JP2586887B2 - 携帯容器 - Google Patents

携帯容器

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JP2586887B2
JP2586887B2 JP50445593A JP50445593A JP2586887B2 JP 2586887 B2 JP2586887 B2 JP 2586887B2 JP 50445593 A JP50445593 A JP 50445593A JP 50445593 A JP50445593 A JP 50445593A JP 2586887 B2 JP2586887 B2 JP 2586887B2
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昭 石崎
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Ishizaki Shizai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は携帯容器、特に、貯水した状態で、花、魚等
を収容して載置あるいは持ち運ぶことのできる携帯容器
に関するものである。
背景技術 一般に、店頭で花を買う場合、紙等で包装されるだけ
であり、できれば水に浸けた状態で携帯できるのが好ま
しい。この場合、花を単にポリエチレン等からなる耐水
性を有する袋に水とともに収容する方法が考えられる。
しかし、このような袋は床等に載置すると、水の重量に
より平らになろうとするため、手で持ち続けるか、適当
な場所に吊しておかなければならず不便である。また、
前記袋は容易に変形するので、外力が加わることによ
り、収容した水が上方開口部から流出する恐れがある。
このため、前記袋はいままで携帯用としては利用されて
いない。
また、熱帯魚等の鑑賞魚を買う場合、ガラス、プラス
チック等からなる硬質な容器に収容されるが、このよう
な容器は重量が大きくて割れることがあるため携帯には
適さない。しかも、比較的高価である上、保管スペース
の問題があり、保管場所の制約を受けるだけでなく、不
要となった場合の処分も難しい。
発明の開示 本発明は、簡単な構造で安価な上、載置あるいは携帯
に適した軽量の携帯容器を提供することを目的とする。
そして、本発明は前記目的を達成するため、前記携帯
容器を、保形性を有する有底略筒形状の外容器と、該外
容器に一部を収容され、注水されることにより、外容器
の内面に沿うように膨出する、耐水性を有する内袋とか
ら構成し、前記内袋に注水し、該内袋の外容器からはみ
出した部分をつかんで持ち上げた際に、内袋から外容器
が脱落するのを防止する脱落防止手段を外容器に形成し
たものである。
前記脱落防止手段としては次のようなものが挙げられ
る。
貯水部の最大断面積部よりも上方に形成される、該最
大断面積部よりも小さい断面積を有する小断面積部で構
成したもの 側壁に形成した係止穴で構成したもの 側壁内面に突設した係止部で構成したもの 図面の簡単な説明 第1図は本実施例に係る携帯容器の携帯状態を示す斜
視図、 第2図は第1図に示す外容器の展開図、 第3図は第1図に示す携帯容器の側面図、 第4図は第2実施例に係る脱落防止手段を備えた外容
器の側面図、 第5図は第3実施例に係る脱落防止手段を備えた外容
器の側面図、 第6図は第4実施例に係る脱落防止手段を備えた外容
器の側面図、 第7図は第5図又は第6図に示す脱落防止手段と内袋
の関係を示す断面図、 第8図は第5実施例に係る脱落防止手段を備えた外容
器の側面図、 第9図は第6実施例に係る脱落防止手段を備えた外容
器の側面図である。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明に係る実施例を説明する。
第1図に示すように、携帯容器は外容器1と内袋2と
から構成されている。
前記外容器1は、第2図の展開図に示すように、厚紙
を切り抜き、点線で示す折れ目に沿って折り曲げ、のり
付け部3をのり付けし、係止片4を組み合わせて組み立
てられる。この場合、第2図中2点鎖線で示すように、
上縁に突出片5を設けて組立時に内方に折り曲げるよう
にしてもよい。これによれば、上縁部が強化され、変形
