JPH10122340A - トランスファ - Google Patents

トランスファ

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JPH10122340A
JPH10122340A JP27818096A JP27818096A JPH10122340A JP H10122340 A JPH10122340 A JP H10122340A JP 27818096 A JP27818096 A JP 27818096A JP 27818096 A JP27818096 A JP 27818096A JP H10122340 A JPH10122340 A JP H10122340A
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gutter
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groove
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篤志 尾太
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健一 重倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルガ−タの前部と後部からの滴下オイル
量を調整可能にする。 【解決手段】 オイル溜りを有するトランスファケ−ス
9と、エンジンの駆動力を前輪側と後輪側とに分配する
と共に、オイル溜りからオイルを掻き上げる回転部材5
5を有する動力伝達機構3と、車両の前後方向に配置さ
れ、掻き上げられたオイルを動力伝達機構3の前部側と
後部側とに滴下させるオイルガ−タ71と、オイルガ−
タ71を前部側オイル溝83と後部側オイル溝85とに
区画する仕切り板81とを備え、仕切り板81を、オイ
ル溝83、85に対する所望のオイル配分割合に応じ、
回転部材55に対する前後方向の所定位置に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のトランス
ファに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−42837号公報に図12の
ようなトランスファ201が記載されている。
【0003】このトランスファ201は、変速機構20
3、センタ−デフ205、差動制限装置207、チェ−
ン伝動機構209、オイルポンプ211などを備えてお
り、これらを収納するトランスファケ−ス213にはオ
イル溜りが設けられている。
【0004】変速機構203はエンジンの駆動力の2段
変速とセンタ−デフ205の切り離しとを行い、センタ
−デフ205は変速された駆動力を分配し、チェ−ン伝
動機構209を介して前輪側に送り、後輪出力軸215
を介して後輪側に送る。又、差動制限装置207は多板
クラッチ217によってセンタ−デフ205の差動を制
限する。オイルポンプ211は変速機構203の入力部
材と連動してエンジンに駆動される。
【0005】又、図13は他のトランスファ219を示
している。なお、図13のHは水平方向を示している。
【0006】このトランスファ219は、車両の前後方
向に配置(縦置き配置)されており、センタ−デフ22
1、差動制限装置223、チェ−ン伝動機構225、オ
イルガ−タなどを備えており、これらを収納するトラン
スファケ−ス227にはオイル溜りが設けられている。
【0007】センタ−デフ221はエンジンの駆動力を
分配し、チェ−ン伝動機構225を介して前輪側に送
り、後輪出力軸229を介して後輪側に送る。
【0008】又、オイルガ−タは、空間231に、車両
の前後方向に沿って取り付けられており、チェ−ン伝動
機構225のチェ−ン233の回転によって掻き上げら
れるオイルを集め、矢印235で示す流下口からトラン
スファケ−ス227の前部側にオイルを流下させ、矢印
237で示す流下口からトランスファケ−ス227の後
部側にオイルを流下させて、各部を潤滑する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように構造が複雑
なトランスファ201、219では、各部の焼き付きや
偏摩耗などを防止して正常な機能と高い耐久性とを保つ
ために、各潤滑箇所を充分に潤滑することが必要であ
る。
