JPH10112240A - 二段押圧スイッチ及び脚付き可動板 - Google Patents

二段押圧スイッチ及び脚付き可動板

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JPH10112240A
JPH10112240A JP28319596A JP28319596A JPH10112240A JP H10112240 A JPH10112240 A JP H10112240A JP 28319596 A JP28319596 A JP 28319596A JP 28319596 A JP28319596 A JP 28319596A JP H10112240 A JPH10112240 A JP H10112240A
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JP
Japan
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main body
switch
contact
movable plate
legs
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Pending
Application number
JP28319596A
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English (en)
Inventor
Masahito Suyama
真仁 須山
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Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なくて組み立て工数が減少し、
製造コストの低減化が図れる二段押圧スイッチを提供す
る。 【解決手段】 弾性金属板の中央をドーム状に湾曲して
なる本体部51を有し本体部51の外周から本体部51
を浮かせる脚57,57を突出してなる脚付き可動板5
0と、脚付き可動板50を載置すると共に載置した脚付
き可動板50の脚57,57の先端部分に当接する位置
と本体部51の外周下面に対向する位置と本体部51の
中央に対向する位置にそれぞれスイッチ接点47,4
5,43を設けてなる接点形成部材10とを具備する。
脚付き可動板50を押圧すると脚57,57が変形して
本体部51の外周下面がスイッチ接点45に当接し、さ
らに脚付き可動板50を押圧することで本体部51の中
央が変形して該中央がスイッチ接点43に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二段押圧スイッチ及
び脚付き可動板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動焦点機能付きカメラの
中には、シャッタ用のスイッチを軽く押すと1段目のス
イッチがオンしてピント合わせをし、更に強くスイッチ
を押し込むと2段目のスイッチがオンしてシャッタが動
作する構造のものがあり、前記スイッチとしては二段押
圧スイッチが使用されている。
【0003】図6はこの種の従来の二段押圧スイッチを
示す概略側断面図である。同図に示すようにこの二段押
圧スイッチは、金属板83,85,87をその表面に露
出するように一体成形した接点形成部材81と、金属板
製であってその外周がそれぞれ前記金属板83と金属板
85の上に接続されるように上下に設置される2枚の可
動接点板91,93と、接点形成部材81の上面に取り
付けられるラバーシート95と、該ラバーシート95を
固定するようにその上に被せられて前記接点形成部材8
1の外周側面に設けられた係止爪97に係合・固定され
るカバー99とによって構成されている。
【0004】そしてカバー99の中央に設けた孔101
の部分からラバーシート95を図示しない指又はアクチ
ュエータで押し込めば、まず上側の可動接点板91が押
圧されて変形しその中央下面が下側の可動接点板93に
接触して金属板83,85間をオンする。
【0005】さらにラバーシート95を押し込めば上下
の可動接点板91,93が接触した状態のまま下側の可
動接点板93が変形しその中央下面が金属板87に接触
して金属板83,85,87間をオンする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例は部品点数が多く、さらなる組み立て工数の減少や、
製造コストの低減化が図れなかった。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、部品点数が少なくて組み立て工数が減
少し、製造コストの低減化が図れる二段押圧スイッチ及
び脚付き可動板を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明にかかる二段押圧スイッチは、弾性金属板の中
央をドーム状に湾曲してなる本体部を有し該本体部の外
周から本体部を浮かせる脚を突出してなる脚付き可動板
と、前記脚付き可動板を載置すると共に該載置した脚付
き可動板の脚の部分に当接する位置と本体部の外周下面
