JPH10116366A - 乗物用サービス情報管理システム - Google Patents

乗物用サービス情報管理システム

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Publication number
JPH10116366A
JPH10116366A JP8268725A JP26872596A JPH10116366A JP H10116366 A JPH10116366 A JP H10116366A JP 8268725 A JP8268725 A JP 8268725A JP 26872596 A JP26872596 A JP 26872596A JP H10116366 A JPH10116366 A JP H10116366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service information
passenger
unit
vehicle
master
Prior art date
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Pending
Application number
JP8268725A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yamada
和夫 山田
Takao Ogasawara
貴夫 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP8268725A priority Critical patent/JPH10116366A/ja
Publication of JPH10116366A publication Critical patent/JPH10116366A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗物の乗客又は乗務員に対し、スケジュー
ル、連絡事項、又は観光案内を含むサービス情報を確実
に伝達することができる乗物用サービス情報管理システ
ムを提供することを課題とする。 【解決手段】 子機としてのタグ5は、このタグ5を所
持している乗客又は乗務員固有の識別情報を格納するメ
モリ27を備える一方、親機3は、この親機3が設置さ
れている乗物に属する乗客又は乗務員全員の前記識別情
報を格納する内部メモリ15と、この親機3とタグ5と
の間で通信が成立したとき、メモリ27に格納されてい
る識別情報と、内部メモリ15に格納されている識別情
報とを照合し、この照合結果から、当該タグ5を所持し
ている人物が当該乗物の乗務員であると判定されたと
き、当該タグ5を所持している人物へサービス情報を送
信する親制御部9とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、観光バ
ス、高速バス、又は遊覧船などの乗物の乗客又は乗務員
に対し、休憩場所や観光場所等の経由地又は目的地に降
りる際などに、乗物へ戻るべき集合時間等のスケジュー
ル、集合場所等の連絡事項、又は観光案内を含むサービ
ス情報を確実に伝達することができる乗物用サービス情
報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、観光バス、高速バス、又は遊覧
船などの乗物にあっては、休憩場所や観光場所等の経由
地を介して、複数の乗客をもれなくそれぞれの目的地へ
と運ぶ重要な役割を担っている。したがって、例えば、
観光バスが休憩場所へ到着した場合には、乗客及び乗務
員の全員がバス内の各自の席へ戻っていることを確認後
に、次の経由地又は目的地へと出発するようにしてい
る。
【0003】これについて、観光バスが休憩場所へ到着
した場合の手順を例示して説明すると、まず、全ての乗
客に対し、「休憩時間は30分間ですので、12:30
までにバスに戻って下さい。」などの事務連絡が口頭で
乗務員からなされるか、又はバスに戻るべき集合時間が
記載されたメモが手渡された後に、乗客はそれぞれの行
きたい場所へと散ってゆく。そして、集合時間になる
と、乗務員によって乗客の在/不在の確認、すなわち点
呼がとられ、乗客及び乗務員の全員が乗車していること
を確認後に、次の経由地又は目的地へと出発するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の乗客に対する集合時間等のスケジュール管理に
あっては、基本的にそれぞれの乗客の自己管理に委ねら
れていたために、例えば、乗客への事務連絡が徹底され
ていなかったり、乗客が集合時間や集合場所等をうっか
り失念してしまう事態が後を絶たず、このような乗客が
集合時間に遅れたり、誤った集合場所で待っていること
があり、この結果、観光バスを所定のスケジュール通り
に運行することができないおそれがある等の解決すべき
課題があった。
【0005】このような実情に鑑みて、乗物の乗客又は
乗務員に対し、休憩場所や観光場所等の経由地又は目的
地に降りる際などに、乗物へ戻るべき集合時間等のスケ
ジュール、集合場所等の連絡事項、又は観光案内を含む
サービス情報を確実に伝達することができる乗物用サー
ビス情報管理システムの開発が関係者の間でかねてより
切望されていた。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであり、例えば、観光バス、高速バス、又は
遊覧船などの乗物の乗客又は乗務員に対し、休憩場所や
観光場所等の経由地又は目的地に降りる際などに、乗物
へ戻るべき集合時間等のスケジュール、集合場所等の連
絡事項、又は観光案内を含むサービス情報を確実に伝達
することができる乗物用サービス情報管理システムを提
供することを課題とする。
【0007】また、本発明は、乗物の各自の席に着座し
ている乗客又は乗務員に対し、スケジュール、連絡事
項、又は観光案内を含むサービス情報を確実に伝達する
ことができる乗物用サービス情報管理システムを提供す
ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、乗物の乗降口付近に設けられた
親アンテナを介して電磁波を送受信する親送受信手段を
備えた親機と、当該親機との間で子アンテナを介して電
磁波を送受信する子送受信手段を備え、乗物の少なくと
も乗客全員にそれぞれ所持させられる子機とから構成さ
れ、当該親機と当該子機との間で通信を行うことによ
り、スケジュール、連絡事項、又は観光案内を含むサー
ビス情報を少なくとも乗客全員へ伝達する乗物用サービ
ス情報管理システムであって、前記子機は、当該子機を
所持している乗客又は乗務員固有の識別情報を格納する
子機側情報格納手段を備える一方、前記親機は、当該乗
物の乗降口付近を乗客又は乗務員が通過したとき、当該
乗客又は乗務員が所持している前記子機との間で通信が
成立する如く通信領域が設定されており、さらに、前記
親機は、当該親機が設置されている乗物に属する乗客又
は乗務員全員の前記識別情報を格納する親機側情報格納
手段と、前記サービス情報を格納する親機側サービス情
報格納手段と、当該親機と前記子機との間で通信が成立
したとき、子機側情報格納手段に格納されている識別情
報と、親機側情報格納手段に格納されている識別情報と
を照合し、当該照合結果に基づいて、当該子機を所持し
ている乗客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗
