JP3172938B2 - ウエットティッシュ包装体 - Google Patents

ウエットティッシュ包装体

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JP3172938B2
JP3172938B2 JP10631996A JP10631996A JP3172938B2 JP 3172938 B2 JP3172938 B2 JP 3172938B2 JP 10631996 A JP10631996 A JP 10631996A JP 10631996 A JP10631996 A JP 10631996A JP 3172938 B2 JP3172938 B2 JP 3172938B2
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菊夫 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部にウエットテ
ィッシュを収納し該ウエットティッシュを1枚ずつ引き
出して使用する包装体に関し、密封性及びティッシュの
取り出し性に優れ、しかも使用後の廃棄が容易で安価
な、使い捨てタイプのウエットティッシュ包装体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、繊維質のシートに薬剤や化粧
料等の含浸剤を含浸せしめてなる所謂ウエットティッシ
ュが、手の汚れ落とし、消毒や赤ちゃんのおしり拭き等
の目的で用いられている。ウエットティッシュは、含浸
剤が揮散して乾燥しないように、内部が密封可能に形成
された容器に収納されて、該容器から1枚毎引き出し可
能なウエットティッシュ包装体の形態で供給されてい
る。
【0003】このウエットティッシュ包装体としては、
当初、ロール状に巻かれたウエットティッシュロールを
筒状のプラスチック容器に収納し、筒状容器の上部にウ
エットティッシュ取り出し口を有する蓋を嵌め込んだも
のが用いられていた。このウエットテッシュ収納容器に
おいては、ウエットティッシュロールの所定長さにミシ
ン目が入れられ、容器の取り出し口が小さく形成され、
ウエットティッシュの引き出しにある程度の力が加わる
ように形成されている。そして、該ウエットティッシュ
を取り出し口から引き出すと、該取り出し口を通過する
際にウエットティッシュに力が加わってミシン目から破
れ、ウエットティッシュが1枚ずつ引き出せる。尚、ロ
ールタイプのウエットティッシュ容器は、内部のウエッ
トティッシュがなくなると廃棄される、いわば使い捨て
タイプである。
【0004】しかし、上記のロールタイプのウエットテ
ィッシュの収納容器においては、ウエットティッシュを
引き出す際にある程度大きな力が必要であり、更に、引
き出したウエットティッシュを両手で拡げる必要があっ
た。そこで、予め1枚毎に切り離されたシートタイプの
ウエットティッシュを用い、それを折り畳んだものを複
数枚積み重ねて包装したシートタイプのウエットティッ
シュ包装体が、近年用いられるようになっている。
【0005】上記のシートタイプのウエットティッシュ
包装体は、一般にプラスチックシートを製袋してなる袋
内部に密封した包装体として供給されている。そしてウ
エットティッシュを使用する場合には、上記包装体を開
封し、箱型の硬質プラスチック成形体からなる詰め替え
用容器の内部に入れて使用する。上記の詰め替え用容器
は、一般に上面が開口した箱型の容器本体と、該容器本
体上面の開口部に嵌合する蓋とから構成される。上記蓋
は内部を密閉して容器本体から取り外し可能に形成さ
れ、更に、蓋には、ウエットティッシュを1枚ずつ引き
出すための切り込みが略中央に設けられ、切り込を覆う
小蓋により取り出し口は開閉可能に形成されている。
【0006】シートタイプのウエットティッシュを詰め
替え用の容器に入れたものは、ウエットティッシュを片
手で引き出すだけで該ティッシュがひとりでに広がる。
更に、ウエットティッシュが予め1枚毎に切り離されて
いることで、引き出しの際に大きな力を必要とせず容易
に引き出せる。そのため、シートタイプのウエットティ
ッシュはロールタイプと比較して、ウエットティッシュ
を引き出す場合の取り扱いが容易であるといった特徴が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウエットテ
ィッシュ容器は、含浸剤の揮発を防止するために、内部
