WO2023008339A1

WO2023008339A1 - 収納バッグ

Info

Publication number: WO2023008339A1
Application number: PCT/JP2022/028511
Authority: WO
Inventors: 知夏山口; 勝元阪口; 友美渡邊; 恭子熊澤; 紗耶小林; 知子野田
Original assignee: 合同会社Origami
Priority date: 2021-07-26
Filing date: 2022-07-22
Publication date: 2023-02-02
Also published as: JPWO2023008339A1

Abstract

底部と、側壁部と、を有し、可撓性を有するバッグ本体と、前記バッグ本体を補強する補強部と、を備え、前記バッグ本体は、折り畳まれた第１状態と、展開されて前記側壁部が立設し、内部に物品を収納可能な第２状態と、をとり得、前記補強部は、前記第２状態における前記側壁部の立設方向に対して傾斜した向きで延在していることを特徴とする収納バッグ。

Description

収納バッグ

　本発明は収納バッグに関する。

　従来、スーパーマーケットや各種小売店では、レジにてポリエチレン製やビニール製の袋を無料で提供し、購入した商品の持ち帰りを容易とするサービスが行われていた。

　しかし、近年環境問題への関心が高まり、商品を持ち帰る際、繰り返し使用可能なエコバッグを消費者が持参するようになってきている。

　このエコバッグは、商品を購入して持ち帰るとき以外は、小さく折り畳んで服のポケット等に入れ、商品の購入後、取り出して広げ、購入商品を収納して手に下げて持ち歩くものである。従って、エコバッグは、可撓性を有する材料で構成される。

特開２０２１－０１３４９３号公報

　しかしながら、特許文献１に記載されているエコバッグは、可撓性を有する材料で構成されているため、エコバッグに商品を入れるとき、バッグの口が開いた状態を維持するのが難しく、商品を入れる作業を行いにくいという欠点がある。

　本発明の目的は、内部に物品を出し入れする際、その作業を円滑に行うことができる収納バッグを提供することにある。

　このような目的は、下記に記載の本発明により達成される。
　（１）　底部と、側壁部と、を有し、可撓性を有するバッグ本体と、
　前記バッグ本体を補強する補強部と、を備え、
　前記バッグ本体は、折り畳まれた第１状態と、展開されて前記側壁部が立設し、内部に物品を収納可能な第２状態と、をとり得、
　前記補強部は、前記第２状態における前記側壁部の立設方向に対して傾斜した向きで延在していることを特徴とする収納バッグ。

　（２）　前記バッグ本体は、互いに接合された複数のシートを有し、
　前記複数のシートの接合部が前記補強部として機能する上記（１）に記載の収納バッグ。

　（３）　前記補強部は、前記複数のシートの一部同士が重ねられた状態で縫合されたものである上記（２）に記載の収納バッグ。

　本発明によれば、内部に物品を出し入れする際、その作業を円滑に行うことができる収納バッグを提供することができる。

図１は、本発明の収納バッグの第１実施形態の斜視図（第２状態）である。図２は、図１に示す収納バッグの展開図である。図３は、第２状態から第１状態に折り畳んでいる状態を示す平面図である。図４は、第２状態から第１状態に折り畳んでいる状態を示す平面図である。図５は、第２状態から第１状態に折り畳んでいる状態を示す平面図である。図６は、第１状態を示す平面図である。図７は、第２状態において、使用者が把持部を把持している状態を示す斜視図である。図８は、本発明の収納バッグの第２実施形態の斜視図（第２状態）である。図９は、図８に示す収納バッグの開口を絞った状態を示す斜視図である。

　以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
＜第１実施形態＞
　図１は、本発明の収納バッグの第１実施形態の斜視図（第２状態）である。図２は、図１に示す収納バッグの展開図である。図３は、第２状態から第１状態に折り畳んでいる状態を示す平面図である。図４は、第２状態から第１状態に折り畳んでいる状態を示す平面図である。図５は、第２状態から第１状態に折り畳んでいる状態を示す平面図である。図６は、第１状態を示す平面図である。図７は、第２状態において、使用者が把持部を把持している状態を示す斜視図である。

　なお、以下の説明において、「上側」「下側」は、それぞれ図中における「上側」「下側」を意味し、同様に、「右側」「左側」は、それぞれ図中における「右側」「左側」を意味する。また、図１では、互いに直交するｘ軸、ｙ軸およびｚ軸を図示しており、各軸の矢印の先端側が「＋」側、矢印の基端側が「－」側とする。

