JPH0417639Y2 - - Google Patents

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JPH0417639Y2
JPH0417639Y2 JP1985117881U JP11788185U JPH0417639Y2 JP H0417639 Y2 JPH0417639 Y2 JP H0417639Y2 JP 1985117881 U JP1985117881 U JP 1985117881U JP 11788185 U JP11788185 U JP 11788185U JP H0417639 Y2 JPH0417639 Y2 JP H0417639Y2
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tractor
front loader
arm
side arm
loader
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、農用等のトラクタにフントローダ
を取付けるためのトラクタへのフントローダ着脱
装置に係るものである。
(従来の技術) 従来のこの種のトラクタへのフントローダ着脱
装置は、実開昭57−31364号公報に記載されてい
るように、トラクタにフントローダを着脱すると
き、そのフントローダを作動する油圧を利用しフ
ントローダを機械的に作動してトラクタへの着脱
操作を容易にするため、側腕の下方へ向かう先端
腕に、前方部が離脱用案内片、後方部が装着用案
内片、下方部が位置決め片の状案内金を前下方
へ傾斜させて設けてある。
(考案が解決しようとする問題点) 第19図に示すように、トラクタaにフントロ
ーダbを取付けたときのトラクタaのボンネツト
イとフントローダbの側腕ロの間は狭い。
一方、上記従来の下方へ向かう先端腕付き側腕
ロに設けた状案内金の離脱用案内片ハは、トラ
クタにフントローダを取付けるに当つてトラクタ
を前進させてゆくときに、そのトラクタの前方ブ
ラケツトのボスを当てるトラクタ前進のストツパ
ーと、フロントローダ着脱の案内片の両作用を兼
ねているため、側腕ロから内側へ広幅に突出して
設けてある。
従つて、上記従来のトラクタへのフロントロー
ダ着脱装置においては、トラクタにフロントロー
ダを取付けて運転者が運転席ニに座乗し、トラク
タを運転して作業を行うとき、そのフロントロー
ダの離脱用案内片ハが第19図に斜線を入れた点
線で示すようにボンネツトイと側腕ロの間に張出
して見え、その離脱用案内片ハがボンネツトイと
側腕ロの間の視界を塞ぐために運転者の視界が悪
くて運転および作業をし難い等の点に問題があ
る。
(問題点を解決するための手段) そこで、この考案は、上記の問題点を解決する
ために、上記従来の離脱用案内片ハを取除き、そ
れに代えてトラクタaの後方ブラケツト1におい
て上記離脱用案内片ハと同様の作用、すなわち、
トラクタaにフロントローダbを取付けるに当つ
てトラクタaを前進させてゆくときに、そのトラ
クタa前進のストツパー、およびフロントローダ
着脱の案内の作用を行うように後方ブラケツト1
に誘導当て片2を設けた。すなわち、フロントロ
ーダbの両側のリフトアーム20の基端をフレー
ム9の上端に枢着してそのリフトアーム20の中
間部とフレーム9の下部をピストンロツド8付き
リフトシリンダ7により連結し、フレーム9の下
方には取付台10を突設して該取付台10の中間
部に係止ピン11を横架し、フレーム9の下部前
方には側腕4を突設して該側腕4の前方先端に下
方へ向かう先端腕3を設け、トラクタaの車体1
8の両側には前方ブラケツト5と後方ブラケツト
1を取付け、その先端腕3付き側腕4と前方ブラ
ケツト5の何れか一方には上下方向に長い装着用
案内片15および位置決め片17を、他方には装
着用案内片15に摺動して位置決め片17に係脱
する案内軸16をそれぞれ設け、後方ブラケツト
1には下部前方に係止ピン11の案内片12を突
設した前方開放の係合凹部13および係止ピン1
1付き取付台10が摺動する上下方向に長い誘導
当て片2を設け、その係止ピン11を係合凹部1
3内に係脱可能に嵌合して案内軸16を位置決め
片17に当て、先端腕3付き側腕4と前方ブラケ
ツト5をそれらに設けた着脱可能の固定ピン6に
より固定してトラクタへのフロントローダ着脱装
置を構成する。
(作用) フロントローダbをトラクタaに取付けた状態
からフロントローダbを取外す場合には、 (1) フロントローダbを第1図に示す状態になし