の密封性が要求される。そのため、上記のロールタイプ
及びシートタイプのいずれのウエットティッシュの容器
も、従来はプラスチックの成形品が用いられていた。し
かし、プラスチック成型品の容器は廃棄する場合に嵩張
り、焼却ができないため、使用後の容器の廃棄処理とい
う点で大きな欠点がある。特に従来のロールタイプのウ
エットティッシュ容器は、使い捨て容器であるため、廃
棄処理が不便な点は大きな問題である。
【0008】これに対しシートタイプのウエットティッ
シュの場合、ウエットティッシュ容器は使い捨てではな
く、ウエットティッシュを詰め替えて使用するため、詰
め替え用のウエットティッシュを包装していたフィルム
だけを廃棄すればよいので、ロールタイプのウエットテ
ィッシュ容器と比較すれば、ごみの容積がさほど大きく
はならない。しかしながら、詰め替えタイプの場合には
下記の種々の問題があった。
【0009】詰め替え用の容器を使用する場合、ウエッ
トティッシュの包装体を容器に詰め替える作業が必要で
あり、手間がかかる。又、詰め替え用の容器は、ある程
度の強度や耐久性等が要求されるため、容器自体を厚手
のプラスチックで形成していることと、上記容器は詰め
替えするのに蓋体を取り外し可能に形成されているた
め、容器のコストが上昇してしまう。
【0010】又、詰め替え式の場合、プラスチック成形
品の容器を長期間使用していると、容器内部が汚れた
り、雑菌等が繁殖したりする虞れがあるため、内部を清
潔に維持する必要があるという問題があった。更に、詰
め替え用の容器といっても、不要になったり、壊れたり
すれば、いずれは廃棄処理されるものであり、その場合
には、ロールタイプのウエットティッシュ容器と同様に
容積を小さくすることができず、廃棄処理が面倒であ
る。
【0011】シートタイプのウエットティッシュは、引
き出しが容易という特徴があるものの、容器が高価であ
る点や、詰め替え式であることによる種々の欠点があ
り、これらの欠点を解決することが、強く望まれてい
る。本発明は上記従来技術の欠点を解決するためになさ
れたものであり、密封性及びウエットティッシュの取り
出し性に優れ、且つ安価に供給可能であって、使用後の
廃棄が容易な使い捨てタイプとして利用できるウエット
ティッシュ包装体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウエットティ
ッシュに含浸されている含浸剤に対してバリヤー性を有
する紙からなる容器本体に、ポップアップ可能に折畳ま
れて積み重ねられたウエットティッシュを他のもので包
装することなく直接に収納したウエットティッシュ包装
体であり、前記容器本体の上面に開口部が設けられ、該
開口部に取り出し部材が固着されており、該取り出し部
材が、指を挿入するのに充分な大きさの取付穴および該
取付穴の周囲に形成される嵌合受部を有する基板と;ポ
ップアップが可能な形状を有する取り出し口を有し且つ
前記取付穴に着脱自在に取付けられる取り出し口形成部
品とから構成され、前記嵌合受部と相互に嵌合可能な嵌
合部を有する蓋体が前記基板に接合されていることを特
徴とするウエットティッシュ包装体を要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき詳細に説明する。図1及び図2(参考図)または図
9、図10に示すように本発明のウエットティッシュ
装体1は、容器本体3の内部に直接にウエットティッシ
ュ2を収納可能である(すなわち、前述した従来のシー
トタイプの詰め替え用ウエットティッシュのようにフィ
ルムで包装せずに、そのままウエットティッシュ2を直
接に容器本体3に収納可能である)。容器本体3はバリ
ヤー性を有する紙により箱状に形成され、該容器本体3
の上面に内部のウエットティッシュ2を取り出すため
の取り出し口4を備えた取り出し部材5と、該取り出し
口4を開閉するための蓋体7とが設けられる。該蓋体7
は容器内部を密封可能であり、上記取り出し口4の開閉
を繰り返し可能に形成されている。このように本発明ウ
エットティッシュ包装体は、上記容器本体3の内部にウ
エットティッシュ2が収納されてなるものである。
【0014】ウエットティッシュ容器本体3の内部に収
納されるウエットティッシュ2は、合成又は天然繊維か
らなる紙、織布、不織布、コットン、ガーゼ、発泡シー
ト等のシート素材に、精製水、消毒用アルコール、その
他の薬剤や化粧料等の含浸剤を含浸又は塗布したものが
