JPH10113723A - 二重式成形加工機とこれを用いて金属区分材を曲折加工するための方法 - Google Patents

二重式成形加工機とこれを用いて金属区分材を曲折加工するための方法

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JPH10113723A
JPH10113723A JP9268824A JP26882497A JPH10113723A JP H10113723 A JPH10113723 A JP H10113723A JP 9268824 A JP9268824 A JP 9268824A JP 26882497 A JP26882497 A JP 26882497A JP H10113723 A JPH10113723 A JP H10113723A
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JP
Japan
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bending
winged
bent
metal section
detention
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Application number
JP9268824A
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English (en)
Inventor
Fabro Marcello Del
デル ファブロ マルチェ
Fabro Giorgio Del
デル ファブロ ジォルジオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEP Macchine Elettroniche Piegatrici SpA
Original Assignee
MEP Macchine Elettroniche Piegatrici SpA
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Publication date
Application filed by MEP Macchine Elettroniche Piegatrici SpA filed Critical MEP Macchine Elettroniche Piegatrici SpA
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D11/00Bending not restricted to forms of material mentioned in only one of groups B21D5/00, B21D7/00, B21D9/00; Bending not provided for in groups B21D5/00 - B21D9/00; Twisting
    • B21D11/10Bending specially adapted to produce specific articles, e.g. leaf springs
    • B21D11/12Bending specially adapted to produce specific articles, e.g. leaf springs the articles being reinforcements for concrete

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Wire Processing (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1対の曲折加工ステーション(10a、10
b)を含み、各ステーションが翼部付き拘留機素(1
5)とディスク周辺に配置された曲折加工ピン(14)
とを含む回転ディスク(13)から成る曲折加工組体
(12)を支持するハウジング構造体(19)を含んで
成り、該機素(15)は被加工丸片材(16)を通過さ
せ且つ横方向へ収容する二重機能のチャンネルを含んで
成る、斯ゝる従来の二重式成形加工機を単一のピンで右
手、左手曲げ加工出来るように改良。 【解決手段】 該二重式成形加工機において、該加工丸
