JPH10108447A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

Info

Publication number
JPH10108447A
JPH10108447A JP25414096A JP25414096A JPH10108447A JP H10108447 A JPH10108447 A JP H10108447A JP 25414096 A JP25414096 A JP 25414096A JP 25414096 A JP25414096 A JP 25414096A JP H10108447 A JPH10108447 A JP H10108447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
stator yoke
linear sections
stepping motor
linear portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25414096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3598677B2 (ja
Inventor
Masaaki Matsubara
真朗 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP25414096A priority Critical patent/JP3598677B2/ja
Publication of JPH10108447A publication Critical patent/JPH10108447A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3598677B2 publication Critical patent/JP3598677B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報伝達機器に使用される永久磁石型ステッ
ピングモータにおいて、ステータヨーク極歯の相対位置
精度及び同軸度のバラツキを低減し、特にマイクロステ
ップ駆動時あるいは1−2相励磁駆動時のトルクダウ
ン,ディテントトルクの増大,振動・騒音の増加,停止
位置精度の悪化を防止し特性改善を容易に図ることを目
的とする。 【解決手段】 フレーム10及びステータヨーク9の外
周に2カ所の直線部12,13を設け、この直線部のみ
を基準にしてステータヨーク9の位置合わせすることに
より、良好な特性のステッピングモータが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ・ファクシ
ミリ等情報伝達機器に使用されるステッピングモータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ステッピングモータとしては、実
開平6−19307号公報に記載されたものが知られて
いる。図3に従来のステッピングモータの構造を示す。
図3において1は回転子、2は巻枠に巻線を施したコイ
ル組立、3は櫛歯状の極歯を有したステータヨーク、4
は軸受を有する筒状のフレーム、5は軸受を有しフレー
ムに嵌合されるブラケットである。本ステッピングモー
タにおいて各々のステータヨーク鍔部に各々設けられた
穴6とコイル組立鍔部に設けた凸部7が嵌合することで
位置合わせされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このステッピングモー
タにおいては、各々のステータヨークの櫛歯状極歯の相
対位置及び軸受に対する同軸度が要求される。
【0004】従来例のステッピングモータのステータヨ
ークの位置合わせは、ステータヨーク鍔部の穴と凸によ
るため特に小口径ステッピングモータにおいては、嵌合
部の隙間によるずれの影響が大きくなる。また、複数個
のステータヨークの位置合わせの基準が2個のコイル組
立各両端の鍔部の凸部と複数になるため、ステータヨー
ク極歯の相対位置精度及び軸受に対する同軸度のバラツ
キが大きいという課題を有していた。
【0005】本発明は、ステータヨークの極歯の相対位
置精度及び同軸度のバラツキを低減することにより、デ
ィテントトルクのバラツキを低減し、特にマイクロステ
ップ駆動時あるいは1−2相励磁駆動時のトルクのバラ
ツキ低減することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するにあ
たって本発明は、外周円周部に少なくとも2カ所以上の
直線部をフレームとステータヨークの鍔部の双方に形成
して、この直線部のみを基準に組み立てることによりス
テータヨークの極歯の相対位置精度及び同軸度のバラツ
キが低減されるので、特にマイクロステップ駆動時ある
いは1−2相励磁駆動時のトルク低下、ディテントトル
クの増大、振動・騒音の増加、停止位置精度の悪化を防
止でき特性改善を容易に図れる。
【0007】
【発明の実施の形態】上記課題を解決するために本発明
は、軸受を備える筒状のフレームと、2組のコイル組立
と、このコイル組立のそれぞれに上下から組み合わした
4枚の櫛歯状の極歯を有するステータヨークとを有する
永久磁石型ステッピングモータにおいて、前記フレーム
の内周に少なくとも2カ所の直線部を形成し、前記コイ
ル組立の外周とステータヨークの外周に前記フレームに
形成した直線部に対応する直線部を各々設け、前記フレ
ームの直線部に、前記コイル組立及びステータヨークの
直線部を一致させてコイル組立及びステータヨークをフ
レームに挿入して構成したものである。これにより、フ
レームの内周に形成した直線部のみを基準にして、各ス
テータヨーク及びコイル組立を位置合わせできるという
作用を有する。
【0008】また、本発明は、フレームの外周に切り欠
き部を設け、ステータヨークの外周には凸部を形成し、
この凸部を前記フレームの切り欠き部に係合してコイル
組立及びステータヨークをフレームに挿入して構成した
ものである。これにより、フレームの外周に設けた切り
欠き部を基準にして、各ステータヨーク及びコイル組立
を位置合わせできるという作用を有する。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0010】(実施例1)図1において、1は円筒状の
永久磁石を備えた回転子、8は巻枠に巻線を施したコイ
ル組立である。9は櫛歯状の極歯を切り起こして形成し
たステータヨークであり、鍔部の外周に2カ所の直線部
12を形成している。10は軸受を備えたフレームであ
り内周に2カ所の直線部13を設けている。11は軸受
を有するブラケットである。フレーム10の2カ所の直
線部13に、ステータヨーク9の2カ所の直線部12を
一致させて位置合わせしながら4枚のステータヨーク9
と2個のコイル組立8とが同時に組み込まれる。そし
て、回転子1を挿入した後、ステータヨーク9と同様に
フレーム10の直線部13と対応して外周に2カ所の直
線部を形成したブラケット11をフレーム10に嵌合位
置合わせして挿入しカシメにより固定する。
【0011】以上のように本実施例によれば、フレーム
の2カ所の直線部のみを基準に各ステータヨーク及びコ
イル組立の直線部を合わせて位置合わせを行うためステ
ータヨーク極歯の相対位置精度及び軸受との同軸度のバ
ラツキを小さくすることができる。
【0012】(実施例2)図2において、1は円筒状の
永久磁石を備えた回転子、14はコイル組立、17はブ
ラケットで、以上は図1の構成と同様なものである。図
1の構成と異なるのはフレーム16には直線部はなく、
外周に切り欠き部18を設け、ステータヨーク15の外
周に凸部19を設けた点である。フレーム16の切り欠
き部18とステータヨーク15の凸部19を係合させて
位置合わせしながら4枚のステータヨーク15と2個の
コイル組立14が同時に組み込まれる。そして、回転子
1を挿入した後、ブラケット17をフレーム16に挿入
しカシメにより固定する。
【0013】以上のように本実施例によれば、フレーム
の切り欠き部のみを基準に各ステータヨークの凸部をこ
の切り欠き部に係合して位置合わせを行うためステータ
ヨーク極歯の相対位置精度及び軸受との同軸度のバラツ
キを小さくすることができる。また、コイル組立及びス
テータヨークの外周に直線部を形成しないので、コイル
の巻線スペースとして外径まで有効に活用できる。
【0014】
【発明の効果】上記実施例の記載から明らかなように、
請求項1記載の発明によれば、外周円周部に少なくとも
2カ所以上の直線部をフレームとステータヨークの鍔部
の双方に形成して、この直線部のみを基準に組み立てる
ことによりステータヨークの極歯の相対位置精度及び同
軸度のバラツキが低減されるので、特にマイクロステッ
プ駆動時あるいは1−2相励磁駆動時のトルク低下、デ
ィテントトルクの増大、振動・騒音の増加、停止位置精
度の悪化を防止でき特性改善を容易に図れる。
【0015】また、請求項2記載の発明によれば、フレ
ームの切り欠き部のみを基準に各ステータヨークの凸部
をこの切り欠き部に係合して位置合わせを行うためステ
ータヨーク極歯の相対位置精度及び軸受との同軸度のバ
ラツキを小さくすることができる。さらに、コイル組立
及びステータヨークの外周に直線部を形成しないので、
コイルの巻線スペースとして外径まで有効に活用できる
という効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるステッピングモ
ータの分解図
【図2】本発明の第2の実施例におけるステッピングモ
ータの分解図
【図3】従来のステッピングモータの分解図
【符号の説明】
1 回転子 8,14 コイル組立 9,15 ステータヨーク 10,16 フレーム 11,17 ブラケット 12,13 直線部 18 切り欠き部 19 凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受を備える筒状のフレームと、2組のコ
    イル組立と、このコイル組立のそれぞれに上下から組み
    合わした4枚の櫛歯状の極歯を備えたステータヨークと
    を有する永久磁石型ステッピングモータにおいて、前記
    フレームの内周に少なくとも2カ所の直線部を形成し、
    前記コイル組立の外周とステータヨークの外周に前記フ
    レームに形成した直線部に対応する直線部を各々設け、
    前記フレームの直線部に、前記コイル組立及びステータ
    ヨークの直線部を一致させてコイル組立及びステータヨ
    ークをフレームに挿入して構成したことを特徴とする永
    久磁石型ステッピングモータ。
  2. 【請求項2】軸受を備える筒状のフレームと、2組のコ
    イル組立と、このコイル組立のそれぞれに上下から組み
    合わした4枚の櫛歯状の極歯を備えたステータヨークと
    を有する永久磁石型ステッピングモータにおいて、前記
    フレームの外周に切り欠き部を設け、前記ステータヨー
    クの外周には凸部を形成し、この凸部を前記フレームの
    切り欠き部に係合してコイル組立及びステータヨークを
    フレームに挿入して構成したことを特徴とする永久磁石
    型ステッピングモータ。
JP25414096A 1996-09-26 1996-09-26 ステッピングモータ Expired - Fee Related JP3598677B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25414096A JP3598677B2 (ja) 1996-09-26 1996-09-26 ステッピングモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25414096A JP3598677B2 (ja) 1996-09-26 1996-09-26 ステッピングモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10108447A true JPH10108447A (ja) 1998-04-24
JP3598677B2 JP3598677B2 (ja) 2004-12-08

