JPH10122233A - 合成樹脂製のスラスト軸受 - Google Patents

合成樹脂製のスラスト軸受

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JPH10122233A
JPH10122233A JP8297746A JP29774696A JPH10122233A JP H10122233 A JPH10122233 A JP H10122233A JP 8297746 A JP8297746 A JP 8297746A JP 29774696 A JP29774696 A JP 29774696A JP H10122233 A JPH10122233 A JP H10122233A
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annular
synthetic resin
bearing base
hanging
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Atsushi Ueno
篤志 上野
Tetsuya Aida
鉄也 相田
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Oiles Industry Co Ltd
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    • B60G2202/31Spring/Damper and/or actuator Units with the spring arranged around the damper, e.g. MacPherson strut
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60G2204/4502Stops limiting travel using resilient buffer

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  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 組立時のおける上部及び下部軸受ケースのラ
ジアル方向の位置合わせを簡単に行い得、ラジアル荷重
によって容易に上部及び下部軸受ケース間が相対変位し
ない合成樹脂製のスラスト軸受を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製のスラスト軸受1は、上部軸
受ケース2と下部軸受ケース3と軸受片4とを具備し、
上部軸受ケース2は、上部軸受基体部5と円筒垂下部7
と円筒係合垂下部11とを具備し、下部軸受ケース3
は、下部軸受基体部21と円筒突出部25と円筒係合突
出部32と具備している。上部軸受基体部5の下面6に
は、断面円弧形状の頂面52を有した環状突起53が形
成され、軸受片4の上端面51は、断面円弧状の凹面に
形成され、下部軸受基体部21の上面23には、断面円
弧状の底面62を有した環状溝63が形成されており、
軸受片4の下端面61は、断面円弧状の凸面に形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製のスラ
スト軸受、特に、四輪自動車におけるストラットスラス
ト型サスペンション(マクファーソン式)に組込まれて
好適な合成樹脂製のスラスト軸受に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般にストラット型サ
スペンションは、主として四輪自動車の前輪に用いら
れ、主軸と一体となった外筒の中に油圧式ショックアブ
ソーバを内蔵したストラットアッセンブリにコイルバネ
を組合わせてなるサスペンションである。このサスペン
ションには、ステアリング操作によりストラットアッセ
ンブリがコイルバネと共に回る際、アッセンブリのピス
トンロッドが、回るものと回らないものとがあるが、い
ずれの型式においてもストラットアッセンブリの回転を
円滑に許容するべく車体の取付部材とコイルバネの上部
