JPH09288908A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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Publication number
JPH09288908A
JPH09288908A JP8100533A JP10053396A JPH09288908A JP H09288908 A JPH09288908 A JP H09288908A JP 8100533 A JP8100533 A JP 8100533A JP 10053396 A JP10053396 A JP 10053396A JP H09288908 A JPH09288908 A JP H09288908A
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JP
Japan
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infrared light
lamp
reflecting
focus
main body
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Application number
JP8100533A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiko Nakatsuji
光彦 中辻
Ryoji Yokoya
良二 横谷
Fumihiro Komatsubara
史裕 小松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V9/00Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters
    • F21V9/04Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters for filtering out infrared radiation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/12Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of emitted light
    • F21S41/13Ultraviolet light; Infrared light
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/36Combinations of two or more separate reflectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S45/00Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
    • F21S45/10Protection of lighting devices

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可視光と赤外光の配光を制御して、可視光の
照射面での温度上昇を抑制すると共に、器具の外郭温度
の上昇を抑制させる。 【解決手段】 内部にランプ2が収容され前面側に開口
する器具本体1と、この器具本体1に収容されランプ2
の背面側からランプ2の周を略覆うように配設されると
共に、赤外光を背面側に透過させ可視光を前面側に反射
させて可視光の配光を制御する反射鏡4と、この反射鏡
4の背面側に透過した赤外光を反射させて赤外光の配光
を制御する赤外光反射部8とを備えてなる照明器具にお
いて、赤外光反射部8を、一方の焦点P0が前記ランプ
2の略中心軸上の発光部2bの中心上にあり、他方の焦
点P1が器具本体1の開口1aの周端部近傍であって一
方の焦点P0から放射されて赤外光反射部8で反射され
た赤外光が器具本体1の開口1aから放出される位置に
ある楕円反射面を有するように形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具に関し、
特にランプの背面側に赤外光を透過させ可視光を反射さ
せて可視光の配光を制御する反射鏡が設けられてなる照
明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の照明器具(第1の従来
例)を示すもので、この照明器具は、器具本体1内に、
ランプ2として例えばミニハロゲンランプ2aを収容し
てなる小型のスポットライトであって、主に、器具本体
1と、ソケット3、反射鏡4と、遮熱板5とを有して構
成され、照射面での所望の配光を得ると共に、照射面の
温度上昇を抑制することが要望される場所に使用されて
いる。
