JPH08129699A - 乗車情報報知システムおよび乗車情報受信装置 - Google Patents
乗車情報報知システムおよび乗車情報受信装置Info
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- JPH08129699A JPH08129699A JP29241194A JP29241194A JPH08129699A JP H08129699 A JPH08129699 A JP H08129699A JP 29241194 A JP29241194 A JP 29241194A JP 29241194 A JP29241194 A JP 29241194A JP H08129699 A JPH08129699 A JP H08129699A
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- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、到着した車両の行先や経由を待ち
客に明瞭に知らせて、待ち客が迷うことなく乗車利用の
適否を容易に判断できるようにして乗車利用の円滑化と
待ち客へのサービス性の向上を図った乗車情報報知シス
テムおよび乗車情報受信装置の提供を目的とする。 【構成】この発明は、車両に備えられた送信装置から送
信される車両情報を受信する受信装置を備えた乗車情報
報知システムであって、受信装置には、乗車目的地の降
車駅名を入力する入力手段と、車両情報と降車駅名情報
との行先情報を照合する照合手段と、この照合手段が行
先情報の一致を確認することに基づいて、その行先確認
情報を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
客に明瞭に知らせて、待ち客が迷うことなく乗車利用の
適否を容易に判断できるようにして乗車利用の円滑化と
待ち客へのサービス性の向上を図った乗車情報報知シス
テムおよび乗車情報受信装置の提供を目的とする。 【構成】この発明は、車両に備えられた送信装置から送
信される車両情報を受信する受信装置を備えた乗車情報
報知システムであって、受信装置には、乗車目的地の降
車駅名を入力する入力手段と、車両情報と降車駅名情報
との行先情報を照合する照合手段と、この照合手段が行
先情報の一致を確認することに基づいて、その行先確認
情報を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば定期運行する
乗合いバス等に利用される乗車情報報知システムに関
し、さらに詳しくは乗車待ち客に乗車案内情報を明確に
報知して乗車待ち客へのサービス性を高めた乗車情報報
知システムおよび乗車情報受信装置に関する。
乗合いバス等に利用される乗車情報報知システムに関
し、さらに詳しくは乗車待ち客に乗車案内情報を明確に
報知して乗車待ち客へのサービス性を高めた乗車情報報
知システムおよび乗車情報受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、運行ダイヤが定められて一定路
線を運行する車両、例えば定期運行バスを例にとって説
明すると、行先や経由が異なる各路線のバスが共通停車
する利用頻度の高い共通バス停留所にバスが停車した場
合、この共通バス停留所での待ち客は到着したバスの行
先/経由が直ぐに分からず、このため待ち客の乗車利用
するバスか否かを迅速に判断できず、円滑な乗車利用が
できなかった。ことに、不慣れな客、視力の弱い客、旅
行者等の場合は、目の前のバスが何処に行くのか不明
で、確認に手間取って乗過したり、慌てて乗間違えるな
ど、その行動に余分な負担がかかる問題を有していた。
線を運行する車両、例えば定期運行バスを例にとって説
明すると、行先や経由が異なる各路線のバスが共通停車
する利用頻度の高い共通バス停留所にバスが停車した場
合、この共通バス停留所での待ち客は到着したバスの行
先/経由が直ぐに分からず、このため待ち客の乗車利用
するバスか否かを迅速に判断できず、円滑な乗車利用が
できなかった。ことに、不慣れな客、視力の弱い客、旅
行者等の場合は、目の前のバスが何処に行くのか不明
で、確認に手間取って乗過したり、慌てて乗間違えるな
ど、その行動に余分な負担がかかる問題を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、到