片材を載せた各機素(15)が作動機(18)と連携す
ることによって、回転ディスク(13)によって規定さ
れた曲折加工平面を基準にして、金属区分材(16)の
底面が配位した平面が曲折加工ピン(14)の頂面(1
4a)を越える高さに至るように金属区分材(16)を
上昇させるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二重式成形加工機が
金属部材を曲折加工するための方法と、これに関係した
可動翼状部を備えた機素を具えた二重式成形加工機に関
する。本発明は好ましくはビル建設業界で補強目的で使
用される大きな寸法の丸い片材を成形加工するのに適用
されるが、用途はこれに限定されている訳ではなく、パ
イプ、バー、或いは他の金属区分材(セクション)を曲
折加工するために使用される。実際的理由から、以下の
記述は強化コンクリートのための丸片材を対象とした本
発明の特定の用途を参照する。従って、用語「丸片材」
は、補強用のバー(棒体)及び/或いはブラケットを作
るのに使用され得る如何なる種類の金属区分材をも包含
するものとして、使われている。用語「丸片材」は丸片
材の積み重ねた束として、その丸片材が同時に成形加工
されている斯ゝる丸片材束をも包含するものとして、採
用されている。
【0002】
【従来の技術】技術水準はビル建設業界における強化コ
ンクリートのためのバー及び/或いはブラケットを作る
ために使用される成形加工機を包含している。当該機械
は通常は、二重成形加工ステーションとして、その各々
が自己の曲折加工組体(アッセンブリ)を含み、それに
よって2つの曲折作業が同時に実施され得るようにした
斯ゝる二重成形加工ステーションを含んで成るように構
成される。
【0003】両曲折加工ステーションの少なくとも1方
はガイド上で可動であり、当該ガイドは事後の曲折作業
の間の距離に従って当該ステーションを他方のステーシ
ョンに対して近づけたり、遠ざけたりすることが出来
る。
【0004】通常は、両曲折加工ステーションの間に少
なくとも1つの把持機素(グリッパエレメント)が配設
されており、当該把持機素は両曲折加工ステーションに
対して移動可能であり、その機能は成形加工対象の丸片
材を案内し、そして保留し、更には曲折作用を際立てる
ものである。
【0005】このタイプの成形加工機における曲折加工
組体は実質的に中心拘留ピン(コントラスティング・ピ
ン)と周辺ピンを具えた回転ディスクから成る。曲折加
工対象の丸片材は各曲折組体の両ピンの間に挿入され、
次いで所望の方向へ必要な丸片材の外形(ジオメトリ)
に従って所望の角度だけ回転する該ディスクによって成
形される。
【0006】しかし、曲折加工組体の構造は以下の理由
から拘留ピンの近傍で丸片材が望ましくない変形をしば
しば被るので、満足すべきものではない。即ち、この領
域では丸片材が横方向には十分に入れられていないから
である。
【0007】この欠陥を克服するために、現状では中心
拘留ピンは回転ディスクと連携する拘留機素として、こ
れが丸片材の貫通出来る丸片材を容れた中空部を含んで
成る斯ゝる拘留機素(コントラスティング・エレメン
ト)によって置換したものがある。この機素は長尺のも
のであり、翼部付き機素として知られている。この解決
策は例えば DE 94 06 880 並びに EP-A-0 015 354 にお
いて採用されている。
【0008】この翼部付き機素は拘留機素として、丸片
材が延在した部分のために横方向へ、即ち縦軸線に対し
て直角な方向へ入れられ、それ故に曲折工程の際に翼部
付き機素の領域の水平面上の変形を被る事態が軽減され
るように、機能する。
【0009】技術水準として知られている成形加工機に
おいて認識されている別の問題は、被成形加工片材に関
して同じバー或いは同じ束のバーに対して90°以上の
曲度になる右手曲げ部と左手曲げ部を作ることが出来る
ように1側から他側に曲折加工ピンを移動させることに
関係している。
【0010】回転ディスクを一時的に降下させること
は、大きな寸法の丸片材を成形加工するためのこれらの
機械の構造の所為で、不可能である。当該回転ディスク
には、曲折加工ピンが工作平面の下側に付設され、それ
によって当該曲折加工ピンが非成形片材の下側を通り、
