JPH0521043A - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
- Publication number
- JPH0521043A JPH0521043A JP3171439A JP17143991A JPH0521043A JP H0521043 A JPH0521043 A JP H0521043A JP 3171439 A JP3171439 A JP 3171439A JP 17143991 A JP17143991 A JP 17143991A JP H0521043 A JPH0521043 A JP H0521043A
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- JP
- Japan
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- light
- reflecting
- light source
- lighting device
- reflected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V7/00—Reflectors for light sources
- F21V7/04—Optical design
- F21V7/09—Optical design with a combination of different curvatures
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は反射光の配光特性を高精度に制御する
ことができる照明装置を提供しようとするものである。 【構成】本発明は、光源１と、この光源を収容しこの光
源から放射された光を前方に向けて反射する曲面からな
る反射面１１を備えた反射体１０とからなる照明装置に
おいて、上記反射体の反射面１１に多数の小さな面２０
からなる多面体を形成するとともに、上記それぞれの小
面２０に多数の凹凸２１を形成したことを特徴とする。 【作用】本発明によれば、回転楕円面や回転放物面から
なる反射面による大まかな反射と、個々のファセットに
よる反射および多数の凹凸による反射を用いることによ
り、反射光を高精度に制御することができる。
ことができる照明装置を提供しようとするものである。 【構成】本発明は、光源１と、この光源を収容しこの光
源から放射された光を前方に向けて反射する曲面からな
る反射面１１を備えた反射体１０とからなる照明装置に
おいて、上記反射体の反射面１１に多数の小さな面２０
からなる多面体を形成するとともに、上記それぞれの小
面２０に多数の凹凸２１を形成したことを特徴とする。 【作用】本発明によれば、回転楕円面や回転放物面から
なる反射面による大まかな反射と、個々のファセットに
よる反射および多数の凹凸による反射を用いることによ
り、反射光を高精度に制御することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光源とこの光源から放
射された光を前方に向けて反射する反射体とからなる照
明装置に関する。
射された光を前方に向けて反射する反射体とからなる照
明装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば店舗などで使用されているスポッ
トダウンライトは、小形ハロゲン電球などからなる光源
と、このハロゲン電球を収容した反射鏡からなり、反射
鏡はガラスにより形成されてその内面が回転楕円面や回
転放物面に成形され、この内面にアルミ蒸着膜などから
なる反射面を形成してある。上記ハロゲン電球のフィラ
メントから放射された光は反射鏡の反射面で反射されて
前面の開口投光部から前方に向かわされ、前方を照射す
る。
トダウンライトは、小形ハロゲン電球などからなる光源
と、このハロゲン電球を収容した反射鏡からなり、反射
鏡はガラスにより形成されてその内面が回転楕円面や回
転放物面に成形され、この内面にアルミ蒸着膜などから
なる反射面を形成してある。上記ハロゲン電球のフィラ
メントから放射された光は反射鏡の反射面で反射されて
前面の開口投光部から前方に向かわされ、前方を照射す
る。
【０００３】このような照明装置においては、前方に向
かう光の広がりを大きくしたい場合、例えばビーム角を
３０°以上にしたい場合は、一般的に反射鏡の形状を広
