JP2013182597A - タクシー運用システムおよびサーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タクシー運用システムにおいて、タクシーの乗車率をより高めるための運行計画を策定できるようにする。
【解決手段】ネゴシエーション制御部134は、第1顧客の乗車経路と、第2顧客の乗車位置とに基づいて、運行態様の交渉を行うか否かを決定する。交渉を行うと決定した場合、ネゴシエーション制御部134は、少なくとも前記第1顧客または前記第2顧客のいずれかに、乗車位置、降車位置、走行経路または相乗りの有無、あるいはこれらの組み合わせの変更ないし決定の交渉を行う。交渉が成立した場合、タクシーの乗車率を高め得る。
【選択図】図2

Description

本発明は、タクシー運用システムおよびサーバ装置に関する。
タクシーの運用に関連して幾つかの技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載のタクシー配車システムは、携帯電話が接続される各エリアそれぞれの基地局と、各基地局の位置情報を管理する基地局管理サーバと、タクシー管理局の管轄する各タクシーの位置情報を管理するタクシー管理サーバと、管轄する各タクシーに対して無線による通信を行う無線設備とにより構成され、利用者が携帯電話を用いて基地局管理サーバへ発信すると、携帯電話が接続中の基地局の位置情報が自動的に基地局管理サーバ、タクシー管理サーバおよび配車決定されたタクシーに通知される。
これにより、利用者は自分の現在位置が分からない慣れない場所からでもタクシーを呼び出すことが可能となる、とされている。
また、特許文献2に記載のタクシー配車システムでは、タクシー運転手が乗務の際に携行するGPS機能付携帯電話機から送信される現車情報と、GPSにより計測されたタクシーの位置情報を、WEBサーバを含む電子掲示板を有して成るシステム管理センターにおいて管理し、携帯電話機を用いて配車の要望を送信してきたタクシー利用者に対して、その現在位置エリアにおける空車タクシー情報が前記システム管理センターから提供されるとともに、タクシー利用者から空車タクシーの運転手に直接配車依頼が行われる。
これにより、タクシー運転手が効率的な営業を行うことができるようにするとともに、不特定多数のタクシー利用者が、自分の現在位置の最も近くで待機している空車タクシーを即座に把握して、迅速に乗車できるように支援できる、とされている。
また、特許文献3に記載のタクシー配車システムは、利用者が有する携帯情報端末からの配車依頼通知に応じて前記利用者にタクシーを配車するタクシー配車システムであって、位置特定手段により利用者からの配車依頼通知をもとに前記利用者の位置を特定し、複数のタクシー会社がそれぞれ有する各タクシーの位置情報を常時受信し更新することで構成されるタクシー位置情報データベースを参照して、タクシー検索手段により利用者の位置に最も近いタクシーを検索し、検索されたタクシーを有するタクシー会社の配車システムに対し配車通知手段により配車依頼通知を送信する。
これにより、利用者に近いタクシーを迅速に配車することができる、とされている。
特開2002−260181号公報 特開2011−248848号公報 特開2003−296887号公報
しかしながら、特許文献1に記載のタクシー配車システムでは、配車決定を行う際にタクシーの運行状況に配慮していない。例えば、配車決定されたタクシーが賃走中であった場合、特許文献1の記載からは、配車指示の拒否を行うためのボタンの押下にて配車拒否信号がタクシー管理サーバに送信され、再度タクシー管理サーバによって配車をやり直すことが考えられるが、配車に時間を要し、顧客を待たせてしまうおそれがある。
また、特許文献2および3に記載のタクシー配車システムは、顧客が配車を要求した際に、たまたま顧客の近傍に位置する空車のタクシーを配車するものである。
このように特許文献1〜3に記載のタクシー配車システムでは、より乗車率を高めるための運行計画を策定することはできない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、タクシーの乗車率をより高めるための運行計画を策定することができるタクシー運用システムおよびサーバ装置を提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様によるタクシー運用システムは、第1顧客の乗車経路と、第2顧客の乗車位置とに基づいて、運行態様の交渉を行うか否かを決定する交渉有無決定部と、前記交渉有無決定部が前記交渉を行うことに決定すると、少なくとも前記第1顧客または前記第2顧客のいずれかに前記運行態様の実施の可否を問い合わせる問合せ部と、前記問合せ部が、前記運行態様の実施許可を取得すると、前記運行態様での運行を行うよう乗務員に指示する指示部と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様によるタクシー運用システムは、上述のタクシー運用システムであって、前記交渉有無決定部は、前記運行態様として、前記第1顧客の降車位置の交渉を行うか否かを決定し、前記問合せ部は、前記第1顧客に前記運行態様の実施の可否を問い合わせる、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様によるタクシー運用システムは、上述のタクシー運用システムであって、前記交渉有無決定部は、前記運行態様として、前記第2顧客の乗車位置の交渉を行うか否かを決定し、前記問合せ部は、前記第2顧客に前記運行態様の実施の可否を問い合わせる、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様によるタクシー運用システムは、上述のタクシー運用システムであって、前記交渉有無決定部は、前記運行態様として、走行経路を変更して相乗りを実施するよう交渉を行うか否かを決定し、前記問合せ部は、少なくとも前記第1顧客に前記運行態様の実施の可否を問い合わせる、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様によるタクシー運用システムは、上述のタクシー運用システムであって、タクシー料金の上限金額の入力を受け付ける上限金額入力受付部と、前記上限金額入力受付部が受け付けた上限金額にて走行可能な位置を求める走行可能位置情報取得部と、前記走行可能位置情報取得部が取得した前記位置を顧客に通知する走行可能位置通知部と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様によるタクシー運用システムは、上述のタクシー運用システムであって、目的地の入力を受け付ける目的地入力受付部と、前記目的地入力受付部が前記目的地の入力を受け付けると、当該目的に基づいて進行方向を決定する進行方向決定部と、前記進行方向決定部が決定した前記進行方向を乗務員に通知する進行方向通知部と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様によるサーバ装置は、第1顧客の乗車経路と、第2顧客の乗車位置とに基づいて、運行態様の交渉を行うか否かを決定する交渉有無決定部と、前記交渉有無決定部が前記交渉を行うことに決定すると、少なくとも前記第1顧客または前記第2顧客のいずれかへの前記運行態様の実施の可否の問い合わせである運行可否問合せを送信する運行可否問合せ送信部と、前記運行可否問合せに対する回答を受信する回答受信部と、前記回答受信部が、前記運行態様の実施許可を受信すると、前記運行態様での運行を行うよう乗務員に指示する運行指示を送信する運行指示送信部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、タクシーの乗車率をより高めるための運行計画を策定し得る。
