JPH10108393A - モータ - Google Patents
モータInfo
- Publication number
- JPH10108393A JPH10108393A JP25260896A JP25260896A JPH10108393A JP H10108393 A JPH10108393 A JP H10108393A JP 25260896 A JP25260896 A JP 25260896A JP 25260896 A JP25260896 A JP 25260896A JP H10108393 A JPH10108393 A JP H10108393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- ferromagnetic alloy
- steel sheet
- amorphous ferromagnetic
- electromagnetic steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像，音響，情報に用いられるモータにおい
て、コアの形成を容易にし、容易にモータが作成できる
ことを目的とする。 【解決手段】 アモルファス強磁性合金シート６より強
度的に優れた電磁鋼板５を用い、電磁鋼板５上にアモル
ファス強磁性合金シート６を積層し、その上に電磁鋼板
５を積層する構成を有するコア７を用いることにより、
アモルファス強磁性合金シートを接着する必要がなく、
前記電磁鋼板５及びアモルファス強磁性合金シート６を
積層した状態でレーザ等を用いて容易にコア７を形成す
ることができ、容易に作成できるモータを得ることがで
きるという効果が得られる。
て、コアの形成を容易にし、容易にモータが作成できる
ことを目的とする。 【解決手段】 アモルファス強磁性合金シート６より強
度的に優れた電磁鋼板５を用い、電磁鋼板５上にアモル
ファス強磁性合金シート６を積層し、その上に電磁鋼板
５を積層する構成を有するコア７を用いることにより、
アモルファス強磁性合金シートを接着する必要がなく、
前記電磁鋼板５及びアモルファス強磁性合金シート６を
積層した状態でレーザ等を用いて容易にコア７を形成す
ることができ、容易に作成できるモータを得ることがで
きるという効果が得られる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像，音響，情報
に用いられるモータに関するものである。
に用いられるモータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、モータの鉄損を小さくして効率を
改善するために、コアをアモルファス強磁性合金で形成
する方法として、特開昭６０−４３０３６号に記載され
たものが知られている。図２に従来のモータの構造を示
す。図２において、１は回転軸、２は前記回転軸１を回
転自在に支承する軸受、３は前記回転軸１に固定された
フレーム、４は前記フレーム３に固着された駆動用マグ
ネット、７はアモルファス強磁性合金で形成されたコア
で前記駆動用マグネット４と対向するよう配設されてい
る。８は前記コア７に巻回された巻線、９は前記軸受２
及び前記コア７を保持するハウジング、１０は基板で前
記ハウジング９に取り付けられている。
改善するために、コアをアモルファス強磁性合金で形成
する方法として、特開昭６０−４３０３６号に記載され
たものが知られている。図２に従来のモータの構造を示
す。図２において、１は回転軸、２は前記回転軸１を回
転自在に支承する軸受、３は前記回転軸１に固定された
フレーム、４は前記フレーム３に固着された駆動用マグ
ネット、７はアモルファス強磁性合金で形成されたコア
で前記駆動用マグネット４と対向するよう配設されてい
る。８は前記コア７に巻回された巻線、９は前記軸受２
及び前記コア７を保持するハウジング、１０は基板で前
記ハウジング９に取り付けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来よりコアを形成す
る方法として、コア材料、例えば電磁鋼板等を積層した
状態でレーザ等を用いて端面を数カ所溶接することによ
り電磁鋼板のそれぞれを固着し形成する方法がある。し
かしながら、アモルファス強磁性合金のシートのみを積
層してコアを形成する従来の構成のモータでは、アモル
ファス強磁性合金が薄膜状であるため、レーザ等を用い
てコアの端面を溶接して形成することは極めて困難であ
る。そのために、コアの形状をしたアモルファス強磁性
合金のシートを、接着剤等を用いて張り合わせて形成す
るか、もしくはアモルファス強磁性合金のシートを、接
着剤等を用いて張り合わせた後コアの形状に切断するか
のいずれかの方法で行わねばならず、コアを容易に形成
できないため、モータの作成が困難であるという問題点
を有していた。
る方法として、コア材料、例えば電磁鋼板等を積層した
状態でレーザ等を用いて端面を数カ所溶接することによ
り電磁鋼板のそれぞれを固着し形成する方法がある。し
かしながら、アモルファス強磁性合金のシートのみを積
層してコアを形成する従来の構成のモータでは、アモル
ファス強磁性合金が薄膜状であるため、レーザ等を用い
てコアの端面を溶接して形成することは極めて困難であ
る。そのために、コアの形状をしたアモルファス強磁性
合金のシートを、接着剤等を用いて張り合わせて形成す
るか、もしくはアモルファス強磁性合金のシートを、接
着剤等を用いて張り合わせた後コアの形状に切断するか
のいずれかの方法で行わねばならず、コアを容易に形成