角形にする手段が考えられる。広角形反射鏡は狭角形に
比べて、焦点位置が反射鏡の頂点（口金側）に近寄るの
で、光源としてのランプの位置も焦点位置に合わせて相
対的に反射鏡の頂点側に変位させる必要がある。
かう光の広がりを大きくしたい場合、例えばビーム角を
３０°以上にしたい場合は、一般的に反射鏡の形状を広
角形にする手段が考えられる。広角形反射鏡は狭角形に
比べて、焦点位置が反射鏡の頂点（口金側）に近寄るの
で、光源としてのランプの位置も焦点位置に合わせて相
対的に反射鏡の頂点側に変位させる必要がある。
【０００４】しかしながら、ランプはある程度の大きさ
を有しているのでランプを反射鏡の頂点側、つまり奥に
位置を変えることは限界がある。このため、ランプの発
光中心となるフィラメントが反射鏡の焦点位置よりも前
面側に偏よる傾向を招き、配光パターンは中心部が明る
く、周縁部に近づくに応じて比較的暗くなる不具合があ
る。
を有しているのでランプを反射鏡の頂点側、つまり奥に
位置を変えることは限界がある。このため、ランプの発
光中心となるフィラメントが反射鏡の焦点位置よりも前
面側に偏よる傾向を招き、配光パターンは中心部が明る
く、周縁部に近づくに応じて比較的暗くなる不具合があ
る。
【０００５】しかしながら、スポットダウンライトなど
は商品展示の照明効果を高めるため、ビーム角を３０°
以上の広角形にし、しかも照射領域に全面に亘り配光パ
ターンをできるだけ均等にする照射光が求められてい
る。
は商品展示の照明効果を高めるため、ビーム角を３０°
以上の広角形にし、しかも照射領域に全面に亘り配光パ
ターンをできるだけ均等にする照射光が求められてい
る。
【０００６】配光特性を変える手段としては、焦点距離
や曲率を変えて回転楕円面や回転放物面の全体形状を変
更する以外に、反射面に多数の小さな面（以下ファセッ
ト＝ｆａｃｅｔという）を形成し、反射面をいわゆる多
面体とすることが考えられる。このように、反射面に直
線で区切られたファセットを多数個形成すると、回転楕
円面や回転放物面だけの反射面の場合に比べて、このよ
うな全体の回転楕円面や回転放物面による配光に加え
て、個々のファセットでも反射特性を変えることができ
るので、反射特性を高い精度に制御することが可能にな
る。
や曲率を変えて回転楕円面や回転放物面の全体形状を変
更する以外に、反射面に多数の小さな面（以下ファセッ
ト＝ｆａｃｅｔという）を形成し、反射面をいわゆる多
面体とすることが考えられる。このように、反射面に直
線で区切られたファセットを多数個形成すると、回転楕
円面や回転放物面だけの反射面の場合に比べて、このよ
うな全体の回転楕円面や回転放物面による配光に加え
て、個々のファセットでも反射特性を変えることができ
るので、反射特性を高い精度に制御することが可能にな
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように反射面に多数のファセットを形成した場合でも、
依然として中心部の光度が大きく、照射領域全体の配光
が均一になり難い不具合がある。
ように反射面に多数のファセットを形成した場合でも、
依然として中心部の光度が大きく、照射領域全体の配光
が均一になり難い不具合がある。
【０００８】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、反射光を高精度に
制御することができる照明装置を提供しようとするもの
である。
たもので、その目的とするところは、反射光を高精度に
制御することができる照明装置を提供しようとするもの
である。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、光源と、この
光源を収容しこの光源から放射された光を前方に向けて
反射する曲面からなる反射面を備えた反射体とからなる
照明装置において、上記反射体の反射面を多数の小さな
面からなる多面体に形成するとともに、上記それぞれの
小面に多数の凹凸（点刻とも称す）を形成したことを特
徴とする。
光源を収容しこの光源から放射された光を前方に向けて
反射する曲面からなる反射面を備えた反射体とからなる
照明装置において、上記反射体の反射面を多数の小さな
面からなる多面体に形成するとともに、上記それぞれの
小面に多数の凹凸（点刻とも称す）を形成したことを特
徴とする。
【００１０】
【作用】本発明によれば、回転楕円面や回転放物面から