しにくくなるという利点がある。前記外容器1は組み立
てられた状態では、側面は上方に向かうに従って徐々に
内方に傾斜し(第3図中傾斜角度θで示す)、上方開口
部が断面最小の脱落防止部6となっている。そして、こ
の脱落防止部6を形成することで、外容器1の側壁内面
が内袋2からの外容器1の脱落を防止する第1発明に係
る脱落防止手段としての役割を果している(第1実施
例)。
一方、前記内袋2はポリエチレン等の耐水性を有する
材料で形成されている。内袋2は注水した際に、少なく
とも前記外容器1の脱落防止部6よりも外方に膨出する
ことが条件とされる。また、内袋2の開口部には把持部
7が設けられている。この把持部7は単に貫通孔を設け
ただけのものや、第1図に示すような紐状の別部材を溶
着等により前記開口部に取り付けたものが採用できる。
ただし、本発明においては必ずしも必要なものではな
い。
前記両部材からなる携帯容器は、使用前には折り畳ん
でおくことにより、非常にコンパクトにできるので、保
管場所に困ることはない。
このような携帯容器は、例えば、花の携帯に利用でき
る。すなわち、まず、第1図中2点鎖線で示すように、
外容器1の側壁外面を覆うようにしてその内部に内袋2
の一部を収容する。そして、内袋2に注水するが、この
注水により内袋2は外容器1の内面に沿った形状に膨出
することになる。続いて、花を差し込み、前記内袋2で
花を覆い(第1図では花を内袋2の開口縁部に設けた切
欠部2aから側方に突出させている)、前記把持部7を把
持する。
この把持状態では、前述のように内袋2が膨出してい
るので、外容器1の側壁内面に対して垂直に作用する水
圧により、内袋2の外面と外容器1の内面との間に摩擦
力が発生する。また、側壁内面が傾斜しているために、
前記水圧に対する反力は水平方向のみならず鉛直上方に
も作用する。しかも、この外容器1は紙製で非常に軽量
である。したがって、内袋2をつかんで持ち上げても前
記外容器1は内袋2から脱落することがない。
また、携帯時には、貯水した内袋2を開口部近傍を直
接つかむことになる上、内袋2が外容器1によって保形
されることになるので、外力が加わっても変形して収容
した水が流出することはない。
その上、電車に乗ったり、他の場所に寄ったりする場
合でも、平坦な場所であれば安定した状態で載置するこ
とができる。すなわち、載置したとしても、収容した水
によって膨出しようとする内袋2が外容器1によって保
形される。そして、この状態では、内袋2内の水が外容
器1の下方に位置して重心を低い位置に移動させる。
前記携帯容器は外容器1に内袋2を収容し、この内袋
2に貯水して花を差し込んだ状態でそのまま店頭に陳列
することも可能である。これによれば、購入時に紙等で
包装する手間を省くことができる。この場合、外容器1
に、色彩、模様等の意匠を施したり、場合によっては内
袋2の外容器1から突出する部分にもそのような意匠を
施したりすれば外観に優れたものとなる。
ところで、前記携帯容器は鑑賞魚等を収容する容器と
しても利用できる。すなわち、前述のようにして注水し
た内袋2に鑑賞魚等を収容するだけで簡単に携帯でき、
従来のガラス製容器等のように使用後の処分に困ること
はない。このように、鑑賞魚等の収容に利用する場合、
外容器1を透光性を有する材料、例えば、アクリル樹脂
で形成するようにしたり、一部に透光性を有する材料を
配すれば、内部を目視することができるという利点があ
る。そして、前記同様、外容器1に色彩、模様等の意匠
を施せば外観に優れたものとなり、家庭でそのまま水槽
として使用することも可能である。
さらに前記携帯容器は魚釣りち行く場合にも利用でき
る。すなわち、外容器1を折り畳み可能なものとするこ
とにより、出かけるときはコンパクトな状態で携帯でき
る。そして、釣った魚を生きたまま持ち帰ることができ
る上、水が漏れないように内袋2を密封状態としておく
ことも可能である。また、仮に釣果がなかったとしても
折り畳んだままで持ち帰ればよく便利である。
なお、前記内袋2に設ける把持部としては前述の構造
の外、開口部を2重構造にして紐を挿通して環状とした
従来周知の構造のものでもよい。これによれば、紐を引
っ張ることにより内部を密封状態にすることができ、携
帯中に水が漏れる心配がない。また、前記把持部を設け
ない場合には単に内袋2の開口部を縛っておくだけでも