図1は、本発明の一実施形態におけるタクシー運用システムの装置構成を示す概略構成図である。 同実施形態におけるサーバ装置の機能構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態におけるタクシー車載機器の機能構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態において、乗客が上限金額を設定する際の表示部の表示画面の例を示す説明図である。 同実施形態において、表示部が行う方向表示の例を示す説明図である。 同実施形態において、タクシーの走行経路の例を示す説明図である。 同実施形態において、ネゴシエーション制御部が降車位置のネゴシエーションを行う場合における表示部の表示例を示す説明図である。 同実施形態において、ネゴシエーション制御部が乗車位置のネゴシエーションを行う場合における携帯通信機器の表示例を示す説明図である。 同実施形態において、ネゴシエーション制御部が行う走行経路および相乗りの有無のネゴシエーションの第一例を示す説明図である。 同実施形態において、ネゴシエーション制御部が行う走行経路および相乗りの有無のネゴシエーションの第2例を示す説明図である。 同実施形態において、配車要求時におけるタクシー運用システムの動作例を示す説明図である。 同実施形態において、顧客がタクシーに乗車して目的地を設定する際のタクシー運用システムの動作例を示す説明図である。 同実施形態において、ネゴシエーション制御部がネゴシエーションを行う際のタクシー運用システムの動作例を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態におけるタクシー運用システムの装置構成を示す概略構成図である。同図において、タクシー運用システム1は、サーバ装置100と、配車オペレーション装置200と、タクシー車載機器300と、携帯通信機器400とを具備する。携帯通信機器400は、専用アプリ410を具備する。
また、サーバ装置100は、データセンタ910に設置されている。配車オペレーション装置200は、タクシー会社920に設置されている。
なお、タクシー会社920およびタクシー930は、いずれも複数であってもよい。また、顧客940は複数人いてもよい。
なお、以下では、タクシー930の乗務員を、単に「乗務員」と称し、タクシー930の乗客を、単に「乗客」と称する。また、タクシー930の乗車している状態と乗車していない状態とのいずれにおいてもタクシー930の利用客を「顧客」と称する。乗客は、タクシー930に乗車中の顧客である。
携帯通信機器400は、携帯電話機またはスマートフォンなど、通信機能を有する携帯型の電子機器であり、サーバ装置100と通信を行う。携帯通信機器400は、顧客940が所持しており、特に、顧客940は、タクシー930の配車を要求する際に携帯通信機器400を利用して、専用アプリ(アプリケーション、Application)410を起動させる。
専用アプリ410は、顧客940がタクシー930の配車を要求する際に、サーバ装置100のユーザインタフェースとしての機能を提供する。具体的には、専用アプリ410は、顧客940の操作に従って、サーバ装置100に配車要求を送信し、サーバ装置100から送信される各種情報(到着予定時刻や、後述するネゴシエーションの情報など)を表示する。さらに、顧客の囲い込み用に、専用アプリ410がポイント機能(タクシー930への乗車実績に応じてポイントが溜まり、溜まったポイントに応じて顧客が特典を受けられるポイント制度の実行機能)を有するようにしてもよい。
専用アプリ410は、携帯通信機器400の具備するCPU(Central Processing Unit)が、携帯通信機器400の具備する記憶デバイスから、タクシー運用システム1専用のアプリケーションプログラムを読み出して実行することで実現される。ただし、専用アプリ410(が提供する機能)の実現方法は、これに限らない。例えば、携帯通信機器400が、当該機能を提供するサーバ装置にアクセスして機能提供を受け、サーバ装置から送信される当該機能の実行結果をブラウザに表示するようにしてもよい。
なお、顧客940がタクシー930の配車を要求する方法としては、携帯通信機器400にて配車要求操作を行う方法と、タクシー会社920のオペレータに電話にて配車を要求する方法とがある。
配車オペレーション装置200は、タクシー会社920に設置されており、タクシー930の位置や状態(空車または賃走など)といった車両情報を地図画面上に表示する。また、配車オペレーション装置200は、サーバ装置100のユーザインタフェースとして機能する。例えば、タクシー会社920のオペレータが電話による配車要求を受けた場合、当該オペレータは、配車要求を配車オペレーション装置200に入力し、配車オペレーション装置200は、入力された配車要求をサーバ装置100に送信する。
また、タクシー会社920には、電話機922および音声通信装置921も設置されている。電話機922は、上記のように、顧客からの電話による配車要求を受けるために設置されている。音声通信装置921は、タクシー930に設けられている音声通信装置931と無線通信を行う装置であり、タクシー会社920のオペレータが、乗務員に指示を出すために用いられる。
なお、音声通信装置921を配車オペレーション装置200と一体化し、例えば、VoIP(Voice Over Internet Protocol)などのVoPN(Voice Over Packet Network)の技術、あるいはP2P(Peer To Peer)技術を用いたソフトIP(Internet Protocol)電話の技術を使って、サーバ装置100を介してタクシー車載機器300と音声データの送受信を行うようにしてもよい。
サーバ装置100は、データセンタ910に設置されており、配車オペレーション装置200や、タクシー車載機器300や、携帯通信機器400から送信される各種情報を一括管理する。ここで、データセンタ910は、複数のタクシー会社920のタクシー930を一括管理するためのセンターである。タクシー会社920が1つのみの場合、サーバ装置100は当該タクシー会社920の社内に設置されていてもよい。
サーバ装置100は、自らが一括管理する各種情報に基づいてタクシー930の配車などの運行を決定し、決定に従ってタクシー930に指示を送信する。
図2は、サーバ装置100の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、サーバ装置100は、対オペレータ装置通信部111と、対車両通信部112と、対携帯通信部113と、顧客データベース(顧客DB)121と、車両データベース(車両DB)122と、地図データベース(地図DB)123と、主制御部131と、配車制御部132と、決済処理部133と、ネゴシエーション制御部134と、ナビゲーション制御部135と、通信制御機能部136とを具備する。
