JPH10122064A - エバポパージシステムの故障診断装置 - Google Patents

エバポパージシステムの故障診断装置

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JPH10122064A
JPH10122064A JP8278179A JP27817996A JPH10122064A JP H10122064 A JPH10122064 A JP H10122064A JP 8278179 A JP8278179 A JP 8278179A JP 27817996 A JP27817996 A JP 27817996A JP H10122064 A JPH10122064 A JP H10122064A
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atmospheric
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • F02M25/0809Judging failure of purge control system

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エバポパージシステムの故障診断装置におい
て大気圧の相違により誤診断が生じないようにする。 【解決手段】 キャニスタ15をタンク内圧制御弁17
を介して燃料タンク19に接続するとともに、VSV1
3を介して内燃機関10のサージタンク12に接続し、
キャニスタ15の大気導入ポート15bに大気弁20を
設ける。大気圧を検出する大気圧センサ23を吸気管1
1に設ける。大気弁20を閉弁してから所定の負圧導入
時間が経過した後、VSV13を閉弁して系内の圧力挙
動から系内に破損等による漏れがあるか否か判定する。
ECU50は、系内の負圧が常に一定の目標負圧になる
ように、大気圧センサ23で検出した大気圧に基いて負
圧導入時間を可変する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の蒸発燃
料(ベーパ)をキャニスタ内の吸着剤に吸着させ、吸着
された燃料を所定運転条件下で内燃機関の吸気系へ放出
(パージ)して燃焼させるエバポパージシステムの故障
を診断する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関には、燃料タンク内で蒸発した
燃料(ベーパ)が大気に放出されるのを防止するため、
各部分を密閉するとともに、ベーパを一旦キャニスタ内
の吸着剤に吸着させ、その後、吸着した燃料を所定のタ
イミングでパージ制御弁を介して吸気通路にパージして
燃焼させるエバポパージシステムを備えたものがある。
【0003】このエバポパージシステムを備えた内燃機
関では、何らかの原因でベーパ通路が破損したり、配管
が外れたりした場合にはベーパが大気に放出されてしま
うので、これを防止するためエバポパージシステムに故
障がないか診断する必要がある。そのため、一般に、エ
バポパージシステムを備えた内燃機関は故障診断装置を
装備している。
【0004】従来のエバポパージシステムの故障診断装
置にはキャニスタの大気導入ポートに大気弁を備えたも
のがある。このタイプのエバポパージシステムの故障診
断装置では、故障診断時に大気弁を閉じてキャニスタを
大気から遮断し、故障診断時の運転条件における開度で
パージ制御弁を開状態に保持して吸気管負圧を故障診断
対象となる系内に導入し、該系内を所定の負圧にして、
その後、パージ制御弁を閉弁して閉弁後の圧力変化の度
合いを検出し、圧力変化の度合いが判定値よりも大きい
場合には該系に破損等による故障があると判定し、判定
値よりも小さい場合には故障なしと判断している。この
故障診断時の圧力挙動の一例を図8に示す。
【0005】このように大気弁を備えたエバポパージシ
ステムの故障診断装置は、キャニスタを大気から遮断し
て負圧を導入しているので、診断対象の系内を素早く負
圧化することができるという利点がある。
【0006】尚、大気弁を備えたエバポパージシステム
の故障診断装置には、キャニスタと燃料タンクとを連通