次いで当該片材の他方の側に出るようになっている。
【0011】或る実施態様は退動可能タイプの曲折加工
ピンとして、当該ピンが回転ディスクから完全に出現し
ている稼働位置と当該ピンがディスクの下に降下させら
れ、そして為すべき曲げ加工に関連して被成形片材の1
方から他方へ移行させられる移転位置とを含む斯ゝる退
動可能タイプの曲折加工ピンを提案している。
【0012】しかしながら、この解決策は特に複雑な構
造の回転ディスクを使用することを必要とし、曲折加工
ピンの最小変形に対して効率的でないことが判明してい
る。
【0013】事実、被加工丸片材の直径(50mm程の
ものでさえ)と機械の大きなパワーとが、しばしば曲折
加工ピンの変形及び/或いは曲げの原因になり、それ故
に当該ピンを退動座部(シーティング)に降下させるこ
とになるならば、その移動は難しくなる。
【0014】更に、曲折加工組体に高パワーを与えるこ
とが要求されている作動装置(システム)は曲折加工ピ
ンの工作面の下への降下を困難にする。
【0015】別に提案されている実施態様は同じ回転デ
ィスク上で特定距離だけ離間配置された、右手曲折加工
ピンと左手曲折加工ピンを含むが、この解決策であって
も約45°を越える曲度も達成することは出来ない。
【0016】更に別の解決策によれば、把持具として、
回転ディスクを回転させることによって一時的に丸片材
を持ち上げ、そして曲折加工ピンを1方から他方へ通す
ことが出来るように当該把持具が起動させられることに
なる斯ゝる把持具が関係する方の曲折加工ステーション
の外側に配設される。しかし、この解決策は曲折加工ス
テーションの軸線と丸片材を持ち上げる機素との間に過
剰に大きな距離がある所為で、問題を引き起こす。
【0017】更に別の解決策は周辺ピンと連携する中心
拘留ピンを支える曲折加工ディスクと、当該第1ピンの
外側で1対の別の拘留ピンを支えた別のディスクとを用
いることを教示している。
【0018】この解決策は複雑であり、曲折加工ピンを
バー束の1側から他側へ効果的に且つ単純に通過させる
ことの問題を解決するものではない。
【0019】DE 94 06 880 は成形加工機を記述してい
る。2つの曲折加工ステーションとして、両ステーショ
ン間に動くことも可能である固定装置が配置され、各ス
テーションが下記構成の回転ディスクを具えた曲折加工
組体を有している斯ゝる両曲折加工ステーションを具え
た成形加工機を記述している。当該回転ディスクとは、
長いガイドを具えた形式の拘留機素と周辺に配置された
曲折加工ピンとを支えている。
【0020】DE' 880 は実質的に、両曲折加工ステーシ
ョンに対する前記の固定装置の位置を、当該固定装置が
曲折加工工程の際に両ステーションの中心に常に配位す
るように、自動的に規定するための指令手段を含むこと
を教示している。しかし、この特許文献は、同じ丸片材
に90°の曲度を有することも可能な右手、左手曲げ部
を、単一の曲折加工ピンを用いて逐次に作る如何なる解
決策も提案するものではない。DE' 880 は曲折加工ヘッ
ドからバーを引き出す駆逐装置を提供しているに過ぎな
い。この駆逐装置は曲折加工作業の終端で邪魔をする。
【0021】技術水準になっている既知の成形加工機の
別の不利益はチャンネルとして、この中を丸片材が工作
平面上で通過しなければならない斯ゝるチャンネルにス
ケールとゴミの大きな集積が生じることである。これは
環境ファクターに露呈されている倉庫や貯蔵室から取り
出されたバーから成るタイプの被加工材に起因して生じ
る。
【0022】このゴミは長尺ガイド形式の拘留機素に特
に集積し、長い間には曲折作業と干渉を開始し、最終製
品の品質に影響する顕著な作業上の問題を生み出す。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記の
従来技術の欠陥を克服して、一層の利益をもたらす丸片
材等の金属部材を曲折加工するための改良された方法
と、これに関係した改良された成形加工機を提供するこ
とにある。具体的には、その目的の1つは長尺ガイド形
式の拘留機素、即ち翼状部として、被加工丸片材の直径
及び/或いは作られるべき曲げ部のタイプに関係なく、
当該機素が構造的に単純で、迅速で且つ機能的であるシ
ステムを用いて被加工丸片材の1方から他方への曲折加
工ピンの移動を許容する斯ゝる拘留機素を具えた曲折加