対オペレータ装置通信部111は、配車オペレーション装置200と通信を行う。上記のように、配車オペレーション装置200は、タクシー930の配車を要求する入力操作を受けて配車要求を送信し、対オペレータ装置通信部111は、当該配車要求を受信して通信制御機能部136を介して配車制御部132に出力する。また、対オペレータ装置通信部111は、通信制御機能部136の制御に従って、車両データベース122の記憶するタクシー930の位置情報および状態情報を、運行情報として配車オペレーション装置200に送信する。
なお、対オペレータ装置通信部111と配車オペレーション装置200との通信手段には様々なものを用いることができる。例えば、対オペレータ装置通信部111と配車オペレーション装置200とが専用線を介して通信を行うようにしてもよいし、インターネットを介して通信を行うようにしてもよい。
対車両通信部112は、タクシー車載機器300と通信を行う。例えば、対車両通信部112は、タクシー930の位置情報や目的地情報を受信してネゴシエーション制御部134やナビゲーション制御部135に出力する。また、対車両通信部112は、受信したタクシー930の位置情報および目的地情報に基づいてナビゲーション制御部135が算出した経路情報や料金(運賃等)情報をタクシー車載機器300に送信する。これらの情報は、タクシー車載機器300によって乗客や乗務員に提示される。
また、対車両通信部112は、乗客がクレジット決済あるいはマネーカード決済を行う際の各種情報(認証や与信に関する情報など)の送受信を行う。この場合、対車両通信部112は受信した情報を決済処理部133に出力し、決済処理部133からの情報をタクシー車載機器300に送信する。
また、対車両通信部112は、本発明における運行指示送信部の一例に該当し、後述するネゴシエーションに関する各種情報の送受信(特に、ネゴシエーションが成立した際の、乗務員に対する運行指示の送信)を行う。
なお、対車両通信部112とタクシー車載機器300との通信手段には様々な無線通信手段を用いることができる。例えば、対車両通信部112とタクシー車載機器300とが専用の無線通信網を介して通信を行うようにしてもよいし、公衆無線通信網(通信事業者が提供する携帯電話通信網)、あるいは公衆無線を用いたIP通信網を介して通信を行うようにしてもよい。
対携帯通信部113は、携帯通信機器400と通信を行う。例えば、対携帯通信部113は、携帯通信機器400からの配車要求を受信して配車制御部132に出力し、配車制御部132からの回答(タクシー930の到着予定時刻等の情報)を携帯通信機器400に送信する。
対携帯通信部113と携帯通信機器400とは、公衆無線通信網を介して通信を行う。ただし、本発明は対携帯通信部113携帯通信機器400との通信形態に依存せず、様々な通信形態を用いることができる。例えば、顧客940が、携帯通信機器400としてタクシー運用システム1専用の装置を所持するようにし、対携帯通信部113と携帯通信機器400とが専用の無線通信網にて通信を行うようにしてもよい。
なお、対車両通信部112と対携帯通信部113とは、いずれも、本発明における運行問合せ送信部の一例および回答受信部の一例に該当し、後述するネゴシエーションに際して、ネゴシエーション実施の可否(ネゴシエーションにおける運行態様の実施の可否)の顧客への問合せや当該問合せに対する顧客の回答など各種情報を送受信する。
顧客データベース121は、顧客940について登録された各種情報(例えば、顧客940の氏名、携帯通信機器400の電話番号など)を記憶している。
車両データベース122は、タクシー930に関する各種情報(例えば、車両番号等の識別情報や、乗務員の氏名などの乗務員情報や、位置情報や、空車/賃走/迎車/休憩などの状態情報や、賃走時等における目的地情報など)を記憶している。
地図データベース123は、地図情報を記憶している。当該地図情報は、特に、ナビゲーション制御部135がカーナビゲーション(Car Navigation)機能を実行して経路情報または後述する方向情報を生成する際に用いられる。
顧客データベース121と車両データベース122と地図データベース123とは、サーバ装置100が具備する記憶デバイスにて実現される。
主制御部131は、サーバ装置100の各部を制御して各種機能を実行させる。
配車制御部132は、対オペレータ装置通信部111が受信する配車オペレーション装置200からの配車要求(上述した電話による配車要求)や、対携帯通信部113が受信する携帯通信機器400からの配車要求に応じて、車両データベース122を検索して配車を決定する。そして、配車制御部132は、決定した配車内容を、対オペレータ装置通信部111または対携帯通信部113を介して配車要求送信元の配車オペレーション装置200または携帯通信機器400に送信するとともに、乗務員に対する指示を対車両通信部112を介してタクシー車載機器300に送信する。なお、配車に介してネゴシエーション制御部134がネゴシエーションを行う場合、配車制御部132は、ネゴシエーション結果を待って配車を行う。
決済処理部133は、乗客によるクレジット決済やマネーカード決済の処理の要求に対応し、認証等の処理、あるいはマネーカード決済の処理を実行する。より具体的には、決済処理部133は、対車両通信部112が決済要求を受信すると、当該決済要求に応じて決済処理を行い、処理結果を対車両通信部112に出力する。
ネゴシエーション制御部134は、降車位置または乗車位置の変更や、相乗りの実施(乗車経路の変更を伴う場合もある)など、タクシー930の運行態様について顧客との交渉(ネゴシエーション)を行う。このネゴシエーションに基づく運行態様の変更ないし決定は、顧客にとっては料金が安くなる利点があり、タクシー会社920にとってはタクシー930の乗車率を上げられる利点がある。ネゴシエーション制御部134が実行するネゴシエーション機能の詳細については後述する。
ナビゲーション制御部135は、経路検索などのナビゲーション機能を実行する。例えば、ナビゲーション制御部135は、タクシー930の位置情報や乗客が設定する目的地情報に基づいて、経路検索を行って、検索結果の経路を対車両通信部112に出力する。
ここで、ナビゲーション制御部135は、本発明における進行方向決定部の一例に該当し、後述するように、目的地確定前の状態においては、乗客による目的地入力に基づいてタクシー930の進行方向を決定して方向情報を対車両通信部112に出力する。
また、ナビゲーション制御部135は、本発明における走行可能位置情報取得部の一例に該当し、後述するように、乗客が設定(タクシー車載機器300に入力)した上限金額に基づいて、当該上限金額にて走行可能な位置を予測し、予測結果を対車両通信部112に出力する。
また、ナビゲーション制御部135は、配車制御部132が配車を行う際に、配車の所要時間や実車の所要時間および料金などを算出して配車制御部132に出力する。また、ナビゲーション制御部135は、ネゴシエーション制御部134がネゴシエーション機能を実行する際、走行経路や所要時間や料金等を試算してネゴシエーション制御部134に出力する。
通信制御機能部136は、対オペレータ装置通信部111、対車両通信部112および対携帯通信部113を制御して、各々の通信方式に従って通信を行わせる。
