JPH10117057A - プリント基板への実装方法及びプリント基板 - Google Patents
プリント基板への実装方法及びプリント基板Info
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- JPH10117057A JPH10117057A JP26890496A JP26890496A JPH10117057A JP H10117057 A JPH10117057 A JP H10117057A JP 26890496 A JP26890496 A JP 26890496A JP 26890496 A JP26890496 A JP 26890496A JP H10117057 A JPH10117057 A JP H10117057A
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
ができるプリント基板への実装方法及びプリント基板を
提供する。 【解決手段】 先ず、ロール状に巻回されたPETフィ
ルムを印刷可能な面積に裁断し、この上に、導電性ペー
ストを印刷して、150℃の温度で30分間乾燥させる
ことにより、配線12を形成する。次いで、コネクタ端
子部25と部品を実装する領域とを除く領域上にレジス
トを印刷し、これを乾燥させることにより、絶縁膜15
を形成した後、VIC抜きをすることにより、複数枚の
プリント基板11が形成される。次に、コネクタ端子部
25、孔19の周辺に導電性の接着剤13a、13bを
印刷し、この上に銅箔14a、14bを接着し、導電性
接着剤13a、13bを硬化させる。
Description
プリント基板への実装方法及びその実施に使用するプリ
ント基板に関し、特に、生産性を向上させることができ
ると共に、これに使用されるプリント基板がコネクタ等
に挿入されて使用する場合においても、コネクタ等との
接触部の耐久性を高めることができるプリント基板への
実装方法及びプリント基板に関する。
て説明する。図8は従来のプリント基板を示す断面図で
あり、図9はその平面図である。従来のプリント基板
は、PET等からなる基板1上に、銀等の導電性ペース
トをパターン印刷することにより、配線2が形成されて
いる。また、この配線2の先端部を覆うようにカーボン
ペーストを選択的に印刷することにより、配線2の先端
部上に保護膜3が形成されている。この保護膜3が形成
された部分の一部がコネクタ等と接続される端子部5と
なっている。更に、端子部5を除く基板1、配線2及び
保護膜3を覆うようにレジストを印刷することにより、
絶縁膜4が形成されている。
ては、端子部5をコネクタ等に挿入する場合、端子部5
とコネクタ内の導電部とを接触させることにより、プリ
ント基板上の配線(導電性ペースト)2とコネクタ側と
の配線とを接続する。この配線2上に印刷された保護膜
(カーボンペースト)3は、配線(導電性ペースト)2
を保護する作用を有しており、端子部5のコネクタ等と
の挿抜による劣化を抑制することができる。
れているが、この場合、保護膜が形成されていない配線
2と部品の導電部とを接触させることにより、両者を電
気的に接続する。そこで、このようなプリント基板への
バルブ等の部品の実装方法について、以下に説明する。
ムを、印刷機の印刷可能な面積に応じて、例えば約1m
2の面積に裁断する。そして、このPETフィルム上
に、例えば約10μmの厚さで導電性ペーストをパター
ン印刷して、150℃の温度で30分間乾燥させること
により、配線2を形成する。次いで、配線2のコネクタ
との接続部分に端子部を形成するために、配線2の一部
の領域を覆うようにカーボンペーストを選択的に印刷
し、再度、例えば150℃の温度で30分間乾燥させる
ことにより、保護膜3を配線2上に形成する。これによ
り、コネクタとの端子部5を形成する。
ネクタとの端子部5を除くPETフィルム、配線2及び
保護膜3を覆うように、レジストを印刷して乾燥させる
ことにより、絶縁膜4を形成する。これらの配線2、保
護膜3及び絶縁膜4は必要とされる基板の大きさに応じ
て、複数個の回路パターンが1枚のPETフィルム上に
印刷されているので、絶縁膜4の形成後に型抜き(VI
C抜き)をすることにより、所望のサイズのプリント基
板1を形成する。
するための端子部上に導電性接着剤を印刷した後、チッ
プ抵抗等の部品(図示せず)を実装する。その後、例え
ば、150℃の温度で30分間の乾燥処理を実施するこ
とにより、前記導電性接着剤を硬化させる。その後、実
装部分を除く部分に封止樹脂(図示せず)を塗布し、更
にまた、この封止樹脂を乾燥硬化させる。このような工
程により、部品をプリント基板に実装することができ
る。
抵抗等の部品をプリント基板に実装する工程において
は、複数回の印刷及び乾燥の工程が繰り返し実施されて
いるため、その工程が煩雑であり、生産性が悪いという
問題点がある。
端子部5において、保護膜3及び配線2は、カーボンペ