物に属する乗客又は乗務員であるか否かを判定する属否
判定手段と、当該属否判定手段において、当該子機を所
持している乗客又は乗務員が、当該親機が設置されてい
る乗物に属する乗客又は乗務員であると判定されると、
前記親機側サービス情報格納手段から前記サービス情報
を読み出すとともに、当該読み出したサービス情報を前
記親送受信手段を介して送信させるサービス情報送信手
段と、を備え、さらに、前記子機は、前記親機と当該子
機との間で通信が成立したとき、前記サービス情報送信
手段から送信されたサービス情報を前記子送受信手段を
介して受信し、当該受信したサービス情報を格納する子
機側サービス情報格納手段と、当該子機側サービス情報
格納手段に格納されたサービス情報を、当該子機を所持
している乗客又は乗務員へ伝達する伝達手段と、を備え
てなることを要旨とする。
【0009】請求項1の発明によれば、まず、乗物の乗
降口付近を乗客又は乗務員が通過すると、当該乗客又は
乗務員が所持している子機と親機との間で通信が成立す
る。この通信が成立すると、親機側に設けられた属否判
定手段は、子機側情報格納手段に格納されている識別情
報と、親機側情報格納手段に格納されている識別情報と
を照合し、この照合結果に基づいて、当該子機を所持し
ている乗客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗
物に属する乗客又は乗務員であるか否かを判定する。こ
の属否判定手段における判定の結果、当該子機を所持し
ている乗客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗
物に属する乗客又は乗務員であると判定されると、サー
ビス情報送信手段は、親機側サービス情報格納手段から
サービス情報を読み出すとともに、この読み出したサー
ビス情報を親送受信手段を介して送信させる。これを受
けて、子機側サービス情報格納手段は、親機と子機との
間で通信が成立したとき、サービス情報送信手段から送
信されたサービス情報を子送受信手段を介して受信し、
この受信したサービス情報を格納する。そして、伝達手
段は、子機側サービス情報格納手段に格納されたサービ
ス情報を、当該子機を所持している乗客又は乗務員へ伝
達する。このように、親機側において、乗物の乗降口付
近を乗客又は乗務員が通過したとき、この乗客等が当該
乗物に属する人物か否かを判定し、この属否判定の結
果、この乗客等が当該乗物に属する人物であると判定さ
れたとき、この乗客等に対してサービス情報を送信する
一方、子機側において、親機と子機との間で通信が成立
したとき、このサービス情報を受信するとともに、受信
したサービス情報を当該乗客等へ伝達するようにしたの
で、例えば、観光バス、高速バス、又は遊覧船などの乗
物の乗客又は乗務員に対し、休憩場所や観光場所等の経
由地又は目的地に降りる際などに、乗物へ戻るべき集合
時間等のスケジュール、集合場所等の連絡事項、又は観
光案内を含むサービス情報を確実に伝達することがで
き、この結果、乗客又は乗務員にとっての利便性を格段
に向上することができる。
【0010】また、請求項2の発明は、乗物の乗降口付
近に設けられた親アンテナを介して電磁波を送受信する
親送受信手段を備えた親機と、当該親機との間で子アン
テナを介して電磁波を送受信する子送受信手段を備え、
乗物の少なくとも乗客全員にそれぞれ所持させられる子
機とから構成され、当該親機と当該子機との間で通信を
行うことにより、スケジュール、連絡事項、又は観光案
内を含むサービス情報を少なくとも乗客全員へ伝達する
乗物用サービス情報管理システムであって、前記子機
は、当該子機を所持している乗客又は乗務員固有の識別
情報を格納する子機側情報格納手段を備える一方、前記
親機は、当該乗物の乗降口付近を乗客又は乗務員が通過
したとき、当該乗客又は乗務員が所持している前記子機
との間で通信が成立する如く通信領域が設定されてお
り、さらに、前記親機は、当該親機が設置されている乗
物に属する乗客又は乗務員全員の前記識別情報と、当該
識別情報に対応する乗客又は乗務員の前記サービス情報
の識別番号とを格納する親機側情報格納手段と、前記サ
ービス情報の識別番号毎に異なる前記サービス情報を格
納する親機側サービス情報格納手段と、当該親機と前記
子機との間で通信が成立したとき、子機側情報格納手段
に格納されている識別情報と、親機側情報格納手段に格
納されている識別情報とを照合し、当該照合結果に基づ
いて、当該子機を所持している乗客又は乗務員が、当該
親機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員であ
るか否かを判定する属否判定手段と、当該属否判定手段
において、当該子機を所持している乗客又は乗務員が、
当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員
であると判定されると、前記親機側サービス情報格納手
段から、当該子機を所持している乗客又は乗務員の前記
サービス情報の識別番号に対応するサービス情報を読み
出すとともに、当該読み出したサービス情報を前記親送
受信手段を介して送信させるサービス情報送信手段と、
を備え、さらに、前記子機は、前記親機と当該子機との
間で通信が成立したとき、前記サービス情報送信手段か
ら送信されたサービス情報を前記子送受信手段を介して
受信し、当該受信したサービス情報を格納する子機側サ
ービス情報格納手段と、当該子機側サービス情報格納手
段に格納されたサービス情報を、当該子機を所持してい
る乗客又は乗務員へ伝達する伝達手段と、を備えてなる
ことを要旨とする。
【0011】請求項2の発明によれば、まず、乗物の乗
降口付近を乗客又は乗務員が通過すると、当該乗客又は
乗務員が所持している子機と親機との間で通信が成立す
る。この通信が成立すると、親機側に設けられた属否判
定手段は、子機側情報格納手段に格納されている識別情
報と、親機側情報格納手段に格納されている識別情報と
を照合し、この照合結果に基づいて、当該子機を所持し
ている乗客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗
物に属する乗客又は乗務員であるか否かを判定する。こ
の属否判定手段における判定の結果、当該子機を所持し
ている乗客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗
物に属する乗客又は乗務員であると判定されると、親機
側サービス情報格納手段から、当該子機を所持している
乗客又は乗務員のサービス情報の識別番号に対応するサ
ービス情報を読み出すとともに、この読み出したサービ
ス情報を親送受信手段を介して送信させる。これを受け
て、子機側サービス情報格納手段は、親機と子機との間
で通信が成立したとき、サービス情報送信手段から送信
されたサービス情報を子送受信手段を介して受信し、こ
の受信したサービス情報を格納する。そして、伝達手段
は、子機側サービス情報格納手段に格納されたサービス
情報を、当該子機を所持している乗客又は乗務員へ伝達
する。このように、親機側において、乗物の乗降口付近
を乗客又は乗務員が通過したとき、この乗客等が当該乗
物に属する人物か否かを判定し、この属否判定の結果、
この乗客等が当該乗物に属する人物であると判定された
とき、この乗客等に対し、当該乗客等に該当するサービ