主制御部131と配車制御部132と決済処理部133とネゴシエーション制御部134とナビゲーション制御部135と通信制御機能部136とは、例えば、サーバ装置100の具備するCPUが、サーバ装置100の具備する記憶デバイスからプログラムを読み出して実行することで実現される。
タクシー車載機器300は、タクシー930に設置されており、タクシー930の乗務員や乗客に、各種情報を提供する。また、タクシー車載機器300は、タクシー930の乗客による目的地設定操作や、タクシー930の乗務員および乗客による決済操作などの各種操作を受け付ける。特に、タクシー車載機器300は、サーバ装置100のユーザインタフェースとして機能し、サーバ装置100から提供される情報を、タクシー930の乗務員や乗客に提示し、また、タクシー930の乗務員や乗客が行った操作を示す情報を、サーバ装置100に送信する。
図3は、タクシー車載機器300の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、タクシー車載機器300は、通信機器310と、制御部320と、乗客用操作機器330と、乗務員用機器340とを具備する。乗客用操作機器330は、表示部331と、入力部332と、携帯機器連携部333とを具備する。乗務員用機器340は、表示部341と、入力部342と、メータ343と、決済機器344と、カーナビ機能部345とを具備する。
通信機器310は、サーバ装置100(対車両通信部112)と通信を行う。制御部320は、タクシー車載機器300の各部を制御して各種機能を実行させる。
乗客用操作機器330は、乗客用の機器であり、後部座席から操作できるように(例えば、助手席の後ろ側に)設置されている。
表示部331は、例えば液晶ディスプレイ等の表示画面を有し、例えば目的地検索の際の地図表示や、乗客が入力した目的地に応じてサーバ装置100(ナビゲーション制御部135)が算出した走行経路や予測到着時刻や予測料金など、各種情報を乗客に提示する。
特に、表示部331は、本発明における走行可能位置通知部の一例であり、乗客が上限金額を設定すると、ナビゲーション制御部135(図2)から取得した、当該上限金額にて走行可能な位置を乗客に通知(表示)する。乗客は、当該通知を参照して、実際にどこまで行ってもらうか(最終目的地をどこに設定するか)検討することが可能になる。
入力部332は、例えば表示部331の表示画面に設けられたタッチセンサ(タッチパネル)を有して、乗客による操作入力を受け付ける。
特に、入力部332は、本発明における目的地入力受付部の一例に該当し、乗客による目的地の入力および設定(確定)を受け付ける。
ここで、目的地の設定方法としては、乗客が入力部332を用いて目的地を入力する方法や、配車要求時に携帯通信機器400で設定した目的地情報を、携帯機器連携部333を用いて入力する方法や、配車要求時に携帯通信機器400からサーバ装置100に送信した目的地情報をサーバ装置100側で設定する方法などを用いることができる。
乗客が入力部332を用いて目的地を入力する場合、例えば、表示部331が表示する地図からの施設検索や、住所入力等による目的地検索などを行い得る。
また、入力部332は、本発明における上限金額入力受付部の一例に該当し、タクシー料金の上限金額の入力(設定)を受け付ける。
また、入力部332は、ネゴシエーション制御部134(図2)が行うネゴシエーションに対する乗客の回答(許可または拒否)等も受け付ける。
携帯機器連携部333は、携帯通信機器400と通信を行う。例えば、乗客が携帯通信機器400を携帯機器連携部333にかざす(近付ける)と、携帯機器連携部333は携帯通信機器400と通信を行う。携帯機器連携部333と携帯通信機器400との通信は、例えば、配車要求の際に携帯通信機器400に設定されている目的地の入力や、タクシー運用システム1への乗客の登録(すなわち、顧客データベース121への顧客情報の登録)や、電子マネー決済等に用いられる。
携帯機器連携部333は、非接触IC通信方式(ICカード用に規定された通信方式)にて携帯通信機器400と通信を行う。ただし、本発明は携帯機器連携部333と携帯通信機器400との通信方式に依存せず、様々な通信方式を用いることができる。例えば、携帯機器連携部333と携帯通信機器400とがBluetooth(登録商標)、あるいはIR(Infrared、赤外線)通信にて通信を行うようにしてもよい。
乗務員用機器340は、乗務員用の機器であり、運転席から操作できるように設置されている。
表示部341は、例えば液晶ディスプレイ等の表示画面を有し、サーバ装置100からの各種情報を乗務員に提示する。
特に、表示部341は、本発明における指示部の一例に該当し、ネゴシエーション制御部134によるネゴシエーションが成立した際に、決定された運行態様での運行を行うよう乗務員に指示する(ネゴシエーション制御部134からの指示を表示する)。
また、表示部341は、本発明における進行方向通知部の一例であり、乗客が目的地を確定する前の状態においてナビゲーション制御部135が決定したタクシー930の進行方向を乗務員に通知(地図上に表示)する。これにより、最終目的地の確定前でも乗務員はタクシーを運行開始することが可能となる。乗客が最終目的地を決定すると、表示部341は当該最終目的地を表示する。
入力部342は、例えば表示部341の表示画面に設けられたタッチセンサ(タッチパネル)を有して、乗務員による操作入力(例えば、カーナビゲーションの表示画面の操作など)を受け付ける。
メータ343は、タクシーメータであり、タクシー料金を表示する。
決済機器344は、決済用端末装置である。決済機器344は、クレジットカード決済や電子マネー決済などの電子決済の際に、クレジットカードの挿入等を受けて決済のための情報を取得し、通信機器310を介してサーバ装置100に送信する。また、決済機器344は、サーバ装置100から送信される決済結果情報を取得して、例えば表示部331に表示させる。
カーナビ機能部345は、カーナビゲーション機能を実行する。特に、カーナビ機能部345は、ナビゲーション制御部135(図2)が設定したタクシー930の経路情報を取得し、当該経路情報に基づいてナビゲーションを行う。また、カーナビ機能部345はGPS(Global Pointing System)機能を備え、タクシー930の位置情報をサーバ装置100に提供(通信機器310を介して送信)する。
また、タクシー930は、音声通信装置931も備えている。上記のように、音声通信装置931は、乗務員とタクシー会社920のオペレータとの音声通信に用いられる。
次に、図4を参照して、上限金額の設定について説明する。
図4は、乗客が上限金額を設定する際の表示部331の表示画面の例を示す説明図である。
同図(A)は、乗客が目的地を入力している状態における表示部331の表示例を示している。この例では、乗客は、携帯通信機器400に設定した目的地の地名を携帯機器連携部333を介してタクシー車載機器300に転送することで、目的地の入力を行う。
また、同図(B)は、表示部331が、目的地の入力に応じてナビゲーション制御部135が算出した走行経路および予測料金を表示する例を示している。同図の状態では、目的地は最終決定されておらず、乗客は当該目的地に決定するか、あるいは目的地を変更することができる。また、同図(B)において表示された予測料金が乗客の予定している料金を上回る場合、乗客は、上限金額を設定することができる。これら目的地の決定/変更や、上限金額の設定は、例えば、入力部332から(例えば、表示部331をタッチしてメニュー画面を表示させて)行う。あるいは、携帯通信機器400から行うようにしてもよい。