バネ座との間にスラスト軸受が配されている。
【0003】そして、従来よりこの個所のスラスト軸受
には、ボールを使用したコロガリ軸受又は合成樹脂から
なるすべり軸受が使用されている。この従来のすべり軸
受の一つとして、実公平2ー6263号等の公報に記載
のものがある。実公平2ー6263号公報に記載の合成
樹脂製のスラスト軸受は、合成樹脂製の上部軸受ケース
と、この上部軸受ケースに嵌合された合成樹脂製の下部
軸受ケースと、これら互いに嵌合された上部及び下部軸
受ケース間に配された合成樹脂製の環状の軸受片とを具
備している。
【0004】ところで、上記の公報に記載のスラスト軸
受では、上部及び下部軸受ケース間の嵌合部にラビリン
ス作用をもたせて、このラビリンス作用により軸受片の
上及び下端面への水、泥、塵埃等の侵入を防いで、所望
のすべり軸受機能が長期に亘って行われるようにしてい
るが、初期組立時に上部及び下部軸受ケースのラジアル
方向の位置合わせを所定に行わなかった場合には、嵌合
部に異常な摩耗が生じ、初期のラビリンス作用を得るこ
とが困難となり、結果として、嵌合部から水、泥、塵埃
等の侵入を許容することとなり、スラスト軸受機能の低
下を招来することになる。
【0005】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、組立時のおける上
部及び下部軸受ケースのラジアル方向の位置合わせを簡
単に行い得、ラジアル荷重によって容易に上部及び下部
軸受ケース間が相対変位しない合成樹脂製のスラスト軸
受を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、上部軸受基体部、この上部軸受基体部の下面であっ
て、その環状内周側から垂下した円筒垂下部及びこの円
筒垂下部と協同して上部環状空所を上部軸受基体部の下
面側に画定するように、上部軸受基体部の下面であっ
て、その環状外周側から内周面に係合面をもって垂下し
た円筒係合垂下部をそれぞれ具備した合成樹脂製の上部
軸受ケースと、下部軸受基体部、この下部軸受基体部の
環状内周面との間で下部軸受基体部の上面に環状肩部を
形成して下部軸受基体部の上面であって、その環状内周
側から上方に突出する円筒突出部及びこの円筒突出部の
外周面と協同して下部環状空所を下部軸受基体部の上面
側に画定するように、下部軸受基体部の上面であって、
その環状外周面側から外周面に係合面をもって上方に突
出した円筒係合突出部をそれぞれ具備した合成樹脂製の
下部軸受ケースと、上部及び下部環状空所に配される環
状の合成樹脂製の軸受片とを具備しており、上部軸受ケ
ースは、円筒係合垂下部の係合面を下部軸受ケースの円
筒係合突出部の係合面に弾性嵌着させ、円筒垂下部を下
部軸受ケースの環状肩部に係合させると共に円筒垂下部
の端部を円筒突出部の端部と径方向に重畳させて、当該
弾性嵌着部及び重畳部にラビリンス作用による密封部を
形成して下部軸受ケースと組合わされており、軸受片の
上及び下端面と、上部及び下部環状空所において軸受片
の上及び下端面に摺動自在に接する上部及び下部軸受基
体部の下面及び上面とはそれぞれ、径方向の断面におい
て互いに相補的な湾曲形状となるように、形成されてい
る合成樹脂製のスラスト軸受によって達成される。
【0007】本発明においては、軸受片の上端面と、上
部環状空所において軸受片の上端面に摺動自在に接する
上部軸受基体部の下面とはそれぞれ、径方向の断面にお
いて下又は上に凸の湾曲となるように、形成されていて
もよく、また、軸受片の下端面と、下部環状空所におい
て軸受片の下端面に摺動自在に接する下部軸受基体部の
上面とはそれぞれ、径方向の断面において下又は上に凸
の湾曲となるように、形成されていてもよい。
【0008】更に、本発明では、上部環状空所において
上部軸受基体部の下面には、軸受片の上端面に摺動自在
に接する断面円弧状の頂面を有した環状突起が一体的に
形成され、この環状突起の頂面に摺動自在に接する軸受
片の上端面は、断面円弧状の凹面に形成されていても、
これに代えて、上部環状空所において上部軸受基体部の
下面には、軸受片の上端面に摺動自在に接する断面円弧
