JPH10116367A - 乗物用スケジュール管理システム - Google Patents

乗物用スケジュール管理システム

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Publication number
JPH10116367A
JPH10116367A JP8268733A JP26873396A JPH10116367A JP H10116367 A JPH10116367 A JP H10116367A JP 8268733 A JP8268733 A JP 8268733A JP 26873396 A JP26873396 A JP 26873396A JP H10116367 A JPH10116367 A JP H10116367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
schedule
unit
passenger
vehicle
crew
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8268733A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Yamada
和夫 山田
Takao Ogasawara
貴夫 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP8268733A priority Critical patent/JPH10116367A/ja
Publication of JPH10116367A publication Critical patent/JPH10116367A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗物の乗客又は乗務員が、休憩場所や観光場
所等の経由地に一時的に降りる際に、乗物へ戻るべき集
合時間等のスケジュールを乗客等へ確実に知らせること
ができる乗物用スケジュール管理システムを提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 子機としてのタグ5は、このタグ5を所
持している乗客又は乗務員固有の識別情報を格納するメ
モリ27を備える一方、親機3は、この親機3が設置さ
れている乗物に属する乗客又は乗務員全員の前記識別情
報を格納する内部メモリ15と、この親機3とタグ5と
の間で通信が成立したとき、メモリ27に格納されてい
る識別情報と、内部メモリ15に格納されている識別情
報とを照合し、この照合結果から、当該タグ5を所持し
ている人物が当該乗物の乗務員であると判定されたと
き、当該タグ5を所持している人物へスケジュールを送
信する親制御部9とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、観光バ
ス、高速バス、又は遊覧船などの乗物の乗客又は乗務員
が、休憩場所や観光場所等の経由地に一時的に降りる際
に、乗物へ戻るべき集合時間等のスケジュールを乗客等
へ確実に知らせることができる乗物用スケジュール管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、観光バス、高速バス、又は遊覧
船などの乗物にあっては、休憩場所や観光場所等の経由
地を介して、複数の乗客をもれなくそれぞれの目的地へ
と運ぶ重要な役割を担っている。したがって、例えば、
観光バスが休憩場所へ到着した場合には、乗客及び乗務
員の全員がバス内の各自の席へ戻っていることを確認後
に、次の経由地又は目的地へと出発するようにしてい
る。
【0003】これについて、観光バスが休憩場所へ到着
した場合の手順を例示して説明すると、まず、全ての乗
客に対し、「休憩時間は30分間ですので、12:30
までにバスに戻って下さい。」などの事務連絡が口頭で
乗務員からなされるか、又はバスに戻るべき集合時間が
記載されたメモが手渡された後に、乗客はそれぞれの行
きたい場所へと散ってゆく。そして、集合時間になる
と、乗務員によって乗客の在/不在の確認、すなわち点
呼がとられ、乗客及び乗務員の全員が乗車していること
を確認後に、次の経由地又は目的地へと出発するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の乗客に対する集合時間等のスケジュール管理に
あっては、基本的にそれぞれの乗客の自己管理に委ねら
れていたために、例えば、乗客への事務連絡が徹底され
ていなかったり、乗客が集合時間をうっかり失念してし
まう事態が後を絶たず、このような乗客が集合時間に遅
れてしまい、この結果、観光バスをスケジュール通りに
運行することができないおそれがあるという解決すべき
課題があった。
【0005】このような実情に鑑みて、乗物の乗客等が
休憩場所や観光場所等の経由地に一時的に降りる際に、
乗物へ戻るべき集合時間等のスケジュールを乗客等へ確
実に知らせることができる乗物用スケジュール管理シス
テムの開発が関係者の間でかねてより切望されていた。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであり、例えば、観光バス、高速バス、又は