同図(C)は、乗客が上限金額を設定した際の表示部331の表示例を示している。乗客が上限金額を設定すると、ナビゲーション制御部135(図2)が、当該上限金額で行くことのできる位置を予測し、表示部331は、当該位置をアイコンI11にて地図上に表示している。
このように、表示部331が上限金額で行くことのできる位置を表示することで、乗客は、当該表示を参照しながら目的地を決定することができる。
次に、図5を参照して、表示部341が行う方向表示について説明する。
図5は、表示部341が行う方向表示の例を示す説明図である。
同図(A)は、目的地確定前の状態における乗客用操作機器330の表示部331の表示例を示し、同図(B)は、当該状態における乗務員用機器340の表示部341の表示例を示している。
目的地確定前の状態において、ナビゲーション制御部135(図2)は、地図情報や乗客が入力する(確定前の)目的地に応じて、タクシー930の進行方向を決定(予測)する。例えば、特定の方向以外の道は全て行き止まりになる場合や、乗客が仮設定した目的地が、全て同じ方向にある場合などに、ナビゲーション制御部135は、タクシー930の進行方向を当該方向に決定し、対車両通信部112を介してタクシー車載機器300に送信する。そして、同図(B)に示す矢印(線L11)のように、表示部341は、ナビゲーション制御部135が決定した進行方向を地図上に表示する。
表示部341がタクシー930の進行方向を表示することで、乗務員は、例えば、当該方向に向けて出発していいかを乗客に確認するなどして、最終目的地の確定前でもタクシーの運行を開始することができる。これにより、乗客にとっては、より早く目的地に到着できる。また、タクシー会社920にとっては、より早くタクシー930を空車にして次の乗客を獲得し得る。
また、図5(C)は、目的地が確定した状態(乗客が最終目的地を決定した状態)における表示部331の表示例を示し、同図(D)は、当該状態における表示部341の表示例を示している。
目的地が確定すると、ナビゲーション制御部135が当該目的地までの走行経路を算出し、表示部341は、同図(D)に示す矢印(線L12)のように、当該走行経路を表示する。そして、乗務員は、表示部341の表示する走行経路に従って走行することができる。
次に図6〜10を参照して、ネゴシエーション制御部134が行うネゴシエーションについて説明する。
図6は、タクシー930の走行経路の例を示す説明図である。タクシー930は、顧客A(第1顧客)を乗せて線L21に示す走行経路を走った後、顧客B(第2顧客)を乗せて線L22に示す走行経路を走る。例えば、タクシー930が顧客Aを乗せて賃走しているときに、顧客Bの配車要求を受けた場合である。
この場合、顧客Aの降車位置(点P21)と、顧客Bの乗車位置(点P22)とは、互いに近接しているものの異なっている。このため、顧客Aを降ろしてから顧客Bを乗せるまでの間、タクシー930に顧客(乗客)を乗せていない空走時間が生じてしまう。かかる空走時間を短縮することができれば、タクシー930の乗車率を高めることができる。
そこで、ネゴシエーション制御部134は、顧客Aの降車位置と顧客Bの乗車位置との距離に基づいて、顧客Aの降車位置と顧客Bの乗車位置を一致させるあるいは近付けるためのネゴシエーションを行うことに決定し、当該ネゴシエーションを行う。
ここでいうネゴシエーション(交渉)は、タクシー930の運行態様についての顧客との交渉である。また、ここでいう運行態様は、乗車位置、降車位置、走行経路、相乗りの有無のいずれかまたは組み合わせである。ネゴシエーション制御部134が行うネゴシエーションは、本発明における運行計画の策定に該当する。
以下、図7を参照して降車位置のネゴシエーションについて説明し、図8を参照して乗車位置のネゴシエーショについて説明する。また、走行経路および相乗りの有無のネゴシエーションについては、別の例を用いて図9および図10を参照して説明する。
図7は、ネゴシエーション制御部134が降車位置のネゴシエーションを行う場合における表示部331の表示例を示す説明図である。同図に示すように、ネゴシエーション制御部134は、表示部331を介して、顧客Aの降車位置を顧客Bの乗車位置に近付けるネゴシエーションを行う。
このネゴシエーションが成立すれば、タクシー会社920にとっては、顧客Aを降ろしてから顧客Bを乗せるまでの時間を短くしてタクシー930の乗車率を高めることができる。
また、顧客Aに対しては、図7に示すようにタクシー料金の引き下げを提示する。図6に示した経路の例では、顧客Aの乗車区間が短くなることでタクシー料金が安くなることが期待され、さらに、ネゴシエーション制御部134は、予め設定されている金額の値引きを含めたタクシー料金の引き下げを提示する。したがって、顧客Aにとっては、ネゴシエーションが成立することで、タクシー料金が安くなるというメリットを得られえる。
また、顧客Bにとっては、より早くタクシー930に乗車できるというメリットを得られる。
図8は、ネゴシエーション制御部134が乗車位置のネゴシエーションを行う場合における携帯通信機器400の表示例を示す説明図である。同図示すように、ネゴシエーション制御部134は、携帯通信機器400を介して、顧客Bの乗車位置を顧客Aの降車位置に近付けるネゴシエーションを行う。
このネゴシエーションが成立すれば、タクシー会社920にとっては、顧客Aを降ろしてから顧客Bを乗せるまでの時間を短くしてタクシー930の乗車率を高めることができる。
また、顧客Bに対しては、図8に示すようにタクシー料金の引き下げを提示する。ネゴシエーション制御部134は、例えば迎車料金の値引きなど予め設定されている金額の値引きを提示する。したがって、顧客Bにとっては、ネゴシエーションが成立することで、タクシー料金が安くなるというメリットを得られえる。なお、顧客Bに予定されている走行経路の途中に顧客Aの降車位置がある場合は、ネゴシエーション制御部134が提示する金額の値引きに加えて、さらに、走行距離が短くなることでも顧客Bのタクシー料金が安くなる。
図9は、ネゴシエーション制御部134が行う走行経路および相乗りの有無のネゴシエーションの第一例を示す説明図である。同図において、点P311、P312は、それぞれ、顧客C(第1顧客)の乗車位置、降車位置(目的地)を示す。また、点P321、P322は、それぞれ、顧客D(第2顧客)の乗車位置、降車位置(目的地)を示す。また、同図(A)はネゴシエーションを行わない場合のタクシー930の走行経路を示し、同図(B)は、ネゴシエーションが成立した場合のタクシー930の走行経路を示す。同図(B)において、点P321からP322までの間、顧客Cと顧客Dとが相乗りする。
顧客Dからの配車要求を受けたネゴシエーション制御部134は、当該配車要求に対して、ある時間内(例えば10分以内)に、顧客Dの位置からある距離以内(例えば2キロメートル(km)以内)を通過する車両を検索する。あるいは、ネゴシエーション制御部134は、顧客Dの目的地と目的地の方向が一致する車両の通過が、ある時間内にあるかどうかを検索する。そして、該当する車両があった場合、ネゴシエーション制御部134はネゴシエーション処理を実行する。なお、該当する車両が複数ある場合、ネゴシエーション制御部134が、同時に複数の車両(乗客)に対してネゴシエーションを行うようにしてもよい。
