JPH10115211A - 内燃機関のオイルレベルゲージ構造 - Google Patents
内燃機関のオイルレベルゲージ構造Info
- Publication number
- JPH10115211A JPH10115211A JP28755896A JP28755896A JPH10115211A JP H10115211 A JPH10115211 A JP H10115211A JP 28755896 A JP28755896 A JP 28755896A JP 28755896 A JP28755896 A JP 28755896A JP H10115211 A JPH10115211 A JP H10115211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- level gauge
- oil level
- guide
- gauge
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オイルレベルゲージを引き抜く際に良好な節
度感が得られ、着脱操作時の安心感が得られるオイルレ
ベルゲージ構造の提供を目的とする。 【構成】 上端に外側へラッパ状に拡開した上端フレア
部２ａを有する筒状のオイルレベルゲージガイド２内
に、上方よりゲージ部１ｃを着脱可能に挿着してなるオ
イルレベルゲージ１において、挿着状態でオイルレベル
ゲージガイド２の上端フレア部２ａの下部外周に下端が
配設される爪片４をオイルレベルゲージ１の取手基部１
ｂの外周より垂設し、この爪片４にはオイルレベルゲー
ジ１を上方へ引き抜く時に上端フレア部２ａに当接する
係合爪部４ａが突出形成されている。
度感が得られ、着脱操作時の安心感が得られるオイルレ
ベルゲージ構造の提供を目的とする。 【構成】 上端に外側へラッパ状に拡開した上端フレア
部２ａを有する筒状のオイルレベルゲージガイド２内
に、上方よりゲージ部１ｃを着脱可能に挿着してなるオ
イルレベルゲージ１において、挿着状態でオイルレベル
ゲージガイド２の上端フレア部２ａの下部外周に下端が
配設される爪片４をオイルレベルゲージ１の取手基部１
ｂの外周より垂設し、この爪片４にはオイルレベルゲー
ジ１を上方へ引き抜く時に上端フレア部２ａに当接する
係合爪部４ａが突出形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関のオイルレ
ベルゲージ構造に関するものである。
ベルゲージ構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、内燃機関のオイルレ
ベルゲージは、図３において要部外観図で、また図４に
おいて図３のＡ−Ａ線断面図で示すような構造に構成さ
れており、内燃機関の図示しないオイルタンクから立ち
上げ形成された筒状のオイルレベルゲージガイド２内に
は、上方よりオイルレベルゲージ１のゲージ部１ｃが挿
着されており、このゲージ部１ｃの上端側の外周にはオ
ーリング３等のゴム状のシール材が外嵌されており、こ
のオーリング３により挿着状態におけるシールが確保さ
れているが、このような従来構造においては、オーリン
グ３の外周がオイルレベルゲージガイド２の内周面に摺
接しているだけの構造であり、オイルレベルゲージ１を
オイルレベルゲージガイド２から引き抜く際の節度感が
なく、油漏れ等の不安感が生ずるという問題点があっ
た。
ベルゲージは、図３において要部外観図で、また図４に
おいて図３のＡ−Ａ線断面図で示すような構造に構成さ
れており、内燃機関の図示しないオイルタンクから立ち
上げ形成された筒状のオイルレベルゲージガイド２内に
は、上方よりオイルレベルゲージ１のゲージ部１ｃが挿
着されており、このゲージ部１ｃの上端側の外周にはオ
ーリング３等のゴム状のシール材が外嵌されており、こ
のオーリング３により挿着状態におけるシールが確保さ
れているが、このような従来構造においては、オーリン
グ３の外周がオイルレベルゲージガイド２の内周面に摺
接しているだけの構造であり、オイルレベルゲージ１を
オイルレベルゲージガイド２から引き抜く際の節度感が
なく、油漏れ等の不安感が生ずるという問題点があっ
た。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、引き抜く際の節度感が
生じ、安心感が得られるオイルレベルゲージを提供せん
ことを目的とし、その要旨は、上端に外側へラッパ状に
拡開した上端フレア部を有する筒状のオイルレベルゲー
ジガイド内に、上方よりゲージ部を着脱可能に挿着して