【0010】トランスファ201では、オイルポンプ2
11を用いてオイル溜りのオイルを加圧し、油路23
9、241、243、後輪出力軸215に設けられた軸
方向の油路245と径方向の各油路を介して、変速機構
203、センタ−デフ205、差動制限装置207の多
板クラッチ217などにオイルを送るように構成されて
おり、これらの潤滑箇所を充分に潤滑している。
【0011】しかし、このようにオイルポンプ211を
用いる構成は、潤滑効果は大きいが、オイルポンプ21
1と油路の構成を含めて構造が複雑になり、コスト高に
なると共に、オイルポンプ211の駆動分だけエンジン
の燃費が低下する。
【0012】一方、トランスファ219ではオイルガ−
タによって潤滑を行い、オイルポンプを用いないから、
このような構造の複雑化、コストの上昇、燃費の低下な
どが生じない。
【0013】ところで、オイルガ−タから滴下するオイ
ルは車両姿勢に影響されることがなく、常に潤滑が必要
な箇所(例えばベアリングやギヤ噛み合い部,クラッチ
部など)に供給されることが望しい。
【0014】しかし、オイルガ−タを用いる従来のトラ
ンスファでは、車両が前下がりに傾斜(前傾)すればオ
イルガ−タの前部側にオイルが移動して後輪側の滴下オ
イル量が不足し、図13のように、車両とトランスファ
219とが水平方向Hに対して後ろ下がりに傾斜(後
傾)すればオイルがオイルガ−タの後部側に移動して前
輪側の滴下オイル量が少なくなる。
【0015】又、車両の加速度を受けても同様のことが
生じる。
【0016】このように、従来はオイルガ−タから各潤
滑箇所に車両姿勢の影響なくオイルを与えることが難し
く、潤滑効果が不充分であった。
【0017】そこで、この発明は、各潤滑箇所にオイル
ガ−タから必要で充分な量のオイルが与えられ、耐久性
が向上するトランスファの提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のトランス
ファは、内部にオイル溜りを有するトランスファケ−ス
と、このトランスファケ−スに収容され、エンジンの駆
動力を前輪側と後輪側とに分配すると共に、オイル溜り
からオイルを掻き上げる回転部材を有する動力伝達機構
と、車両の前後方向に配置され、掻き上げられたオイル
を受けて前記動力伝達機構の前部側と後部側とに滴下さ
せるオイルガ−タとを備え、このオイルガ−タに前部側
オイル溝と後部側オイル溝とを区画する仕切り部を設け
ると共に、この仕切り部を、各オイル溝に対する所望の
オイル配分割合に応じ、前記回転部材に対する前後方向
の所定位置に配置したことを特徴とする。
【0019】このように、請求項1のトランスファで
は、オイルガ−タに前部側オイル溝と後部側オイル溝と
を区画する仕切り部を設けると共に、この仕切り部を、
オイルを掻き上げる回転部材に対して前後方向の所定位
置に配置した。
【0020】仕切り部の位置を回転部材に対して前後方
向に変えると、オイルガ−タの前部側オイル溝と後部側
オイル溝に流入する掻き上げオイルの割合が変わる。例
えば、仕切り部を前部側に配置するとオイルの流入割合
は後部側オイル溝で増加し前部側オイル溝で減少する。
又、仕切り部を後部側に配置すると流入割合は前部側オ
イル溝で増加し後部側オイル溝で減少する。
【0021】このように各潤滑箇所に必要なオイル割合
に応じて仕切り部をオイルガ−タの所定位置に配置した
ことにより、従来例に用いられるオイルガ−タと異なっ
て、前部側と後部側の各オイル溝にそれぞれ必要量のオ
イルを集めることが可能になり、各オイル溝からの滴下
オイルを受ける各潤滑箇所が負荷に応じた充分なオイル
で潤滑されるから、各部の焼き付きや異常摩耗が防止さ
れ、耐久性が大きく向上する。
【0022】又、オイルガ−タを仕切り部で区画したこ
とによって、車両が傾斜しても、あるいは、車両の加速
度を受けても、オイルが前後のオイル溝の間を移動する
ことが防止されるから、前部側オイル溝と後部側オイル
溝のオイル量が所定の割合に保たれ、各潤滑箇所におい
て所期の潤滑効果が保たれる。
【0023】更に、オイルガ−タを用い、エンジン駆動
のオイルポンプを用いないから構造が簡単で低コストで
ある。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1記載のト
ランスファであって、前記仕切り部の前部側と後部側
に、それぞれオイルガ−タの端部に向かって下り勾配の