なる反射面による大まかな反射特性と、個々のファセッ
トによる中レベルの反射特性と、多数の凹凸によるきめ
細かい反射特性を活用することができ、全体にわたり反
射光を高精度に制御することができる。
なる反射面による大まかな反射特性と、個々のファセッ
トによる中レベルの反射特性と、多数の凹凸によるきめ
細かい反射特性を活用することができ、全体にわたり反
射光を高精度に制御することができる。
【００１１】
【実施例】以下本発明について、図面に示す一実施例に
もとづき説明する。図面は反射鏡付きハロゲン電球につ
いて示し、１はハロゲン電球、１０は反射鏡である。
もとづき説明する。図面は反射鏡付きハロゲン電球につ
いて示し、１はハロゲン電球、１０は反射鏡である。
【００１２】上記ハロゲン電球１は、透明な石英ガラス
からなる円筒形（直管形）のバルブ２を有し、このバル
ブ２の一端に圧潰封止部３を形成してある。この封止部
３にはモリブデンなどからなる一対の金属箔導体４、４
が封着されており、これら金属箔導体４、４には内部導
入線５、５が接続されている。これら内部導入線５、５
はバルブ２内に導かれ、これらの両端間にタングステン
からなるフィラメント６が架設されている。上記バルブ
２内には所定圧のアルゴンガスと、ハロゲンが封入され
ている。
からなる円筒形（直管形）のバルブ２を有し、このバル
ブ２の一端に圧潰封止部３を形成してある。この封止部
３にはモリブデンなどからなる一対の金属箔導体４、４
が封着されており、これら金属箔導体４、４には内部導
入線５、５が接続されている。これら内部導入線５、５
はバルブ２内に導かれ、これらの両端間にタングステン
からなるフィラメント６が架設されている。上記バルブ
２内には所定圧のアルゴンガスと、ハロゲンが封入され
ている。
【００１３】このようなバルブ２の外面または内面には
多層光干渉膜７が形成されており、この光干渉膜７は光
選択透過干渉膜であり、具体的には可視光透過赤外線反
射膜である。この可視光透過赤外線反射膜７は、詳図し
ないが、酸化チタン（ＴｉＯ2 ）、酸化タンタル（ＴＡ
2 Ｏ5 ）、酸化ジルコニウム（ＺｒＯ2 ）、硫化亜鉛
（ＺｎＳ）などからなる高屈折率層と、酸化ケイ素（シ
リカ＝ＳｉＯ2 ）、ふっ化マグネシウム（ＭｇＦ2 ）な
どからなる低屈折率層とを、交互に重層し、例えば合計
９〜１７層の多層膜として構成されている。このような
構成のハロゲン電球１は前記反射鏡１０に収容されてい
る。
多層光干渉膜７が形成されており、この光干渉膜７は光
選択透過干渉膜であり、具体的には可視光透過赤外線反
射膜である。この可視光透過赤外線反射膜７は、詳図し
ないが、酸化チタン（ＴｉＯ2 ）、酸化タンタル（ＴＡ
2 Ｏ5 ）、酸化ジルコニウム（ＺｒＯ2 ）、硫化亜鉛
（ＺｎＳ）などからなる高屈折率層と、酸化ケイ素（シ
リカ＝ＳｉＯ2 ）、ふっ化マグネシウム（ＭｇＦ2 ）な
どからなる低屈折率層とを、交互に重層し、例えば合計
９〜１７層の多層膜として構成されている。このような
構成のハロゲン電球１は前記反射鏡１０に収容されてい
る。
【００１４】反射鏡１０は例えばガラスからなり、内面
に回転楕円面をなした反射面１１を形成してある。この
反射鏡１０は前面および背面中央にそれぞれ開口部１
２、１３を形成してあり、前面開口部１２は投光部とな
っており、また背面開口部１３はランプ挿入筒部となっ
ている。このランプ挿入筒部１３には、上記ハロゲン電
球１の圧潰封止部３が挿入され、これらランプ挿入筒部
１３の内面と圧潰封止部３の外面との間にセメント１４
が充填され、このセメント１４によりハロゲン電球１は
反射鏡１０に固定されている。
に回転楕円面をなした反射面１１を形成してある。この
反射鏡１０は前面および背面中央にそれぞれ開口部１
２、１３を形成してあり、前面開口部１２は投光部とな
っており、また背面開口部１３はランプ挿入筒部となっ
ている。このランプ挿入筒部１３には、上記ハロゲン電
球１の圧潰封止部３が挿入され、これらランプ挿入筒部
１３の内面と圧潰封止部３の外面との間にセメント１４
が充填され、このセメント１４によりハロゲン電球１は
反射鏡１０に固定されている。
【００１５】このような反射鏡１０はセラミックスなど
からベース１５に図示しない接着剤などにより接合され
ており、このベース１５には口金１６が取付けられてい
る。口金１６には外部端子１７が設けられており、前記
ハロゲン電球１の封止部３から導出された外部リード線