ースト及び導電性ペーストを印刷することによって形成
されたものであるので、その厚さが薄くなってしまう。
従って、端子部5において、保護膜3による保護効果は
低く、特に、コネクタに挿入して使用される場合におい
ては、コネクタとの挿抜によって、端子部5が劣化しや
すいという問題点がある。また、端子部5の耐久性の向
上を目的として、これらの保護膜3及び配線2の厚さを
厚くしようとしても、従来より使用されている印刷機で
は、1回の印刷工程でカーボンペースト及び導電性ペー
ストの厚さを厚く印刷することは困難である。
のであって、印刷工程数を削減して生産性を向上させる
ことができると共に、これに使用されるプリント基板が
コネクタ等に挿入されて使用する場合においても、コネ
クタ等との接触部の耐久性を高めることができるプリン
ト基板への実装方法及びプリント基板を提供することを
目的とする。
板への実装方法は、基板上に導電性材料を印刷する第1
工程と、前記導電性材料を乾燥させる第2工程と、前記
導電性材料上の端子部となる領域を除く領域に絶縁膜を
形成する第3工程と、前記端子部となる領域に銅箔を接
着すると共に、所定部位に部品を実装する第4工程と、
を有することを特徴とする。
記基板上に選択的に印刷された導電性材料と、前記導電
性材料上の端子部となる領域に接着された銅箔と、前記
端子部を除く部分に形成された絶縁膜と、を有すること
を特徴とする。
れる端子部において、配線を構成する導電性ペースト上
に、カーボンペーストの替りに銅箔を接着するので、導
電性材料を保護するための保護膜(カーボンペースト
等)を形成する印刷及び乾燥の専用の工程が不要になる
と共に、部品実装時の乾燥工程と銅箔接着時の乾燥工程
を同一の工程で実施することができるため、生産性が著
しく向上する。
プリント基板においては、基板上に選択的に印刷された
導電性材料上に、銅箔が接着されている。この銅箔が接
着された部分は、例えば、プリント基板がコネクタ等に
接続されるときには、このコネクタの導電部と接続され
る端子部となり、部品が実装される場合には、部品の導
電部と接続される端子部となる。これらの端子部は、コ
ネクタとの挿抜時又は部品の装着及び取り外し時に発生
する摩擦等によって劣化しやすいが、本発明において
は、端子部が銅箔により覆われており、この銅箔は印刷
により形成するものではなく、接着剤によって接着する
ものであるので、所望の厚さに設定することができる。
従って、端子部の劣化を防止することができる。
て添付の図面を参照して具体的に説明する。
のコネクタとの端子部を示す断面図である。また、図2
は本発明の実施例に係るプリント基板の部品実装部の製
造方法を工程順に示す平面図であり、図3(a)は本実
施例において使用する部品の形状例を示す左側面図であ
り、(b)はその正面図、(c)はその右側面図、
(d)はその底面図、(e)は(a)のB−B線に沿う
断面図である。更に、図4はプリント基板を固定する固
定具を示す平面図であり、図5は部品が実装された端子
部を示す断面図である。
ムを印刷機の印刷可能な面積に応じて、例えば約1m2
の面積に裁断する。そして、このPETフィルム上に、
導電性ペーストをパターン印刷して、150℃の温度で
30分間乾燥させることにより、配線12を形成する。
図2(a)に示すように、配線12の部品20が実装さ
れる領域には、所望の大きさを有する孔19が形成され
ている。図3に示すように、例えば、部品20には円周
方向の2カ所に突出するフランジが上部と下部に夫々2
枚ずつ設けられており、上部フランジ21aの下面に
は、部品20の導電部22が配置されている。また、上
部フランジ21aと下部フランジ21bとの間には、対
向する位置にストッパ21cが形成されている。部品2
0は基板に設けられた孔19に挿入することにより取り
付けられるので、孔19は部品20を挿入することがで
きる形状及びサイズで形成されている。
実装する領域とを除く領域上にレジストを印刷し、これ
を乾燥させることにより、絶縁膜15を形成する。これ
らの配線12及び絶縁膜15等は必要とされる基板の大
きさに応じて、複数個の回路パターンが1枚のPETフ
ィルム上に印刷されているので、絶縁膜15の形成後に
型抜き(VIC抜き)をすることにより、所望のサイズ
の複数枚のプリント基板11が形成される。
に選択的に導電性の接着剤13a及び13bを印刷した
後、この接着剤13a及び13b上に銅箔14a及び1
4bを接着する。そして、例えば、150℃の温度で3
0分間の乾燥処理を実施することにより、導電性接着剤
13a及び13bを硬化させる。これにより、コネクタ
との接続部及び部品実装部が形成される。その後、プリ
ント基板上に封止樹脂(図示せず)を塗布し、更にま
た、これを乾燥硬化させる。
定する固定具23には、基板11に形成された孔19と
同一の形状及びサイズで孔29が形成されている。従っ
て、図5に示すように、部品20をプリント基板11に
