。したがって、春リ
ーチへの振り分け率は50%(リーチA、リーチBを含
めたリーチ全体での春リーチへの振り分け率は10%)
となる。リーチパターン決定用乱数が90〜95であれ
ばステップS108に分岐して夏リーチ(背景が春から
夏に変化して全図柄スクロールを最高で2周までのリー
チ)にする。したがって、夏リーチへの振り分け率は3
0%(リーチA、リーチBを含めたリーチ全体での夏リ
ーチへの振り分け率は6%)となる。
【0061】リーチパターン決定用乱数が96〜99で
あればステップS110に分岐して秋リーチ(背景が春
→夏→秋に変化して全図柄スクロールを最高で3周まで
のリーチ)にする。したがって、秋リーチへの振り分け
率は20%(リーチA、リーチBを含めたリーチ全体で
の秋リーチへの振り分け率は4%)となる。冬リーチへ
の振り分けは行われない。なお、リーチの始まりは必ず
春の背景からである。この振り分け処理により、例えば
リーチ振り分けパターン1が選択されていれば、外れリ
ーチ時におけるリーチの態様でリーチCになった場合
は、高い確率で春リーチに、やや高い確率で夏リーチ
に、低い確率で秋リーチにそれぞれ振り分けられる。冬
リーチへの振り分けは行われないため、冬リーチが発生
すれば必ず大当りになる。また、その他のリーチ振り分
けパターン2あるいはリーチ振り分けパターン3が選択
されていれば、他の確率で春リーチ〜冬リーチにそれぞ
れ振り分けられることになる(図10、図11での振り
分け率を採用)。
【0062】ステップS106〜ステップS112の何
れかを経ると、次いで、ステップS114に進む。ステ
ップS114では、各リーチパターンフラグをセット
し、ステップS116で各リーチパターン情報をセット
する。次いで、ステップS118でリーチ予告を発生さ
せるか否かを判別する。これは、例えばリフレッシュレ
ジスタを使用して外れリーチ発生のうち1/10の振り
分け処理を行って、リーチ予告=1/10の割り合いで
発生するようにする。リーチ予告を発生させない場合に
は、今回のルーチンを終了してリターンする。リーチ予
告を発生させる場合には、ステップS120で予告フラ
グをセットし、ステップS122で予告情報(例えば、
リーチが発生することを予告する特定のキャラクタの表
示)をセット(図6のサブモード1にセット)してリタ
ーンする。
【0063】このように、大当りの乱数を抽出した場合
には、3種類のリーチ振り分けパターンのうちどのリー
チ振り分けパターンが選択されているかを判別し、選択
されているリーチ振り分けパターンの範囲内でリーチA
〜リーチC(春〜冬リーチを含む)のどの態様でリーチ
を発生させるかを決定するとともに、1/3の割り合い
でリーチ予告を行うとともに、特にリーチ振り分けパタ
ーン1が選択されている場合には背景変化リーチにおけ
る大当りへの期待感を適度に保つために、大当りの発生
率を監視し、その監視結果に応じてリーチCの信頼度を
補正する処理を行う。一方、外れの乱数を抽出した場合
には、リーチA〜リーチC(春〜冬リーチを含む)のど
の態様で発生させるかを決定するとともに、1/10の
割り合いでリーチ予告を行う。また、このような振り分
け処理により、各リーチにおける大当りの発生率(大当
りの信頼度)を3種類のリーチ振り分けパターンに応じ
て適切に変化させることができる。
【0064】(c)大当り終了後遊技状態変更処理のサ
ブルーチン次に、図4に示すメインルーチンのステップ
S28で行われる大当り処理における大当り状態終了時
に行われる大当り終了後遊技状態変更処理のサブルーチ
ンについて図12により説明する。このサブルーチンが
開始されると、まずステップS130でリーチ背景は春
である否かを判別する。リーチ背景が春であると、ステ
ップS132に進んで確率変動カウンタ2をセットす
る。確率変動カウンタ2をセットすることにより、リー
チ背景が春で大当りした場合、大当り終了後に、以後、
2回だけ大当り確率を変動(高く)させるものである。
したがって、大当り3回を1セットとして大当り確率が
変動することになる。なお、確率変動中は無条件で普図
時短遊技が行われる。ステップS132を経ると、ステ
ップS134に進む。
【0065】一方、ステップS130でリーチ背景が春
でなければ、ステップS134にジャンプする。ステッ
プS134ではリーチ背景は夏である否かを判別する。
リーチ背景が夏であると、ステップS136に進んで普
図時短変動回数カウンタ50をセットする。普図時短変