傾斜面を設けたことを特徴とし、請求項1の構成と同等
の効果を得る。
【0025】これに加えて、オイルガ−タを区画する仕
切り部の前部側と後部側とにそれぞれの端部に向かって
下り勾配の傾斜面を設けたことにより、前部側と後部側
のオイル溝でオイルの流れが促され、各側でオイルの流
下量が増加し、潤滑効果を向上させる。
【0026】請求項3記載の発明は、請求項1記載のト
ランスファであって、前記仕切り部が、オイルガ−タに
対して移動可能であり、オイルガ−タが前下がりに傾斜
すると前部側に移動し、後ろ下がりに傾斜すると後部側
に移動することを特徴とし、請求項1の構成と同等の効
果を得る。
【0027】これに加えて、仕切り部をオイルガ−タに
対して移動可能にしたことによって、上記のように、仕
切り部はオイルガ−タが前下がりに傾斜すると前部側に
移動し後ろ下がりに傾斜すると後部側に移動する。
【0028】オイルガ−タが前傾すると、あるいは、車
両の負の加速度を受けると、オイルが前部側に移動して
後部側オイル溝からのオイル流下量が低下するが、この
とき、前部側に移動する仕切り部によって後部側オイル
溝に入るオイル量が増加し流下量の低下を補う。
【0029】又、オイルガ−タが後傾し、あるいは、前
向きの加速度を受けた場合は、後部側に移動する仕切り
部によって前部側オイル溝に入るオイル量が増加して、
前部側オイル溝からのオイル流下量の低下を補う。
【0030】このように、車両の傾斜と加速度とによっ
て前部側オイル溝と後部側オイル溝とで生じるオイル滴
下量の変化が、仕切り部の移動によって補償され、オイ
ルがいずれか一方へ偏ることが防止されるから、前輪側
と後輪側の潤滑効果がそれぞれ高く保たれる。
【0031】請求項4記載の発明は、請求項3記載のト
ランスファであって、仕切り部を所定の位置に固定する
固定手段を設けたことを特徴とし、請求項3の構成と同
等の効果を得る。
【0032】これに加えて、仕切り部の固定手段を設け
たことによって、任意の位置に仕切り部を固定すること
が可能になり、オイルガ−タの仕切り部の位置が異なる
種々のトランスファに広く対応することが可能になる。
【0033】こうして、オイルガ−タの種類が低減さ
れ、管理が容易になり、低コストになる。
【0034】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれか一項に記載のトランスファであって、オ
イルガ−タが後ろ下りに傾斜して固定されると共に、前
記仕切り部をオイルガ−タの前端側底辺より高くしたこ
とを特徴とし、請求項1乃至請求項4のいずれかの構成
と同等の効果を得る。
【0035】これに加えて、オイルガ−タを後ろ下りに
傾斜させて配置したことにより、オイルの流れが後部側
に流れようとするが、仕切り部より前方においては仕切
り部をオイルガータの前端側底辺より高くすることによ
り、前方の潤滑必要箇所へのオイルの供給を確保するこ
とができる。
【0036】つまり、従来例で説明したように、オイル
ガ−タはこのように後傾して固定されることが多いが、
オイルガ−タの仕切り部を前端側の底辺より高くしたこ
とによって、前輪側でのオイル不足を防止し潤滑効果を
高く保つことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】図1乃至図4により本発明の第1
実施形態を説明する。この実施形態は請求項1の特徴を
備えており、図1はこの実施形態のトランスファ1を示
している。このトランスファ1は四輪駆動車に縦置きさ
れており、図1の左方はこの4輪駆動車の前方に相当す
る。又、符号が与えられていない部材などは図示されて
いない。
【0038】図1のように、トランスファ1は、センタ
−デフ3(動力伝達機構)、チェ−ン伝動機構5、速度
感応型の差動制限装置7、これらを収納するトランスフ
ァケ−ス9などを備えている。トランスファケ−ス9に
はオイル溜りが設けられている。
【0039】センタ−デフ3はインタ−ナルギヤ11
と、外側と内側のピニオンギヤ13、15と、サンギヤ
17とを有するダブルピニオンのプラネタリ−ギヤ式差
動機構である。
【0040】インタ−ナルギヤ11は中空の入力軸19
の後端に一体形成されており、この入力軸19はトラン
スミッションの出力軸側に連結されている。
【0041】入力軸19は片側をシ−ルされたボ−ルベ
アリング21によってトランスファケ−ス9に支承され
ている。入力軸19とトランスファケ−ス9との間には