【0003】器具本体1は、金属製であって前面側に開
口1aを備えて略筒状に形成され、内外面が黒色塗装さ
れると共に、その内部であって奥側にはランプ2である
ミニハロゲンランプ2aを開口1aと垂直方向に向けて
装着させるソケット3が取り付けられている。また、器
具本体1の背面側には、器具本体1を構造物等に固定す
るための取付部6が設けられている。
【0004】反射鏡4は、略均一な板厚を有するガラス
製であって前面側に広がるような略碗状に形成され、そ
の内表面には赤外光を背面側に透過させ可視光を反射さ
せる選択透過膜4aが形成されており、ランプ2を背面
側から略覆うように器具本体1内に配設されている。そ
して、このような構成の反射鏡4は、その前面側から器
具本体1の内壁面1bに設けられた係合溝1cに係合す
るように配設される略C字状のリング7により器具本体
1に取り付けられるようにされている。
【0005】遮熱板5は、反射鏡4の背面側であって器
具本体1との間を遮蔽するように配設され、その形状
は、反射鏡4の形状に略沿うような形状を備え、反射鏡
4と器具本体1に挟まれて固定されるようにされてい
る。
【0006】このような照明器具では、ランプ2から放
射される赤外光のうちの大半が器具本体1の内壁面1b
に直射されて、つまり、全エネルギーのうちの大半が器
具本体1を加熱する熱源となって器具本体1の外郭温度
を上昇させるために、その外郭温度の上昇を抑制するた
めに遮熱板5が設けられ、反射鏡3を透過した赤外光が
直接、器具本体1の内壁面1bに到達するのを防止して
器具本体1が加熱されるのを抑制しようとしている。
【0007】図13は、従来の別の照明器具(第2の従
来例)の要部である反射鏡4を示すもので、前記第1の
従来例と異なる点は、反射鏡4の背面側に遮熱板に代え
て、内面側に選択透過膜4aが形成された反射鏡4の外
面側に、赤外光を反射させて赤外光の配光を制御する赤
外光反射部8を設けた点であり、他は前記第1の従来例
と同様に構成されている。
【0008】つまり、ランプ2から放射されて反射鏡4
側に向かう可視光は、選択透過膜4aで反射されて所定
の配光に制御され、ランプ2から放射されて反射鏡4側
に向かう赤外光は、反射鏡4を透過した後に赤外光反射
部8で反射されて、再び反射鏡4の前面側に反射されて
照明器具の前面側に放射されるものである。そして、こ
の赤外光反射部8は、照明器具の前面側に放出される赤
外光の配光が、可視光の配光よりも広照形となって、よ
り広い範囲に放射されるような形状に形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来の照明器具(第1の従来例)におい
ては、反射鏡4を透過した赤外光は遮熱板5により反射
されて照明器具の前面側に放射されるが、遮熱板5は、
反射鏡4を透過したランプ2からの赤外光が器具本体1
の内壁面1bを直射することがないように、それらの間
を遮蔽するために設けられたものであって、選択透過膜
4aを形成した反射鏡4の背面側に反射鏡4の形状に略
沿うように設けられているため、赤外光の配光もまた、
可視光の配光と近似した配光となって、可視光が照射さ
れる照射面での温度を上昇させてしまうという問題点が
あった。
【0010】また、従来の別の照明器具(第2の従来
例)においては、反射鏡4を透過した赤外光は赤外光反
射部8により反射されて照明器具の前面側に放射され、
その赤外光の配光が可視光の配光よりも広照形とされて
はいるものの、なお照明器具の可視光の放射される域内
方向に放射される赤外光は少なくなく、可視光が照射さ
れる照射面での温度を上昇させてしまう恐れがあるとい
う問題点があった。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされもの
で、その目的とするところは、可視光と赤外光の配光を
制御して、可視光の照射面での温度上昇を抑制すると共
に、器具の外郭温度上昇を低減させた照明器具を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、内部に
ランプ2が収容され前面側に開口する器具本体1と、こ
の器具本体1に収容され前記ランプ2の背面側から前記
ランプ2の周を略覆うように配設されると共に赤外光を
背面側に透過させ可視光を前面側に反射させて可視光の
配光を制御する反射鏡4と、この反射鏡4の背面側に透
過した赤外光を反射させて赤外光の配光を制御する赤外
光反射部8とを備えてなる照明器具において、前記赤外
光反射部8を、一方の焦点P0が前記ランプ2の略中心
軸上の発光部2bの中心上にあり、他方の焦点P1が前
記器具本体1の開口1aの周端部近傍であって前記一方
の焦点P0から放射されて前記赤外光反射部8で反射さ
れた赤外光が前記器具本体1の開口1aから放出される
位置にある楕円反射面を有するように形成したことを特
徴とするものである。