用いられる。ウエットティッシュ2は、ミシン目の入っ
たロールティッシュでもよいが、方形のシート状のもの
を折り畳み、それらを幾層にも積み重ねてなるウエット
ティッシュ積層体が好ましい。1枚のウエットティッシ
ュを3ツ折に折り畳み1つの折り畳み体を作る。この折
り畳み体を積み重ねるとき、その端部が別の折り畳み体
の端部と互いに引っ掛かり合うように積み重ねる。
【0015】上記の折り畳み体のウエットティッシュを
容器本体内部に収納することで、ロールタイプのウエッ
トティッシュを用いた場合と比較して、1枚毎折りたた
まれたウエットティッシュを片手で引き出すだけで、引
き出したウエットティッシュは直ちにシート状に拡が
り、両手で拡げる手間が不要となる。又、シート状ティ
ッシュを単に積み重ねた場合と比べ、ポップアップ方式
でウエットティッシュを取り出すことができる。ここで
ポップアップ方式とは、1枚目のウエットティッシュを
完全に取り出したときに、2枚目のウエットティッシュ
の上端部が取り出し口上方に飛び出すと共にその飛び出
した位置で停止する構造のものをいう。このポップアッ
プ方式によれば、常にウエットティッシュ上端部が取り
出し口上方に飛び出した状態にあるので、ウエットティ
ッシュをつかみ易く、従ってウエットティッシュの取り
出しが容易となる。
【0016】本発明において、容器本体の形状及び大き
さ等は、ウエットティッシュを収納可能であれば特に限
定されない。通常、容器本体3は直方体形状の箱体とし
て形成される。本発明において容器本体3に取り出し口
4を設けるには、図2(参考図)や図9に示すように容
器本体の上面に開口部3aを設け、取り出し口4を有
し且つ容器本体とは別体の取り出し部材5を該開口部3
aに臨んで接合する。本発明においては、取り出し部材
5は図4及び図5に示すような取付穴23を設けた基板
、図6及び図7に示す如く基板6とは別体の取り出
し口形成部品16とからなる。図8及び図9に示すよう
に上記基板の取付穴23に上記部品16を嵌め込み、該
部品が基板から取り外し可能に取り付ける。
【0017】本発明において蓋体7が取り出し口4を繰
り返し開閉可能とするには、蓋体7が取り出し口4を覆
う形状とし、蓋体の周囲が取り出し口の周囲に嵌合し
て、取り出し口4を密閉するように形成してなる嵌合構
造が用いられる。この蓋体の嵌合構造は、蓋体が取り出
し口に対して上方から該取り出し口の周囲に嵌合するス
ナップ嵌合方式である。更に蓋体は、開蓋した際に蓋体
の端部が容器本体側から外れないように、容器本体又は
取り出し部材に接合する。蓋体を取り出し部材の基板と
一体に形成したり、又、蓋体を基板と別に形成し、該蓋
体を基板又は容器本体に接合してもよい。
【0018】本発明の包装体は、バリヤー性を有する紙
に開口部を設け、取り出し部材を該開口部に臨ませて接
合して取り出し口を所定の位置に形成した後、ウエット
ティッシュ2を収納し所定の箱の形状に折り込み、紙ど
うしが重なる部分をヒートシールや接着剤を用いて接合
することで得られる。容器本体3に用いられるバリヤー
性を有する紙は、ウエットティッシュに含まれる薬剤や
水等の含浸剤に対してバリヤー性を有し、容器本体の形
状を維持できる紙であれば特に限定されず、板紙、加工
紙、和紙等の各種の紙を用いることができる。上記のバ
リヤー性を有する紙の厚さは、特に限定されないが、使
用後の廃棄の際に折り畳んだり、手でちぎったりできる
程度の厚みが好ましい。又、紙の表面には、印刷等によ
り各種の意匠を付与することができる。
【0019】上記板紙としては、段ボール原紙、白板
紙、黄板紙、色板紙、建材紙、その他の板紙が挙げられ
る。又、上記加工紙としては、アート紙、コート紙、軽
量コート紙、バライタ紙、キャストコート紙、つや紙等
の顔料塗工紙や、パラフィン紙、ターポリン紙、ポリエ
チレン加工紙、塩化ビニリデン紙、防錆紙、油紙、ピロ
パック、結晶紙、硫酸紙、バルカナイズドファイバー等
の包装用加工紙等が挙げられる。
【0020】容器本体3を構成するバリヤー性を有する
としては、紙自体がバリヤーを備えていないもの
は、バリヤー性を付与する処理を行ったものが用いられ
る。上記のバリヤー性を付与する処理手段は、例えば、
バリヤー性を有するフィルム等を紙の片面又は両面に
積層してバリヤー層を形成する、上記バリヤー性を有
する樹脂等の塗工組成物を、紙の片面又は両面に塗工し
てバリヤー層を形成する、バリヤー性を有する樹脂等