てその下方へ向かう先端腕3付き側腕4とトラ
クタaの前方ブラケツト5の固定ピン6による
固定を解く。
(2) フロントローダbのリフトシリンダ7のピス
トンロツド8を前進させれば、フロントローダ
bの一体状態の先端腕3付き側腕4、フレーム
9および取付台10(以下これを着脱体cと言
う。)が係止ピン11を支点として第1図の反
時計方向へ回動し、それに伴つて取付台10の
下端が誘導当て片2に当つて摺動上昇し、係止
ピン11は後方ブラケツト1の下部の案内片1
2に沿い前進して係合凹部13内から脱離し、
一方、先端腕3が接地する。
(3) 更にリフトシリンダ7のピストンロツド8が
前進すると、着脱体cが先端腕3の接地点を支
点とし第1図の反時計方向へ回動して係止ピン
11が案内片12から浮く。
(4) そこで、トラクタaとフロントローダbの圧
油配管14を分離する。
(5) トラクタaを後退させる。
と、フロントローダbを先端腕3で地上に支持し
てフロントローダbはトラクタaから分離する。
一方、上記状態からフロントローダbをトラク
タaに取付ける場合には、上記と反対に、 (1) トラクタaをその後方ブラケツト1が係止ピ
ン11付き取付台10に当るまで前進させる。
(2) トラクタaとフロントローダbの圧油配管1
4を結合する。
(3) リフトシリンダ7のピストンロツド8を後退
させれば、フロントローダbの着脱体cが先端
腕3の接地点を支点とし第2図の時計方向へ回
動して係止ピン11が案内片12上に載る。
(4) 更にリフトシリンダ7のピストンロツド8が
後退すると、着脱体cが係止ピン11を支点と
し第2図の時計方向へ回動して先端腕3が地面
から浮き、次いで、装着用案内片15が案内軸
16に当る。
(5) その後、リフトシリンダ7のピストンロツド
8が後退すれば、着脱体cが係止ピン11を支
点とする第2図の時計方向への回動を継続し、
装着用案内片15が案内軸16に摺動して該装
着用案内片15の誘導によりフロントローダb
は後退し、その係止ピン11が係合凹部13に
嵌合して後方ブラケツト1に掛止めされると共
に、位置決め片17が案内軸16に当る。そこ
で、先端腕3付き側腕4と前方ブラケツト5を
固定ピン6により固定する。
と、フロントローダbはトラクタaに取付けられ
る。
(実施例) 第1図乃至第7図に示すこの考案の第一実施例
についてその構造を説明すれば、18はトラクタ
aの車体で、該車体18の両側の前端に前方ブラ
ケツト5を、中間部に後方ブラケツト1を配設
し、その前方ブラケツト5にはピン孔19を穿つ
た案内軸16を設け、後方ブラケツト1は側方か
ら見て前方が開放するコ字形になしてその上下片
間に前方開放の係合凹部13を形成すると共に、
下片を前方へ突出させて案内片12を形成し、後
方ブラケツト1の後端には上下方向に長い誘導当
て片2を設ける。
9はフロントローダbのコ字形フレームで、そ
の上端にリフトアーム20の基端をピン21によ
り枢着してリフトアーム20の中間部とフレーム
9の下部にリフトシリンダ7の基端およびそのピ
ストンロツド8の先端をそれぞれ枢着する。而し
て、フレーム9の下方に形取付台10を固着し
てその取付台10の中間部に係止ピン11を横架
し、フレーム9の下部前方へ側腕4を突設して該
側腕4の前方先端に斜め前下方へ向かう先端腕3
を設ける。
cは一体に固定した先端腕3付き側腕4、フレ
ーム9および取付台10より成る着脱体を示す。
22は先端腕3の中間部に穿つたピン孔で、その
後方には上下方向に長い装着用案内片15を、下
方に位置決め片17をそれぞれ設ける。23は両
側リフトアーム20の先端間に着脱可能に枢着し
たバケツトの先端作業器、24はリフトアーム2
0の前部上に枢着したダンプリンクで、そのダン
プリンク24と先端作業器23を連杆25によ
り、ダンプリンク24とリフトアーム20の中間
部をピストンロツド26付きダンプシリンダ27
によりそれぞれ連結する。なお、図示してない
が、トラクタaの圧油発生器とリフトシリンダ7
およびダンプシリンダ27とは着脱可能の圧油配
管14により連結する。
次にその作用を説明する。
第1図に示すようにフロントローダbをトラク
タaに取付けた状態からフロントローダbを取外
す場合には、 (1) 第1図に示す状態から固定ピン6を抜き取
る。
(2) リフトシリンダ7のピストンロツド8を前進
させれば、フロントローダbの着脱体cが第4
図に示す状態から係止ピン11を支点として反
時計方向へ回動し、それに伴つて第5図に示す