【0013】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の照明器具において、前記赤外光反射部8の楕円反
射面が、前記他方の焦点P1が、前記器具本体1の外側
であって前記開口1aの前面側に位置するように形成さ
れたことを特徴とするものである。
【0014】請求項3記載の発明にあっては、請求項
1、または請求項2記載の照明器具において、前記赤外
光反射部8が、前記他方の焦点P1を異にする複数の楕
円反射面を、前記ランプ2の中心軸方向に連結させて形
成したことを特徴とするものである。
【0015】請求項4記載の発明にあっては、請求項3
記載の照明器具において、前記赤外光反射部8が、前記
ランプ2の発光部2bよりも背面側に位置する楕円反射
面が、前記一方の焦点P0から放射されて表面に到達す
る赤外光を前記ランプ2の中心軸に対して到達した側と
同じ側に位置する第1の他方の焦点P1に反射させる楕
円反射面であり、前面側の楕円反射面が、前記一方の焦
点P0から放射されて表面に到達する赤外光を前記ラン
プ2の中心軸に対して到達した側と反対側に位置する第
2の他方の焦点P3に反射させる楕円反射面で構成され
たことを特徴とするものである。
【0016】請求項5記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項4のうち1つの請求項記載の照明器具に
おいて、前記赤外光反射部8を、前記反射鏡4の背面に
一体で形成したことを特徴とするものである。
【0017】請求項6記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項4のうち1つの請求項記載の照明器具に
おいて、前記赤外光反射部8を、前記器具本体1の内壁
面1bに一体で形成したことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の照明器具の第1
の実施の形態を示すものであり、この照明器具は、器具
本体1内に、ランプ2として例えばミニハロゲンランプ
2aを収容してなる小型のスポットライトであって、主
に、器具本体1と、反射鏡4と、赤外光反射部8とを有
して構成されている。
【0019】器具本体1は、金属製であって前面側に開
口1aを備えて略筒状に形成されると共に、その内部で
あって奥側にはランプ2であるミニハロゲンランプ2a
を開口1aと垂直方向に向けて装着させるソケット3
が、ねじ止めされて取り付けられており、ランプ2は、
器具本体1の中心軸上に、その中心軸である発光部2b
が位置するように配設されている。また、器具本体1の
内壁面1bは、グレアを防止するために例えば黒色塗装
されており、その外側であって背面側には、器具本体1
を構造物に取り付けるための取付部6が回動自在に設け
られており、器具本体1は、その開口1aの向けられる
方向である照射方向が変更できるように構成されてい
る。
【0020】反射鏡4は、ガラス製であって略均一な板
厚を有し、その内表面、または外表面には赤外光を背面
側に透過させ可視光を反射させてその配光を制御させる
選択透過膜4aが形成されており、前面側に広がるよう
な略碗状に形成されて、ランプ2を背面側から略覆うよ
うに配設されている。したがって、反射鏡4は、その中
心軸が器具本体1及びランプ2の中心軸と一致するよう
にされている。そして、反射鏡4は、その前面側に配設
されて器具本体1の内側壁1bに係合する略C字状のリ
ング7により器具本体1に取り付けられるようにされて
いる。
【0021】赤外光反射部8は、反射鏡4を背面側から
略覆う形状を有し、反射鏡4の背面側であって器具本体
1との間に配設され、反射鏡4と器具本体1に挟まれて
固定されており、その表面で反射鏡4を透過した赤外光
を反射させて器具本体1が加熱されるのを抑制するよう
にされている。この赤外光反射部8は、例えば金属製で
あって赤外光の反射率を高めるために表面が鏡面仕上げ
されてなり、その形状は、ランプ2の中心軸上に位置す
る発光部2bの中心を一方の焦点P0とし、他方の焦点
P1が、器具本体1の開口1aの近傍に位置して、一方
の焦点P0から放射されて赤外光反射部8の表面で反射
された赤外光が、図中で矢示したように、器具本体1の
開口1aから放出される位置である、つまり、その反射
された赤外光が器具本体1の内壁面1bに当たることが
ないような位置にある楕円の一部を、ランプ2の中心軸
の周りに回転させて形成した形状の楕円反射面を備えて
形成されている。そして、図3に示すように、この赤外
光反射部8で、反射鏡4を透過した赤外光を、反射鏡4
で反射されて配光制御される可視光の配光Lとは異なる
配光Rとなるように、つまり、赤外光が主として可視光
の外側に照射されるように配光制御させている。
【0022】このように構成されているため、本実施の
形態における照明器具においては、反射鏡4の背面側に
配設された赤外光反射部8が、一方の焦点P0がランプ