動回数カウンタ50をセットすることにより、リーチ背
景が夏で大当りした場合、大当り終了後に、普図時短
(すなわち、特図の変動表示ゲームが50回行われるま
での期間だけ普図の変動表示ゲームの変動時間を短縮す
るいわゆる普図時短制御)が行われる。普図時短制御で
は、普図の変動表示ゲームの変動時間が通常は例えば6
0秒程度であるところが6秒に短縮される。
【0066】この場合、普電開放パターンも変化し、例
えば普図当りがあると普電(普通変動入賞装置6)の開
放パターンが0.5秒で1回の開放から、1.5秒で3
回の開放に変化する。したがって、大当り発生の確率は
変わらないものの、始動入賞がしやすくなり、特図の変
動回数が増えて有利な状態になる。なお、確率変動中は
ステップS136の処理は行われない。ステップS13
6を経ると、次いで、ステップS138に進む。また、
ステップS134でリーチ背景が夏でなければ、ステッ
プS138にジャンプする。
【0067】ステップS138ではリーチ振り分けパタ
ーンの切り換え処理を行う。これは、3種類のリーチ振
り分けパターン1〜3のうちどのリーチ振り分けパター
ンに切り換えるかを決定し、決定したリーチ振り分けパ
ターンを使用するものである。リーチ振り分けパターン
の切り換え方法には、以下のようなものがある。 ・大当り毎にリーチ振り分けパターン1→リーチ振り分
けパターン2→リーチ振り分けパターン3と順に切り換
えていく方法 ・Rレジスタ等を用いてランダム(ここでは大当り終了
後)にリーチ振り分けパターン1〜3のどれかに切り換
える方法 ・大当り毎に切り換えずに、特定の大当り(例えば、確
率変動大当り発生)毎に切り換える方法 リーチ振り分けパターンの切り換え処理が行われること
により、大当り終了後にランダムにあるいは大当り発生
毎等にリーチ発生態様が変化し、いままで期待できなか
ったようなリーチでも大当りが発生するなど意外性が高
められる。ステップS138を経ると、リターンする。
【0068】このように、春リーチおよび夏リーチの場
合、大当りの期待度は低いが、大当りが発生すると確率
変動や普図時短の特典がある。また、大当り終了後にリ
ーチ振り分けパターンの切り換えが行われ、大当り毎に
遊技内容が変化するケースが多く、斬新で変化に富んだ
遊技内容になる。なお、特別図柄表示装置4の背景表示
部に表示される背景画像の種類による大当り終了後の遊
技状態の変化パターンはこれだけではなく、どんなパタ
ーンでもよい。また、背景により変化させる他に、例え
ばリーチの種類により変化させるものであれば、どのよ
うなものでもよい。
【0069】(d)表示制御回路のメインルーチン 次に、表示制御回路200の表示用CPU201により
行われるメイン制御処理(メインルーチン)を、図13
のフローチャートにより説明する。まず、ステップS1
50で初期化処理を行う。これにより、RAMの初期
化、I/Oレジスタの設定、システム内部レジスタの設
定が行われる。次いで、ステップS152で画像作成フ
ラグがあるか否かを判別する。画像作成フラグは、特別
図柄表示装置4に対する1画面分の画像作成が終了した
場合に、次回の画像作成を指令するためのものである
(後述の割込処理のルーチンにおるけステップS188
参照)。画像作成フラグがなければ、このステップS1
52に待機し、画像作成フラグが割込処理ルーチンでセ
ットされると、次のステップS154に進む。
【0070】ステップS154では画像作成フラグをク
リアし、続くステップS156でモード別分岐処理を行
う。モード別分岐処理は、役物制御回路100から送ら
れたコマンド信号の各データを読み取り、それぞれのモ
ードデータおよびその他の各データに対応した表示を行
うための処理である。例えば、この時点で入力されてい
るコマンド信号のモードデータが「01」である場合に
は普段処理に関しての図柄やキャラクタ以外の背景画像
等に関する処理を行い、モードデータが「02」である
場合には変動処理に関しての図柄やキャラクタ以外の背
景画像等に関する処理を行い、モードデータが「03」
である場合には図柄停止処理に関しての図柄やキャラク
タ以外の背景画像等に関する処理を行い、モードデータ
が「05」である場合にはリーチ停止処理に関しての図
柄やキャラクタ以外の背景画像等に関する処理を行う等
のように、役物制御回路100からの指令に対応した処
理が行われる。したがって、例えばモードデータが「0
5」であれば、リーチ停止モードおよびサブモード(図
5および図6)のデータにより、背景画像の表示および