遊覧船などの乗物の乗客又は乗務員が、休憩場所や観光
場所等の経由地に一時的に降りる際に、乗物へ戻るべき
集合時間等のスケジュールを乗客等へ確実に知らせるこ
とができる乗物用スケジュール管理システムを提供する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、乗物の乗降口付近に設けられた
親アンテナを介して電磁波を送受信する親送受信手段を
備えた親機と、当該親機との間で子アンテナを介して電
磁波を送受信する子送受信手段を備え、乗物の少なくと
も乗客全員にそれぞれ所持させられる子機とから構成さ
れ、当該親機と当該子機との間で通信を行うことによ
り、乗物へ戻るべき集合時間を含むスケジュールを少な
くとも乗客全員へ知らせる乗物用スケジュール管理シス
テムであって、前記子機は、当該子機を所持している乗
客又は乗務員固有の識別情報を格納する子機側情報格納
手段を備える一方、前記親機は、当該乗物の乗降口付近
を乗客又は乗務員が通過したとき、当該乗客又は乗務員
が所持している前記子機との間で通信が成立する如く通
信領域が設定されており、さらに、前記親機は、当該親
機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員全員の
前記識別情報を格納する親機側情報格納手段と、前記ス
ケジュールを格納する親機側スケジュール格納手段と、
当該親機と前記子機との間で通信が成立したとき、子機
側情報格納手段に格納されている識別情報と、親機側情
報格納手段に格納されている識別情報とを照合し、当該
照合結果に基づいて、当該子機を所持している乗客又は
乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客
又は乗務員であるか否かを判定する属否判定手段と、当
該属否判定手段において、当該子機を所持している乗客
又は乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属する
乗客又は乗務員であると判定されると、前記親機側スケ
ジュール格納手段から前記スケジュールを読み出すとと
もに、当該読み出したスケジュールを前記親送受信手段
を介して送信させるスケジュール送信手段と、を備え、
さらに、前記子機は、前記親機と当該子機との間で通信
が成立したとき、前記スケジュール送信手段から送信さ
れたスケジュールを前記子送受信手段を介して受信し、
当該受信したスケジュールを格納する子機側スケジュー
ル格納手段と、当該子機側スケジュール格納手段に格納
されたスケジュールを、当該子機を所持している乗客又
は乗務員へ知らせる報知手段と、を備えてなることを要
旨とする。
【0008】請求項1の発明によれば、まず、乗物の乗
降口付近を乗客又は乗務員が通過すると、当該乗客又は
乗務員が所持している子機と親機との間で通信が成立す
る。この通信が成立すると、属否判定手段は、子機側情
報格納手段に格納されている識別情報と、親機側情報格
納手段に格納されている識別情報とを照合し、この照合
結果に基づいて、当該子機を所持している乗客又は乗務
員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は
乗務員であるか否かを判定する。この属否判定手段にお
ける判定の結果、当該子機を所持している乗客又は乗務
員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は
乗務員であると判定されると、スケジュール送信手段
は、親機側スケジュール格納手段からスケジュールを読
み出すとともに、この読み出したスケジュールを親送受
信手段を介して送信させる。これを受けて、子機側スケ
ジュール格納手段は、親機と子機との間で通信が成立し
たとき、スケジュール送信手段から送信されたスケジュ
ールを子送受信手段を介して受信し、この受信したスケ
ジュールを格納する。そして、報知手段は、この子機側
スケジュール格納手段に格納されたスケジュールを、当
該子機を所持している乗客又は乗務員へ知らせる。この
ように、乗物の乗降口付近を乗客又は乗務員が通過した
とき、この乗客等が当該乗物に属する人物か否かを判定
し、この属否判定の結果、この乗客等が当該乗物に属す
る人物であると判定されたとき、この乗客等に対し、乗
物へ戻るべき集合時間を含むスケジュールを送信し、当
該乗客等にスケジュールを報知するようにしたので、例
えば、乗物の乗客等が、休憩場所や観光場所等の経由地
に一時的に降りる際に、乗物へ戻るべき集合時間等のス
ケジュールを乗客等へ確実に知らせることができ、この
結果、乗客又は乗務員にとっての利便性を格段に向上す
ることができる。
【0009】そして、請求項2の発明は、乗物の乗降口
付近に設けられた親アンテナを介して電磁波を送受信す
る親送受信手段を備えた親機と、当該親機との間で子ア
ンテナを介して電磁波を送受信する子送受信手段を備
え、乗物の少なくとも乗客全員にそれぞれ所持させられ
る子機とから構成され、当該親機と当該子機との間で通
信を行うことにより、乗物へ戻るべき集合時間を含むス
ケジュールを少なくとも乗客全員へ知らせる乗物用スケ
