JPH101142A - 帯状巻取資料の引出用容器体 - Google Patents

帯状巻取資料の引出用容器体

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Publication number
JPH101142A
JPH101142A JP8171639A JP17163996A JPH101142A JP H101142 A JPH101142 A JP H101142A JP 8171639 A JP8171639 A JP 8171639A JP 17163996 A JP17163996 A JP 17163996A JP H101142 A JPH101142 A JP H101142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
fold
edge
container
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8171639A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikao Takemura
集雄 竹村
Shin Imamura
紳 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furubayashi Shiko Co Ltd
Original Assignee
Furubayashi Shiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furubayashi Shiko Co Ltd filed Critical Furubayashi Shiko Co Ltd
Priority to JP8171639A priority Critical patent/JPH101142A/ja
Publication of JPH101142A publication Critical patent/JPH101142A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂フィルム、金属箔のようなラッピン
グフィルムその他の、芯管に帯状巻取資料を巻き取った
巻取体を収容し、これを引き出し、カットして使用に供
するための容器体に関する。 【解決手段】 上向きに開口14を有し、内部に巻取体
15を収容する空所16を形成した長方形の箱体17
と、この箱体17の後壁4の上縁において連設される冠
蓋18とを、比較的堅硬な可撓性材料からなる素材1で
形成し、前記箱体17の両側壁5に連なる折込片6と側
壁5との間の折目に沿い、かつこの折目より側壁5側に
若干入り込んだ位置に前記折目において折込片6を折り
込んだ際に突縁13を形成する切込み12を設け、一方
前記冠蓋18にはその部分側壁21の内側に接着される
接着片22の一側縁22aと頂壁19の内面との間に容
器体組立時に前記突縁13を係止させるべき隙間Sを形
成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、合成樹脂フィル
ム、金属箔のようなラッピングフィルムその他の、芯管
に帯状巻取資料を巻き取った巻取体を収容し、これを引
き出し、カットして使用に供するための容器体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記したような巻取体から帯状巻
取資料を小出しに引き出して使用に供する容器体は種々
提案されており、その場合問題とされるのは、引き出し
た資料をカットした後、残りの資料が容器体内に引き込
まれることと、容器体に対し蓋体がはね上ることであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいて、この発
明は、上記したようなカット後の資料の容器体内への引
き込みを阻止すると共に、蓋体のはね上りをなくしうる
ようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、上向きに開口を有し、内部に巻取体を収容す
る空所を形成した長方形の箱体と、この箱体の後壁の上
縁において連設される冠蓋とを、比較的堅硬な可撓性材
料からなる素材で形成し、前記箱体の両側壁に連なる折
込片と側壁との間の折目に沿いかつこの折目より側壁側
に若干入り込んだ位置に前記折目において折込片を折り
込んだ際に突縁を形成する切込みを設け、一方前記冠蓋
にはその部分側壁の内側に接着される接着片の一側縁と
頂壁の内面との間に容器体組立時に前記突縁を係止させ
るべき隙間を形成してなる。
【0005】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の発明において、前記箱体を同形の長方形の前
壁、底壁、後壁と、前記底壁の短辺に連なる両側壁と、
前記前壁及び後壁の短辺に連なる接着片と、前記前壁の
長辺に連なる折返片とで構成し、前記底壁と側壁との間
の折目に沿いかつ底壁側へ若干入り込んだ位置に箱体組
立時に突縁として突出する切込みを形成し、一方前記冠
蓋は前記開口を塞ぐ頂壁と、前記前壁の前面を覆う垂下
壁と、前記頂壁の短辺の両側に連なる部分側壁と、これ
ら部分側壁の内面に接着すべく前記垂下壁に連なる接着
片とで構成し、これら接着片の一側縁とこれに対向する
前記頂壁の内面との間に形成される隙間に、容器体組立
時に前記突縁が係止されるようにしてなる。
【0005】
【発明の実施の形態】次にこの発明を添付図面に示す実
施例によって詳細に説明する。まず図1はこの発明の容
器体を構成すべき素材1の展開図を示すもので、比較的
堅硬な可撓性材料からなる一枚の板紙で、同形の長方形
の前壁2、底壁3、後壁4と、前記底壁3の短辺の両側
に連なる側壁5とこれら側壁5から延長する折込片6
と、前記前壁2及び後壁4の短辺に連なる接着片7、
8;9、10と、前記前壁2の長辺に連なる折返片11
とで構成する。これら各壁2、3、4、5及び片6、
7、8、9、10、11の各々の間は点線をもって示す
折目(山折線)を介して連なっている。なお、実用上、
前記折返片11は折り返して前壁2の内側に接着するこ
とが望ましい。
【0006】前記底壁3と側壁5との間の折目に沿いか
つ底壁3側へ若干は入り込んだ位置に部分的に切込み1
2を形成する。これは組立時に折目に沿って前記側壁5
に対し、折込片6を折り込むことにより、前記切込み1
