JPH1156665A - 液体含浸布状体の収納体、及び、袋入り液体含浸布状体 - Google Patents

液体含浸布状体の収納体、及び、袋入り液体含浸布状体

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JPH1156665A
JPH1156665A JP9216721A JP21672197A JPH1156665A JP H1156665 A JPH1156665 A JP H1156665A JP 9216721 A JP9216721 A JP 9216721A JP 21672197 A JP21672197 A JP 21672197A JP H1156665 A JPH1156665 A JP H1156665A
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JP
Japan
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bag
cloth
liquid
wet towel
impregnated
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JP9216721A
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Inventor
Mitsugi Murakami
貢 村上
Hirobumi Yagi
博文 矢木
Tadashi Hashimoto
忠 橋本
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Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェットタオル等の液体含浸布状体を廉価に
製造販売することができ、しかも廃棄上の問題が少ない
液体含浸布状体の収納体、及び袋入り液体含浸布状体を
提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明に係る液体含浸布状体の収納体
は、薬剤等の液体の含浸されたウェットタオル等の布体
20と、該布体20を包装した包装袋1 と、該包装袋1を離
脱可能に収容した外箱10とからなり、且つ包装袋1 は、
フレキシブル性を有する合成樹脂製フィルムからなる袋
本体2 に内部の布体20を取り出すための取出口部材3 が
固着されて形成されてなり、しかも外箱10には収容した
包装袋1 の取出口部材3 を表出するための孔部14が穿設
されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば工場等に於
いて作業者が手等を拭くために使用される、薬剤等の液
体が含浸された業務用のウェットタオル、除菌剤等が含
浸された家庭用のウェットティシュ等の液体含浸布状体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるウェットタオルとしては、
切断用のミシン目が一定間隔ごとに刻設された長尺状の
タオル本体が円柱状に巻回されてなるものが公知であ
り、かかる円柱状のタオル本体は防水性を有する金属缶
に収容されて販売され、購入者がこの金属缶に薬剤等の
液体を注入することにより、タオル本体に液体が含浸さ
れるものであった。
【0003】そして、金属缶に形成された取出用の開口
部より、長尺状のタオル本体の一端部を引出して、ミシ
ン目の位置で切断して、所望長さのウェットタオルとし
て使用されるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ウ
ェットタオルにあっては、購入者がタオル本体が収容さ
れる金属缶に薬剤等の液体を注入することを要し、その
作業は煩雑であった。
【0005】また、金属缶により包装された状態で販売
されるので、その運搬等が煩雑であり、また商品コスト
の低減が難しく、さらには使用後の金属缶の廃棄が煩雑
であるという問題を有していた。
【0006】一方、家庭用のウェットティシュとして
は、切断用のミシン目が一定間隔ごとに刻設された長尺
状のティッシュ本体が円柱状に巻回されて、防水性を有
するプラスチック缶に収容されてなるものが公知であ
る。かかるウェットティシュにあっても、防水性を有す
るプラスチック缶に包装された状態で販売されるので、
商品コストが高くなり、しかも使用後のプラスチック缶
の廃棄の問題をも有していた。
【0007】そこで、本発明はこのような問題を解決す
べくなされたものであり、ウェットタオル等の液体含浸
布状体を廉価に製造販売することができ、しかも廃棄上
の問題が少ない液体含浸布状体の収納体、及び袋入り液
体含浸布状体を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明に係る液体含浸布状体の収納体は、薬剤等の液体の
含浸されたウェットタオル等の布状体20と、該布状体20
を包装した包装袋1 と、該包装袋1 を離脱可能に収容し
た外箱10とからなり、且つ包装袋1 は、フレキシブル性