工機を提供することにある。その結果、曲折加工方法と
して、曲折加工用の回転ディスクの周辺に装着した単一
の曲折加工ピンを用いて、右手、左手曲げ部として90
°以上の曲度を有するものでさえ順次実施され得る斯ゝ
る曲折加工方法を達成することが出来る。
【0024】本発明の追加の目的は、この動作を機械の
生産サイクルを改良し且つ加速し、そしてその機能部品
の実質的な変更を要さずに一層融通のきく、即ち多方面
に用途が開けるようにするシステムを用いて実現するこ
とにある。
【0025】本発明の別の目的は丸片材の通過する中空
部に堆積したゴミやスケールが翼部付き拘留機素から自
動的に排出させることにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明に係る曲折加工機
は、その構造を全体的に見ると、実質的に従来式のもの
であって、2つの可動曲折加工ステーションとして、各
ステーションが翼部付き拘留機素と周辺配位曲折加工ピ
ンの装着されている曲折加工用の回転ディスクを具えた
曲折加工組体(アッセンブリ)を具備している。当該機
械は両ステーションの中間位置において把持機素を含
み、当該把持機素も被加工丸片材を保留し且つ案内す
る、即ちガイドするために両ステーションに対して移動
可能である。
【0027】本発明によれば、各翼部付き拘留機素は少
なくとも1つの作動機が曲折加工ピンを被加工丸片材の
1側から他側へ変位させ、それによって90°以上の曲
度を有する左手、右手の曲げ部を丸片材に対して逐次作
ることを必要とするときに、当該機素の回転ディスクに
対する上昇を可能にするように、当該作動機と連携して
いる。
【0028】翼部付き拘留機素の作動機との協同による
上記動作は、1曲折加工サイクルと次のサイクルの間の
中間工程において起動され、当該機素に局部的に包み込
まれた丸片材や1束の複数丸片材の底面を、曲折加工ピ
ンの頂面の高さに少なくとも合致する高さだけ、即ち当
該丸片材底面が配位する平面が当該ピン頂面を越えるに
至る高さだけ、上昇させることを可能にする。
【0029】翼部付き機素の持上げ、即ちそれ故にこれ
に局部的に包み込まれた丸片材の上昇は、曲折加工ピン
の取り付けられているディスクの回動を許容し、それ故
に丸片材の下側を当該ピンが通過するのを可能にし、そ
れによって先に曲折加工を行った丸片材の1側から次の
曲折加工のために他側へ正しく位置変えが出来るように
する。
【0030】曲折加工ピンが一旦位置付けられると、作
動機は翼部付き拘留機素を回転ディスクと連携した拘留
機素用の座部(シーティング)に引き戻すために再位置
付けされ、それによって丸片材に対して新たな曲折加工
作業を行えるようにする。今回の曲げ部は前回の曲げ部
とは逆の方向へ曲度を付けるように作られる。
【0031】第1実施例によれば、翼部付き拘留機素は
作業平面に対して、それ故に回転ディスクに対して、実
質的に直角な平面上で上昇させ、その際に翼部付き拘留
機素は当該平面に対して実質的に平行に維持される。
【0032】変形例によれば、翼部付き拘留機素は当該
機素を曲折加工ステーションの外側部分の方へ傾ける旋
回動作によって上昇させられる。本事例では、翼部付き
拘留機素がその後端縁においてヒンジ手段によって機械
のハウジング構造体にヒンジ結合される。更に本事例で
は、翼部付き拘留機素を傾けることによって、当該機素
のガイドチャンネルから不要物やその他のゴミを排出す
ることが出来る。
【0033】翼部付き拘留機素ピンの所為で、ハウジン
グに配設されている孔に侵入する事態を阻止するか、少
なくとも侵入を制限することも可能である。
【0034】別の変形例によれば、両曲折加工ステーシ
ョンの間に配設した把持機素は当該機素、それ故にこれ
に保持された丸片材を翼部付き拘留機素の動作と整合し
た態様で以って必要に応じて上昇、下降させることが出
来る作動機と連携している。
【0035】把持機素が移動可能である事実は更に、丸
片材が上昇するときに当該丸片材を支持し、それ故にこ
材料の変形や撓みを阻止する利点をもたらす。
【0036】それ故に、本発明に係る成形加工機は曲折
作業のジオメトリや丸片材の直径がどうであろうと、生
産サイクルの稼働時間を著しく低減させる。
【0037】丸片材がその上昇時に回転ディスクに曲が