図9の例では、顧客Cが乗っているタクシー930が該当し、ネゴシエーション制御部134は、顧客Cとネゴシエーションを行う。
ネゴシエーション処理において、ネゴシエーション制御部134は、まず、同図(A)に示す点P311からP312までの経路(経路A)に対し、同図(B)に示す点P311→P331→P321→P322→P312の経路(経路C)とした場合の加算距離および加算時間を算出する。なお、同図(A)における点P321からP322までの経路を経路Bとする。
例えば、経路Cの料金(すなわち、ネゴシエーションが成立した場合において、顧客Cが乗車してから目的地に到着するまでの経路での料金)から経路Bの料金の半額(顧客Cおよび顧客Dが同乗している経路での料金の半額。すなわち、この経路における顧客1人当たりの料金)を引いた金額が、経路Aの金額(顧客Cの通常の経路(すなわち、ネゴシエーションを行わず顧客Cのみが乗っている場合の経路)での料金)より安くなる場合、顧客Cは顧客Dと同乗したほうが、顧客Cのみで乗るよりも安い料金で目的地に到着できることになる。そこで、ネゴシエーション制御部134は、顧客Cに対して当該金額でネゴシエーションを行う。そして、ネゴシエーションが成立した場合、顧客Dを同乗させる。
一方、経路Cの経路Aに対する加算距離(差分)が、経路Bの距離より長くなってしまう場合、ネゴシエーション制御部134はネゴシエーションを行わない。
ここで、ネゴシエーションに時間がかかると、点P331で示す経路Aからの変更点の位置がどんどん進む可能性がある。そうすると、結果的に経路Cの距離が長くなってしまうため、ネゴシエーション制御部134は、所定のタイミングでネゴシエーションをタイムアウトさせる。
なお、図9の例の場合、ネゴシエーション制御部134が、顧客Cとの間で加算距離や加算時間に関してのネゴシエーションを行い、顧客Dに関しては同乗の可否のネゴシエーションのみを行うようにしてもよい。
図10は、ネゴシエーション制御部134が行う走行経路および相乗りの有無のネゴシエーションの第2例を示す説明図である。同図において、点P411、P412は、それぞれ、顧客E(第1顧客)の乗車位置、降車位置(目的地)を示す。また、点P421、P422は、それぞれ、顧客F(第2顧客)の乗車位置、降車位置(目的地)を示す。また、同図(A)はネゴシエーションを行わない場合のタクシー930の走行経路を示し、同図(B)は、ネゴシエーションが成立した場合のタクシー930の走行経路を示す。同図(B)において、点P421からP412までの間、顧客Cと顧客Dとが相乗りする。
図10の場合も、ネゴシエーション制御部134が行うネゴシエーションは基本的には、図9の場合と同様であるが、図9の顧客Dの場合と異なり図10の例では、ネゴシエーションによって顧客Fの経路も変化するため、ネゴシエーション制御部134は、顧客E、Fの双方とネゴシエーションを行い、双方の同意(許可)を得た場合のみネゴシエーションを成立させる。
ここで、ネゴシエーション制御部134が、相乗り区間の料金を折半としてネゴシエーションを行うようにしてもよいし、あるいは、加算距離および加算時間のデメリットに応じた値引き金額を算出してネゴシエーションを行うようにしてもよい。
例えば、図10の例において、顧客Eに対して、同図(A)における点P411からP412までの経路(経路D)に対する同図(B)における点P411→P421→P412(経路F)の差分(増加分)が加算距離および加算時間となる。また、顧客Fに対しては、同図(A)における点P421からP422までの経路(経路E)に対する同図(B)における点P421→P412→P422(経路G)の差分(増加分)が加算距離および加算時間となる。
例えば、ネゴシエーション制御部134は、顧客E、Fそれぞれの加算距離ないし加算時間を算出し、加算距離ないし加算時間の比に応じて相乗りによる減額分を分配することで、デメリットの大きい側の値引き金額を大きくする。より具体的には、ネゴシエーション制御部134は、以下のように計算を行う。
まず、顧客E、Fの単独走行時の乗車距離(あるいは乗車時間でもよい)を、それぞれ、La、Lbとする。この乗車距離La、Lbは、例えばナビゲーション制御部135が算出する。
また、顧客E、Fの同乗走行時の乗車距離(あるいは乗車時間)を、それぞれ、La’、Lb’とする。また、同乗走行時の総走行距離(あるいは時間)をLzとする。
そうすると、割引原資となるのは距離ないし時間(La+Lb−Lz)に相当する金額である。
また、顧客Eのデメリットは(La’−La)に相当する距離ないし時間である。一方、顧客Fのデメリットは(Lb’−Lb)に相当する距離ないし時間である。そこで、ネゴシエーション制御部134は、顧客E、Fに分配する値引き金額を(La’−La):(Lb’−Lb)とする。
以上のように、ネゴシエーション制御部134がネゴシエーションを行うことで、顧客にとっては料金の値引き、あるいは、ネゴシエーションの種類によってはより早くタクシー930に乗れるといた利益を得ることができる。また、タクシー会社920に取っては、タクシー930の乗車率を高めることができる。
なお、顧客がネゴシエーションに応じるか否かを予め顧客データベース121に登録しておき、ネゴシエーション制御部134が、ネゴシエーションに応じると登録されている顧客に対してのみネゴシエーションを行うようにしてもよい。これにより、ネゴシエーションに応じない顧客にとっては、応じるつもりのないネゴシエーションを提案される煩わしさから解放されるという利益を得られる。また、ネゴシエーション制御部134にとっては、無駄なネゴシエーションを行わずに済み負荷が軽くなる。特に、複数の顧客とネゴシエーションをし得る場合、ネゴシエーションに応じる意思のある顧客とのみネゴシエーションを行うことで、よりスムーズに、より速やかにネゴシエーションを成立させ得る。
次に、図11〜図13を参照してタクシー運用システム1の動作について説明する。
図11は、配車要求時におけるタクシー運用システム1の動作例を示す説明図である。同図の例において、まず、携帯通信機器400が、顧客940の操作に応じて専用アプリ410を起動させる(ステップS101)。そして、携帯通信機器400は、専用アプリ410の処理に応じて、携帯通信機器400の位置情報(現在値情報)を含む配車要求をサーバ装置100に送信する(ステップS102)。
配車要求を受けたサーバ装置100では、配車制御部132が車両データベース122の記憶するタクシー930の状態情報を参照して配車する車両を決定する(ステップS103)。
そして、配車制御部132は、対携帯通信部113を介して、タクシー930の到着予定時刻や予定料金(迎車予定料金および乗車予定料金)を含む配車情報を携帯通信機器400に送信(回答)する(ステップS104)。
配車情報を受けた携帯通信機器400は、当該配車情報を表示し(ステップS105)、ユーザ操作を待ち受ける(ステップS106)。
ユーザの確定操作を受けると(ステップS106:YES)、携帯通信機器400は、確定連絡をサーバ装置100に送信し(ステップS107)、サーバ装置100(配車制御部132)は、配車の手配を行う(ステップS108)。
一方、ステップS106において、配車拒否のユーザ操作が行われた場合(ステップS106:NO)、携帯通信機器400は当該操作によって同図の処理を終了し、サーバ装置100は例えばタイムアウトによって配車手配を行わずに同図の処理を終了する。