表示の変更制御(例えば、背景画像を春、夏、秋、冬の
画像へと変更するような制御)が行われる。
【0071】次いで、ステップS158で画面表示クリ
ア処理を行う。これにより、特別図柄表示装置4におけ
る前回の画面表示がクリアされる。次いで、ステップS
160でスプライト処理を行う。これは、VDP205
における画像処理で、例えばスプライトRAMへのデー
タの切り換えにより図柄やキャラクタの表示制御を行
う。また、スプライトRAMを使用した画像処理を行っ
たり、あるいは各スプライトに対して色を設定するため
にパレットRAMに色指定を行ったりして、キャラクタ
や各背景画像(例えば、春画像)等の1つのまとまった
画像を単独で制御する。この場合、本実施例では特別図
柄表示装置4を識別情報表示部と背景表示部とに分けて
表示する制御を行い、リーチの種類によっては背景表示
を春、夏、秋、冬というような背景で進行する段階的な
状態にし、例えばリーチ振り分けパターン1でリーチの
振り分け処理が行われた場合、背景表示の進行状態が進
むことに応じて大当りの可能性を高めるような画像制御
を行う。また、大当り終了時のリーチ背景が春であれば
確率変動、夏であれば普図時短とする画像制御を行う。
ステップS160を経ると、ステップS152に戻って
処理を繰り返す。
【0072】(e)表示制御回路の割込み制御ルーチン 次に、表示制御回路200の表示用CPU201により
行われる割込み処理を、図14のフローチャートにより
説明する。なお、この場合の割込みとしては、役物制御
回路100からのリセット信号を割込み信号とする通信
割込みと、V_BLANK割込みとがあり、割込みが発
生した場合、割込み禁止処理、プログラムカウンタの値
を退避するといったレジスタ退避処理を行うが、割り込
みの基本的なことなので、フローチャートでは省略して
いる。割込み処理では、まずステップS180で割込み
がV_BLANK割込みであるか否かを判別する。V_
BLANK割込みとは、表示制御回路200の表示用C
PU201からVDP205に画像データを送るための
送信タイミングを取るためのもので、VDP205から
入力される割込み信号により行われる割込み(すなわ
ち、画像信号割込み)である。
【0073】V_BLANK割込みでなければ、ステッ
プS182に分岐して通信割込みか否かを判別する。通
信割込みでなければ、ルーチンを終了して通常状態に復
帰する。通信割込みであればステップS184に進んで
役物制御回路100のデータ転送処理に対応する受信処
理を行い、役物制御回路100からの各種コマンド信号
を受信する。例えば、特別図柄表示装置4の画像表示に
関する各種表示態様(例えば、リーチ、外れ、大当り等
の表示態様)に関するデータを受信する。受信処理を経
ると、今回の割込み処理を終了して通常状態に復帰す
る。一方、ステップS180でV_BLANK割込みで
ある場合には、ステップS186に進んで画像データ転
送処理を行う。これにより、表示用CPU201からV
DP205に画像データが転送され、VDP205では
転送された画像データに基づいてパチンコ遊技の画像が
作成されて特別図柄表示装置4に表示される。次いで、
ステップS188で画像作成フラグをセットし、次回の
画像作成を指令する。ステップS188を経ると、今回
の割込み処理を終了して通常状態に復帰する。
【0074】E.特別図柄表示装置の表示画像の具体例 次に、特別図柄表示装置4に表示する表示画像の具体例
について、図15〜図19を参照して説明する。 (a)普段動作 図15(a)は特別図柄表示装置4における普段動作の
表示画像を示す図である。普段動作では、前回の表示結
果がそのまま表示され、特図は停止して状態である。例
えば、特図として、「1」、「生」、「3および5」が
表示され、停止状態になっている。「生」とは、生ビー
ルの入ったジョッキーを模した図柄である。なお、この
とき、背景画像として、生ビール等を置くテーブルを模
した画面が表示される。
【0075】(b)予告リーチ動作 図15(b)〜(d)は特別図柄表示装置4における予
告リーチ動作の表示画像を示す図である。予告リーチ動
作では、図15(b)に示すように左図柄の停止スロー
スクロール時(中図柄および右図柄は速く変動中で左図
柄の停止直前のスクロール時)に、予告リーチコマンド
がセットされることによりリーチを予告するキャラクタ
ー(ここでは女性キャラクター)が当該左図柄(例え
ば、「7」)にくっつく画像が表示される。これによ
