JP4382264B2 - 消毒用衛生材料収納容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は病院などで使用する消毒剤を含浸させたガーゼ、脱脂綿などの衛生材料を収納した使い捨て用の消毒用衛生材料収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院などでは、一般に万能つぼと呼ばれる金属性容器に消毒剤と脱脂綿、ガーゼなどの衛生材料を収納し、この容器内で消毒剤が衛生材料に含浸させている。そして、この容器の上面開口部は容器内に落下菌が混入されることを防止するように開閉が容易な蓋体にて開閉自在に閉塞されており、また、容器自体は傾倒しにくい形状で安定性が良好である利点を有している。
【0003】
また、容器に代えて、消毒剤が含浸された衛生材料を梱包した合成樹脂にて成形した使い捨て形の消毒用衛生材料収納容器、或いは、消毒剤が含浸された衛生材料を梱包した袋状の複合樹脂ラミネートフィルムにて成形した消毒用衛生材料収納容器が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の容器を用いた場合には、容器に衛生材料を収納する際に、まず、容器自体を滅菌消毒し、その後に衛生材料と消毒剤を現場で容器に収納しなくてはならず、また、衛生材料と消毒剤との量を適度にしなくてはならず、作業に手数が掛かる問題を有している。
【0005】
また、予め、消毒剤を含浸させた衛生材料を梱包した合成樹脂容器では、使用時の安定性が良好で、また、衛生材料に消毒剤に含浸させる手数は省けるが、使用後の廃棄には容器がかさばり、医療用廃棄物として問題となっている。
【0006】
さらに、予め、消毒剤を含浸させた衛生材料を梱包した複合樹脂ラミネートフィルムにて成形した消毒用衛生材料収納容器では、衛生材料に消毒剤に含浸させる手数は省け、また、使用後の廃棄に際しては小形に折り畳みができ、廃棄ごみの容積量を小さくできるが、容器の開口部はファスナーにて開閉しなくてはならず、衛生材料の取り出し作業が煩雑で、収納されている衛生材料が減少すると安定性が悪くなるなどの問題を有している。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、容器の安定性を向上し、衛生材料の取り出し作業が容易で、落下菌の混入を防止できるとともに使用後の廃棄ごみ容積量を小さくできる消毒用衛生材料収納容器を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の消毒用衛生材料収納容器は、消毒剤と衛生材料とを内部に梱包した折り畳み可能な梱包容器を収納する消毒用衛生材料収納容器であって、容器本体は平面状の底板部を有し上面を開口した平面形状が多角形状または略楕円形状の立体形状に紙材料にて形成し、この容器本体の側面にこの容器本体を略扁平状に折り畳みを可能とする折り畳み線を形成し、前記容器本体の側面の上縁部にこの容器本体の上面開口部を開閉する蓋体を設け、この蓋体には固定部を形成し、前記容器本体の前側面には、少なくとも前記上面開口部側を略扁平状に折り畳んだ状態で前記蓋体の固定部を固定する下側の開封前蓋体固定受け部と、前記容器本体を立体形状にして前記蓋体が前記容器本体の前記上面開口部を閉塞した状態で前記蓋体の固定部を固定する上側の使用開始後蓋体固定受け部とを設けたものである。
【0009】
そして、容器本体は、平面状の底板部を有し上面を開口した平面形状が多角形状または略楕円形状の立体形状に形成されているため、容器として安定性が良好で、容器本体は使用開始前の開封前は、容器本体の少なくとも上面開口部側を略扁平状に折り畳んだ状態で蓋体の固定部を容器本体の下側の開封前蓋体固定受け部に固定することで容器本体の少なくとも上面開口部側は略扁平状に折り畳まれた状態で保持され、開封後の使用態様時には、容器本体を立体形状にして蓋体の固定部を容器本体の使用開始後蓋体固定受け部に固定することで容器本体は立体形状にした状態に保持され、容器本体使用開始前の状態と開封後の状態が異なるので、開封前の容器本体か開封した容器本体かの識別が容易にでき、開閉が容易で、使用時には蓋体の開閉により衛生材料を容易に取り出しができるとともに衛生材料の取り出し時以外は容器本体の上面開口部は蓋体にて閉塞されており、落下菌が容器本体内に混入することがなく、さらに、使用後の廃棄時には容器本体は折り畳み線から小形に折り畳むことができ、廃棄ごみ容積量を小さくできる。