させて一つの系とし同時に故障診断を行うタイプのもの
と、キャニスタと燃料タンクとの間にタンク内圧制御弁
を備え、このタンク内圧制御弁によってタンク側とキャ
ニスタ側の2つの系に分けてそれぞれ別々に故障診断を
行うタイプのものがある。
【0007】タンク内圧制御弁を備えるタイプのもの
は、診断対象をタンク側とキャニスタ側の2つの系に分
けることによりそれぞれ小さな容積の閉空間で故障診断
を行うことができるので診断時間を短縮することがで
き、これによりパージ中断時間を短縮することができ、
したがってベーパ処理能力の低下を極力少なくすること
ができ、故障診断後のパージ再開時に空燃比制御性に悪
影響を及ぼさないようにできるという利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、故障診断の
精度を上げるためには診断対象となる系内を故障診断時
に常に所定の目標負圧にする必要がある。この診断時に
おける系内の負圧が故障診断毎に変わったのでは、同じ
故障状態のものを診断した場合にも圧力挙動が違ってく
るため、判定値や判定時間を同一条件とした場合、異な
った判定結果が出る場合があるからである。
【0009】しかしながら、パージ制御弁の弁開度はエ
ンジンの運転条件によって変わるため一定ではなく、故
障診断時の運転条件における開度でパージ制御弁を単純
に一定時間開弁後に閉弁したのでは、常に一定の目標負
圧を得ることができない。
【0010】そこで、特開平6−147031号公報等
に開示されているように、パージ流量を検出し、このパ
ージ流量に応じて負圧導入時間(即ち、大気弁を閉じて
からパージ制御弁を閉じるまでの時間)を可変すること
が考えられる。
【0011】しかしながら、前記公報に記載の負圧導入
時間を可変する技術には、故障診断時の大気圧値が系内
に達成される負圧に与える影響が考慮されていないた
め、内燃機関を常に一定の大気圧下で使用するならば特
に問題は生じないのであるが、そうでない場合には誤診
断する虞れがある。
【0012】即ち、自動車用の内燃機関などでは高地を
走行する場合と低地を走行する場合があり、その場合の
大気圧値は図9に示すように高地では低く、低地では高
くなる。
【0013】このように、大気圧値が相違した場合、例
えばパージ流量が同一だからといって同一時間パージ制
御弁を開けていても、所定の目標負圧に達しないことが
あり、そのために誤診断をする虞れがある。これはタン
ク内圧制御弁の有無にかかわらず生じる問題である。
【0014】本発明はこのような従来の技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする
課題は、大気弁の閉弁からパージ制御弁を閉弁するまで
の負圧導入時間を大気圧に応じて可変することにより、
診断対象となる系内を常に目標負圧に設定し、エバポパ
ージシステムの故障診断の精度を上げて誤診断の防止を
図ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。本発明は、(イ)
燃料タンクの蒸発燃料をキャニスタ内の吸着剤で吸着
し、所定の運転条件下で前記キャニスタ内の吸着燃料を
パージ制御弁を介して内燃機関の吸気系にパージする蒸
発燃料処理装置と、(ロ)キャニスタと大気との連通遮
断を制御する大気弁と、(ハ)大気弁を閉弁し且つパー
ジ制御弁を開弁して内燃機関の吸気負圧を蒸発燃料処理
装置の系内に導入し、内燃機関の運転状態に基づいて設
定された大気弁の閉弁からパージ制御弁を閉弁するまで
の負圧導入時間の経過後にパージ制御弁を閉弁し、その
後の該系内の圧力挙動に基づいて蒸発燃料処理装置の故
障の有無を判定する故障判定手段と、(ニ)大気圧を検
出する大気圧検出手段と、(ホ)前記負圧導入時間を大
気圧に応じて可変する導入時間可変手段と、を備えたこ
とを特徴とするエバポパージシステムの故障診断装置で
ある。
【0016】この故障診断装置では、故障診断を行う毎
に大気圧検出手段により大気圧を検出する。導入時間可
変手段は、内燃機関の運転状態に基づいて設定された大
気弁の閉弁からパージ制御弁を閉弁するまでの負圧導入
時間を、検出された大気圧に応じて変更する。これによ
り、大気圧の相違にかかわらず診断対象となる系内が常
