JP2001070196A - ウェットティッシュ用容器及びその取出・収納方法 - Google Patents

ウェットティッシュ用容器及びその取出・収納方法

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JP2001070196A
JP2001070196A JP25048899A JP25048899A JP2001070196A JP 2001070196 A JP2001070196 A JP 2001070196A JP 25048899 A JP25048899 A JP 25048899A JP 25048899 A JP25048899 A JP 25048899A JP 2001070196 A JP2001070196 A JP 2001070196A
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Haruji Onishi
春二 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄時の処分が容易であって公害源等の問題
がなく、しかも使用中における化粧料等の蒸発を防止し
て液浸紙が乾燥することがないウェットティッシュ用容
器及びその取出・収納方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 液浸紙2の束体が充填された水分不透過
性の膜材からなる包装体1と、該包装体1の表面略中央
部に形成されたスリット状の切込部5と、該包装体1の
上面と側面をカバーする内箱体6と、この内箱体6の表
面略中央部に形成されたスリット状の切込部17と、上
記内箱体6と包装体1が挿入されて封止可能なボックス
状の外箱体9と、該外箱体9の上壁の一部を切り欠いて
折曲自在とした蓋体11とから成り、包装体1と内箱体
6及び外箱体9間に上下方向の空間部15,16を形成
して包装体1と内箱体6を外箱体9内に挿入したウェッ
トティッシュ用容器を基本構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧料、薬剤その他
を紙、織布又は不織布等に含浸したウェットティッシュ
等の液浸紙を水分不透過性の袋に詰めた包装体の取出口
から繰り返して取出し、かつ、使用後に乾燥を防止して
封着可能なウェットティッシュ用容器及びその取出・収
納方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、ウェットティッシュもしくは水
性,油性の化粧料又は薬剤を含浸せしめたウェットタイ
プのティッシュペーパーが広く普及しており、その包装
体として種々のものが提供されている。一般的なものと
しては水分不透過性の膜材を用いて密閉タイプのポケッ
ト携帯用包装体を形成し、該包装体の内部に液浸紙の束
体を一枚毎に繰り出し自在に収納するとともにこの包装
体の一部に取出口としてミシン目の破線切込部を形成し
ておき、その破線切込部の上面に蓋用のラベルを繰返し
て開閉・密封可能に封止するようにしたものが提供され
ている。
【0003】このポケット携帯用包装体の一例として、
水分不透過性の膜材からなる包装体の内方に一枚毎に繰
り出し自在に積層したウェットタイプのティッシュペー
パー等の液浸紙の束体を充填し、その下面重合部と両端
部の重合部を熱融着等により固着し、包装体の表面略中
央部には破線切込部を形成して、この破線切込部の上面
に、内側面に非硬化性の感圧接着剤が塗布された蓋用ラ
ベルを繰返して開閉・密封可能に装着した構成が知られ
ている。
【0004】更に近時はポケット携帯用のウェットティ
ッシュとともに、常時室内の所定位置に置いて使用する
ボックス型のウェットティッシュも普及している。この
ウェットティッシュの容器としては、水分,化粧料及び
薬剤等の蒸発乾燥を防止するため、密封性を高めたプラ
スチック等の硬質容器を採用し、該硬質容器の内方に前
記密閉タイプのウェットティッシュ包装体を取替え可能
に充填し、この硬質容器の上面に、手動により開閉・密
封可能な蓋体を設けた構成が一般的である。また、蓋体
のみプラスチック等の硬質を用いて、ウェットティッシ
