JPH10116511A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH10116511A
JPH10116511A JP18687797A JP18687797A JPH10116511A JP H10116511 A JPH10116511 A JP H10116511A JP 18687797 A JP18687797 A JP 18687797A JP 18687797 A JP18687797 A JP 18687797A JP H10116511 A JPH10116511 A JP H10116511A
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opening
incident
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Tadashi Yamanaka
正 山中
Mitsuhiko Nakatsuji
光彦 中辻
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数を削減し構造を簡単にできかつ小型化
できる照明器具を提供する。 【解決手段】開口3を有しその開口3の奥にランプソケ
ット5を有する器具本体1と、ランプソケット5に装着
されたランプ10のグレアカット用の不透過部21を一
体形成して開口3を塞ぐように器具本体1に設けられた
透光部材2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照明器具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ランプからの紫外線をカットしたり、ラ
ンプ破損時に破片が外部に飛び散るのを防止したり、ラ
ンプの高熱部に対する保護等のため、前面にプブロテク
タを有する照明器具があった。これに対して、点灯時に
高温となるランプを使用した照明器具は下面開放型であ
ったため、ランプや反射板に直接、手や物が触れるおそ
れがあった。またランプが万一破損した場合にランプの
破片が飛び散った。このため、点灯時に高温となるラン
プを使用するものにおいても前面にプロテクタを設ける
必要があった。
【0003】この種の従来例を図7に示す。すなわち、
この従来例は、点灯時に高温になったランプ70に直接
手や物が触れないように、また紫外線をカットするよう
に器具本体71の開口72を塞ぐ前面ガラス73を開口
72に設けている。74はランプソケットである。一
方、従来図8に示すように、グレアカットのため器具本
体71の開口72の中央にグレアカットカバー75を設
けて、ランプ70の直射光を遮るようにしたものがあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示すプ
ロテクタとしての前面ガラス73とともに、図8に示す
グレアカットカバー75を器具本体71の開口72に設
ける場合、構造が複雑になり、器具が大型になり、かつ
部品点数が増大するという欠点があった。したがって、
この発明の目的は、部品点数を削減し構造を簡単にでき
かつ小型化できる照明器具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の照明器具は、
開口を有しその開口の奥にランプソケットを有する器具
本体と、前記ランプソケットに装着されたランプのグレ
アカット用の不透過部を一体形成して前記開口を塞ぐよ
うに前記器具本体に設けられた透光部材とを備えたもの
である。
【0006】請求項1の照明器具によれば、透光部材に
よりランプ破損時の破片の外部への飛散が防止でき、ま
た不透過部によりグレアカットすることができる。さら
に透光部材に不透過部を一体形成したため、従来例と比
較して部品点数を削減できコストダウンを図れるととも
に、グレアカット部の表面積を小さくできるため器具効
率がアップし、また透光部材を保持する構造のみ備えて
グレアカットのための保持構造は不要なため構造が簡単
で器具が小型化できる。
【0007】請求項2の照明器具は、関口を有しその開
口の奥にランプソケットを有し前記ランプソケットに装
着されたランプの光を前方に反射する反射部村を有する
器具本体と、前記開口を塞ぐように前記器具本体に設け
られた透光部材とを備え、前記反射部材の反射光の器具
光軸に対する最大交差角以上の交差角度で、前記透光部
材に入射する前記ランプの直射光に対して、入射角が臨
界角となるように前記透光部材の形状を設定したことを
特徴とするものである。
【0008】請求項2の照明器具によれば、ランプの直
射光の器具光軸に対する交差角が反射部材の反射光の最
大交差角以上の光は透光部材を全反射するのでグレアカ