を紙の内部に含浸させる、等の手段が挙げられる。上記
のフィルムと紙の積層は、ヒートシールや接着剤による
接着等の公知のラミネート手段を用いることができる。
又、樹脂の塗工や含浸も公知の手段を用いることができ
る。本発明において、容器本体3は、少なくとも、ウエ
ットティッシュ2と直接接する内面側がバリヤー性を備
えていれば良く、上記のバリヤー層と紙との積層体を容
器本体に用いた場合は、バリヤー層が容器内部側に位置
し、紙が外表面に位置するように用いる。
【0021】上記のバリヤー性を有するフィルムとして
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエス
テル、ポリアミド、塩化ビニル、塩化ビニリデン、セロ
ハン、アセテート等のプラスチックフィルムの単体、又
はこれらの積層体、或いはこれらとアルミ箔との積層体
等が挙げられる。又、バリヤー性を有する樹脂として
は、上記のフィルム用の樹脂や、それ以外にも、顔料紙
に用いられる各種の顔料や、パラフィン等の油紙、結晶
紙、ターポリン紙、硫酸紙、バルカナイズドファイバー
等の各種の包装用加工紙等に用いられる材料等を用いる
ことができる。
【0022】容器本体3を構成するバリヤー性を有する
紙(紙にバリヤー性を有するフィルム積層したものや紙
に樹脂を塗工または含浸したものを含む)は、ヒートシ
ール性を有するものが好ましい。上記のバリヤー性を有
する紙から箱を組立てて容器本体3を製造する際、紙に
ヒートシール性があれば、シール部分を加熱するだけで
接合できるため、容器本体の製造を容易に行うことがで
きる。又、紙にバリヤー性のフィルムを積層する場合
は、バリヤー性を有するフィルムを手で容易に剥離でき
るように積層するのが好ましい。具体的には、フィルム
を紙に点接着したり、弱く接着させる等の手段が用いら
れる。このように積層した場合、使用後のウエットティ
ッシュ容器を廃棄するのに、紙とバリヤー性のフィルム
とを分離して、例えばフィルムは不燃ごみとして、紙は
可燃ごみとするように、それぞれ分別して廃棄できる利
点がある。
【0023】本発明において取り出し口4の形状は、容
器本体内部に収納されたウエットティッシュ2を取り出
し可能な形状であれば良く、どのような形状であっても
よい。例えば取り出し口は、単なる円形、楕円系、方形
等の開口として形成することができる。取り出し口4は
大きい方がウエットティッシュを取り出し易いが、開口
面積が必要以上に大きいと、容器の密封性が低下するた
め、取り出し性と密閉性の両方を満足するように適度な
大きさに形成するのが好ましい。図2及び図9に示すよ
うに、取り出し部材5が容器本体3に固着されているの
で、容器本体3の内部に収納されたウエットティッシュ
を取り出すには、取り出し部材5に設けた開口部から指
を挿入して、指で容器本体内部のウエットティッシュを
摘まみ出すことが必要である。例えば、開口部を円形と
した場合、該開口部から指で内部のウエットティッシュ
を摘める程度の大きさが必要であり、好ましくは直径2
0mm〜40mm程度の大きさである。取り出し口4
は、直線、十字、H字等任意の形状の切り込みとして形
成してもよい。取り出し口4は、例えば図3(参考図)
や図8に示すポップアップ方式によりウエットティッシ
ュを取り出すことができるような形状、構造に形成する
のが好ましい。
【0024】図3に示すポップアップ方式の取り出し口
4は、中央通路4aと端部通路4bと、それらの通路4
a、4bよりも幅の狭い細幅通路4cとからなる。各通
路4a、4b、4cはそれぞれ連通して1つの取り出し
口を形成している。細幅通路4cは幅の狭い通路となっ
ているためウエットティッシュを引っ張り上げる力に対
して適度な抵抗を与える働きがあり、これによってウエ
ットティッシュ取り出し時のポップアップが可能とな
る。ポップアップ可能な取り出し口の形状、構造は図3
に示すものに限定されず、種々の態様が可能である。例
えば、端部通路4bは細幅通路4cと同等の通路幅に形
成してもよい。この場合は、中央通路4aは図示のもの
よりもやや大きく構成することが好ましい。要は、ポッ
プアップが可能な取り出し口とするには、ウエットティ
ッシュを引っ張り上げる力に対して適度な抵抗を与える
ことができる形状、構造とすればよく、種々の変更が可
能である。
【0025】図3(参考図)や図8及び図9に示す取り
出し口4は、容器本体3とは別体の取り出し部材5に設
けられている。本発明における取り出し部材5は、基本
的には、取付穴23を有する基板6と、ウエットティッ
シュの取り出し口4を具備する取り出し口形成部品16
からなる。取り出し口4を覆って密閉することができる
蓋体7が基板6と一体となって構成されている。上記取
り出し部材5において、取り出し口4を蓋体7によって
密閉するために、基板6の取り出し口4の周囲に嵌合受
部9が設けられると共に、この嵌合受部9と相互に嵌合
可能な嵌合部11が蓋体7に設けられている。嵌合受部
9も嵌合部11も共に突起状の周囲壁をしている。一
方の周囲壁の内方に他方の周囲壁が入り込むことにより
嵌合状態が得られる。図9に示す如く、本実施例は蓋体
7に設けた周囲壁の内方に、基板6に設けた周囲壁が入
り込む態様になっている。蓋体7の嵌合部と取り出し部
材の嵌合受部との密閉性を高めるために、例えば、蓋体
7に設けた嵌合部11の内周面に突起を設け、容器本体
側の嵌合受部9の外周面には突起と嵌合する凹溝を設
け、上記突起と凹溝とが嵌合するように形成することが
できる。尚、上記突起を容器本体側の嵌合受部9に設
け、凹溝を蓋体側の嵌合部11に設けてもよい。
【0026】上記の構成によれば蓋体7を閉じた際に、
嵌合部11と嵌合受部9とが嵌合し、それにより蓋体7
が閉じられた状態に保持される。取り出し口4を密閉す
るためには、嵌合部11と嵌合受部9との嵌合状態を密
にすればよい。嵌合部11及び嵌合受部9の形状は輪状
でも方形状でもよいが、両者の嵌合状態を密にするため
には図3(参考図)や図5に示す如く、輪状に形成する
のが好ましい。
【0027】蓋体7により取り出し口4を密閉する手段
は、上記の嵌合構造に限定されず、例えば蓋体7を取り
出し口4に係合する構造のものでもよい。このように、
蓋体7は嵌合、係合等の物理的作用により、閉じられた
状態に保持される。蓋体7はヒンジ10を介して基板6
に一体的に設けられ、且つヒンジ10を中心軸として回
転方向に揺動可能となるように設けられている。又、基
板6の周辺部6aの上面は、容器本体3の開口部3aの
周縁部と接合する接合部となるため平坦面に形成されて
いる。基板6の平面部6bは周辺部6aより低い位置に
形成され、該周辺部6aとの間に段差が形成されてい
る。
【0028】蓋体7が取り出し口4を閉じている状態に
おいて、図2(参考図)や図9に示すように、取り出し
口4と蓋体7との間に空間部30が形成される。この空
間部30は、ウエットティッシュの上方飛び出し部を実
質的に収納できるスペースを有している。また、蓋体7
を閉じたとき、蓋体7は平面部6bの全面を覆わないた
め、図1に示すように蓋体7の先端部付近に空隙部14
が生じる。この空隙部14は指が入ることのできる大き
さを有しており、そのため蓋体7を開ける際、該空隙部
14に指を差し込んで蓋体7をつかむことができ、蓋体
を開けることが容易となる。
【0029】図2及び図3の参考図に示したものでは取
り出し口4を取り出し部材5の基板6に直接設けている
が、本発明においては、取り出し口4を取り出し部材5
の基板6に直接設けずに、基板6とは別体に形成した部
16に取り出し口を設け、該部品を基板6取付けるよ
うに構成している。このような取り出し口を形成してな
る部品16の一例は図6、図7に示されている。それら
の図に示すように、取り出し口形成部品16は円形の外
形形状を有し、平面部16aと鍔部16bとを有し、平
面部16aは鍔部16bよりも低い位置に設けられ、両
者間には段差が形成されている。平面部16aには取り
出し口4が設けられ、また鍔部16bの相対向する2ヶ
所に凹欠部17a、17bが設けられ且つ凹欠部17a
の近傍につまみ片18が設けられている。更に鍔部16
bの裏面には連続した突条19が設けられ、平面部16
aの外周壁20と前記突条19との間に溝21が形成さ
れている。
【0030】このように構成される取り出し口形成部品
16は図4に示すような取り出し部材の本体22に組み
込まれる。図4に示す取り出し部材の本体22は、蓋体
7が開いた形状で本体と一体に射出成形により形成する
ことができる。該本体22の基板6には、上記部16
を取付けるための取付穴23が設けられていると共に、
該取付穴23の周縁に突出壁24が形成されている。図
5に示すように、突出壁24の周りに同心円状に嵌合受
部9が設けられ、この嵌合受部9に突片25a、25b
が相対向して設けられている。
【0031】上記本体22に上記取り出し口形成部品1
6を組み込むに当たっては、部品16の凹欠部17a、
17bの位置をそれぞれ嵌合受部9における突片25
a、25bの位置に合致させ、次いで、部品16の外周
壁20が基板6の取付穴23に嵌合するように該部材1
6を押し込む。このとき、外周壁20が取付穴23に密
に嵌合すると共に、基板6の突出壁24が部品16の溝
21に入り込み、部品16の突条19と基板6の突出壁
24とが相互に嵌合する。次いで、部品16を適当な角
度に回転させると図8に示す如く、突片25a、25b
と凹欠部17a、17bとの対応位置がずれるので、部
品16は突片25a、25bにより係止された状態とな
り、もはや部品16を上方に引っ張り上げても部品16
は基板6より離脱しなくなる。このようにして、図9に
示す如く、部品16が本体22に組み込まれる。尚、つ
まみ片18、凹欠部17a、17b、突片25a、25
bを設ける位置は、図5、図6において示されているそ
れらの形成位置に限定されるものではなく、他の位置に
設けることも可能である。取り出し部材の本体22に形
成される取付穴23の大きさは、上記部品16の大きさ
に応じて形成すればよいが、指で内部のウエットティッ
シュを摘める大きさに形成するのが好ましく、具体的に
は、円形の場合、直径20mm以上、より好ましくは直
径30mm以上に形成することが望ましい。
【0032】ウエットティッシュを1枚取り出したと
き、2枚目のウエットティッシュの上端部が取り出し口
4の上方に飛び出さず、そのため2枚目のウエットティ
ッシュを取り出すのが困難になるというアクシデントが
時として起こる。このような場合に上記部品16を設け
たことによる効果が発揮される。即ち、部品16を回転
させて凹欠部17a、17bをそれぞれ突片25a、2
5bの位置に合致させ、次いでつまみ片18を持って上
方に引っ張れば部品16は基板6より容易に離脱する。
【0033】取付穴23が指を挿入するのに充分な大き
さの穴として構成されていれば、指を該取付穴23に挿
入してウエットティッシュの端部を容易につかむことが
でき、部材16の取り出し口4に該ウエットティッシュ
端部を挿入すると共に、取り出し口4より適当な長さ分
だけ飛び出させ、この状態において部材16を元の位置
に戻し、固定する。このようにして、ウエットティッシ
ュの取り出しが再び可能となる。なお、前述したよう
に、図4に示す取り出し部材の本体22は、蓋体7が開
いた形状で本体と一体に射出成形により形成することが
できる。
【0034】上記の取り出し部材の本体22、部品16
等からなる取り出し部材5及び蓋体7は、例えば硬質又
は半硬質のプラスチックが用いられる。具体的には、ポ
リプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂である。
尚、取り出し部材5及び蓋体7はプラスチックの射出成
形品に限定されず、他の成形方法や、他の材質にて形成
することも可能である。例えば、取り出し部材と蓋体と
をそれぞれ別々に真空成形により形成し、蓋体を取り出
し部材に接合してもよい。
【0035】本発明容器において、取り出し部材及び蓋
体の容器外側に露出する部分には、型押し又は印刷等の
手段を用いて文字や絵柄等の意匠を付与することができ
る。また取り出し口には、図2に示すように該取り出し
口4の表面を覆うバージンシール35を設けて、使用前
の取り出し口をシールしておくのが好ましい。バージン
シール35は、取り出し口の上面にプラスチックフィル
ム又はバリヤー性の紙等をヒートシールして設ける。バ
ージンシール35は容器を開封する前の密封状態を良好
に維持すると共に、その容器が完全に密封され未使用で
あり、内部のウエットティッシュの品質が変化していな
いことを示す証としても利用できる。
【0036】ティッシュ取り出し部材5は、図2や図9
に示すように、蓋体7を閉じた状態において、蓋体7表
面と容器本体3表面とがほぼ面一になるように形成する
のが、外観が良好であるため好ましい。又、取り出し部
材5は、蓋体7を開ける際に指がかかり易くする目的
で、図1に示すように空隙部14を設けることができ
る。
【0037】図10は本発明のウエットティッシュ包装
体の製造方法の1例を示す工程図である。例えば図1に
示すウエットティッシュ包装体1は、図10に示すよう
に下記の工程により製造することができる。 A工程:紙にバリヤー性のプラスチックフィルムが積層