【0010】
請求項2記載の発明の消毒用衛生材料収納容器は、請求項1記載の消毒用衛生材料収納容器において、容器本体の側面に形成した折り畳み線は、この容器本体の上面開口縁部から底縁部まで直線状に形成したものである。
【0011】
そして、容器本体は使用後の廃棄に際しては、折り込み線に沿って折り込むことにより容易に略扁平状に折り畳むことができ、廃棄ごみ容積量を小形にできる。
【0012】
請求項3記載の発明の消毒用衛生材料収納容器は、請求項1または2記載の消毒用衛生材料収納容器において、蓋体には、固定部を突設した縁辺部と異なる縁辺部に容器本体とこの容器本体に収納した梱包容器との間に差し込まれる差し込み部を形成したものである。
【0013】
そして、開封された容器本体の蓋体に形成した差し込み部が容器本体とこの容器本体に収納した梱包容器との間に差し込まれるため、容器本体の開口部から容器本体内に収納した梱包容器内に落下菌が混入することがなく、また、この差し込み部が消毒剤により汚れることがないとともに差し込み部が衛生材料に触れることがないので、差し込み部に付着した雑菌が梱包容器内に侵入することがない。
【0014】
請求項4記載の発明の消毒用衛生材料収納容器は、請求項1ないし3のいずれかに記載の消毒用衛生材料収納容器において、蓋体に形成した固定部は、蓋体の縁辺部から外方に突出した第1の固定部と蓋体の縁辺部より内側に切り起こした第2の固定部とを有するものである。
【0015】
そして、第1の固定部と第2の固定部とのいずれか一方を容器本体の蓋体固定受け部に固定することにより蓋体の他方の固定部を摘みとすることができ、摘みとなった固定部を摘んで蓋体の開閉が容易にでき、蓋体の開閉操作が容易となり、また、蓋体に直接手を触れる必要がないため、蓋体に菌が付着することを防止できる。
【0016】
請求項5記載の発明の消毒用衛生材料収納容器は、請求項1ないし4のいずれかに記載の消毒用衛生材料収納容器おいて、容器本体内に収納された梱包容器は前記容器本体に一部を固着したものである。
【0017】
そして、梱包容器は容器本体に固定されているため,折り畳み可能な梱包容器は容器本体と一体化し、梱包容器に収納されている衛生材料が少なくなっても梱包容器は容器本体とともに安定した状態に保持される。
【0018】
請求項6記載の発明の消毒用衛生材料収納容器は、請求項1ないし5のいずれかに記載の消毒用衛生材料収納容器において、容器本体内に収納された梱包容器は複合樹脂ラミネートフィルムにて成形し、この梱包容器の上部開口縁を密封するとともにこの密封部の下側に切り取り線を形成したものである。
【0019】
そして、梱包容器が開封前は密閉されているために菌の混入を防止でき、また、消毒剤が流出するおそれがなく、また、梱包容器の開封は切り取り線に沿って容易にできる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の消毒用衛生材料収納容器の一関連技術を図1及び図2に基いて説明する。
【0021】
本体容器1には、消毒剤と衛生材料とを内部に梱包した折り畳み可能な梱包容器2が収納される。この容器本体1は厚紙など適宜の紙材料で形成され、平面状の底板部3を有し上面を開口した平面形状が多角形形状、例えば矩形状の立体形状に形成されている。
【0022】
この容器本体1の左右の両側面にはこの容器本体1の上面開口縁部から底縁部まで直線状に形成しこの容器本体1を略扁平状に折り畳みを可能とする折り畳み線4がそれぞれミシン目状の切り込み線にて形成され、前記容器本体1の後側面の上縁部にこの容器本体1の上面開口部5を開閉する矩形形状の蓋体6が一体に折り曲げ可能に設けられている。
【0023】
また、この蓋体6の前側には折り曲げられた前側覆い片部9の先端縁の中央部にはこの蓋体6の固定部7が突出形成されている。また、前記容器本体1の前側面には前記蓋体6が容器本体1の上面開口部5を閉塞した状態で前記蓋体6の固定部7を差し込み固定する蓋体固定受け部8が溝状に切り欠き形成されている。
【0024】