ットされる。また反射部材の反射光は最大交差角以下で
あるのですべて透光部材を透過する。したがって、請求
項1の効果のほか、直射光が反射部材の反射光の照射パ
ターン外に照射されないため美しい照射パターンが可能
になる。
【0009】請求項3の照明器具は、開口を有しその開
口の奥にランプソケットを有し前記ランプソケットに装
着されたランプの器具光軸の方向に延びた発光部の光を
前方に反射する反射部材を有する器具本体と、前記開口
を塞ぐように前記器具本体に設けられた透光部材とを備
え、前記反射部材の反射光の器具光軸に対する最大交差
角以上の交差角度で、前記透光部材に入射する前記発光
部の後端からの直射光に対して、入射角が臨界角となる
ように前記透光部材の形状を設定するとともに、前記器
具光軸に対して前記最大交差角をもつ前記発光部の先端
からの直射光が前記透光部材に入射する入射位置を内周
端とし、かつ前記発光部の後端からの直射光が前記透光
部材に入射する入射位置を外周端とするリング状の範囲
の前記透光部材に不透過部を形成したことを特徴とする
ものである。
【0010】請求項3の照明器具によれば、器具光軸に
対して最大交差角以上の交差角をもつ発光部の後端から
の直射光は透光部材を全反射するためグレアカットさ
れ、器具光軸に対して最大交差角以上の交差角をもつ発
光部の先端からの直射光は不透過部および透光部材の全
反射によりグレアカットされる。このように、発光部の
先端および後端からの最大交差角の直射光で囲まれた光
束をグレアカットするようにリング状の不透過部を形成
したため、透光部材に入射する最大交差角の直射光に対
して臨界角をなさない透過部材の中央部の形状を大きく
することができるとともに、器具光軸の方向の高さを低
くすることができ、このため透光部材とランプとの間の
距離を大きくすることができるので透光部材の温度を低
減することができ、また透光部材の内側の器具本体内の
容積を大きくすることができるのでランプ封止部や灯具
外郭の温度の低減が可能となる。その他、請求項2と同
様な効果がある。
【0011】請求項4の照明器具は、請求項2または請
求項3において、前記透光部材の形状は、前記反射部材
の反射光の器具光軸に対する最大交差角以上の交差角度
で前記透光部材に入射する前記ランプの直射光が、前記
透光部材の外側表面で全反射するように前記透光部材の
外側表面を凹設しているものである。請求項4の照明器
具によれば、請求項2または請求項3と同様な効果があ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1により説明する。すなわち、この照明器具は、器具本
体1と、プロテクタとしての透光部材2とを有する。器
具本体1は、開口3を有し、その開口3の奥にランプソ
ケット5を有する。実施の形態では、器具本体1は上端
にアーム6を設け、アーム6の上端のフランジ6aを天
井(図示せず)に取付けている。この器具本体1にラン
プソケット5を取付け、ランプソケット5の前方に筒状
のセード7を配置して器具本体1にねじ8により一体に
取付け、セード7の前端にプロテクタ取付枠18を取付
けている。またランプソケット5に装着されるランプ1
0を包囲する略筒状の赤外線反射板11を、ねじ12に
よりセード7に取付け、赤外線反射板11の内部に反射
部材として反射鏡であるダイクールミラー13を挿入
し、ダイクールミラー13の先端部をランプ10に通し
て赤外線反射板11のソケット側端部の内つば14に係
止し、赤外線反射板11の関口側端部の内周に形成した
周溝15に固定リング16を嵌合し、この固定リング1
6でダイクールミラー13を押え固定している。ランプ
10はハロゲンランプのうちのミニハロゲンランプを用
いている。10aは器具光軸Hの方向に延びた発光部で
あるフィラメント(楕円発光管)である。またダイクー
ルミラー13はランプソケット5に装着されたランプ1
0の光を前方に反射する、具体的には器具光軸Hに略平
行に反射するもので、ランプ10の側面および背面に位
置する。
【0013】透光部材2は、ランプソケット5に装着さ
れたランプ10のグレアカット用の不透過部21を一体
形成して開口3を塞ぐように器具本体1に設けられてい
る。実施の形態では、透光部材2は光が透過し空気が不
透過である材質であり、具体的には強化ガラスを用い、
断面略山形すなわちこの実施の形態では略円錐台形状に
形成され、上端部は部分球状に凹設し、その表面に黒色
の塗装または可視光反射膜の蒸着を施して不透過部21
を形成している。この不透過部21の大きさは、透光部
材2を図1に示すように器具本体1に取付けた状態で、
ランプ10のフィラメント10aの後端と関口3の緑部
とを結ぶ直線Lに交差する位置が最外周となるように決
められて、確実なグレアカットを確保している。また透
