JPH10107670A - 地域特有および超地域の道路・地帯指示処理用rds−tmc無線受信機 - Google Patents

地域特有および超地域の道路・地帯指示処理用rds−tmc無線受信機

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JPH10107670A
JPH10107670A JP9246769A JP24676997A JPH10107670A JP H10107670 A JPH10107670 A JP H10107670A JP 9246769 A JP9246769 A JP 9246769A JP 24676997 A JP24676997 A JP 24676997A JP H10107670 A JPH10107670 A JP H10107670A
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control data
memory device
zone
road
name
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JP9246769A
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Hans-Wilhelm Dr Ing Ruehl
ウイルヘルム リュール ハンス
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Koninklijke Philips NV
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Philips Electronics NV
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    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
    • H04H20/53Arrangements specially adapted for specific applications, e.g. for traffic information or for mobile receivers
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H2201/00Aspects of broadcast communication
    • H04H2201/10Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
    • H04H2201/13Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system radio data system/radio broadcast data system [RDS/RBDS]

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  • Signal Processing (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、無線信号から取出した符号化音信
を少なくとも一つのメモリ装置(12,28)に供給
し、少なくとも一つのメモリ装置(12,28)から起
つた符号化音信から取出した制御データを受信し、視覚
表示器(13)乃至音声出力回路(14)に適した形態
で制御データから音信を形成するための制御回路(7)
を備えた無線受信機に関し、さらに適応性のある無線受
信機を提供する。 【解決手段】 外部の第1メモリ装置(28)のデータ
を読むための読取り装置(16)と第2メモリ装置(1
2)とを制御回路7に結合させる。第1メモリ装置(2
8)は、地域特有の道路・地帯部類用制御データの蓄積
に用い、第2メモリ装置(12)は、それぞれの部門名
を有する超地域の道路・地帯部類用制御データの蓄積に
用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線信号から取出
した符号化音信を少なくとも一つのメモリ装置に供給
し、符号化音信から取出して少なくとも一つのメモリ装
置から起った制御データを受信し、視覚表示器乃至音声
出力回路に適した形態で制御データから音信を形成する
ための制御回路を備えた無線受信機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】かかる無線受信機は「無線通信誌」特別
号、7/92I、22乃至26頁から知られている。こ
の無線受信機においては、受信した無線信号から取出し
たオーディオ信号をオーディオ回路で処理している。R
DSおよびTMCのデータも、無線信号から取出され
る。RDSは、ラジオ・データ・システム(無線データ
系)の略であり、TMCはトラフィック・メッセージ・
チャネル(交通情報チャネル)の略である。TMCはR
DSの機能拡大である。RDS−TMCデータは、ディ
ジタル符号化データとして無線信号に乗せて伝送され
る。TMCは、無線受信者に、例えば、乗車開始の前後
で好むときにいつでも無線受信機に蓄積しておいた交通
情報を再生し、所望の径路によって選択した交通情報
を、無線に用いられている言語とは無関係に自国語で聞
く機会を与える。一般に、RDS−TMCデータは、以
下では符号化音信と呼ぶことにする。符号化交通情報の
みならず、気象情報なども、RDS−TMCデータや類
似の符号化データによる伝送が考えられる。受信した符
号化情報は、メモリ装置に供給され、ついで、制御デー
タを制御回路に送る。メモリ装置は交通情報を形成する
ためのデータ・ファイルを備えて、例えば、制御回路に
接続した半導体メモリ、チップカード上に設けた半導体
メモリ、CD−ROMなどとすることができる。上述の
文献からは制御データが、音声として形成するのに用い
る言語の綴りの指示であることが知られている。以下で
は、綴りは、言語の指示の正しい綴りを意味するものと
理解されたい。言語で指示を行ない得るようにするに
は、制御回路は、蓄積されているディジタル符号化音声
信号ファイルに立ち戻ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】TMCデータは、DA
B,GSMもしくは頁付けする系によりデータ・チャネ
ルを介して伝送することもできる。これらの系は、TM
Cデータを含む無線信号を受信する無線受信機として説
明することもできる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、適応性
をもって柔軟に使用し得る無線受信機を提供することに
ある。
【0005】この目的は、外部の第1メモリ装置からデ
