JPH06275113A - 照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照明器具 - Google Patents
照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照明器具Info
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- JPH06275113A JPH06275113A JP5057549A JP5754993A JPH06275113A JP H06275113 A JPH06275113 A JP H06275113A JP 5057549 A JP5057549 A JP 5057549A JP 5754993 A JP5754993 A JP 5754993A JP H06275113 A JPH06275113 A JP H06275113A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被照射面にむらのない均一な照射パターンを
形成する。 【構成】 ハロゲンランプ22に椀型のミラー23を一体的
に取り付けてランプ21を構成する。ミラー23の内側面
に、ハロゲンランプ22に光学的に対向する反射面部31を
形成する。反射面部31の頂部近傍に、内側に膨出した曲
面状の曲面ファセット33を形成し、反射面部31の他の部
分に、平面状の平面ファセット34を形成する。ハロゲン
ランプ22のフィラメント24が照射した光線を、各ファセ
ット32で反射し、照射開口26から所定の照射角で被照射
面に照射して照射パターンを形成する。 【効果】 照射パターンの中央部に向かう光線を分散し
て中央部の明るさを落とし、周辺部に割りふることがで
きる。
形成する。 【構成】 ハロゲンランプ22に椀型のミラー23を一体的
に取り付けてランプ21を構成する。ミラー23の内側面
に、ハロゲンランプ22に光学的に対向する反射面部31を
形成する。反射面部31の頂部近傍に、内側に膨出した曲
面状の曲面ファセット33を形成し、反射面部31の他の部
分に、平面状の平面ファセット34を形成する。ハロゲン
ランプ22のフィラメント24が照射した光線を、各ファセ
ット32で反射し、照射開口26から所定の照射角で被照射
面に照射して照射パターンを形成する。 【効果】 照射パターンの中央部に向かう光線を分散し
て中央部の明るさを落とし、周辺部に割りふることがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、店舗における
スポット照明やダウンライトなどに用いられる照明用反
射鏡、ランプ、照明装置および照明器具に関する。
スポット照明やダウンライトなどに用いられる照明用反
射鏡、ランプ、照明装置および照明器具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、図６および図７に示すラ
ンプ１，２が知られている。これらランプ１，２は、例
えばＭＲ−１６に適合するもので、縦形継線のコイル状
に捲回されたフィラメント３を有したハロゲンランプ４
に、それぞれ略椀型をなす回転体状のミラー５，６を一
体的に設けて構成されている。
ンプ１，２が知られている。これらランプ１，２は、例
えばＭＲ−１６に適合するもので、縦形継線のコイル状
に捲回されたフィラメント３を有したハロゲンランプ４
に、それぞれ略椀型をなす回転体状のミラー５，６を一
体的に設けて構成されている。
【０００３】そして、ランプ１のミラー５の内側面に
は、回転放物面などの滑らかな曲面をなす鏡面状の反射
面部７が形成されており、ハロゲンランプ４のフィラメ
ント３から照射された光線は、この反射面部７により反
射され、ミラー５の照射開口5aを介して所定の照射角で
照射され、被照射面上に略円形状をなす照射パターンを
形成するようになっている。
は、回転放物面などの滑らかな曲面をなす鏡面状の反射
面部７が形成されており、ハロゲンランプ４のフィラメ
ント３から照射された光線は、この反射面部７により反
射され、ミラー５の照射開口5aを介して所定の照射角で
照射され、被照射面上に略円形状をなす照射パターンを
形成するようになっている。
【０００４】しかしながら、ミラー５の反射面部７を滑
らかな曲面状に形成すると、被照射面にコイル状に捲回
されたフィラメント３の像が写し出され、むらができる
などの問題を有している。
らかな曲面状に形成すると、被照射面にコイル状に捲回
されたフィラメント３の像が写し出され、むらができる
などの問題を有している。
【０００５】そこで、ランプ２のミラー６の内側面の反
射面部８を、多数の略矩形平面状をなす鏡面状のファセ
ット8aから構成し、ハロゲンランプ４のフィラメント３
から照射された光線を、各ファセット8aによりそれぞれ
所定の方向に反射して、全体として、ミラー６の照射開
口6aから所定の照射角で光線を照射し、被照射面上に略
円形状をなす照射パターンをむらをぼかしながら形成す
るようになっている。