シ−ル23が配置され、外部へのオイル洩れを防止して
いる。このシ−ル23とボ−ルベアリング21と入力軸
19とトランスファケ−ス9との間でオイルポケット2
5が形成されている。
【0042】外側と内側のピニオンギヤ13、15は、
それぞれベアリング27を介してピニオンシャフト29
に支承されており、各ピニオンシャフト29は前後のピ
ニオンキャリヤ31、33に両端を支持されている。ピ
ニオンキャリヤ31、33は互いに連結されており、前
側のピニオンキャリヤ31は後輪側の出力軸35にスプ
ライン連結されている。
【0043】出力軸35の前端はロ−ラ−ベアリング3
7を介して入力軸19の内周に支承され、後端側はボ−
ルベアリング39を介してトランスファケ−ス9に支承
されている。出力軸35の後端はフランジ41を介して
後輪側のプロペラシャフトに連結されている。フランジ
41とトランスファケ−ス9との間にはシ−ル43が配
置され、外部へのオイル洩れを防止している。
【0044】サンギヤ17は中空のスプロケット45の
前端側に一体形成されている。このスプロケット45は
ニ−ドルベアリング47、47を介して出力軸35の外
周に支承されている。又、入力軸19と前側のピニオン
キャリヤ31との間及びサンギヤ17とピニオンキャリ
ヤ31との間にはこれらの摺動抵抗を低減するスラスト
ワッシャ49、51がそれぞれ配置されている。
【0045】チェ−ン伝動機構5は前記のスプロケット
45と他のスプロケット53とこれらを連結するチェ−
ン55とから構成されている。スプロケット53は前輪
側の伝達軸57に一体形成されている。この伝達軸57
は出力軸35と平行に配置されており、ボ−ルベアリン
グ59、59によってトランスファケ−ス9に支承され
ている。
【0046】伝達軸57にはフランジ61がスプライン
連結されており、このフランジ61は前輪側のプロペラ
シャフトに連結されている。フランジ61とトランスフ
ァケ−ス9との間にはシ−ル63が配置され、外部への
オイル洩れを防止している。
【0047】入力軸19を回転させるエンジンの駆動力
はセンタ−デフ3のインタ−ナルギヤ11に入力し、ピ
ニオンギヤ13、15からピニオンキャリヤ31、33
を介して出力軸35に伝達されると共に、サンギヤ17
からチェ−ン伝動機構5を介して伝達軸57に伝達され
る。出力軸35の回転はリヤデフ(後輪の車軸上に配置
されたデファレンシャル装置)を介して左右の後輪に分
配され、伝達軸57の回転はフロントデフ(前輪の車軸
上に配置されたデファレンシャル装置)を介して左右の
前輪に分配される。
【0048】又、悪路などで前後の車輪間に駆動抵抗差
が生じると、ピニオンギヤ13、15の自転によってエ
ンジンの駆動力は前後各側に差動分配される。
【0049】差動制限装置7は、例えば、オイルポンプ
式のカップリングを用いた差動制限装置であり、差動回
転速度が上昇する程大きくなる速度感応型の差動制限特
性を持っている。差動制限装置7は外側のハウジング6
5と内側のハブ67とこれらの間に配置されたシ−ル6
9などから構成されており、ハウジング65はスプロケ
ット45にスプライン連結され、ハブ67は出力軸35
にスプライン連結されており、前輪側と後輪側との間で
センタ−デフ3の差動を制限する。
【0050】又、上記のように、ハブ67が連結された
出力軸35の前端はロ−ラ−ベアリング37と入力軸1
9とボ−ルベアリング21とを介してトランスファケ−
ス9に支承され、出力軸35の後端はボ−ルベアリング
39を介してトランスファケ−ス9に支承されており、
更に、ハウジング65が連結されたスプロケット45は
ベアリング47、47を介して出力軸35の外周に支承
されている。
【0051】従って、ハウジング65やハブ67の回転
振動による悪影響はこれらのベアリング21、37、3
9、47、47によってセンタ−デフ3から遮断され、
各ギヤの歯当たり不良、破損、騒音などを防止する。
【0052】トランスファケ−ス9に設けられたオイル
溜りのオイルレベルはチェ−ン伝動機構5の前輪側スプ
ロケット53の中心を適度に超えたレベルにある。チェ
−ン伝動機構5のチェ−ン55(オイルを掻き上げる回
転部材)はオイル溜りのオイルを図1および図3の矢印
のような範囲に掻き上げる。
【0053】又、トランスファケ−ス9の下部にはオイ
ル溜りのオイルを抜くためのドレンプラグが取り付けら
れており、それより上方にはオイル注入用のフィラ−プ