また、前記容器本体1に収納される梱包容器2は耐薬品性を有するポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂などの合成樹脂フィルムとアルミニューム箔とを交互に複数層に重ね合わせて熱溶着または接着剤にて接合された複合樹脂ラミネートフィルムにて成形され、この梱包容器2の上部開口縁を密封している。
【0025】
そして、容器本体1は、平面状の底板部3を有し上面を開口した平面形状が多角形状の立体形状に形成されているため、容器として安定性が良好で、容器本体1の蓋体6は、固定部7が容器本体1の蓋体固定受け部8に差し込み固定されており、蓋体6は固定部7を容器本体1の蓋体固定受け部8に挿脱することにより、図1に示すように容器本体1の上面開口部5を閉塞しまたは図2に示すように蓋体6を開放することが容易にできる。
【0026】
また、使用に際しては、容器本体1の上面開口部5を閉塞していた蓋体6の固定部7を蓋体固定受け部8から抜き外して上面開口部5を開き、次いで、図2に示すように、密閉されていた梱包容器2の上面開口部を開き、梱包容器2に収納されている衛生材料を取り出すことができるようにする。
【0027】
また、図2に示すように、蓋体6を開放しては衛生材料の取り出し時以外は図1に示すように、蓋体6の固定部7を容器本体1の蓋体固定受け部8に差し込み固定し、容器本体1の上面開口部5を蓋体6にて閉塞した状態にしており、落下菌が容器本体1及び梱包容器2内に混入することがなく、さらに、使用後の廃棄時には容器本体1は折り畳み線から小形に折り畳むことができ、特に、折り畳み線4が切り込み線で形成されている場合は切り開いて扁平状に折り畳むことができ、廃棄ごみ容積量を小さくできる。
【0028】
また、前記関連技術では、容器本体1は多角形形状、例えば平面が矩形状の立体形状に形成した構成について説明したが、図3に示すように、容器本体1は平面略楕円形の立体形状に形成することもできる。
【0029】
また、前記各実施の形態では、蓋体6は、前記容器本体1の後側面の上縁部に一体に折り曲げ可能に設けた構成について説明したが、蓋体6は容器本体1と別体とし、接着などで接合して開閉自在とした構造とすることもできる。
【0030】
また、容器本体1の左右側面に形成した折り畳み線4はミシン目の切り取り線に限らず、プレスによって形成した直線状の折り畳み線、またはミシン目状のプレス線にて形成することもできる。
【0031】
次に、本発明の一実施の形態を図4及び図5に基いて説明する。
【0032】
この実施の形態では、前記関連技術において、容器本体1に形成されている蓋体6の固定部7を固定する溝状の蓋体固定受け部8は、前側面に上下に形成し、前記容器本体1の少なくとも上面開口部5側を略扁平状に折り畳んだ状態で蓋体6の固定部7を差し込み固定する下側の開封前蓋体固定受け部10と前記容器本体1とを立体形状にした状態で蓋体6固定部を固定する上側の使用開始後蓋体固定受け部11とにて形成したものである。
【0033】
また、梱包容器2の上面開口部を気密にした気密部12の下側に切り取り線13を形成し、この切り取り線13の一側端部には切り込み部14が形成されている。
【0034】
そして、容器本体1は使用開始前の開封前は、図5に示すように、容器本体1は、両側の折り畳み線4に沿って折り曲げて両側部を外側に向けて突出させ、上面開口部5側を略扁平状に潰した状態として、蓋体6の固定部7を容器本体1の下側の開封前蓋体固定受け部10に差し込み固定し、容器本体1は略扁平状に折り畳んだ状態に保持される。
【0035】
また、開封に際しては、蓋体6の固定部7を容器本体1の下側の開封前蓋体固定受け部10から抜き外して蓋体6を図4に示すように開き、次いで、梱包容器2の気密部12を切り込み部14から切り取り線13に沿って切り取り、梱包容器2の上面開口部を開口する。
【0036】
梱包容器2が開封前は気密にされているために梱包容器2内に菌の混入することを防止でき、また、消毒剤が流出するおそれがなく、また、梱包容器2の開封は切り取り線13に沿って容易にできる。
【0037】
また、開封後の使用態様時には、容器本体1の折り畳み線4から折り畳まれていた両側面を拡げて平面状とし、容器本体1を図2に示すように、容器本体1を立体形状にし、衛生材料を取り出すとき以外は、蓋体6の固定部7を容器本体1の上側の使用開始後蓋体固定受け部11に差し込み固定して容器本体1は立体形状にした状態に保持される。
【0038】