を有する合成樹脂製フィルムからなる袋本体2 に内部の
布状体20を取り出すための取出口部材3 が固着されて形
成されてなり、しかも外箱10には収容した包装袋1 の取
出口部材3 を表出するための孔部14が穿設されたことを
特徴とする。
【0009】また、本発明に係る液体含浸布状体の収納
体は、薬剤等の液体の含浸された布状体20と、該布状体
20を包装した包装袋1 とからなり、且つ包装袋1 は、フ
レキシブル性を有する合成樹脂製フィルムからなる袋本
体2 に内部の布状体20を取り出すための取出口部材3 が
固着されて形成されたことを特徴とする。
【0010】本発明に係る収納体にあっては、上記構成
からなるので、外箱10より表出した取出口部材3 から包
装袋1 内の布状体20を取り出すことにより、布状体20を
適宜使用することができ、また袋本体2 が合成樹脂製フ
ィルムから構成される包装袋1 でウェットタオル等の布
状体20は包装されてなるので、布状体20に含浸した液体
の蒸発が防止されるとともに、包装袋1 内の液体の漏出
を防止できる。しかも、布状体20を使いきり包装袋1 が
空になった時には、外箱10から包装袋1 を離脱せしめ
て、この外箱10に布状体20が包装された別の包装袋2 を
収容せしめることで、外箱10を再利用することができ
る。
【0011】また、本発明に係る袋入り液体含浸布状体
にあっては、取出口部材3 を表出した状態で収容可能な
外箱10に収容することで、上記の収納体の如く使用でき
るとともに、この袋入り液体含浸布状体のみでも取出口
部材3 から布状体20を取り出して使用することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明するが、まず、工場内において用いられる包装袋に
より包装された袋入りウェットタオルについて、図1乃
至図3を参酌しつつ説明する。
【0013】図1において、1は、ウェットタオル20が
包装された包装袋を示す。
【0014】該包装袋1 に包装されたウェットタオル20
には、アルコール等を含んだ除菌剤や各種の薬液等の液
体が含浸されてなり、該ウェットタオル20は切断用のミ
シン目等の切取線を介して連続する長尺状のシート体か
らなり、該シート体が円柱状に巻回されて袋本体2 内に
収納されている。ここで、ウェットタオル20は、例えば
綿、ポリエステル等の合成樹脂、パルプ等の単体、又は
これらの複合物の不織布等より形成されている。
【0015】また、包装袋1 は、フレキシブル性を有す
る合成樹脂製フィルムからなる袋本体2 と、該袋本体2
に固着せしめられた取出口部材3 とからなる。該袋本体
2 は、外袋2aと内袋2bとの二重袋からなり、外袋2aと内
袋2bとは何れも二枚の直鎖状低密度ポリエチレンフィル
ムが周縁部2xで接着されることにより製袋されている。
尚、本実施形態においては、四枚の方形状のフィルムが
重ね合わされて周縁部2xで熱融着され、図2に示す如く
内袋2bを構成するフィルムの内面同士、及び、内袋2bを
構成するフィルムの外面と外袋2aの内面とが融着される
ことで、外袋2aと内袋2bとからなる二重袋が一体的に製
袋されている。また、外袋2aの材質としては、内面が熱
融着性を有するフィルムとして上記直鎖状低密度ポリエ
チレンフィルムの他に、高密度ポリエチレン、エチレン
酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等の単層フィルム
や、ポリアミドとポリエチレンとを積層したような各種
積層フィルムを用いることができる。特に、アルコール
成分等を含浸したウェットタオル等の場合は、ポリアミ
ドやエチレンビニルアルコール共重合体等を積層したフ
ィルムを用いることが好ましい。また、内袋2bの材質と
しては、両面が熱融着性を有する上述の単層フィルムや
両面にポリエチレン等を積層したポリアミドフィルム等
を用いることができる。
【0016】また、該袋本体2 の一側面には外袋2a及び
内袋2bが穿設された孔が形成されている。この袋本体2
の孔には、袋本体2 内部のウェットタオル20を取り出す
ための前記取出口部材3 が固着されている。該取出口部
材3 は、合成樹脂より成形されており、図2に示す如
く、中央に貫通孔4 を有する筒型状で、下端外周面から
外側に向けて鍔部5 が突設され、上部外周面には雄ネジ
部6 が刻設され、その中央部外周面から外側に向けて係
止部7が突設されてなる。この取出口部材3 の鍔部5
は、上面が内袋2bに当接した状態で外袋2a側より熱シー
ルされることで、袋本体2 に固着されている。尚、取出
口部材3(鍔部5)は、例えば内袋2bの内面と略同材質のポ
リエチレン系樹脂等、内袋2bの内面と熱融着性を有する
樹脂から形成することが好ましい。また、取出口部材3
の雄ネジ部6 には、内面に雌ネジが刻設された蓋体8 が
着脱自在に取付けられている。かかる蓋体8 により取出
口部材3 の貫通孔4 が閉塞されることで、ウェットタオ
ル20は袋本体2 に密封されることとなる。なお、図1は
蓋体8 の図示を省略している。
【0017】さらに、袋本体2 には、図3に示す如く中
央部に十字の切れ目9aが形成された厚さ0.3乃至2.