ス情報を送信する一方、子機側において、親機と子機と
の間で通信が成立したとき、このサービス情報を受信す
るとともに、受信したサービス情報を当該乗客等へ伝達
するようにしたので、請求項1に記載の作用効果に加え
て、例えば、乗客と乗務員との間で異なる集合時間を設
定したい場合や、乗客のなかでも、観光場所での集合時
間が異なる場合など、乗客又は乗務員毎に相互に異なる
サービス情報を伝達したいという要望に答えることがで
き、この結果、乗客又は乗務員の各個別にサービス情報
を伝達する際のサービス情報の内容の自由度を格段に向
上することができる。
【0012】さらに、請求項3の発明は、乗物の室内に
沿って移動又は停止自在に設けられた親アンテナを介し
て電磁波を送受信する親送受信手段を備えた親機と、当
該親機との間で子アンテナを介して電磁波を送受信する
子送受信手段を備え、乗物の少なくとも乗客全員にそれ
ぞれ所持させられる子機とから構成され、当該親機と当
該子機との間で通信を行うことにより、スケジュール、
連絡事項、又は観光案内を含むサービス情報を少なくと
も乗客全員へ伝達する乗物用サービス情報管理システム
であって、前記子機は、当該子機を所持している乗客又
は乗務員固有の識別情報を格納する子機側情報格納手段
を備える一方、前記親機は、前記親アンテナが当該乗物
の室内に居る乗客又は乗務員の付近に存在していると
き、当該乗客又は乗務員が所持している前記子機との間
で通信が成立する如く通信領域が設定されており、さら
に、前記親機は、当該親機が設置されている乗物に属す
る乗客又は乗務員全員の前記識別情報を格納する親機側
情報格納手段と、前記サービス情報を格納する親機側サ
ービス情報格納手段と、当該親機と前記子機との間で通
信が成立したとき、子機側情報格納手段に格納されてい
る識別情報と、親機側情報格納手段に格納されている識
別情報とを照合し、当該照合結果に基づいて、当該子機
を所持している乗客又は乗務員が、当該親機が設置され
ている乗物に属する乗客又は乗務員であるか否かを判定
する属否判定手段と、当該属否判定手段において、当該
子機を所持している乗客又は乗務員が、当該親機が設置
されている乗物に属する乗客又は乗務員であると判定さ
れると、前記親機側サービス情報格納手段から前記サー
ビス情報を読み出すとともに、当該読み出したサービス
情報を前記親送受信手段を介して送信させるサービス情
報送信手段と、を備え、さらに、前記子機は、前記親機
と当該子機との間で通信が成立したとき、前記サービス
情報送信手段から送信されたサービス情報を前記子送受
信手段を介して受信し、当該受信したサービス情報を格
納する子機側サービス情報格納手段と、当該子機側サー
ビス情報格納手段に格納されたサービス情報を、当該子
機を所持している乗客又は乗務員へ伝達する伝達手段
と、を備えてなることを要旨とする。
【0013】請求項3の発明によれば、まず、親アンテ
ナが乗物の室内に居る乗客又は乗務員の付近に存在して
いるとき、当該乗客又は乗務員が所持している子機との
間で通信が成立する。この通信が成立すると、親機側に
設けられた属否判定手段は、子機側情報格納手段に格納
されている識別情報と、親機側情報格納手段に格納され
ている識別情報とを照合し、この照合結果に基づいて、
当該子機を所持している乗客又は乗務員が、当該親機が
設置されている乗物に属する乗客又は乗務員であるか否
かを判定する。この属否判定手段における判定の結果、
当該子機を所持している乗客又は乗務員が、当該親機が
設置されている乗物に属する乗客又は乗務員であると判
定されると、サービス情報送信手段は、親機側サービス
情報格納手段からサービス情報を読み出すとともに、こ
の読み出したサービス情報を親送受信手段を介して送信
させる。これを受けて、子機側サービス情報格納手段
は、親機と子機との間で通信が成立したとき、サービス
情報送信手段から送信されたサービス情報を子送受信手
段を介して受信し、この受信したサービス情報を格納す
る。そして、伝達手段は、子機側サービス情報格納手段
に格納されたサービス情報を、当該子機を所持している
乗客又は乗務員へ伝達する。このように、親機側におい
て、親アンテナが乗物の室内に居る乗客又は乗務員の付
近に存在しているとき、この乗客等が当該乗物に属する
人物か否かを判定し、この属否判定の結果、この乗客等
が当該乗物に属する人物であると判定されたとき、この
乗客等に対してサービス情報を送信する一方、子機側に
おいて、親機と子機との間で通信が成立したとき、この
サービス情報を受信するとともに、受信したサービス情
報を当該乗客等へ伝達するようにしたので、請求項1に
記載の作用効果に加えて、乗物の各自の席に着座してい
る乗客又は乗務員に対してサービス情報を確実に伝達す
ることができ、この結果、乗客又は乗務員にとっての利
便性を格段に向上することができる。
【0014】そして、請求項4の発明は、乗物の室内に
沿って移動又は停止自在に設けられた親アンテナを介し
て電磁波を送受信する親送受信手段を備えた親機と、当
該親機との間で子アンテナを介して電磁波を送受信する
子送受信手段を備え、乗物の少なくとも乗客全員にそれ
ぞれ所持させられる子機とから構成され、当該親機と当
該子機との間で通信を行うことにより、スケジュール、
連絡事項、又は観光案内を含むサービス情報を少なくと
も乗客全員へ伝達する乗物用サービス情報管理システム
であって、前記子機は、当該子機を所持している乗客又
は乗務員固有の識別情報を格納する子機側情報格納手段
を備える一方、前記親機は、前記親アンテナが当該乗物
の室内に居る乗客又は乗務員の付近に存在していると
き、当該乗客又は乗務員が所持している前記子機との間
で通信が成立する如く通信領域が設定されており、さら
に、前記親機は、当該親機が設置されている乗物に属す
る乗客又は乗務員全員の前記識別情報と、当該識別情報
に対応する乗客又は乗務員の前記サービス情報の識別番
号とを格納する親機側情報格納手段と、前記サービス情
報の識別番号毎に異なる前記サービス情報を格納する親
機側サービス情報格納手段と、当該親機と前記子機との
間で通信が成立したとき、子機側情報格納手段に格納さ
れている識別情報と、親機側情報格納手段に格納されて
いる識別情報とを照合し、当該照合結果に基づいて、当
該子機を所持している乗客又は乗務員が、当該親機が設
置されている乗物に属する乗客又は乗務員であるか否か
を判定する属否判定手段と、当該属否判定手段におい
て、当該子機を所持している乗客又は乗務員が、当該親
機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員である
と判定されると、前記親機側サービス情報格納手段か
ら、当該子機を所持している乗客又は乗務員の前記サー
ビス情報の識別番号に対応するサービス情報を読み出す
とともに、当該読み出したサービス情報を前記親送受信
手段を介して送信させるサービス情報送信手段と、を備
え、さらに、前記子機は、前記親機と当該子機との間で
通信が成立したとき、前記サービス情報送信手段から送
信されたサービス情報を前記子送受信手段を介して受信
し、当該受信したサービス情報を格納する子機側サービ
ス情報格納手段と、当該子機側サービス情報格納手段に
格納されたサービス情報を、当該子機を所持している乗
客又は乗務員へ伝達する伝達手段と、を備えてなること
を要旨とする。
【0015】請求項4の発明によれば、まず、親アンテ
ナが乗物の室内に居る乗客又は乗務員の付近に存在して