状の底面を有した環状溝が形成され、この環状溝の底面
に摺動自在に接する軸受片の上端面は、断面円弧状の凸
面に形成されていてもよく、また一方、下部環状空所に
おいて下部軸受基体部の上面には、軸受片の下端面に摺
動自在に接する断面円弧状の底面を有した環状溝が形成
され、この環状溝の底面に摺動自在に接する軸受片の下
端面は、断面円弧状の凸面に形成されていても、これに
代えて、下部環状空所において下部軸受基体部の上面に
は、軸受片の下端面に摺動自在に接する断面円弧状の頂
面を有した環状突起が形成され、この環状突起の頂面に
摺動自在に接する軸受片の下端面は、断面円弧状の凹面
に形成されていてもよい。
【0009】本発明の合成樹脂製のスラスト軸受は、上
部環状空所において上部軸受基体部の下面には、円筒係
合垂下部と協同して上部環状溝を画定して垂下する環状
垂下部が更に形成され、下部環状空所において下部軸受
基体部上面には、円筒係合突出部と協同して下部環状溝
を画定して突出する環状突出部が更に形成されて、上部
軸受ケースは、環状垂下部の端部を下部軸受ケースの環
状突出部の端部と径方向に重畳させて、当該重畳部にラ
ビリンス作用による密封部を形成して、下部軸受ケース
と組合わされてなるものであってもよく、また、上部環
状空所において上部軸受基体部の下面には、円筒係合垂
下部と協同して上部外側環状溝を画定して垂下する外側
環状垂下部と、円筒垂下部と協同して上部内側環状溝を
画定して垂下する内側環状垂下部とが更に形成され、下
部環状空所において下部軸受基体部上面には、円筒係合
突出部と協同して下部外側環状溝を画定して突出する外
側環状突出部と、円筒突出部と協同して下部内側環状溝
を画定して突出する内側環状突出部とが更に形成され
て、外側環状垂下部と内側環状垂下部との間における上
部軸受基体部の下面が径方向の断面において湾曲形状と
なるように、形成され、外側環状突出部と内側環状突出
部との間における下部軸受基体部の上面が径方向におい
て湾曲形状となるように、形成され、上部軸受ケース
は、内側環状垂下部の端部及び外側環状垂下部の端部を
それぞれ内側環状突出部の端部及び外側環状突出部の端
部と径方向に重畳させて、当該重畳部にラビリンス作用
による密封部を形成して、下部軸受ケースと組合わされ
てなるものであってもよい。
【0010】上述した構成からなる合成樹脂のスラスト
軸受において、上部及び下部軸受ケースを形成する合成
樹脂は、耐摩耗性、耐衝撃性、耐クリープ性などの機械
的特性に優れていることが好ましく、また、上部及び下
部軸受ケース間に配される合成樹脂の軸受片は、特に、
自己潤滑性を有するものが好ましく、例えばポリアセタ
ール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリブチレンテレフタレー
ト(PBT)等の熱可塑性ポリエステル樹脂又はポリエ
チレン若しくはポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂
などが良好に使用される。
【0011】上部及び下部軸受ケースには、軸受片と同
様の合成樹脂が使用されるが、特に、軸受片に使用され
る合成樹脂と摩擦特性の良好な組合わせであって、しか
も比較的剛性が高い合成樹脂であることが望ましく、ポ
リアセタール樹脂又はポリアミド樹脂等が良好に使用さ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明及びその実施の形態
を、図に示す好ましい実施例に基づいて更に詳細に説明
する。なお、本発明はこれら実施例に何等限定されない
のである。
【0013】
【実施例】図1において、本例の合成樹脂製のスラスト
軸受1は、合成樹脂製の上部軸受ケース2と、合成樹脂
製の下部軸受ケース3と、合成樹脂製の環状の軸受片4
とを具備している。
【0014】上部軸受ケース2は、上部軸受基体部5
と、上部軸受基体部5の下面6であって、その環状内周
側から垂下した円筒垂下部7と、円筒垂下部7と協同し
て上部環状空所8を上部軸受基体部5の下面6側に画定
するように、上部軸受基体部5の下面6であって、その
環状外周側から内周面9に係合面10をもって垂下した