って垂れ下がり、従って過渡期に十分なスペースを確保
出来ない場合にも、曲折加工ピンが翼部付き機素の下側
を通過することによって丸片材に対する正しい位置に移
行させられるように、当該曲折加工ピンが最大回転角度
に亘って旋回することが出来る。
【0038】
【実施例】本発明に係る強化コンクリートの強化材とし
ての丸片材16を成形加工する成形加工機10は、2つ
の曲折加工ステーション10a、10bとして、両者が
1線上に配置され、作業サイクルに従って互いに相手に
対して近付いたり、遠去かったりするようにレール11
上で移動可能である斯ゝる両曲折加工ステーションを含
む。各ステーション10a、10bは回転ディスク13
から成る曲折加工組体を含んで成り、当該回転ディスク
の周辺には曲折加工ピン14が固定されている。
【0039】丸片材16が回転ディスク13に平行な平
面に配位した状態で貫通過する縦方向に延在する中空部
を備えた翼部付き拘留機素15が配設され、当該機素が
回転ディスク13並びに曲折加工ピン14と協同する関
係にある。
【0040】両ステーションの中間位置には、曲折加工
工程で丸片材16を保留し且つ案内するのに適した把持
機素17が配設されている。この把持機素17は両ステ
ーション10a、10bに対して、両ステーションに対
する所望の相対的位置を維持するように移動可能にする
ことも出来る。
【0041】本発明によれば、各翼部付き機素15は少
なくとも1つの作動機18と連携している。変形例で
は、各翼部付き機素15のために2個以上の作動機18
が設けられる。
【0042】作動機18は翼部付き拘留機素15を回転
ディスク13によって規定された作業平面を基準にし
て、少なくとも翼部付き拘留機素15の下縁15a或い
は当該拘留機素に上から載せられた丸片材16の底面が
曲折加工ピン14の頂面14aより高度が大きい点まで
上昇させることが出来る、即ち丸片材が配位した下位平
面が曲折加工ピンを越えるレベルになるまで拘留機素を
上昇させることが出来る。それ故に、翼部付き拘留機素
15の上昇は、回転ディスク13を1方向24或いは他
方向(図1)に回動させることによって曲折加工ピン1
4を丸片材16が以前の曲折作業とは反対の方向へ曲げ
得るように丸片材16の1側から他側へ通過させる事態
を可能にする。
【0043】次に、特定の曲折、例えば右への曲折が達
成されたとき、作動機18が起動され、そして曲折加工
ピン14が丸片材16の他側に移動させられるまで回転
ディスク13が回動させられ、次いで作動機18が翼部
付き拘留機素15をその作業位置まで担持して運び、丸
片材16が新たに作るべき曲げ部の位置まで縦方向へ進
行し、次いで以前の曲折作業とは反対の方向の新たな曲
げがその位置で達成される。
【0044】図2、3に示す第1実施例では、作動機1
8の不動機素18aは関係する方の曲折加工ステーショ
ン10a、10bのハウジング構造体19にその内側の
後退位置において固定連結されて、他方作動機18の機
素18bは回転ディスク13と接触することが出来ない
外側の面域に位置する可動機素下部において翼部付き拘
留機素15と連結されている。
【0045】この解決策によれば、翼部付き拘留機素1
5は丸片材16が配位している平面に対して実質的に直
角な平面上で上昇させ、前者の平面に対して実質的に平
行に維持される。
【0046】翼部付き拘留機素15は上昇/降下すると
き、ハウジング構造体19に配設されて回転ディスク1
3の中心孔と連通している適合中心孔23と協同するピ
ン20によって案内される。
【0047】図4に示す変形例によれば、翼部付き拘留
機素15は上昇しながら旋回動させられるので、補完の
曲折加工ステーション10b或いは10aの前面に配置
された関係する曲折加工ステーション10a或いは10
bの側で斜めに降下させられる。
【0048】この実施例は曲折加工ステーション10
a、10bのハウジング構造体19に直接干渉する事態
の生じるものではなく、ハウジング構造体19の内部空
間を専有せず、更には翼部付き拘留機素15のガイドチ
ャンネルに累積していたスケールやその他のゴミを排出
し、それによって当該ゴミがハウジング構造体19の作
業面に乗り移る事態を及び/或いは孔23の中に侵入す
る事態を阻止することが出来る。
【0049】本例では、作動機18はハウジング構造体
19の外側に配設されていて、その1端が当該構造体に