いるとき、当該乗客又は乗務員が所持している子機との
間で通信が成立する。この通信が成立すると、親機側に
設けられた属否判定手段は、子機側情報格納手段に格納
されている識別情報と、親機側情報格納手段に格納され
ている識別情報とを照合し、この照合結果に基づいて、
当該子機を所持している乗客又は乗務員が、当該親機が
設置されている乗物に属する乗客又は乗務員であるか否
かを判定する。この属否判定手段における判定の結果、
当該子機を所持している乗客又は乗務員が、当該親機が
設置されている乗物に属する乗客又は乗務員であると判
定されると、親機側サービス情報格納手段から、当該子
機を所持している乗客又は乗務員のサービス情報の識別
番号に対応するサービス情報を読み出すとともに、この
読み出したサービス情報を親送受信手段を介して送信さ
せる。これを受けて、子機側サービス情報格納手段は、
親機と子機との間で通信が成立したとき、サービス情報
送信手段から送信されたサービス情報を子送受信手段を
介して受信し、この受信したサービス情報を格納する。
そして、伝達手段は、子機側サービス情報格納手段に格
納されたサービス情報を、当該子機を所持している乗客
又は乗務員へ伝達する。このように、親機側において、
親アンテナが乗物の室内に居る乗客又は乗務員の付近に
存在しているとき、この乗客等が当該乗物に属する人物
か否かを判定し、この属否判定の結果、この乗客等が当
該乗物に属する人物であると判定されたとき、この乗客
等に対し、当該乗客等に該当するサービス情報を送信す
る一方、子機側において、親機と子機との間で通信が成
立したとき、このサービス情報を受信するとともに、受
信したサービス情報を当該乗客等へ伝達するようにした
ので、請求項3に記載の作用効果に加えて、例えば、乗
客と乗務員との間で異なる集合時間を設定したい場合
や、乗客のなかでも、観光場所での集合時間が異なる場
合など、乗客又は乗務員毎に相互に異なるサービス情報
を伝達したいという要望に答えることができ、この結
果、乗客又は乗務員の各個別にサービス情報を伝達する
際のサービス情報の内容の自由度を格段に向上すること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る乗物用サー
ビス情報管理システムの一実施形態について、乗物とし
て観光バスを例示して、図に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の第1実施形態に係る乗物
用サービス情報管理システムの概略ブロック構成図、図
2乃至図3は、本発明の第1実施形態に係る動作フロー
チャート図、図4乃至図11は、本発明の第1実施形態
に係る説明に供する図、図12は、本発明の第2実施形
態に係る乗物用サービス情報管理システムの概略ブロッ
ク構成図、図13乃至図16は、本発明の第2実施形態
に係る説明に供する図である。
【0018】まず、本発明に係る乗物用サービス情報管
理システムの概略ブロック構成について、図1を参照し
て説明すると、同図において、本発明に係る乗物用サー
ビス情報管理システム1は、観光バス2の乗降口近傍な
どに設けられる親機3と、この親機3との間で電磁波を
媒介してデータ交換を行い得る如く構成され、乗務員及
び乗客の全員にそれぞれ所持させられる子機としてのタ
グ5とから構成されている。なお、タグ5としては、例
えば非接触ICカードなどの、親機3との間で非接触で
データ交換可能なものであれば、どのような形態のもの
でも使用することができる。
【0019】上記親機3は、この親機3の主要部を構成
し、観光バス2の乗降口を通過した乗客又は乗務員が所
持しているタグ5へ、バス2に戻るべき集合時間等のス
ケジュール、集合場所等の連絡事項、及び観光案内など
のサービス情報を送信する装置本体7と、タグ5に内蔵
された後述する子アンテナとの間で無線通信を行うこと
でデータを交換する親アンテナ13と、上記サービス情
報を入力する際に用いられるキーボード17と、このキ
ーボード17を介して、又はフロッピーディスクなどの
記憶媒体を介して入力されたサービス情報を記憶するサ
ービス情報メモリ19と、サービス情報を表示画面上に
表示させる表示部21とを備えている。上記装置本体7
には、親機3の主要な機能である乗客の乗降を確認する
点呼機能、及び乗降口を通過した乗客又は乗務員が所持
しているタグ5へサービス情報を送信するサービス情報
送信機能などを実現する親制御部9と、この親制御部9
に親データバス10を介して接続され、親制御部9から
の指令に従って親アンテナ13を介してタグ5側へデー
タを送信する一方、親アンテナ13を介してタグ5側か
ら送られたデータを受信する親送受信部11と、親デー
タバス10に接続され、現在の時刻を刻む時計12と、
やはり親データバス10に接続され、あらかじめ作成さ
れた乗客リストを格納する内部メモリ15とが内蔵され
ている。
【0020】この内部メモリ15に格納される乗客リス
トには、図8に示すように、乗客又は乗務員の氏名又は
識別番号と、これらの乗客又は乗務員に対応するサービ
ス情報番号等を1レコード単位とする複数人数分のデー
タが記述されており、この乗客リストは、親機3とタグ
5との間で通信が成立したとき、このタグ5を所持して
いる乗客又は乗務員が当該観光バス2に属する人物か否
かを調べたり、このタグ5を所持している乗客又は乗務
員に該当するサービス情報番号を引き出す際に参照され
る。なお、上記サービス情報番号がそれぞれ割り当てら
れる情報としては、観光バス2に戻るべき時間を含む集
合時間等のスケジュールや、集合場所又は宿泊先での部
屋番号などの乗客に対する連絡事項や、観光案内などの
各種サービス情報が挙げられる。また、上記乗客リスト
には、乗客又は乗務員が車室内に居るか否かを表す乗降
フラグFも併せて記述されており、この乗降フラグFの
値としては、例えば、乗客等が車外にいる時には「0」
となる一方、車内にいる時には「1」となる如く適宜書
替えられる。したがって、親機3とタグ5との間で通信
が成立したとき、このタグ5を所持している乗客又は乗
務員の乗降フラグFの状態値は、図7に示すように、こ
れまでの乗降状態が降車を示す「0」の場合には「1」
に書替えられる一方、これまでの乗降状態が乗車を示す
「1」の場合には「0」に書替えられる如く構成されて
いる。
【0021】一方、上述の子機としてのタグ5は、親機
3側の親アンテナ13との間で無線通信を行うことでデ
ータを交換する子アンテナ23と、タグ5の主要な機能
である当該タグ5を所持している乗客等の氏名又は識別
番号やこの乗客等の乗降フラグFなどの乗客データを親
機3側へ送信する乗客データ送信機能、及び当該タグ5
を所持している乗客等に対し、前述した各種サービス情
報を伝達するサービス情報伝達機能等を実現する子制御
部29と、この子制御部29に子データバス26を介し
て接続され、子制御部29からの指令に従って子アンテ
ナ23を介して親機3側へデータを送信する一方、子ア
ンテナ23を介して親機3側から送られたデータを受信
する子送受信部25と、子データバス26に接続され、
図9に示すように、当該タグ5を所持している乗客の氏
名又は識別番号と、1又は2以上のサービス情報をサー
ビス情報記憶領域1,2,3,…にそれぞれ格納するメ
モリ27と、このメモリ27へ電力を供給することで記
憶内容を保持するとともに、子制御部29等へ電力を供
給するバッテリ31と、時間を計時するタイマ33と、
スケジュール時間が到来したこと等を音声により知らせ