に目標負圧になる。尚、内燃機関の運転状態とは、機関
負荷、機関回転数、吸入空気量、吸気圧、パージ流量な
どである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエバポパージシス
テムの故障診断装置における一実施の形態を図1から図
7の図面に基いて説明する。尚、以下に説明する実施の
形態は、内燃機関としての自動車用エンジンに適用した
態様である。
【0018】初めに、本実施の形態のエバポパージシス
テムの故障診断装置における蒸発燃料処理装置1の構成
を図1を参照して説明する。自動車用エンジン10に連
なる吸気管11のサージタンク12は、パージライン1
4a,14bとパージ制御弁としてのバキュームスイッ
チングバルブ(以下、VSVと略称する)13を介して
キャニスタ15のエバポポート15aに接続されてい
る。
【0019】VSV13は、パージ条件が成立した時に
エンジンコントロールユニット(以下、ECUと略す)
50からの制御信号によってその弁開度をデューティ制
御されるバルブである。
【0020】ECU50はマイクロコンピュータを主構
成とし、中央演算処理回路(CPU)、リードオンメモ
リ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等
(いずれも図示せず)により構成されている。また、E
CU50にはスロットル弁センサ、水温センサ、エアフ
ローメータ等の各種センサが接続されており、これらの
センサから供給される信号に基づきECUは空燃比制
御、燃料噴射制御等をはじめとする各種制御、及び本発
明の要旨となるエバポパージシステムの故障診断処理を
行う。
【0021】吸気管11のスロットル弁25の上流には
大気圧を検出する大気圧センサ23が取り付けられてお
り、大気圧センサ23の検出信号はECU50に入力さ
れる。
【0022】キャニスタ15の内部には吸着剤としての
活性炭16が充填されており、前記エバポポート15a
は、エバポライン18a,18bとタンク内圧制御弁1
7を介して燃料タンク19に接続されている。また、キ
ャニスタ15の大気導入ポート15bは大気弁20を介
して大気に接続されている。大気弁20はECU50か
ら出力される制御信号に基いて開閉制御され、開弁状態
でキャニスタ15と大気が連通可能となる。
【0023】タンク内圧制御弁17は、大気に連通する
第1圧力室17aと、エバポライン18aを介して燃料
タンク19に連通する第2圧力室17bと、エバポライ
ン18bを介してキャニスタ15に連通する第3圧力室
17cとを有している。
【0024】第1圧力室17aはダイヤフラム17dに
よって第2圧力室17b及び第3圧力室17cから離隔
されており、このダイヤフラム17dによって第2圧力
室17bと第3圧力室17cは連通遮断可能にされてい
る。即ち、ダイヤフラム17dはスプリング17eによ
って閉弁方向に付勢されており、閉弁状態で第2圧力室
17bと第3圧力室17cとを遮断する。そして、燃料
タンク19内の温度上昇などにより蒸発燃料の増加で燃
料タンク19内の圧力が設定値以上の正圧になるとダイ
ヤフラム17dはスプリング17eの弾性に抗して開弁
し、第2圧力室17bと第3圧力室17cとを連通さ
せ、燃料タンク19内の蒸発燃料をエバポライン18
a,18bを介してキャニスタ15に放出する。
【0025】また、第2圧力室17bと第3圧力室17
cはバックパージ弁17fによっても連通遮断可能にさ
れている。即ち、バックパージ弁17fはスプリング1
7gによって閉弁方向に付勢されており、キャニスタ1
5の内圧が燃料タンク19の内圧よりも所定値以上に大
きくなった時にスプリング17gの弾性に抗して開弁
し、第2圧力室17bと第3圧力室17cが連通して、
大気弁20とキャニスタ15とエバポライン18a,1
8bを介して燃料タンク19とキャニスタ15を連通さ
せて燃料タンク19内の圧力を所定の範囲内に調整す
る。
【0026】燃料タンク19とタンク内圧制御弁17と
を接続するエバポライン18aと、キャニスタ15のエ
バポポート15aは、導圧管24a,24bを介して三
方切換弁21に接続されており、三方切換弁21はEC
U50から出力される制御信号に基づいて切り換えら