ように取付台10の下端が誘導当て片2に当つ
て摺動上昇し、係止ピン11は後方ブラケツト
1の案内片12に沿い前進して係合凹部13内
から脱離し、一方、先端腕3が接地する。
(3) 更にリフトシリンダ7のピストンロツド8が
前進すると、着脱体cが先端腕3の接地点を支
点とし第5図の反時計方向へ回動して第6図に
示すように係止ピン11が案内片12から浮
く。
(4) そこで、トラクタaとフロントローダbの圧
油配管14を分離する。
(5) トラクタaを後退させる。
と、フロントローダbを先端腕3で地上に支持し
てフロントローダbはトラクタaから分離する。
一方、上記状態からフロントローダbをトラク
タaに取付ける場合には、上記と反対に、 (1) トラクタaをその誘導当て片2が取付台10
の下端に当るまで前進させる。
(2) トラクタaとフロントローダbの圧油配管1
4を連結する。
(3) リフトシリンダ7のピストンロツド8を後退
させれば、フロントローダbの着脱体cが第6
図に示す状態から先端腕3の接地点を支点とし
時計方向へ回動して第5図に示すように係止ピ
ン11が案内片12上に載る。
(4) 更にリフトシリンダ7のピストンロツド8が
後退すると、着脱体cが係止ピン11を支点と
し第5図の時計方向へ回動して先端腕3が地面
から浮き、次いで、第7図に示すように装着用
案内片15が案内軸16に当る。
(5) その後、リフトシリンダ7のピストンロツド
8が後退すれば、着脱体cが係止ピン11を支
点とする第7図の時計方向への回動を継続し、
装着用案内片15が案内軸16に摺動して該装
着用案内片15の誘導によりフロントローダb
は後退し、第4図に示すように係止ピン11が
係合凹部13に嵌合して後方ブラケツト1に掛
止めされると共に、位置決め片17が案内軸1
6に当つて先端腕3と案内軸16のピン孔2
2,19は合致する。そこで、そのピン孔2
2,19に固定ピン6を挿着する。
と、フロントローダbはトラクタaに取付けられ
る。
なお、フロントローダbのスタンドを上記先端
腕3付き側腕4と別個に形成して先端腕3に上下
調節可能に取付けると、トラクタaへのフロント
ローダbの着脱時に地面の凹凸に合わせてスタン
ドを上下調節することにより、フロントローダb
の着脱を更に円滑に行うことができる。
第8図および第9図に示すこの考案の第二実施
例は、第一実施例においてトラクタaにフロント
ローダbを取付けるときのトラクタaの前進のス
トツパーと取付台10の誘導の作用をコ字形後方
ブラケツト1の上片で行うようにしたもので、そ
の構造を図面について説明すれば、コ字形後方ブ
ラケツト1の上片を上下方向に長く形成してその
上片を、トラクタaにフロントローダbを取付け
るときのトラクタaの前進のストツパーおよび係
止ピン11の誘導作用をなす装着用誘導当て片2
8になし、誘導当て片2aはトラクタaよりフロ
ントローダbを取外すときの取付台10の誘導作
用のみを行う離脱作用で、上下方向に短かく形成
した。
この構造のものにおいても、 トラクタaからフロントローダbを取外す場合
には、第一実施例におけると同様に操作すれば、
第一実施例と同様に作用してフロントローダbは
トラクタaから分離する。
一方、フロントローダbをトラクタaニ取付け
る場合には、トラクタaを第9図に示すようにそ
の装着用誘導当て片28が係止ピン11に当るま
で前進させる。
そこで、第一実施例におけると同様に操作する
と、係止ピン11が装着用誘導当て片28に摺動
しながら着脱体cが回動して第8図に示すように
係止ピン11が案内片12上に載り、その後は第
一実施例と同様に作用してフロントローダbがト
ラクタaに取付けられる。
第10図乃至第12図に示すこの考案の第三実
施例は、第一実施例の前方ブラケツト5における
トラクタaとフロントローダbの固定機構を前方
ブラケツト5の後方へ分離して設けたもので、そ
の構造を図面について説明すれば、前方ブラケツ
ト5には案内軸16を、先端腕3には装着用案内
片15をそれぞれ設ける。
29は前後のブラケツト5,1間において車体
18に取付けた受金で、上方への凸円弧状の位置
決め17を設けて該位置決め片17の中心位置に
ピン孔19を穿つ。30は側腕4の中間部下方に
形成した突片で、これにボス31を設けてその中
心にピン孔22を形成し、そのピン孔22,19
に固定ピン6を着脱可能に挿着してトラクタaに
フロントローダbを固定する。
この構造のものにおいても、 トラクタaからフロントローダbを取外す場合
には、固定ピン6を抜き出して第一実施例におけ