2の部分の辺縁を突縁13として突出させるためであ
る。上記各壁2、3、4、5及び各片6、7、8、9、
10、11によって、上向きに開口14を有し、内部に
巻取体15を収容すべき空所16を形成した長方形の箱
体17を構成する(図2参照)。
【0007】一方、前記箱体17の後壁4の上縁におい
て連設される冠蓋18は、前記開口14を塞ぐ頂壁19
と、前記前壁2の前面を覆う垂下壁20と、前記頂壁1
9の短辺の両側に連なる部分側壁21と、これら部分側
壁21の内面に接着すべく前記垂下壁20に連なる接着
片22とで構成し、これら接着片22の一側縁とこれに
対向する前記頂壁19の内面23との間に隙間Sが形成
されるようにする(図4参照)。
【0008】前記垂下壁20には、その短辺のほぼ中央
において、長手方向にミシン目等の脆弱部分24が形成
されており(図1、図3参照)、使用時には、この脆弱
部分24で切り裂くことにより、図4に示すように、垂
下壁20の背面に取り付けてある鋸歯状カット部材25
が露出し、前記巻取体15から引き出される巻取資料の
切断に供されるのである。
【0009】前記冠蓋18を箱体17にかぶせることに
より、前記突縁13が前記隙間Sに入り込み、接着片2
2の一側縁22aに係止される(図5参照)ため、不時
に冠蓋18が開放されることはない。また前記箱体17
側の折込片6は、巻取体15から引き出される帯状巻取
資料26を押えるように作用し、カットされたあとの巻
取資料26が、前記空所16内に引き込まれることを阻
止する。
【0010】
【発明の効果】この発明の帯状巻取資料の引出用容器体
によれば、前記箱体側で隙間に形成される接着片の一側
縁と冠蓋側の突縁との係合によって、不時に冠蓋が開放
されるのを阻止できると共に、折込片で巻取資料を押さ
えることにより、カット後に巻取資料の縁部が箱体内に
引き込まれるのを阻止できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の容器体を構成すべき素材の展開図で
ある。
【図2】この発明の容器体の箱体に対し冠蓋を開放した
状態の斜視図である。
【図3】この発明の容器体の箱体に冠蓋をかぶせた状態
の斜視図である。
【図4】箱体に対する蓋体の係止部の拡大斜視図であ
る。
【図5】図4に示す部分の一部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 素材 2 前壁 3 底壁 4 後壁 5 底壁 6 折込片 7、8、9、10 接着片 12 切込み 13 突縁 14 開口 15 巻取体 16 空所 17 箱体 18 冠蓋 19 頂壁 21 部分側壁 22 接着片 22a 一側縁 S 隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上向きに開口を有し、内部に巻取体を収
    容する空所を形成した長方形の箱体と、この箱体の後壁
    の上縁において連設される冠蓋とを、比較的堅硬な可撓
    性材料からなる素材で形成し、前記箱体の両側壁に連な
    る折込片と側壁との間の折目に沿いかつこの折目より側
    壁側に若干入り込んだ位置に前記折目において折込片を
    折り込んだ際に突縁を形成する切込みを設け、一方前記
    冠蓋にはその部分側壁の内側に接着される接着片の一側
    縁と頂壁の内面との間に容器体組立時に前記突縁を係止
    させるべき隙間を形成してなる帯状巻取資料の引出用容
    器体。
  2. 【請求項2】 前記箱体を同形の長方形の前壁、底壁、
    後壁と、前記底壁の短辺に連なる両側壁と、前記前壁及
    び後壁の短辺に連なる接着片と、前記前壁の長辺に連な
    る折返片とで構成し、前記底壁と側壁との間の折目に沿
    いかつ底壁側へ若干入り込んだ位置に箱体組立時に突縁
    として突出する切込みを形成し、一方前記冠蓋は前記開
    口を塞ぐ頂壁と、前記前壁の前面を覆う垂下壁と、前記
    頂壁の短辺の両側に連なる部分側壁と、これら部分側壁
    の内面に接着すべく前記垂下壁に連なる接着片とで構成
    し、これら接着片の一側縁とこれに対向する前記頂壁の
    内面との間に形成される隙間に、容器体組立時に前記突
    縁が係止されるようにしてなる帯状巻取資料の引出用容
    器体。
JP8171639A 1996-06-12 1996-06-12 帯状巻取資料の引出用容器体 Pending JPH101142A (ja)

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JP8171639A JPH101142A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 帯状巻取資料の引出用容器体

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JPH101142A true JPH101142A (ja) 1998-01-06

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ID=15926941

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JP8171639A Pending JPH101142A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 帯状巻取資料の引出用容器体

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002145257A (ja) * 2000-11-14 2002-05-22 Asahi Kasei Corp 巻筒体収納箱
JP2014234179A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 日本製紙クレシア株式会社 収納箱

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837222U (ja) * 1971-09-06 1973-05-07
JPH0840434A (ja) * 1993-12-15 1996-02-13 Kureha Chem Ind Co Ltd 包装用容器

Patent Citations (2)

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