JPH08223064A - 周波数変換用ic - Google Patents

周波数変換用ic

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JPH08223064A
JPH08223064A JP2415195A JP2415195A JPH08223064A JP H08223064 A JPH08223064 A JP H08223064A JP 2415195 A JP2415195 A JP 2415195A JP 2415195 A JP2415195 A JP 2415195A JP H08223064 A JPH08223064 A JP H08223064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
intermediate frequency
frequency converter
amplifier
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2415195A
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English (en)
Inventor
Akio Takeuchi
章生 竹内
Hiroshi Komori
浩 小森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数変換器の出力に希望する中間周波信号
以外の不要な中間周波信号成分をタンク回路により除去
する。 【構成】 周波数変換IC1において、第1中間周波信
号を入力する差動増幅器を用いた周波数変換器2と、周
波数変換器に接続される発振器3と、周波数変換器2の
差動出力に接続される中間周波増幅器4と、周波数変換
器2と中間周波増幅器4との間の差動出力に対し、並列
に接続されるコイルとコンデンサからなるタンク回路5
とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信機の周波
数変換器用ICに関するものである。
【0002】
【従来の技術】衛星放送では、アンテナにより受信され
た信号は1GHz帯の第1中間周波信号に変換されて、
屋内の衛星放送受信機に導かれる。
【0003】図4は、衛星放送受信機に使用される周波
数変換器周辺のブロック図であり、第1中間周波増幅器
8、第1中間周波バンドパスフィルタ(以下、BPFと
記す)9、周波数変換器2、発振器3、第2中間周波増
幅器4、第2中間周波BPF10、復調器11で構成さ
れる。
【0004】この中で1の周波数変換用ICは図5に示
す如く、周波数変換器2、発振器3、第2中間周波増幅
器4からなる。
【0005】以下に、従来の周波数変換器ICの動作に
ついて説明する。まず、IC入力端子には第1中間周波
増幅器で増幅され、第1中間周波BPFで必要な1GH
z帯の周波信号を通過させた第1中間周波信号を入力す
る。周波数変換器2は、発振器3の局部発振信号によ
り、多数の第1中間周波信号から選局して一つのチャン
ネルを受信する機能を果たすものである。
【0006】この周波数変換器2は、差動増幅器を用い
たダブルバランストミキサで構成されており、周波数変
換器2の各端子間はアイソレーションがとれて、IC入
力端子6から入力される第1中間周波信号や、発振器3
から入力される局部発振信号が周波数変換器2の出力端
子に洩れないという特徴を持っている。
【0007】第1中間周波信号は、この周波数変換器2
により、中心周波数402MHzの第2中間周波信号へ
変換され、この信号は第2中間周波増幅器4により増幅
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、周波数変換器により第1中間周波数の希
望周波信号が、第2中間周波信号(402MHz)に周
波数変換されるが、それとは同時にその他の第1中間周
波信号も周波数変換されており、その中で201MHz
と134MHz近傍の周波信号は周波数変換器用IC内
部の増幅器の歪により2倍高調波や3倍高調波が第2中
間周波信号(402MHz)の帯域(27MHz)内に
妨害となって現れる、という課題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、周波数変換用ICを工夫して増幅器の歪による高調
波妨害を抑制する事を目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の周波数変換用ICは、衛星からの電波を受信
して周波数変換してなる1GHz帯の衛星放送信号を含
む第1中間周波信号を入力する差動増幅器を用いた周波
数変換器と、前記周波数変換器に接続される発振器と、
前記周波数変換器の差動出力に接続される中間周波増幅
器と、前記周波数変換器と前記中間周波増幅器との間の
差動出力に対し、並列に接続されるコイルとコンデンサ
からなるタンク回路とを備える。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、1GHz帯の衛
星放送信号を含む第1中間周波信号から、差動増幅器を
用いた周波数変換器と局部発振周波信号を発生させる発
振器により中心周波数402MHzの第2中間周波信号
へ変換される。それと同時に、希望チャンネル以外の第
1中間周波信号も周波数変換されて不要な信号となる。
その不要な信号の中で周波数変換用IC内部の増幅器の
歪による2倍、3倍高調波が第2中間周波信号の402
MHzになる201MHz、134MHz近傍の周波信
号は、周波数変換器の差動出力端に並列に接続されたタ
ンク回路により問題にならないレベル(第2中間周波数
402MHzのレベルに対して−25dB以下)へ減衰
させられる。そのあと第2中間周波信号は増幅器で増幅
される。
【0012】このようにして、第2中間周波信号(40
2MHz)の帯域(27MHz)内に、周波数変換用I
C内部の増幅器の歪による201MHz近傍の2倍高調
波や、134MHz近傍の3倍高調波が妨害となって現
れる事を抑える周波数変換用ICを実現する事ができ
る。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例における周波数変換用
ICについて図面を用いて説明する。図1は本発明の一
実施例における周波数変換用ICのブロック図である。
【0014】図1において、1はICブロック、2は周
波数変換器、3は発振器、4は第2中間周波増幅器、5
はコイルとコンデンサからなるタンク回路である。
【0015】以上のように構成された周波数変換用IC
について、その動作を説明する。まず、衛星からの電波
を受信して周波数変換してなる1GHz帯の衛星放送信
号を含む第1中間周数信号からフィルタにより通過させ
た必要な衛星放送信号をIC入力端子6へ入力する。
