JPH10117718A - 油揚げの製造法 - Google Patents

油揚げの製造法

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JPH10117718A
JPH10117718A JP8293403A JP29340396A JPH10117718A JP H10117718 A JPH10117718 A JP H10117718A JP 8293403 A JP8293403 A JP 8293403A JP 29340396 A JP29340396 A JP 29340396A JP H10117718 A JPH10117718 A JP H10117718A
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Iwao Yanase
巖 簗瀬
Seiichi Toeda
誠一 戸枝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 香味のある油揚げを提供する。 【解決手段】 豆乳に香味成分として、マシタード等の
香辛料の抽出物および/または該抽出物の乳化物および
/またはエマルジョン型香料を添加して豆腐(生地)を
作り、これを油で揚げることからなる油揚げの製造法。 【効果】 製品として形崩れ等がなく、香味の優れた油
揚げが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、香味の優れた油揚
げの製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】油揚げは日本固有の食材で、煮物、味噌
汁の具、稲荷寿司等、日常の生活に欠かせないものであ
る。従来は、油揚げ用の油脂には、日本産の菜種種子を
焙煎して搾油したいわゆるナタネ赤水が使用されてき
た。これは、油揚げの独特な香ばしい風味が日本人に好
まれてきたためである。ところが、日本国内の菜種の生
産量が減少するとともに、北米からの輸入品が増加して
きたが、甲状腺肥大の防止を目的とする品種改良が行わ
れた結果、現在では、エルカ酸含有量の低いキャノーラ
種の菜種油に置き代わっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、脂肪酸組
成が大きく変ったため、油揚げ製造にナタネ油を用いて
も、従来のように、食欲と郷愁を誘う香ばしい匂のする
油揚げが得られなくなった。油揚げに香味を付ける方法
としては、油揚げを揚げる植物性油脂にカラシ種子油、
パプリカ油、フェネル油等の香辛料を添加する方法(特
公平7−32675号公報)、油揚げ用の豆腐を作るた
めの豆乳中に粉末とうがらし等の香辛料を添加する方法
(特開平2−261355号公報)が知られている。し
かし、前者の方法では油の品質保持に難があり、後者の
方法では、香辛料が均一に豆乳中に分散せず、製品の形
状と匂が不揃いになるという欠点があった。本発明は、
油揚げ製造における上記の問題点を克服し、食欲と郷愁
を誘う香ばしい匂を有する油揚げを提供せんとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、この目的
のために鋭意検討を重ねた結果、豆乳中に香味成分、と
りわけ水系である豆乳に分散しやすい、含水アルコール
抽出物やエマルジョン型の香味成分を添加すると、香ば
しい匂を均一に発散する油揚げが得られることを見出し
本発明を完成した。すなわち、本発明は豆乳に香味成分
として、香辛料抽出物または該抽出物の乳化物またはエ
マルジョン型香料を添加することを特徴とする油揚げの
製造法である。
【0005】通常、油揚げを製造するには、豆乳から比
較的硬めの豆腐を作り、それを薄く切り、充分に水を切
った後、最初110〜120℃程度の低温の油で揚げ
(所謂“のばし”)、次いで180〜200℃程度の高
温の油で揚げる(所謂“からし”)工程が採られてい
る。豆乳は挽き砕いた大豆に水を加えて煮沸して得られ
る白濁液であるため、匂付けのために粉末状の香味料や
香辛料を添加しても容易に分散せず、香味料等の粉末が
不均一に分散した豆腐(生地)が出来、そのため上記の
“のばし”および“からし”の段階で油揚げの形状を不
揃いにさせ商品価値を失う結果となる。また、油中に各
種の香料を添加しても、上記“からし”が180〜20
0℃程度の高温で行われるため、製造中に香料成分の過
半が揮発散逸し、製品としての油揚げには匂が殆ど残ら
ない。
【0006】
【発明の実施の形態】しかるに本発明においては、香辛
料抽出物、例えば含水アルコール抽出物や該抽出物の乳
化物またはエマルジョン型香料を豆乳に添加するため、
混合されると同時に豆乳中に均一に分散し、該豆乳から
得られる豆腐(生地)中に均一に含まれるとともに香料
成分が当該抽出物やエマルジョン中に取り込まれている
ため、上記“のばし”、“からし”工程を経ても容易に
