JPH0643245Y2 - フロントローダの連結用アダプタ - Google Patents

フロントローダの連結用アダプタ

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JPH0643245Y2
JPH0643245Y2 JP12187588U JP12187588U JPH0643245Y2 JP H0643245 Y2 JPH0643245 Y2 JP H0643245Y2 JP 12187588 U JP12187588 U JP 12187588U JP 12187588 U JP12187588 U JP 12187588U JP H0643245 Y2 JPH0643245 Y2 JP H0643245Y2
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swinging
swing
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JP12187588U
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真男 野口
信夫 東野
基毅 砂田
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、後部側に、機体から延出した駆動アーム部を
連結するとともに、前部側に左右一対の連結ピンにより
着脱自在にフロント作業装置を枢支連結するフロントロ
ーダの連結用アダプタに関する。
〔従来の技術〕
従来における上記連結揺動アダプタとしては、例えば実
開昭63−9350号公報に開示してあるように、前記連結ピ
ンを夫々、コイルスプリングで係止連結作用側に付勢す
るよう構成するとともに、一本の揺動レバーをリンク機
構を介して各連結ピンに枢支連結し、板体に形成した係
止部にて、揺動レバーを、連結状態と解除状態夫々にお
いて、係止させるよう構成したものがあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記引例の構造は、一本の揺動レバーの操作により、左
右一対の連結ピンを一体的に抜差しできるよう考慮した
ものがあるが、各連結ピンを連結作用方向に付勢するた
めの一対のコイルスプリングが必要であるとともに、揺
動レバーを連結解除状態と連結作用状態との二状態にお
いて、夫々、係止保持する専用の係止部を設けねばなら
ず、構造が複雑になる欠点があった。しかも、前記操作
レバーを操作する場合には、前記二状態夫々において係
止解除操作が必要であり操作が煩しいという改善すべき
問題点も有していた。
本考案は、上記課題を解消して、構造の簡素化を図ると
ともに、作業性を向上させることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、冒記構成のフロントローダの連結用ア
ダプタにおいて支持フレームに天秤揺動すべく枢支した
揺動アームの一方揺動端に、前記一方の連結ピンを枢支
連結し、他方揺動端にリンクを介して他方の連結ピンを
枢支連結するとともに、前記揺動アームに単一の操作レ
バーを連動連結し、該レバーの操作によって、前記各連
結ピンが同時に外側方に向けてスライドして、前記作業
装置に係入して枢支連結する状態と、同時に内方側に向
けてスライドして連結解除する状態とに切換可能に構成
し、前記揺動アームを前記連結位置にロック並びにロッ
ク解除操作自在な揺動式ロックアームを設け、前記ロッ
クアームのロック係合部に接当して連結解除位置よりも
更なる連結解除方向側への揺動のみを規制する接当係合
部を前記揺動アームに形成してある点にあり、その作用
・効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、前記操作レバーの操作により揺動アームが揺動
して前記両連結ピンを同時に内外同方向にスライドさせ
て機体とフロント作業装置との連結並びに連結解除を行
える。前記連結状態では、解除操作可能な揺動式ロック
アームによって揺動アーム即ち両連結ピンを連結位置に
ロックする。そして、連結解除状態においては、揺動ア
ームの前記接当係合部がロックアームに接当して、必要
以上のスライド移動による連結ピンの抜外れを阻止する
とともに、連結方向への操作は特別の係合解除操作を要
することなく行えるのである。
〔考案の効果〕
従って本考案によれば、揺動アーム即ち両連結ピンの連
結位置と連結解除位置との二位置夫々における位置規制
を、揺動アーム及び前記ロックアームの2個の部材の係
合のみにより行うので、夫々における規制位置精度を高
める効果があるとともに、両連結ピンを連結側に付勢す
るバネ等も不要で構造が簡素化できる。しかも、連結解
除位置から連結操作を行う場合に操作レバーをそのまま
揺動させればよく、係止解除操作は不要で作業性が向上
するとともに、連結位置においては揺動式のロックアー