ュ包装体が充填された容器自体は紙製とした構成例も一
部で採用されている。
【0005】かかるボックス型のウェットティッシュの
構成によれば、使用者が硬質容器の上面に設けた蓋体を
手操作により開放して液浸紙の取出口を形成し、束体か
ら液浸紙を一枚ずつ繰り出して使用した後、該蓋体を閉
止することにより水分とか化粧料等の蒸発乾燥を防止す
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のボックス型のウェットティッシュの容器は、
主としてプラスチック等の硬質材料が用いられているた
め、廃棄時の処分方法に難点があり、例えば安易に燃焼
処理すると大気中にダイオキシンが放散されて公害源と
なる問題点がある。特にエコロジーが重要視されている
現代ではリサイクル可能な材料を使用することによって
処分が容易で、かつ、地球環境にも優しく、安全である
ことが必要な要件となっている。
【0007】更に従来のボックス型のウェットティッシ
ュの容器は、蓋体を開放した際に直ちに液浸紙が大気中
に露出された状態になるため、使用中における液浸紙か
らの水分とか化粧料等の蒸発を完全に防止することがで
きず、液浸紙が部分的に乾燥してしまうことがあるとい
う難点を有している。
【0008】そこで本発明はこのような従来のボックス
型ウェットティッシュ用容器が有している課題を解消し
て、廃棄時の処分が容易であって公害源等の問題がな
く、しかも使用中における水分とか化粧料等の蒸発を防
止して液浸紙が乾燥することがないウェットティッシュ
用容器及びその取出・収納方法を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、液浸紙の束体が充填された水分不透過性の
膜材からなる包装体と、該包装体の表面略中央部に形成
された取出部と、該包装体の上面と側面をカバーする内
箱体と、この内箱体の表面略中央部に形成されたスリッ
ト状の切込部と、上記内箱体と包装体が挿入されて封止
可能なボックス状の外箱体と、該外箱体の上壁の一部を
切り欠いて折曲自在とした蓋体とから成り、包装体と内
箱体及び外箱体間に上下方向の空間部を形成して該包装
体と内箱体を外箱体内に挿入したウェットティッシュ用
容器を基本構成としている。そして、取出部が包装体の
表面略中央部に形成されたスリット状の切込部、又は開
口部若しくは破線切込部からなる構成、及び取出部の上
面に開閉自在なラベルを貼着してなる構成を提供する。
【0010】具体的には、内方に一枚毎に繰り出し自在
に積層した液浸紙の束体が充填された水分不透過性の膜
材からなる包装体と、該包装体の表面略中央部に形成さ
れた開口部を覆って貼着されたフィルムの中心部で前記
包装体の開口部をカバーする位置に形成されたスリット
状の切込部と、該包装体の上面と長手方向に沿う左右両
側面をカバーする紙製の内箱体と、この内箱体の表面略
中央部に形成された開口部を覆って貼着されたフィルム
の中心部で該開口部をカバーする位置に形成されたスリ
ット状の切込部と、上記内箱体と包装体が挿入されて封
止可能なボックス状の外箱体と、該外箱体の上壁の一部
を切り欠いて折曲部によって折曲自在とした蓋体とから
成り、前記包装体と内箱体及び外箱体間に上下方向の空
間部を形成して該包装体と内箱体を外箱体内に挿入した
ウェットティッシュ用容器の構成にしてある。
【0011】前記内箱体と外箱体は少なくとも内面が耐
水性もしくは耐油性を保持する紙製で構成してあり、前
記蓋体は、外箱体側の紙片に係合突起が残存するように
ハーフスリット或いは切取り線によって切離し可能に構
成する。
【0012】更に液浸紙の束体が充填された水分不透過
性の膜材からなる包装体と、該包装体の表面略中央部に
形成されたスリット状の切込部と、該包装体の上面と側
面をカバーする内箱体と、この内箱体の表面略中央部に
形成されたスリット状の切込部と、上記内箱体と包装体
が挿入されて封止可能なボックス状の外箱体と、該外箱
体の上壁の一部を切り欠いて折曲自在とした蓋体とから
成り、前記包装体と内箱体,外箱体間に上下方向の空間
部を形成したことにより、外箱体の取出口から内箱体の
切込部と包装体の切込部との2点の切込部により支持さ