拘束されている。この場合、作動機18はハウジング構
造体19にそのブラケット機素21において揺動するよ
うに付設されている。
【0050】作動機18の他端は、丸片材16と接触し
ない面域において翼部付き拘留機素15の後端15bに
ピン止めされている。翼部付き拘留機素15はその下位
後端15cの近傍でハウジング構造体19にヒンジ手段
25を介して連結されていて、丸片材16が配位してい
る平面と実質的に対応する垂直面上で揺動することが出
来る。翼部付き拘留機素15は作動機18の可動機素1
8bの作動によって上昇或いは傾斜させられる。
【0051】この場合、ピン20の下端は、翼部付き拘
留機素15が上昇し且つ旋回させられるときに、孔23
の内面に接触しないようにリーマ加工するのが有利であ
る。
【0052】図2に示す事例によれば、把持機素17は
それ自体の作動機22と連携されていて、当該作動機が
翼部付き拘留機素15の動作と関連して把持機素を上
昇、降下させることが出来る。本例では、1方或いは両
方の翼部付き拘留機素15が上昇するとき、両ステーシ
ョン10a、10bの間の距離が大きく、従って丸片材
16の望ましくない撓みと変形をもたらすことになる場
合に、把持機素が丸片材16を支持する把持機素17も
上昇させられるので、この種の不都合は回避される。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、単一の曲折加工ピンを
用いるだけで丸片材に対して右手、左手の曲げ部を逐次
作ることが簡単且つ容易に可能になるように従来の二重
式成形加工機が改良される。この改良によって、二重式
成形加工機に多方面の用途が開かれ、且つその生産効率
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形加工機の上から見た平面図で
ある。
【図2】図1の成形加工機の側面図である。
【図3】図1、2の成形加工機の拡大切欠き部分説明図
である。
【図4】図3の機構部分の変形例を示す図3に対応する
拡大切欠き部分説明図である。
【符号の説明】
10…曲折加工機 10a、10b…曲折加工ステーション 11…レール 12…曲折加工組体(アッセンブリ) 13…回転ディスク 14…曲折加工ピン 14a…ピン頂面 15…翼部付き拘留機素 15a…下縁 15b…後端 15c…下位後端 16…丸片材(金属区分材の) 17…把持機素 18…作動機(拘留機素用の) 18a…不動機素 18b…可動機素 19…ハウジング構造体 20…ピン 21…ブラケット機素 22…作動機(把持機素用の) 23…孔 25…ヒンジ手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設業界等において強化コンクリートに
    使用する個々の或いは束の丸片材等の金属区分材を曲折
    して、これに90°以上の曲度を有する左手、右手曲げ
    部を逐次作るための二重式成形加工機を用いて金属区分
    材を曲折加工する方法として、当該機械は2つの曲折加
    工ステーション(10a、10b)を含んで成り、両ス
    テーションの少なくとも1方が他方に対して縦方向に移
    動可能であり、各ステーションが翼部付き拘留機素(1
    5)とディスク周辺に配設された曲折加工ピン(14)
    とを含む回転ディスク(13)から成る曲折加工組体
    (12)を含んで成る、斯ゝる金属区分材の曲折加工方
    法において、 互いに反対の曲げ方向になる2度の曲折加工を順次実行
    するために、以下の工程: 1)第1曲げ部を金属区分材(16)に作る工程; 2)翼部付き拘留機素(15)を上昇させ、その結果と
    して当該機素に入れてある金属区分材(16)も曲折加
    工ピン(14)の頂面(14a)より高いレベルまで上
    昇させる工程; 3)曲折加工ピン(14)を第1曲部の加工のために占
    めた位置に対して金属区分材(16)における反対側の
    位置に運ぶように、回転ディスク(13)を1方向或い
    は他方向に回動させる工程; 4)翼部付き拘留機素(15)を回転ディスク(13)
    との協同関係において再位置決めする工程; 5)金属区分材(16)が次に作られるべき第2曲げ部