できないため、モータの作成が困難であるという問題点
を有していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、コアをアモルファス強磁性合金シートより
構造材として強度的に優れた電磁鋼板を用い、電磁鋼板
上にアモルファス強磁性合金シートを積層し、その上に
電磁鋼板を積層する構成とすることにより、構造材とし
て強度的に優れた電磁鋼板の間に薄膜状のアモルファス
強磁性合金シートを積層しているため、アモルファス強
磁性合金シートのみの場合と異なり強度的に優れている
ため、コアの端面をレーザ等を用いて数カ所溶接するだ
けでコアを形成することができる。よって容易にコアを
形成することができ、容易に作成できるモータを得るこ
とができる。
に本発明は、コアをアモルファス強磁性合金シートより
構造材として強度的に優れた電磁鋼板を用い、電磁鋼板
上にアモルファス強磁性合金シートを積層し、その上に
電磁鋼板を積層する構成とすることにより、構造材とし
て強度的に優れた電磁鋼板の間に薄膜状のアモルファス
強磁性合金シートを積層しているため、アモルファス強
磁性合金シートのみの場合と異なり強度的に優れている
ため、コアの端面をレーザ等を用いて数カ所溶接するだ
けでコアを形成することができる。よって容易にコアを
形成することができ、容易に作成できるモータを得るこ
とができる。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、コアを電磁鋼板上にアモルファス強磁性合金シート
を積層し、その上に電磁鋼板を積層する構成としたもの
であり、容易にコアを形成できるため、容易にモータを
作成できるという作用を有する。
は、コアを電磁鋼板上にアモルファス強磁性合金シート
を積層し、その上に電磁鋼板を積層する構成としたもの
であり、容易にコアを形成できるため、容易にモータを
作成できるという作用を有する。
【０００６】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を用いて
説明する。
説明する。
【０００７】図１は本発明のモータの構造を示し、図１
において回転軸１は、軸受２に回転自在に支承され、フ
レーム３を保持している。駆動マグネット４は前記フレ
ーム３に固着されており、電磁鋼板５上にアモルファス
強磁性合金シート６を積層し、その上に電磁鋼板５を積
層する構成を有するコア７が前記駆動マグネット４と対
向するように配設されている。巻線８は前記コア７に巻
回されている。前記軸受２及び前記コア７はハウジング
９により保持されている。基板１０は前記ハウジング９
に取り付けられている。以上のような構成によりモータ
を構成している。
において回転軸１は、軸受２に回転自在に支承され、フ
レーム３を保持している。駆動マグネット４は前記フレ
ーム３に固着されており、電磁鋼板５上にアモルファス
強磁性合金シート６を積層し、その上に電磁鋼板５を積
層する構成を有するコア７が前記駆動マグネット４と対
向するように配設されている。巻線８は前記コア７に巻
回されている。前記軸受２及び前記コア７はハウジング
９により保持されている。基板１０は前記ハウジング９
に取り付けられている。以上のような構成によりモータ
を構成している。
【０００８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コアをア
モルファス強磁性合金シートより構造材として強度的に
優れた電磁鋼板を用い、電磁鋼板上にアモルファス強磁
性合金シートを積層し、その上に電磁鋼板を積層する構
成とすることにより、構造材として強度的に優れた電磁
鋼板の間に薄膜状のアモルファス強磁性合金シートを積
層しているため、アモルファス強磁性合金シートのみの
場合と異なり強度的に優れているため、コアの端面をレ
ーザ等を用いて数カ所溶接するだけでコアを形成するこ
とができる。よって容易にコアを形成することができ、
容易に作成できるモータを得ることができるという効果
が得られる。
モルファス強磁性合金シートより構造材として強度的に
優れた電磁鋼板を用い、電磁鋼板上にアモルファス強磁
性合金シートを積層し、その上に電磁鋼板を積層する構
成とすることにより、構造材として強度的に優れた電磁
鋼板の間に薄膜状のアモルファス強磁性合金シートを積
層しているため、アモルファス強磁性合金シートのみの
場合と異なり強度的に優れているため、コアの端面をレ
ーザ等を用いて数カ所溶接するだけでコアを形成するこ
とができる。よって容易にコアを形成することができ、
容易に作成できるモータを得ることができるという効果
が得られる。
【図１】本発明の実施例によるモータの構造を示す図
【図２】従来のモータの構造を示す図
１ 回転軸 ２ 軸受 ３ フレーム ４ 駆動マグネット ５ 電磁鋼板 ６ アモルファス強磁性シート ７ コア ８ 巻線 ９ ハウジング １０ 基板
Claims (1)
- 【請求項１】回転軸と、前記回転軸を回転自在に支承す
る軸受と、前記回転軸に取り付けられたフレームと、前
記フレームに固着された駆動用マグネットと、前記駆動
用マグネットと対向するよう配設されたコアと、前記コ
アに巻回された巻線と、前記軸受及び前記コアを保持す
るハウジングとから構成されるモータにおいて、前記コ
アが電磁鋼板上にアモルファス強磁性合金シートを積層
し、その上に電磁鋼板を積層する構成を有することを特