ジュール管理システムであって、前記子機は、当該子機
を所持している乗客又は乗務員固有の識別情報を格納す
る子機側情報格納手段を備える一方、前記親機は、当該
乗物の乗降口付近を乗客又は乗務員が通過したとき、当
該乗客又は乗務員が所持している前記子機との間で通信
が成立する如く通信領域が設定されており、さらに、前
記親機は、当該親機が設置されている乗物に属する乗客
又は乗務員全員の前記識別情報と、当該識別情報に対応
する乗客又は乗務員の前記スケジュールの識別番号とを
格納する親機側情報格納手段と、前記スケジュールの識
別番号毎に異なる前記スケジュールを格納する親機側ス
ケジュール格納手段と、当該親機と前記子機との間で通
信が成立したとき、子機側情報格納手段に格納されてい
る識別情報と、親機側情報格納手段に格納されている識
別情報とを照合し、当該照合結果に基づいて、当該子機
を所持している乗客又は乗務員が、当該親機が設置され
ている乗物に属する乗客又は乗務員であるか否かを判定
する属否判定手段と、当該属否判定手段において、当該
子機を所持している乗客又は乗務員が、当該親機が設置
されている乗物に属する乗客又は乗務員であると判定さ
れると、前記親機側スケジュール格納手段から、当該子
機を所持している乗客又は乗務員の前記スケジュールの
識別番号に対応するスケジュールを読み出すとともに、
当該読み出したスケジュールを前記親送受信手段を介し
て送信させるスケジュール送信手段と、を備え、さら
に、前記子機は、前記親機と当該子機との間で通信が成
立したとき、前記スケジュール送信手段から送信された
スケジュールを前記子送受信手段を介して受信し、当該
受信したスケジュールを格納する子機側スケジュール格
納手段と、当該子機側スケジュール格納手段に格納され
たスケジュールを、当該子機を所持している乗客又は乗
務員へ知らせる報知手段と、を備えてなることを要旨と
する。
【0010】請求項2の発明によれば、まず、乗物の乗
降口付近を乗客又は乗務員が通過すると、当該乗客又は
乗務員が所持している子機と親機との間で通信が成立す
る。この通信が成立すると、属否判定手段は、子機側情
報格納手段に格納されている識別情報と、親機側情報格
納手段に格納されている識別情報とを照合し、この照合
結果に基づいて、当該子機を所持している乗客又は乗務
員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は
乗務員であるか否かを判定する。この属否判定手段にお
ける判定の結果、当該子機を所持している乗客又は乗務
員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は
乗務員であると判定されると、親機側スケジュール格納
手段から、当該子機を所持している乗客又は乗務員のス
ケジュールの識別番号に対応するスケジュールを読み出
すとともに、この読み出したスケジュールを親送受信手
段を介して送信させる。これを受けて、子機側スケジュ
ール格納手段は、親機と子機との間で通信が成立したと
き、スケジュール送信手段から送信されたスケジュール
を子送受信手段を介して受信し、この受信したスケジュ
ールを格納する。そして、報知手段は、この子機側スケ
ジュール格納手段に格納されたスケジュールを、当該子
機を所持している乗客又は乗務員へ知らせる。このよう
に、乗物の乗降口付近を乗客又は乗務員が通過したと
き、この乗客等が当該乗物に属する人物か否かを判定
し、この属否判定の結果、この乗客等が当該乗物に属す
る人物であると判定されたとき、この乗客等に対し、当
該乗客等に該当する乗物へ戻るべき集合時間を含むスケ
ジュールを送信し、当該乗客等にスケジュールを報知す
るようにしたので、請求項1に記載の作用効果に加え
て、例えば、乗客と乗務員との間で異なる集合時間を設
定したい場合や、乗客のなかでも、観光場所での集合時
間が異なる場合など、乗客又は乗務員毎に相互に異なる
スケジュールを知らせたいという要望に答えることがで
き、この結果、乗客又は乗務員の各個別にスケジュール
を知らせる際のスケジュール内容の自由度を格段に向上
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る乗物用スケ
ジュール管理システムの一実施形態について、乗物とし
て観光バスを例示して、図に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に係る乗物用スケジュール
管理システムの概略ブロック構成図、図2乃至図3は、
本発明の動作フローチャート図、図4乃至図9は、本発
明の説明に供する図である。
【0013】まず、本発明に係る乗物用スケジュール管
理システムの概略ブロック構成について、図1を参照し
て説明すると、同図において、本発明に係る乗物用スケ
ジュール管理システム1は、観光バス2の乗降口近傍な
どに設けられる親機3と、この親機3との間で電磁波を
媒介してデータ交換を行い得る如く構成され、乗務員及
び乗客の全員にそれぞれ所持させられる子機としてのタ
グ5とから構成されている。なお、タグ5としては、例
えば非接触ICカードなどの、親機3との間で非接触で
データ交換可能なものであれば、どのような形態のもの