飛散せず、出来上がった油揚げに香りを留めることが可
能となる。
【0007】本発明において、香辛料抽出物やエマルジ
ョン型香料の添加量には特に制限はないが、好ましくは
豆乳の重量に対して0.05〜1.0%、好ましくは
0.1〜0.3%である。0.05%以下では香料の成
分が少量過ぎて匂が乏しくなり、一方1.0%以上にな
ると油揚げ製造の原料価格が増大し経済的でない。
【0008】また、本発明は香辛料が、マスタード単独
またはマスタードにタラゴン、マジョラム、コリアンダ
ー、タイムの群から選ばれる1種または2種以上を混合
したものであることを特徴とする。そのうち、特に香辛
料を焙焼したものを用いると、香ばしい風味が得られ
る。焙焼法は、当該香辛料を120〜170℃で15〜
60分程度加熱する方法による。抽出物においては、イ
ソチオシアネート(isothiocyanate)が必須成分であ
り、香ばしい風味の主体である。その他、香辛料の種子
に含有される各種の精油のうち、リナロール(linaloo
l)、ピネン(pinene)、テルピネン(terpinene)等が
渾然一体となって香ばしい匂を発生するものと思われ
る。これらの抽出には、抽出溶媒として水、水性アルコ
ールが通常使用され常温または加温下で行われるが、場
合によっては食用油等で抽出しても良い。
【0009】更に、本発明はエマルジョン型香料が、香
料成分化合物のエステル類、アルデヒド類、アルコール
類、ラクトン類の4類の群から各々1種以上を選択した
化合物を香気成分として含有することを特徴とする。
【0010】本発明に用いられるエステル類としては、
エチルリノレート(ethyl linolate)、エチルオレエー
ト(ethyl oleate)等があり、これらは1種または2種
以上混合して使用できる。アルデヒド類としては、2,
4−デカジナール(2,4-decadinal )、2,4−ヘプタ
ジエナール(2,4-heptadienal )等があり、これらは1
種または2種以上混合して使用できる。アルコール類と
しては、ベンジルアルコール(benzyl alcohol)、ヘプ
タノール(heptanol)等があり、これらは1種または2
種以上混合して使用できる。
【0011】ラクトン類としては、γ−ウンデカラクト
ン(γ-undecalactone)、γ−オクタラクトン(γ-oct
alactone)等があり、これらは1種または2種以上混合
して使用できる。これらの4系列の香気成分は、エマル
ジョン型香料製造時に、各々必要に応じて配合すること
ができる。なお、これらの4系列の香気成分の他に、必
要に応じてケトン類、脂肪酸類、炭化水素類、フェノー
ル類、チオール類等の香気成分を少量加えても良い。
【0012】香辛料抽出物および香料の乳化またはエマ
ルジョン化には、適量の水に香辛料抽出物または香料を
加え、必要に応じ適量のとうもろこし油、大豆油等の食
用油を加え、乳化剤を添加してホモジナイザー等で攪拌
して行う。これらの食用油は、エマルジョンの安定化に
寄与するとともに、香味成分を豆乳の固形分中に固定
し、有効な香味成分を保持する作用を有する。乳化剤と
しては、レシチン、アラビアガム、CMC、ソルビトー
ル、多糖類、糖質誘導体等食品分野で通常使用されるも
のを用いることができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明の主
旨はもとよりこれに限定されるものではない。
【0014】参考例1 エマルジョン型香料の製造 水55部(重量、以下同じ)に、とうもろこし油15
部、乳化剤としてレシチンを25部加えて、香気成分と
してオレイン酸エチル1.5部、2,4−ヘプタジエナ
ール0.5部、ヘプタノール0.25部、γ−ウンデカ
ラクトン0.25部を添加して、ホモジナイザーにより
エマルジョン化した。本エマルジョンは、25℃で3ケ
月安定であった。
【0015】参考例2 エマルジョン型香料の製造 とうもろこし油を使用しない他は、参考例1と同様にし
てエマルジョン型香料を製造した。本エマルジョンは、
25℃で1ケ月安定であった。
【0016】参考例3 香辛料抽出物の製造 150℃で30分間焙煎したマスタードの種子(ブラッ
クマスタードシード)2Kgをミキサーで粉砕した。こ
れに90%含水エタノール10Kgを加え室温下で1時
間攪拌・抽出後、濾過した。濾液を濃縮して、香辛料抽
出物を得た。
【0017】参考例4 香辛料抽出物の乳化物の製造 参考例3と同じ方法で得た香辛料抽出物に、30%(重
量)アラビアガム水溶液320gを加えて更に濃縮し
て、香辛料抽出物の乳化物400gを得た。本乳化物
は、25℃で3ケ月安定であった。
【0018】実施例1 油揚げの製造 油揚げ生地用豆乳65Kgを60℃に加熱し、参考例1
で製造したエマルジョン型香料200gを添加し、硫酸
カルシウム100gを加えた後、10分間攪拌しながら
凝固させ、5分間静置した後、上澄を分取した。型に入