射面部８を、多数の略矩形平面状をなす鏡面状のファセ
ット8aから構成し、ハロゲンランプ４のフィラメント３
から照射された光線を、各ファセット8aによりそれぞれ
所定の方向に反射して、全体として、ミラー６の照射開
口6aから所定の照射角で光線を照射し、被照射面上に略
円形状をなす照射パターンをむらをぼかしながら形成す
るようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、ミラー６の反射面部８を、多数の略矩形平
面状をなすファセット8aから構成した場合には、照射パ
ターンの中央部が極端に明るくなる一方、照射パターン
の中央部と輪郭部との間の部分が暗くなるなど、照射パ
ターンにむらが生ずるとの問題を有している。
来のように、ミラー６の反射面部８を、多数の略矩形平
面状をなすファセット8aから構成した場合には、照射パ
ターンの中央部が極端に明るくなる一方、照射パターン
の中央部と輪郭部との間の部分が暗くなるなど、照射パ
ターンにむらが生ずるとの問題を有している。
【０００７】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、むらの少ない均一な照射パターンを形成できる照
明効果の高い照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照
明器具を提供することを目的とする。
ので、むらの少ない均一な照射パターンを形成できる照
明効果の高い照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照
明器具を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の照明用反
射鏡は、内包する光源に光学的に対向し照射方向の中心
方向を軸心とする略回転２次曲面体状をなす反射面部
と、前記光源から照射された光線を通過させる照射開口
とを有した照明用反射鏡において、前記反射面部は、そ
れぞれ鏡面状をなす複数のファセットから構成され、こ
れらファセットのうち、前記反射面部の頂部近傍に位置
する前記ファセットはそれぞれ前記光源側に向けて曲面
状に形成され、前記照射開口近傍に位置する前記ファセ
ットはそれぞれ平面状に形成されたものである。
射鏡は、内包する光源に光学的に対向し照射方向の中心
方向を軸心とする略回転２次曲面体状をなす反射面部
と、前記光源から照射された光線を通過させる照射開口
とを有した照明用反射鏡において、前記反射面部は、そ
れぞれ鏡面状をなす複数のファセットから構成され、こ
れらファセットのうち、前記反射面部の頂部近傍に位置
する前記ファセットはそれぞれ前記光源側に向けて曲面
状に形成され、前記照射開口近傍に位置する前記ファセ
ットはそれぞれ平面状に形成されたものである。
【０００９】そして、ミラーはガラス基体の他、金属、
場合によっては耐熱樹脂でもよく、反射面に金属蒸着、
多層干渉膜を施したものなどでもよい。
場合によっては耐熱樹脂でもよく、反射面に金属蒸着、
多層干渉膜を施したものなどでもよい。
【００１０】請求項２記載のランプは、請求項１記載の
照明用反射鏡と光源とを一体的に備えたものである。
照明用反射鏡と光源とを一体的に備えたものである。
【００１１】請求項３記載の照明装置は、請求項１記載
の照明用反射鏡と、この反射鏡に対して分離可能である
光源とを具備したものである。
の照明用反射鏡と、この反射鏡に対して分離可能である
光源とを具備したものである。
【００１２】請求項４記載の照明器具は、器具本体と、
この器具本体に取り付けられた請求項１記載の照明用反
射鏡と、この照明用反射鏡に対設された光源とを具備し
たものである。
この器具本体に取り付けられた請求項１記載の照明用反
射鏡と、この照明用反射鏡に対設された光源とを具備し
たものである。
【００１３】
【作用】請求項１記載の照明用反射鏡では、光源から照
射される光線を反射する反射面部は、それぞれ鏡面状を
なす複数のファセットから構成されているとともに、こ
れらファセットのうち、照射開口近傍に位置するファセ
ットはそれぞれ平面状に形成され、照射パターンの中央
部の明るさに主として寄与する反射面部の頂部近傍に位
置するファセットはそれぞれ光源側に向けて曲面状に形
成されている。そこで、頂部近傍に位置するファセット
における光の拡散度が大きくなり、光がちらされて光源
のフィラメントなどの影が被照射面に生じることが防止
されるとともに、中央部が明るくなりすぎることがなく
なり、むらの少ない均一な照射パターンが形成される。
射される光線を反射する反射面部は、それぞれ鏡面状を
なす複数のファセットから構成されているとともに、こ
れらファセットのうち、照射開口近傍に位置するファセ
ットはそれぞれ平面状に形成され、照射パターンの中央
部の明るさに主として寄与する反射面部の頂部近傍に位
置するファセットはそれぞれ光源側に向けて曲面状に形
成されている。そこで、頂部近傍に位置するファセット
における光の拡散度が大きくなり、光がちらされて光源
のフィラメントなどの影が被照射面に生じることが防止