　図１および図７に示すように、収納バッグ１は、例えば、スーパーマーケットや各種小売店等のレジにて、購入した商品の持ち帰りに使用するエコバッグとして使用可能である。収納バッグ１は、折り畳まれた第１状態（図６参照）と、展開された第２状態（図１および図７参照）と、をとり得る。

　収納バッグ１は、バッグ本体２と、バッグ本体２を補強する補強部３と、把持部４と、把持部５と、固定部６と、を備える。以下、各部について説明する。

　バッグ本体２は、可撓性を有するシートで構成された袋状をなしている。バッグ本体２は、底部２１と、底部２１の全周にわたって設けられた側壁部２２と、を有する。

　底部２１は、シート材で構成され、図示の構成では、矩形をなしている。ただし、この構成に限定されず、三角形、多角形、円形、楕円形等、いかなる形状をなしていてもよい。また、底部２１は、側壁部２２のシートよりも剛性が高くてもよい。

　側壁部２２は、シート材で構成されおり、＋ｘ軸側に位置する側壁部２２１と、－ｘ軸側に位置する側壁部２２２と、＋ｙ軸側に位置する側壁部２２３と、－ｙ軸側に位置する側壁部２２４と、を有する。

　側壁部２２１および側壁部２２２は、その平面視（１枚のシート状に切り抜いた状態における平面視）で台形をなしている。上底（短辺）側が底部２１側に位置し、下底（長辺）側が底部２１とは反対側に位置している。

　側壁部２２３および側壁部２２４は、その平面視（１枚のシート状に切り抜いた状態における平面視）で三角形をなしている。底辺側が底部２１側に位置し、頂点側が底部２１とは反対側に位置している。

　側壁部２２１は、側壁部２２３および側壁部２２４と隣り合っており、これらの境界部は、折り目となっている。

　また、側壁部２２２は、側壁部２２３および側壁部２２４と隣り合っており、これらの境界部は、折り目となっている。

　また、側壁部２２１および側壁部２２２には、折り目線が設けられており（図２参照）、これらを折り目線で外側に折り返すことにより、図１に示すような第２状態をとることができる

　ここで、図２は、収納バッグ１の展開図である。側壁部２２は、図２に示すように、４枚のシート２Ａ、シート２Ｂ、シート２Ｃおよびシート２Ｄが接合されて１枚のシートとなった状態で、図１に示すような折り目がつけられて構成されている。

　図示の構成では、シート２Ａおよびシート２Ｃは、同じ大きさ、形状をなし、その平面視（１枚のシート状に展開した状態における平面視）で平行四辺形をなしている。

　図示の構成では、シート２Ｂおよびシート２Ｄは、同じ大きさ、形状をなし、その平面視（１枚のシート状に展開した状態における平面視）で台形をなしている。

　シート２Ａ、シート２Ｂ、シート２Ｃおよびシート２Ｄは、この順で図２中左右方向に並んで接合されている。この状態でシート２Ａ、シート２Ｂ、シート２Ｃおよびシート２Ｄが、それぞれ、底部２１と接合されることにより、袋状のバッグ本体２を得ることができる。

　このようなバッグ本体２の構成材料としては、特に限定されず、例えば、天然繊維または合成繊維から成る織布、不織布等の布地や、天然または合成の皮革、紙、合成樹脂フィルム等が挙げられる。なお、後述する把持部４、把持部５および固定部６に関しても、これらの材料から適宜選択される。また、バッグ本体２、把持部４、把持部５および固定部６は、それぞれ、異なる材料で構成されていてもよく、２つ以上が同じ材料で構成されていてもよい。

　ここで、隣り合うシート２Ａ～シート２Ｄ同士の接合部としては、特に限定されず、例えば、接着、熱融着、超音波融着等の融着、糸等を用いた縫合等により形成されたものが挙げられる。

　接着の場合、接着剤が存在している分、接合部は、周囲の部分よりも剛性が高くなる。なお、接着の場合、シート材の一部同士を重ねた状態で、その重なったシート材の間に接着剤を供給して接合することが好ましい。この場合、接着剤が存在していることに加え、シート材同士が重なって厚さが厚くなっている分、さらに剛性が高くなる。