なるオイルレベルゲージにおいて、挿着状態において前
記オイルレベルゲージガイドの上端フレア部の下部外周
に下端が配設される爪片を、前記オイルレベルゲージの
ゲージ部上端の取手基部外周より垂設し、該爪片には、
オイルレベルゲージを上方へ引き抜く時に前記上端フレ
ア部に当接する係合爪部を突出形成したことである。
点に鑑み案出したものであって、引き抜く際の節度感が
生じ、安心感が得られるオイルレベルゲージを提供せん
ことを目的とし、その要旨は、上端に外側へラッパ状に
拡開した上端フレア部を有する筒状のオイルレベルゲー
ジガイド内に、上方よりゲージ部を着脱可能に挿着して
なるオイルレベルゲージにおいて、挿着状態において前
記オイルレベルゲージガイドの上端フレア部の下部外周
に下端が配設される爪片を、前記オイルレベルゲージの
ゲージ部上端の取手基部外周より垂設し、該爪片には、
オイルレベルゲージを上方へ引き抜く時に前記上端フレ
ア部に当接する係合爪部を突出形成したことである。
【０００４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、オイルレベルゲージのオイルレベルゲー
ジガイドへの挿着状態の要部外観構成図であり、また図
２は、図１のＢ−Ｂ線断面図である。図において、図示
しない内燃機関のオイルパンから上方へ立ち上げられた
筒状のオイルレベルゲージガイド２の上端には、外側へ
ラッパ状に拡開して上端フレア部２ａが形成されてお
り、また、オイルレベルゲージ１は、前記オイルレベル
ゲージガイド２内に上方より着脱可能に挿着されるゲー
ジ部１ｃを有し、ゲージ部１ｃの上端側外周にはリング
溝１ｄが形成されて、このリング溝１ｄ内にオーリング
３が外嵌されており、このオーリング３が挿着状態にお
いてオイルレベルゲージガイド２の内周面に摺接してシ
ール性が確保されるように構成されている。
する。図１は、オイルレベルゲージのオイルレベルゲー
ジガイドへの挿着状態の要部外観構成図であり、また図
２は、図１のＢ−Ｂ線断面図である。図において、図示
しない内燃機関のオイルパンから上方へ立ち上げられた
筒状のオイルレベルゲージガイド２の上端には、外側へ
ラッパ状に拡開して上端フレア部２ａが形成されてお
り、また、オイルレベルゲージ１は、前記オイルレベル
ゲージガイド２内に上方より着脱可能に挿着されるゲー
ジ部１ｃを有し、ゲージ部１ｃの上端側外周にはリング
溝１ｄが形成されて、このリング溝１ｄ内にオーリング
３が外嵌されており、このオーリング３が挿着状態にお
いてオイルレベルゲージガイド２の内周面に摺接してシ
ール性が確保されるように構成されている。
【０００５】また、ゲージ部１ｃの上端には径の大なる
取手基部１ｂが一体形成されており、この取手基部１ｂ
の上端には上方へ突出してリング状のリング取手部１ａ
が一体形成されたものとなっている。また、本例におい
ては、前記取手基部１ｂの外周に爪片４が固設されてお
り、爪片４は、例えば取手基部１ｂの外周の対向する位
置に一対、または取手基部１ｂの外周に３個または４個
固設されたものであり、各爪片４は取手基部１ｂの外周
から下方側へ向かって垂設されて、下端内周側には内方
へ向かって突出した係合爪部４ａが一体形成されたもの
となっており、この係合爪部４ａの下面は傾斜状のガイ
ド傾斜面４ｂとなっており、また、係合爪部４ａの上面
側には係合面４ｃが形成されたものとなっている。
取手基部１ｂが一体形成されており、この取手基部１ｂ
の上端には上方へ突出してリング状のリング取手部１ａ
が一体形成されたものとなっている。また、本例におい
ては、前記取手基部１ｂの外周に爪片４が固設されてお
り、爪片４は、例えば取手基部１ｂの外周の対向する位
置に一対、または取手基部１ｂの外周に３個または４個
固設されたものであり、各爪片４は取手基部１ｂの外周
から下方側へ向かって垂設されて、下端内周側には内方
へ向かって突出した係合爪部４ａが一体形成されたもの
となっており、この係合爪部４ａの下面は傾斜状のガイ
ド傾斜面４ｂとなっており、また、係合爪部４ａの上面
側には係合面４ｃが形成されたものとなっている。
【０００６】図２に示すように、オイルレベルゲージ１
のゲージ部１ｃをオイルレベルゲージガイド２内に挿着
した状態では、前記爪片４の下端がオイルレベルゲージ
ガイド２の上端フレア部２ａの下部外周に配設されるよ
うに構成されており、図２の挿着状態からオイルレベル
ゲージ１のリング取手部１ａに指を挿入して上方へオイ
ルレベルゲージ１を引き抜く際には、爪片４の係合爪部