るアラーム35と、各種サービス情報をその表示画面上
に表示する表示部37とが内蔵されている。なお、メモ
リ27には、乗降フラグFも併せて格納されている。ま
た、メモリ27のサービス情報記憶領域1,2,3,…
に格納される情報としては、例えば、観光バス2の一日
の運行スケジュールにおける集合時間等の節目となる時
間や、この節目となる時間に併せて又は独立して、集合
場所、昼食の場所、観光先での見所などの観光案内、宿
泊先での部屋番号などの各種サービス情報が記憶されて
いる。
【0022】上記親機3に属する親アンテナ13は、図
4乃至図6に示すように、観光バス2の乗降口4の上部
に設置されており、この親アンテナ13の通信領域Tは
円錐形状に設定されている。これにより、乗降口ステッ
プ6付近か、又は乗降口4の外部周辺にタグ5を所持し
ている乗客又は乗務員が存在していれば、当該タグ5と
親アンテナ13との間の通信が成立する如く構成されて
いる。なお、親機側の表示部21は、例えば、表示画面
を乗客席方面へ向けた状態でバス2の車室内天井から吊
り下げられており、この表示部21にサービス情報が表
示されることで、車室内に居る乗客に対して各種サービ
ス情報が伝達される如く構成されている。
【0023】次に、上述の如く構成された本発明に係る
乗物用サービス情報管理システムの動作について、図2
及び図3に示す親機3側とタグ5側とを分けて記述した
動作フローチャート図を参照しつつ、実際の信号の流れ
順に従って詳細に説明する。
【0024】図2に示すように、まず、親機3側におい
て、図示しない電源スイッチがオンされて装置本体7が
起動すると(ステップS1)、親制御部9は、サービス
情報メモリ19からスケジュール、連絡事項、及び観光
案内を含むサービス情報を読み出して、読み出したサー
ビス情報を内部メモリ15の所定のアドレスに格納する
処理を実行する(ステップS3)。さらに、親制御部9
は、親送受信部11へ電力を供給するとともに、親アン
テナ13を介して親送受信部11に例えば10ms程度
のデータ長の送信命令を送信させる処理を実行する(ス
テップS5)。この送信命令は、タグ5に対して当該タ
グ5を所持している乗客又は乗務員の氏名又は識別番号
の送信を要求する命令であり、所定の周波数を呈する搬
送波に乗せて送信される。
【0025】次に、親機3側から送信された送信命令を
受信する子機としてのタグ5側の処理の流れについて説
明すると、図3に示すように、タグ5側において、タグ
5へ電力を供給するバッテリ31がセットされると、子
制御部29は、子送受信部25の動作モードを通常受信
モードに設定して、親機3側からの信号を受信する処理
を、例えば30msなどの所定時間実行する(ステップ
S31)。この受信処理の結果、信号が受信されなけれ
ば、子制御部29は、子送受信部25の動作モードを省
電力で受信を行うスリープモードに設定し(ステップS
33)、親機3側からの信号を受信するまでステップS
31乃至S33の処理を繰り返し実行する。なお、子制
御部29は、子送受信部25がスリープモードでの信号
受信の際に何らかの信号を受信したとき、子送受信部2
5の動作モードを通常受信モードへ切り換えることによ
り、確実に信号を受信し得るようにしている。
【0026】一方、ステップS31における受信有無判
定の結果、何らかの信号が受信されていると、子制御部
29は、受信した信号が送信命令か否かを判定する処理
を実行する(ステップS35)。この送信命令判定の結
果、受信した信号が送信命令ではないと判定されると、
子制御部29は、処理の流れをステップS33へ戻し、
以下の処理を繰り返し実行する。
【0027】一方、ステップS35における送信命令判
定の結果、受信した信号が送信命令であると判定される
と、子制御部29は、メモリ27から乗客又は乗務員の
氏名又は識別番号を読み出して、この乗客等の氏名又は
識別番号を、子送受信部25及び子アンテナ23を介し
て送信する処理を実行する(ステップS37)。
【0028】再び親機3側のフローチャートに戻ると、
親制御部9は、ステップS5で送信命令を送信後に、親
送受信部11の動作モードを受信モードへ切り換える処
理を実行し(ステップS7)、例えば3msなどの所定
時間だけ信号を継続して受信する(ステップS9乃至S
11)。この継続受信の結果、タグ5側から送られる乗
客等の氏名又は識別番号を受信しなければ、親制御部9
は、処理の流れをステップS5へ戻し、以下の処理を繰
り返し実行する。
【0029】一方、ステップS11における受信有無判
定の結果、タグ5側から乗客等の氏名又は識別番号を受
信したと判定されると、親制御部9は、まず、内部メモ
リ15に格納されている乗客リストの氏名欄又は識別番
号欄に、タグ5側から送信された乗客の氏名又は識別番
号が存在するか否かの照合を行い、この照合結果から、
当該乗客等が当該観光バス2に属する乗客又は乗務員か
否か、つまり乗客等を識別する処理を実行する(ステッ
プS13)。この乗客識別処理の結果、当該乗客等が乗
り間違いの乗客等であり、当該観光バス2に属する正当
な乗客等ではないと判定されると、親制御部9は、処理
の流れをステップS5へ戻し、以下の処理を繰り返し実
行する。なお、このとき、当該乗り間違いの乗客等に対
し、乗り間違いである旨を表示部21の表示画面上に表
示させることもできる。
【0030】一方、ステップS13における乗客識別処
理の結果、当該乗客等が乗り間違いの乗客等ではなく、
当該観光バス2に属する正当な乗客等であると判定され
ると、引き続き、親制御部9は、当該乗客等の氏名又は
識別番号に対応するサービス情報番号を乗客リストから
読み出すとともに、この読み出したサービス情報番号に
該当するサービス情報をさらに内部メモリ15から読み
出して、このサービス情報を親送受信部11に送信させ
る処理を実行する(ステップS15)。ここで、乗客リ
ストに、乗客又は乗務員のそれぞれに該当するサービス
情報番号を格納しておき、このサービス情報番号に該当
するサービス情報を乗客又は乗務員が所持しているタグ
5へ送信するようにしたのは、例えば、乗客と乗務員と
の間で異なる集合時間や集合場所を設定したい場合や、
乗客のなかでも、観光場所での集合時間や集合場所又は
宿泊先の部屋番号が異なる場合など、乗客又は乗務員毎
に相互に異なるサービス情報を伝達したいという要望に
答える趣旨である。
【0031】再び子機としてのタグ5側のフローチャー
トに戻ると、子制御部29は、ステップS37で乗客の
氏名又は識別番号を送信後に、子送受信部25の動作モ
ードを通常受信モードに設定して、親機3側からの信号
を受信する処理を、信号が受信されるまで継続して実行
する(ステップS39)。この受信処理の結果、信号が
受信されたと判定されると、子制御部29は、受信した
データがサービス情報か否かを判定する処理を実行する
(ステップS41)。この判定の結果、受信したデータ
がサービス情報ではないと判定されると、子制御部29
は、処理の流れをステップS39へ戻し、以下の処理を
繰り返し実行する。
【0032】一方、ステップS41における判定の結
果、受信したデータがサービス情報であると判定される
と、子制御部29は、受信したサービス情報をメモリ2
7の所定のアドレスへ格納する処理を実行する。このサ
ービス情報の格納処理に併せて、子制御部29は、サー
ビス情報を受信した旨を、子送受信部25及び子アンテ
ナ23を介して送信する処理を実行する(ステップS4
3)。