　融着の場合、シート材の一部同士を重ね合わせて融着を行うため、接合部は、周囲の部分よりもシート材同士が重なって厚さが厚くなっている分、さらに剛性が高くなる。

　糸等を用いた縫合の場合、糸が存在している分、接合部は、周囲の部分よりも剛性が高くなる。なお、縫合の場合、シート材の一部同士を重ねた状態で、その重なったシート材同士を縫合して接合することが好ましい。この場合、糸が存在していることに加え、シート材同士が重なって厚さが厚くなっている分、さらに剛性が高くなる。

　このような接合部は、バッグ本体２を補強する補強部３として機能する。このような補強部３は、第２状態における側壁部２２の立設方向（ｚ軸方向）に対して傾斜した向きで延在している。これにより、側壁部２２全体を効果的に補強することができる。よって、第２状態において、側壁部２２が起立した状態、すなわち、ｚ軸方向に沿った状態を効果的に維持することができる。その結果、内部に物品を出し入れする際、その作業を円滑に行うことができる。

　補強部３の側壁部２２の立設方向（ｚ軸方向）に対する傾斜角度としては、特に限定されず、例えば、１０°以上８０°以下であるのが好ましく、３０°以上６０°以下であるのがより好ましい。これにより、本発明の効果をより確実に得ることができる。

　なお、補強部３としては、上記のような構成に代えて、ワイヤー等の補強部材を埋設する、または、シートの表面に設置することにより形成されたものであってもよい。

　また、補強部３は、本実施形態では、直線状をなしている。ただし、この構成に限定されず、一部または全部が湾曲または屈曲した形状をなしていてもよい。この場合、例えば、補強部３の傾斜角度は、例えば、補強部３の端部同士を結んだ線分と、側壁部２２の立設方向（ｚ軸方向）とのなす角度とすることができる。

　また、補強部３は、本実施形態では、４本設けられているが、本発明ではこれに限定されず、１～３本または５本以上であってもよい。

　次に、把持部４について説明する。
　図１および図７に示すように、把持部４は、バッグ本体２内に物品を収納した状態で持ち運ぶために把持される部分である。把持部４は、側壁部２２１および側壁部２２２の外側の面にそれぞれ設けられている。

　一方の把持部４は、帯状をなし、両端部が側壁部２２１に固定されている。他方の把持部４は、帯状をなし、両端部が側壁部２２２に固定されている。

　把持部４は、側壁部２２１または側壁部２２２の－ｚ軸側、すなわち、底部２１側に設けられている。これにより、各把持部４を接近させるように把持すると、図３に示すように、側壁部２２１および側壁部２２２が接近するように、バッグ本体２の開口を覆う状態となる。よって、持ち運び中に内部の物品が外側から見られてしまうのを防止することができるとともに、内部の物品が外側に出てしまうのを防止することができる。

　次に、把持部５について説明する。
　把持部５は、第２状態から第１状態に折り畳む際に、把持した状態で互いに反対方向（＋ｙ軸側および－ｙ軸側）に引っ張られる部分である。把持部５は、側壁部２２３および側壁部２２４の頂部付近にそれぞれ設けられている。把持部５は、本実施形態では、三角形のシートで構成されている。ただし、この構成に限定されず、例えば、四角形、円形等のシートで構成されていてもよく、リング状、長尺状をなす紐体で構成されていてもよい。

　このような把持部５により、第２状態から第１状態に折りたたむ際、その操作を容易に行うことができる。具体的には、第２状態から、図１に示すように、側壁部２２１および側壁部２２２を外側に折り曲げ、その後、各把持部５を、互いに離間する方向に引っ張るという簡単な操作で、図３に示すような平らな状態とすることができる。よって、その後の折り畳み操作に円滑に移行することができる。

　次に、固定部６について説明する。
　固定部６は、図６に示すように、第１状態を維持するためのものである。固定部６は、図１に示すように、側壁部２２１および側壁部２２２にそれぞれ設けられている。固定部６は、図６に示すような第１状態において、互いに接触した状態で固定可能な構成となっている。これにより、第１状態を維持することができ、不本意に展開されてしまうのを防止することができる。