れた液浸紙をつまみ、一枚毎に繰り出して使用するよう
にしたウェットティッシュの取出・収納方法を提供す
る。
【0013】上記構成の本発明によれば、使用時にワン
タッチ操作で外箱体から蓋体を折曲部から立ち上げて取
出口を形成し、手操作によって内箱体の開口部を覆う位
置に形成された切込部と包装体の開口部を覆う位置に形
成された切込部を通して包装体の内方に充填されている
液浸紙の束体からウェットティッシュ等をつまみ、一枚
毎に繰り出して使用に供することが出来る。上記繰り出
し時に、包装体と内箱体,外箱体間に上下方向の空間部
が形成され、液浸紙が2点の切込部により支持されるた
め、液浸紙の起立状態が維持されて取出操作が容易にな
る。使用後に蓋体を閉じると、外箱体の係合突起が蓋体
の切欠部に係合して取出口が閉止されるとともに、両空
間部の存在によって使用後の液浸紙の乾燥を完全に防止
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図1,図2を用いて本発明に
かかるウェットティッシュ用容器及びその取出・収納方
法の具体的な実施形態を説明する。図中の1は水分不透
過性の膜材からなる包装体であり、該包装体1の内方に
は一枚毎に繰り出し自在に積層したウェットタイプのテ
ィッシュペーパー等の液浸紙2の束体が充填されてい
る。この包装体1の下面重合部(図示略)は熱融着等に
より固着されている。そして包装体1の表面略中央部に
楕円形の開口部3が形成され、この開口部3を覆って透
明体でなるフィルム4が貼着されている。
【0015】上記フィルム4の中心部で前記包装体1の
開口部3をカバーする位置に取出部としてスリット状の
切込部5が形成されている。5a,5aは切込部5が長
手方向に拡大することを防ぐための環状孔である。尚、
包装体1を取替え可能として別途に販売する場合には、
包装体1の表面に開口部若しくはミシン目状の破線切込
部を形成しておき、これらの開口部若しくは破線切込
部、或は前記したスリット状の切込部5の上面に、内面
に非硬化性の感圧接着剤が塗布されたラベルを開閉自在
に貼着しておくのがよい。このラベルを貼着したことに
より、包装体1が未使用の新品であることを利用者に認
識させることができる。
【0016】6は包装体1の上面と、該包装体1の長手
方向に沿う左右両側面をカバーする紙製の内箱体であ
り、この内箱体6の表面略中央部にも楕円形の開口部7
が形成され、内箱体6の上壁下面で開口部7を覆う位置
に透明体でなるフィルム8が貼着されている。該フィル
ム8の中心部で開口部7をカバーする位置にスリット状
の切込部17が形成されている。6a,6bは内箱体6
の上下方向の強度を維持するための補強片であり、内箱
体6を構成する紙材の両側下面を折曲部6c,6cによ
り外側に折り曲げて構成されている。尚、紙製の内箱体
6の少なくとも内面は耐水性もしくは耐油性を保持して
いることが好ましい。
【0017】9は紙製の外箱体であり、一端部に設けた
開閉自在の紙片9a,9b,9cによって上記内箱体6
が挿入されて封止可能なボックス状に構成されている。
この外箱体9の上面には、該外箱体9の紙片の一部を切
り欠いて折曲部10によって折曲自在とした蓋体11が
設けられている。蓋体11を設ける際に、外箱体9側の
紙片に係合突起12,13,14が残存するようにハー
フスリット或いは切取り線によって切離し可能に構成さ
れている。従って蓋体11には係合突起12,13,1
4と対応する切欠部12a,13a,14aが形成され
る。尚、紙製の外箱体9の場合でも少なくとも内面は耐
水性もしくは耐油性を保持していることが好ましい。
【0018】図2は包装体1を内箱体6の内側に配置
し、そのまま外箱体9内に包装体1と内箱体6を挿入し
てから前記紙片9a,9b,9cを封止してボックス状
に構成したウェットティッシュ用容器の断面図であり、
包装体1と内箱体6の上壁間には、上下方向に所定長離
反する空間部15が形成され、更に内箱体6の上壁と外
箱体9の上壁間にも上下方向に所定長離反する空間部1
6が形成されている。尚、内箱体6の補強片6a,6b
により、該内箱体6の上下方向の強度を高く維持するこ
とができる。
【0019】かかるウェットティッシュ用容器の構成に