ムにより確実なロックが為され、安全性を確保できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図に本考案に係る作業装置連結用アダプタ(A)を
装着した作業車を示している。この作業車は、フロント
ローダ装置(1)を備えた前部車体(2)と、搭乗運転
部(3)、原動部(4)等を備えた後部車体(5)と
を、縦軸芯(X)周りで相対揺動自在に連結し、ステア
リングハンドル(6)の操作によって伸縮する油圧シリ
ンダ(7)により前後車体(2),(5)を相対揺動操
作できるよう構成してある。
前記フロントローダ装置(1)は、前部車体(2)から
前方に向けて延出し、油圧シリンダ(8)により昇降駆
動される左右一対の作業装置昇降用アーム(9),
(9)と、その左右中間に設けられ、油圧シリンダ(1
0)により横軸芯周りに天秤揺動する作業装置揺動用ア
ーム(11)とを、前記アダプタ(A)の後部に連結する
とともに、このアダプタ(A)の前部にフロント作業装
置の一例である掘削用バケット(12)を着脱自在に連結
して構成してある。
このバケット(12)は、アダプタ(A)を用いないで直
接前記各アーム(9),(9),(11)に連結できるよ
う構成してある。前記昇降用アーム(9),(9)と揺
動用アーム(11)とを総称して駆動アーム部(B)と称
する。
次に、前記連結用アダプタ(A)の構造について説明す
る。
第2図に示すように、前記アダプタ(A)は、前記昇降
用アーム(9),(9)とバケット(12)に固定した一
対の昇降用被連結部材(13),(13)とを夫々枢支連結
する左右一対のサイド連結ブラケット(14),(14)を
配備するとともに、それらを丸パイプ状の支持フレーム
(15)を介して連結固定して構成してある。前記各サイ
ド連結ブラケット(14),(14)は、夫々、前後方向に
沿って配した左右一対の板体(16),(16)を横方向に
延びる縦板フレーム(17)で連結固定して構成し、内側
の板体(16),(16)同志を支持フレーム(15)で連結
してある。前記縦板フレーム(17)の後部側において、
両板体(16),(16)の間に昇降用アーム(9)を挿入
してピン(18)で枢支連結してある。
又、前記支持フレーム(15)の左右中間部に、前記揺動
用アーム(11)及びバケット(12)の揺動操作用被連結
部材の一例である係合ピン(19)を枢支連結するセンタ
ー連結ブラケット(20)を溶接固定してある。そして、
このセンター連結ブラケット(20)の後部側に突出する
一対の板状部(20a),(20a)の間に揺動用アーム(1
1)の先端を挿入してピン(21)で枢支連結し、該ブラ
ケット(20)の前部側に形成した係止フック部(22)に
前記係合ピン(19)を枢支係合させてある。
前記各サイド連結ブラケット(14),(14)の縦板フレ
ーム(17),(17)前面側には、バケット(12)の被連
結部材(13),(13)に側面視で重複する状態で入り込
み、連結ピン(23),(23)が貫通する連結部(24),
(24)を形成してある。前記各連結ピン(23),(23)
は、一本の操作レバー(25)の揺動操作により、同時に
逆方向にスライド移動して、アダプタ(A)とバケット
(12)の間の枢支連結状態と連結解除状態とを切換操作
により現出できるようリンク機構(26)により連係して
ある。
詳述すると、第3図及び第4図に示すように、前記支持
フレーム(15)に溶接固定した平面視コの字形の支持部
材(27)に前後向きの枢支軸(28)を設け、この枢支軸
(28)に、天秤揺動する揺動アーム(29)を枢支してあ
る。そして、この揺動アーム(29)の一方揺動端に、長
孔(30)及び前記左側の連結ピン(23)の内方側面に突
設した係合ピン(39)を介して枢支連結してある。又、
前記揺動アーム(29)の他方揺動端は、正面視L字形の
リンク(31)を介して右側の連結ピン(23)に枢支連結
してある。つまり、揺動アーム(29)から連設したピン
(38)にリンク(31)を枢支し、支持フレーム(15)に
溶接した平面視コの字形の支持部材(32)に枢支した中
間揺動リンク(33)の下部揺動端を、長孔(34)及び係
合ピン(40)を介して、右側の連結ピン(23)に枢支連
結するとともに、中間揺動リンク(33)の途中部位と、
前記L字形リンク(31)の右端とを枢支連結してある。
一方、前記揺動アーム(29)には、前記操作レバー(2
5)を一体的に固定して連動連結してある。
そして前記操作レバー(25)を揺動操作することによっ
て、各連結ピン(23),(23)が同時に外側方に向けて
スライドして、サイド連結ブラケット(14),(14)の
連結部(24),(24)及びバケット(12)の被連結部材
(13),(13)に係入して、アダプタ(A)とバケット
(12)とを枢支連結する状態と、同時に内方側に向けて
スライドして連結を解除する状態とに切換可能に構成し
てある。
又、第1図にも示すように、前記揺動アーム(29)を前
記連結状態位置にロック並びにロック解除自在な揺動ロ