    に対応した位置に進行する工程;及び 6)第2曲げ部を先に作られた第1曲げ部とは反対の曲
    げ方向に作る工程、を含むことを特徴とする、強化コン
    クリートで使用する金属区分材を二重式成形加工機を用
    いて曲折するための曲折加工方法。
  2. 【請求項2】 翼部付き拘留機素(15)を、金属区分
    材(16)が配位した平面に対して実質的に直角な平面
    上で上昇させる、請求項1に記載の曲折加工方法。
  3. 【請求項3】 金属区分材(16)が配位した平面に対
    して、関係する方の曲折加工ステーション(10a、1
    0b)に対して外向きの方向へ翼部付き拘留機素(1
    5)を旋回させる、請求項1に記載の曲折加工方法。
  4. 【請求項4】 翼部付き拘留機素(15)が上昇すると
    きに、金属区分材(16)を両曲折加工ステーション
    (10a、10b)の間において当該金属区分材を把持
    している把持機素(17)と共に対応した態様で以って
    上昇させる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の曲折
    加工方法。
  5. 【請求項5】 建設業界等において強化コンクリートに
    使用する丸片材等の個々の或いは束の金属区分材(1
    6)を曲折加工する翼部付き拘留機素(15)を具えた
    二重式成形加工機であって、当該機械が1線上に配列さ
    れた少なくとも1方(10a)が他方(10b)に対し
    て縦方向へ移動可能である2つの曲折加工ステーション
    (10a、10b)を含んで成り、両ステーション間に
    は金属区分材のための少なくとも1つの把持機素(1
    7)が配設されており、各ステーション(10a、10
    b)は翼部付き拘留機素(15)とディスク周辺に配置
    された曲折加工ピン(14)とを含む回転ディスク(1
    3)から成る曲折加工組体(12)を支持するハウジン
    グ構造体(19)を含んで成り、翼部付き拘留機素(1
    5)は被加工金属区分材(16)を通過させ且つ横方向
    へ収容する二重機能のチャンネルを含んで成る、斯ゝる
    構成の二重式成形加工機において、 各翼部付き拘留機素(15)が作動機(18)と連携す
    ることによって、回転ディスク(13)によって規定さ
    れた曲折加工平面を基準にして、金属区分材(16)の
    底面が配位した平面が曲折加工ピン(14)の頂面(1
    4a)を越える高さに至るように金属区分材(16)を
    上昇させるようにしたことを特徴とする二重式成形加工
    機。
  6. 【請求項6】 作動機(18)が関係する方の曲折加工
    ステーション(10a、10b)のハウジング構造体
    (19)と連携している、請求項5に記載の二重式成形
    加工機。
  7. 【請求項7】 作動機(18)はハウジング構造体(1
    9)の内側に少なくとも部分的に配置されていて、金属
    区分材(16)が配位する平面に対して実質的に直角な
    軸線上で移動可能な作動機素(18b)を有する、請求
    項5或いは6に記載の二重式成形加工機。
  8. 【請求項8】 作動機(18)はハウジング構造体(1
    9)の外側に少なくとも部分的に配置されていて、金属
    区分材(16)が配位する平面に対して傾斜した軸線上
    で移動可能な作動機素(18b)を有する、請求項5或
    いは6に記載の二重式成形加工機。
  9. 【請求項9】 翼部付き拘留機素(15)は回転ディス
    ク(13)並びにハウジング構造体(19)に配設した
    適合孔(23)と協同する下位ガイドピンを含む、請求
    項5〜8のいずれか1項に記載の二重式成形加工機。
  10. 【請求項10】 把持機素(17)はそれ自体の有する
    昇降作動機(22)として、これが翼部付き拘留機素
    (15)と連携した少なくとも1つの作動機(18)の
    作動によって機能的に制御されている斯ゝる昇降作動機
    と連携している、請求項5〜9のいずれか1項に記載の
    二重式成形加工機。
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