でも使用することができる。
【0014】上記親機3は、この親機3の主要部を構成
し、観光バス2の乗降口を通過した乗客又は乗務員が所
持しているタグ5へバス2に戻るべき集合時間等のスケ
ジュールを送信する装置本体7と、タグ5に内蔵された
後述する子アンテナとの間で無線通信を行うことでデー
タを交換する親アンテナ13と、スケジュールを入力す
る際に用いられるキーボード17と、このキーボード1
7を介して、又はフロッピーディスクなどの記憶媒体を
介して入力されたスケジュールを記憶するスケジュール
メモリ19と、スケジュールなどを表示画面上に表示さ
せる表示部21とを備えている。
【0015】上記装置本体7には、親機3の主要な機能
である乗客の乗降を確認する点呼機能、及び乗降口を通
過した乗客又は乗務員が所持しているタグ5へバス2に
戻るべき集合時間等のスケジュールを送信するスケジュ
ール送信機能等を実現する親制御部9と、この親制御部
9に親データバス10を介して接続され、親制御部9か
らの指令に従って親アンテナ13を介してタグ5側へデ
ータを送信する一方、親アンテナ13を介してタグ5側
から送られたデータを受信する親送受信部11と、親デ
ータバス10に接続され、現在の時刻を刻む時計12
と、やはり親データバス10に接続され、あらかじめ作
成された乗客リストを格納する内部メモリ15とが内蔵
されている。
【0016】この内部メモリ15に格納される乗客リス
トには、図8に示すように、乗客又は乗務員の氏名又は
識別番号と、これらの乗客又は乗務員に対応するスケジ
ュール番号等を1レコード単位とする複数人数分のデー
タが記述されており、この乗客リストは、親機3とタグ
5との間で通信が成立したとき、このタグ5を所持して
いる乗客又は乗務員が当該観光バス2に属する人物か否
かを調べたり、このタグ5を所持している乗客又は乗務
員に該当するスケジュール番号を引き出す際に参照され
る。なお、上記乗客リストには、乗客又は乗務員が車室
内に居るか否かを表す乗降フラグFも併せて記述されて
おり、この乗降フラグFの値としては、例えば、乗客等
が車外にいる時には「0」となる一方、車内にいる時に
は「1」となる如く適宜書替えられる。したがって、親
機3とタグ5との間で通信が成立したとき、このタグ5
を所持している乗客又は乗務員の乗降フラグFの状態値
は、図7に示すように、これまでの乗降状態が降車を示
す「0」の場合には「1」に書替えられる一方、これま
での乗降状態が乗車を示す「1」の場合には「0」に書
替えられる如く構成されている。
【0017】一方、上述の子機としてのタグ5は、親機
3側の親アンテナ13との間で無線通信を行うことでデ
ータを交換する子アンテナ23と、タグ5の主要な機能
である当該タグ5を所持している乗客等の氏名又は識別
番号やこの乗客等の乗降フラグFなどの乗客データを親
機3側へ送信する乗客データ送信機能や、当該タグ5を
所持している乗客等に対し、集合時間等のスケジュール
時間の到来を知らせるスケジュール連絡機能等を実現す
る子制御部29と、この子制御部29に子データバス2
6を介して接続され、子制御部29からの指令に従って
子アンテナ23を介して親機3側へデータを送信する一
方、子アンテナ23を介して親機3側から送られたデー
タを受信する子送受信部25と、子データバス26に接
続され、図9に示すように、当該タグ5を所持している
乗客の氏名又は識別番号と、1又は2以上のスケジュー
ル時間のそれぞれを時刻記憶領域1,2,3,…に格納
するメモリ27と、このメモリ27へ電力を供給するこ
とで記憶内容を保持するとともに、子制御部29等へ電
力を供給するバッテリ31と、時間を計時するタイマ3
3と、スケジュール時間が到来したことを音声により知
らせるアラーム35と、やはりスケジュール時間が到来
したこと等をその表示画面上に表示する表示部37とが
内蔵されている。なお、メモリ27には、乗降フラグF
も併せて格納されている。また、メモリ27の時刻記憶
領域1,2,3,…に格納されるスケジュール時間とし
ては、観光バス2における一日のスケジュールの集合時
間等の節目となる時間が記憶される。
【0018】上記親機3に属する親アンテナ13は、図
4乃至図6に示すように、観光バス2の乗降口4の上部
に設置されており、この親アンテナ13の通信領域Tは
円錐形状に設定されている。これにより、乗降口ステッ
プ6付近か、又は乗降口4の外部周辺にタグ5を所持し
ている乗客又は乗務員が存在していれば、当該タグ5と
親アンテナ13との間の通信が成立する如く構成されて
いる。なお、親機側の表示部21は、例えば、表示画面
を乗客席方面へ向けた状態でバス2の車室内天井から吊
り下げられており、この表示部21にスケジュールが表
示されることで、車室内に居る乗客に対してスケジュー
ルが連絡される如く構成されている。
【0019】次に、上述の如く構成された本発明に係る
乗物用スケジュール管理システムの動作について、図2
及び図3に示す親機3側とタグ5側とを分けて記述した
動作フローチャート図を参照しつつ、実際の信号の流れ
順に従って詳細に説明する。図2に示すように、まず、
親機3側において、図示しない電源スイッチがオンされ
て装置本体7が起動すると(ステップS1)、親制御部