0mmの合成樹脂製の板状体からなる保持具9 が介在さ
れており、該保持具9 の切り目9aには図2に示すように
長尺状のウェットタオル20の一端部20a が通され、この
一端部20a 付近を保持している。また、該保持具9 は、
ウェットタオル20の一端部20a を取出口部材3 に向けて
保持すべく、取出口部材3 の下方に近接した位置に介在
されている。
【0018】本実施形態の袋入りウェットタオルは上述
の如く包装袋1 によりウェットタオル20が包装されて構
成されるが、次にこの袋入りウェットタオルを収容する
外箱10について図4及び図5を参酌しつつ説明する。
【0019】外箱10は、ダンボール紙が直方体状に折り
畳まれて形成されてなり、その上面は上蓋11により開閉
自在に設けられている。該上蓋11の自由端には係入用の
突起12が突設され、箱本体の側壁の上端には該上蓋11の
突起12を係入可能な係入孔13a を有する突片13が突設さ
れている。
【0020】また、上蓋11の中央部には、袋本体2 を収
容した際に取出口部材3 を上面より表出するための孔部
14が穿設されている。該孔部14の径は取出口部材3 の係
止部7 の外径よりも小さく、上面より表出した係止部7
を図5に示すように孔部14で係止可能に設けられてい
る。尚、該孔部14の周囲には放射状に切れ目15が形成さ
れてなり、孔部14は取出口部材3 の係止部7 の装脱着可
能に設けられている。
【0021】かかる外箱10に、前記包装袋1 で包装され
たウェットタオル20(袋入りウェットタオル)が収容さ
れるが、次にその収容方法について説明する。まず、ウ
ェットタオル20が包装された包装袋1 の袋本体1 を、図
4に示す如く取出口部材3 が円柱状に巻回されたウェッ
トタオル20の上面中央部に位置するように折畳む。この
ように袋本体2 が折り畳まれた袋入りウェットタオルを
外箱10の上方から格納して、外箱10の上蓋11を閉じる。
この際、図5に示す如く上蓋11の孔部14に取出口部材3
の係止部7 を装着しておき、外箱10より取出口部材3 を
表出せしめておく。そして、上蓋11の突起12を係入孔13
a に係入する。
【0022】このように包装袋1 で包装したウェットタ
オル20(袋入りウェットタオル)を外箱10に収容するこ
とで、ウェットタオル20、包装袋1 、外箱10からなる収
納体を得ることができる。
【0023】かかる収納体においてウェットタオル20を
使用するには、蓋体8 を取出口部材3 より離脱せしめ
て、取出口部材3 の貫通孔4 の内部のウェットタオル20
の一端部20a を引き出して、ミシン目に沿って切除する
ことにより、所望長さのウェットタオル20を使用でき
る。この際、取出口部材3 は外箱10より表出しているの
で、ウェットタオル20の一端部20a を引き出し易いとい
う利点を有する。しかも、係止部7 が孔部14に係止され
ているので、取出口部材3 が孔部14より不用意に離脱し
て外箱10内に入り込むことを防止できる。
【0024】また、不使用時には蓋体8 を閉塞しておく
ことで、ウェットタオル20の乾燥を防止することができ
る。特にウェットタオル20に含浸される薬液はアルコー
ル分を含む場合が多いので、かかるアルコール分の蒸発
を防止できる。しかも、袋本体2 は合成樹脂製フィルム
からなるので、従来の金属缶等に比してウェットタオル
20に含浸された液体の蒸発を防止できる。なお、袋本体
2(外袋2a又は内袋2b) を構成する合成樹脂製フィルムと
して、ガスバリアー性を有するものを採用するならば、
袋本体2 内部の液体(有機溶剤や香料等の内容液)の蒸
発をより的確に防止することができるという利点を有す
る。
【0025】さらに、袋本体2 内のウェットタオル20を
全て使いきった際には、外箱10の上蓋11を開放して、空
となった包装袋1 を離脱せしめて、新たな袋入りウェッ
トタオルを既述の収容方法により収容せしめることで、
外箱10を再利用することができる。また、外箱10を再利
用できるので、袋入りウェットタオルのみを販売すれば
足り、従来の金属缶入り又はプラスチック缶入りのウェ
ットタオルに比して、廉価に製造販売することができ
る。さらに、袋本体2 が合成樹脂性フィルムから構成さ
れた包装袋1 によりウェットタオル20は包装され、ウェ