よれば、不使用時には外箱体9の上面に設けた係合突起
12,13,14が蓋体11の切欠部12a,13a,
14aに係合された状態を維持して容器内部は封止され
ている。使用時には先ず利用者が外箱体9から蓋体11
のハーフスリット或いは切取り線を切離し、該蓋体11
を折曲部10から立ち上げることにより、ワンタッチ操
作で外箱体9に取出口が形成される。
【0020】次に利用者は外箱体9の取出口から手を挿
入して、内箱体6の開口部7を覆う位置に形成されたス
リット状の切込部17と、包装体1の開口部3を覆う位
置に形成された取出部としてのスリット状の切込部5、
或はスリット状の切込部5に代えた開口部若しくは破線
切込部を開口した開口部を通して包装体1の内方に充填
されている液浸紙2の束体からウェットタイプのティッ
シュペーパー等をつまみ、一枚毎に繰り出して使用に供
することが出来る。
【0021】上記ティッシュペーパーの繰り出し時に、
図2に示したように包装体1と内箱体6の上壁間に上下
方向の空間部15が形成され、内箱体6の上壁と外箱体
9の上壁間にも上下方向の空間部16が形成されている
ため、ティッシュペーパーは上下方向に離反する切込部
5及び切込部17により2点で支持され、起立状態を維
持して外部への取出操作が容易になる。ティッシュペー
パーを使いきった際には外箱体9の紙片9a,9b,9
cを開いて空の包装体1を取り出し、別途に準備した包
装体1を挿入して紙片9a,9b,9cを封止し、再度
ボックス状容器に構成すればよい。
【0022】そして使用後は手操作により蓋体11を閉
じると、外箱体9の係合突起12,13,14が蓋体1
1の切欠部12a,13a,14aに係合され、取出口
が閉止される。この時に液浸紙2の束体は切込部5及び
切込部17と上下方向の空間部15,16によって外気
と遮断されるため、不使用時に液浸紙2が乾燥する惧れ
がない。
【0023】以上説明したように、本発明にかかるウェ
ットティッシュ用容器は、容器自体が内箱体6と外箱体
9との二重構造であり、液浸紙2の束体が充填された包
装体1と内箱体6,外箱体9間に上下方向の空間部1
5,16が形成されて液浸紙2が2点の切込部5,17
により支持されているため、液浸紙2の取出操作が容易
であるとともに使用後の液浸紙2の乾燥を防止すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上記載した本発明によれば、利用者が
ワンタッチ操作で蓋体を立ち上げて取出口を形成し、内
箱体の切込部と包装体の切込部を通して包装体から液浸
紙の束体よりウェットティッシュをつまみ、一枚毎に繰
り出して使用に供することが出来る。該ウェットティッ
シュの繰り出し時には、包装体と内箱体,外箱体間に上
下方向の空間部が形成されてウェットティッシュが2点
の切込部により支持されるため、起立状態が維持されて
取出操作が容易である上、両空間部の存在によって包装
体内の液浸紙の乾燥を防止することができる。
【0025】更に内箱体と外箱体が何れも紙製であるこ
とが構成上の特徴となっており、液浸紙を使いきった際
には包装体のみを取替えて容器を繰り返し使用すること
も可能であり、しかも従来のボックス型のウェットティ
ッシュの容器として用いられているプラスチック等に比
較して廃棄時の処分方法が容易であって、仮に焼却処理
してもダイオキシン放散等の公害源となる虞れがなくな
り、地球環境に優しく、人体にも安全であるという効果
が得られる。
【0026】従って本発明によれば、従来のボックス型
ウェットティッシュ用容器が有している各種の問題点を
クリヤして、使用中における水分とか化粧料等の蒸発を
防止して液浸紙が乾燥することがなく、しかも廃棄時の
処分が容易であって公害が発生しないウェットティッシ
ュ用容器及びその取出・収納方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるウェットティッシュ用容器を示
す分解斜視図。
【図2】本発明のボックス状に構成したウェットティッ
シュ用容器の断面図。
【符号の説明】