前記密封状態を得ることができる。
前記第2発明に係る脱落防止手段の実施例(第2実施
例)としては、第4図に示すように、底面から所定寸法
上方に貯水部の最大断面積よりも小さい断面積を有する
脱落防止部6を形成したものがある。この外容器1はア
クリル等の合成樹脂をブロー成形すること等により容易
に形成できる。そして、下記する内袋2を収容して注水
する場合には、開口部が脱落防止部6よりも広がってい
るので、この注水を容易に行なうことができるという利
点がある、 第3発明に係る脱落防止手段は、第5図に示すよう
に、前記外容器1の側壁に係止穴8を形成したものであ
る(第3実施例)。このような脱落防止手段を有する外
容器1では、前述のように、内袋2を収容して注水すれ
ば、第7図に示すように、この内袋2は水圧により前記
係止穴8から膨出する。この結果、内袋2をつかんで持
ち上げた際、外容器1の係止穴8から膨出した内袋2が
外容器1の脱落を防止することになる。なお、前記係止
穴8への内袋2の係止状態によっては、外容器1の側壁
を内方に傾斜させなくても外容器1の脱落防止が可能で
ある。そして、外方に傾斜させた場合には積み重ねてお
くことができ、保管に便利である。
前記第3発明に係る脱落防止手段の他の実施例として
は、図6に示すように、外容器1に無数の係止穴8を形
成することにより、格子状あるいは網目状に形成したも
のである(第4実施例)。この外容器1にはプラスチッ
ク材料、竹等が利用でき、形状その他種々の意匠を施す
ことが可能である。そして。収容した内袋2に注水すれ
ば、この内袋2は側壁を構成する各格子目に膨出して前
記持ち上げ時の外容器1の脱落が防止される。
なお、前記外容器1のプラスチック材料により形成す
るようにすれば、安価であり、前記紙製のものに比べて
強度及び耐水性に優れているという利点がある。
第4発明に係る脱落防止手段は、図8に示すように、
前記外容器1の側壁内面に係止部9を突設させたもので
ある(第5実施例)。この係止部9は同一横断面内に設
けなくてもよく、要は内袋2に注水して膨出した際に、
この内袋2に係止してその持ち上げ時に外容器1が脱落
しないものであればよい。したがって、その形状も棒状
に突設したものから扇状に突設したものまで様々なもの
が適用できる。また、前記外容器1をアルミニウム等の
軽量な金属で構成した場合、図9に示すように、その側
壁にエンボス加工等で凹凸を形成することにより、前記
係止部9を突設させることが可能である(第6実施
例)。
以上、脱落防止手段について種々の構造を説明した
が、これらは一例にすぎず、内袋2と外容器1との間に
所定の摩擦力、すなわち内袋2を保持して持ち上げた際
に外容器1が脱落しないような摩擦力を得られるような
構造であれば、前述の構造には限定されないことは勿論
である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】保形性を有する有底略筒形状の外容器と、 該外容器に一部を収容され、注水されることにより、外
    容器の内面に沿うように膨出する、耐水性を有する内袋
    とからなり、 前記内袋に注水し、該内袋の外容器からはみ出した部分
    をつかんで持ち上げた際に、該内袋からの外容器の脱落
    を防止する脱落防止手段を該外容器に形成したことを特
    徴とする携帯容器。
  2. 【請求項2】前記脱落防止手段を、貯水部の最大断面積
    部よりも上方に形成される、該最大断面積部よりも小さ
    い断面積を有する小断面積部で構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の携帯容器。
  3. 【請求項3】前記脱落防止手段を、側壁に形成した係止
    穴で構成したことを特徴とする請求項1に記載の携帯容
    器。
  4. 【請求項4】前記脱落防止手段を、側壁内面に突設した
    係止部で構成したことを特徴とする請求項1に記載の携
    帯容器。
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US929,752 1992-08-12
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