光部材2の下端部は外つば22を形成しており、プロテ
クタ取付枠18の内周に形成した内つば19のランプソ
ケット5側に載せている。そして、リング板状のガラス
押え23の内周側が低くなるように段曲げされており、
その内周側で外つば22を押え、外周側に形成したねじ
挿通孔にばね26付ねじ17を通して、プロテクタ取付
枠18に形成したねじ孔にねじ込むことにより、ガラス
押え23で透光部材2を内つば19に弾性的に押えて固
定している。プロテクタ取付枠18は外周につばを形成
し、セード7の係止部7aを挿通する切欠(図示せず)
をつばに形成し、バヨネット式にプロテクタ取付枠18
を差込み回転することにより、つばを係止部7aに係止
してプロテクタ取付枠18をセード7に取付けている。
この場合ガラス押え23にも係止部7aを挿通する切欠
を形成する。あるいはつばを省略してガラス押え23に
係止部7aを挿通する切欠を形成してガラス押え23を
係止部7aに係止してもよい。
【0014】この実施の形態によれば、透光部材2によ
りランプ破損時の破片の外部への飛散が防止でき、また
不透過部21こよりグレアカットすることができる。さ
らに透光部材2に不透過部21を一体形成したため、従
来例と比較して部品点数を削減できコストダウンを図れ
るとともに、グレアカット部の表面積を小さくできるた
め器具効率がアップし、また透光部材2を保持する構造
のみ備えてグレアカットのための保持構造は不要なため
構造が簡単で器具が小型化できる。
【0015】この発明の第2の実施の形態を図2に示
す。すなわち、この照明器具は、第1の実施の形態にお
いて、透光部材2の形状を、反射部材であるダイクール
ミラー13の反射光のうちのランプ10の器具光軸Hに
対して最大に交差する反射光L 1 の最大交差角θ以上の
交差角度で透光部材2に入射するランプ10の直射光L
2 に対して、透光部材2の表面への入射角が臨界角とな
るように設定している。ここで、最大交差角θとは、ラ
ンプフィラメント10aの先端(透光部材2に近い側)
からダイクールミラー13の開口端部への反射光L1
器具光軸Hに対する交差角を指す。また実施の形態の透
光部材2は、器具光軸H上を頂部として両側が器具光軸
Hに対して一定勾配に傾斜した断面山形に形成している
が、全体形状は略円錐形状に形成している。そして、ラ
ンプ10の直射光の入射角が、透光部材2に対して最大
交差角θ以下となる部分すなわち透光部材2の平らな中
央頂部に第1の実施の形態と同様に不透過部21を設け
ている。
【0016】この実施の形態によれば、ランプ10の直
射光のうち器具光軸Hに対する交差角がダイクールミラ
ー13の反射光の最大交差角θ以上の直射光L2 は透光
部材2を全反射するのでグレアカットされる。またダイ
クールミラー13の反射光は最大交差角θ以下であるの
ですべて透光部材2を透過する。したがって、直射光が
ダイクールミラー13の反射光の照射パターン外に照射
されないため美しい照射パターンが可能になる。
【0017】また不透過部21は第1の実施の形態と比
較して小さい範囲でよくなる。その他の構成および作用
効果は第1の実施の形態と同様である。なお、不透過部
21はなくてもよい。照明器具の透光部材2に向いた人
の視線が最大交差角θ以下の場合は、ダイクールミラー
13の反射光が見えることになるので、最大交差角度θ
以下の場合フィラメント10aからの直射光はグレアカ
ットする必要はないからである。たとえば、ランプ10
の先端にしぼりなどフィラメント10aの直射光の透過
を妨げる構成があるものでは有効である。
【0018】この発明の第3の実施の形態を図3に示
す。すなわち、この照明器具は、第2の実施の形態おい
て、透光部材2の断面山形における傾斜面が断面形状で
凹曲面に形成され、第2の実施の形態と同じ条件すなわ
ちフィラメント10aの先端からの最大交差角θ以上の
直射光L2 の透光部材2への入射角が臨界角以上の一定
の角度となるようにしている。したがって、第2の実施
の形態と同様の作用でランプ10の直射光のグレアカッ
トが行なわれる。またその他の構成および作用効果は、
第2の実施の形態と同様である。
【0019】この発明の第4の実施の形態を図4に示
す。すなわち、この照明器具は、第2の実施の形態おい
て、透光部材2の形状を、反射部材2であるダイクール
ミラー13の反射光の器具光軸Hに対する最六交差角θ
以上の交差角度で、透光部材2に入射するフィラメント
10aの後端からの直射光L3 に対して入射角が臨界角
となるように設定している。
【0020】また器具光軸Hに対して最大交差角θをも
つフィラメント10aの先端からの直射光L2 が透光部
材2に入射する入射位置を内周端とし、かつフィラメン
ト10aの後端からの直射光L3 が透光部材2に入射す
る入射位置を外周端とするリング状の範囲の透光部材2