れ、エバポライン18a(キャニスタ15側)とエバポ
ポート15a(燃料タンク19側)のいずれか一方と圧
力センサ22とを連通する。尚、通常、三方切換弁21
はエバポライン18aと圧力センサ22とを連通するポ
ジションに位置している。圧力センサ22の検出信号は
ECU50に入力される。
【0027】この実施の形態におけるエバポパージシス
テムは通常、次のように動作する。大気弁20は通常は
開弁している。燃料タンク19内の燃料の温度が上昇し
て発生する蒸発燃料は、エバポライン18aを介してタ
ンク内圧制御弁17に導かれ、燃料タンク19内の圧力
が所定値以上に達すると、エバポライン18bを通って
キャニスタ15に排出され活性炭16に吸着される。
【0028】更に燃料タンク19内の燃料の温度が下降
し、燃料タンク19内の圧力が所定の負圧に達すると、
バックパージ弁17fが開弁し、大気弁20とキャニス
タ15とエバポライン18a,18bを介して燃料タン
ク19と大気が連通される。これにより燃料タンク19
内の負圧を制御して燃料タンク19の破損を防止する。
【0029】その後、パージ実行条件が成立すると、V
SV13が開弁し、サージタンク12内の負圧がパージ
ライン14a,14bを介してキャニスタ15に導入さ
れる。その結果、大気弁20を介して大気がキャニスタ
15に導かれ、活性炭16に吸着された蒸発燃料をパー
ジし、パージした蒸発燃料をパージライン14a,14
bを吸気管11に供給する。
【0030】蒸発燃料をエンジン10にパージしている
間、パージガス供給による排気エミッションへの影響が
ないパージ流量となるように、VSV13の開度がEC
U50によりデューティ制御される。
【0031】また、この実施の形態におけるエバポパー
ジシステムでは、キャニスタ15及びこれに連なる配管
系に破損等がないか故障診断を行う際に、診断時におけ
る大気圧の値に違いがあってもキャニスタ側を故障診断
する際の閉空間を常に一定の目標負圧にすることができ
るようにし、これにより大気圧の違いに起因する誤診断
を防止している。
【0032】キャニスタ側の故障診断用の閉空間を常に
一定の目標負圧にするために、この実施の形態では以下
の手段を採用している。即ち、故障診断を行う毎にその
時の大気圧値とパージ流量をチェックし、これを基にそ
の条件下で目標負圧を得るために最適な吸引時間を第1
式により算出し、大気弁20を閉じてから第1式で算出
した時間が経過した時にVSV13を閉じるようにし
た。
【0033】 〔第1式〕 目標負圧になるまでの時間=K×(目標負圧×キャニスタ側診断用閉空間の 容積)/(大気圧×パージ流量)
【0034】尚、第1式においてKは故障診断システム
毎に設定される定数であり、実験により求められるもの
である。また、キャニスタ側診断用閉空間の容積とは、
大気導入ポート15b及びエバポポート15bを含むキ
ャニスタ15とパージライン14bとエバポライン18
bと導圧管24bの各内容積の総和であり、これも故障
診断システム毎に設定される定数である。さらに、目標
負圧も故障診断システム毎に設定される定数であり、例
えば−20mmHgである。したがって、目標負圧にな
るまでの時間は大気圧とパージ流量の関数として求めら
れることとなる。
【0035】以下、この実施の形態における故障診断処
理を図面を参照して具体的に説明する。初めに、蒸発燃
料をパージするためのVSV13の駆動ルーチンを図2
のフローチャートを参照して説明する。
【0036】VSV13の駆動ルーチンを起動すると、
ECU50はまず実行条件(例えば、エンジン10が暖
機されているかなど)が成立しているか否かを判定する
(ステップ100)。
【0037】実行条件が成立していればパージ率を設定
する(ステップ101)。パージ率とは吸入空気量に対
するパージ量の体積比であり、パージ率はエンジン10
の運転条件(例えば、吸入空気量、機関回転数、吸気管
負圧、負荷など)に関係する。パージ率とエンジン10
の運転条件との関係はECU50のROMにマップ(図
示せず)として格納されており、ステップ101でこの
マップを参照して現在の運転条件に応じたパージ率を読
み出す。
【0038】次に、パージ率のガード処理を行う(ステ