着した車両の行先や経由を待ち客に明瞭に知らせて、待
ち客が迷うことなく乗車利用の適否を容易に判断できる
ようにして乗車利用の円滑化と待ち客へのサービス性の
向上を図った乗車情報報知システムおよび乗車情報受信
装置の提供を目的とする。
着した車両の行先や経由を待ち客に明瞭に知らせて、待
ち客が迷うことなく乗車利用の適否を容易に判断できる
ようにして乗車利用の円滑化と待ち客へのサービス性の
向上を図った乗車情報報知システムおよび乗車情報受信
装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車両に備えられた送信装置から送信される車両情報を受
信する受信装置を備えた乗車情報報知システムであっ
て、受信装置には、乗車目的地の降車駅名を入力する入
力手段と、上記車両情報と降車駅名情報との行先情報を
照合する照合手段と、この照合手段が行先情報の一致を
確認することに基づいて、その行先確認情報を報知する
報知手段とを備えたことを特徴とする。
車両に備えられた送信装置から送信される車両情報を受
信する受信装置を備えた乗車情報報知システムであっ
て、受信装置には、乗車目的地の降車駅名を入力する入
力手段と、上記車両情報と降車駅名情報との行先情報を
照合する照合手段と、この照合手段が行先情報の一致を
確認することに基づいて、その行先確認情報を報知する
報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】請求項2記載の発明は、送信装置と非接触
に通信する携帯用の非接触媒体を受信装置に適用したこ
とを特徴とする。
に通信する携帯用の非接触媒体を受信装置に適用したこ
とを特徴とする。
【0006】請求項3記載の発明は、受信装置を車両の
停車駅に備えたことを特徴とする。
停車駅に備えたことを特徴とする。
【0007】請求項4記載の発明は、タッチ入力操作に
より降車駅名を入力設定するタッチパネルを入力手段に
適用したことを特徴とする。
より降車駅名を入力設定するタッチパネルを入力手段に
適用したことを特徴とする。
【0008】請求項5記載の発明は、行先確認情報に車
両の走行経路を報知する走行経路情報を備えたことを特
徴とする。
両の走行経路を報知する走行経路情報を備えたことを特
徴とする。
【0009】請求項6記載の発明は、車両に備えられた
送信装置から送信される車両情報を受信する受信装置を
備えた乗車情報受信装置であって、受信装置には、乗車
目的地の降車駅名を入力する入力手段と、上記車両情報
と降車駅名情報との行先情報を照合する照合手段と、こ
の照合手段が行先情報の一致を確認することに基づい
て、その行先確認情報を報知する報知手段とを備えたこ
とを特徴とする。
送信装置から送信される車両情報を受信する受信装置を
備えた乗車情報受信装置であって、受信装置には、乗車
目的地の降車駅名を入力する入力手段と、上記車両情報
と降車駅名情報との行先情報を照合する照合手段と、こ
の照合手段が行先情報の一致を確認することに基づい
て、その行先確認情報を報知する報知手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明によれば、車両の到着に先立って、待
ち客は入力手段により乗車目的地の降車駅名を受信装置
に入力して車両の到着を待ち、その後に車両が停車駅に
到着すると、車両情報が受信装置に送信され、この車両
情報を受信した受信装置は照合手段により車両情報と降
車駅名情報との行先情報を照合し、この照合手段が行先
情報の一致を確認すると、報知手段がその行先確認情報
を待ち客に報知出力する。
ち客は入力手段により乗車目的地の降車駅名を受信装置
に入力して車両の到着を待ち、その後に車両が停車駅に
到着すると、車両情報が受信装置に送信され、この車両
情報を受信した受信装置は照合手段により車両情報と降
車駅名情報との行先情報を照合し、この照合手段が行先
情報の一致を確認すると、報知手段がその行先確認情報
を待ち客に報知出力する。
【0011】また、受信装置に非接触媒体を適用した場
合は、待ち客毎に非接触媒体を携帯して送信装置から個
々に受信利用する。また、受信装置を車両の停車駅に固
定設置した場合は、到着した車両と常に定位置で通信利
用する。
合は、待ち客毎に非接触媒体を携帯して送信装置から個
々に受信利用する。また、受信装置を車両の停車駅に固
定設置した場合は、到着した車両と常に定位置で通信利