ラグが取り付けられている。更に、トランスファケ−ス
9の上部には、オイルの吹き出しを防ぎながらエアを流
出入させ、トランスファケ−ス9の内圧を一定に保つエ
アブリ−ザが取り付けられている。
【0054】図1のように、トランスファケ−ス9には
オイルガ−タ71が前後方向に配置され、その両端を凹
部73、75に差し込んで取り付けられている。オイル
ガ−タ71はプラスチック性のトレ−であり、図2のよ
うに、前端側と後端側にオイルの流下口77、79をそ
れぞれ有し、中程に仕切り板81(仕切り部)が設けら
れている。
【0055】この仕切り板81はオイルガ−タ71を前
部側のオイル溝83と後部側のオイル溝85とに区画し
ている。
【0056】トランスファケ−ス9には、オイルガ−タ
71の流下口77とオイルポケット25とを連通するオ
イル流路87が設けられている。オイル流路87の上部
開口には盲プラグ89が取り付けられ、オイル洩れを防
止している。又、入力軸19にはオイルポケット25と
連通するオイル流路91が設けられている。
【0057】オイルポケット25の内部では、トランス
ファケ−ス9にプレ−ト93が固定され、入力軸19に
はこのプレ−ト93との間に隙間を介して2条ねじ95
が形成されており、入力軸19のオイル流路91にオイ
ルを送るオイルの付勢手段97を構成している。入力軸
19の内周にはキャップ99が装着され外部へのオイル
洩れを防止している。
【0058】又、出力軸35にはスプロケット45の軸
心を貫通し差動制限装置7の前部側軸心までの軸方向の
オイル流路101と、これと連通する径方向のオイル流
路103、105とが形成されている。
【0059】チェ−ン55によって掻き上げられたオイ
ルは、図1および図3の矢印のように、オイルガ−タ7
1の前部側オイル溝83と後部側オイル溝85とに流入
する。
【0060】後部側オイル溝85のオイルは、流下口7
9から流下し、ベアリング39、差動制限装置7のハウ
ジング65と出力軸35の間に配置されたスリ−ブ10
7、スピ−ドメ−タ用のギヤ109などを潤滑した後、
オイル溜りへ戻る。
【0061】又、前部側オイル溝83のオイルは、流下
口77からトランスファケ−ス9のオイル流路87を流
下してオイルポケット25に集められ、オイルポケット
25のオイルは、オイル付勢手段97の2条ねじ95の
回転によって付勢され、オイル流路91を介して出力軸
35のオイル流路101に押し込まれる。
【0062】押し込まれたオイルは、遠心力によってベ
アリング37、スラストワッシャ49、51から、セン
タ−デフ3の各ギヤに送られてこれらを潤滑し、更に、
オイル流路101から径方向のオイル流路103、10
5を介してニ−ドルベアリング47、47とハウジング
65とスプロケット45とのスプライン部など駆動負荷
が多く掛かる部分を十分に潤滑し、オイル溜りに戻る。
【0063】図3はチェ−ン55に掻き上げられたオイ
ルがオイルガ−タ71の前部側オイル溝83と後部側オ
イル溝85とに流入する様子を示し、番号1、2、3は
それぞれ仕切り板81の配置位置を示している。又、図
4は仕切り板81をこれら各番号が示す位置に配置した
ときの前部側オイル溝83と後部側オイル溝85へのオ
イルの流入量を示している。
【0064】仕切り板81が番号1の位置(前部側)に
あると、オイルの大部分は後部側オイル溝85に入り、
前部側オイル溝83には少量のオイルが入る。
【0065】仕切り板81が番号2の位置(オイル流入
範囲の中央)にあると、オイルは後部側オイル溝85と
前部側オイル溝83にほぼ均等に流入する。
【0066】仕切り板81が番号3の位置(後部側)に
あると、オイルの大部分は前部側オイル溝83に入り、
後部側オイル溝85には少量のオイルが入る。
【0067】図3のように、実際の仕切り板81は番号
1と2の間に配置されているから、後部側オイル溝85
には前部側オイル溝83より多量のオイルが流れ込み、
それだけ多量のオイルが後部側の流下口79から流下す
る。
【0068】こうして、後部側の駆動負荷が多く掛かる
潤滑必要箇所にオイル配分割合に応じて多量のオイルが
与えられ、充分に潤滑される。
【0069】こうして、トランスファ1が構成されてい
る。
【0070】上記のように、このトランスファ1では、
オイルガ−タ71の仕切り板81を所定の位置に設けた
ことにより、前部側オイル溝83と後部側オイル溝85
とにそれそれ所望する量のオイルを配分することが可能