ックアーム(35)を設けてある。つまり、支持フレーム
(15)の前部側外表面に支点部としての支持部材(36)
を溶接固定し、この支持部材(36)の枢支部(36a)に
ロックアーム(35)を枢支してある。このロックアーム
(35)は側面視において、L字形に一体成形するととも
に、揺動端側をさらに上方側に屈曲してある。
一方、揺動アーム(29)の途中側面に、第1段差部(29
a)を形成し、前記連結状態において、揺動アーム(2
9)の第1段差部(29a)が揺動ロックアーム(35)のロ
ック係合部としての水平部分(35a)に係止して、ロッ
クするよう構成してある。
前記ロックアーム(35)のロック解除を行うには、揺動
端部を手動操作で、左側に揺動させ、第1段差部(29
a)との係合を解除するよう構成してある。ロックアー
ム(35)は前記支持部材(27)との間に張設したスプリ
ング(37)によってロック作用側に付勢するよう構成し
て確実なロックを行えるようにしてある。
そして、前記揺動アーム(29)の前記第1段差部(29
a)よりも上方部位に接当係合部としての第2段差部(2
9b)を形成し、この第2段差部(29b)が揺動ロックア
ーム(35)の水平部分(35a)に係止して、連結解除位
置において揺動アーム(29)つまりは連結ピン(23),
(23)を、その連結解除位置よりも更に解除方向側への
移動を規制するよう構成してある。
このようにして、連結ピン(23),(23)の抜止めを図
りながら、連結方向への操作は、操作レバー(25)をそ
のまま揺動させればよく、操作性がよい。しかもロック
アーム(35)と揺動アーム(29)との係合のみによって
前記二位置の規制を行うので、位置決め精度が高くなる
のである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るフロントローダの連結用アダプタの
実施例を示し、第1図は要部の正面図、第2図はアダプ
タ連結部の斜視図、第3図はアダプタ連結部の正面図、
第4図は要部の縦断側面図、第5図は作業車の全体側面
図である。 (12)……作業装置、(23),(23)……連結ピン、 (25)……操作レバー、(29)……揺動アーム、 (29b)……接当係合部、(31)……リンク、 (35)……ロックアーム、(35a)……ロック係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】後部側に機体から延出した駆動アーム部
    (B)を連結するとともに、前部側に左右一対の連結ピ
    ン(23),(23)により着脱自在にフロント作業装置
    (12)を枢支連結するフロントローダの連結用アダプタ
    であって、支持フレーム(15)に天秤揺動すべく枢支し
    た揺動アーム(29)の一方揺動端に、前記一方の連結ピ
    ン(23)を枢支連結し、他方揺動端にリンク(31)を介
    して他方の連結ピン(23)を枢支連結するとともに、前
    記揺動アーム(29)に単一の操作レバー(25)を連動連
    結し、該レバー(25)の操作によって、前記各連結ピン
    (23),(23)が同時に外側方に向けてスライドして、
    前記作業装置(12)に係入して枢支連結する状態と、同
    時に内方側に向けてスライドして連結解除する状態とに
    切換可能に構成し、前記揺動アーム(29)を前記連結位
    置にロック並びにロック解除操作自在な揺動式ロックア
    ーム(35)を設け、前記ロックアーム(35)のロック係
    合部(35a)に接当して連結解除位置よりも更なる連結
    解除方向側への揺動のみを規制する接当係合部(29b)
    を前記揺動アーム(29)に形成してあるフロントローダ
    の連結用アダプタ。
JP12187588U 1988-08-08 1988-09-16 フロントローダの連結用アダプタ Expired - Lifetime JPH0643245Y2 (ja)

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US07/369,593 US4984957A (en) 1988-08-08 1989-06-21 Work-implement adapter for front loader
FR898909573A FR2635130B1 (ja) 1988-08-08 1989-07-17
DE3924313A DE3924313C2 (de) 1988-08-08 1989-07-22 Schnellwechselvorrichtung für ein Frontladegerät
CA000607495A CA1307767C (en) 1988-08-08 1989-08-03 Work-implement adapter for front loader

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