2の中心軸上の発光部2bの中心上にあり、他方の焦点
P1が器具本体1の開口1aの周端部近傍であって一方
の焦点P0から放射されて赤外光反射部8で反射された
赤外光が器具本体1の開口1aから放出される位置にあ
る楕円反射面とされているため、反射鏡4を透過した赤
外光は、赤外光反射部8で反射されて器具本体1の外側
に放出されると共に、その赤外光は、主として可視光の
照射される部分の外方に照射されることになり、可視光
の照射面の温度を上昇させることなく、器具本体1の外
郭、及び内部の温度上昇を抑制することができる。
【0023】図4は、本発明の照明器具の第2の実施の
形態を示すものであり、前記第1の実施の形態と異なる
点は、反射鏡4の板厚を前面側と背面側で異なる厚みに
形成すると共に、赤外光反射部8を反射鏡4の背面側に
例えばアルミ蒸着等によって一体に形成させた点であ
り、他は前記第1の実施の形態と同様に構成されてい
る。つまり、反射鏡4の赤外光反射部8が形成される外
面側は、その形状が、第1の実施の形態の赤外光反射部
8の楕円反射面と同様の形状を有するように形成されて
いるのである。
【0024】このように構成しても前記第1の実施の形
態と同様の効果を奏すると共に、赤外光反射部8が反射
鏡4の背面側に一体で形成されているため、反射鏡4に
赤外光反射部8を別部品として組み合わせる必要はな
く、部品点数が削減できて組立性が向上し、コストダウ
ンが図れる。
【0025】図5は、本発明の照明器具の第3の実施の
形態を示すものであり、前記第1の実施の形態と異なる
点は、器具本体1の内壁面1bの少なくとも反射鏡4よ
りも背面側を、赤外光の反射率を高めるために金属生地
を露出させた表面とし、反射鏡4の背面側に位置する器
具本体1の内壁面1bを、第1の実施の形態の赤外光反
射部8の楕円反射面と同様の形状の面を有するように形
成させた点であり、他は前記第1の実施の形態と同様に
構成されている。
【0026】このように構成しても前記第1の実施の形
態と同様の効果を奏すると共に、赤外光反射部8が器具
本体1の内壁面1b上に一体で形成されているため、反
射鏡4に赤外光反射部8を別部品として組み合わせる必
要はなく、部品点数が削減できて組立性が向上し、コス
トダウンが図れる。
【0027】図6は、本発明の照明器具の第4の実施の
形態を示すものであり、前記第1の実施の形態と異なる
点は、赤外光反射部8であり、他は前記第1の実施の形
態と同様に構成されている。
【0028】赤外光反射部8は、その楕円反射面が、一
方の焦点P0がランプ2の略中心軸上の発光部2bの中
心上にあり、他方の焦点P1が、器具本体1の外側の開
口1aの前面側であって、一方の焦点P0から放射され
てその表面に到達する赤外光をランプ2の中心軸に対し
て到達した側と反対側に位置する他方の焦点P1に反射
させる楕円反射面で構成されている。このように構成し
ても前記第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0029】図7は、本発明の照明器具の第5の実施の
形態を示すものであり、前記第4の実施の形態と異なる
点は、反射鏡4の板厚を前面側と背面側で異なる厚みに
形成して、赤外光反射部8を反射鏡4の背面に例えばア
ルミ蒸着等によって一体に形成させた点であり、他は前
記第4の実施の形態と同様に構成されている。つまり、
反射鏡4の赤外光反射部8が形成される外面側は、その
形状が、第4の実施の形態の赤外光反射部8の楕円反射
面と同様の形状を有するように形成され、その表面に赤
外光反射部8が形成されているのである。
【0030】このように構成しても前記第4の実施の形
態と同様の効果を奏すると共に、赤外光反射部8が反射
鏡4の背面に一体で形成されているため、反射鏡4に赤
外光反射部8を別部品として組み合わせる必要はなく、
部品点数が削減できて組立性が向上し、コストダウンが
図れる。
【0031】図8は、本発明の照明器具の第6の実施の
形態を示すものであり、前記第4の実施の形態と異なる
点は、器具本体1の内壁面1bの少なくとも反射鏡4よ
りも背面側を、赤外光の反射率を高めるために金属生地
を露出させた表面とし、反射鏡4の背面側に位置する器
具本体1の内壁面1bを、第4の実施の形態の赤外光反
射部8の楕円反射面と同様の形状の面を有するように形
成させた点であり、他は前記第4の実施の形態と同様に
構成されている。
【0032】このように構成しても前記第4の実施の形
態と同様の効果を奏すると共に、赤外光反射部8が器具
本体1の内壁面1b上に一体で形成されているため、反
射鏡4に赤外光反射部8を別部品として組み合わせる必
要はなく、部品点数が削減できて組立性が向上し、コス
トダウンが図れる。
【0033】図9は、本発明の照明器具の第7の実施の
形態を示すものであり、前記第1の実施の形態と異なる
点は、赤外光反射部8を、一方の焦点P0がランプ2の