【0033】再び親機3側のフローチャートに戻ると、
親制御部9は、ステップS15でスケジュールを送信後
に、親送受信部11の動作モードを受信モードへ切り換
える処理を実行し(ステップS17)、例えば3msな
どの所定時間だけ信号を継続して受信する(ステップS
19乃至S21)。この継続受信の結果、タグ5側から
送られるサービス情報を受信した旨を受信しなければ、
親制御部9は、処理の流れをステップS15へ戻し、以
下の処理を繰り返し実行する。一方、ステップS21に
おける受信有無判定の結果、タグ5側からサービス情報
を受信した旨を受信したと判定されると、親制御部9
は、処理の流れをステップS5へ戻し、以下の処理を繰
り返し実行する。
【0034】再び子機としてのタグ5側のフローチャー
トに戻ると、子制御部29は、ステップS43でサービ
ス情報を受信した旨を送信後に、図10乃至図11に示
すように、表示部37の表示画面上にサービス情報を表
示させる。なお、当該タグ5を所持している乗客又は乗
務員は、タグ5に設けられた操作スイッチの操作の応答
して、所望のサービス情報を選択することができる。
【0035】このように、本発明の第1実施形態に係る
乗物用サービス情報管理システムによれば、観光バスな
どの乗物の乗客又は乗務員に対し、休憩場所や観光場所
等の経由地又は目的地に降りる際などに、乗物へ戻るべ
き集合時間等のスケジュール、集合場所等の連絡事項、
又は観光案内を含むサービス情報を確実に伝達すること
ができ、この結果、乗客又は乗務員にとっての利便性を
格段に向上することができる。
【0036】ところで、上述した本発明の第1実施形態
に係る乗物用サービス情報管理システムにあっては、観
光バス2の乗降口4の上部に設けた1つの親アンテナ1
3と、複数の乗客又は乗務員のうち、乗降口4付近を通
過した乗客等が所持しているタグ5との間で1対1の通
信を行うことにより、乗客等へサービス情報を伝達する
ようにしているが、親アンテナ13の設置場所が固定さ
れているために、この設置場所付近まで乗客等が近づか
なければサービス情報を取得することができないばかり
でなく、乗客等が乗降口4を通過するのに要する時間は
短かいために、この短時間の間に多量のサービス情報を
タグ5側へ送信することは難しく、この結果、一度に送
信できるサービス情報量が限定されるという複数の課題
があった。
【0037】そこで、本発明の第2実施形態に係る乗物
用乗降管理システムにあっては、図13乃至図15に示
すように、観光バス2における車室内の天井に1本のレ
ール43を敷設するとともに、このレール43に対し、
車幅方向における座席41の数に対応する数だけの可動
親機45を車幅方向に配列させて設け、この複数の可動
親機45群を、レール43に沿って車両の前方から後方
まで停止と移動を繰り返しながら走行させつつ、各自の
座席41に着座している乗客又は乗務員Pが所持してい
るタグ5へサービス情報を送信するようにしている。
【0038】上記可動親機45をレール43に沿って走
行させるために、本発明の第2実施形態に係る乗物用乗
降管理システムにあっては、図12に示すように、前述
した第1実施形態の親機側に、親データバス10に接続
され、親制御部9の指令に従ってレール43に沿って走
行させる駆動部22を追加することで可動親機45を構
成している。この可動親機45は、座席41の上方に該
当するそれぞれの位置で一旦停止し、各自の座席41に
着座している乗客又は乗務員Pが所持しているタグ5へ
サービス情報を送信し終わるまで停止状態を維持し、こ
のサービス情報の送信が終了したことを確認後に、次の
停止位置まで移動する如く構成されている。
【0039】これにより、乗客又は乗務員は、各自の座
席に着座した状態でサービス情報を取得することができ
るとともに、可動親機は各自の座席に着座している乗客
又は乗務員が所持している子機へサービス情報を送信し
終わるまで停止状態を維持するので、サービス情報量が
多量の場合でも、サービス情報をもれなく子機側へ送信
することができる。
【0040】なお、上記可動親機45は、必ずしもレー
ル43に沿って走行させる必要はなく、少なくとも親ア
ンテナ13を駆動部22によって走行させて、その他の
親機側のブロックを例えば運転席近傍等に固定しておく
こともできる。
【0041】また、さらに別の実施形態として、図16
に示すように、観光バス2における車室内の天井に1本
のレール43を、各座席の上をもれなく通過する如く蛇
行させて敷設し、このレール43に対して1つの可動親
機45を設け、この可動親機45を、レール43に沿っ
て車両の前方から後方まで停止と移動を繰り返しながら
走行させつつ、各自の座席41に着座している乗客又は
乗務員Pが所持しているタグ5へサービス情報を送信す
るように構成することもできる。
【0042】なお、本発明は、上述した実施形態の例に
限定されることなく、適宜の変更を加えることにより、
その他の態様で実施することができる。
【0043】すなわち、例えば、本発明に係る第1実施
形態において、観光バスの乗降口の上部に1つの親アン
テナを設ける形態を例示して説明したが、本発明はこれ
のみに限定されるものではなく、例えば、1つの親アン
テナを、観光バスの乗降口の側部又は下部に設け、この
親アンテナと、複数の乗客のうち、乗降口付近に居る乗
客が所持しているタグとの間で1対1の通信を行うこと
により、乗客の乗降状態を把握するように構成すること
もできる。
【0044】また、本発明に係る第1実施形態におい
て、観光バスの乗降口の上部に1つの親アンテナを設け
る形態を例示して説明したが、本発明はこれのみに限定
されるものではなく、例えば、乗降口が複数存在する場
合には、それぞれの乗降口毎に1つの親アンテナを設
け、このそれぞれの親アンテナを介して子機としてのタ
グへサービス情報を同時並列的に送信するように構成す
ることもできる。
【0045】さらに、本発明に係る第1又は第2実施形
態において、サービス情報メモリに格納されるサービス
情報は、例えばスケジュールの変更があった場合には、
キーボードを用いて適宜の時間又は内容に変更すること
ができる。
【0046】最後に、本発明に係る第1乃至第2実施形
態において、乗物として観光バスを例示して説明した
が、本発明はこれのみに限定されるものではなく、例え
ば、高速バスや、遊覧船や、航空機や、遊園地の観覧車
などの、乗客又は乗務員へのサービス情報の提供が求め
られる全ての乗物に適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
記載の発明によれば、例えば、観光バス、高速バス、又
は遊覧船などの乗物の乗客又は乗務員に対し、休憩場所
や観光場所等の経由地又は目的地に降りる際などに、乗
物へ戻るべき集合時間等のスケジュール、集合場所等の
連絡事項、又は観光案内を含むサービス情報を確実に伝
達することができ、この結果、乗客又は乗務員にとって
の利便性を格段に向上することができる。
【0048】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の作用効果に加えて、例えば、乗客と乗務
員との間で異なる集合時間を設定したい場合や、乗客の
なかでも、観光場所での集合時間が異なる場合など、乗
客又は乗務員毎に相互に異なるサービス情報を伝達した
いという要望に答えることができ、この結果、乗客又は
乗務員の各個別にサービス情報を伝達する際のサービス