り、遊技者はリーチ発生の予告により、リーチへの期待
感が高められる。なお、どの図柄にリーチ予告キャラク
ターが付加されるかはランダムに行われる。予告リーチ
コマンドが発生した場合、図15(d)に示すように、
画面上でリーチ予告キャラクターがストップするととも
に、右図柄は必ず同一図柄(例えば、「7」)で停止す
るようになり、これにより、リーチがかかる。なお、図
15(b)〜(d)のケースでは、背景画像として、生
ビール等を置くテーブルを模した画面が表示される。
【0076】(c)リーチAの動作 図16(a)、(b)はリーチAの動作に対応する特別
図柄表示装置4の表示画像を示す図である。リーチAの
動作では、例えば図16(a)に示すように斜め方向に
2本のリーチラインが点灯し、これはリーチ動作が終了
するまで継続する。そして、中図柄がスロースクロール
する。次いで、図16(b)に示すように当り図柄がリ
ーチラインに近付いた時のみ超スローになって左右に揺
れながらスクロールする。このとき、背景画像は生ビー
ル等を置くテーブルを模した画面が表示される。
【0077】(d)リーチB(おやじリーチ)の動作 図17(a)〜(d)はリーチBの動作に対応する特別
図柄表示装置4の表示画像を示す図である。リーチBの
動作では、図17(a)に示すように画面上で「おやじ
メータ」が点灯し、当り図柄のみを数えた10コマ前の
図柄を残して、おやじキャラクターがビールを飲んでい
く画像(すなわち、中年男性がビールを飲んでいく画
像)が表示される。おやじキャラクターはリーチ発生の
途中から出現する。この例では、中図柄のビールを飲ん
でいく。したがって、おやじキャラクターが出てから、
1〜10コマ送る(1〜10コマスクロールする)こと
になる。なお、おやじキャラクターに変えてギャルキャ
ラクター(若い女性がビールを飲んでいくもの)を出現
するようにしてもよい。あるいは遊技の状況によって、
おやじキャラクター又はギャルキャラクターを選択して
もよい。
【0078】次いで、図17(b)に示すように当り図
柄までカウントダウンすることになる。なお、ジョッキ
ーでなく、ビールが缶である場合は、ビールの飲干した
残量は見えないので、飲んでいる時間だけ同じとなる制
御にする。次いで、図17(c)に示すように当り図柄
までカウントダウンしてビールを飲み干すと、おやじキ
ャラクターが「万歳」のポーズを取る画像が表示され
る。また、このとき「おやじメータ」にはおやじキャラ
クターが飲んだビール量が表示され、「おやじメータ」
が満タンになると、もう飲めない状態になり、遊技は外
れとなる。一方、当りの場合には、図17(d)に示す
よう「おやじメータ」が満タンにならず、おやじキャラ
クターが消えてゾロ目が揃い、大当りが確定する。そし
て、当り図柄のみが点滅し、大当り動作に移行する。こ
のときも、背景画像は生ビール等を置くテーブルを模し
た画面が表示されるが、実際上は図柄のスクロールによ
り正確には認識できない。
【0079】(e)リーチC(背景変化リーチ)の動作 図18、図19はリーチCの動作に対応する特別図柄表
示装置4の表示画像を示す図である。リーチCの動作
は、春、夏、秋、冬の順で背景が逐次変化(ただし、春
リーチの場合は春の背景で終了、夏リーチの場合は春→
夏と変化する背景で終了、秋リーチの場合は春→夏→秋
と変化する背景で終了、冬リーチの場合は春→夏→秋→
冬と変化する背景で終了)していく背景変化リーチであ
る。リーチCに移行した場合、リーチパターン決定用乱
数の抽出結果に応じて春、夏、秋、冬の何れかの背景リ
ーチが発生することになる。まず、図18(a)に示す
ように画面上でリーチ発生が確定する(この例では
「夏、−、夏」の図柄でリーチが確定し、このとき背景
画像はない)。
【0080】春リーチが選択された場合 春リーチが選択された場合には、図18(b)に示すよ
うに左右のビールジョッキーが消えて文字(例えば、左
右の夏という文字)だけが残り、しかも文字(ここでは
夏という文字)の色が変化する。例えば、緑から赤に文
字の色が変化する。緑から赤に変化するのは、春リーチ
の場合である。そして、春の背景画像では春に相応しい
画面(例えば、桜の木を燃した画面)が表示され、その
春の背景内容が変化していく(例えば、桜が散るように
変化する)。このとき、春リーチでは図柄(リーチがか
かっているため、中図柄)が0〜1周までスクロール
(大当りの場合は、その1周での当り図柄で停止、外れ
の場合は1周以内で停止)する。したがって、春リーチ