円筒係合垂下部11と、上部環状空所8において上部軸
受基体部5の下面6に形成されており、円筒係合垂下部
11と協同して上部外側環状溝12を画定して垂下する
外側環状垂下部13と、上部環状空所8において上部軸
受基体部5の下面6に形成されており、円筒垂下部7と
協同して上部内側環状溝14を画定して垂下する内側環
状垂下部15と、上部軸受基体部5の中央部にあって、
上部軸受基体部5の内周面16によって画定される貫通
孔17とを具備している。
【0015】下部軸受ケース3は、下部軸受基体部21
と、下部軸受基体部21の環状内周面22との間で下部
軸受基体部21の上面23に環状肩部24を形成して下
部軸受基体部21の上面23から突出する円筒突出部2
5と、円筒突出部25の外周面26と協同して下部環状
空所27を下部軸受基体部21の上面23側に画定する
ように、下部軸受基体部21の上面23であって、下部
軸受基体部21の環状外周面29側から外周面30に係
合面31をもって上方に突出した円筒係合突出部32
と、下部環状空所27において下部軸受基体部21の上
面23に形成されており、円筒係合突出部32と協同し
て下部外側環状溝33を画定して上方に突出する外側環
状突出部34と、下部環状空所27において下部軸受基
体部21の上面23に形成されており、円筒突出部25
と協同して下部内側環状溝35を画定して上方に突出す
る内側環状突出部36と、下部軸受基体部21の下面3
7から垂下して、環状内周面22に連続した環状内周面
38を有する円筒部39と、下部軸受基体部21の中央
部にあって、環状内周面22及び38によって画定され
た貫通孔40とを具備している。
【0016】軸受片4は、上部軸受ケース2と下部軸受
ケース3との間において、上部及び下部環状空所8及び
27に配されている。
【0017】本例では、上部環状空所8において上部軸
受基体部5の下面6には、軸受片4の上端面51に摺動
自在に接する断面円弧状の頂面52を有した環状突起5
3が一体的に形成され、環状突起53の頂面52に摺動
自在に接する軸受片4の上端面51は、断面円弧状の凹
面に形成され、また、下部環状空所27において下部軸
受基体部21の上面23には、軸受片4の下端面61に
摺動自在に接する断面円弧状の底面62を有した環状溝
63が形成されており、環状溝63の底面62に摺動自
在に接する軸受片4の下端面61は、断面円弧状の凸面
に形成されて、これにより、軸受片4の両端面51及び
61と、上部及び下部環状空所8及び27において軸受
片4の両端面51及び61に摺動自在に接する上部及び
下部軸受基体部5及び21の下面6及び上面23とはそ
れぞれ、径方向の断面において互いに相補的な湾曲形状
となるように、形成されている。
【0018】すなわち本例では、軸受片4の上端面51
と、上部環状空所8において軸受片4の上端面51に摺
動自在に接する上部軸受基体部5の下面6とはそれぞ
れ、径方向の断面において下に凸の湾曲形状となるよう
に、形成され、軸受片4の下端面61と、下部環状空所
27において軸受片4の下端面61に摺動自在に接する
下部軸受基体部21の上面23とはそれぞれ、径方向の
断面において下に凸の湾曲形状となるように、形成され
ている。
【0019】上部軸受ケース2は、円筒係合垂下部11
の係合面10を下部軸受ケース3の円筒係合突出部32
の係合面31に弾性嵌着(スナップフィット)させ、円
筒垂下部7、内側環状垂下部15及び外側環状垂下部1
3を下部軸受ケース3の環状肩部24、下部内側環状溝
35及び下部外側環状溝33にそれぞれ係合させると共
に、円筒垂下部7の端部と円筒突出部25の端部とを、
また、内側環状垂下部15の端部と内側環状突出部36
の端部とを、そして外側環状垂下部13の端部と外側環
状突出部36の端部とをそれぞれ径方向に重畳させて、
当該弾性嵌着部及び重畳部にラビリンス作用による密封
部を形成して下部軸受ケース3と組合わされている。
【0020】このように構成されたスラスト軸受1は、
図1に示すようにストラットアッセンブリに組込まれ
る。即ち、スラスト軸受1は、その中央部の貫通孔17
及び40にストラットアッセンブリのピストンロッド7