このように、開封した状態では、容器本体1を立体形状に拡げ、使用時には蓋体6の開閉により衛生材料を容易に取り出しができ、また、容器本体使用開始前の状態と開封後の状態が異なり、開封前の容器本体1か、開封した容器本体かの識別が容易にできる。
【0039】
さらに、本発明の他の実施の形態を図6に基いて説明する。
【0040】
前記実施の形態において、蓋体6には、固定部7を突設した前側の縁辺部と異なる左右の縁辺部に容器本体1とこの容器本体1に収納した梱包容器2との間に差し込まれる差し込み部15を突出形成したものである。
【0041】
そして、開封された容器本体1の蓋体6に形成した差し込み部15が容器本体1とこの容器本体1に収納した梱包容器2との間に差し込まれているため、容器本体1の開口部から容器本体1内に収納した梱包容器2内に落下菌が混入することがなく、また、この差し込み部15が消毒剤により汚れることがないとともに差し込み部14が衛生材料に触れることがないので、差し込み部15に付着した雑菌が梱包容器2内に侵入することがない。
【0042】
次に、本発明の他の実施の形態図7ないし図10に基いて説明する。
【0043】
前記各実施の形態において、蓋体6に形成した固定部7は、図7に示すように蓋体6の縁辺部から外方に突出した第1の固定部16と蓋体の縁辺部より内側に半円弧状の切り込み線17にて図8に示すように切り起こした第2の固定部18とを有するものである。
【0044】
そして、第1の固定部16と第2の固定部18とのいずれか一方を、例えば、図8に示すように、第1の固定部16を容器本体1の蓋体固定受け部8に差し込み固定することにより蓋体6に形成した他方の第2の固定部18を摘みとすることができる。また、図9に示すように、第2の固定部18を内側に起こすことにより、図10に示すように、第2の固定部18を容器本体1の蓋体固定受け部8に差し込み固定することができ、蓋体6の第1の固定部16は摘みとすることができる。
【0045】
そして、摘みとなった固定部を摘んで蓋体6の開閉が容易にでき、蓋体6の開閉操作が容易となり、また、蓋体6に直接手を触れる必要がないため、蓋体6に菌が付着することを防止できる。
【0046】
さらに、前記各実施の形態において、容器本体1内に収納された梱包容器2は前記容器本体1に一部を固着する構成とすることができる。
【0047】
そして、梱包容器2は容器本体1に固定することにより、折り畳み可能な梱包容器2は容器本体1と一体化し、梱包容器2に収納されている衛生材料が少なくなっても梱包容器2は容器本体1とともに上面開口部5は上方に向けた状態で安定した状態に保持される。
【0048】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、容器本体は、容器として安定性が良好で、容器本体は使用開始前の開封前は、容器本体は略扁平状に折り畳んだ状態に保持され、また、開封後の使用態様時には、容器本体は立体形状にした状態に保持され、容器本体使用開始前の状態と開封後の状態が異なり、開封前の容器本体か開封した容器本体かの識別が容易にでき、容器本体の蓋体は開閉が容易にでき、使用時には蓋体の開閉により衛生材料を容易に取り出しができ、消毒剤を含浸させたガーゼ、脱脂綿などの衛生材料の取り出し時以外は容器本体の上面開口部は蓋体にて閉塞されており、落下菌が容器本体内に混入することがなく、さらに、使用後の廃棄時には容器本体は小形に折り畳むことができるので使用後の廃棄ごみ容積量を小さくできる。
【0049】
請求項2記載の発明によれば、容器本体は使用後の廃棄に際しては、折り込み線に沿って折り込むことにより容易に略扁平状に折り畳むことができ、廃棄ごみ容積量を小形にできる。
【0050】
請求項3記載の発明によれば、開封された容器本体の蓋体に形成した差し込み部が容器本体とこの容器本体に収納した梱包容器との間に差し込まれ、容器本体内に収納した梱包容器内に落下菌が混入することがなく、また、この差し込み部が消毒剤により汚れることがないとともに差し込み部が衛生材料に触れることがないので、差し込み部に付着した雑菌が梱包容器内に侵入することがない。
【0051】
請求項4記載の発明によれば、第1の固定部と第2の固定部とのいずれか一方を容器本体の蓋体固定受け部に固定することにより蓋体の他方の固定部を摘みとすることができ、摘みとなった固定部を摘んで蓋体の開閉が容易にでき、蓋体の開閉操作が容易となり、また、蓋体に直接手を触れる必要がないため、蓋体に菌が付着することを防止できる。