になり、前輪側と後輪側の各動力伝達系にそれぞれ必要
量のオイルが滴下され、各部の焼き付きや異常摩耗が防
止され、耐久性を大きく向上させている。
【0071】又、仕切り板81を設けたことによって、
車両が傾斜しても、あるいは、車両の加速度を受けて
も、オイルが前部側オイル溝83と後部側オイル溝85
との間を移動することがないから、前輪側と後輪側に与
えられるオイル量が所定の割合に保たれ、前後各側の潤
滑箇所において所期の潤滑効果が保たれる。
【0072】次に、図5と図6により本発明の第2実施
形態を説明する。この実施形態は請求項1、2の特徴を
備えており、図5はこの実施形態に用いられるオイルガ
−タ111を示している。
【0073】図5のように、オイルガ−タ111は、仕
切り部113によって前部側オイル溝115と後部側オ
イル溝117とに区画されている。又、オイルガ−タ1
11の底部は、図6のように、仕切り部113から前後
両側の開口119、121に向かって下り勾配の傾斜面
123、125が形成されている。
【0074】このような構成により、オイルガータ11
1の仕切り部113の位置を第1実施形態の仕切り板8
1と同様に適切な配分位置に設定することができると共
に、オイルガータ111が例えば前傾しても、後部側オ
イル溝117の傾斜面125が後輪側へのオイルの供給
不足を補う作用をし、逆にオイルガータ111が後傾し
たときにも前部側オイル溝115の傾斜面123が補う
作用を行う。すなわち、オイルガータ111に傾斜がな
ければ各傾斜面123,125により潤滑効果は向上
し、傾斜が生じた場合であっても各傾斜面123,12
5がその傾斜により、それぞれオイルの供給不足を補
う。
【0075】こうして、この実施形態のトランスファ
は、オイルガータ111の所定位置に仕切り部113を
設け、その前後両側に傾斜面123,125を設けたこ
とにより、第1実施形態のトランスファ1と同等の効果
を得ると共に前後傾時の傾斜の上側へのオイルの供給不
足を補うことができる。
【0076】次に、図7乃至図9により本発明の第3実
施形態を説明する。この実施形態は請求項1、3の特徴
を備えており、図7乃至図9はこの実施形態に用いられ
るオイルガ−タ127を示している。なお、各図中でH
は水平方向を示している。
【0077】このオイルガ−タ127には可動式の仕切
り板129(仕切り部)が取り付けられている。
【0078】この仕切り板129は、両側に設けられた
突起131、131をオイルガ−タ127に設けられた
長孔133、133に係合させて、前後方向揺動可能に
取り付けられている。これらの長孔133は下方に向け
て凸状に形成されていると共に、オイルガ−タ127の
底部には仕切り板129の揺動に合わせた凸状部135
が形成されている。更に、凸状部135の前後両側には
仕切り板129の揺動範囲を規制するストッパ部13
7、137が形成されている。
【0079】仕切り板129によってオイルガ−タ12
7は前部側のオイル溝139と後部側のオイル溝141
とに区画されており、各オイル溝139、141にはオ
イルの流下口143、145が設けられている。
【0080】なお、長孔133の位置は各オイル溝13
9、141のオイルレベルより充分に高くされており、
長孔133からオイルが流出することはない。
【0081】このように、仕切り板129を前後に揺動
自在にしたから、車両の傾斜に伴って、図7のように、
オイルガ−タ127が水平方向Hに対して前傾すると仕
切り板129は前方に移動し、図8のように、オイルガ
−タ127が水平になると仕切り板129は中央付近に
戻り、図9のように、オイルガ−タ127が後傾すると
仕切り板129は後方に移動する。
【0082】オイルガ−タ127が前傾すると、前部側
オイル溝139の流下口143から流下するオイル量が
増加し、後部側オイル溝141の流下口145から流下
するオイル量が減少する。
【0083】しかし、このとき、仕切り板129が前方
に移動し、上に説明したように、後部側オイル溝141
に掻き上げられるオイル量が増加し、前部側オイル溝1
39に掻き上げられるオイル量が減少するから、オイル
ガ−タ127の前傾に伴う流下口143でのオイル流下
量の増加と流下口145でのオイル流下量の減少とが補
償され、流下口143、145の流下オイル量が一定に
保たれる。
【0084】又、オイルガ−タ127が後傾すると、前
部側流下口143からのオイル流下量が減少し、後部側