1を、当該ピストンロッド71の外周面と環状内周面1
6、22及び38との間に軸受隙間(クリアランス)を
保持させて挿通し、下部軸受ケース3の円筒部39の外
周面72を上部バネ座73の孔74に嵌合固定させると
共に下部軸受基体部21の下面37を上部バネ座73上
のワッシャ74の平面部75に当接させ、上部軸受ケー
ス2の上部軸受基体部5の上面76を車体側取付部材7
7の下面に当接させて、上部バネ座73と車体側取付部
材77との間に配置される。
【0021】スラスト軸受1を上部バネ座73と車体側
取付部材77との間に配置するにあたり、上部バネ座7
3と車体側取付部材77との間に水平方向の相対変位が
生じている場合でも、スラスト軸受1においては、上部
及び下部軸受ケース2及び3と軸受片4との互いの摺動
面が、環状突起53及び環状溝63のそれぞれの断面円
弧形状の頂面52及び底面62と、断面円弧状の凹面で
ある両端面51及び61とからなるので、ナット81の
締結において、上部及び下部軸受ケース2及び3との間
には、これを同心とするような力が働き、スラスト軸受
1のセンタリングが自動的に行われる。そのため、上部
バネ座73と車体側取付部材77との間の相対変位によ
り生じた上部軸受ケース2と下部軸受ケース3とのずれ
は矯正され、上部及び下部軸受ケース2及び3との弾性
嵌着部及び重畳部及びピストンロッド71との間に適正
な隙間が確保されるので、軸受片4を介した上部軸受ケ
ース2と下部軸受ケース3との相対回転は円滑に行われ
る。また、スラスト軸受1が上部バネ座73と車体側取
付部材77との間に正常な位置関係をもって組付けられ
た状態で、ラジアル(横)荷重が作用すると、上部バネ
座73と車両側取付部材77との間に水平方向の相対変
位を生じるが、スラスト軸受1は上記したように、調心
力が働き、スラスト軸受1のセンタリングが自動的に行
われるので、上部及び下部軸受ケース2及び3との弾性
嵌着部、重畳部及びピストンロッド71との間に適正な
隙間が確保される。
【0022】なお上記例では、下部軸受基体部21に円
筒部39を一体形成した下部軸受ケース3を示したが、
これに代えて、図2に示すように、円筒部39を有さな
い下部軸受ケース3を用いてスラスト軸受1を形成して
もよい。
【0023】更に、図3(a)に示すように、上部環状
空所8において上部軸受基体部5の下面6に、軸受片4
の上端面51に摺動自在に接する断面円弧形状の底面8
5を有した環状溝86を形成し、環状溝86の底面85
に摺動自在に接する軸受片4の上端面51を、断面円弧
形状の凸面に形成し、而して、軸受片4の上端面51
と、上部環状空所8において軸受片4の上端面51に摺
動自在に接する上部軸受基体部5の下面6とをそれぞ
れ、径方向の断面において上に凸の湾曲形状となるよう
に、形成し、下部環状空所27において下部軸受基体部
21の上面23に、軸受片4の下端面61に摺動自在に
接する断面円弧形状の底面88を有した環状溝89を形
成し、環状溝89の底面88に摺動自在に接する軸受片
4の下端面61を、断面円弧形状の凸面に形成し、而し
て、軸受片4の下端面61と、下部環状空所27におい
て軸受片4の下端面61に摺動自在に接する下部軸受基
体部21の上面23とをそれぞれ、径方向の断面におい
て下に凸の湾曲形状となるように、形成してもよい。こ
の場合、軸受片4は、径方向の断面において太鼓状とな
る。
【0024】また、図3(b)に示すように、上部環状
空所8において上部軸受基体部5の下面6に、軸受片4
の上端面51に摺動自在に接する断面円弧形状の頂面9
1を有した環状突起92を形成し、環状突起92の頂面
91に摺動自在に接する軸受片4の上端面51を、断面
円弧形状の凹面に形成し、而して、軸受片4の上端面5
1と、上部環状空所8において軸受片4の上端面51に
摺動自在に接する上部軸受基体部5の下面6とをそれぞ
れ、径方向の断面において下に凸の湾曲形状となるよう
に、形成し、下部環状空所27において下部軸受基体部
21の上面23に、軸受片4の下端面61に摺動自在に
接する断面円弧形状の頂面94を有した環状突起95を
形成し、環状突起95の頂面94に摺動自在に接する軸