のときは、春の背景でリーチが終了し、リーチ結果(大
当り/外れ)を表示する演出になる。
【0081】夏リーチが選択された場合 夏リーチが選択された場合も同様に左右のビールジョッ
キーが消えて図柄に対応した文字だけが残る。これは、
秋、冬の背景が選択されたときも同じであり、図面上は
省略して説明する。夏リーチが選択された場合、春リー
チが行われた後(図柄が1周した後)に夏リーチに変化
し(すなわち、春の背景からリーチがスタートし、リー
チスクロールが進行して夏の背景に移行し、夏の背景の
ときにリーチが終了)、図19(c)に示すように夏に
相応しいものとして、例えば桜の木が夏に変化した画面
が表示され、その夏の背景内容が変化していく。例え
ば、桜の木で蝉がミーン、ミーンと鳴き、桜の葉が落ち
ていくシーンが演出される。このとき、夏リーチでは図
柄(リーチがかかっているため、中図柄)が最高で2周
までスクロール(春リーチで1周の後、さらに1周ま
で)する。したがって、夏リーチのときは、春の背景か
らリーチがスタートして夏の背景になり、リーチ開始か
ら図柄が2周して夏の背景のときにリーチ結果(大当り
/外れ)を表示する演出になる。
【0082】秋リーチが選択された場合 秋リーチが選択された場合も同様に左右のビールジョッ
キーが消えて図柄に対応した文字だけが残るが、図面上
は図柄(文字)を省略して説明する。秋リーチが選択さ
れた場合、春リーチから夏リーチが行われた後(図柄が
2周した後)に秋リーチに変化し(すなわち、春の背景
からリーチがスタートし、リーチスクロールが進行して
夏から秋へと背景が変化し、秋の背景のときにリーチが
終了)、秋の背景画像では、図19(d)に示すように
秋に相応しいものとして、例えば桜の木が秋に変化した
画面が表示され、その秋の背景内容が変化していく。例
えば、桜の木から落ち葉がヒラヒラと舞い落ちていくシ
ーンが演出される。このとき、秋リーチでは図柄(リー
チがかかっているため、中図柄)が3周するまでスクロ
ール(春1周、夏1周で秋1周まで)する。したがっ
て、秋リーチのときは、春の背景からリーチがスタート
して夏の背景になり、次いで、秋の背景に変化し、結
局、リーチ開始から秋まで図柄が最高で3周して秋の背
景のときにリーチ結果(大当り/外れ)を表示する演出
になる。
【0083】冬リーチが選択された場合 冬リーチが選択された場合も同様に左右のビールジョッ
キーが消えて図柄に対応した文字だけが残るが、図面上
は図柄(文字)を省略して説明する。冬リーチが選択さ
れた場合、春リーチ→夏リーチ→秋リーチが行われた後
(図柄が3周した後)に冬リーチに変化し(すなわち、
春の背景からリーチがスタートし、リーチスクロールが
進行して夏から秋、さらに冬へと背景が変化し、冬の背
景のときにリーチが終了)、図19(e)に示すように
冬に相応しいものとして、例えば桜の木が冬に変化した
画面が表示され、その冬の背景内容が変化していく。例
えば、桜の木が枯れて雪が降るシーンが演出される。こ
のとき、冬リーチでは図柄(リーチがかかっているた
め、中図柄)が最高で4周するまでスクロール(春1
周、夏1周、秋1周、冬1周まで)する。なお、リーチ
振り分けパターン1の状態では冬リーチの場合、100
%大当りが発生する。したがって、冬リーチのときは、
春の背景からリーチがスタートして夏の背景になり、次
いで、秋の背景に変化し、さらに冬の背景に変化し、結
局、リーチ開始から冬まで図柄が最高で4周して冬の背
景のときにリーチ結果(この場合はリーチ振り分けパタ
ーン1の状態では大当りのみ)を表示する演出になる。
【0084】このように、背景変化リーチでは春リーチ
からスタートし、リーチ態様によって季節が夏、秋、冬
へと変化するリーチスクロールが行われる。このとき、
春リーチであれば春の背景でリーチが終了してリーチ結
果(大当り/外れ)を表示する演出に致り、夏リーチで
あれば春の背景からスタートして夏の背景に変化し、夏
の背景のときにリーチが終了してリーチ結果(大当り/
外れ)を表示する演出に致り、秋リーチであれば春の背
景からスタートして夏→秋へと背景が変化し、秋の背景
のときにリーチが終了してリーチ結果(大当り/外れ)
を表示する演出に致り、さらに冬リーチであれば春の背
景からスタートして夏→秋→冬へと背景が変化し、冬の
背景のときにリーチが終了してリーチ結果(大当りの
み)を表示する演出に致る。そして、リーチ振り分けパ
ターン1の場合には春、夏、秋、冬と背景が変化するに
従って大当りの発生率が高くなる。したがって、遊技者