中心軸上の同じ位置にあって、他方の焦点P1を異にす
る複数の楕円反射面をランプ2の中心軸方向に連結させ
て形成した点であり、他は前記第1の実施の形態と同様
に構成されている。
【0034】つまり、赤外光反射部8は、ランプ2の発
光部2bよりも背面側に位置する楕円反射面が、一方の
焦点P0から放射されて表面に到達する赤外光をランプ
2の中心軸に対して到達した側と同じ側に位置する他方
の焦点P1である第1の他方の焦点P2に反射させる楕
円反射面であり、ランプ2の発光部2bよりも前面側の
楕円反射面が、一方の焦点P0から放射されて表面に到
達する赤外光をランプ2の中心軸に対して到達した側と
反対側に位置する他方の焦点P1である第2の他方の焦
点P3に反射させる楕円反射面であって、そのような2
つの楕円反射面が連結されて構成されているのである。
【0035】このように構成しても前記第1の実施の形
態と同様の効果を奏すると共に、赤外光反射部8が複数
の楕円反射面を有して形成されているため、複数の楕円
反射面を組み合わせることにより赤外光の配光を制御し
易くできる。
【0036】図10は、本発明の照明器具の第8の実施
の形態を示すものであり、前記第7の実施の形態と異な
る点は、反射鏡4の板厚を前面側と背面側で異なる厚み
に形成して、赤外光反射部8を反射鏡4の背面に例えば
アルミ蒸着等によって一体に形成させた点であり、他は
前記第7の実施の形態と同様に構成されている。つま
り、反射鏡4の赤外光反射部8が形成される外面側は、
その形状が、第7の実施の形態の赤外光反射部8の楕円
反射面と同様の形状を有するように形成されているので
ある。
【0037】このように構成しても前記第7の実施の形
態と同様の効果を奏すると共に、赤外光反射部8が反射
鏡4の背面側に一体で形成されているため、反射鏡4に
赤外光反射部8を別部品として組み合わせる必要はな
く、部品点数が削減できて組立性が向上し、コストダウ
ンが図れる。
【0038】図11は、本発明の照明器具の第9の実施
の形態を示すものであり、前記第7の実施の形態と異な
る点は、器具本体1の内壁面1bの少なくとも反射鏡4
よりも背面側を、赤外光の反射率を高めるために金属生
地を露出させた表面とし、反射鏡4の背面側に位置する
器具本体1の内壁面1bを、第7の実施の形態の赤外光
反射部8の楕円反射面と同様の形状の表面を有するよう
に形成させた点であり、他は前記第7の実施の形態と同
様に構成されている。
【0039】このように構成しても前記第7の実施の形
態と同様の効果を奏すると共に、赤外光反射部8が器具
本体1の内壁面1b上に一体で形成されているため、反
射鏡4に赤外光反射部8を別部品として組み合わせる必
要はなく、部品点数が削減できて組立性が向上し、コス
トダウンが図れる。
【0040】なお、前記各実施の形態においては、赤外
光反射部8を、鏡面仕上げして形成したもの、及び金属
生地を露出させて形成したものを例示したが、本発明は
これに限らず、赤外線反射膜である、例えば高屈折率を
有するTiO2 と、低屈折率のMg2 F2 を交互にした
多層膜のような特定の波長域の赤外線を高反射させる多
層膜であっても良い。また、前記各実施の形態において
は、照明器具をランプ2としてミニハロゲンランプ2a
を使用した小型のスポットライトを例示して説明を行っ
たが、本発明はこれに限らず、ランプは例えば白熱ラン
プや、メタルハライドランプの片口金コンパクト形のよ
うなその他のランプであっても良く、照明器具のタイプ
もダウンライトや、吊り下げ型、あるいは直付型等のど
のような器具であっても良いことは勿論である。
【0041】
【発明の効果】このように構成されているため本発明
は、請求項1、及び請求項2記載の発明にあっては、反
射鏡の背面側に配設された赤外光反射部が、一方の焦点
がランプの中心軸上の発光部の中心上にあり、他方の焦
点が器具本体の開口の周端部近傍であって一方の焦点か
ら放射されて赤外光反射部で反射された赤外光が器具本
体の開口から放出される位置にある楕円反射面とされて
いるため、反射鏡を透過した赤外光は、赤外光反射部で
反射されて器具本体の外側に放出されると共に、その赤
外光は、主として可視光の照射される部分の外方に照射
されることになり、可視光の照射部の温度を上昇させる
ことなく、器具本体の外郭、及び内部の温度上昇を抑制
することができる。
【0042】請求項3、及び請求項4記載の発明にあっ
ては、請求項1、または請求項2記載の発明の効果に加
えて、赤外光反射部が複数の楕円反射面を有して形成さ
れているため、赤外光の配光を制御し易くできる。
【0043】請求項5記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項4のうち1つの請求項記載の発明の効果
に加えて、赤外光反射部が反射鏡の背面に一体で形成さ
れているため、反射鏡に赤外光反射部を別部品として組
み合わせる必要はなく、部品点数が削減できて組立性が