ットタオル20に含浸した液体の漏出が防止されてなるの
で、外箱10として上記の如くダンボール等を使用でき、
収納体自体も廉価に製造販売することができる。
【0026】しかも、外箱10を再利用できるため、空と
なった包装袋1 のみを廃棄すれば足り、特に袋本体2 が
フレキシブル性を有するものであるので、従来の金属缶
及びプラスチック缶に比して小さく折り畳むことがで
き、廃棄が容易である。
【0027】本実施形態は、上述の如き構成からなり、
上述の利点を有したが、本発明は上記実施形態のものに
限定されるものではなく適宜設計変更可能であり、特
に、上記実施形態において液体が含浸された布状体20の
例として、工場用のウェットタオルを例にとり説明した
が、その他の家庭掃除用の除菌タオル、ウェットティシ
ュ等の液体含浸布状体に適宜採用できる。
【0028】また、上記実施形態において、包装袋1 に
より包装されたウェットタオル20を外箱10に収容せしめ
て使用する例についてのみ説明したが、本発明に係る袋
入り液体含浸布状体はこれに限定されるものではなく、
外箱に収容せずに袋入り液体含浸布状体のみでも使用す
ることができる。
【0029】さらに、袋本体2 を外箱10に収容する場合
にあっても、外箱10はダンボール紙が直方体状に折り畳
まれてなるものに限定されるものではなく、円筒状等の
適宜の形状及びプラスチック等適宜の材質に変更するこ
とができる。
【0030】また、上記実施形態の袋本体2 は外袋2aと
内袋2bとからなる多重袋であるので一方の袋が破れて
も、袋本体2 内部の液体が流出及び乾燥することがない
という利点を有するが、袋本体2 は一重の袋からなるも
のであっても本発明の意図する範囲である。
【0031】さらに、上記実施形態において取出口部材
3 を袋本体2 の一側面に固着してなるものについて説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、図6及び図7に示すように袋本体2 の上端縁に固着
することもできる。なお、かかる取出口部材3 は図6
(ロ)及び図7に示す如く固着部分5aが突設され、この
固着部分5aが袋本体2 の上端縁の未接着の開口部分に挿
着され、この袋本体2 の開口部分が熱シールされること
で、袋本体2 の上端縁に固着されてなる。ここで、固着
部分5aは、袋本体2 の両側部に向かうにつれて徐々に幅
が狭くなる平面視偏平形状に形成されてなる。なお、か
かる固着部分5aの偏平形状としては、楕円形状、船形
状、菱形状等の形状を採用しうる。
【0032】また、上記実施形態においては取出口部材
3 にネジ式の蓋体8 を取付けたものについて説明したが
本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、蓋体の
内面及び取出口部材の外面に夫々係脱可能な係合用突起
を突設せしめて、蓋体を着脱自在に設けることもでき、
また、取出口部材にヒンジを介して上下方向に起伏可能
な蓋体を一体に設けて、この蓋体により取出口部材の開
口部を閉塞するものであっても良い。
【0033】さらに、本発明に前記保持具9 は必須の構
成要件ではないが、保持具9 を設けることにより布状体
20の一端部20a が袋本体2 内に入り、引き出せなくなる
ことを防止できるという利点を有する。
【0034】また、保持具9 を具備する場合にあって
も、上記実施形態の如く取出口部材3と別体で袋本体2
に介在されるものに限定されるものではなく、例えば、
図8に示すように取出口部材3 に保持具9 を一体に設け
ることも可能である。なお、図8に示す保持具9 にあっ
ては取出口部材3 の内面下端に一体的に成形され、この
取出口部材3 と蓋体8 との空間部3a(取出口部材3 の貫
通孔4)に布状体20の一端部20a が収容されている。
【0035】さらに、保持具9 の形態も上記実施形態の
ものに限定されず、中央部に放射状に五本乃至十本等の
切れ目を有するもの等、適宜設計変更可能である。
【0036】
【発明の効果】叙上の様に、本発明に係る収納体は、外
箱に包装袋が離脱可能に収容されるものゆえ、ウェット
タオル等の布状体を使いきった時に包装袋のみを廃棄で
き、特に袋本体がフレキシブル性を有するので小さく折
り畳んで廃棄することができ、従来の金属缶及びプラス