にしてみると、背景変化リーチが発生すると、季節の変
化に応じて(つまり、季節が進行するに従って)大当り
への期待感が高まり、わくわくしたり、どきどきしたり
して極めて遊技の興趣をそそられる演出になる。
【0085】以上のように本実施例では、大当り発生の
如何により(特別停止表示態様の発生如何により)、複
数種のリーチパターンのうちから所定のリーチパターン
を選択し(複数種のリーチ状態のうちから所定のリーチ
状態の発生の選択制御を行い)、また、外れの場合も始
動入賞時に抽出したリーチ発生用乱数値(1/15)を
判定してリーチを発生させる制御を行う。さらに、大当
り終了(所定条件の成立)後に、リーチ振り分けパター
ンの切り換え処理を行い(所定条件の成立に基づき複数
種のリーチ状態のうちから所定のリーチ状態の発生の選
択率を変更する)、3種類のリーチ振り分けパターン1
〜3のうちのどれかのリーチ振り分けパターンに切り換
える。
【0086】したがって、複数種のリーチが発生して遊
技内容を多彩にすることができる。また、所定条件の成
立に基づき各リーチ(複数種のリーチ)の選択率(振り
分け率)が変更される結果、各リーチの大当りへの期待
感を従来のように固定的でなく変化させることができ、
従来のように、例えば通常リーチが発生した場合の大当
りの期待感の低下等を防止することができる。例えば、
従来は通常リーチが発生した場合に大当りの信頼度が低
く、スペシャルリーチが発生した場合に大当りの信頼度
が高くなっており、その結果、スペシャルリーチが発生
した場合にある程度大当りへの期待感が高められて遊技
者が興味深くリーチの成行きを見るが、通常リーチの場
合に大当りへの期待感が低いことから遊技者が当らない
リーチ状態をだらだらと長く見ることになり、せっかく
の大当りへの期待感を持たせるように設けられるリーチ
状態が、通常リーチの場合には無駄になってしまってい
たが、これに対して本実施例では、遊技者はどのリーチ
態様でも大当りへの期待感が持て、通常リーチが無駄に
ならず、かつ遊技者がどのリーチ状態でも真剣に見るよ
うにすることができる。
【0087】また、今までは期待できなかったリーチで
も大当りが発生するなど意外性を高めることができ、斬
新で変化に富んで長く遊技をしても飽きない遊技内容に
することができる。すなわち、従来は通常リーチばかり
が頻繁に発生するようになってしまい、遊技者が遊技意
欲を無くしてしまう場合があったが、これに対して本実
施例では通常リーチばかりでなく、大当りにつながりや
すい背景変化リーチもリーチ振り分けパターンの切り換
え処理を行うことによってかなり発生し、遊技者の遊技
意欲を向上させることができる。さらに、大当りの発生
に基づき3種類のリーチ振り分けパターン1〜3のうち
のどれかのリーチ振り分けパターンに切り換えて、所定
のリーチ状態(例えば、リーチA〜リーチC)の選択率
を変更することにより、大当り毎に遊技内容が変化し、
上記効果を確実に実現することができる。また、リーチ
態様と大当り発生との間に意外性を発揮させることがで
き、遊技者が長く遊技をしても飽きくすることができ
る。
【0088】本発明の実施の形態は、上記のような実施
の形態に限らず、以下に述べるような各種の変形実施が
可能である。 (a)パチスロ遊技機への適用が可能である。 (b)本発明はパチンコ遊技機でなく、例えば映像式ゲ
ーム機のようにものにも適用できる。すなわち、映像式
ゲーム機であっても、複数の識別情報を表示可能な可変
表示装置を備え、該識別情報の停止表示態様が特別停止
態様になったことに基づき所定の遊技価値を付与可能な
ものであれば、適用することができる。
【0089】(c)また、本発明は複数の識別情報を表
示可能な可変表示装置を備え、該識別情報の停止表示態
様が特別停止態様になったことに基づき所定の遊技価値
を付与可能なものであれば、いかなる機種の遊技機であ
ってもよいこともいうまでもない。例えば、他の機種タ
イプのパチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機、ス
ロットマシン等にも適用することができる。 (d)本発明ではリーチパターンの種類、出現タイミン
グ、背景の種類、背景表示の変更における段階的な進行
状態で背景を変更する制御の内容等は上記実施例の例に
限るものではなく、本発明の目的の範囲内で、その他の
もので遊技を組み立てるようにしてもよい。例えば、背
景の変化(進行)に関連させたキャラクターを登場させ