ップ102)。ガード処理とは、ステップ101で設定
したパージ率でパージを実行した時にエンジン10の安
定運転に支障を来さないかをチェックする処理であり、
支障がない場合にはステップ101で設定したパージ率
を採用し、支障がある場合には支障のないパージ率に変
更する。このステップ102のガード処理により決定し
たパージ率をECU50のRAMに書き込む。
【0039】次に、ガード処理後にVSV13の駆動デ
ューティ比を算出するために、ステップ103で全開パ
ージ率を算出する。ここで全開パージ率とは、VSV1
3が全開状態の時のパージ率であり、エンジン10の負
荷状態(例えば、吸入空気量と機関回転数の比)によっ
て変わる変数である。
【0040】ECU50のROMには、図6に示すよう
に、VSV13を全開にした時のパージ流量(以下、全
開パージ流量という)とエンジン負荷との関係を示すマ
ップが格納されており、このマップを参照して現在のエ
ンジン負荷に対応する全開パージ流量を読み出す。そし
て、ECU50に入力されるエアフロメータ(図示せ
ず)の検出信号から吸入空気量が求められるので、EC
U50は第2式により全開パージ率を演算する。
【0041】 〔第2式〕 全開パージ率=(全開パージ流量/吸入空気量)×100
【0042】次に、第2式で算出した全開パージ率とR
AMから読み出したガード処理後のパージ率を基に、E
CU50は第3式によりVSV13の駆動デューティ比
を演算する(ステップ104)。
【0043】 〔第3式〕 駆動デューティ比=(パージ率/全開パージ率)×100
【0044】このようにして算出された駆動デューティ
比でVSV13をデューティ制御する(ステップ10
5)。以上がVSV13の駆動ルーチンである。
【0045】次に、エバポパージシステムのキャニスタ
側の故障診断処理ルーチンを図3から図5に示すフロー
チャートを参照して説明する。この故障診断処理ルーチ
ンはECU50により所定時間(例えば65ms)毎に
1回の割合で起動される。
【0046】故障診断処理が起動すると、ECU50は
まず実行条件(例えば、機関負荷、冷却水温、パージ濃
度、積算パージ量などを所定値と比較する)が成立して
いるか否かを判定する(ステップ200)。
【0047】実行条件が成立していれば、キャニスタ側
の故障診断が可能か否かを判定する(ステップ21
0)。キャニスタ側の故障診断が不可と判定された場合
にはタンク側の故障診断ルーチン(図示せず)に移行す
る。
【0048】キャニスタ側の故障診断が可能であれば、
キャニスタ側判定終了フラグがOFFか否かを判定する
(ステップ220)。このキャニスタ側判定終了フラグ
は後述のステップ368でのみ「ON」にされるフラグ
であり、イニシャルルーチンによって初期値は「OF
F」とされているため、最初にこの故障診断ルーチンが
起動されてステップ220が実行された時にはこのフラ
グは「OFF」と判定される。
【0049】キャニスタ側判定終了フラグがOFFにな
っている場合には、閉弁タイマセット完了フラグがOF
Fか否かを判定する(ステップ230)。この閉弁タイ
マセット完了フラグは後述のステップ300で「ON」
にされステップ370で「OFF」にされるフラグで、
イニシャルルーチンによって初期値は「OFF」にされ
ているため、最初にこの故障診断ルーチンが起動されて
ステップ230が実行された時にはこのフラグは「OF
F」と判定される。
【0050】閉弁タイマセット完了フラグがOFFの場
合には三方切換弁21をキャニスタ側に切り換えて圧力
センサ22とキャニスタ15のエバポポート15aとを
連通する(ステップ240)。
【0051】三方切換弁21をキャニスタ側に切り換え
た後、ECU50はRAMからガード処理後のパージ率
を読み込み(ステップ250)、ECU50に入力され
るエアフロメータ(図示せず)の検出信号から吸入空気
量を求め、これらから第4式によりパージ流量を算出す
る(ステップ260)。
【0052】〔第4式〕 パージ流量=パージ率×吸入空気量
【0053】次に、大気圧センサ23から出力されEC
U50に入力される検出信号により現在の大気圧を検出
し(ステップ270)、これを基にECU50は、現在
の大気圧条件下でキャニスタ15内を目標負圧(例え