４ａの係合面４ｃが前記オイルレベルゲージガイド２の
上端フレア部２ａの下面に当接状態となり、この当接に
より抜けが停止された状態となり、さらに強い力で上方
へ引き抜くことにより係合爪部４ａが上端フレア部２ａ
を内側へ押圧しつつ、また爪片４の下端側が外側へ押圧
力を受けて僅かに変形し、この状態でオイルレベルゲー
ジ１のゲージ部１ｃをオイルレベルゲージガイド２から
引き抜くことができ、引抜き時に前述した如く、上端フ
レア部２ａの下面に係合面４ｃが当接して引抜き時の節
度感が確実に得られることとなる。
のゲージ部１ｃをオイルレベルゲージガイド２内に挿着
した状態では、前記爪片４の下端がオイルレベルゲージ
ガイド２の上端フレア部２ａの下部外周に配設されるよ
うに構成されており、図２の挿着状態からオイルレベル
ゲージ１のリング取手部１ａに指を挿入して上方へオイ
ルレベルゲージ１を引き抜く際には、爪片４の係合爪部
４ａの係合面４ｃが前記オイルレベルゲージガイド２の
上端フレア部２ａの下面に当接状態となり、この当接に
より抜けが停止された状態となり、さらに強い力で上方
へ引き抜くことにより係合爪部４ａが上端フレア部２ａ
を内側へ押圧しつつ、また爪片４の下端側が外側へ押圧
力を受けて僅かに変形し、この状態でオイルレベルゲー
ジ１のゲージ部１ｃをオイルレベルゲージガイド２から
引き抜くことができ、引抜き時に前述した如く、上端フ
レア部２ａの下面に係合面４ｃが当接して引抜き時の節
度感が確実に得られることとなる。
【０００７】なお、再びオイルレベルゲージ１をオイル
レベルゲージガイド２に挿着する際には、係合爪部４ａ
の下面側のガイド傾斜面４ｂが上端フレア部２ａの上端
に接触しつつ良好に係合爪部４ａは上端フレア部２ａの
下方側へ移向することができ、この挿着時においても係
合爪部４ａが上端フレア部２ａを乗り越えることによ
り、挿着時の節度感が得られることとなり、作業者はオ
イルレベルゲージ１をオイルレベルゲージガイド２に確
実に抜止状態で挿着したことを確認でき、オイルレベル
ゲージ１の抜脱に対して安心感が得られることとなり、
オイルレベルゲージ１のオイルレベルゲージガイド２に
対する着脱操作時の節度感が向上し、安心感が得られて
使い勝手が良好なものとなる。
レベルゲージガイド２に挿着する際には、係合爪部４ａ
の下面側のガイド傾斜面４ｂが上端フレア部２ａの上端
に接触しつつ良好に係合爪部４ａは上端フレア部２ａの
下方側へ移向することができ、この挿着時においても係
合爪部４ａが上端フレア部２ａを乗り越えることによ
り、挿着時の節度感が得られることとなり、作業者はオ
イルレベルゲージ１をオイルレベルゲージガイド２に確
実に抜止状態で挿着したことを確認でき、オイルレベル
ゲージ１の抜脱に対して安心感が得られることとなり、
オイルレベルゲージ１のオイルレベルゲージガイド２に
対する着脱操作時の節度感が向上し、安心感が得られて
使い勝手が良好なものとなる。
【０００８】
【発明の効果】本発明は、上端に外側へラッパ状に拡開
した上端フレア部を有する筒状のオイルレベルゲージガ
イド内に、上方よりゲージ部を着脱可能に挿着してなる
オイルレベルゲージにおいて、挿着状態において前記オ
イルレベルゲージガイドの上端フレア部の下部外周に下
端が配設される爪片を、前記オイルレベルゲージのゲー
ジ部上端の取手基部外周より垂設し、該爪片には、オイ
ルレベルゲージを上方へ引き抜く時に前記上端フレア部
に当接する係合爪部を突出形成したことにより、オイル
レベルゲージをオイルレベルゲージガイドから引き抜く
際には、上端フレア部に対し係合爪部が接触して良好な
節度感が得られ、オイルレベルゲージの着脱操作時にお
いてゲージ抜け等を心配することなく、操作時の安心感
が得られる効果を有する。
した上端フレア部を有する筒状のオイルレベルゲージガ
イド内に、上方よりゲージ部を着脱可能に挿着してなる
オイルレベルゲージにおいて、挿着状態において前記オ
イルレベルゲージガイドの上端フレア部の下部外周に下
端が配設される爪片を、前記オイルレベルゲージのゲー
ジ部上端の取手基部外周より垂設し、該爪片には、オイ
ルレベルゲージを上方へ引き抜く時に前記上端フレア部
に当接する係合爪部を突出形成したことにより、オイル
レベルゲージをオイルレベルゲージガイドから引き抜く
際には、上端フレア部に対し係合爪部が接触して良好な
節度感が得られ、オイルレベルゲージの着脱操作時にお
いてゲージ抜け等を心配することなく、操作時の安心感
が得られる効果を有する。
【図１】オイルレベルゲージをオイルレベルゲージガイ
ドに挿着した状態の要部外観構成図である。
ドに挿着した状態の要部外観構成図である。
【図２】図１のＢ−Ｂ線断面構成図である。
【図３】従来のオイルレベルゲージ構造の要部外観構成
図である。
図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線断面構成図である。
１ オイルレベルゲージ １ａ リング取手部 １ｂ 取手基部 １ｃ ゲージ部 １ｄ リング溝 ２ オイルレベルゲージガイド ２ａ 上端フレア部 ３ オーリング ４ 爪片 ４ａ 係合爪部 ４ｂ ガイド傾斜面 ４ｃ 係合面
Claims (1)
- 【請求項１】 上端に外側へラッパ状に拡開した上端フ
レア部を有する筒状のオイルレベルゲージガイド内に、
上方よりゲージ部を着脱可能に挿着してなるオイルレベ
ルゲージにおいて、挿着状態において前記オイルレベル
ゲージガイドの上端フレア部の下部外周に下端が配設さ
れる爪片を、前記オイルレベルゲージのゲージ部上端の
取手基部外周より垂設し、該爪片には、オイルレベルゲ
ージを上方へ引き抜く時に前記上端フレア部に当接する
係合爪部を突出形成したことを特徴とする内燃機関のオ
イルレベルゲージ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28755896A JPH10115211A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 内燃機関のオイルレベルゲージ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28755896A JPH10115211A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 内燃機関のオイルレベルゲージ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10115211A true JPH10115211A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17718906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28755896A Pending JPH10115211A (ja) | 1996-10-08 | 1996-10-08 | 内燃機関のオイルレベルゲージ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10115211A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001098639A1 (en) * | 2000-06-20 | 2001-12-27 | Volvo Lastvagnar Ab | Plug means |
| KR101360427B1 (ko) * | 2012-05-15 | 2014-02-11 | 현대 파워텍 주식회사 | 자동변속기의 오일레벨 측정장치 |
| JP2019065884A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | ダイハツ工業株式会社 | オイルレベルゲージの抜け止め構造 |
-
1996
- 1996-10-08 JP JP28755896A patent/JPH10115211A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001098639A1 (en) * | 2000-06-20 | 2001-12-27 | Volvo Lastvagnar Ab | Plug means |
| KR101360427B1 (ko) * | 2012-05-15 | 2014-02-11 | 현대 파워텍 주식회사 | 자동변속기의 오일레벨 측정장치 |
| JP2019065884A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-25 | ダイハツ工業株式会社 | オイルレベルゲージの抜け止め構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050425 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050510 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050920 |