【0016】入力された第1中間周波信号は差動増幅器
器を用いた周波数変換器2ヘ導かれ、局部発振周波信号
を発生させる発振器3により、希望チャンネルの周波信
号を選局して、中心周波数402MHzの第2中間周波
信号へ変換される。
【0017】またこの際に、希望しないチャンネルの周
波信号も同時に第2中間周波信号へ変換される。これら
の希望するチャンネルと希望しないチャンネルの信号を
含んだ第2中間周波信号は周波数変換器2の出力に差動
信号として現れる。
【0018】そしてタンク回路5により、周波数変換器
2で周波数変換された第2中間周波信号から中心周波数
402MHzの周波信号を通過させ、それ以外の不要な
信号、即ち次段の第2中間周波増幅器4で2倍、3倍の
高調波が中心周波数402Mzの帯域27MHz内には
いる134MHzや201MHzの周波信号を除去す
る。そのあと第2中間周波増幅器4で、第2中間周波信
号を増幅する。
【0019】ここでのタンク回路の一例を図2に示す。
16,18,21はコンデンサ、17,19,22はコ
イル、20,23は抵抗で、13は402MHzの通過
フィルタ、14は201MHzの遮断フィルタ、15は
134MHzの遮断フィルタである。24、25はタン
ク回路の端子で、図1において周波数変換器2の差動出
力端子に出力される134MHzおよび201MHzの
周波信号を、それぞれタンク回路を構成する遮断フィル
タ15、および14により減衰させる。図3にこのタン
ク回路の特性図を示す。中心周波数402MHzの周波
信号は通過し、134MHzおよび201MHz近傍の
周波信号は、遮断フィルタにより減衰される。
【0020】以上のように本実施例によれば、図2のタ
ンク回路を用いることで周波数変換器用ICの出力端の
第2中間周波信号(402MHz)の帯域(27MH
z)内に妨害となって入ってくる高調波の根源となる2
01MHz近傍と134MHz近傍の信号を効果的に遮
断する事ができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、周波数変
換器と第2中間周波信号増幅器の間にタンク回路を設け
ると、第2中間周波増幅器の歪による201MHz近傍
の2倍高調波や134MHz近傍の3倍高調波が、妨害
として第2中間周波信号(402MHz)の帯域(27
MHz)内に入ってくるのを抑制できる衛星放送受信機
の周波数変換器用ICを実現する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における周波数変換器用IC
のブロック図
【図2】同ICに用いられるタンク回路の回路図
【図3】同ICに用いられるタンク回路の特性図
【図4】衛星放送受信機の周波数変換器周辺のブロック
【図5】従来の周波数変換器用ICのブロック図
【符号の説明】
1 ICブロック 2 周波数変換器 3 発振器 4 第2中間周波増幅器 5 タンク回路 6 IC入力端子 7 IC出力端子 8 第1中間周波増幅器 9 第1中間周波BPF 10 第2中間周波BPF 11 復調器 12 第1中間周波信号入力端子 13 402MHz周波信号通過フィルタ 14 201MHz周波信号遮断フィルタ 15 134MHz周波信号遮断フィルタ 16、18、21 コンデンサ 17、19、22 コイル 20、23 抵抗 24、25 タンク回路の端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波信号を入力する周波数変換器と、
    前記周波数変換器に接続される発振器と、前記周波数変
    換器の出力に接続される中間周波増幅器と、前記周波数
    変換器と前記中間周波増幅器との間に、並列に接続され
    るコイルとコンデンサからなるタンク回路とを備えた周
    波数変換用IC。
  2. 【請求項2】 衛星からの電波を受信して周波数変換さ
    れた1GHz帯の衛星放送信号を含む第1中間周数信号
    を入力する差動増幅器を用いた周波数変換器と、前記周
    波数変換器に接続される発振器と、前記周波数変換器の
    差動出力に接続される中間周波増幅器と、前記周波数変
    換器と前記中間周波増幅器との間の差動出力に対し、並
    列に接続されるコイルとコンデンサからなるタンク回路
    とを備えた周波数変換用IC。
JP2415195A 1995-02-13 1995-02-13 周波数変換用ic Pending JPH08223064A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2415195A JPH08223064A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 周波数変換用ic

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JP2415195A JPH08223064A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 周波数変換用ic

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JPH08223064A true JPH08223064A (ja) 1996-08-30

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JP2415195A Pending JPH08223064A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 周波数変換用ic

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JP (1) JPH08223064A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1981270A2 (en) 2007-04-10 2008-10-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Broadcast receiving apparatus and method for receiving broadcast signal

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1981270A2 (en) 2007-04-10 2008-10-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Broadcast receiving apparatus and method for receiving broadcast signal

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