チック缶に比して廃棄が容易である。しかも、空の包装
袋を離脱した外箱に、布状体が包装された別の包装袋を
収容せしめることで外箱を再利用できるため、布状体が
包装袋に包装された袋入り液体含浸布状体のみを販売す
ることができ、金属缶又はプラスチック缶入りの液体含
浸布状体に比して廉価に製造販売することができる。さ
らに、袋本体が合成樹脂製フィルムから構成された包装
袋によりウェットタオル等の布状体は包装されてなるの
で、従来の金属缶及びプラスチック缶に比して布状体に
含浸した液体の蒸発を防止でき、ウェットタオル等の布
状体の乾燥を防止することができる。しかも、袋本体が
合成樹脂製フィルムから構成され、非浸水性を有するた
め、ダンボール等の紙製の外箱が使用も可能となる。
【0037】また、本発明に係る袋入り液体含浸布状体
は、上述の如き外箱に離脱可能に収容せしめることで上
記収納体と同様の利点を有するとともに、袋入り液体含
浸布状体のみでも使用することができるという利点をも
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の袋入りウェットタオルの
正面図を示す。
【図2】図1のA−A線断面拡大図。
【図3】同実施形態の保持具の拡大平面図を示す。
【図4】同実施形態の袋入りウェットタオルを外箱に収
容する状態を示す斜視図。
【図5】同実施形態の収納体で、(イ)は断面図、
(ロ)は要部拡大断面図を示す。
【図6】他実施形態の袋入りウェットタオルで、(イ)
は正面図、(ロ)は要部拡大断面図を示す。
【図7】同実施形態の袋入りウェットタオルの斜視図を
示す。
【図8】他実施形態の袋入りウェットタオルの要部拡大
断面図。
【符号の説明】
1…包装袋、2…袋本体、2x…周縁部、2a…外袋、2b…
内袋、3…取出口部材、4…貫通孔、5…鍔部、6…雄
ネジ部、7…係止部、8…蓋体、9…保持具、9a…切れ
目、10…外箱、11…上蓋、12…突起、13…突片、13a …
係入孔、14…孔部、15…切れ目、20…ウェットタオル
(布状体)、20a …一端部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤等の液体の含浸されたウェットタオ
    ル等の布状体(20)と、該布状体(20)を包装した包装袋
    (1) と、該包装袋(1) を離脱可能に収容した外箱(10)と
    からなり、且つ前記包装袋(1) は、フレキシブル性を有
    する合成樹脂製フィルムからなる袋本体(2) に内部の布
    状体(20)を取り出すための取出口部材(3)が固着されて
    形成されてなり、しかも外箱(10)には収容した包装袋
    (1) の取出口部材(3) を表出するための孔部(14)が穿設
    されてなることを特徴とする液体含浸布状体の収納体。
  2. 【請求項2】 薬剤等の液体の含浸されたウェットタオ
    ル等の布状体(20)と、該布状体(20)を包装した包装袋
    (1) とからなり、且つ前記包装袋(1) は、フレキシブル
    性を有する合成樹脂製フィルムからなる袋本体(2) に内
    部の布状体(20)を取り出すための取出口部材(3) が固着
    されて形成されてなることを特徴とする袋入り液体含浸
    布状体。
JP9216721A 1997-08-11 1997-08-11 液体含浸布状体の収納体、及び、袋入り液体含浸布状体 Pending JPH1156665A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011098776A (ja) * 2009-10-05 2011-05-19 Shu Company:Kk 溶剤含浸ワイパー取り出し容器、その使用方法及びそれに使用されるロールワイパー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011098776A (ja) * 2009-10-05 2011-05-19 Shu Company:Kk 溶剤含浸ワイパー取り出し容器、その使用方法及びそれに使用されるロールワイパー

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