流下口145からのオイル流下量が増加するが、このと
き、仕切り板129が後方に移動し、後部側オイル溝1
41の掻き上げオイル量が減少し、前部側オイル溝13
9の掻き上げオイル量が増加するから、オイルガ−タ1
27の後傾に伴う流下口143でのオイル流下量の減少
と流下口145でのオイル流下量の増加とがそれぞれ補
償され、流下口143、145の流下オイル量が一定に
保たれる。
【0085】オイルガ−タ127が水平になると仕切り
板129は中央付近にもどるが、この実施形態では、前
部側オイル溝139と後部側オイル溝141に流入する
オイル量が、仕切り板129が中央にあるときに所定の
割合になるように設定されている。
【0086】このようにして、オイルガータ127の傾
斜時には、仕切り板129の移動により、オイル流下量
減少側のオイル溝への掻き上げオイル量が増加し、オイ
ル量の配分割合が所定割合に維持される。
【0087】こうして、この実施形態のトランスファ
は、オイルガ−タ127に可動式の仕切り板129を設
けたことにより、第1実施形態のトランスファ1と同等
の効果を得ている。
【0088】次に、図10と図11により本発明の第4
実施形態を説明する。この実施形態は請求項1、5の特
徴を備えている。図11はこの実施形態のトランスファ
147を示し、図10はこのトランスファ147に用い
られるオイルガ−タ149を示している。なお、各図中
でHは水平方向を示している。
【0089】以下、第1実施形態のトランスファ1と同
機能の部材等には同一の符号を与えて引用する。
【0090】図11に示したように、トランスファ14
7の取り付け傾斜方向Rに沿ってオイルガ−タ149は
後ろ下りに傾斜してトランスファ147に取り付けられ
ている。
【0091】オイルガ−タ149は仕切り板151(仕
切り部)によって前部側と後部側の各オイル溝153、
155に区画されている。オイルガ−タ149の両端に
は各オイル溝153、155のオイル流下口157、1
59が設けられている。
【0092】図10のように、仕切り板151の高さt
1はオイル溝153の前端側底辺161の高さt2より
高くしてある。
【0093】この実施形態のトランスファは、オイルガ
−タ149の所定の位置に仕切り板151を設けたこと
により、第1実施形態のトランスファ1と同等の効果を
得ている。
【0094】オイルガ−タ149の仕切り板151を前
端側底辺161より高くしたことによって、オイルガ−
タ149を後傾させても前部側オイル溝153のオイル
が流下口157からの流出を確保して仕切り板151よ
り軸方向前方の必要箇所の潤滑が十分に行われ、オイル
不足になることが防止されるから、トランスファ147
の前輪(Fr)側動力伝達系での潤滑不良が防止され
る。
【0095】こうして、前輪側の潤滑効果を高く保ちな
がら、潤滑効果を更に向上させている。
【0096】
【発明の効果】請求項1記載のトランスファは、仕切り
部によってオイルガ−タを前部側のオイル溝と後部側の
オイル溝に区画すると共に、オイルを掻き上げる回転部
材に対する所定位置にこの仕切り部を配置したことによ
って、これらの各オイル溝にそれそれ必要量のオイルを
集めることが可能になり、各潤滑箇所が充分な量のオイ
ルで潤滑され、各部の焼き付きや異常摩耗が防止され、
耐久性が大きく向上する。
【0097】又、仕切り部を設けたことにより、車両が
傾斜しても、あるいは、車両の加速度を受けても、オイ
ルが前後のオイル溝の間を移動することがないから、両
オイル溝のオイル量が所定の割合に保たれ、各潤滑箇所
で所期の潤滑効果が保たれる。
【0098】このように、従来のオイルガ−タと異なっ
て、潤滑箇所に応じてオイルの滴下量を変えることがで
きると共に、エンジン駆動のオイルポンプを用いないか
ら構造が簡単で低コストである。
【0099】請求項2記載の発明は、請求項1の構成と
同等の効果を得ると共に、仕切り部の前部側と後部側と
に設けた傾斜面によってオイルの流れが促進され、各側
で潤滑効果が向上する。
【0100】請求項3記載の発明は、請求項1の構成と
同等の効果を得ると共に、オイルガ−タの傾斜や車両の
加速度によって移動する仕切り部によって、前後のオイ
ル溝で生じるオイル滴下量の変化が補償され、各潤滑箇
所の潤滑効果がそれぞれ高く保たれる。
【0101】請求項4記載の発明は、請求項3の構成と
同等の効果を得ると共に、固定手段で仕切り部を任意の