徴とするモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25260896A JPH10108393A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25260896A JPH10108393A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10108393A true JPH10108393A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17239743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25260896A Pending JPH10108393A (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10108393A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019132143A (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-08 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 圧縮機 |
| WO2019155998A1 (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-15 | パナソニック アプライアンシズ リフリジレーション デヴァイシズ シンガポール | 圧縮機およびそれを用いた冷凍装置 |
| WO2019244478A1 (ja) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | モータ |
| JP2020048411A (ja) * | 2019-12-24 | 2020-03-26 | 株式会社豊田中央研究所 | 電動機 |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP25260896A patent/JPH10108393A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019132143A (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-08 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 圧縮機 |
| WO2019155998A1 (ja) * | 2018-02-08 | 2019-08-15 | パナソニック アプライアンシズ リフリジレーション デヴァイシズ シンガポール | 圧縮機およびそれを用いた冷凍装置 |
| WO2019244478A1 (ja) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | モータ |
| CN112005466A (zh) * | 2018-06-19 | 2020-11-27 | 松下知识产权经营株式会社 | 马达 |
| JP2020048411A (ja) * | 2019-12-24 | 2020-03-26 | 株式会社豊田中央研究所 | 電動機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPWO2007043224A1 (ja) | 固定子及びこれを適用したモータ、及びこの固定子の製造方法 | |
| JP5258190B2 (ja) | ステッピングモータの積層鉄心構造 | |
| JP2003339128A (ja) | モータ、ステータコア、ロータコア、モータ製造方法、ステータコアの製造方法、及びロータコアの製造方法 | |
| JPH0739091A (ja) | 同期機のロータ構造および同期型モータ | |
| JPH06133394A (ja) | スピーカの構造 | |
| JPH10108393A (ja) | モータ | |
| JP2775209B2 (ja) | 直流モータ | |
| JPH11299133A (ja) | コアードモータのコア | |
| JPH06284663A (ja) | 偏平コア付きブラシレスモータ | |
| JPS6035948A (ja) | 扁平形ブラシレスモ−タ | |
| JPH0453163Y2 (ja) | ||
| JPH09140075A (ja) | モータの積層板 | |
| JPS59136033A (ja) | モ−タ− | |
| JPH05284679A (ja) | 小型直流モータ | |
| JP2010035268A (ja) | アキシャルギャップ型モータ | |
| JP2551260Y2 (ja) | スピーカのボイスコイル | |
| JPS6130927A (ja) | 小型直流モ−タ | |
| JPH02197249A (ja) | リニアモータ | |
| KR970055067A (ko) | 영구자석 동기모터의 고정자 | |
| JPS60257750A (ja) | 電動機 | |
| JPS61207164A (ja) | 扁平モ−タ | |
| JP2010045886A (ja) | アキシャルギャップ型モータの製造方法 | |
| JPH05122875A (ja) | 小型モータ電機子の積層鉄芯 | |
| JPS58118887U (ja) | 偏平型ブラシレスモ−タ | |
| JPS613557U (ja) | 駆動装置 |