情報の内容の自由度を格段に向上することができる。
【0049】さらに、請求項3の発明によれば、請求項
1に記載の作用効果に加えて、乗物の各自の席に着座し
ている乗客又は乗務員に対してサービス情報を確実に伝
達することができ、この結果、乗客又は乗務員にとって
の利便性を格段に向上することができる。
【0050】そして、請求項4に記載の発明によれば、
請求項3に記載の作用効果に加えて、例えば、乗客と乗
務員との間で異なる集合時間を設定したい場合や、乗客
のなかでも、観光場所での集合時間が異なる場合など、
乗客又は乗務員毎に相互に異なるサービス情報を伝達し
たいという要望に答えることができ、この結果、乗客又
は乗務員の各個別にサービス情報を伝達する際のサービ
ス情報の内容の自由度を格段に向上することができると
いうきわめて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態に係る乗物用サ
ービス情報管理システムの概略ブロック構成図である。
【図2】図2は、本発明の第1実施形態に係る動作フロ
ーチャート図である。
【図3】図3は、本発明の第1実施形態に係る動作フロ
ーチャート図である。
【図4】図4は、本発明の第1実施形態に係る説明に供
する図である。
【図5】図5は、本発明の第1実施形態に係る説明に供
する図である。
【図6】図6は、本発明の第1実施形態に係る説明に供
する図である。
【図7】図7は、本発明の第1実施形態に係る説明に供
する図である。
【図8】図8は、本発明の第1実施形態に係る説明に供
する図である。
【図9】図9は、本発明の説明に供する図である。
【図10】図10は、本発明の第1実施形態に係る説明
に供する図である。
【図11】図11は、本発明の第1実施形態に係る説明
に供する図である。
【図12】図12は、本発明の第2実施形態に係る乗物
用サービス情報管理システムの概略ブロック構成図であ
る。
【図13】図13は、本発明の第2実施形態に係る説明
に供する図である。
【図14】図14は、本発明の第2実施形態に係る説明
に供する図である。
【図15】図15は、本発明の第2実施形態に係る説明
に供する図である。
【図16】図16は、本発明の第2実施形態に係る説明
に供する図である。
【符号の説明】
1 乗物用サービス情報管理システム 2 観光バス 3 親機 4 乗降口 5 タグ(子機) 6 乗降口ステップ 7 装置本体 9 親制御部 10 親データバス 11 親送受信部 12 時計 13 親アンテナ 15 内部メモリ 17 キーボード 19 サービス情報メモリ 21 表示部 22 駆動部 23 子アンテナ 25 子送受信部 26 子データバス 27 メモリ 29 子制御部 31 バッテリ 33 タイマ 35 アラーム 37 表示部 41 座席 43 レール 45 可動親機 T 通信領域 F 乗降フラグ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗物の乗降口付近に設けられた親アンテ
    ナを介して電磁波を送受信する親送受信手段を備えた親
    機と、 当該親機との間で子アンテナを介して電磁波を送受信す
    る子送受信手段を備え、乗物の少なくとも乗客全員にそ
    れぞれ所持させられる子機とから構成され、 当該親機と当該子機との間で通信を行うことにより、ス
    ケジュール、連絡事項、又は観光案内を含むサービス情
    報を少なくとも乗客全員へ伝達する乗物用サービス情報
    管理システムであって、 前記子機は、 当該子機を所持している乗客又は乗務員固有の識別情報
    を格納する子機側情報格納手段を備える一方、 前記親機は、 当該乗物の乗降口付近を乗客又は乗務員が通過したと
    き、当該乗客又は乗務員が所持している前記子機との間
    で通信が成立する如く通信領域が設定されており、 さらに、前記親機は、 当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員
    全員の前記識別情報を格納する親機側情報格納手段と、 前記サービス情報を格納する親機側サービス情報格納手
    段と、 当該親機と前記子機との間で通信が成立したとき、子機
    側情報格納手段に格納されている識別情報と、親機側情
    報格納手段に格納されている識別情報とを照合し、当該
    照合結果に基づいて、当該子機を所持している乗客又は
    乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客
    又は乗務員であるか否かを判定する属否判定手段と、 当該属否判定手段において、当該子機を所持している乗
    客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属す
    る乗客又は乗務員であると判定されると、前記親機側サ
    ービス情報格納手段から前記サービス情報を読み出すと
    ともに、当該読み出したサービス情報を前記親送受信手
    段を介して送信させるサービス情報送信手段と、 を備え、 さらに、前記子機は、 前記親機と当該子機との間で通信が成立したとき、前記
    サービス情報送信手段から送信されたサービス情報を前
    記子送受信手段を介して受信し、当該受信したサービス
    情報を格納する子機側サービス情報格納手段と、 当該子機側サービス情報格納手段に格納されたサービス
    情報を、当該子機を所持している乗客又は乗務員へ伝達
    する伝達手段と、 を備えてなることを特徴とする乗物用サービス情報管理
    システム。
  2. 【請求項2】 乗物の乗降口付近に設けられた親アンテ
    ナを介して電磁波を送受信する親送受信手段を備えた親
    機と、 当該親機との間で子アンテナを介して電磁波を送受信す
    る子送受信手段を備え、乗物の少なくとも乗客全員にそ
    れぞれ所持させられる子機とから構成され、 当該親機と当該子機との間で通信を行うことにより、ス
    ケジュール、連絡事項、又は観光案内を含むサービス情
    報を少なくとも乗客全員へ伝達する乗物用サービス情報
    管理システムであって、 前記子機は、 当該子機を所持している乗客又は乗務員固有の識別情報
    を格納する子機側情報格納手段を備える一方、 前記親機は、 当該乗物の乗降口付近を乗客又は乗務員が通過したと
    き、当該乗客又は乗務員が所持している前記子機との間
    で通信が成立する如く通信領域が設定されており、 さらに、前記親機は、 当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員
    全員の前記識別情報と、当該識別情報に対応する乗客又
    は乗務員の前記サービス情報の識別番号とを格納する親
    機側情報格納手段と、 前記サービス情報の識別番号毎に異なる前記サービス情
    報を格納する親機側サービス情報格納手段と、 当該親機と前記子機との間で通信が成立したとき、子機
    側情報格納手段に格納されている識別情報と、親機側情
    報格納手段に格納されている識別情報とを照合し、当該
    照合結果に基づいて、当該子機を所持している乗客又は
    乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客
    又は乗務員であるか否かを判定する属否判定手段と、 当該属否判定手段において、当該子機を所持している乗