て背景とキャラクターによりリーチの演出や大当りへの
期待感を高めるようにしてもよい。また、リーチ振り分
けパターンの種類は3種類に限るものではなく、それ以
上のリーチ振り分けパターンの種類を設定してもよい。
【0090】(e)リーチ振り分けパターンの切り換え
を行う所定条件として上記実施例のように大当りが発生
した後に限るものではなく、以下のような所定条件でリ
ーチの振り分け処理(すなわち、リーチ振り分けパター
ンの切り換え処理)を行ってもよい。 ・可変表示装置の変動動作毎に振り分けを変更する(リ
ーチ振り分けパターンの切り換えを行う)。これによる
と、特図が変動する度に、リーチ発生態様が変化し、大
当り発生の意外性が増す。 ・リーチの発生毎に振り分けを変更する(リーチ振り分
けパターンの切り換えを行う)。これによると、リーチ
が発生する度に、次回のリーチ発生態様が変化し、遊技
が面白くなる。 ・リーチの発生が所定回数になった場合に、振り分けを
変更する(リーチ振り分けパターンの切り換えを行
う)。これによると、リーチが何回か発生した後に、次
回のリーチ発生態様が変化するので、リーチパターンが
一定でなく、遊技者の興趣を引くことができる。
【0091】・特定のリーチ(例えば、スペシャルリー
チ)の発生毎に振り分けを変更する(リーチ振り分けパ
ターンの切り換えを行う)。これによると、例えばスペ
シャルリーチの後にリーチ発生態様が変化し、遊技者の
遊技意欲が向上する。 ・特定のリーチ(例えば、スペシャルリーチ)の発生回
数が所定回数になった場合に振り分けを変更する(リー
チ振り分けパターンの切り換えを行う)。これによる
と、特定のリーチが何回か発生した後に、次回のリーチ
発生態様が変化するので、リーチパターンが一定でな
く、遊技者の興趣を引くことができる。 ・可変表示装置における所定の変動回数あるいは所定時
間毎に振り分けを変更する(リーチ振り分けパターンの
切り換えを行う)。これによると、特図の変動状態に応
じてリーチ発生態様が変化し、大当り発生の意外性が増
す。 ・確率変動大当りの発生毎に振り分けを変更する(リー
チ振り分けパターンの切り換えを行う)。これによる
と、確率変動が発生するとリーチ発生態様が変化し、遊
技に変化を持たせることができる。 ・電源投入時に本日の振り分けパターン(例えば、ラン
ダム)を決定する(リーチ振り分けパターンの切り換え
をランダムに行う)。これによると、毎日各台のリーチ
の信頼度が変化し、遊技内容が面白くなる。
【0092】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の発明によれば、特別停止表示態様
の発生如何により(例えば、大当り発生の如何によ
り)、複数種のリーチ状態のうちから所定のリーチ状態
の発生の選択制御を行う(例えば、複数種のリーチパタ
ーンのうちから所定のリーチパターンを選択し)ととも
に、所定条件の成立(例えば、大当り発生後)に基づき
複数種のリーチ状態のうちから所定のリーチ状態の発生
の選択率を変更している(例えば、リーチ振り分けパタ
ーンの切り換え処理を行う)ので、以下の効果を得るこ
とができる。したがって、複数種のリーチが発生して遊
技内容を多彩にすることができる。また、所定条件の成
立に基づき各リーチ(複数種のリーチ)の選択率(振り
分け率)が変更される結果、各リーチの特別停止表示態
様(以下、説明上、大当りという)への期待感を従来の
ように固定的でなく変化させることができ、従来のよう
に、例えば通常リーチが発生した場合の大当りの期待感
の低下等を防止することができる。
【0093】例えば、従来は通常リーチが発生した場合
に大当りの信頼度が低く、特定のリーチ(例えば、スペ
シャルリーチ)が発生した場合に大当りの信頼度が高く
なっており、その結果、特定のリーチが発生した場合に
ある程度大当りへの期待感が高められて遊技者が興味深
くリーチの成行きを見るが、通常リーチの場合に大当り
への期待感が低いことから遊技者が当らないリーチ状態
をだらだらと長く見ることになり、せっかくの大当りへ
の期待感を持たせるように設けられるリーチ状態が、通
常リーチの場合には無駄になってしまっていたが、これ
に対して本発明では、遊技者はどのリーチ態様でも大当
りへの期待感が持て、通常リーチが無駄にならず、かつ
遊技者がどのリーチ状態でも真剣に見るようにすること
ができる。また、今までは期待できなかったリーチでも
大当りが発生するなど意外性を高めることができ、斬新