位置に固定することによって、オイルガ−タの仕切り部
の位置が異なる種々のトランスファに広く対応すること
が可能であり、オイルガ−タの種類が低減し、管理が容
易で低コストになる。
【0102】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれかの構成と同等の効果を得ると共に、各潤
滑箇所のオイル不足を防止し潤滑効果を高く保つことが
できる。
【0103】これに加えて、仕切り部をオイルガータの
前端側底辺よりも高くしたことにより、前部側オイル溝
の油面が上がり、前方の潤滑必要箇所へオイルを十分に
供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】第1実施形態に用いられるオイルガ−タの斜視
図である。
【図3】仕切り板の位置を変えたときの前後各オイル溝
に流入するオイル量の変化を説明するための概略図であ
る。
【図4】図3の各位置に仕切り板を配置したときに前後
各オイル溝に流入するオイル量を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に用いられるオイルガ−
タの斜視図である。
【図6】図5のA矢視図である。
【図7】本発明の第3実施形態に用いられるオイルガ−
タの縦断面図であり、前傾した状態を示す。
【図8】本発明の第3実施形態に用いられるオイルガ−
タの縦断面図であり、水平な状態を示す。
【図9】本発明の第3実施形態に用いられるオイルガ−
タの縦断面図であり、後傾した状態を示す。
【図10】本発明の第4実施形態に用いられるオイルガ
−タの縦断面図である。
【図11】本発明の第4実施形態を示す概略図である。
【図12】従来例の断面図である。
【図13】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、147 トランスファ 3 センタ−デフ(動力伝達機構) 9 トランスファケ−ス 55 チェ−ン(オイルを掻き上げる回転部材) 71、111、127、149 オイルガ−タ 81、151 仕切り板(仕切り部) 113 仕切り部 123、125 傾斜面 129 仕切り板(移動可能な仕切り部) 161 オイルガ−タの前端側底辺

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にオイル溜りを有するトランスファ
    ケ−スと、このトランスファケ−スに収容され、エンジ
    ンの駆動力を前輪側と後輪側とに分配すると共に、オイ
    ル溜りからオイルを掻き上げる回転部材を有する動力伝
    達機構と、車両の前後方向に配置され、掻き上げられた
    オイルを受けて前記動力伝達機構の前部側と後部側とに
    滴下させるオイルガ−タとを備え、このオイルガ−タに
    前部側オイル溝と後部側オイル溝とを区画する仕切り部
    を設けると共に、この仕切り部を、各オイル溝に対する
    所望のオイル配分割合に応じ、前記回転部材に対する前
    後方向の所定位置に配置したことを特徴とするトランス
    ファ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記仕切
    り部の前部側と後部側に、それぞれオイルガ−タの端部
    に向かって下り勾配の傾斜面を設けたことを特徴とする
    トランスファ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明であって、前記仕切
    り部が、オイルガ−タに対して移動可能であり、オイル
    ガ−タが前下がりに傾斜すると前部側に移動し、後ろ下
    がりに傾斜すると後部側に移動することを特徴とするト
    ランスファ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の発明であって、仕切り部
    を所定の位置に固定する固定手段を設けたことを特徴と
    するトランスファ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    記載の発明であって、オイルガ−タが後ろ下りに傾斜し
    て固定されると共に、前記仕切り部をオイルガ−タの前
    端側底辺より高くしたことを特徴とするトランスファ。
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