されるとともに、中央部が明るくなりすぎることがなく
なり、むらの少ない均一な照射パターンが形成される。
【００１４】請求項２記載のランプでは、請求項１記載
の作用に加え、光源と、照明用反射鏡とを一体的に設け
たので、むらの少ない均一な照射パターンを形成するラ
ンプの取扱いが容易になる。
の作用に加え、光源と、照明用反射鏡とを一体的に設け
たので、むらの少ない均一な照射パターンを形成するラ
ンプの取扱いが容易になる。
【００１５】請求項３記載の照明装置では、請求項１記
載の作用に加え、光源を分離可能にしたので、むらの少
ない均一な照射パターンを形成する照明装置の光源の交
換などが可能になる。
載の作用に加え、光源を分離可能にしたので、むらの少
ない均一な照射パターンを形成する照明装置の光源の交
換などが可能になる。
【００１６】請求項４記載の照明器具では、請求項１記
載の作用に加え、器具本体に照明用反射鏡を取り付けた
ので、むらの少ない均一な照射パターンが形成される。
載の作用に加え、器具本体に照明用反射鏡を取り付けた
ので、むらの少ない均一な照射パターンが形成される。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の照明用反射鏡、ランプ、照明
装置および照明器具の一実施例の構成を図面を参照して
説明する。
装置および照明器具の一実施例の構成を図面を参照して
説明する。
【００１８】図２において、11は照明器具としてのスポ
ットライトで、このスポットライト11は、天井面12に取
り付けられたフランジ14と、このフランジ14に支持され
た円管状のアーム15と、このアーム15の下端部に垂直方
向に回動自在に支持された器具本体16とを有している。
そして、この器具本体16の内部には、図示しないランプ
ソケットが設けられている。
ットライトで、このスポットライト11は、天井面12に取
り付けられたフランジ14と、このフランジ14に支持され
た円管状のアーム15と、このアーム15の下端部に垂直方
向に回動自在に支持された器具本体16とを有している。
そして、この器具本体16の内部には、図示しないランプ
ソケットが設けられている。
【００１９】また、天井面12の上側には、略箱状をなす
トランスなどの安定器17が設置されており、このトラン
ス17には、１００Ｖの商用交流電源の電源線18が接続さ
れているとともに、１２Ｖの出力線19が導出され、この
出力線19が、アーム15の内側を通って、器具本体16内部
のランプソケットに接続されている。
トランスなどの安定器17が設置されており、このトラン
ス17には、１００Ｖの商用交流電源の電源線18が接続さ
れているとともに、１２Ｖの出力線19が導出され、この
出力線19が、アーム15の内側を通って、器具本体16内部
のランプソケットに接続されている。
【００２０】そして、このランプソケットに、ランプ21
が着脱可能に装着されている。
が着脱可能に装着されている。
【００２１】このランプ21は、図１および図２に示すよ
うに、光源としてのハロゲンランプ22に、照明用反射鏡
としてのミラー23を一体的に取り付けて構成されてい
る。
うに、光源としてのハロゲンランプ22に、照明用反射鏡
としてのミラー23を一体的に取り付けて構成されてい
る。
【００２２】そして、このハロゲンランプ22は、例えば
石英ガラス製のガラスバルブＢに、不活性ガスとともに
微量のハロゲン化物が封入され、フィラメント24が封止
されて封止部25が形成されている。なお、このフィラメ
ント24は、いわゆる縦形継線で、ガラスバルブＢの軸心
を中心としてコイル状に捲回され、この軸心に沿った長
手寸法は例えば２〜４mm程度に形成されている。
石英ガラス製のガラスバルブＢに、不活性ガスとともに
微量のハロゲン化物が封入され、フィラメント24が封止
されて封止部25が形成されている。なお、このフィラメ
ント24は、いわゆる縦形継線で、ガラスバルブＢの軸心
を中心としてコイル状に捲回され、この軸心に沿った長
手寸法は例えば２〜４mm程度に形成されている。
【００２３】また、ミラー23は、外径寸法約５０mmの略
回転体で、前端部に略円形をなす照射開口26が形成され
ている。そして、このミラー23の回転軸近傍には、略円
筒状をなすネック部27が形成され、ガラスバルブＢの長
手方向がミラー23の軸心とほぼ一致する状態で、このネ
ック部27にハロゲンランプ22の封止部25が固定されてい
る。
回転体で、前端部に略円形をなす照射開口26が形成され
ている。そして、このミラー23の回転軸近傍には、略円
筒状をなすネック部27が形成され、ガラスバルブＢの長
手方向がミラー23の軸心とほぼ一致する状態で、このネ
ック部27にハロゲンランプ22の封止部25が固定されてい
る。
【００２４】さらに、このミラー23の内面には、ハロゲ
ンランプ22に光学的に対向して、略回転放物面状あるい
は略回転楕円面状の反射面部31が形成されている。
ンランプ22に光学的に対向して、略回転放物面状あるい
は略回転楕円面状の反射面部31が形成されている。
【００２５】この反射面部31は、例えば、周方向に５°