で変化に富んで長く遊技をしても飽きない遊技内容にす
ることができる。すなわち、従来は通常リーチばかりが
頻繁に発生するようになってしまい、遊技者が遊技意欲
を無くしてしまう場合があったが、これに対して本発明
では通常リーチばかりでなく、大当りにつながりやすい
背景変化リーチもリーチ振り分けパターンの切り換え処
理を行うことによってかなり発生し、遊技者の遊技意欲
を向上させることができる。
【0094】請求項2記載の発明によれば、大当りの発
生に基づき複数種のリーチ状態のうちから所定のリーチ
状態の発生の選択率を変更(例えば、3種類のリーチ振
り分けパターン1〜3のうちのどれかのリーチ振り分け
パターンに切り換えて、所定のリーチ状態(例えば、上
記実施例ではリーチA〜リーチC)の選択率を変更)す
ることにより、大当り毎に遊技内容が変化し、上記効果
を確実に実現することができる。また、リーチ態様と大
当り発生との間に意外性を発揮させることができ、遊技
者が長く遊技をしても飽きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である遊技機における遊技盤
の構成を示す図である。
【図2】遊技機の制御系の全体構成を示す図である。
【図3】表示制御回路の構成を示すブロック図である。
【図4】役物制御回路の制御のメインルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図5】データ転送処理におけるデータの構成例を示す
図である。
【図6】データのビット構成を示す図である。
【図7】リーチ態様決定処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図8】リーチ態様決定処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図9】リーチ振り分けパターン1の一例を示す図であ
る。
【図10】リーチ振り分けパターン2の一例を示す図で
ある。
【図11】リーチ振り分けパターン3の一例を示す図で
ある。
【図12】大当り終了後遊技状態変更処理のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図13】表示制御回路のメイン制御処理を示すフロー
チャートである。
【図14】表示制御回路の割込み制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図15】特別図柄表示装置の表示画像の具体例を示す
図である。
【図16】特別図柄表示装置の表示画像の具体例を示す
図である。
【図17】特別図柄表示装置の表示画像の具体例を示す
図である。
【図18】特別図柄表示装置の表示画像の具体例を示す
図である。
【図19】特別図柄表示装置の表示画像の具体例を示す
図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4 特別図柄表示装置 4a 表示領域 5 特別変動入賞装置 100 役物制御装置 111 役物用IC 113 分周回路 132 ROM 133 RAM 200 表示制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の識別情報を表示可能な可変表示装
    置を備え、 該識別情報の停止表示態様が特別停止表示態様になった
    ことに基づき、所定の遊技価値を付与可能な遊技機にお
    いて、 前記可変表示装置において複数種のリーチ状態を発生可
    能なリーチ状態発生手段と、 前記複数種のリーチ状態の発生を制御するリーチ状態発
    生制御手段と、を備え、 前記リーチ状態発生制御手段は、前記特別停止表示態様
    の発生如何により、前記複数種のリーチ状態のうちから
    所定のリーチ状態の発生の選択制御を行うとともに、所
    定条件の成立に基づき該複数種のリーチ状態のうちから
    所定のリーチ状態の発生の選択率を変更するようにした
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記リーチ状態発生制御手段は、所定条
    件の成立として、前記特別停止表示態様の発生に基づ
    き、前記複数種のリーチ状態のうちから所定のリーチ状
    態の発生の選択率を変更するものであることを特徴とす
    る請求項1記載の遊技機。
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