に不透過部21を形成している。この不透過部21は第
1の実施の形態と同様に可視光反射膜の蒸着や黒色塗装
を行なっている。したがって、この実施の形態における
透光部材2の形状は、傾斜角は第2の実施の形態の透光
部材2とほぼ等しい円錐台形状であるが、頂部の形状が
大きく、その分軸方向の高さが低くなっている。また不
透過部21は頂部の外周側に円形リング状に形成されて
いる。そして、さらに不透過部21の内側の透光部材2
上にも不透過部21と同構成の不透過部を形成している
が、第2の実施の形態と同様な理由でなくてもよい。
【0021】この実施の形態によれば、器具光軸Hに対
して最大交差角θ以上の交差角をもつフィラメント10
aの後端からの直射光L3 は透光部材2を全反射するた
めグレアカットされ、器具光軸Hに対して最大交差角θ
以上の交差角をもつフィラメント10aの先端からの直
射光L2 は不透過部21および透光部材2の全反射によ
りグレアカットされる。このように、フィラメント10
aの先端および後端からの最大交差角θの直射光で囲ま
れた光束をグレアカットするようにリング状の不透過部
21を形成したため、透光部材2に入射する最大交差角
θの直射光L2,L3 に対して臨界角をなさない透過部
材2の中央部の形状を大きくすることができるととも
に、器具光軸Hの方向の高さを低くすることができ、こ
のため透光部材2とランプ10との間の距離を大きくす
ることができるので透光部材2の温度を低減することが
でき、また透光部材2の内側の器具本体1内の容積を大
きくすることができるのでランプ封止部や灯具外郭の温
度の低減が可能となる。
【0022】またその他の構成およびその作用効果は第
3の実施の形態と同様である。この発明の第5の実施の
形態を図5に示す。すなわち、この照明器具は、第4の
実施の形態おいて、透光部材2の傾斜面の形状を第3の
実施の形態と同様に凹曲面に形成している点が異なって
いる。また第3の実施の形態と比較して透光部材2の頂
部の形状が大きくなるとともに高さが低くなっており、
頂部の外周に不透過部21を形成している。その作用効
果は第3の実施の形態および第4の実施の形態と同様で
あり、その他の構成および作用効果も第3の実施の形態
および第4の実施の形態と同様である。
【0023】この発明の第6の実施の形態を図6に示
す。すなわち、第5の実施の形態と異なる点は、透光部
材2の形状を、ダイクールミラー13の反射光L1 の器
具光軸Hに対する最大交差角θ以上の交差角度で透光部
材2に入射するランプ10のフィラメント10aの後端
側からの直射光L3 が、透光部材2の外側表面2aで全
反射するように透光部材2の外側表面2aを凹設してい
ることである。具体的な形状は第5の実施の形態の透光
部材2の外側表面が類似し、内側表面は平らに形成して
いる。その他の不透過部21等の構成は第4の実施の形
態および第5の実施の形態と同様である。
【0024】前記したように、人の視線が最大交差角θ
以下の位置にある場合はダイクールミラー13の反射光
が見えることになるので、最大交差角θ以上の直射光を
グレアカットする必要があるが、この実施の形態によれ
ば、最大交差角θ以上のフィラメント10aの後端から
の直射光L3 の透光部材2からの出射光はすべて臨界角
以上の角度になり、この全反射および前記した不透過部
21によりグレアカットが可能となり、したがって第5
の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0025】また透光部材2の内側表面は平らにするこ
とができ、このように内側表面を平らにしたときには透
光部材2の加工が簡単になるとともに、透光部材2の器
具光軸Hの方向の高さを短縮できるので透光部材2をよ
り一層ランプ10から離し、かつ透光部材2の内側の器
具本体2内の容積を大きくすることができる。なお、第
6の実施の形態では透光部材2の内側表面を平らにした
が、これに限定されず他の形状を有するものでもよく、
また内側表面がランプ10の直射光の全てを入射させる
形状や、一部のみを入射させる形状でもよい。
【0026】また、第6の実施の形態は透光部材2の外
側表面を凹設してその外側表面に内側から入射する特定
の直射光を全反射する点に特徴があるので、透光部材2
の形状は第1の実施の形態ないし第4の実施の形態でも
よく、これらの各実施の形態に適用することができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の照明器具によれば、透光部材
によりランプ破損時の破片の外部への飛散が防止でき、
また不透過部によりグレアカットすることができる。さ
らに透光部材に不透過部を一体形成したため、従来例と
比較して部品点数を削減できコストダウンを図れるとと
もに、グレアカット部の表面積を小さくできるため器具