Family

ID=17260783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25414096A Expired - Fee Related JP3598677B2 (ja) 1996-09-26 1996-09-26 ステッピングモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3598677B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019115153A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 日本電産サンキョー株式会社 モータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019115153A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 日本電産サンキョー株式会社 モータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3598677B2 (ja) 2004-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0686527A (ja) ハイブリッド形ステッピングモータ
US6727608B2 (en) Claw-pole type stepping motor
EP1445851B1 (en) Motor
JPH10234144A (ja) 集中巻回転電機
JPH09215289A (ja) モータ構造
JPH10108447A (ja) ステッピングモータ
JPH025670Y2 (ja)
JPH09117081A (ja) 永久磁石形同期電動機の回転子
JPH1094237A (ja) ステップモータ及びその製造方法
JP2001314071A (ja) ステッピングモータ
JP2002027726A (ja) ステッピングモータ
JP2007259514A (ja) 分割形固定子鉄心を採用した回転電機
JPS5930622Y2 (ja) パルスモ−タ
JPH11252890A (ja) リードスクリュウ付きステッピングモータ
JP4011727B2 (ja) モータ
JP2004080950A (ja) 回転電機の電機子
JP2684986B2 (ja) ステッピングモータ
WO2021205890A1 (ja) ステータコア
JP2734936B2 (ja) ステッピングモータ
JP3069741U (ja) ステッピングモ―タ
JPH06178468A (ja) モータ用固定子
JP2001037195A (ja) モータ
JPH09322515A (ja) ステッピングモータ
JP3138628B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータの駆動方法
JP3207301B2 (ja) リニアパルスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040601

A521 Written amendment

Effective date: 20040730

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040906

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110924

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees