JPH10114959A - 作業機装着構造 - Google Patents

作業機装着構造

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JPH10114959A
JPH10114959A JP27113196A JP27113196A JPH10114959A JP H10114959 A JPH10114959 A JP H10114959A JP 27113196 A JP27113196 A JP 27113196A JP 27113196 A JP27113196 A JP 27113196A JP H10114959 A JPH10114959 A JP H10114959A
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栄一 岡本
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慶治 上村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 農作業等を行うトラクタの前部に装着するフ
ロントローダの装着容易にする。 【解決手段】 機体の前部に立設するメインフレーム1
0にフロントローダBの基部を枢支するサブフレーム1
4を係合部材を用いて係合し、サブフレーム14とメイ
ンフレムとに軸芯を同じくする挿入孔10c・14dを
開口し、該挿入孔に締結ピン17を挿入し、係合が外れ
ることのないようにし、フロントローダBのリフトアー
ム18の前端部にキャリアツール30を枢支し、該キャ
リアツールの装着面にバケット50のフック51を係止
し、キャリアツール30の前部下部にバケット50を固
定するロックピン42・43を摺動自在に支持し、該ロ
ックピンをロッドを介して操作レバー46に連結し、該
操作レバー46の途中部に圧縮バネ57を介装し、該圧
縮バネ57の付勢力によってロックピン42・43をロ
ック状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農作業等を行うト
ラクタの前部に装着するフロントローダの着脱構成とバ
ケットの着脱構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からトラクタ等の走行機体の前部左
右側面にメインフレームを立設し、該メインフレーム上
部に回動自在にリフトアームを枢支して、該リフトアー
ムの前端部に装着用部材であるキャリアツールを枢支
し、該キャリアツールを用いてアタッチメントであるバ
ケット等を固設し、前記リフトアーム下方に配設するリ
フトシリンダーを駆動して昇降するフロントローダは公
知となっている。また、これらのリフトアームやリフト
シリンダー等のフロントローダの基部は支持部材である
サブフレームによって着脱自在に枢支され、該サブフレ
ームをメインフレーム上部に配し、サブフレームに横設
する係止ピンをメインフレーム上部に係止し、サブフレ
ーム下部に挿入する締結ピンを、メインフレーム途中部
に嵌合するクレビスの前端部に挿入することでサブフレ
ームとメインフレームとを装着する技術は公知となって
いる。また、前記キャリアツールの装着面である前部に
は掛止用のピンとロック用のピンを左右位置に横設し、
これらのロック用のピンをロッド等を介して操作レバー
に連結し、該操作レバーを操作してピンを左右方向に摺
動して、バケットに形設したボス部にロック用のピンを
挿入し、該ピンを圧縮バネによって直接に付勢してバケ
ットを装着するように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は図9に
示すように、メインフレーム10とサブフレーム14を
固定する締結ピンは、クレビス12に挿入する構成とな
っており、クレビス12とメインフレーム10との嵌合
が緩んだり、締結ピン17を挿入するピン孔が磨耗して
ガタが発生すると、係合用の係合ピン16がメインフレ
ーム上部の係合凹部10dより外れて、サブフレームが
メインフレームより外れることがあった。また、前記ア
タッチメントを固定するキャリアツールのロックピンを
直接圧縮バネで付勢する構成においては、該ロックピン
にこじれが生じ、ロックピンと該ロックピンの支持部材
との間に摩擦を生じてスムーズにロックピンを摺動させ
ることが困難となったり、ロックピンを連結するロッド
等に摩擦が生じたりして、操作レバーの操作力が非常に
大きくなり、バケットを脱着する作業が困難な構成とな
っていた。その為に、操作レバーの操作力を少なくする
為に、付勢力の小さい圧縮バネを使用することが考えら
れるが、ロックピンをロックする力が弱くなるのでロッ
クピンがバケットの装着用の孔より抜ける可能性があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
に、機体の前側部にメインフレームを立設し、該メイン
フレームの上部にフロントローダの基部側のサブフレー
ムを着脱可能とした構成において、メインフレーム上部
に係合凹部を設け、該係合凹部にサブフレームの上端部
に設けた係合ピンを係合し、サブフレームの下部とメイ
ンフレームの上部と緊張部材にそれぞれ位置を合わせて
挿入孔を設け、該各挿入孔に締結ピンを挿入して結合し
たものである。また、本機側のヒッチに作業機を着脱可
能とする構成であって、上部の一方を係合ピン、他方を
フックとして係合し、下部の一方を挿抜可能なロックピ
ン、他方を挿入孔として、前記ロックピンの挿入により
ロックする構成とし、該ロックピンを挿抜操作する操作
レバーをロック方向に付勢するバネを設け、該バネを圧
縮バネとしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は前部にローダを装着したトラクタの側面図、
図2はトラック前部に配置するフロントローダを示す側
面図、図3は本発明のフロントローダを支持するフレー
ムを示す側面図一部断面図、図4は同じくフレームを示
す後面図一部断面図、図5はフロントローダのキャリア
ツールを示す正面図、図6はキャリアツールの左側面
図、図7はキャリアツールの右側面断面図、図8はフロ
ントローダを支持するフレームの平面断面図である。
【0006】図1において、本実施例のトラクタAにつ
いて説明する。前輪7及び後輪8によって支持される機
体フレームFの上部において、前方にエンジンEを覆う
ボンネット1を配置し、その後端部にフロントコラム2
を立設して、ステアリングホイル3を突設しており、該
フロントコラム2の下後方にステップ部4が機体フレー
ムFの上面を利用して形成されている。その右側前部に
はブレーキペダルを機体フレームFより上方に突設し、
左側にクラッチペダル6を突設している。該ステップ部
4の後方に座席5を配設し、その側方に低速走行と高速
走行を切り換える副変速レバー、作業機の昇降レバー等
を突設させている。
【0007】そして、前記機体フレームFの前両側部に
はフロントローダBを取り付けるためにメインフレーム
10・10を上方に突出して固設し、該メインフレーム
10上部にフロントローダBの支持部材であるサブフレ
ーム14を着脱可能としている。図2〜図4、図8に示
すように、前記メインフレーム10は、機体フレームF
に取り付けるための前後方向に延設した固定部10a
と、該固定部10aより上方へ延出した装着部10bと
により側面視略逆T型に形設している。前記メインフレ
ーム10の装着部10bの前上部には締結孔10cを開
口し、上端部には係合凹部10dを形設している。ま
た、前記装着部10bの後面(締結孔10cの後方位
置)には当接部10eを後方に突出し、側面にはレール
部10f・10fを前後方向に貼設している。該レール
部10f・10f上に平面視「コ」字状に構成したクレ
ビス12を載置し、該クレビス12前部に挿入孔12a
を開口して、該挿入孔12aを装着部10bの締結孔1
0cと軸芯を逸させて配置し、該クレビス12の後部内
面に楔体13を挿入して、該楔体13をボルト9によっ
て螺合し、該ボルト9はクレビス12に枢支し、該楔体
13の前面は前記当接部10eの後面に当接させてい
る。
【0008】また、前記サブフレーム14は二枚の板体
を平行状に配置し、連結部材15・15・15を用いて
連結している。該サブフレーム14には、上方より、リ
ンク取付孔14a、リフトアーム取付孔14b、リフト
シリンダ取付孔14cを開口し、これらの取付孔14a
・14b・14cを用いてフロントローダBの後部を昇
降回動自在に枢支できるようにしている。更にサブフレ
ーム14の上下途中部には係合用の係合ピン16を挿入
し、サブフレーム14の下部には締結ピン挿入孔14d
を開口し、該締結ピン挿入孔14dの開口位置は、係合
ピン16をメインフレーム10の係合凹部10dに係合
した場合に、締結孔10cと軸芯を同じくする位置であ
る。
【0009】従って、前記サブフレーム14をメインフ
レーム10の上部に配置し、係合ピン16を係合凹部1
0dに係合し、締結ピン挿入孔14dの軸芯をメインフ
レーム10の締結孔10cの軸芯とを合わせて、サブフ
レーム14の側方より締結ピン17を締結ピン挿入孔1
4d、クレビス12の挿入孔12a、メインフレーム1
0の締結孔10cと挿入して、サブフレーム14の他面
で締結ピン17の他端をナット等を用いて係止する。そ
して、前記クレビス12の後部に配置したボルト9を締
め付けることで楔部13が上昇して当接部10eに押し
付け、締結ピン17と締結孔10c、及び、係合ピン1
6と係合凹部10dのガタを取るように保持している。
更に、前記メインフレーム10に開口した締結孔10c
の口径は締結ピン17のピン径より大きくしているが、
その大きさは締結ピン17を締結孔10c内で上方に移
動しても、サブフレーム14の係合ピン16は係合凹部
10dより外れることのないピン径としている。
【0010】次に、前記フロントローダBについて図2
を用いて説明する。該フロントローダBはリフトアーム
18、リフトアーム18の前端部に枢支するキャリアツ
ール30、該キャリアツール30によって装着するバケ
ット50等のアタッチメントより構成されている。前記
リフトアーム18は、前後方向略中央部を屈曲する側面
視「く」字状に構成してあり、中央部にブラケット19
を固設し、該ブラケット19下部にリフトシリンダー2
0のロッド側を枢支している。そして、前記サブフレー
ム14のリフトアーム取付孔14bにリフトアーム18
の後端部を枢支し、リフトシリンダ取付孔14cにリフ
トシリンダー20の基部を枢支して、リフトアーム18
をリフトシリンダー20の駆動によって上下方向に昇降
自在にしている。
【0011】また、前記リフトアーム18のブラケット
19の上部には連結体21を前後方向に回動自在に枢支
している。該連結体21の前部に作業機シリンダー22
の基部を枢支し、作業機シリンダー22のロッドの先端
部にアーム23・24を介してキャリアツール30を連
結している。前記連結体21の後部にリンクロッド25
を枢支し、該リンクロッド25端部をサブフレーム14
のリンク取付孔14aに枢支している。よって、前記リ
フトシリンダー20を駆動し、リフトアーム18を昇降
すると、平行に維持した状態でバケット50を昇降する
平行リンク機構を構成している。また、図2、図6に示
すように左右のリフトアーム18・18前部を連結フレ
ーム26によって連結して補強を行い、該連結フレーム
26の左右方向の左側には下方に復帰プレート27を突
出しており、キャリアツール30を上方回動した場合
に、復帰プレート27前面を後述する操作レバー46の
後面に当接するようにしている。
【0012】次に、前記リフトアーム18の前端部に配
設するキャリアツール30に付いて説明する。該キャリ
アツール30は図5〜図7に示すように、機体の進行方
向に対して左右方向にキャリアフレーム31・32を横
設し、該キャリアフレーム31・32の左右両側(キャ
リアツール30の左右方向中心を基準として左右外側)
に二枚一組とするキャリアプレート33・33を左右対
称に立設し、該キャリアプレート33・33の間には、
前部上部に補強フレーム34を横設し、後部に補強フレ
ーム35を横設するフレーム構成となっている。また、
前記キャリアプレート33は、外側に配置した外プレー
ト33aと内側に配置した内プレート33bにより成
り、該外プレート33aと内プレート33bとの後部に
枢支軸36と支点軸37を横設し、リフトアーム18の
前端部に支点軸37を枢支し、作業機シリンダー22に
連結したアーム23を枢支軸36に枢支して、キャリア
ツール30をリフトアーム18前端部に上下に回動自在
に配設している。
【0013】また、前記キャリアツール30の前部は、
図5に示す正面視のように、前記キャリアプレート33
・33の左右方向の内側位置には、上下に配設した補強
フレーム34とキャリアフレーム31とを連結するピン
支持プレート38・38を固設し、更に各ピン支持プレ
ート38・38の内側(キャリアフレーム31の中央
側)には支持プレート39・39を立設している。そし
て、これらのキャリアプレート33・33とピン支持プ
レート38・38、支持プレート39・39に、バケッ
ト50(作業機)を連結するための係止用のピンやロッ
ク用のピンを配設している。即ち、左右両側の各キャリ
アプレート33・33の上部に第一係止ピン40を横架
し、狭い装着部を有する作業機を装着できるようにし、
キャリアプレート33の外プレート33aの側面に第二
係止ピン41を横架して、広い装着部を有する作業機装
着できるようにし、バケット50後面に形設するフック
51を係止ピン40(または41)に係止するようにし
ている。
【0014】また、前記キャリアプレート33の外プレ
ート33a下部には左右方向に摺動自在に第一ロックピ
ン42を遊嵌している。該第一ロックピン42をロック
時にキャリアプレート33の下部内に移動させており、
キャリアプレート33下部を第一ボスロック位置Fとし
ている。更に、前記ピン支持プレート38と支持プレー
ト39とで、第一ロックピン42と軸芯を同じくする第
二ロックピン43を摺動自在に遊嵌し、ロック時に該第
二ロックピン43の外側端部をピン支持プレート38側
部より内側のキャリアプレート33である内プレート3
3b内に挿入させており、ピン支持プレート38と支持
プレート39の間を第二ボスロック位置Gとしている。
このボスロック位置F・Gにバケット50に形設したボ
ス部(挿入孔)52を嵌入し、該ボス部52内にロック
ピン42(43)を挿入することでバケット50を固定
するように構成している。
【0015】そして、前記第一ロックピン42の摺動操
作は、キャリアプレート33の外プレート33aの側面
に回動アーム44を枢支し、該回動アーム44の下端部
を第一ロックピン42の外側端部に枢支することによっ
て行っている。また、前記第二ロックピン43の摺動操
作は、内側のキャリアフレームより内側に向かって支点
プレート45・45を突出し、正面視右側の支点プレー
ト45に操作レバー46の上下途中部を枢支し、該操作
レバー46の下部を第一ロックピン42の途中部に枢支
して、操作レバー46の回動操作によって正面視右側の
第二ロックピン43を摺動させている。正面視左側の第
二ロックピン43は左側の支点プレート45に連動アー
ム47の上部を枢支し、連動アーム47の下部を第一ロ
ックピン42の途中部に枢支して、連動アーム47を回
動するこで第一ロックピン42を摺動するように構成し
ている。
【0016】そして、これらの第二ロックピン43・4
3と第一ロックピン42・42を同時に摺動させるため
に、回動アーム44と連動アーム47を操作レバー46
と一体的に回動するようにロッドを用いて連結してい
る。前記操作レバー46の支点位置の直上方には作動ロ
ッド48を枢支し、その上方位置にはガイドピン53と
連結ロッド54を枢支している。前記作動ロッド48は
右外側に向かって延出し、キャリアプレート33を貫通
して、正面視右側の回動アーム44の途中部を枢支して
いる。前記連結ロッド54は連結アーム47の上下途中
部に枢支し、更に、前記連結アーム47の上端部に作動
ロッド55を枢支し、該作動ロッド55は左外側に向か
って延出し、キャリアプレート33を貫通して、正面視
左側の回動アーム44の途中部を枢支しており、左右の
回動アーム44と連動アーム47とを操作レバー46と
一体的に回動するように構成している。
【0017】また、前記操作レバー46に枢支したガイ
ドピン53の他端は、キャリアプレート33に摺動自在
に挿入し、端部をナット59で係止している。また、前
記ガイドピン53の途中部にはバネガイド56を嵌合
し、該バネガイド56と内プレート33bとの間位置に
おける外周面上に圧縮バネ57を介装し、該圧縮バネ5
7が操作レバー46の操作側(握り側)に近くなるよう
に配置して、ピンやリンク等のコジ、摩擦等の影響が小
さい位置に配置している。そして、該圧縮バネ57によ
り操作レバー46上部を左右中央方向(ロック方向)に
付勢し、ガイドピン53を中央方向に摺動し、ナット5
9が内プレート33bに当接した位置を操作レバー46
のロック状態としている。また、前記操作レバー46を
配置した側の内プレート33bの側面には内側上方に向
かってレバー用フック58を突出している。該レバー用
フック58は端部を前側に屈曲しており、該レバー用フ
ック58を用いて操作レバー46を係合する位置をロッ
ク解除状態としている。
【0018】この様に構成して、前記操作レバー46上
部を圧縮バネ57の付勢力に抗して外側(正面視右側)
に回動して、操作レバー46をレバー用フック58に係
合してロック解除状態に保持すると、操作レバー46の
下端部を内側(左側)に移動し、連結ロッド54を介し
て連動アーム47の下端を内側(右側)に回動し、各第
二ロックピン43・43を内側に移動してロックを解除
する。このとき、連動アーム47と操作レバー46の回
動によって左右の作動ロッド48・55が移動され、各
回動アーム44の下端部が外側に移動され、第一ボスロ
ック位置F・Fに配している第一ロックピン42・42
も外側に摺動してロックを解除する。
【0019】そして、バケット50をキャリアツール3
0に装着するには、バケット50後部に形設する掛止用
のフック51を第一係止ピン40若しくは第二係止ピン
41に掛止し、ロック用のボス部52を第二ロック位置
F若しくは第一ロック位置Gに嵌入している。そして、
図2、図6に示すように作業機シリンダー22を収縮駆
動して、キャリアツール30を上方回動すると、リフト
アーム18側の復帰プレート27に操作レバー46の後
面が当接し、操作レバー46を前方に押し出してレバー
用フック58による操作レバー46の係合が外れて、圧
縮バネ57の付勢力に従って操作レバー46をロック位
置に復帰させている。
【0020】該操作レバー46をロック状態にすると、
操作レバー46の下端部を外側(右側)に回動し、連結
ロッドを介して連動アーム47の下端部を外側(左側)
に回動して、左右の第二ロックピン43を第二ボスロッ
ク位置Gに移動してロック状態としている。また、前記
操作アーム47に連結した作動ロッド48によって回動
アーム44の下端部を左側(内側)に移動し、連動アー
ム47に連結した作動ロッド48によって左側の回動ア
ーム44の下端部を右側(内側)に移動して各第一ロッ
クピン42・42を内側に移動し、第一ボスロック位置