用する。
【0012】さらに、乗車目的地の降車駅名を入力する
際にタッチパネルを適用した場合は、待ち客はこのタッ
チパネルにタッチ入力操作して降車駅名を入力設定す
る。また、行先確認情報を報知する場合に、この行先確
認情報に車両の走行経路を含ませた走行経路情報を同時
に報知する。
際にタッチパネルを適用した場合は、待ち客はこのタッ
チパネルにタッチ入力操作して降車駅名を入力設定す
る。また、行先確認情報を報知する場合に、この行先確
認情報に車両の走行経路を含ませた走行経路情報を同時
に報知する。
【0013】
【発明の効果】この結果、車両が停車駅に到着すると、
この時点で受信装置が対応して待ち客が予め入力設定し
た降車駅名が、車両の走行経路上にあるか否かを照合確
認して報知するため、この報知情報に伴って待ち客は乗
車利用の適否が直ぐに分かり、迷うことなく円滑に乗車
利用を図ることができる。ことに、不慣れな客、視力の
弱い客、旅行者等にあっては、これらの客の待ち望んで
いる行先と対応した適切な情報が得られることになり、
この結果、乗過したり、慌てて乗間違えることがなくな
り、待ち客の心理的負担が軽減する。
この時点で受信装置が対応して待ち客が予め入力設定し
た降車駅名が、車両の走行経路上にあるか否かを照合確
認して報知するため、この報知情報に伴って待ち客は乗
車利用の適否が直ぐに分かり、迷うことなく円滑に乗車
利用を図ることができる。ことに、不慣れな客、視力の
弱い客、旅行者等にあっては、これらの客の待ち望んで
いる行先と対応した適切な情報が得られることになり、
この結果、乗過したり、慌てて乗間違えることがなくな
り、待ち客の心理的負担が軽減する。
【0014】また、受信装置に非接触カード等の非接触
媒体を用いた場合は、客の移動に適した携帯利用が図
れ、また客毎に専用に取扱うことができる。また、受信
装置を車両の停車駅に固定設置した場合は、停車駅で客
は待ち時間を有効に利用して入力設定でき、また到着し
た車両と常に定位置で通信対応して、車両との通信対応
が確実となる。また、この入力設定時に、タッチパネル
を用いて入力するように構成すれば、簡単に入力操作で
きる。さらに、行先の確認情報だけでなく、走行経路の
情報を併せて報知すれば、降車駅までの経由が同時に分
かり、客の理解度合いを深めることができ、さらに車両
の行先や経由の報知に併せて、入力設定した客の降車駅
の到着予想時刻、乗車料金等を併せて報知すれば、より
一層サービス性が向上する。
媒体を用いた場合は、客の移動に適した携帯利用が図
れ、また客毎に専用に取扱うことができる。また、受信
装置を車両の停車駅に固定設置した場合は、停車駅で客
は待ち時間を有効に利用して入力設定でき、また到着し
た車両と常に定位置で通信対応して、車両との通信対応
が確実となる。また、この入力設定時に、タッチパネル
を用いて入力するように構成すれば、簡単に入力操作で
きる。さらに、行先の確認情報だけでなく、走行経路の
情報を併せて報知すれば、降車駅までの経由が同時に分
かり、客の理解度合いを深めることができ、さらに車両
の行先や経由の報知に併せて、入力設定した客の降車駅
の到着予想時刻、乗車料金等を併せて報知すれば、より
一層サービス性が向上する。
【0015】
【実施例】この発明の実施例を以下図面に基づいて詳述
する。図面は定期運行する乗合いバスの乗車情報報知シ
ステムを示し、この乗車情報報知システムは、図1に示
すように、乗合いバス11とバス停留所12の待ち客が
携帯する各非接触ICカード13との間を通信処理する
ものであって、このときの乗車利用に伴う通信結果を非
接触ICカード13に送信し、この通信結果を同カード
に表示案内する。
する。図面は定期運行する乗合いバスの乗車情報報知シ
ステムを示し、この乗車情報報知システムは、図1に示
すように、乗合いバス11とバス停留所12の待ち客が
携帯する各非接触ICカード13との間を通信処理する
ものであって、このときの乗車利用に伴う通信結果を非
接触ICカード13に送信し、この通信結果を同カード
に表示案内する。
【0016】図2は非接触ICカード13を示し、この
カード表面には、乗車目的地の降車駅名、乗車利用の適
否、乗車料金、到着予想時刻等の各表示モードを表示す
るLCD(液晶表示装置)21と、降車駅名を入力させ
る複数の入力設定キー22…と、降車駅名を入力する時
に用いる降車駅名入力キー23と、入力設定後にLCD