８、８がこれら口金１６および外部端子１７に電気的に
接続されている。
からベース１５に図示しない接着剤などにより接合され
ており、このベース１５には口金１６が取付けられてい
る。口金１６には外部端子１７が設けられており、前記
ハロゲン電球１の封止部３から導出された外部リード線
８、８がこれら口金１６および外部端子１７に電気的に
接続されている。
【００１６】ところで、本実施例の反射鏡１０において
は、内面の反射面１１に多数の小さな面（ファセット）
２０…を形成してある。各ファセット２０は、直線で区
切られて矩形の平坦面をなしており、反射面１１の全体
に亘って形成されることにより多面体となっている。な
お、これら各ファセット２０をつないだ場合は、全体の
輪郭が略回転楕円面をなすものである。
は、内面の反射面１１に多数の小さな面（ファセット）
２０…を形成してある。各ファセット２０は、直線で区
切られて矩形の平坦面をなしており、反射面１１の全体
に亘って形成されることにより多面体となっている。な
お、これら各ファセット２０をつないだ場合は、全体の
輪郭が略回転楕円面をなすものである。
【００１７】これら各ファセット２０…にはそれぞれ複
数の点刻、つまり凹部２１…が形成されている。これら
凹部２１…は円形球面や楕円球面の一部をなした略円弧
の曲面をなした凹部に形成されている。
数の点刻、つまり凹部２１…が形成されている。これら
凹部２１…は円形球面や楕円球面の一部をなした略円弧
の曲面をなした凹部に形成されている。
【００１８】このような構成の反射面１１には、アルミ
ニウム蒸着膜からなる反射膜２２が形成されている。こ
の反射膜２２は凹部２１…の内面にも形成されているこ
とはもちろんである。このような構成の反射鏡付きハロ
ゲン電球について、作用を説明する。
ニウム蒸着膜からなる反射膜２２が形成されている。こ
の反射膜２２は凹部２１…の内面にも形成されているこ
とはもちろんである。このような構成の反射鏡付きハロ
ゲン電球について、作用を説明する。
【００１９】ハロゲン電球１を点灯すると、フィラメン
ト６が発光し、この光はバルブ２を透過し、反射鏡１０
の反射面１１で反射され、前面投光部１２から前方に向
けて照射される。
ト６が発光し、この光はバルブ２を透過し、反射鏡１０
の反射面１１で反射され、前面投光部１２から前方に向
けて照射される。
【００２０】上記フィラメント６から放射された光がバ
ルブ２を透過した時、バルブ２の外面に形成した光干渉
膜、つまり可視光透過赤外線反射膜７に入射する。この
入射光のうち例えば７００〜８００nmの赤外線領域の光
はこの可視光透過赤外線反射膜７で反射され、残りの可
視光は透過する。反射された赤外線はフィラメント６に
戻され、このためフィラメント６は上記反射された赤外
線で再び加熱されることになり、したがって消費電力が
少なくてすみ、発光効率が向上する。
ルブ２を透過した時、バルブ２の外面に形成した光干渉
膜、つまり可視光透過赤外線反射膜７に入射する。この
入射光のうち例えば７００〜８００nmの赤外線領域の光
はこの可視光透過赤外線反射膜７で反射され、残りの可
視光は透過する。反射された赤外線はフィラメント６に
戻され、このためフィラメント６は上記反射された赤外
線で再び加熱されることになり、したがって消費電力が
少なくてすみ、発光効率が向上する。
【００２１】上記可視光透過赤外線反射膜７を透過して
反射鏡１０の反射面１１に達した光は、反射膜２２によ
り反射され、前面投光部１２から前方に向けて投光さ
れ、被照射面を照射する。この場合、反射鏡１０の反射
面１１は回転楕円面をなしているので、その焦点位置か
らでた光は反射面１１により反射されて光軸と略平行に
なる。
反射鏡１０の反射面１１に達した光は、反射膜２２によ
り反射され、前面投光部１２から前方に向けて投光さ
れ、被照射面を照射する。この場合、反射鏡１０の反射
面１１は回転楕円面をなしているので、その焦点位置か
らでた光は反射面１１により反射されて光軸と略平行に
なる。
【００２２】そして、ビーム角を３０°以上の広角形に
しようとすると、焦点位置を反射鏡１０の頂点（口金
側）側に変更し、かつ光源としてのランプ１の位置も焦
点位置に合わせて相対的に反射鏡１０の頂点側に移す必
要がある。しかしながら、ランプはある程度の大きさを
有しているのでランプ１を反射鏡１０の頂点側、つまり
奥側に位置を変えることには限界があり、このため、発