ば、−20mmHg)にするために必要な負圧導入時
間、即ち大気弁20を閉じてからVSV13を閉じるま
での時間を第5式により算出する(ステップ280)。
【0054】 〔第5式〕 VSV閉弁時間=K×(目標負圧×キャニスタ側空間容積)/(大気圧×パ ージ流量) 尚、第5式は第1式と実質的に同じであり、前述の如く
第5式におけるKはシステム毎に定められる定数であ
る。
【0055】次に、第5式により求めた負圧導入時間を
閉弁タイマにセットし(ステップ290)、閉弁タイマ
セット完了フラグをONにする(ステップ300)。そ
の後、大気弁20を閉じ(ステップ310)、閉弁タイ
マをスタートする(ステップ320)。
【0056】そして、閉弁タイマをスタートしてから負
圧導入時間が経過したか否かを判定する(ステップ33
0)。負圧導入時間が経過していない場合にはエンドと
なる。
【0057】尚、このキャニスタ側の故障診断処理ルー
チンの1回目の実行においてステップ300で閉弁タイ
マセット完了フラグをONにしたので、このルーチンの
2回目以後の実行ではステップ230で「NO」と判定
され、ステップ330に進むこととなる。
【0058】ステップ330で負圧導入時間が経過して
いると判定された場合にはVSV13を閉じ(ステップ
340)、圧力センサ22の検出信号をキャニスタ15
の内圧P1としてECU50のRAMに書き込む(ステ
ップ350)。
【0059】次に、ステップ360に進み正常異常の診
断処理を行う。図5はステップ360の内容を示すフロ
ーチャートである。ステップ350でキャニスタ15の
内圧P1をRAMに書き込んだ後、判定タイマをスター
トする(ステップ361)。
【0060】そして、判定タイマをスタートしてから判
定時間が経過したか否かを判定し(ステップ362)、
判定時間を経過しているときにはこの時の圧力センサ2
2の検出信号をキャニスタ15の内圧P2としてECU
50のRAMに書き込む(ステップ363)。
【0061】次に、ステップ364に進み正常異常の判
定を行う。即ち、ECU50は、RAMに書き込まれた
キャニスタ15の内圧P1,P2を読み込み、差圧ΔP=
P2−P1を演算し、差圧ΔPが判定値よりも小さければ
正常と判定し(ステップ365)、キャニスタ側判定終
了フラグをONにし(ステップ368)、ステップ37
0に進む。
【0062】一方、差圧ΔPが判定値よりも大きければ
異常と判定し(ステップ366)、異常検出ランプを点
灯して(ステップ367)、キャニスタ側判定終了フラ
グをONにして(ステップ368)、ステップ370に
進む。
【0063】そして、閉弁タイマセット完了フラグをO
FFにし(ステップ370)、大気弁20を開き、パー
ジを再開する(ステップ380)。以上のように処理す
ることにより、大気圧値の大小にかかわらず、キャニス
タ側の故障診断時の故障診断用閉空間を常に一定の目標
負圧に設定することができるようになる。
【0064】図7は、この実施の形態におけるキャニス
タ側の故障診断時の圧力挙動の一例を示す図であり、パ
ージ流量を一定とした場合を示している。この場合に
は、大気弁20を閉じてからVSV13を閉じるまでの
時間は、故障診断時の大気圧値の大きさに依存し、大気
圧値が大きいときにはVSV13の閉弁までの時間を短
くし、大気圧値が小さいときにはVSV13の閉弁まで
の時間を長くすることとなる。
【0065】このように大気圧値の大きさにかかわらず
故障診断用閉空間の負圧が一定であれば、VSV13閉
弁後の時間経過に伴う圧力変化の割合がほぼ同一にな
る。したがって、いずれの大気圧値の場合においても、
VSV13閉弁後に同一判定基準で故障診断を行って
も、同一の判定結果を得ることができ、大気圧値の違い
に起因する誤診断を防止することができる。
【0066】この実施の形態において、パージ制御弁は
VSV13により実現され、大気圧検出手段は大気圧セ
ンサ23により実現され、導入時間可変手段はECU5
0により実現される。また、ECU50は圧力センサ2
2とともに故障判定手段を実現する。
【0067】尚、この実施の形態におけるフローチャー
トに示した手順はコンピュータのプログラムから成り、
フロッピーディスクやROM等の記録媒体に記録して配