受片4の下端面61を、断面円弧状の凹面に形成し、而
して、軸受片4の下端面61と、下部環状空所27にお
いて軸受片4の下端面61に摺動自在に接する下部軸受
基体部21の上面23とをそれぞれ、径方向の断面にお
いて上に凸の湾曲形状となるように、形成してもよい。
【0025】図3(a)及び(b)に記載のスラスト軸
受1もまた、図1に記載のスラスト軸受と同様な効果を
奏しうる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、組立時の
おける上部及び下部軸受ケースのラジアル方向の位置合
わせを簡単に行い得、ラジアル荷重によって容易に上部
及び下部軸受ケース間が相対変位しない合成樹脂製のス
ラスト軸受を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例を車体に適用した場
合における断面図である。
【図2】本発明の好ましい他の実施例の断面図である。
【図3】本発明の好ましい更に他の実施例の一部断面図
である。
【符号の説明】
1 合成樹脂製のスラスト軸受 2 上部軸受ケース 3 下部軸受ケース 4 軸受片 5 上部軸受基体部 7 円筒垂下部 8 上部環状空所 10 係合面 11 円筒係合垂下部 21 下部軸受基体部 25 円筒突出部 27 下部環状空所 31 係合面 32 円筒係合突出部 51 上端面 61 下端面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部軸受基体部、この上部軸受基体部の
    下面であって、その環状内周側から垂下した円筒垂下部
    及びこの円筒垂下部と協同して上部環状空所を上部軸受
    基体部の下面側に画定するように、上部軸受基体部の下
    面であって、その環状外周側から内周面に係合面をもっ
    て垂下した円筒係合垂下部をそれぞれ具備した合成樹脂
    製の上部軸受ケースと、下部軸受基体部、この下部軸受
    基体部の環状内周面との間で下部軸受基体部の上面に環
    状肩部を形成して下部軸受基体部の上面であって、その
    環状内周側から上方に突出する円筒突出部及びこの円筒
    突出部の外周面と協同して下部環状空所を下部軸受基体
    部の上面側に画定するように、下部軸受基体部の上面で
    あって、その環状外周面側から外周面に係合面をもって
    上方に突出した円筒係合突出部をそれぞれ具備した合成
    樹脂製の下部軸受ケースと、上部及び下部環状空所に配
    される環状の合成樹脂製の軸受片とを具備しており、上
    部軸受ケースは、円筒係合垂下部の係合面を下部軸受ケ
    ースの円筒係合突出部の係合面に弾性嵌着させ、円筒垂
    下部を下部軸受ケースの環状肩部に係合させると共に円
    筒垂下部の端部を円筒突出部の端部と径方向に重畳させ
    て、当該弾性嵌着部及び重畳部にラビリンス作用による
    密封部を形成して下部軸受ケースと組合わされており、
    軸受片の上及び下端面と、上部及び下部環状空所におい
    て軸受片の上及び下端面に摺動自在に接する上部及び下
    部軸受基体部の下面及び上面とはそれぞれ、径方向の断
    面において互いに相補的な湾曲形状となるように、形成
    されている合成樹脂製のスラスト軸受。
  2. 【請求項2】 軸受片の上端面と、上部環状空所におい
    て軸受片の上端面に摺動自在に接する上部軸受基体部の
    下面とはそれぞれ、径方向の断面において下に凸の湾曲
    となるように、形成されている請求項1に記載の合成樹
    脂製のスラスト軸受。
  3. 【請求項3】 上部環状空所において上部軸受基体部の
    下面には、軸受片の上端面に摺動自在に接する断面円弧
    状の頂面を有した環状突起が一体的に形成されており、
    この環状突起の頂面に摺動自在に接する軸受片の上端面
    は、断面円弧状の凹面に形成されている請求項1又は2
    に記載の合成樹脂製のスラスト軸受。
  4. 【請求項4】 軸受片の上端面と、上部環状空所におい
    て軸受片の上端面に摺動自在に接する上部軸受基体部の