9は、スケジュールメモリ19からスケジュールを読み
出して、読み出したスケジュールを内部メモリ15の所
定のアドレスに格納する処理を実行する(ステップS
3)。さらに、親制御部9は、親送受信部11へ電力を
供給するとともに、親アンテナ13を介して親送受信部
11に例えば10ms程度のデータ長の送信命令を送信
させる処理を実行する(ステップS5)。この送信命令
は、タグ5に対して当該タグ5を所持している乗客又は
乗務員の氏名又は識別番号の送信を要求する命令であ
り、所定の周波数を呈する搬送波に乗せて送信される。
【0020】次に、親機3側から送信された送信命令を
受信する子機としてのタグ5側の処理の流れについて説
明すると、図3に示すように、タグ5側において、タグ
5へ電力を供給するバッテリ31がセットされると、子
制御部29は、子送受信部25の動作モードを通常受信
モードに設定して、親機3側からの信号を受信する処理
を、例えば30msなどの所定時間実行する(ステップ
S31)。この受信処理の結果、信号が受信されなけれ
ば、子制御部29は、子送受信部25の動作モードを省
電力で受信を行うスリープモードに設定し(ステップS
33)、親機3側からの信号を受信するまでステップS
31乃至S33の処理を繰り返し実行する。なお、子制
御部29は、子送受信部25がスリープモードでの信号
受信の際に何らかの信号を受信したとき、子送受信部2
5の動作モードを通常受信モードへ切り換えることによ
り、確実に信号を受信し得るようにしている。
【0021】一方、ステップS31における受信有無判
定の結果、何らかの信号が受信されていると、子制御部
29は、受信した信号が送信命令か否かを判定する処理
を実行する(ステップS35)。この送信命令判定の結
果、受信した信号が送信命令ではないと判定されると、
子制御部29は、処理の流れをステップS33へ戻し、
以下の処理を繰り返し実行する。
【0022】一方、ステップS35における送信命令判
定の結果、受信した信号が送信命令であると判定される
と、子制御部29は、メモリ27から乗客又は乗務員の
氏名又は識別番号を読み出して、この乗客等の氏名又は
識別番号を、子送受信部25及び子アンテナ23を介し
て送信する処理を実行する(ステップS37)。
【0023】再び親機3側のフローチャートに戻ると、
親制御部9は、ステップS5で送信命令を送信後に、親
送受信部11の動作モードを受信モードへ切り換える処
理を実行し(ステップS7)、例えば3msなどの所定
時間だけ信号を継続して受信する(ステップS9乃至S
11)。この継続受信の結果、タグ5側から送られる乗
客等の氏名又は識別番号を受信しなければ、親制御部9
は、処理の流れをステップS5へ戻し、以下の処理を繰
り返し実行する。
【0024】一方、ステップS11における受信有無判
定の結果、タグ5側から乗客等の氏名又は識別番号を受
信したと判定されると、親制御部9は、まず、内部メモ
リ15に格納されている乗客リストの氏名欄又は識別番
号欄に、タグ5側から送信された乗客の氏名又は識別番
号が存在するか否かの照合を行い、この照合結果から、
当該乗客等が当該観光バス2に属する乗客又は乗務員か
否か、つまり乗客等を識別する処理を実行する(ステッ
プS13)。この乗客識別処理の結果、当該乗客等が乗
り間違いの乗客等であり、当該観光バス2に属する正当
な乗客等ではないと判定されると、親制御部9は、処理
の流れをステップS5へ戻し、以下の処理を繰り返し実
行する。なお、このとき、当該乗り間違いの乗客等に対
し、乗り間違いである旨を表示部21の表示画面上に表
示させることもできる。
【0025】一方、ステップS13における乗客識別処
理の結果、当該乗客等が乗り間違いの乗客等ではなく、
当該観光バス2に属する正当な乗客等であると判定され
ると、引き続き、親制御部9は、当該乗客等の氏名又は
識別番号に対応するスケジュール番号を乗客リストから
読み出すとともに、この読み出したスケジュール番号に
該当するスケジュールをさらに内部メモリ15から読み
出して、このスケジュールを親送受信部11に送信させ
る処理を実行する(ステップS15)。ここで、乗客リ
ストに、乗客又は乗務員のそれぞれに該当するスケジュ
ール番号を格納しておき、このスケジュール番号に該当
するスケジュールを乗客又は乗務員が所持しているタグ
5へ送信するようにしたのは、例えば、乗客と乗務員と
の間で異なる集合時間を設定したい場合や、乗客のなか
でも、観光場所での集合時間が異なる場合など、乗客又
は乗務員毎に相互に異なるスケジュールを知らせたいと
いう要望に答える趣旨である。また、ステップS15で
送信されるスケジュールは、例えば、親機3側の時計1
2から読み出した現在の時刻と、集合すべき時刻とから
構成される。なお、ステップS15で送信されるスケジ
ュールとしては、現在の時刻と集合すべき時刻との両者
に限定されず、例えば、「今から15分後」などのよう
に、時間の長さを採用することもできる。
【0026】再び子機としてのタグ5側のフローチャー
トに戻ると、子制御部29は、ステップS37で乗客の
氏名又は識別番号を送信後に、子送受信部25の動作モ
ードを通常受信モードに設定して、親機3側からの信号