ピッチに７２分割されているとともに、ミラー23の軸心
を中心として径方向に同心状にたとえば１２〜１６段に
分割されて、ハロゲンランプ22から放出された光線を反
射する鏡面状の多数のファセット32が形成されている。
ピッチに７２分割されているとともに、ミラー23の軸心
を中心として径方向に同心状にたとえば１２〜１６段に
分割されて、ハロゲンランプ22から放出された光線を反
射する鏡面状の多数のファセット32が形成されている。
【００２６】そして、これらファセット32のうち、ミラ
ー23の頂部近傍、すなわち、ネック部27に隣接するたと
えば１〜４段分のファセット32は、主として被照射面の
中央部に対向するとともに、ミラー23の内側に向かって
球面状あるいは円筒面状などをなして膨出した曲面ファ
セット33として形成されている。一方、これら曲面ファ
セット33を除く他のファセット32は、主として被照射面
の周辺部に対向するとともに、略平面状をなす平面ファ
セット34として形成されている。
ー23の頂部近傍、すなわち、ネック部27に隣接するたと
えば１〜４段分のファセット32は、主として被照射面の
中央部に対向するとともに、ミラー23の内側に向かって
球面状あるいは円筒面状などをなして膨出した曲面ファ
セット33として形成されている。一方、これら曲面ファ
セット33を除く他のファセット32は、主として被照射面
の周辺部に対向するとともに、略平面状をなす平面ファ
セット34として形成されている。
【００２７】次に、本実施例の作用について説明する。
【００２８】ハロゲンランプ22のフィラメント24から放
射された光線は、反射面部31を構成する各ファセット32
によりそれぞれ所定方向に反射され、これらファセット
32全体により、ミラー23の照射開口26から被照射面に向
けて所定の照射角で照射され、被照射面上に照射パター
ンが形成されるようになっている。
射された光線は、反射面部31を構成する各ファセット32
によりそれぞれ所定方向に反射され、これらファセット
32全体により、ミラー23の照射開口26から被照射面に向
けて所定の照射角で照射され、被照射面上に照射パター
ンが形成されるようになっている。
【００２９】そして、被照射面上の照射パターンの中央
部の明るさは、主としてミラー23の軸心近傍に位置する
ファセット32により反射された光線により影響される
が、ミラー23の軸心近傍には、突面の曲面ファセット33
が形成されており、図３に示すように、各曲面ファセッ
ト33に入射した光線は、拡散しながら反射されるため、
被照射面の中央部に反射される光線を、被照射面の中央
部と輪郭部との間の部分に分散でき、被照射面の中央部
に過度に光線が集中して明るくなりすぎ、照射パターン
にむらが生ずることを防止することができる。
部の明るさは、主としてミラー23の軸心近傍に位置する
ファセット32により反射された光線により影響される
が、ミラー23の軸心近傍には、突面の曲面ファセット33
が形成されており、図３に示すように、各曲面ファセッ
ト33に入射した光線は、拡散しながら反射されるため、
被照射面の中央部に反射される光線を、被照射面の中央
部と輪郭部との間の部分に分散でき、被照射面の中央部
に過度に光線が集中して明るくなりすぎ、照射パターン
にむらが生ずることを防止することができる。
【００３０】また、各平面ファセット34に入射した光は
効率良く反射されるので、ミラー効率を向上することが
できる。
効率良く反射されるので、ミラー効率を向上することが
できる。
【００３１】さらに、反射面部31を複数のファセット32
により構成したため、被照射面に、フィラメント24など
の影が生じることを防ぐことができる。
により構成したため、被照射面に、フィラメント24など
の影が生じることを防ぐことができる。
【００３２】このようにして、フィラメント24などの影
がなく、特に、いわゆる１／２ビーム角で３５゜〜４０
゜の照射角を有する広角のミラーにおいても、むらの少
ない均一な照射パターンを得ることができる。
がなく、特に、いわゆる１／２ビーム角で３５゜〜４０
゜の照射角を有する広角のミラーにおいても、むらの少
ない均一な照射パターンを得ることができる。
【００３３】なお、図４に示すように、ランプ21の照射
開口26には、カバーガラス36を取り付けることもでき、
ランプ21の後端部には、ねじ込み式の口金37を設け、あ
るいは図示しない２ピン式の口金を設けることもでき
る。
開口26には、カバーガラス36を取り付けることもでき、
ランプ21の後端部には、ねじ込み式の口金37を設け、あ
るいは図示しない２ピン式の口金を設けることもでき
る。
【００３４】また、上記の実施例では、ハロゲンランプ
22とミラー23とを一体的に形成したが、図５に示すよう
に、ハロゲンランプ41とミラー42とを別体に形成して照
明装置43を形成することもできる。なお、この図５に示
す実施例では、ミラー42の後側に、ハロゲンランプ41か
ら突設された口金ピン41a が着脱自在に装着されるラン
プソケット部44が取り付けられているとともに、このラ