図12は、顧客940がタクシー930に乗車して目的地を設定する際のタクシー運用システム1の動作例を示す説明図である。同図の例において、まず、乗客用操作機器330(入力部332または携帯機器連携部333)が、目的地および検索条件の入力を受け付ける(ステップS201)。ここで、検索条件として、図4を参照して説明した上限金額の設定も可能である。
次に、タクシー車載機器300は、入力された目的地や検索条件を、タクシー930の車両情報(識別情報等)や位置情報(現在値情報)と共にサーバ装置100に送信して経路検索を要求する(ステップS202)。
経路検索の要求を受けたサーバ装置100では、ナビゲーション制御部135がナビゲーション機能(経路検索や時間計算や料金計算など)を実行し(ステップS203)、得られた検索結果(経路情報や時間情報や料金情報など)を、対車両通信部112を介してタクシー車載機器300に送信(回答)する(ステップS204)。
検索結果を受信したタクシー車載機器300では、表示部331が検索結果を表示し(ステップS205)、ユーザの判定を待ち受ける(ステップS206)。
目的地が確定されない場合(ステップS206:NO)、ステップS201に戻り、目的地設定をやり直す。
一方、ステップS206において、入力部332が確定操作を検出した場合(ステップS206:YES)、タクシー車載機器300は、サーバ装置100に確定連絡(目的地を確定したことの通知)を送信する(ステップS207)。確定連絡を受けたサーバ装置100は、確定された目的地情報や経路情報をタクシー車載機器300に送信し(ステップS208)、乗務員用機器340(表示部341)が当該目的地および経路を表示する(ステップS209)。
なお、図5を参照して説明したように、目的地未確定の状態において乗務員用機器340がタクシー930の進行方向を示すようにしてもよい。この場合、ステップS204において、サーバ装置100は、検索結果に加えて進行方向を示す情報を送信し、乗務員用機器340は、制御部320の制御に従って当該進行方向を表示する。
図13は、ネゴシエーション制御部134がネゴシエーションを行う際のタクシー運用システム1の動作例を示す説明図である。同図の例において、まず、タクシー車載機器300は、タクシー930の乗客(第1顧客)による目的地の入力操作および確定操作を受け付けて(ステップS301)、図12のステップS207のように確定連絡を送信する(ステップS302)。また、タクシー車載機器300(表示部341)は、図12のステップS209のように、確定した目的地および経路を表示する。
一方、タクシー930が賃走している状態において、携帯通信機器400は、第2顧客の操作を受けて専用アプリ410を起動させ(ステップS311)、目的地の入力およびネゴシエーションの要求操作を受け付けている(ステップS312)。そして、当該操作を受けた携帯通信機器400は、目的地情報およびネゴシエーションの要求を含む配車要求をサーバ装置100に送信する(ステップS313)。
配車要求を受けたサーバ装置100では、ネゴシエーション制御部134がネゴシエーション可能な車両(乗客)を検索し、ネゴシエーション情報を生成して(スップS321)、当該車両にネゴシエーション情報を送信する(ステップS322)。図13の例では、ネゴシエーション制御部134はタクシー930の乗客に対するネゴシエーション情報を生成し送信している。
ネゴシエーション情報を受信したタクシー車載機器300では、表示部331がネゴシエーション情報を表示し(ステップ331)、ネゴシエーションを受け入れる(許可する)か否かの判断(乗客の操作)を待ち受ける(ステップS332)。
乗客がネゴシエーションを拒否した場合(ステップS332:NO)、ネゴシエーションは不成立となり、同図の処理を終了し、タクシー930はそのままの経路にて走行する。
一方、乗客がネゴシエーションを受け入れた場合(ステップS332:YES)、タクシー車載機器300は、サーバ装置100に受入回答(ネゴシエーションの受入を示す情報)を送信する(ステップS333)。そして、受入回答を受信したサーバ装置100は、携帯通信機器400にネゴシエーション情報を送信する(ステップS341)。
携帯通信機器400では、ネゴシエーション情報を受信すると、当該ネゴシエーション情報を表示して(ステップS342)、ネゴシエーションを受け入れるか否かの判断(顧客940の操作)を待ち受ける(ステップS343)。
顧客940がネゴシエーションを拒否した場合(ステップS343:NO)、ネゴシエーションは不成立となり、同図の処理を終了し、タクシー930はそのままの経路にて走行する。
なお、ネゴシエーションが不成立となった場合、ステップS313において、携帯通信機器400が顧客940の目的地情報をサーバ装置100に送信済みである。そこで、当該目的地情報に基づいて、サーバ装置100および携帯通信機器400が、図11のステップS103以降の処理を行って顧客940のための配車を手配するようにしてもよい。
一方、顧客940がネゴシエーションを受け入れた場合(ステップS343:YES)、携帯通信機器400は、サーバ装置100に受入回答を送信する(ステップS333)。そして、受入回答を受信したサーバ装置100は、タクシー車載機器300に確定情報(確定したネゴシエーションに基づく経路情報等)を送信する(ステップS345)。
タクシー車載機器300では、表示部341が、確定情報に基づいて、顧客940の待ち位置を表示するなど、ネゴシエーション結果に従って運行するよう乗務員に指示する(ステップS351)。
以上のように、ネゴシエーション制御部134は、第1顧客(例えば、乗客)の乗車経路と、第2顧客(例えば、配車要求した顧客)の乗車位置とに基づいて、ネゴシエーションを行うか否かを決定し、行うことに決定するとネゴシエーションを実行する。ネゴシエーションが成立すると、顧客は、料金の値引き等を受けることができる。また、タクシー会社920にとっては、タクシー930の乗車率を高めることができる。
例えば、ネゴシエーション制御部134は、図6および図7を参照して説明したように、第1顧客の降車位置の交渉(ネゴシエーション)を行う。あるいは、ネゴシエーション制御部134は、図6および図8を参照して説明したように、第2顧客の乗車位置の交渉を行う。あるいは、ネゴシエーション制御部134は、図9および図10を参照して説明したように、走行経路の変更や相乗りの交渉を行う。
ここで、ネゴシエーション制御部134は、例えば、タクシープール(停車場)に位置する空車(A)が目的地に到達する時刻に対して、現在実車走行中の車両(B)が客を降ろしてから目的地に到達する時刻がX分遅いとしても、空車走行距離をYキロメートル短縮できるならば、Bを向かわせるといった優先順位に基づいていずれの車両を向かわせるかを決定する。ここでは、ネゴシエーションは必ずしも必要ない。
ここで、Xは例えば5分程度(あまり待たせるとサービス低下につながる)である。また、Yは例えば2キロメートル(例えば、実車の最低料金距離)である。
また、ネゴシエーション制御部134が降車位置のネゴシエーションを行う例として、以下の場合が考えられる。
すなわち、駅から500メートル〜600メートルの位置で配車要求が行われた場合、駅のタクシープールから配車することが考えられる。