を受信する処理を、信号が受信されるまで継続して実行
する(ステップS39)。この受信処理の結果、信号が
受信されたと判定されると、子制御部29は、受信した
データがスケジュールか否かを判定する処理を実行する
(ステップS41)。この判定の結果、受信したデータ
がスケジュールではないと判定されると、子制御部29
は、処理の流れをステップS39へ戻し、以下の処理を
繰り返し実行する。
【0027】一方、ステップS41における判定の結
果、受信したデータがスケジュールであると判定される
と、子制御部29は、スケジュールを受信した旨を、子
送受信部25及び子アンテナ23を介して送信する処理
を実行するとともに、受信したスケジュールをメモリ2
7の所定のアドレスへ格納する処理を実行する(ステッ
プS43)。
【0028】再び親機3側のフローチャートに戻ると、
親制御部9は、ステップS15でスケジュールを送信後
に、親送受信部11の動作モードを受信モードへ切り換
える処理を実行し(ステップS17)、例えば3msな
どの所定時間だけ信号を継続して受信する(ステップS
19乃至S21)。この継続受信の結果、タグ5側から
送られるスケジュールを受信した旨を受信しなければ、
親制御部9は、処理の流れをステップS15へ戻し、以
下の処理を繰り返し実行する。一方、ステップS21に
おける受信有無判定の結果、タグ5側からスケジュール
を受信した旨を受信したと判定されると、親制御部9
は、処理の流れをステップS5へ戻し、以下の処理を繰
り返し実行する。
【0029】再び子機としてのタグ5側のフローチャー
トに戻ると、子制御部29は、ステップS43でスケジ
ュールを受信した旨を送信後に、スケジュール時間が到
来したか否かを、スケジュール時間が到来するまで繰り
返し判定する処理を実行する(ステップS45)。この
判定処理は、親機3側から送信されたスケジュールが、
現在の時刻と集合すべき時刻とから構成されている場合
には、子制御部29は、現在の時刻と集合すべき時刻と
の時間の差分を演算する一方、スケジュールを受信した
時点からタイマ33を立ち上げて、タイマ33のカウン
ト値が前記演算した時間差分値と一致したとき、スケジ
ュール時間が到来したと判定する。一方、親機3側から
送信されたスケジュールが時間の長さの形態の場合に
は、子制御部29は、スケジュールを受信した時点から
タイマ33を立ち上げて、タイマ33のカウント値がこ
の時間の長さと一致したとき、スケジュール時間が到来
したと判定する。なお、親機3側から集合すべき時刻又
は時間の長さを送信するにあたっては、あらかじめ5分
や10分などの適当な時間を差し引いておけば、集合時
間の5分前や10分前になったとき、その旨を子機とし
てのタグ5側で報知することとなるため、実用上好まし
いものとなる。上述したように、子制御部29は、スケ
ジュールを受信した時点からタイマ33を立ち上げて、
タイマ33のカウント値が前記演算した時間差分値と一
致するか、又はタイマ33のカウント値が前記時間の長
さと一致したとき、スケジュール時間が到来したと判定
するようにしたので、換言すれば、必要に応じてタイム
カウント機能を立ち上げるようにしたので、この結果、
タグ5側のバッテリ31の長寿命化に寄与することとな
る。
【0030】ステップS45におけるタイムアップ判定
の結果、スケジュール時間が到来したと判定されると、
子制御部29は、アラーム35を起動して、例えば、
「集合時間まであと5分です。」等の音声メッセージを
出力させるとともに、表示部21の表示画面上に、「集
合時間まであと5分です。」等の文字メッセージを出力
させる処理を実行する(ステップS47)。このアラー
ム報知処理後に、子制御部29は、送信されたスケジュ
ール時間が全て到来したか否かを判定する処理を実行し
(ステップS49)、この判定の結果、まだ全てのスケ
ジュール時間が到来していなければ、処理の流れをステ
ップS45へ戻し、以下の処理を繰り返し実行する一
方、全てのスケジュール時間が到来すると、処理の流れ
をステップS31へ戻し、以下の処理を繰り返し実行す
る。
【0031】このように、本発明に係る乗物用スケジュ
ール管理システムによれば、乗客又は乗務員が乗降口を
通過したとき、この乗客等が当該乗物に属する人物か否
かを判定し、この属否判定の結果、この乗客等が当該乗
物に属する人物であると判定されたとき、この乗客等に
対し、当該乗客等に該当する集合時間や昼食時間等のス
ケジュールを送信し、当該乗客等にスケジュールを表示
又は報知するようにしたので、例えば、乗物の乗客等
が、休憩場所や観光場所等の経由地に一時的に降りる際
に、乗物へ戻るべき集合時間等のスケジュールを乗客等
へ確実に知らせることができ、この結果、乗客又は乗務
員にとっての利便性を格段に向上することができる。
【0032】なお、本発明は、上述した実施形態の例に
限定されることなく、適宜の変更を加えることにより、
その他の態様で実施することができる。
【0033】すなわち、例えば、上述した本発明に係る
実施形態において、親機側から子機側へ送信するスケジ
ュールとして、集合すべき時刻又は時間の長さを採用す
るにあたっては、あらかじめ5分や10分などの適当な