ンプソケット部44の後側には、ねじ込み式の口金部45が
設けられている。
22とミラー23とを一体的に形成したが、図５に示すよう
に、ハロゲンランプ41とミラー42とを別体に形成して照
明装置43を形成することもできる。なお、この図５に示
す実施例では、ミラー42の後側に、ハロゲンランプ41か
ら突設された口金ピン41a が着脱自在に装着されるラン
プソケット部44が取り付けられているとともに、このラ
ンプソケット部44の後側には、ねじ込み式の口金部45が
設けられている。
【００３５】また、上記の各実施例では、光源としてハ
ロゲンランプ22，41を用いたが、他種の白熱電球などを
用いることもできる。
ロゲンランプ22，41を用いたが、他種の白熱電球などを
用いることもできる。
【００３６】さらに、上記の実施例では照明器具は、天
井面12から吊り下げ支持されたスポットライト11として
形成したが、天井面12に埋込設置されるダウンライトと
することもできる。また、このスポットライト11では、
降圧用の安定器17を天井面12の上側に設置したが、この
安定器17をフランジ14に内蔵することもでき、また、１
００Ｖ用の電球を用いて安定器17を省略することもでき
る。
井面12から吊り下げ支持されたスポットライト11として
形成したが、天井面12に埋込設置されるダウンライトと
することもできる。また、このスポットライト11では、
降圧用の安定器17を天井面12の上側に設置したが、この
安定器17をフランジ14に内蔵することもでき、また、１
００Ｖ用の電球を用いて安定器17を省略することもでき
る。
【００３７】また、ミラー23，42は、ダイクロイックミ
ラーとして構成することもでき、ハロゲンランプ22，41
に赤外線反射膜を形成することもできる。
ラーとして構成することもでき、ハロゲンランプ22，41
に赤外線反射膜を形成することもできる。
【００３８】
【発明の効果】請求項１記載の照明用反射鏡によれば、
光源から照射される光線を反射する反射面部は、それぞ
れ鏡面状をなす複数のファセットから構成されていると
ともに、これらファセットのうち、照射開口近傍に位置
するファセットはそれぞれ平面状に形成され、照射パタ
ーンの中央部の明るさに主として寄与する反射面部の頂
部近傍に位置するファセットはそれぞれ光源側に向かう
曲面状に形成されている。そこで、頂部近傍に位置する
ファセットにおける光の拡散度が大きくなり、明るくな
りがちな照射パターンの中心部の明るさを落とし、その
分を周辺部へ割りふることができるため、むらの少ない
均一な照射パターンを形成でき、照明効果を高めること
ができる。
光源から照射される光線を反射する反射面部は、それぞ
れ鏡面状をなす複数のファセットから構成されていると
ともに、これらファセットのうち、照射開口近傍に位置
するファセットはそれぞれ平面状に形成され、照射パタ
ーンの中央部の明るさに主として寄与する反射面部の頂
部近傍に位置するファセットはそれぞれ光源側に向かう
曲面状に形成されている。そこで、頂部近傍に位置する
ファセットにおける光の拡散度が大きくなり、明るくな
りがちな照射パターンの中心部の明るさを落とし、その
分を周辺部へ割りふることができるため、むらの少ない
均一な照射パターンを形成でき、照明効果を高めること
ができる。
【００３９】請求項２記載のランプによれば、請求項１
記載の効果に加え、光源と、照明用反射鏡とを一体的に
設けたため、むらの少ない均一な照射パターンを形成で
きるランプの取扱いを容易にすることができる。
記載の効果に加え、光源と、照明用反射鏡とを一体的に
設けたため、むらの少ない均一な照射パターンを形成で
きるランプの取扱いを容易にすることができる。
【００４０】請求項３記載の照明装置によれば、請求項
１記載の効果に加え、光源を分離可能にしたため、むら
の少ない均一な照射パターンを形成できる照明装置の光
源の交換などを可能にできる。
１記載の効果に加え、光源を分離可能にしたため、むら
の少ない均一な照射パターンを形成できる照明装置の光
源の交換などを可能にできる。
【００４１】請求項４記載の照明器具によれば、請求項
１記載の効果に加え、器具本体に照明用反射鏡を取り付
けたため、むらの少ない均一な照射パターンを形成でき
る。
１記載の効果に加え、器具本体に照明用反射鏡を取り付
けたため、むらの少ない均一な照射パターンを形成でき
る。
【図１】本発明のランプの一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図２】同上照明器具の一実施例を示す側面図である。
【図３】同上ランプの曲面ファセットの作用を示す説明
図である。
図である。
【図４】本発明のランプの他の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】本発明の照明装置の一実施例を示す分解状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図６】従来のランプの構成図である。
【図７】従来のランプの構成図である。