　固定部６同士の固定方法としては、特に限定されないが、例えば、磁石による固定、マジックテープ（登録商標）による固定等が挙げられる。

　このような収納バッグ１によれば、図１に示すように、側壁部２２１および側壁部２２２が折り畳まれた状態の第２状態において、収納バッグ１の開口を可及的に大きくした状態を維持することができる。よって、物品の出し入れを容易に行うことができる。また、各把持部４を上方に持ち上げるという簡単な操作で、折り畳まれた側壁部２２１および側壁部２２２を展開して、図７に示す状態とすることができる。そして、図７に示す第２状態では、図１に示す状態よりも開口が狭まり、内部の物品が外側に露出しにくくなる。

　また、収納バッグ１は、図１に示す第２状態から図６に示す第１状態に折り畳む際、以下のような手順を経る。

　まず、図７に示す状態から、把持部５を互いに反対方向に引っ張るという簡単な操作で、側壁部２２１および側壁部２２２が折り曲げられ、図１に示す状態となる。そして、さらに把持部５の引っ張りを継続すると、図１に示す状態から、側壁部２２１および側壁部２２２の内面を底部２１の＋ｚ軸側の面に接近させるように折り畳まれて、図３に示す状態となる。次いで、図３中バッグ本体２の短手方向の中央部が山となるよう折り畳んで、図４に示す状態とする。次いで、図４中の長手方向に三つ折りにして、図５に示す状態とする。次いで、図５中バッグ本体２の短手方向の中央部が谷となるよう折り畳んで、図６に示す状態とする。この際、各固定部６同士を固定することによって、折り畳んだ状態、すなわち、第１状態が維持される。

　以上説明したように、収納バッグ１は、底部２１と、側壁部２２と、を有し、可撓性を有するバッグ本体２と、バッグ本体２を補強する補強部３と、を備える。また、バッグ本体２は、折り畳まれた第１状態と、展開されて側壁部２２が立設し、内部に物品を収納可能な第２状態と、をとり得、補強部３は、第２状態における側壁部２２の立設方向に対して傾斜した向きで延在している。これにより、第２状態において、側壁部２２が起立した状態を効果的に維持することができる。よって、内部に物品を出し入れする際、その作業を円滑に行うことができる。

　また、バッグ本体２は、互いに接合された複数のシートを有し、複数のシートの接合部が補強部３として機能する。このような構成によれば、設計の自由度が高くなるとともに、接合部を補強部３として利用することができるため、別途補強部材を設けるのを省略することができる。

　また、補強部３は、シート同士が重ねられた状態で縫合されたものであってもよい。これにより、縫合に用いる糸で補強することができるのに加えて、シート同士が重なっている分、さらに剛性を高くすることができる。よって、補強部３としての機能をより効果的に発揮することができる。

　底部２１の平面視形状は、特に限定されないが、正方形、長方形等の矩形、円形、楕円形等如何なる形状であってもよい。図示のように底部２１の平面視形状が矩形である場合、一辺の長さは、特に限定されないが、２０ｃｍ以上９０ｃｍ以下であることが好ましく、３０ｃｍ以上７０ｃｍ以下であることがより好ましい。

　また、側壁部２２の高さ（第２状態における側壁部２２の最大高さ）は、特に限定されないが、１０ｃｍ以上９０ｃｍ以下であることが好ましく、１８ｃｍ以上７０ｃｍ以下であることがより好ましい。

＜第２実施形態＞
　図８は、本発明の収納バッグの第２実施形態の斜視図（第２状態）である。図９は、図８に示す収納バッグの開口を絞った状態を示す斜視図である。

　以下、本発明の収納バッグの第２実施形態について説明するが、以下では、前記第１実施形態との相違点を説明し、共通点については説明を省略する。

　図８に示すように、第２状態における側面視で、開口は、V字状に切れ込みが入った部分２０を有する。部分２０は、側壁部２２３および側壁部２２４にそれぞれ形成されている。この部分２０を有することにより、物品の出し入れが容易となる。

　本実施形態の収納バッグ１は、物品の収納後に、部分２０を絞る絞り機構７を有する。これにより、図９に示すように、部分２０が絞られて、部分２０から物品が露出するのを防止することができる。なお、部分２０は、２か所あり、絞り機構７は、それぞれの部分２０に設けられているが、各絞り機構７は、同じ構成であるため、以下、一方の絞り機構７について代表的に説明する。

　絞り機構７は、絞り紐７１と、絞り紐７１に設置されたアジャスター７２と、を有する。

　絞り紐７１は、側壁部２２のうち、部分２０の縁部に形成された収納部２２０に収納されている。収納部２２０は、シートが折り返されて縫い合わされた孔部である。絞り紐７１は、一端部が側壁部２２１側の収納部２２０内に固定され、他端部が側壁部２２２側の収納部２２０内に固定されている。