時間を差し引いておけばよい旨を記載したが、本発明は
これのみに限定されず、例えば、親機側は正確な集合す
べき時刻又は時間の長さを送信する一方、これを受信す
る子機側において、5分や10分などの適当な時間を差
し引いて計時することにより、集合時間の5分前及び1
0分前になったとき、その旨を子機としてのタグ5側で
段階的に報知するように構成することもできる。
【0034】また、本発明に係る実施形態において、ス
ケジュールメモリに格納されるスケジュールは、例えば
予定の変更があった場合には、キーボードを用いて適宜
の時間に変更することもできる。
【0035】さらに、本発明に係る実施形態において、
観光バスの乗降口の上部に1つの親アンテナを設ける形
態を例示して説明したが、本発明はこれのみに限定され
るものではなく、例えば、乗降口が複数存在する場合に
は、それぞれの乗降口毎に1つの親アンテナを設け、こ
れら複数の親アンテナでの通信結果を1つの親機で集中
管理することにより、それぞれの乗降口を通過する乗客
又は乗務員へスケジュールを同時並列的に送信するよう
に構成することもできる。
【0036】しかも、本発明に係る実施形態において、
親機側から子機側へ送信されるスケジュールとしては、
集合時間や昼食時間などの節目となる時間の形態を例示
して説明したが、本発明はこれのみに限定されるもので
はなく、例えば、集合場所や昼食場所などの連絡事項を
併せて送信するように構成することもできる。
【0037】最後に、本発明に係る実施形態において、
乗物として観光バスを例示して説明したが、本発明はこ
れのみに限定されるものではなく、例えば、高速バス
や、遊覧船などの、乗物内のスケジュール管理が求めら
れる全ての乗物に適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
記載の発明によれば、乗物の乗降口付近を乗客又は乗務
員が通過したとき、この乗客等が当該乗物に属する人物
か否かを判定し、この属否判定の結果、この乗客等が当
該乗物に属する人物であると判定されたとき、この乗客
等に対し、乗物へ戻るべき集合時間を含むスケジュール
を送信し、当該乗客等にスケジュールを報知するように
したので、例えば、乗物の乗客等が、休憩場所や観光場
所等の経由地に一時的に降りる際に、乗物へ戻るべき集
合時間等のスケジュールを乗客等へ確実に知らせること
ができ、この結果、乗客又は乗務員にとっての利便性を
格段に向上することができる。
【0039】そして、請求項2に記載の発明によれば、
乗物の乗降口付近を乗客又は乗務員が通過したとき、こ
の乗客等が当該乗物に属する人物か否かを判定し、この
属否判定の結果、この乗客等が当該乗物に属する人物で
あると判定されたとき、この乗客等に対し、当該乗客等
に該当する乗物へ戻るべき集合時間を含むスケジュール
を送信し、当該乗客等にスケジュールを報知するように
したので、請求項1に記載の作用効果に加えて、例え
ば、乗客と乗務員との間で異なる集合時間を設定したい
場合や、乗客のなかでも、観光場所での集合時間が異な
る場合など、乗客又は乗務員毎に相互に異なるスケジュ
ールを知らせたいという要望に答えることができ、この
結果、乗客又は乗務員の各個別にスケジュールを知らせ
る際のスケジュール内容の自由度を格段に向上すること
ができるというきわめて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る乗物用スケジュール管理
システムの概略ブロック構成図である。
【図2】図2は、本発明の動作フローチャート図であ
る。
【図3】図3は、本発明の動作フローチャート図であ
る。
【図4】図4は、本発明の説明に供する図である。
【図5】図5は、本発明の説明に供する図である。
【図6】図6は、本発明の説明に供する図である。
【図7】図7は、本発明の説明に供する図である。
【図8】図8は、本発明の説明に供する図である。
【図9】図9は、本発明の説明に供する図である。
【符号の説明】
1 乗物用スケジュール管理システム 2 観光バス 3 親機 4 乗降口 5 タグ(子機) 6 乗降口ステップ 7 装置本体 9 親制御部 10 親データバス 11 親送受信部 12 時計 13 親アンテナ 15 内部メモリ 17 キーボード 19 スケジュールメモリ 21 表示部 23 子アンテナ 25 子送受信部 26 子データバス 27 メモリ 29 子制御部 31 バッテリ 33 タイマ 35 アラーム 37 表示部 T 通信領域 F 乗降フラグ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物の乗降口付近に設けられた親アンテ
    ナを介して電磁波を送受信する親送受信手段を備えた親
    機と、 当該親機との間で子アンテナを介して電磁波を送受信す
    る子送受信手段を備え、乗物の少なくとも乗客全員にそ
    れぞれ所持させられる子機とから構成され、 当該親機と当該子機との間で通信を行うことにより、乗
    物へ戻るべき集合時間を含むスケジュールを少なくとも
    乗客全員へ知らせる乗物用スケジュール管理システムで
    あって、 前記子機は、 当該子機を所持している乗客又は乗務員固有の識別情報