1…包装体 2…液浸紙 3,7…開口部 4,8…フィルム 5,17…切込部 6a,6b…補強片 6c,10…折曲部 9…外箱体 11…蓋体 12,13,14…係合突起 12a,13a,14a…切欠部 15,16…空間部 整理番号 P3004

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液浸紙の束体が充填された水分不透過性
    の膜材からなる包装体と、該包装体の表面略中央部に形
    成された取出部と、該包装体の上面と側面をカバーする
    内箱体と、この内箱体の表面略中央部に形成されたスリ
    ット状の切込部と、上記内箱体と包装体が挿入されて封
    止可能なボックス状の外箱体と、該外箱体の上壁の一部
    を切り欠いて折曲自在とした蓋体とから成り、包装体と
    内箱体及び外箱体間に上下方向の空間部を形成して該包
    装体と内箱体を外箱体内に挿入したことを特徴とするウ
    ェットティッシュ用容器。
  2. 【請求項2】 取出部が包装体の表面略中央部に形成さ
    れたスリット状の切込部、又は開口部若しくは破線切込
    部からなる請求項1記載のウェットティッシュ用容器。
  3. 【請求項3】 取出部の上面に開閉自在なラベルを貼着
    してなる請求項2記載のウェットティッシュ用容器。
  4. 【請求項4】 内方に一枚毎に繰り出し自在に積層した
    液浸紙の束体が充填された水分不透過性の膜材からなる
    包装体と、該包装体の表面略中央部に形成された開口部
    を覆って貼着されたフィルムの中心部で前記包装体の開
    口部をカバーする位置に形成されたスリット状の切込部
    と、該包装体の上面と長手方向に沿う左右両側面をカバ
    ーする紙製の内箱体と、この内箱体の表面略中央部に形
    成された開口部を覆って貼着されたフィルムの中心部で
    該開口部をカバーする位置に形成されたスリット状の切
    込部と、上記内箱体と包装体が挿入されて封止可能なボ
    ックス状の外箱体と、該外箱体の上壁の一部を切り欠い
    て折曲部によって折曲自在とした蓋体とから成り、前記
    包装体と内箱体及び外箱体間に上下方向の空間部を形成
    して該包装体と内箱体を外箱体内に挿入したことを特徴
    とするウェットティッシュ用容器。
  5. 【請求項5】 前記内箱体と外箱体は少なくとも内面が
    耐水性もしくは耐油性を保持する紙製で構成したことを
    特徴とする請求項1,2,3又は4に記載のウェットテ
    ィッシュ用容器。
  6. 【請求項6】 前記蓋体は、外箱体側の紙片に係合突起
    が残存するようにハーフスリット或いは切取り線によっ
    て切離し可能に構成したことを特徴とする請求項1,
    2,3,4又は5に記載のウェットティッシュ用容器。
  7. 【請求項7】 液浸紙の束体が充填された水分不透過性
    の膜材からなる包装体と、該包装体の表面略中央部に形
    成されたスリット状の切込部と、該包装体の上面と側面
    をカバーする内箱体と、この内箱体の表面略中央部に形
    成されたスリット状の切込部と、上記内箱体と包装体が
    挿入されて封止可能なボックス状の外箱体と、該外箱体
    の上壁の一部を切り欠いて折曲自在とした蓋体とから成
    り、前記包装体と内箱体,外箱体間に上下方向の空間部
    を形成したことにより、外箱体の取出口から内箱体の切
    込部と包装体の切込部との2点の切込部により支持され
    た液浸紙をつまみ、一枚毎に繰り出して使用することを
    特徴とするウェットティッシュの取出・収納方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020093207A (ko) * 2001-06-07 2002-12-16 오치돈 밀폐수단이 구비된 티슈박스
KR100965477B1 (ko) 2009-12-29 2010-06-24 다연산업 주식회사 축사용 위생티슈 케이스
JP4594431B1 (ja) * 2009-08-17 2010-12-08 久美子 土屋 携行鞄

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