　また、絞り紐７１の長手方向の途中の部分は、収納部２２０から露出している。この露出した部分が折り曲げられて２本の紐になった部分には、アジャスター７２が設置されている。

　アジャスター７２は、挿通孔７２０を有するブロック状をなす部材である。アジャスター７２は、第１部材７２１と、第２部材７２２と、これらが離間する方向に付勢する付勢部材と、を有する。第１部材７２１および第２部材７２２は、それぞれブロック状をなし、第１部材７２１に第２部材７２２が挿入された状態において挿通孔７２０を形成する。付勢部材は、第１部材７２１および第２部材７２２が互いに離間する方向に付勢する。付勢力に抗して第１部材７２１および第２部材７２２が接近する方向に力を加えると挿通孔７２０を絞り紐７１が移動可能な状態となり、前記力を加えるのを解除すると、付勢力によって第１部材７２１および第２部材７２２が接近する。これにより、挿通孔７２０が塞がるように第１部材７２１および第２部材７２２が接近し、アジャスター７２の絞り紐７１に対する位置が固定される。

　このような本実施形態によれば、物品を収納した後に、絞り紐７１の露出した部分、すなわち、折り曲げられた部分を引っ張ることにより、図９に示すように、バッグ本体２のうち、部分２０に臨む部分が絞られ、開口が狭まる。よって、収納した物品が露出した部分を減少させることができるとともに、物品の収納状態を安定的に保持することができる。さらに、アジャスター７２によってこの状態で固定することができるため、部分２０に臨む部分が絞られた状態を安定的に維持することができる。

　なお、アジャスター７２は、上記構成に限定されない。
　また、絞り紐７１は、部分２０につき１本設けられている構成であるが、本発明ではこれに限定されず、例えば、２本の紐で構成されていてもよい。
　また、絞り紐７１は、伸縮性を有していてもよい。

　以上、本発明の収納バッグを図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、収納バッグを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。

　なお、底部２１には、例えば、鉄粉等の磁性体が収納されていてもよい。これにより、例えば、固定部６に磁石を用いていた場合、底部２１と固定部６とを固定することができる。よって、第１状態をさらに良好に維持することができる。また、使用者が第１状態から第２状態になるように操作する際、使用者の開く力で底部２１が盛り上がってしまうのを防止または抑制することができる。

　本発明の収納バッグは、底部と、側壁部と、を有し、可撓性を有するバッグ本体と、前記バッグ本体を補強する補強部と、を備え、前記バッグ本体は、折り畳まれた第１状態と、展開されて前記側壁部が立設し、内部に物品を収納可能な第２状態と、をとり得、前記補強部は、前記第２状態における前記側壁部の立設方向に対して傾斜した向きで延在していることを特徴とする。これにより、内部に物品を出し入れする際、その作業を円滑に行うことができる。

１　　　　　収納バッグ
２　　　　　バッグ本体
２Ａ　　　　シート
２Ｂ　　　　シート
２Ｃ　　　　シート
２Ｄ　　　　シート
３　　　　　補強部
４　　　　　把持部
５　　　　　把持部
６　　　　　固定部
７　　　　　絞り機構
２０　　　　部分
２１　　　　底部
２２　　　　側壁部
７１　　　　絞り紐
７２　　　　アジャスター
２２０　　　収納部
２２１　　　側壁部
２２２　　　側壁部
２２３　　　側壁部
２２４　　　側壁部
７２０　　　挿通孔
７２１　　　第１部材
７２２　　　第２部材

Claims

　底部と、側壁部と、を有し、可撓性を有するバッグ本体と、
　前記バッグ本体を補強する補強部と、を備え、
　前記バッグ本体は、折り畳まれた第１状態と、展開されて前記側壁部が立設し、内部に物品を収納可能な第２状態と、をとり得、
　前記補強部は、前記第２状態における前記側壁部の立設方向に対して傾斜した向きで延在していることを特徴とする収納バッグ。
　前記バッグ本体は、互いに接合された複数のシートを有し、
　前記複数のシートの接合部が前記補強部として機能する請求項１に記載の収納バッグ。
　前記補強部は、前記複数のシートの一部同士が重ねられた状態で縫合されたものである請求項２に記載の収納バッグ。