JPH10114329A - 折り畳み容器 - Google Patents

折り畳み容器

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JPH10114329A
JPH10114329A JP26408796A JP26408796A JPH10114329A JP H10114329 A JPH10114329 A JP H10114329A JP 26408796 A JP26408796 A JP 26408796A JP 26408796 A JP26408796 A JP 26408796A JP H10114329 A JPH10114329 A JP H10114329A
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Japan
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ridge
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Yoshiaki Matsumoto
好明 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取扱いが簡単で、使用時には、開口部を広げ
た状態で自立し、非使用時には小さく折り畳むことがで
きる折り畳み容器を提供する。 【解決手段】 屈曲自在な5枚の面部2を夫々連結して
形成され上面が開放する立方体状の箱体1と、箱体1上
端部の各辺部及び2個の面部で形成する稜線12,13
に、対応する稜角との間に間隔を存して連結され、該辺
部及び稜線に剛性を付与する補強部材14と、各稜角に
位置して該稜角に接する面部に取着されるとともに3個
の補強部材との間を連結する屈曲自在な自在接手21と
を備え、箱体1を、非使用時には各面部の対角線に沿っ
て折曲げて全ての補強部材14が平行に配置された三角
形状に折り畳むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用時は、上面が
開口した状態で自立し、非使用時は小さく折り畳まれる
折り畳み容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯時には小さく畳み、使用時に
展開して内部に物品を収容するものとして、布製のかば
んが利用されている。このかばんは、物品を収容する際
に、開口部を広げたまま自立できないので、開口部を広
げながら物品を収容しなければならず、取扱いが不便で
あった。
【0003】携帯用の容器とは異なるが、開口部を広げ
たまま自立できるものとして、実開平6−46437号
が公開されている。この可撓性容器型プランターは、立
方体状の箱体の鉛直方向の稜線に補強用棒状体を取付け
るとともに、上面の対向する一方の辺部に補強用棒状体
を取付け、他方の辺部には、着脱自在な補強用棒状体を
取付けたものである。そして、非使用時には、他方の辺
部の補強用棒状体を取り外して、折り畳むというもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した可撓性容器型
プランターは、折り畳むとき、その都度補強用棒状体を
取り外さなければならないので、操作が煩雑になるとい
う不便さがある。また、取り外した補強用棒状体を本体
と一体に保管しておかなければならない。しかしこの作
業は案外面倒であって、保管時に補強用棒状体の保管が
確実に行われず或は保管場所を失念して補強用棒状体を
紛失するという問題がある。さらに、畳まれた形態は、
可撓性容器型プランターを厚さ方向に圧縮されたもので
あって、携帯するためには未だ大形であって不便さが残
っていた。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、取扱いが簡単で、使用時には、開口
部を広げた状態で自立し、非使用時には小さく折り畳む
ことができる折り畳み容器を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、屈曲
自在な5枚の面部を夫々連結して形成され上面が開放す
る立方体状の箱体と、この箱体上端部の各辺部及び2個
の面部で形成する稜線に、対応する稜角との間に間隔を
存して連結され、該辺部及び稜線に剛性を付与する補強
部材と、各稜角に位置して該稜角に接する面部に取着さ
れるとともに3個の補強部材との間を連結する屈曲自在
な自在接手とを備え、前記箱体を、非使用時には各面部
の対角線に沿って折曲げて全ての補強部材が平行に配置
された三角形状に折り畳むようにしたところに特徴を有
する。
【0007】請求項2の発明は、前記面部は、通気性、
通水性を有しているところに特徴を有する。請求項3の
発明は、前記箱体は、対向する2個の面部に取着された
屈曲可能な把手を備え、該把手は、折り畳まれた箱体に
展開不能に巻回されるところに特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
面を参照して説明する。まず、図1において、箱体1
は、5枚の面部2の辺部を連結して上面が開放する立方
体状に形成されている。この面部2は、ほぼ正方形をな
しており、屈曲自在な部材例えば、天然繊維或は合成繊
維からなる布帛、または通気性、通水性を有するメッシ
ュ部材、或はプラスチック製のフイルム等から形成され
ている。
【0009】箱体1の上端部の各辺部11及び2個の面
部2で形成する鉛直方向の稜線12並びに底面の稜線1
3には、それぞれに剛性を付与するプラスチック製或は
金属製のパイプまたは棒材からなる補強部材14が連結
されている。本実施例においては、辺部11及び稜線1
2,13に縫製又は溶着により筒状部15を形成し、こ
こに補強部材14を挿入している。この補強部材14の
長さは辺部11及び稜線12,13の長さよりも短く、
その両端部には対応する稜角A,B,C,D,E,F,