ると同様に操作すれば、第一実施例と同様に作用
してフロントローダbはトラクタaから分離す
る。
一方、フロントローダbをトラクタaに取付け
る場合にも、第一実施例におけると同様に操作す
ると、第一実施例と同様に作用する。
而して、その作動中の着脱体cが係止ピン11
を支点として第12図の時計方向へ回動すると
き、装着用案内片15が案内軸16に摺動してフ
ロントローダbは後退して係止ピン11が係合凹
部13内に嵌合すると共に、ボス31が位置決め
片17内に嵌合してピン孔22,19が合致する
から、そのピン孔22,19に固定ピン6を挿着
するとフロントローダbはトラクタaに取付けら
れる。
第13図乃至第18図に示すこの考案の第四実
施例は、第一実施例における前方ブラケツト5の
案内軸16と、先端腕3の装着用案内片15およ
び位置決め片17を互いに取替えて設けたもの
で、その構造を図面について説明すれば、前方ブ
ラケツト5の下部を状に形成してその凹部32
の上縁部が位置決め片17の作用をなし、前方片
を斜め前下方へ突出させて上下方向に長い装着用
案内片15を設ける。33は凹部32の上方にお
いて前方ブラケツト5に固設した頭34付きピン
で、該ピン33には基部上方に突起35を設けた
フツク36の基部の孔を遊嵌する。37はピン3
3に嵌合してその頭34とフツク36の間に介装
したスプリングで、その両端を頭34とフツク3
6にそれぞれ引掛けて該スプリング37によりフ
ツク36を前方ブラケツト5側と第16図の矢印
方向へ弾圧する。38はフツク36の基部上方に
おいて前方ブラケツト5に設けたストツパーであ
る。
一方、先端腕3の中間部には案内軸16を兼ね
た固定ピン6を固着する。
この構造のものにおいても、 トラクタaからフロントローダbを取外す場合
には、第17図に示すようにフツク36で固定ピ
ン6を係止した状態からフツク36を把持し、第
18に実線で示す状態からスプリング37の弾力
に抗し鎖線で示すように引き出してストツパー3
8から離脱させる。次いで、フツク36をピン3
3を支点としスプリング37の弾力に抗して第1
7図の時計方向へ回動し、第16図に示すように
フツク36の突起35をストツパー38上に通過
させた後、フツク36を第18図に実線で示すよ
うに前方ブラケツト5まで押込んで離放すると、
第16図に示すようにフツク36はその突起35
がストツパー38に係止され凹部32は開放状態
に保持されて固定ピン6の係止は解かれる。
従つて、その後は第一実施例におけると同様に
操作すれば、第一実施例と同様に作用してフロン
トローダbはトラクタaから分離する。
一方、フロントローダbをトラクタaに取付け
る場合にも、第一実施例におけると同様に操作す
ると、第一実施例と同様に作用する。
而して、その作動中に着脱体cが係止ピン11
を支点として第15図の時計方向へ回動すると
き、固定ピン6が装着用案内片15に摺動してフ
ロントローダbは後退して係止ピン11が係合凹
部13内に嵌合すると共に、固定ピン6が凹部3
2内に嵌合する。
そこで、フツク36を、第16図に示す状態か
らスプリング37の弾力に抗し引き出してストツ
パー38より離脱させ、次いで、ピン33を支点
とし第16図の矢印方向へ回動して第17図に示
すようにフツク36の突起35をストツパー38
上に通過させた後、第18図に実線で示すように
前方ブラケツト5まで押込んで離放すると、フツ
ク36の突起35とストツパー38の接合によつ
てフツク36は第17図に示す状態に保持され、
固定ピン6が前方ブラケツト5とフツク36によ
り抱持されてフロントローダbはトラクタaに取
付けられる。
(考案の効果) この考案は、トラクタへのフロントローダ着脱
装置を上記のように構成したから、次のような顕
著な効果を有する。
(1) トラクタにフロントローダを取付けるときの
トラクタ前進のストツパー、およびトラクタか
らフロントローダを取外すときの案内の作用を
なす大きな誘導当て片をトラクタの中間部両側
の後方ブラケツトに設けたから、トラクタにフ
ロントローダを取付けて作業するときも、従来
のように上記の大きな誘導当て片が運転者の前
方視界の邪魔にならなくて運転者はトラクタの
ボンネツトと側腕の間からも容易に前方を見る
ことができ、運転者の前方視界が良好で運転お
よび作業がし易く、安全上有益で作業能率を向
上する。
(2) フロントローダ装着用案内片は小さくて構造
が簡単であるので、安易安価に製作できるばか
りでなく、従来の大きな離脱用案内片がフロン
トローダの前部から無くなるため、トラクタの