に対向する位置と本体部の中央に対向する位置にそれぞ
れスイッチ接点を設けてなる接点形成部材とを具備し、
前記脚付き可動板を押圧することで前記脚が変形して本
体部の外周下面が該外周下面に対向する位置に設けたス
イッチ接点に当接し、さらに脚付き可動板を押圧するこ
とで本体部自体が変形して該本体部の中央が該中央に対
向する位置に設けたスイッチ接点に当接するように構成
した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかる二段押圧スイッチの分解斜視図である。同図に示
すようにこの二段押圧スイッチは、接点形成部材10の
内部に脚付き可動板50とドーム付きシート60を収納
し、その上にカバー65を被せて構成されている。以下
各構成部品について説明する。
【0010】カバー65は金属板製であり、その中央に
円形の貫通孔67を設けるとともにその両側辺69,6
9を下方向に折り曲げ、該両側辺69,69の部分にそ
れぞれ係止孔71,71を設けて構成されている。
【0011】ドーム付きシート60はポリエチレンテレ
フタレート等の樹脂製のシートであり、その中央には上
方向に湾曲するドーム状のドーム部61が設けられてい
る。なおこのドーム付きシート60は金属板で構成して
も良い。
【0012】脚付き可動板50は弾性金属板製であり、
円板状の本体部51の外周から2本の脚57,57を突
出して構成されている。
【0013】ここで本体部51はその中央に上方向に湾
曲するドーム状部分が設けられ、その下面中央を接点部
52とし、その外周辺下面を接点部55としている。ま
た脚57は、本体部51から略T字状に突出しており、
その両先端部分は少し下方向に折り曲げられることで該
両先端部分を接点部59,59としている。つまりこの
脚付き可動板50を平面の上に置くと、接点部59,5
9が該平面に当接することで、本体部51全体が該平面
から浮くように構成されている。
【0014】なお脚57が変形する弾性力と本体部51
自体が変形する弾性力は、脚57が変形して本体部51
全体が下降する弾性力の方を、本体部51自体が変形す
る弾性力よりも弱くなるように構成している。
【0015】次に接点形成部材10は、樹脂成形体11
内に4本のスイッチ板35,37,39,41を一体に
インサート成形して構成されている。
【0016】ここで図2は前記接点形成部材10内にイ
ンサートするスイッチ板35,37,39,41のみを
示す拡大斜視図である。同図においてスイッチ板35は
その一端に円形のスイッチ接点43を上方向に突出する
ように設け、且つその他端に端子部36を設けて構成さ
れている。スイッチ板37はその一端に前記スイッチ接
点43を囲む円弧状のスイッチ接点45を設け、且つそ
の他端に端子部38を設けて構成されている。
【0017】スイッチ板39とスイッチ板41はそれぞ
れその両側にスイッチ接点47,49を設け、且つその
両端に端子部40,42を設けて構成されている。
【0018】ここで前記各スイッチ接点43,45,4
7,49の面は同一面に位置している。
【0019】一方樹脂成形体11は、図1に示すよう
に、その上面に前記脚付き可動板50を収納する寸法形
状の可動板収納凹部13を設けている。可動板収納凹部
13中央の円形部分の底にはスイッチ接点43,45が
露出し、可動板収納凹部13両側の直線状部分の両端の
底にはスイッチ接点47,49(スイッチ接点49は図
示せず)が露出している。
【0020】またこの樹脂成形体11の両側面からは前
記スイッチ板35,37,39,41の各端子部36,
38,40,42が突出している。また端子部36,3
8,40,42が突出していない側の両側面には、係止
爪15,15(図では手前側のみ示す)が設けられてい
る。
【0021】そしてこの二段押圧スイッチを組み立てる
には、接点形成部材10の可動板収納凹部13内に脚付
き可動板50を収納し、次にその上にドーム付きシート
60とカバー65を載せ、接点形成部材10の係止爪1
5,15をカバー65の係止孔71,71に係止すれば
よい。
【0022】以上のようにして組み立てられた二段押圧
スイッチは、図1,図2から明らかなように、その脚付
き可動板50の脚57,57に設けた接点部59が、ス
イッチ板39,41に設けた各スイッチ接点47,49
に当接している。つまりスイッチ板39,41間は常に
導通している。
【0023】ここで図3は組み立てられた二段押圧スイ
ッチを示す図であり、同図(a)は平面図、同図(b)
は同図(a)のA−A概略断面図である。同図に示すよ
うに、スイッチ板35に設けたスイッチ接点43と脚付
き可動板50の接点部52は所定距離離間して対向して
いる。同時にスイッチ接点45と接点部55間も所定距
離離間して対向している。
【0024】そしてカバー65の貫通孔67からドーム
付きシート60のドーム部61を図4に示すように指又
はアクチュエータ100で押圧していくと、まずドーム
部61が変形して反転することでクリック感覚を生じな
がら脚付き可動板50が押圧されてその脚57,57が
変形して本体部51がそのままの形状で下降し、該本体
部51外周の接点部55がスイッチ板37のスイッチ接