布し得る。
【0068】上述実施の形態で説明したエバポパージシ
ステムの故障診断装置は、内燃機関の運転状態(機関負
荷、機関回転数、吸入空気量、吸気圧、パージ流量な
ど)に基いて設定された負圧導入時間を大気圧に応じて
可変する導入時間可変手段、を備えたエバポパージシス
テムの故障診断装置と実質的に等価である。
【0069】また、上述実施の形態では、タンク内圧制
御弁を備え、故障診断を行う際にキャニスタ側と燃料タ
ンク側を独立して診断しているが、本発明はこの実施の
形態に限定されるものではない。診断時にキャニスタ側
と燃料タンク側を一つの系として同時に診断するシステ
ムにも適用可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大気圧検出手段により検出された大気圧に応じて、導入
時間可変手段が大気弁の閉弁からパージ制御弁を閉弁す
るまでの負圧導入時間を変更するようにしているので、
大気圧の相違にかかわらず診断対象となる系内を常に目
標負圧にすることができ、その結果、誤診断を防止し
て、故障診断処理装置の信頼性を向上させることができ
るという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエバポパージシステムの故障診断装
置における一実施の形態の蒸発燃料処理装置の構成図で
ある。
【図2】 本発明のエバポパージシステムの故障診断装
置における一実施の形態のパージ制御弁の駆動ルーチン
を示すフローチャートである。
【図3】 本発明のエバポパージシステムの故障診断装
置における一実施の形態のキャニスタ側の故障診断処理
ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】 本発明のエバポパージシステムの故障診断装
置における一実施の形態のキャニスタ側の故障診断処理
ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】 本発明のエバポパージシステムの故障診断装
置における一実施の形態のキャニスタ側の故障診断処理
ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】 本発明のエバポパージシステムの故障診断装
置における一実施の形態の全開パージ流量とエンジン負
荷との関係を示すマップである。
【図7】 本発明のエバポパージシステムの故障診断装
置における一実施の形態のキャニスタ側の故障診断時の
圧力挙動を示す図である。
【図8】 従来の一般的なエバポパージシステムの故障
診断装置における故障診断時の圧力挙動を示す図であ
る。
【図9】 高地と低地での大気圧の差異を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 蒸発燃料処理装置 13 バキュームスイッチングバルブ(パージ制御弁) 15 キャニスタ 16 活性炭(吸着剤) 19 燃料タンク 20 大気弁 23 大気圧センサ(大気圧検出手段) 50 ECU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)燃料タンクの蒸発燃料をキャニス
    タ内の吸着剤で吸着し、所定の運転条件下で前記キャニ
    スタ内の吸着燃料をパージ制御弁を介して内燃機関の吸
    気系にパージする蒸発燃料処理装置と、(ロ)キャニス
    タと大気との連通遮断を制御する大気弁と、(ハ)大気
    弁を閉弁し且つパージ制御弁を開弁して内燃機関の吸気
    負圧を蒸発燃料処理装置の系内に導入し、内燃機関の運
    転状態に基づいて設定された大気弁の閉弁からパージ制
    御弁を閉弁するまでの負圧導入時間の経過後にパージ制
    御弁を閉弁し、その後の該系内の圧力挙動に基づいて蒸
    発燃料処理装置の故障の有無を判定する故障判定手段
    と、(ニ)大気圧を検出する大気圧検出手段と、(ホ)
    前記負圧導入時間を大気圧に応じて可変する導入時間可
    変手段と、を備えたことを特徴とするエバポパージシス
    テムの故障診断装置。
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