光中心のフィラメント６が反射鏡１０の焦点位置よりも
前面側に偏よってしまい、配光パターンは中心部が明る
く、周縁部に近づくに応じて相対的に暗くなる場合があ
る。
しようとすると、焦点位置を反射鏡１０の頂点（口金
側）側に変更し、かつ光源としてのランプ１の位置も焦
点位置に合わせて相対的に反射鏡１０の頂点側に移す必
要がある。しかしながら、ランプはある程度の大きさを
有しているのでランプ１を反射鏡１０の頂点側、つまり
奥側に位置を変えることには限界があり、このため、発
光中心のフィラメント６が反射鏡１０の焦点位置よりも
前面側に偏よってしまい、配光パターンは中心部が明る
く、周縁部に近づくに応じて相対的に暗くなる場合があ
る。
【００２３】これに対し、本実施例のように、反射面１
１に多数のファセット２０…を形成し、さらに各ファセ
ット２０にそれぞれ点刻、つまり凹部２１…を形成した
ので、これらファセット２０および凹部２１…により反
射光の向きを制御することができる。
１に多数のファセット２０…を形成し、さらに各ファセ
ット２０にそれぞれ点刻、つまり凹部２１…を形成した
ので、これらファセット２０および凹部２１…により反
射光の向きを制御することができる。
【００２４】すなわち、図１に示したフィラメント６の
光中心距離Ｌが変化しても、反射面１１にファセット２
０および凹部２１…を設けた場合はこれらファセット２
０および凹部２１…により反射光を制御することができ
るので中心光度の変化を少なくすることができる。
光中心距離Ｌが変化しても、反射面１１にファセット２
０および凹部２１…を設けた場合はこれらファセット２
０および凹部２１…により反射光を制御することができ
るので中心光度の変化を少なくすることができる。
【００２５】つまり、図２に示す特性図のように、反射
面１１にファセット２０のみを形成した場合は光中心距
離Ｌが変化すると中心光度が大幅に変化するが、反射面
１１にファセット２０に加えてさらに凹部２１…を形成
した場合は光中心距離Ｌの変化に対し中心光度の変化割
合が少ない。このためビーム角を３０°以上の広角形に
しても、照射領域全体の明るさの差を少なくすることが
できる。なお、本発明は上記実施例に制約されるもので
はない。すなわち、光源はハロゲン電球に限らず、通常
の白熱電球や小形放電灯であってもよい。また、反射鏡
１０はガラスにより形成することの限らず、アルミニウ
ムなどにより形成してもよい。さらにまた、反射面に赤
外線透過可視光反射膜等の光干渉膜を形成してもよい。
面１１にファセット２０のみを形成した場合は光中心距
離Ｌが変化すると中心光度が大幅に変化するが、反射面
１１にファセット２０に加えてさらに凹部２１…を形成
した場合は光中心距離Ｌの変化に対し中心光度の変化割
合が少ない。このためビーム角を３０°以上の広角形に
しても、照射領域全体の明るさの差を少なくすることが
できる。なお、本発明は上記実施例に制約されるもので
はない。すなわち、光源はハロゲン電球に限らず、通常
の白熱電球や小形放電灯であってもよい。また、反射鏡
１０はガラスにより形成することの限らず、アルミニウ
ムなどにより形成してもよい。さらにまた、反射面に赤
外線透過可視光反射膜等の光干渉膜を形成してもよい。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、単
なる曲面からなる反射面による反射特性では賄えない特
性を、個々のファセットによる中レベルの反射特性と、
多数の凹凸による高精度な反射特性とを用いてきめ細か
い精度の反射特性を得ることができ、配光のパタ−ンや
明るさの分布などを高精度に制御することができ、例え
ばビーム角を広くすることにより変化する光度のばらつ
きを防止して均等にする等の制御が容易である。
なる曲面からなる反射面による反射特性では賄えない特
性を、個々のファセットによる中レベルの反射特性と、
多数の凹凸による高精度な反射特性とを用いてきめ細か
い精度の反射特性を得ることができ、配光のパタ−ンや
明るさの分布などを高精度に制御することができ、例え
ばビーム角を広くすることにより変化する光度のばらつ
きを防止して均等にする等の制御が容易である。
【図１】本発明の一実施例を示し、（Ａ）図は照明装置
の構成を示す断面図、（Ｂ）図はその要部を拡大して示
す断面図。
の構成を示す断面図、（Ｂ）図はその要部を拡大して示
す断面図。
【図２】光中心距離の変化と中心光度の変化を示す特性