G,Hとの間に間隔16が存している。
【0010】各稜角A,B,C,D,E,F,G,Hに
はT字状の自在接手21が取付けられている。これは屈
曲自在な天然繊維或は合成繊維からなる布帛から構成さ
れており、各稜角に接する面部2に取着されているとと
もに対向する3個の補強部材14の端部間を連結してい
る。本実施例においては、T字状の各端部に筒状部(図
示せず)を形成し、ここに補強部材14を挿入してい
る。また、対向する側方の面部2には、それぞれ屈曲可
能な材質例えば天然繊維或は合成繊維からなる帯状部材
の両端が取着されており、輪状の一対の把手22(片方
のみ図示)が取付けられている。
【0011】つぎに、箱体1を折り畳む手順について説
明する。折り畳む場合は何れも面部2の対角線を折線と
して二つ折にする。 a,図2に示す使用状態から稜角Aを矢印方向に移動し
て稜角Cを重ねると図3に示す状態になる。 b,つぎに図3に示す状態から稜角B及び稜角Dを矢印
方向に移動するとともに、稜角Eを稜角B及び稜角Dに
重ねると図4に示す状態になる。
【0012】c,図4に示す状態から稜角F及び稜角H
を矢印方向に移動して重ねると図5及び図6に示す状態
になる。 d,図6に示す状態から稜角Gを矢印方向に移動して稜
角B,D,E重ねると図7に示す状態になる。
【0013】e,図7に示す状態から稜角F,H,を稜
角A,Cに重ねると図8に示す状態になり、全ての補強
部材14が平行に配置され、箱体1は、これら補強部材
14を底辺とする三角形状に畳まれる。 f,そこで、把手22を三角形の頂点を越えて裏側に巻
回すれば図9に示す状態になり、箱体1は展開不能に拘
束される。 g,箱体1を使用するときは、把手22の巻回を解除し
て前述と反対の手順で立方体状に組立てればよい。
【0014】上記実施例によれば、つぎの効果を奏す
る。 1,箱体1の上部の辺部11及び各稜線12,13に補
強部材14を連結したので、使用状態においては、上面
が開口した状態で自立する。従って、箱体1に物品を収
容する際に、手で箱体1を支える必要がなく、両手を使
用して物品を操作することができて、取扱いが容易であ
る。 2,しかも、各稜角に自在接手21を設けて連続する面
部2及び3個の補強部材14を連結したので、非使用時
には、補強部材14を相互に接した状態で箱体1を小さ
く折り畳むことができて、持ち運び及び保管に便利であ
る。また、補強部材14を取外すこともないので、従来
例と異なり、紛失する虞もない。
【0015】3,折り畳み手順は、何れも面部2の対角
線に沿って折り返せばよいので、操作が簡単である。 4,面部2の材質を通気性、通水性の部材を使用すれ
ば、水にひたしてビールや果実を冷やしたり、小魚を入
れる水槽がわりに使用できる。 5,面部2の材質を水密性の部材を使用すれば、タンク
等水を貯留するの容器として利用できる。 6,箱体1を折り畳んで把手22を巻回すれば、箱体1
が広がることがないので、運搬に便利である。
【0016】
【発明の効果】本発明は、屈曲自在な5枚の面部を夫々
連結して形成され上面が開放する立方体状の箱体と、こ
の箱体上端部の各辺部及び2個の面部で形成する稜線
に、対応する稜角との間に間隔を存して連結され、該辺
部及び稜線に剛性を付与する補強部材と、各稜角に位置
して該稜角に接する面部に取着されるとともに3個の補
強部材との間を連結する屈曲自在な自在接手とを備え、
前記箱体を、非使用時には各面部の対角線に沿って折曲
げて全ての補強部材が平行に配置された三角形状に折り
畳むようにしたので、取扱いが簡単であり、使用時に
は、開口部を広げた状態で自立し、非使用時には小さく
折り畳むことができるという優れた効果を奏するもので
ある。
【0017】また、面部の材質を通気性、通水性にした
ので、川の中においても抵抗がすくなく、釣りをすると
きに携帯して、水槽がわり、ビクがわりに使用できる。
さらに、把手を箱体に巻回すれば、運搬中に箱体が拡が
ることがないので、携帯に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の箱体の一部を破断して示す斜視図で
ある。
【図2】 折り畳み手順の第1の行程を示す図である。
【図3】 折り畳み手順の第2の行程を示す図である。
【図4】 折り畳み手順の第3の行程を示す図である。
【図5】 折り畳み手順の第4の行程を示す図である。
【図6】 折り畳み手順の第4の行程を側方から見た図
である。
【図7】 折り畳み手順の第5の行程を示す図である。
【図8】 折り畳み手順の第6の行程を示す図である。
【図9】 折り畳まれた箱体を結束するみ手順を示す図
である。
【符号の説明】
1 箱体 2 面部 11 辺部 12 稜線 13 稜線 14 補強部材 21 自在継手 22 把手

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲自在な5枚の面部を夫々連結して形
    成され上面が開放する立方体状の箱体と、 この箱体上端部の各辺部及び2個の面部で形成する稜線
    に、対応する稜角との間に間隔を存して連結され、該辺
    部及び稜線に剛性を付与する補強部材と、 各稜角に位置して該稜角に接する面部に取着されるとと
    もに3個の補強部材との間を連結する屈曲自在な自在接
    手とを備え、 前記箱体を、非使用時には各面部の対角線に沿って折曲
    げて全ての補強部材が平行に配置された三角形状に折り
    畳むようにしたことを特徴とする折り畳み容器。
  2. 【請求項2】 前記面部は、通気性、通水性を有してい
    ることを特徴とする請求項1記載の折り畳み容器。
  3. 【請求項3】 前記箱体は、対向する2個の面部に取着
    された屈曲可能な把手を備え、該把手は、折り畳まれた
    箱体に展開不能に巻回されることを特徴とする請求項1
    または2記載の折り畳み容器。
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