    下面とはそれぞれ、径方向の断面において上に凸の湾曲
    を画くように、形成されている請求項1に記載の合成樹
    脂製のスラスト軸受。
  5. 【請求項5】 上部環状空所において上部軸受基体部の
    下面には、軸受片の上端面に摺動自在に接する断面円弧
    状の底面を有した環状溝が形成されており、この環状溝
    の底面に摺動自在に接する軸受片の上端面は、断面円弧
    状の凸面に形成されている請求項1又は4に記載の合成
    樹脂製のスラスト軸受。
  6. 【請求項6】 軸受片の下端面と、下部環状空所におい
    て軸受片の下端面に摺動自在に接する下部軸受基体部の
    上面とはそれぞれ、径方向の断面において下に凸の湾曲
    となるように、形成されている請求項1から5のいずれ
    か一項に記載の合成樹脂製のスラスト軸受。
  7. 【請求項7】 下部環状空所において下部軸受基体部の
    上面には、軸受片の下端面に摺動自在に接する断面円弧
    状の底面を有した環状溝が形成されており、この環状溝
    の底面に摺動自在に接する軸受片の下端面は、断面円弧
    状の凸面に形成されている請求項1から6のいずれか一
    項に記載の合成樹脂製のスラスト軸受。
  8. 【請求項8】 軸受片の下端面と、下部環状空所におい
    て軸受片の下端面に摺動自在に接する下部軸受基体部の
    上面とはそれぞれ、径方向の断面において上に凸の湾曲
    となるように、形成されている請求項1から5のいずれ
    か一項に記載の合成樹脂製のスラスト軸受。
  9. 【請求項9】 下部環状空所において下部軸受基体部の
    上面には、軸受片の下端面に摺動自在に接する断面円弧
    状の頂面を有した環状突起が形成されており、この環状
    突起の頂面に摺動自在に接する軸受片の下端面は、断面
    円弧状の凹面に形成されている請求項1から5のいずれ
    か一項又は請求項8に記載の合成樹脂製のスラスト軸
    受。
  10. 【請求項10】 上部環状空所において上部軸受基体部
    の下面には、円筒係合垂下部と協同して上部環状溝を画
    定して垂下する環状垂下部が更に形成されており、下部
    環状空所において下部軸受基体部上面には、円筒係合突
    出部と協同して下部環状溝を画定して突出する環状突出
    部が更に形成されており、上部軸受ケースは、環状垂下
    部の端部を下部軸受ケースの環状突出部の端部と径方向
    に重畳させて、当該重畳部にラビリンス作用による密封
    部を形成して、下部軸受ケースと組合わされてなる請求
    項1から9のいずれか一項に記載の合成樹脂製のスラス
    ト軸受。
  11. 【請求項11】 上部環状空所において上部軸受基体部
    の下面には、円筒係合垂下部と協同して上部外側環状溝
    を画定して垂下する外側環状垂下部と、円筒垂下部と協
    同して上部内側環状溝を画定して垂下する内側環状垂下
    部とが更に形成されており、下部環状空所において下部
    軸受基体部上面には、円筒係合突出部と協同して下部外
    側環状溝を画定して突出する外側環状突出部と、円筒突
    出部と協同して下部内側環状溝を画定して突出する内側
    環状突出部とが更に形成されており、外側環状垂下部と
    内側環状垂下部との間における上部軸受基体部の下面が
    径方向の断面において湾曲形状となるように、形成され
    ており、外側環状突出部と内側環状突出部との間におけ
    る下部軸受基体部の上面が径方向において湾曲形状とな
    るように、形成されており、上部軸受ケースは、内側環
    状垂下部の端部及び外側環状垂下部の端部をそれぞれ内
    側環状突出部の端部及び外側環状突出部の端部と径方向
    に重畳させて、当該重畳部にラビリンス作用による密封
    部を形成して、下部軸受ケースと組合わされてなる請求
    項1から9のいずれか一項に記載の合成樹脂製のスラス
    ト軸受。
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