されてなる容器本体3を構成するシート37を、容器本
体3の内部側(プラスチックフィルム側)が上面となる
ように供給装置により供給し、切断や打ち抜き等で周囲
及び開口部を所定形状に形成する。 B工程:取り出し部材5を供給して、切断し開口部を設
けたシート37の該開口部3aの上に載置する。 C工程:ウエットティッシュ取り出し部材5の下面側か
ら、ヒートシール装置38を用いて、開口部3aの周縁
をヒートシールしてシート37と取り出し部材5を接合
して一体化する。上記のヒートシール装置38として
は、熱シール、高周波シール、超音波シール等の装置を
用いることができる。取り出し部材5と容器本体3との
一体化は接着剤を用いてもよいが、作業性等が良好なこ
とからヒートシールが好ましい。 D工程:シート素材に、薬剤や化粧料等の含浸剤が含浸
又は塗布されたウエットティッシュを多数重ねてなるウ
エットティッシュ積層体39を、取り出し部材5の上に
載置する。 E工程:シート37を折ってウエットティッシュ積層体
39を包み込み、該シート37の所定部分をヒートシー
ラー等で融着し、容器内部を密封してウエットティッシ
ュ容器1が得られる。
【0038】容器本体の長手方向の端部両側面の処理
は、例えばシート37の上にウエットティッシュが載置
された状態から、先ず図11(A)、(a)に示すよう
に長手方向の両端が開口するように包んだ後、長手方向
の両端部の側面を図中矢印方向に押圧し、端部側面の対
向する2面を折り線(図中、一点鎖線で示す)から折り
曲げて、同図(B)(b)に示すように折り込む。次い
で、長手方向の両端上下面を同図(B)の矢印方向に押
圧する。最後に同図(C)及び(c)に示すように矢印
方向に押圧して容器の長手方向の側面を平らに形成する
と共に、容器本体3を構成するシートどうしが接する部
分をヒートシール又は接着剤等で接着する。長手方向の
他の一方の端部も上記同様に処理し、容器内部は完全に
密封される。
【0039】本発明のウエットティッシュ包装体の使用
方法について、図1に示す容器を用いて説明する。図
2(参考図)に示すように、まず、取り出し部材5の蓋
体7を図12の矢印Pの方向に回動して蓋体7を開き、
取り出し口4を覆って容器内部を密封しているバージン
シール(図示せず)を剥がす。次いで、前述したよう
取り出し口形成部品16を回転させて凹欠部17a、1
7bをそれぞれ突片25a、25bの位置に合致させ、
次いでつまみ片18を持って上方に引っ張れば部品16
は基板6より容易に離脱する。指を取付穴23に挿入し
てウエットティッシュの端部をつかみ、部材16の取り
出し口4にウエットティッシュ端部を挿入すると共に、
取り出し口4より適当な長さ分だけ飛び出させ、この状
態において部材16を元の位置に戻し、固定する。取り
出し口4から容器内部のウエットティッシュ2を引き出
す。尚、蓋体7を開く際、取り出し部材の本体22との
間に形成された空隙14から蓋体7に指をかけることが
でき、容器本体3を一方の手で抑えなくても蓋体7を容
易に開けることができる。使用後は、蓋体7を矢印P方
向と反対方向に回動して閉蓋することで、蓋体の嵌合部
11と基板の嵌合受部9が嵌合して取り出し口を密閉し
容器内部を密封する。従ってウエットティッシュの揮発
成分は揮散が防止され、長期にわたり安定して使用でき
る。又、ウエットティッシュを使用後には、手でバリヤ
ー性の紙からなる容器本体と取り出し部材とを分離し、
紙の容器本体は更に小さく分解して容積を小さくし、容
器本体と紙とを別々に廃棄する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明におけるウエ
ットティッシュ包装体は、バリヤー性を有する紙からな
る容器本体と、該容器本体内部に収納されるウエットテ
ィッシュを取り出すための取り出し口と、該取り出し口
を開閉可能な蓋体とから構成し、容器内部を密封可能で
あり、上記蓋体の開閉が繰り返し可能に形成された構成
を採用したことにより、従来の容器全体がプラスチック
成形品により形成されていたウエットティッシュ容器と
比較して、使用済の容器を簡単に小さくできるため、廃
棄する場合の処理が容易であり、廃棄物の減容化に大き
く寄与する。しかも、容器のコストを低減でき、従来高
価であり使い捨てにはできなかったシートタイプのウエ
ットティッシュ容器を使い捨て容器とすることが可能と
なり、使い勝手の良いシートタイプのウエットティッシ
ュの包装体を安価に供給できる。