【0052】
請求項5記載の発明によれば、梱包容器は容器本体に固定されているため,折り畳み可能な梱包容器は容器本体と一体化し、梱包容器に収納されている衛生材料が少なくなっても梱包容器は容器本体とともに安定した状態に保持される。
【0053】
請求項6記載の発明によれば、梱包容器が開封前は密閉されているために菌の混入を防止でき、また、消毒剤が流出するおそれがなく、また、梱包容器の開封は切り取り線に沿って容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一関連技術を示す消毒用衛生材料収納容器の斜視図である。
【図2】 同上蓋体を開いた状態の消毒用衛生材料収納容器の斜視図である。
【図3】 本発明の他の関連技術を示す消毒用衛生材料収納容器の斜視図である。
【図4】 本発明の一実施の形態を示す消毒用衛生材料収納容器の蓋体を開いた状態の斜視図である。
【図5】 同上蓋体を閉じた状態の消毒用衛生材料収納容器の斜視図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態を示す消毒用衛生材料収納容器の蓋体を開いた状態の斜視図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態を示す消毒用衛生材料収納容器の蓋体の一部の展開図である。
【図8】 同上蓋体を閉じた一態様の斜視図である。
【図9】 同上蓋体の固定部の他の態様を示す蓋体の一部の斜視図である。
【図10】 同上蓋体を閉じた他の態様の斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体
2 梱包容器
3 底板部
4 折り畳み線
5 上面開口部
6 蓋体
7 固定部
10 開封前蓋体固定受け部
11 使用開始後蓋体固定受け部
13 切り取り線
15 差し込み部
16 第1の固定部
18 第2の固定部
Claims (6)
- 消毒剤と衛生材料とを内部に梱包した折り畳み可能な梱包容器を収納する消毒用衛生材料収納容器であって、
容器本体は平面状の底板部を有し上面を開口した平面形状が多角形状または略楕円形状の立体形状に紙材料にて形成し、
この容器本体の側面にこの容器本体を略扁平状に折り畳みを可能とする折り畳み線を形成し、
前記容器本体の側面の上縁部にこの容器本体の上面開口部を開閉する蓋体を設け、
この蓋体には固定部を形成し、
前記容器本体の前側面には、少なくとも前記上面開口部側を略扁平状に折り畳んだ状態で前記蓋体の固定部を固定する下側の開封前蓋体固定受け部と、前記容器本体を立体形状にして前記蓋体が前記容器本体の前記上面開口部を閉塞した状態で前記蓋体の固定部を固定する上側の使用開始後蓋体固定受け部とを設けた
ことを特徴とする消毒用衛生材料収納容器。 - 容器本体の側面に形成した折り畳み線は、この容器本体の上面開口縁部から底縁部まで直線状に形成した
ことを特徴とする請求項1記載の消毒用衛生材料収納容器。 - 蓋体には、固定部を突設した縁辺部と異なる縁辺部に容器本体とこの容器本体に収納した梱包容器との間に差し込まれる差し込み部を形成した
ことを特徴とする請求項1または2記載の消毒用衛生材料収納容器。 - 蓋体に形成した固定部は、蓋体の縁辺部から外方に突出した第1の固定部と蓋体の縁辺部より内側に切り起こした第2の固定部とを有する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の消毒用衛生材料収納容器。 - 容器本体内に収納された梱包容器は前記容器本体に一部を固着した
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の消毒用衛生材料収納容器。 - 容器本体内に収納された梱包容器は複合樹脂ラミネートフィルムにて成形し、この梱包容器の上部開口縁を密封するとともにこの密封部の下側に切り取り線を形成した
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の消毒用衛生材料収納容器。
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