点45に当接する。これによってスイッチ板39,41
とスイッチ板37(図2参照)間がオンする。
【0025】さらにドーム部61を押圧していくと、図
5に示すようにこんどは脚付き可動板50の本体部51
自体がクリック感覚を生じながら変形して反転し、その
中央の接点部52がスイッチ板35のスイッチ接点43
に当接し、これによって全てのスイッチ板35,37,
39,41(図2参照)間がオンする。
【0026】ドーム部61への押圧を解除すると上記動
作とは逆に、まず接点部52のスイッチ接点43への当
接が解除され、次に接点部55のスイッチ接点45への
当接が解除され、図3(b)に示す元の状態に自動復帰
する。
【0027】なお接点形成部材10の上にドーム付きシ
ート60を接着等して固定すれば、上記実施形態で用い
たカバー65は必ずしも必要なくなる。
【0028】また1段目のクリック感覚が必要なけれ
ば、ドーム付きシート60も必ずしも必要なく、脚付き
可動板50の本体部51を直接アクチュエータで押圧す
るように構成しても良い。
【0029】また接点形成部材10は必ずしも樹脂成形
体11とスイッチ板35,37,39,41の組み合わ
せで構成する必要はなく、基板上にスイッチ接点を形成
したものや、金属板だけでスイッチ接点を形成したもの
など種々の変形が可能であり、要はスイッチ接点を具備
する部材であればどのような構造のものでも良い。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、構造が簡単で部品点数が少なく、製造コストの低減
化が図れる二段押圧スイッチが提供できるという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる二段押圧スイッチ
の分解斜視図である。
【図2】スイッチ板35,37,39,41のみを示す
拡大斜視図である。
【図3】二段押圧スイッチを示す図であり、同図(a)
は平面図、同図(b)は同図(a)のA−A概略断面図
である。
【図4】二段押圧スイッチの動作説明図である。
【図5】二段押圧スイッチの動作説明図である。
【図6】従来の二段押圧スイッチを示す概略側断面図で
ある。
【符号の説明】
10 接点形成部材 35,37,39,41 スイッチ板 43,45,47,49 スイッチ接点 50 脚付き可動板 51 本体部 57,57 脚 60 ドーム付きシート 65 カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性金属板の中央をドーム状に湾曲して
    なる本体部を有し該本体部の外周から本体部を浮かせる
    脚を突出してなる脚付き可動板と、 前記脚付き可動板を載置すると共に、該載置した脚付き
    可動板の脚の部分に当接する位置と、本体部の外周下面
    に対向する位置と、本体部の中央に対向する位置にそれ
    ぞれスイッチ接点を設けてなる接点形成部材とを具備
    し、 前記脚付き可動板を押圧することで前記脚が変形して本
    体部の外周下面が該外周下面に対向する位置に設けたス
    イッチ接点に当接し、さらに脚付き可動板を押圧するこ
    とで本体部自体が変形して該本体部の中央が該中央に対
    向する位置に設けたスイッチ接点に当接することを特徴
    とする二段押圧スイッチ。
  2. 【請求項2】 弾性金属板の中央をドーム状に湾曲して
    なる本体部を有し該本体部の外周から本体部を浮かせる
    脚を突出し、本体部を押し下げた際に脚が変形して本体
    部全体を下降せしめる弾性力の方を、本体部自体が変形
    する弾性力よりも弱く構成したことを特徴とする脚付き
    可動板。
JP28319596A 1996-10-04 1996-10-04 二段押圧スイッチ及び脚付き可動板 Pending JPH10112240A (ja)

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JP28319596A JPH10112240A (ja) 1996-10-04 1996-10-04 二段押圧スイッチ及び脚付き可動板

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JP (1) JPH10112240A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023157843A1 (ja) * 2022-02-16 2023-08-24 アルプスアルパイン株式会社 スイッチ装置
WO2024029141A1 (ja) * 2022-08-05 2024-02-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 プッシュスイッチ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023157843A1 (ja) * 2022-02-16 2023-08-24 アルプスアルパイン株式会社 スイッチ装置
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