JPH10126298A - Tvチューナ装置用アンテナ回路 - Google Patents

Tvチューナ装置用アンテナ回路

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JPH10126298A
JPH10126298A JP8297260A JP29726096A JPH10126298A JP H10126298 A JPH10126298 A JP H10126298A JP 8297260 A JP8297260 A JP 8297260A JP 29726096 A JP29726096 A JP 29726096A JP H10126298 A JPH10126298 A JP H10126298A
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capacitor
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Mitsuhiro Sugiyama
光弘 杉山
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】部品および組立コストが低減され、CBおよび
IF周波数の間の不要成分が除去され得るようにする。 【解決手段】アンテナ入力端子11からの受信信号か
ら、CB周波数成分を除去するCBフィルタ13と、I
F周波数成分を除去するIFフィルタ12と、これらフ
ィルタ12,13を通過した出力信号が入力されるアン
テナ同調回路14,15,16と、を含んでいる、TV
チューナ装置用アンテナ回路10において、上記IFフ
ィルタ12が、アンテナ入力端子からのラインに直列
に、且つ互いに並列に接続されたコイル12aおよびコ
ンデンサ12bから成るトラップフィルタであって、上
記CBフィルタ13が、IFフィルタ12からの出力ラ
インとアース間に、互いに直列に接続されたコンデンサ
13aおよびコイル13bから成るトラップフィルタで
あるように、TVチューナ装置用アンテナ回路10を構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TVチューナ装置
用アンテナ回路に関し、特にCBフィルタおよびIFフ
ィルタを備えたアンテナ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなTVチューナ装置用ア
ンテナ回路は、例えば図3に示すように、構成されてい
る。即ち、図3において、TVチューナ装置用アンテナ
回路1は、アンテナからの受信信号が入力されるアンテ
ナ端子2と、アンテナ端子2からの受信信号が入力され
る第一のフィルタ3と、第一のフィルタ3からの出力信
号が入力される第二のフィルタ4と、第二のフィルタ4
からの出力信号がそれぞれ入力される三つのアンテナ同
調回路5,6,7と、を含んでいる。
【0003】第一のフィルタ3は、所謂CBフィルタで
あって、CB(市民バンド)無線の信号を排除するため
に、ラインに直列に接続されたコンデンサ3aと、この
コンデンサ3aの入力側および出力側とアース間にそれ
ぞれ接続されたコイル3b,3cとから成るハイパスフ
ィルタとして構成されている。ここで、上記第一のフィ
ルタ3は、CB無線の周波数である28MHz以下をカ
ットするように、上記コンデンサ3aおよびコイル3
b,3cの回路定数が選定されている。
【0004】第二のフィルタ4は、IFフィルタであっ
て、IF周波数の周波数をカットするために、それぞれ
ラインに直列に、互いに並列に接続されたコンデンサ4
aおよびコイル4bから成るトラップフィルタとして構
成されている。ここで、上記第二のフィルタ4は、IF
周波数として例えば38.9MHzをトラップするよう
に、上記コンデンサ4aおよびコイル4bの回路定数が
選定されている。
【0005】さらに、三つのアンテナ同調回路のうち、
第一のアンテナ同調回路5は、VHFのハイバンド用の
アンテナ同調回路であって、第二のフィルタ4からの出
力信号が直接に入力されるようになっている。第二のア
ンテナ同調回路6は、VHFのローバンド用のアンテナ
同調回路であり、また第三のアンテナ同調回路7は、U
HF用のアンテナ同調回路であって、それぞれ第二のフ
ィルタ4からの出力信号が、コンデンサ8を介して入力
されるようになっている。
【0006】このような構成のTVチューナ装置用アン
テナ回路1によれば、第一および第二のフィルタ3,4
を透過した信号は、図4に示すように、CB周波数以下
がカットされると共に、IF周波数付近がトラップされ
た後、各アンテナ同調回路5,6,7に入力されること
になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたアンテナ回路1においては、二つのフィ
ルタ3,4を構成する部品として、三つのコイル3b,
3c,4bが必要であり、部品点数が多く、コストが高
くなってしまうという問題があった。
【0008】また、CB周波数とIF周波数の間の不要
成分が、各アンテナ同調回路5,6,7に入力されるこ
とになってしまい、受信不良の一因となってしまうとい
う問題もあった。
【0009】本発明は、以上の点に鑑み、部品点数が少
なく、部品コストおよび組立コストが低減され得ると共
に、CB周波数およびIF周波数の間の不要成分が除去
され得るようにした、TVチューナ装置用アンテナ回路
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、アンテナ入力端子からの受信信号から、CB周波
数成分を除去するCBフィルタと、IF周波数成分を除
去するIFフィルタと、これらフィルタを通過した出力
信号が入力されるアンテナ同調回路と、を含んでいる、
TVチューナ装置用アンテナ回路において、上記IFフ
ィルタが、アンテナ入力端子からのラインに直列に、且
つ互いに並列に接続されたコイルおよびコンデンサから
成るトラップフィルタであって、上記CBフィルタが、
IFフィルタからの出力ラインとアース間に、互いに直
列に接続されたコンデンサおよびコイルから成るトラッ
プフィルタであることを特徴とする、TVチューナ装置
用アンテナ回路により、達成される。
【0011】本発明によるTVチューナ装置用アンテナ
回路は、好ましくは、上記IFフィルタが、映像IF周
波数付近のIF周波数成分を除去するように構成されて
いる。
【0012】本発明によるTVチューナ装置用アンテナ
回路は、好ましくは、上記CBフィルタが、CB無線周
波数付近のCB周波数成分を除去するように構成されて
いる。
【0013】上記構成によれば、IF周波数成分を除去
するIFフィルタおよびCB周波数成分を除去するCB
フィルタが、それぞれ一つのコイルを含むトラップフィ
ルタとして構成されているので、全体として二つのコイ
ルを備えることになる。従って、フィルタを構成するた
めに必要なコイルが少なくて済み、部品コストおよび組
立コストが低減され得ることになる。
【0014】また、二つのトラップフィルタの組合せに
よって、IF周波数とCB周波数の間の不要成分も除去
され得ることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明によ
る装置の一実施形態を示している。即ち、図1におい
て、TVチューナ装置用アンテナ回路10は、アンテナ
からの受信信号が入力されるアンテナ端子11と、アン
テナ端子11からの受信信号が入力される第一のフィル
タ12と、第一のフィルタ12からの出力信号が入力さ
れる第二のフィルタ13と、第二のフィルタ13からの
出力信号がそれぞれ入力される三つのアンテナ同調回路
14,15,16と、を含んでいる。
【0016】第一のフィルタ12は、IFフィルタであ
って、IF周波数の周波数をトラップするために、それ
ぞれラインに直列に、且つ互いに並列に接続されたコイ
ル12a、およびコンデンサ12bから成るトラップフ
ィルタとして構成されている。ここで、上記第一のフィ
ルタ12は、IF周波数として例えば38.9MHz付
近の周波数成分をトラップするように、上記コイル12
aおよびコンデンサ12bの回路定数が選定されてい
る。
【0017】第二のフィルタ13は、所謂CBフィルタ
であって、CB(市民バンド)無線の信号を排除するた
めに、ラインとアース間に、互いに直列に接続されたコ
ンデンサ13aおよびコイル13bとから成るトラップ
フィルタとして構成されている。ここで、上記第二のフ
ィルタ13は、CB無線の周波数である28MHz付近
の周波数成分をトラップするように、上記コンデンサ1
3aおよびコイル13bの回路定数が選定されている。
【0018】三つのアンテナ同調回路のうち、第一のア
ンテナ同調回路14は、VHFのハイバンド用のアンテ
ナ同調回路であって、第二のフィルタ13からの出力信
号が直接に入力されるようになっている。第二のアンテ
ナ同調回路15は、VHFのローバンド用のアンテナ同
調回路であり、また第三のアンテナ同調回路16は、U
HF用のアンテナ同調回路であって、それぞれ第二のフ
ィルタ13からの出力信号が、コンデンサ17を介して
入力されるようになっている。
【0019】本発明実施形態によるTVチューナ装置用
アンテナ回路10は、以上のように構成されており、第
一および第二のフィルタ12,13を透過した信号は、
図2に示すように、IF周波数付近およびCB周波数付
近が、それぞれ第一および第二のフィルタ12,13に
よってトラップされた後、各アンテナ同調回路14,1
5,16に入力されることになる。
【0020】この場合、第二のフィルタ13は、コンデ
ンサ13aおよびコイル13bから構成されているの
で、コイルは1個だけでよく、従って図3に示した従来
のアンテナ回路1におけるCBフィルタ3と比較して、
コイルが一つ少なくなる。かくして、部品点数が少なく
て済み、部品コストおよび組立コストが低減され得るこ
とになると共に、小型に構成され得ることになる。
【0021】また、上記第一および第二のフィルタ1
2,13を通過した受信信号は、図2に示すように、C
B周波数とIF周波数の間の不要成分も除去され得るの
で、各アンテナ同調回路14,15,16における受信
不良も回避され得ることになる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、I
F周波数成分を除去するIFフィルタおよびCB周波数
成分を除去するCBフィルタが、それぞれ一つのコイル
を含むトラップフィルタとして構成されているので、全
体として二つのコイルを備えることになる。従って、フ
ィルタを構成するために必要なコイルが少なくて済み、
部品コストおよび組立コストが低減され得ることにな
る。
【0023】また、二つのトラップフィルタの組合せに
よって、IF周波数とCB周波数の間の不要成分も除去
され得ることになる。
【0024】かくして、本発明によれば、部品点数が少
なく、部品コストおよび組立コストが低減され得ると共
に、CB周波数およびIF周波数の間の不要成分が除去
され得るようにした、極めて優れたTVチューナ装置用
アンテナ回路が提供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるTVチューナ装置用アンテナ回路
の一実施形態を示すブロック回路図である。
【図2】図1のアンテナ回路におけるフィルタ通過後の
周波数特性を示すグラフである。
【図3】従来のTVチューナ装置用アンテナ回路の一例
を示す、ブロック回路図である。
【図4】図3のアンテナ回路におけるフィルタ通過後の
周波数特性を示すグラフである。
【符号の説明】
10 TVチューナ装置用アンテナ回路 11 アンテナ入力端子 12 第一のフィルタ(IFフィルタ) 12a コイル 12b コンデンサ 13 第二のフィルタ(CBフィルタ) 13a コンデンサ 13b コイル 14 VHFハイバンド用アンテナ同調回路(アン
テナ同調回路) 15 VHFローバンド用アンテナ同調回路(アン
テナ同調回路) 16 UHF用アンテナ同調回路(アンテナ同調回
路) 17 コンデンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ入力端子からの受信信号から、
    CB周波数成分を除去するCBフィルタと、IF周波数
    成分を除去するIFフィルタと、これらフィルタを通過
    した出力信号が入力されるアンテナ同調回路と、を含ん
    でいる、TVチューナ装置用アンテナ回路において、 上記IFフィルタが、アンテナ入力端子からのラインに
    直列に、且つ互いに並列に接続されたコイルおよびコン
    デンサから成るトラップフィルタであって、 上記CBフィルタが、IFフィルタからの出力ラインと
    アース間に、互いに直列に接続されたコンデンサおよび
    コイルから成るトラップフィルタであることを特徴とす
    る、TVチューナ装置用アンテナ回路。
  2. 【請求項2】 上記IFフィルタが、映像IF周波数付
    近のIF周波数成分を除去するように構成されているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のTVチューナ装置用
    アンテナ回路。
  3. 【請求項3】 上記CBフィルタが、CB無線周波数付
    近のCB周波数成分を除去するように構成されているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のTVチューナ装置用
    アンテナ回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434869B1 (ko) * 2002-03-14 2004-06-22 (주)하이게인안테나 주파수 밴드 변환형 저잡음 컨버터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100434869B1 (ko) * 2002-03-14 2004-06-22 (주)하이게인안테나 주파수 밴드 변환형 저잡음 컨버터

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