E・Eであるキャリアプレート33下部位置をロック状
態としている。よって、工具を必要とせずバケット50
を容易に装着することができ、第一係止ピン40と第一
ロックピン42、若しくは、第二係止ピン41と第二ロ
ックピン43を用いて種類の異なるアタッチメントを装
着することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1に記載するよう
に、該締結ピンを挿入することでフロントローダを装着
することが、締結ピンを外すことで、フロントローダを
取り外すことのできる簡単な着脱構成となっている。ま
た、サブフレームをメインフレームに係合し、締結ピン
を用いてサブフレームを直接にメインフレームに締結す
る構成にしたことによって、締結ピンを挿入した状態に
おいては、サブフレームとメインフレームとの係合が外
れることがないので、フロントローダの装着を作業時の
負荷や振動に対して強固な構成としている。
【0022】また、請求項2に示す如く構成することに
よって、作業機をロックするロックピンにコジレを発生
させる応力がなく、ロックピンの摺動をスムーズにし、
該ロックピンを摺動操作するアームやロッド等が捩じれ
て他の部品と接触して摩擦を生じて、操作レバーの操作
力に負担を生じることがない。また、ロッド等が途中位
置で引っ掛かることがなくなり操作レバーの操作が効か
なくなる等の不具合がなくなり、ロックピンを正確にロ
ック位置に配することができる。また、操作レバーを圧
縮バネによって付勢する構成にし、該圧縮バネに泥や小
石等の異物がはさまって目詰まりしてもロックピンをロ
ック位置に保持しているので、フロントローダにより作
業に支障をきたすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】前部にローダを装着したトラクタの側面図であ
る。
【図2】トラック前部に配置するフロントローダを示す
側面図である。
【図3】本発明のフロントローダを支持するフレームの
側面図一部断面図である。
【図4】同じくフレームを示す後面図一部断面図であ
る。
【図5】フロントローダのキャリアツールを示す正面図
である。
【図6】キャリアツールの左側面図である。
【図7】キャリアツールの右側面断面図である。
【図8】フロントローダを支持するフレームの平面断面
図である。
【図9】従来ののフロントローダを支持するフレームの
側面図である。
【符号の説明】
A トラクタ B フロントローダ 10 メインフレーム 10c 挿入孔 14 サブフレーム 14d 締結ピン挿入孔 17 締結ピン 18 リフトアーム 30 キャリアツール 42 第一ロックピン 43 第二ロックピン 46 操作レバー 50 バケット 51 フック 52 ボス部 57 圧縮バネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の前側部にメインフレームを立設
    し、該メインフレームの上部にフロントローダの基部側
    のサブフレームを着脱可能とした構成において、メイン
    フレーム上部に係合凹部を設け、該係合凹部にサブフレ
    ームの上端部に設けた係合ピンを係合し、サブフレーム
    の下部とメインフレームの上部と緊張部材にそれぞれ位
    置を合わせて挿入孔を設け、該各挿入孔に締結ピンを挿
    入して結合したことを特徴とする作業機装着構造。
  2. 【請求項2】 本機側のヒッチに作業機を着脱可能とす
    る構成であって、上部の一方を係合ピン、他方をフック
    として係合し、下部の一方を挿抜可能なロックピン、他
    方を挿入孔として、前記ロックピンの挿入によりロック
    する構成とし、該ロックピンを挿抜操作する操作レバー
    をロック方向に付勢するバネを設け、該バネを圧縮バネ
    としたことを特徴とする作業機装着構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001107382A (ja) * 1999-10-13 2001-04-17 Yanmar Agricult Equip Co Ltd フロントローダのアタッチメント装着構造
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US7413397B2 (en) 2004-07-16 2008-08-19 Kubota Corporation Work vehicle having front loader
JP2013067967A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業アタッチメント及びこれを備えた作業機械

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