図。
図。
１…ハロゲン電球、２…バルブ、６…フィラメント、１
０…反射鏡、１１…反射面、１２…前面開口部、２０…
ファセット、２１…凹部、２２…反射膜。
０…反射鏡、１１…反射面、１２…前面開口部、２０…
ファセット、２１…凹部、２２…反射膜。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所
// Ｆ２１Ｓ 1/02 Ｆ 7913−3Ｋ
Claims (2)
- 【請求項１】 光源と、この光源を収容しこの光源から
放射された光を前方に向けて反射する曲面からなる反射
面を備えた反射体とからなる照明装置において、 上記反射体の反射面を、多数の小さな面からなる多面体
に形成するとともに、上記それぞれの小面に多数の凹凸
を形成したことを特徴とする照明装置。 - 【請求項２】 上記それぞれの小面には多数の略円弧状
の凹部を形成したことを特徴とする請求項１に記載の照
明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3171439A JPH0521043A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3171439A JPH0521043A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0521043A true JPH0521043A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15923145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3171439A Pending JPH0521043A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0521043A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06275113A (ja) * | 1993-03-17 | 1994-09-30 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照明器具 |
| EP0950850A3 (en) * | 1998-04-15 | 2001-04-18 | Matsushita Electronics Corporation | Lighting unit with reflecting mirror |
| JP2008047530A (ja) * | 2006-08-15 | 2008-02-28 | Schott Ag | ガス放電ランプ用リフレクタ |
| US7794120B2 (en) * | 2008-03-27 | 2010-09-14 | Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Illumination assembly with diffusive reflector cup |
| US20120063125A1 (en) * | 2010-03-17 | 2012-03-15 | The Sloan Company, Inc. Dba Sloanled | Display case lighting |
| JP2018124491A (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | 古河電気工業株式会社 | 光反射板、ｌｅｄ照明装置、建築用室内装飾化粧パネル、ｌｅｄ照明装置の光反射板に対するｌｅｄ光源の配置方法、ｌｅｄ照明装置からの光取り出し方法およびｌｅｄ照明装置の利用方法 |
| JP2021026993A (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-22 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置、照明装置及び光学部材 |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP3171439A patent/JPH0521043A/ja active Pending
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