効率がアップし、また透光部材を保持する構造のみ備え
てグレアカットのための保持構造は不要なため構造が簡
単で器具が小型化できる。
【0028】請求項2の照明器具によれば、ランプの直
射光の器具光軸に対する交差角が反射部材の反射光の最
大交差角以上の光は透光部材を全反射するのでグレアカ
ットされる。また反射部材の反射光は最大交差角以下で
あるのですべて透光部材を透過する。したがって、請求
項1の効果のほか、直射光が反射部材の反射光の照射パ
ターン外に照射されないため美しい照射パターンが可能
になる。
【0029】請求項3の照明器具によれば、器具光軸に
対して最大交差角以上の交差角をもつ発光部の後端から
の直射光は透光部材を全反射するためグレアカットさ
れ、器具光軸に対して最大交差角以上の交差角をもつ発
光部の先端からの直射光は不透過部および透光部材の全
反射によりグレアカットされる。このように、発光部の
先端および後端からの最大交差角の直射光で囲まれた光
東をグレアカットするようにリング状の不透過部を形成
したため、透光部材に入射する最大交差角の直射光に対
して臨界角をなさない透過部材の中央部の形状を大きく
することができるとともに、器具光軸の方向の高さを低
くすることができ、このため透光部材とランプとの間の
距離を大きくすることができるので透光部材の温度を低
減することができ、また透光部材の内側の器具本体内の
容積を大きくすることができるのでランプ封止部や灯具
外郭の温度の低減が可能となる。その他、請求項2と同
様な効果がある。
【0030】請求項4の照明器具によれば、請求項2ま
たは請求項3と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の一部破断側面図
である。
【図2】第2の実施の形態の一部破断側面図である。
【図3】第3の実施の形態の一部破断側面図である。
【図4】第4の実施の形態の一部破断側面図である。
【図5】第5の実施の形態の一部破断側面図である。
【図6】第6の実施の形態の一部破断側面図である。
【図7】従来例の略半断面側面図である。
【図8】他の従来例の略半断面側面図である。
【符号の説明】
1 器具本体 2 透光部材 2a 外側表面 3 開口 5 ランプソケット 10 ランプ 10a 発光部であるフィラメント 13 反射部材であるダイクールミラー 21 不透過部 H 器具光軸 θ 最大交差角

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有しその開口の奥にランプソケッ
    トを有する器具本体と、前記ランプソケットに装着され
    たランプのグレアカット用の不透過部を一体形成して前
    記開口を塞ぐように前記器具本体に設けられた透光部材
    とを備えた照明器具。
  2. 【請求項2】 開口を有しその開口の奥にランプソケッ
    トを有し前記ランプソケットに装着されたランプの光を
    前方に反射する反射部材を有する器具本体と、前記開口
    を塞ぐように前記器具本体に設けられた透光部材とを備
    え、前記反射部材の反射光の器具光軸に対する最大交差
    角以上の交差角度で、前記透光部材に入射する前記ラン
    プの直射光に対して、入射角が臨界角となるように前記
    透光部材の形状を設定したことを特徴とする照明器具。
  3. 【請求項3】 開口を有しその開口の奥にランプソケッ
    トを有し前記ランプソケットに装着されたランプの器具
    光軸の方向に延びた発光部の光を前方に反射する反射部
    材を有する器具本体と、前記開口を塞ぐように前記器具
    本体に設けられた透光部材とを備え、 前記反射部材の反射光の器具光軸に対する最大交差角以
    上の交差角度で、前記透光部材に入射する前記発光部の
    後端からの直射光に対して、入射角が臨界角となるよう
    に前記透光部材の形状を設定するとともに、 前記器具光軸に対して前記最大交差角をもつ前記発光部
    の先端からの直射光が前記透光部材に入射する入射位置
    を内周端とし、かつ前記発光部の後端からの直射光が前
    記透光部材に入射する入射位置を外周端とするリング状
    の範囲の前記透光部材に不透過部を形成したことを特徴
    とする照明器具。
  4. 【請求項4】 前記透光部材の形状は、前記反射部材の
    反射光の器具光軸に対する最大交差角以上の交差角度で
    前記透光部材に入射する前記ランプの直射光が、前記透
    光部材の外側表面で全反射するように前記透光部材の外
    側表面を凹設している請求項2または請求項3記載の照
    明器具。
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