に表示させる表示キー24と、表示文字を漢字変換する
表示文字変換キー25と、入力操作終了時点で最後に入
力して入力データを確立させる終了キー26とを備えて
いる。
カード表面には、乗車目的地の降車駅名、乗車利用の適
否、乗車料金、到着予想時刻等の各表示モードを表示す
るLCD(液晶表示装置)21と、降車駅名を入力させ
る複数の入力設定キー22…と、降車駅名を入力する時
に用いる降車駅名入力キー23と、入力設定後にLCD
に表示させる表示キー24と、表示文字を漢字変換する
表示文字変換キー25と、入力操作終了時点で最後に入
力して入力データを確立させる終了キー26とを備えて
いる。
【0017】図3は乗車情報報知システムの制御回路ブ
ロック図を示し、非接触ICカード13は、電源回路3
1a、発振回路31b、変調増幅回路31c、データ発
生回路31dを備えたカード送信部31と、記憶部3
2、制御部33、復調部34、受信部35およびLCD
21、各入力キー22〜26を備えたカード受信部36
とから構成され、制御部33は乗車利用する待ち客から
降車駅名が入力操作されたとき、これを記憶制御してお
き、バス11側との通信対応時に、この記憶した降車駅
名をバス側に送信し、またこれに対応する応答情報をバ
ス11側から受付ける。
ロック図を示し、非接触ICカード13は、電源回路3
1a、発振回路31b、変調増幅回路31c、データ発
生回路31dを備えたカード送信部31と、記憶部3
2、制御部33、復調部34、受信部35およびLCD
21、各入力キー22〜26を備えたカード受信部36
とから構成され、制御部33は乗車利用する待ち客から
降車駅名が入力操作されたとき、これを記憶制御してお
き、バス11側との通信対応時に、この記憶した降車駅
名をバス側に送信し、またこれに対応する応答情報をバ
ス11側から受付ける。
【0018】一方、バス側11に備えられる車両通信装
置37は、電源回路38a、発振回路38b、変調増幅
回路38c、データ発生回路38dを備えた車両送信部
38と、受信部39、復調部40、制御部41、記憶部
42およびデータ計算部43を備えた車両受信部44と
から構成され、制御部41はバス停留所に到着したと
き、非接触ICカード13側から送信された降車駅名の
情報を受信し、この受信した降車駅名の情報と同バスの
行先や経由の車両情報とからデータ計算部43で、乗車
利用の適否と、これ以外に乗車利用目的が一致する場合
に要する乗車料金およびその到着予想時刻を計算して求
め、この求めた応答情報を非接触ICカード13側に返
信する。
置37は、電源回路38a、発振回路38b、変調増幅
回路38c、データ発生回路38dを備えた車両送信部
38と、受信部39、復調部40、制御部41、記憶部
42およびデータ計算部43を備えた車両受信部44と
から構成され、制御部41はバス停留所に到着したと
き、非接触ICカード13側から送信された降車駅名の
情報を受信し、この受信した降車駅名の情報と同バスの
行先や経由の車両情報とからデータ計算部43で、乗車
利用の適否と、これ以外に乗車利用目的が一致する場合
に要する乗車料金およびその到着予想時刻を計算して求
め、この求めた応答情報を非接触ICカード13側に返
信する。
【0019】このように構成された乗車情報報知システ
ムの報知動作を図4のフローチャートを参照して説明す
る。バス停留所12の待ち客は、乗合いバス11の到着
に先立って、各待ち客が携帯する非接触ICカード13
に、各入力キー22〜26を介して乗車目的地の降車駅
名を入力操作し、この通信予備処理としての入力設定が
完了した状態で乗合いバス11の到着を待つ(ステップ
n1 )、その後、乗合いバス11がバス停留所12に到
着すると、各非接触ICカード13との通信が開始さ
れ、非接触ICカード13に予め入力設定された降車駅
名情報がバス11側の車両通信装置37に送信され(ス
テップn2 )、車両通信装置37はこのカード情報に基
づいて行先や経由の車両情報と、客毎に異なる降車駅名
情報との行先情報を照合し、この照合結果が一致すると
待ち客の乗車利用に適した車両と判定して、この乗車利
用に伴って生じる乗車料金およびその到着予想時刻をデ
ータ計算部41で計算し、この照合対応に連動して求め
た詳細で適切な応答情報を非接触ICカード13に返信
する(ステップn3 〜n4 )。
ムの報知動作を図4のフローチャートを参照して説明す