11 照明器具としてのスポットライト 16 器具本体 21 ランプ 22 光源としてのハロゲンランプ 23 照明用反射鏡としてのミラー 26 照射開口 31 反射面部 32 ファセット 43 照明装置
Claims (4)
- 【請求項１】 内包する光源に光学的に対向し照射方向
の中心方向を軸心とする略回転２次曲面体状をなす反射
面部と、前記光源から照射された光線を通過させる照射
開口とを有した照明用反射鏡において、 前記反射面部は、それぞれ鏡面状をなす複数のファセッ
トから構成され、 これらファセットのうち、前記反射面部の頂部近傍に位
置する前記ファセットはそれぞれ前記光源側に向けて曲
面状に形成され、前記照射開口近傍に位置する前記ファ
セットはそれぞれ平面状に形成されたことを特徴とする
照明用反射鏡。 - 【請求項２】 請求項１記載の照明用反射鏡と光源とを
一体的に備えたことを特徴とするランプ。 - 【請求項３】 請求項１記載の照明用反射鏡と、 この反射鏡に対して分離可能である光源とを具備したこ
とを特徴とする照明装置。 - 【請求項４】 器具本体と、 この器具本体に取り付けられた請求項１記載の照明用反
射鏡と、 この照明用反射鏡に対設された光源とを具備したことを
特徴とする照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057549A JPH06275113A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5057549A JPH06275113A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照明器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06275113A true JPH06275113A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13058877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5057549A Pending JPH06275113A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 照明用反射鏡、ランプ、照明装置および照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06275113A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1050120A (ja) * | 1996-08-06 | 1998-02-20 | Sharp Corp | 集光リフレクタ |
| WO2006049220A1 (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 反射鏡付き管球 |
| JP2007222351A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
| WO2009028090A1 (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-05 | Phoenix Electric Co., Ltd. | 照明用の発光装置 |
| JP2009110717A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明器具 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03101802U (ja) * | 1990-02-02 | 1991-10-23 | ||
| JPH04253102A (ja) * | 1991-01-28 | 1992-09-08 | Koito Mfg Co Ltd | 車輌用灯具の反射鏡 |
| JPH0521043A (ja) * | 1991-07-11 | 1993-01-29 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 照明装置 |
| JPH0511202U (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-12 | スタンレー電気株式会社 | 車両用前照灯 |
| JPH0562651A (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-12 | Toshiba Lighting & Technol Corp | ミラー付光源 |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP5057549A patent/JPH06275113A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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