    客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属す
    る乗客又は乗務員であると判定されると、前記親機側サ
    ービス情報格納手段から、当該子機を所持している乗客
    又は乗務員の前記サービス情報の識別番号に対応するサ
    ービス情報を読み出すとともに、当該読み出したサービ
    ス情報を前記親送受信手段を介して送信させるサービス
    情報送信手段と、 を備え、 さらに、前記子機は、 前記親機と当該子機との間で通信が成立したとき、前記
    サービス情報送信手段から送信されたサービス情報を前
    記子送受信手段を介して受信し、当該受信したサービス
    情報を格納する子機側サービス情報格納手段と、 当該子機側サービス情報格納手段に格納されたサービス
    情報を、当該子機を所持している乗客又は乗務員へ伝達
    する伝達手段と、 を備えてなることを特徴とする乗物用サービス情報管理
    システム。
  3. 【請求項3】 乗物の室内に沿って移動又は停止自在に
    設けられた親アンテナを介して電磁波を送受信する親送
    受信手段を備えた親機と、 当該親機との間で子アンテナを介して電磁波を送受信す
    る子送受信手段を備え、乗物の少なくとも乗客全員にそ
    れぞれ所持させられる子機とから構成され、 当該親機と当該子機との間で通信を行うことにより、ス
    ケジュール、連絡事項、又は観光案内を含むサービス情
    報を少なくとも乗客全員へ伝達する乗物用サービス情報
    管理システムであって、 前記子機は、 当該子機を所持している乗客又は乗務員固有の識別情報
    を格納する子機側情報格納手段を備える一方、 前記親機は、 前記親アンテナが当該乗物の室内に居る乗客又は乗務員
    の付近に存在しているとき、当該乗客又は乗務員が所持
    している前記子機との間で通信が成立する如く通信領域
    が設定されており、 さらに、前記親機は、 当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員
    全員の前記識別情報を格納する親機側情報格納手段と、 前記サービス情報を格納する親機側サービス情報格納手
    段と、 当該親機と前記子機との間で通信が成立したとき、子機
    側情報格納手段に格納されている識別情報と、親機側情
    報格納手段に格納されている識別情報とを照合し、当該
    照合結果に基づいて、当該子機を所持している乗客又は
    乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客
    又は乗務員であるか否かを判定する属否判定手段と、 当該属否判定手段において、当該子機を所持している乗
    客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属す
    る乗客又は乗務員であると判定されると、前記親機側サ
    ービス情報格納手段から前記サービス情報を読み出すと
    ともに、当該読み出したサービス情報を前記親送受信手
    段を介して送信させるサービス情報送信手段と、 を備え、 さらに、前記子機は、 前記親機と当該子機との間で通信が成立したとき、前記
    サービス情報送信手段から送信されたサービス情報を前
    記子送受信手段を介して受信し、当該受信したサービス
    情報を格納する子機側サービス情報格納手段と、 当該子機側サービス情報格納手段に格納されたサービス
    情報を、当該子機を所持している乗客又は乗務員へ伝達
    する伝達手段と、 を備えてなることを特徴とする乗物用サービス情報管理
    システム。
  4. 【請求項4】 乗物の室内に沿って移動又は停止自在に
    設けられた親アンテナを介して電磁波を送受信する親送
    受信手段を備えた親機と、 当該親機との間で子アンテナを介して電磁波を送受信す
    る子送受信手段を備え、乗物の少なくとも乗客全員にそ
    れぞれ所持させられる子機とから構成され、 当該親機と当該子機との間で通信を行うことにより、ス
    ケジュール、連絡事項、又は観光案内を含むサービス情
    報を少なくとも乗客全員へ伝達する乗物用サービス情報
    管理システムであって、 前記子機は、 当該子機を所持している乗客又は乗務員固有の識別情報
    を格納する子機側情報格納手段を備える一方、 前記親機は、 前記親アンテナが当該乗物の室内に居る乗客又は乗務員
    の付近に存在しているとき、当該乗客又は乗務員が所持
    している前記子機との間で通信が成立する如く通信領域
    が設定されており、 さらに、前記親機は、 当該親機が設置されている乗物に属する乗客又は乗務員
    全員の前記識別情報と、当該識別情報に対応する乗客又
    は乗務員の前記サービス情報の識別番号とを格納する親
    機側情報格納手段と、 前記サービス情報の識別番号毎に異なる前記サービス情
    報を格納する親機側サービス情報格納手段と、 当該親機と前記子機との間で通信が成立したとき、子機
    側情報格納手段に格納されている識別情報と、親機側情
    報格納手段に格納されている識別情報とを照合し、当該
    照合結果に基づいて、当該子機を所持している乗客又は
    乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属する乗客
    又は乗務員であるか否かを判定する属否判定手段と、 当該属否判定手段において、当該子機を所持している乗
    客又は乗務員が、当該親機が設置されている乗物に属す
    る乗客又は乗務員であると判定されると、前記親機側サ
    ービス情報格納手段から、当該子機を所持している乗客
    又は乗務員の前記サービス情報の識別番号に対応するサ
    ービス情報を読み出すとともに、当該読み出したサービ
    ス情報を前記親送受信手段を介して送信させるサービス
    情報送信手段と、 を備え、 さらに、前記子機は、 前記親機と当該子機との間で通信が成立したとき、前記
    サービス情報送信手段から送信されたサービス情報を前
    記子送受信手段を介して受信し、当該受信したサービス
    情報を格納する子機側サービス情報格納手段と、 当該子機側サービス情報格納手段に格納されたサービス
    情報を、当該子機を所持している乗客又は乗務員へ伝達
    する伝達手段と、 を備えてなることを特徴とする乗物用サービス情報管理
    システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021068357A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 株式会社スバルカーベル 観光支援装置、該装置が搭載されたロボット、観光支援システム、及び観光支援方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021068357A (ja) * 2019-10-28 2021-04-30 株式会社スバルカーベル 観光支援装置、該装置が搭載されたロボット、観光支援システム、及び観光支援方法

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