る。バス停留所12の待ち客は、乗合いバス11の到着
に先立って、各待ち客が携帯する非接触ICカード13
に、各入力キー22〜26を介して乗車目的地の降車駅
名を入力操作し、この通信予備処理としての入力設定が
完了した状態で乗合いバス11の到着を待つ(ステップ
n1 )、その後、乗合いバス11がバス停留所12に到
着すると、各非接触ICカード13との通信が開始さ
れ、非接触ICカード13に予め入力設定された降車駅
名情報がバス11側の車両通信装置37に送信され(ス
テップn2 )、車両通信装置37はこのカード情報に基
づいて行先や経由の車両情報と、客毎に異なる降車駅名
情報との行先情報を照合し、この照合結果が一致すると
待ち客の乗車利用に適した車両と判定して、この乗車利
用に伴って生じる乗車料金およびその到着予想時刻をデ
ータ計算部41で計算し、この照合対応に連動して求め
た詳細で適切な応答情報を非接触ICカード13に返信
する(ステップn3 〜n4 )。
【0020】この応答情報を受信した非接触ICカード
13は、乗車適否の照合情報と、乗車利用時の乗車料金
およびその到着予想時刻とのサービス情報を合わせてL
CD21に表示案内し、この表示案内された情報を見て
待ち客は乗車利用の適否を判断する。また、到着した乗
合いバスの行先/経由から乗車利用不可と判定した場合
は、その旨を非接触ICカード13に返信してLCD2
1に表示案内する(ステップn5 〜n6 )。
13は、乗車適否の照合情報と、乗車利用時の乗車料金
およびその到着予想時刻とのサービス情報を合わせてL
CD21に表示案内し、この表示案内された情報を見て
待ち客は乗車利用の適否を判断する。また、到着した乗
合いバスの行先/経由から乗車利用不可と判定した場合
は、その旨を非接触ICカード13に返信してLCD2
1に表示案内する(ステップn5 〜n6 )。
【0021】図5は非接触ICカードに代えてバス停留
所51に受信対応する停留所通信装置52を備えたもの
であって、この停留所通信装置52は垂直なパネル表面
の上部に、既述した非接触ICカード13と同様な乗車
目的地の降車駅名、乗車利用の適否、乗車料金、到着予
想時刻等の各表示モードを表示するLCD(液晶表示装
置)53を備え、中間部に降車駅名を入力するための複
数の入力設定キー、降車駅名を入力する時に用いる降車
駅名入力キー、入力設定後にLCDに表示させる表示キ
ー、表示文字を漢字変換する表示文字変換キー、入力操
作終了時点で最後に入力して入力データを確立させる終
了キー等の各種入力キー54…を備え、下部に待ち客の
入力設定に応じて当駅Aから降車駅Eまでのバス路線経
路を表示案内する路線経路図55を備えている。
所51に受信対応する停留所通信装置52を備えたもの
であって、この停留所通信装置52は垂直なパネル表面
の上部に、既述した非接触ICカード13と同様な乗車
目的地の降車駅名、乗車利用の適否、乗車料金、到着予
想時刻等の各表示モードを表示するLCD(液晶表示装
置)53を備え、中間部に降車駅名を入力するための複
数の入力設定キー、降車駅名を入力する時に用いる降車
駅名入力キー、入力設定後にLCDに表示させる表示キ
ー、表示文字を漢字変換する表示文字変換キー、入力操
作終了時点で最後に入力して入力データを確立させる終
了キー等の各種入力キー54…を備え、下部に待ち客の
入力設定に応じて当駅Aから降車駅Eまでのバス路線経
路を表示案内する路線経路図55を備えている。
【0022】このように構成した場合は、バス停留所5
1で客は待ち時間を有効に利用して入力設定でき、また
到着した乗合いバスと常に定位置で通信対応して、バス
との通信対応が確実となる。
1で客は待ち時間を有効に利用して入力設定でき、また
到着した乗合いバスと常に定位置で通信対応して、バス
との通信対応が確実となる。
【0023】さらに、図6に示すように、待ち客の入力
設定操作を容易化するため、バス停留所に設置された停
留所通信装置61のパネル面にタッチパネル62を用
い、このタッチパネル62に駅名毎に個々に直接タッチ
入力許容する路線経路図63を表示して、入力設定操作
を容易化している。
設定操作を容易化するため、バス停留所に設置された停
留所通信装置61のパネル面にタッチパネル62を用
い、このタッチパネル62に駅名毎に個々に直接タッチ
入力許容する路線経路図63を表示して、入力設定操作
を容易化している。
【0024】この場合は、行先の確認情報だけでなく、