向上し、コストダウンが図れる。
【0044】請求項6記載の発明にあっては、請求項
1、乃至請求項4のうち1つの請求項記載の発明の効果
に加えて、赤外光反射部が器具本体の内壁面上に一体で
形成されているため、反射鏡に赤外光反射部を別部品と
して組み合わせる必要はなく、部品点数が削減できて組
立性が向上し、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の第1の実施の形態を示す断
面状態の模式図である。
【図2】同上の一部破断状態の正面図である。
【図3】同上の配光を説明する作用説明図である。
【図4】本発明の照明器具の第2の実施の形態を示す断
面状態の模式図である。
【図5】本発明の照明器具の第3の実施の形態を示す断
面状態の模式図である。
【図6】本発明の照明器具の第4の実施の形態を示す断
面状態の模式図である。
【図7】本発明の照明器具の第5の実施の形態を示す断
面状態の模式図である。
【図8】本発明の照明器具の第6の実施の形態を示す断
面状態の模式図である。
【図9】本発明の照明器具の第7の実施の形態を示す断
面状態の模式図である。
【図10】本発明の照明器具の第8の実施の形態を示す
断面状態の模式図である。
【図11】本発明の照明器具の第9の実施の形態を示す
断面状態の模式図である。
【図12】従来の照明器具(第1の従来例)を示す一部
破断状態の正面図である。
【図13】従来の別の照明器具(第2の従来例)の要部
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 器具本体 1a 開口 2 ランプ 2b 発光部 4 反射鏡 4a 選択透過膜 8 赤外光反射部 P0 一方の焦点 P1 他方の焦点 P2 第1の他方の焦点 P3 第2の他方の焦点

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にランプが収容され前面側に開口す
    る器具本体と、この器具本体に収容され前記ランプの背
    面側から前記ランプの周を略覆うように配設されると共
    に赤外光を背面側に透過させ可視光を前面側に反射させ
    て可視光の配光を制御する反射鏡と、この反射鏡の背面
    側に透過した赤外光を反射させて赤外光の配光を制御す
    る赤外光反射部とを備えてなる照明器具において、前記
    赤外光反射部を、一方の焦点が前記ランプの略中心軸上
    の発光部の中心上にあり、他方の焦点が前記器具本体の
    開口の周端部近傍であって前記一方の焦点から放射され
    て前記赤外光反射部で反射された赤外光が前記器具本体
    の開口から放出される位置にある楕円反射面を有するよ
    うに形成したことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 前記赤外光反射部の楕円反射面が、前記
    他方の焦点が、前記器具本体の外側であって前記開口の
    前面側に位置するように形成されたことを特徴とする請
    求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 前記赤外光反射部が、前記他方の焦点を
    異にする複数の楕円反射面を、前記ランプの中心軸方向
    に連結させて形成したことを特徴とする請求項1、また
    は請求項2記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 前記赤外光反射部が、前記ランプの発光
    部よりも背面側に位置する楕円反射面が、前記一方の焦
    点から放射されて表面に到達する赤外光を前記ランプの
    中心軸に対して到達した側と同じ側に位置する第1の他
    方の焦点に反射させる楕円反射面であり、前面側の楕円
    反射面が、前記一方の焦点から放射されて表面に到達す
    る赤外光を前記ランプの中心軸に対して到達した側と反
    対側に位置する第2の他方の焦点に反射させる楕円反射
    面で構成されたことを特徴とする請求項3記載の照明器
    具。
  5. 【請求項5】 前記赤外光反射部を、前記反射鏡の背面
    に一体で形成したことを特徴とする請求項1、乃至請求
    項4のうち1つの請求項記載の照明器具。
  6. 【請求項6】 前記赤外光反射部を、前記器具本体の内
    壁面に一体で形成したことを特徴とする請求項1、乃至
    請求項4のうち1つの請求項記載の照明器具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN103775846A (zh) * 2012-10-18 2014-05-07 柳州市京阳节能科技研发有限公司 聚光高效节能环保led灯

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