前輪の負荷を軽減し得られ、フロントローダを
取付けたトラクタとして重量バランスが改善で
き、前輪の磨耗も少なく、経済的で作業性が良
い。
(3) フロントローダの油圧シリンダを用い強制的
にフロントローダを作動してトラクタとフロン
トローダの固定ピン合わせを行うから、そのト
ラクタへのフロントローダの取付け操作を軽快
円滑になし得る。
(4) フロントローダを取付けるフレームの下部前
方に側腕を突設して該側腕の前方先端に下方へ
向かう先端腕を設けたから、トラクタへのフロ
ントローダの着脱時には上記側腕の先端腕がそ
のまま直ちにフロントローダのスタンドの作用
をなし、トラクタへのフロントローダの着脱操
作を容易迅速に行うことができて取扱上便利で
ある。
(5) フロントローダの着脱部は軽快円滑に作動す
る。
(6) 構造は簡単で、容易安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第一実施例に係るトラクタ
にフロントローダを取付けた状態の側面図、第2
図はそのトラクタとフロントローダを分離した状
態の側面図、第3図はトラクタへのフロントロー
ダ取付部の一側要部の拡大後面図、第4図乃至第
6図はフロントローダをトラクタから取外すとき
の作業順序を示す着脱要部の作用説明側面図、第
7図はフロントローダをトラクタに取付けるとき
の着脱要部の作用説明側面図、第8図はこの考案
の第二実施例に係るトラクタへのフロントローダ
の着脱途中の状態の側面図、第9図はそのフロン
トローダをトラクタに取付けるときの着脱要部の
作用説明側面図、第10図はこの考案の第三実施
例の係るトラクタへのフロントローダの着脱途中
の状態の側面図、第11図はその一側要部の分離
した状態の拡大平面図、第12図はフロントロー
ダをトラクタに取付けるときの着脱要部の作用説
明側面図、第13図はこの考案の第四実施例に係
るトラクタへのフロントローダの着脱途中の状態
の側面図、第14図はその一側要部の拡大平面
図、第15図はフロントローダをトラクタに取付
けるときの着脱要部の作用説明側面図、第16図
および第17図は固定ピン着脱部の拡大側面図
で、第16図は固定ピンを取外すときの状態、第
17図は固定ピンを係止した状態でそれぞれ示
す。第18図は第17図における状態の後面図、
第19図はフロントローダをトラクタに取付け、
運転者がトラクタの運転席に座乗して前方を見た
状態の機械の他側要部の後面図である。 a……トラクタ、b……フロントローダ、1…
…後方ブラケツト、2……誘導当て片、3……先
端腕、4……側腕、5……前方ブラケツト、6…
…固定ピン、7……リフトシリンダ、9……フレ
ーム、10……取付台、11……係止ピン、12
……案内片、13……係合凹部、15……装着用
案内片、16……案内軸、17……位置決め片、
18……車体、20……リフトアーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントローダの両側のリフトアームの基端を
    フレームの上端に枢着してそのリフトアームの中
    間部とフレームの下部をピストンロツド付きリフ
    トシリンダにより連結し、上記フレームの下方に
    は取付台を突設して該取付台の中間部に係止ピン
    を横架し、上記フレームの下部前方には側腕を突
    設して該側腕の前方先端に下方へ向かう先端腕を
    設け、トラクタの車体の両側には前方ブラケツト
    と後方ブラケツトを取付け、上記先端腕付き側腕
    と上記前方ブラケツトの何れか一方には上下方向
    に長い装着用案内片および位置決め片を、他方に
    は上記装着用案内片に摺動して位置決め片に係脱
    する案内軸をそれぞれ設け、上記後方ブラケツト
    には下部前方に上記係止ピンの案内片を突設した
    前方開放の係合凹部および上記係止ピン付き取付
    台が摺動する上下方向に長い誘導当て片を設け、
    上記係止ピンを上記係合凹部内に係脱可能に嵌合
    して上記案内軸を上記位置決め片に当て、上記先
    端腕付き側腕と上記前方ブラケツトをそれらに設
    けた着脱可能の固定ピンにより固定してなるトラ
    クタへのフントローダ着脱装置。
JP1985117881U 1985-07-31 1985-07-31 Expired JPH0417639Y2 (ja)

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