降車駅までの利用経由が同時に分かり、当駅64から降
車駅65までの経由を明瞭に特定表示すれば、客の理解
度合いを、より一層深めることができる。
降車駅までの利用経由が同時に分かり、当駅64から降
車駅65までの経由を明瞭に特定表示すれば、客の理解
度合いを、より一層深めることができる。
【0025】上述のように、乗合いバスがバス停留所に
到着すると、この時点で通信動作して非接触ICカード
は待ち客が予め入力設定した降車駅が、バスの走行経路
と一致するか否かを照合確認して表示するため、この表
示情報に伴って待ち客は乗車利用の適否が直ぐに分か
り、迷うことなく安心して乗車利用ができる。ことに、
不慣れな客、視力の弱い客、旅行者等にあっては、これ
らの客の待ち望んでいる行先情報が得られることにな
り、この結果、到着した目の前の乗合いバスに対して乗
過したり、慌てて乗間違えることがなくなり、待ち客の
心理的負担が軽減し、また円滑な乗車を促進する。さら
に、非接触ICカードを用いるため、客の移動に適した
携帯利用が図れ、また客毎に携帯して専用に取扱うこと
ができる。
到着すると、この時点で通信動作して非接触ICカード
は待ち客が予め入力設定した降車駅が、バスの走行経路
と一致するか否かを照合確認して表示するため、この表
示情報に伴って待ち客は乗車利用の適否が直ぐに分か
り、迷うことなく安心して乗車利用ができる。ことに、
不慣れな客、視力の弱い客、旅行者等にあっては、これ
らの客の待ち望んでいる行先情報が得られることにな
り、この結果、到着した目の前の乗合いバスに対して乗
過したり、慌てて乗間違えることがなくなり、待ち客の
心理的負担が軽減し、また円滑な乗車を促進する。さら
に、非接触ICカードを用いるため、客の移動に適した
携帯利用が図れ、また客毎に携帯して専用に取扱うこと
ができる。
【0026】また、バス停留所に停留所通信装置を設置
した場合は、バス停留所で待ち時間を有効に利用して入
力設定でき、また到着した乗合いバスと定位置で通信対
応するため、バスとの通信対応が確実となり、さらに入
力設定時にタッチパネルを用いて入力するように構成す
れば、手間がかからずワンタッチで簡単に入力操作でき
る。さらに、行先の確認情報だけでなく、走行経路の情
報を併せて表示案内すれば、降車するバネ停留所までの
経由が同時に分かり、客の理解度合いを深めることがで
きる。さらに、バスの行先や経由の案内に併せて、入力
設定した待ち客の到着予想時刻、乗車料金等を併せて報
知するため、乗車利用客に対するサービス性が一層向上
する。
した場合は、バス停留所で待ち時間を有効に利用して入
力設定でき、また到着した乗合いバスと定位置で通信対
応するため、バスとの通信対応が確実となり、さらに入
力設定時にタッチパネルを用いて入力するように構成す
れば、手間がかからずワンタッチで簡単に入力操作でき
る。さらに、行先の確認情報だけでなく、走行経路の情
報を併せて表示案内すれば、降車するバネ停留所までの
経由が同時に分かり、客の理解度合いを深めることがで
きる。さらに、バスの行先や経由の案内に併せて、入力
設定した待ち客の到着予想時刻、乗車料金等を併せて報
知するため、乗車利用客に対するサービス性が一層向上
する。
【0027】この発明と、上述の実施例の構成との対応
において、この発明の車両は、実施例の乗合いバス11
に対応し、以下同様に、送信装置は、車両通信装置37
に対応し、受信装置および乗車情報受信装置は、非接触
ICカード13と、各停留所通信装置52,61とに対
応し、入力手段は、各入力キー22〜26,54に対応
し、照合手段は、制御部33に対応し、報知手段は、各
LCD21,53に対応し、非接触媒体は、非接触IC
カード13に対応し、停車駅は、バス停留所12,51
に対応し、走行経路情報は、路線経路図55,63に対
応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定
されるものではない。
において、この発明の車両は、実施例の乗合いバス11
に対応し、以下同様に、送信装置は、車両通信装置37
に対応し、受信装置および乗車情報受信装置は、非接触
ICカード13と、各停留所通信装置52,61とに対
応し、入力手段は、各入力キー22〜26,54に対応
し、照合手段は、制御部33に対応し、報知手段は、各
LCD21,53に対応し、非接触媒体は、非接触IC
カード13に対応し、停車駅は、バス停留所12,51
に対応し、走行経路情報は、路線経路図55,63に対
応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定
されるものではない。
【図1】この発明の乗合いバスと非接触ICカードとの
通信状態を示す説明図。
通信状態を示す説明図。
【図2】この発明の非接触ICカードの平面図。
【図3】この発明の乗車情報報知システムの制御回路ブ
ロック図。
ロック図。
【図4】この発明の乗車情報報知システムの使用状態を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図5】この発明の他の実施例を示す停留所通信装置の
正面図。
正面図。
【図6】この発明の他の実施例を示す停留所通信装置の
要部説明図。
要部説明図。
11…乗合いバス 12,51…バス停留所 13…非接触ICカード 21,53…LCD 22〜26,54…入力キー 33,41…制御部 37…車両通信装置 52,61…停留所通信装置 55,63…路線経路図 62…タッチパネル E,65…降車駅
Claims (6)
- 【請求項1】車両に備えられた送信装置から送信される
車両情報を受信する受信装置を備えた乗車情報報知シス
テムであって、上記受信装置には、 乗車目的地の降車駅名を入力する入力手段と、 上記車両情報と降車駅名情報との行先情報を照合する照
合手段と、 上記照合手段が行先情報の一致を確認することに基づい
て、その行先確認情報を報知する報知手段とを備えた乗
車情報報知システム。 - 【請求項2】受信装置は、送信装置と非接触に通信する
携帯用の非接触媒体を適用した請求項1記載の乗車情報
報知システム。 - 【請求項3】受信装置は、車両の停車駅に備えた請求項
1記載の乗車情報報知システム。 - 【請求項4】入力手段は、タッチ入力操作により降車駅
名を入力設定するタッチパネルを適用した請求項1、2
または3記載の乗車情報報知システム。 - 【請求項5】行先確認情報は、車両の走行経路を報知す
る走行経路情報を備えた請求項1、2、3または4記載
の乗車情報報知システム。 - 【請求項6】車両に備えられた送信装置から送信される
車両情報を受信する受信装置を備えた乗車情報受信装置
であって、上記受信装置には、 乗車目的地の降車駅名を入力する入力手段と、 上記車両情報と降車駅名情報との行先情報を照合する照
合手段と、 上記照合手段が行先情報の一致を確認することに基づい
て、その行先確認情報を報知する報知手段とを備えた乗
車情報受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29241194A JPH08129699A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 乗車情報報知システムおよび乗車情報受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29241194A JPH08129699A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 乗車情報報知システムおよび乗車情報受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08129699A true JPH08129699A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17781443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29241194A Pending JPH08129699A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 乗車情報報知システムおよび乗車情報受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08129699A (ja) |
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- 1994-10-31 JP JP29241194A patent/JPH08129699A/ja active Pending
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