しかし、現在駅に向かって実車走行中の車両がいれば、ネゴシエーション制御部134は、当該車両の乗客に「駅から500〜600m手前で降りれば○○円割引!」といった条件を提示(表示部331に表示)する。乗客がネゴシエーションに応じれば、配車要求した顧客の位置までの空車走行を短縮し得る。
この場合、ネゴシエーション制御部134は、現在の車両位置から呼び出し位置(配車要求の行われた位置)までの距離や、当該呼び出し位置への到達時刻に基づいて、配車する車両を決定する。さらに、実車走行中の車両においては、乗客の降車位置からの呼び出し位置までの距離、降車後、呼び出し位置まで行く場合の到達時刻、さらには、経路情報に基づいて、呼び出し位置との距離が最短になるときの時刻等も条件に入れて、配車する車両を決定する。
また、配車要求した顧客の目的地が既知の場合、ネゴシエーション制御部134は、現在の走行方向・経路と呼び出し位置を経由した場合に加算走行距離または加算走行時間も、条件に入れて、経路変更や相乗りのネゴシエーションを行うか否かを判定する。
加えて、ネゴシエーション制御部134が、車両の走行方向(客待ち位置に行く場合Uターンしなくて良いなど)も条件に入れて判定を行うようにしてもよい。
また、入力部332がタクシー料金の上限金額の入力を受け付け、表示部331が、当該上限金額にて走行可能な位置を表示するので、乗客は、当該表示を参考にして最終目的地を決定することができる。
ここで、乗客が、上限金額設定により目的値設定した場合、最初はナビゲーション制御部135が算出した距離に対応した料金により到達限度(走行可能な位置)が表示される。しかしタクシーの料金は、タクシーメータによる実車距離で決まるので、必ずしもナビゲーション制御部135が算出した到達限度と一致しない場合もある。
そこで、設定された上限金額を、メータ343と連動させるようにしてもよい。これにより、最終的な支払い料金を、乗務員の手を介さずにメータから得られるといったメリットに加え、走行中にナビゲーション制御部135による到達限度判定を逐次受けずとも、実際に走った部分に関してはメータの実車距離に置き換え補正することが可能となる。これにより、都度、乗客が降車地点を判断できるといった利点や、目的地まで走ってしまった後での料金の食い違いによるトラブル等も防げる。
さらに、ナビゲーション制御部135による算出値に対する実走の差異を、通信機器310からサーバ装置100に送信し、主制御部131またはナビゲーション制御部135にフィードバックするようにしてもよい。
これにより、実走誤差を統計的に処理し、ナビゲーション制御部135による算出値の精度を高めることができる。
また、表示部341は、目的地が未確定の状態において、タクシー930の進行方向を表示する。これにより、乗務員は、目的地が未確定の段階でタクシー930をの運行を開始することができる。
なお、サーバ装置100の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、Webブラウジングを行う場合のように、HTTPプロトコルとそれを解析表示するブラウザとを組み合わせたようなシステムを利用している場合であれば、Web環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1 タクシー運用システム
100 サーバ装置
111 対オペレータ装置通信部
112 対車両通信部
113 対携帯通信部
121 顧客データベース
122 車両データベース
123 地図データベース
131 主制御部
132 配車制御部
133 決済処理部
134 ネゴシエーション制御部
135 ナビゲーション制御部
136 通信制御機能部
200 配車オペレーション装置
300 タクシー車載機器
310 通信機器
320 制御部
330 乗客用操作機器
331 表示部
332 入力部
333 携帯機器連携部
340 乗務員用機器
341 表示部
342 入力部
343 メータ
344 決済機器
345 カーナビ機能部
400 携帯通信機器
410 専用アプリ

Claims (7)

  1. 第1顧客の乗車経路と、第2顧客の乗車位置とに基づいて、運行態様の交渉を行うか否かを決定する交渉有無決定部と、
    前記交渉有無決定部が前記交渉を行うことに決定すると、少なくとも前記第1顧客または前記第2顧客のいずれかに前記運行態様の実施の可否を問い合わせる問合せ部と、
    前記問合せ部が、前記運行態様の実施許可を取得すると、前記運行態様での運行を行うよう乗務員に指示する指示部と、
    を具備することを特徴とするタクシー運用システム。
  2. 前記交渉有無決定部は、前記運行態様として、前記第1顧客の降車位置の交渉を行うか否かを決定し、
    前記問合せ部は、前記第1顧客に前記運行態様の実施の可否を問い合わせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のタクシー運用システム。
  3. 前記交渉有無決定部は、前記運行態様として、前記第2顧客の乗車位置の交渉を行うか否かを決定し、
    前記問合せ部は、前記第2顧客に前記運行態様の実施の可否を問い合わせる、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタクシー運用システム。
  4. 前記交渉有無決定部は、前記運行態様として、走行経路を変更して相乗りを実施するよう交渉を行うか否かを決定し、
    前記問合せ部は、少なくとも前記第1顧客に前記運行態様の実施の可否を問い合わせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のタクシー運用システム。
  5. タクシー料金の上限金額の入力を受け付ける上限金額入力受付部と、
    前記上限金額入力受付部が受け付けた上限金額にて走行可能な位置を求める走行可能位置情報取得部と、
    前記走行可能位置情報取得部が取得した前記位置を顧客に通知する走行可能位置通知部と、
    を具備することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のタクシー運用システム。
  6. 目的地の入力を受け付ける目的地入力受付部と、
    前記目的地入力受付部が前記目的地の入力を受け付けると、当該目的に基づいて進行方向を決定する進行方向決定部と、
    前記進行方向決定部が決定した前記進行方向を乗務員に通知する進行方向通知部と、
    を具備することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のタクシー運用システム。
  7. 第1顧客の乗車経路と、第2顧客の乗車位置とに基づいて、運行態様の交渉を行うか否かを決定する交渉有無決定部と、
    前記交渉有無決定部が前記交渉を行うことに決定すると、少なくとも前記第1顧客または前記第2顧客のいずれかへの前記運行態様の実施の可否の問い合わせである運行可否問合せを送信する運行可否問合せ送信部と、
    前記運行可否問合せに対する回答を受信する回答受信部と、
    前記回答受信部が、前記運行態様の実施許可を受信すると、前記運行態様での運行を行うよう乗務員に指示する運行指示を送信する運行指示送信部と、
    を具備することを特徴とするサーバ装置。
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