取り付ける際には、基板11の孔19と固定具23の孔
29とを整合させて配置し、部品20を孔19及び29
に挿入して、部品20を円周方向に回転させる。そうす
ると、銅箔14bが形成された部分は孔19の方向に突
出した形状になっているので、この突出部が部品20の
ストッパ21cに当たり、部品20は基板11及び固定
具23に固定されると共に、部品20の導電部22と銅
箔14bとが接触し、部品20が基板11上の配線12
に電気的に接続される。
する保護膜(銅箔14a及び14b)を形成するための
専用の工程が不要となり、銅箔14a及び14bを基板
上に接着することにより、コネクタとの接続部及び部品
実装部を同時に形成することができ、それらの乾燥工程
は1回のみとなる。従って、コネクタとの接続部及び部
品実装部を形成するための印刷工程数を削減することが
でき、プリント基板の生産性を向上させることができ
る。
バルブのように繰り返して取り外し及び取り付けされる
ものである場合においても、所望の厚さの銅箔14bが
接着されているので、プリント基板11上の端子(銅箔
14b及び配線12)の劣化を防止することができる。
いて、更に説明する。
クタに挿入された状態を示す平面図であり、図7は図6
のA−A線に沿う断面図である。図6及び7に示すよう
に、コネクタとの端子部の構成は、図1に示すものと同
様である。そして、このプリント基板の端子部はコネク
タ18内に挿入されており、これにより、プリント基板
のコネクタ端子部(銅箔14a)と、コネクタ18内の
導電部17とが接触している。
ては、端子部をコネクタ18内に挿入することにより、
プリント基板上の配線12とコネクタ18側の導電部1
7との配線とを、銅箔14a及び導電性接着剤13aを
介して接続させる。
ているものではなく、接着剤13aによって配線12上
に接着されているものであるので、その厚さを所望の厚
さに設定することができる。従って、端子部において、
コネクタ18との挿抜によって摩擦が発生しても、銅箔
14a及び配線12の劣化を防止することができる。
ば、プリント基板の製造時において、コネクタ端子部を
保護する銅箔を接着する工程と、部品実装部を形成する
工程とを同時に実施することができるので、印刷工程数
を削減することができ、生産性を向上させることができ
る。また、本発明によれば、プリント基板上の端子部が
銅箔によって保護された構造を有するので、この保護膜
の厚さを厚くして端子部の耐久性を向上させることがで
きる。
との端子部を示す断面図である。
部の製造方法を工程順に示す平面図である。
例を示す左側面図であり、(b)はその正面図、(c)
はその右側面図、(d)はその底面図、(e)は(a)
のB−B線に沿う断面図である。
ある。
された状態を示す平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 基板上に導電性材料を印刷する第1工程
と、前記導電性材料を乾燥させる第2工程と、前記導電
性材料上の端子部となる領域を除く領域に絶縁膜を形成
する第3工程と、前記端子部となる領域に銅箔を接着す
ると共に、所定部位に部品を実装する第4工程と、を有
することを特徴とするプリント基板への実装方法。 - 【請求項2】 基板と、前記基板上に選択的に印刷され
た導電性材料と、前記導電性材料上の端子部となる領域
に接着された銅箔と、前記端子部を除く部分に形成され
た絶縁膜と、を有することを特徴とするプリント基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26890496A JP3751379B2 (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | プリント基板への実装方法及びプリント基板 |
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---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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CN111919519A (zh) * | 2018-04-12 | 2020-11-10 | 三菱电机株式会社 | 用保护膜包覆的印刷电路基板及其制造方法 |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP26890496A patent/JP3751379B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN111919519B (zh) * | 2018-04-12 | 2024-01-12 | 三菱电机株式会社 | 用保护膜包覆的印刷电路基板及其制造方法 |
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