れて、水切りをして豆腐を作り、これを薄切りにして、
一枚当たり、重さ45g、水分75%、厚さ0.8〜
0.9cmの生地(豆腐)を作成した。この生地を菜種
白絞油にて、110℃で5分および180℃で3分の2
度揚げをして、油揚げを製造した。
【0019】実施例2 油揚げの製造 参考例1で製造したエマルジョン型香料に代えて、参考
例2で製造したエマルジョン型香料を用いた他は実施例
1と同様に実施して油揚げを製造した。
【0020】実施例3 油揚げの製造 参考例1で製造したエマルジョン型香料に代えて、参考
例3で製造した香辛料抽出物を用いた他は実施例1と同
様に実施して油揚げを製造した。
【0021】実施例4 油揚げの製造 参考例1で製造したエマルジョン型香料に代えて、参考
例4で製造した香辛料抽出物の乳化物を用いた他は実施
例1と同様に実施して油揚げを製造した。
【0022】比較例1 香味成分を添加しない点を除いては、実施例1と同様に
実施して油揚げを製造した。 比較例2 香味成分を添加しない点および菜種白絞油にカラシ種子
油を20重量%加えた油で生地を揚げた点を除いて、実
施例1と同様に実施して油揚げを製造した。このカラシ
種子油を加えた菜種油は、25℃で保存中、6日目にカ
ラシ種子油が分離し、不均一になった。
【0023】比較例3 本発明の香味成分の代わりに、豆乳中に粉末とうがらし
3Kgを加えて生地を製造した点を除いては、実施例1と
同様に実施して油揚げを製造した。
【0024】香味成分の流出試験 実施例1及び2において、各々の分取した上澄液をガス
クロマトグラフィー(ヘッドスペース法)により分析
し、上澄液に流出した香気成分の量を測定し、油げ原料
への残存率を求めた。 分析条件:島津製作所 CG−14A 検出器 FIR キャリヤーガス He 400ml/min カラム TC−WAX 30m×0.5mm I.D.1.0μm ヘッドスペース 150℃ 30分保持 カラム温度条件 100℃ 5分間 → 50℃/minで昇温 → 130℃ 5分間 その結果を表1に示す。
【0025】官能試験 油揚げ製造後30分後に、10人のパネラーに油揚げの
香ばしさと形状を5点法で評価させた。最も良いのが
5、最も悪いのが1とし、10人の平均をとった。結果
を表2に示す。
【0026】上記の結果からわかるように、香味成分を
加えない生地を菜種白絞油にて揚げた比較例1のもの
は、当然のことながら香ばしさの点で劣っているが、形
状での崩れは認められない。無添加の生地をカラシ種子
油を加えた油で揚げた比較例2は形状に問題はないが、
香ばしさではやはり劣っており、粉末とうがらしを加え
た生地を揚げた比較例3では、香ばしさ、形状ともに劣
っていた。これに対して、実施例1および2のものはい
ずれも良好な結果を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀井 功 神奈川県小田原市中町3−9−26 株式会 社昭和農芸内 (72)発明者 簗瀬 巖 神奈川県小田原市中町3−9−26 株式会 社昭和農芸内 (72)発明者 戸枝 誠一 神奈川県小田原市中町3−9−26 株式会 社昭和農芸内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豆乳に香味成分として、香辛料抽出物お
    よび/または該抽出物の乳化物および/またはエマルジ
    ョン型香料を添加することを特徴とする油揚げの製造
    法。
  2. 【請求項2】 香辛料が、マスタード単独またはマスタ
    ードにタラゴン、マジョラム、コリアンダー、タイムの
    群から選ばれる1種または2種以上を混合したものであ
    る請求項1に記載の油揚げの製造法。
  3. 【請求項3】 香辛料抽出物が、イソチオシアネートお
    よび/またはその誘導体を必須成分とする請求項1また
    は2に記載の油揚げの製造法。
  4. 【請求項4】 焙焼した香辛料を用いることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1項に記載の油揚げの製
    造法。
  5. 【請求項5】 エマルジョン型香料が、エステル類、ア
    ルデヒド類、アルコール類、ラクトン類の4類の群から
    各々1種以上を選択した化合物を香気成分として含有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の油揚げの製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013074853A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Tajimaya Shokuhin Kk 唐辛子を含有する大豆加工食品

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