【0041】更に本発明は容器本体をバリヤー性を有す
紙により形成したことで、紙製の容器本体がプラスチ
ック成形品と比較して軽量であり、携帯性が良好で、運
搬の際に有利である。又、容器本体は紙により形成され
ているため、フィルムの包装体と比較し、形状保持性が
良好であり、容器を積み重ねた場合の安定性が良好で、
しかもフィルムの包装体のように表面がしわになる虞れ
がなく、良好な外観を長期にわたり維持できる。
【0042】更に、本発明の包装体は図10に基いて製
造工程を説明したようにバリヤー性を有する紙を用いて
容器本体を形成すると共に、ポップアップ可能に折畳ま
れて積み重ねられたウエットティッシュを他のもので包
装することなく直接に容器本体収納しているので、製造
が容易であり、ウエットティッシュ包装体を安価に供給
できる。本発明は取り出し口がポップアップが可能な構
造であるから、ウエットティッシュの取り出しを極めて
容易に行えるという効果がある。 本発明によれば、取り
出し口形成部材を取付穴に対して着脱自在とし、一方、
取付穴を指を挿入するのに充分な大きさの穴として構成
しているので、容器本体内のウエットティッシュの上端
部を取り出す場合、取り出し口形成部材を取付穴から取
外して、取付穴に指を挿入してウエットティッシュを摘
み出すことが簡単にできる。しかも、取り出し口に指を
挿入してウエットティッシュをつまみ出すという必要は
ないので、取り出し口を必要以上に大きく設けなくても
よく、密封性が低下しない。このように、本発明のウエ
ットティッシュ包装体によれば、取り出し易さと密封性
の両方を満足させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウエットティッシュ包装体の1例を示
す斜視図である。
【図2】図1のII−II線縦断面図である。
【図3】取り出し部材の参考例を示す斜視図である。
【図4】本発明の取り出し部材における取り出し部材本
体の縦断面図である。
【図5】図4に示した取り出し部材における基板の平面
図である。
【図6】本発明の取り出し口形成部品の平面図である。
【図7】図6のVII−VII線縦断面図である。
【図8】取り出し口形成部品を基板に取り付けた状態を
示す平面図である。
【図9】本発明における取り出し部材を用いた本発明の
包装体の要部縦断面図である。
【図10】本発明ウエットティッシュ包装体の製造方
法の1例を示す工程図である。
【図11】本発明ウエットティッシュ包装体の製造方
法を説明するための図である。
【図12】本発明ウエットトティシュ包装体の使用例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ウエットティッシュ包装体 2 ウエットティッシュ 3 容器本体 4 ウエットティッシュの取り出し口6 基板 7 蓋体16 取り出し口形成部品
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−199373(JP,A) 特開 平6−292639(JP,A) 実開 昭56−97278(JP,U) 実開 平2−25445(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/08 A47K 7/00 A47K 10/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエットティッシュに含浸されている含
    浸剤に対してバリヤー性を有する紙からなる容器本体
    に、ポップアップ可能に折畳まれて積み重ねられたウエ
    ットティッシュを他のもので包装することなく直接に収
    納したウエットティッシュ包装体であり、前記容器本体
    の上面に開口部が設けられ、該開口部に取り出し部材が
    固着されており、該取り出し部材が、指を挿入するのに
    充分な大きさの取付穴および該取付穴の周囲に形成され
    る嵌合受部を有する基板と;ポップアップが可能な形状
    を有する取り出し口を有し且つ前記取付穴に着脱自在に
    取付けられる取り出し口形成部品とから構成され、前記
    嵌合受部と相互に嵌合可能な嵌合部を有する蓋体が前記
    基板に接合されていることを特徴とするウエットティッ
    シュ包装体。
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