    を格納する子機側情報格納手段を備える一方、 前記親機は、 当該乗物の乗降口付近を乗客又は乗務員が通過したと
    き、当該乗客又は乗務員が所持している前記子機との間
    で通信が成立する如く通信領域が設定されており、 さらに、前記親機は、 当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員
    全員の前記識別情報を格納する親機側情報格納手段と、 前記スケジュールを格納する親機側スケジュール格納手
    段と、 当該親機と前記子機との間で通信が成立したとき、子機
    側情報格納手段に格納されている識別情報と、親機側情
    報格納手段に格納されている識別情報とを照合し、当該
    照合結果に基づいて、当該子機を所持している乗客又は
    乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客
    又は乗務員であるか否かを判定する属否判定手段と、 当該属否判定手段において、当該子機を所持している乗
    客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属す
    る乗客又は乗務員であると判定されると、前記親機側ス
    ケジュール格納手段から前記スケジュールを読み出すと
    ともに、当該読み出したスケジュールを前記親送受信手
    段を介して送信させるスケジュール送信手段と、 を備え、 さらに、前記子機は、 前記親機と当該子機との間で通信が成立したとき、前記
    スケジュール送信手段から送信されたスケジュールを前
    記子送受信手段を介して受信し、当該受信したスケジュ
    ールを格納する子機側スケジュール格納手段と、 当該子機側スケジュール格納手段に格納されたスケジュ
    ールを、当該子機を所持している乗客又は乗務員へ知ら
    せる報知手段と、 を備えてなることを特徴とする乗物用スケジュール管理
    システム。
  2. 【請求項2】 乗物の乗降口付近に設けられた親アンテ
    ナを介して電磁波を送受信する親送受信手段を備えた親
    機と、 当該親機との間で子アンテナを介して電磁波を送受信す
    る子送受信手段を備え、乗物の少なくとも乗客全員にそ
    れぞれ所持させられる子機とから構成され、 当該親機と当該子機との間で通信を行うことにより、乗
    物へ戻るべき集合時間を含むスケジュールを少なくとも
    乗客全員へ知らせる乗物用スケジュール管理システムで
    あって、 前記子機は、 当該子機を所持している乗客又は乗務員固有の識別情報
    を格納する子機側情報格納手段を備える一方、 前記親機は、 当該乗物の乗降口付近を乗客又は乗務員が通過したと
    き、当該乗客又は乗務員が所持している前記子機との間
    で通信が成立する如く通信領域が設定されており、 さらに、前記親機は、 当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員
    全員の前記識別情報と、当該識別情報に対応する乗客又
    は乗務員の前記スケジュールの識別番号とを格納する親
    機側情報格納手段と、 前記スケジュールの識別番号毎に異なる前記スケジュー
    ルを格納する親機側スケジュール格納手段と、 当該親機と前記子機との間で通信が成立したとき、子機
    側情報格納手段に格納されている識別情報と、親機側情
    報格納手段に格納されている識別情報とを照合し、当該
    照合結果に基づいて、当該子機を所持している乗客又は
    乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客
    又は乗務員であるか否かを判定する属否判定手段と、 当該属否判定手段において、当該子機を所持している乗
    客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属す
    る乗客又は乗務員であると判定されると、前記親機側ス
    ケジュール格納手段から、当該子機を所持している乗客
    又は乗務員の前記スケジュールの識別番号に対応するス
    ケジュールを読み出すとともに、当該読み出したスケジ
    ュールを前記親送受信手段を介して送信させるスケジュ
    ール送信手段と、 を備え、 さらに、前記子機は、 前記親機と当該子機との間で通信が成立したとき、前記
    スケジュール送信手段から送信されたスケジュールを前
    記子送受信手段を介して受信し、当該受信したスケジュ
    ールを格納する子機側スケジュール格納手段と、 当該子機側スケジュール格納手段に格納されたスケジュ
    ールを、当該子機を所持している乗客又は乗務員へ知ら
    せる報知手段と、 を備えてなることを特徴とする乗物用スケジュール管理
    システム。
JP8268733A 1996-10-09 1996-10-09 乗物用スケジュール管理システム Pending JPH10116367A (ja)

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