ータを読取るための読取り器と第2メモリ装置とが制御
回路に結合し、第1メモリ装置が地域特有の道路・地帯
部類用制御データの蓄積に用いられ、第2メモリ装置が
超地域道路・地帯部類用制御データの蓄積に用いられ、
各部類がそれぞれの部門名を有する、冒頭に述べた種類
の無線受信機によって達成される。
【0006】二つのメモリ装置が、本発明による無線受
信機に、符号化音信の復号に必要な制御データを供給す
る。かかるメモリ装置は、例えば、無線受信機に設けた
内部メモリ装置(例えば、半導体メモリ)および外部メ
モリ装置(例えば、チップ・カード上に設けた半導体メ
モリ)とすることができる。外部の第1メモリ装置から
データを読取るには、チップカード上に設けた第1メモ
リ装置からデータを抽出するようにした読取り器(チッ
プカード・リーダ)が必要である。符号化音信のための
制御データに加えて、第1メモリ装置は、地域特有の道
路・地帯部類のための制御データも含んでいる。かかる
地域特有の道路部類は、「フランス」の地域における
「固有ルート(N道路)」とすることができる。「ドイ
ツ」の地域に対する地域特有の地帯部類として「行政地
区」(行政区域)を挙げることができ、あるいは、「ス
イス」の地域に対して「カントン」を挙げることができ
る。第2メモリ装置は、例えば無線受信機に適合させる
ことができ、多くの地域で理解される超地域道路・地帯
部類用制御データを含むことができる。「地方街道」
(D道路)は、道路部類「道路」下の「国有ルート」の
地域特有の道路部類に対して蓄積することができる。
【0007】部門名が各道路・地帯部類に割当てられ
る。第1メモリ装置内の部門名に対して使用し得る地帯
部類がない場合には、音信が形成されたときに、第2メ
モリ装置に蓄積されている道路・地帯部類に立ち戻るこ
とになる。その結果として、地域特有の道路・地帯部類
が、一つの地域から次の地帯に変る交換可能の蓄積媒体
(チップカード)に蓄積される。超地域の地域群に対し
て保持された道路・地帯部類は、無線受信機に適合した
他のメモリ装置に蓄積される。その結果として、無線受
信機は、極めて柔軟な適応性をもって使用することがで
きる。
【0008】道路・地帯の名称を含む音信が形成される
と、その道路・地帯の名称の制御データに割当てられた
部門名が、一方のメモリ装置から抽出される。引続き、
道路・地帯部類に対する制御データが、その部門名につ
いて第1メモリ装置に蓄積されているか否かが点検され
る。その場合に、道路・地帯部類に対するそれぞれの制
御データが、第1メモリ装置によって作られる。さもな
いと、部門名に対応した道路・地帯部類に対する制御デ
ータが、第2メモリ装置から抽出される。
【0009】データ・ファイルを低減させるために、二
つのメモリ装置が、置換コードが加わる度毎に、特定
の、異なりさえした制御データの蓄積に用いられる。制
御回路は、少なくとも一つの置換符号を含んだ制御デー
タを受信した後には、第1もしくは第2のメモリ装置に
少なくとも一つの置換符号を供給して、置換符号のもと
で蓄積した制御データを受信するのに用いられる。
【0010】置換符号に割当てた制御データは、二つの
メモリ装置に蓄積される。置換符号に割当てられたかか
る制御データは、例えば「ケルン」、「接続地」などの
ような、屡々用いられる指示を含んでいる。制御回路
が、符号化音信に応じ、第1もしくは第2のメモリ装置
から、少なくとも一つの置換符号を含んだ制御データを
それぞれ受信した場合には、音声出力回路乃至視覚表示
器に対するそれぞれの音信(例えば交通情報)は置換符
号のもとで蓄積された制御データが制御回路に供給され
ているききにのみ、形成することができる。かかる置換
符号は、必要とする蓄積空間が制御データより少ないの
で、結局、データ・ファイルは低減される。これは、無
線受信機が交通情報に用いられ、大きい交通地帯(例え
ばドイツ)のデータが一つのメモリ装置に蓄積されてい
る場合に特に有利である。さらなる利点は、置換符号の
もとで蓄積された制御データを適切に選択すれば、デー
タファイルが設定されて、視覚表示器乃至音声出力回路
でそれぞれ見聞きできるようになった場合に起り得べき
誤差を確実に最小になし得る。置換符号のもとに蓄積さ
れた制御データの適切な選択は、言語学の視点からすれ
ば、言語の連続、言葉の部分(指示)の選択を意味す
る。
【0011】視覚表示器乃至音声出力回路に対する音信
を形成するために、置換符号のもとで蓄積した制御デー
タを種々の場合に読み取る都度、少なくとも一つのメモ
リ装置を制御回路がアクセスすべきことはあり得る。こ
れは、二つの例で説明することができる。「ケルン−ミ
ュールハイム接続地」の指示に対して、メモリ装置が、
制御データとして、「12365−ミュールハイム」も
しくは「7865443263−ミュールハイム」を含
むことは可能である。前者の場合には、制御回路は、例
えば、置換符号「12365」に対して制御データ「3
2987ケルン」を読取る。その後に、制御データ(こ
の場合は「接続地」)が、置換符号「32987」に対
して読取られ、指示を集め得るようになる。後者の場合
には、制御回路は、置換符号「78654」および「4
3263」のもとに、少なくとも一つのメモリ装置から
指示「接続地」および「ケルン」を抽出する。
【0012】二つのメモリ装置は、符号化音信もしくは
置換符号のもとに蓄積した制御データを含み、少なくと
も第1言語の綴りもしくは音声記号の指示が、かかる制
御データから取り出される。制御データは、綴り乃至音
声記号における特定の指示を表わす部分的もしくは完全
な置換符号を含むことができる。これは、第1言語には
属さず、他の言語から取り出される指示にも関係してい
る。例えば、「トヴェンテ」のオランダ語地帯に対する
ドイツ語等価指示は存在しない。ドイツ語が第1言語で
ある場合には、地帯「トヴェンテ」のオランダ語綴り
は、例えば、少なくとも一つのメモリ装置におけるそれ
ぞれの置換符号のもとに、ドイツ語綴りで述べられるこ
とになる。
【0013】種々の言語の綴りおよび音声記号が二つの
メモリ装置に蓄積されている場合に、データ削減はかな
りのものになる。その場合には、第1言語の制御データ
のみならず、他の言語の制御データも、それぞれの符号
化音信もしくは置換符号のもとに、他の言語の綴り乃至
音声記号が第1言語と異なっておれば、二つのメモリ装
置に蓄積される。他の言語の制御データのかかる蓄積方
法ば、データの個数をさらに低減させることができる。
【0014】メモリ装置は、メモリ領域に割当てられた
リストを含んでおり、それらのリストは、それぞれの置
換符号および割当てられた制御データを表わす符号化音
信および置換リストにそれぞれ割当てられた特定の制御
データを表わす。
【0015】リスト群は、符号化音信に対する綴り乃至
音声記号の制御データのみならず、符号化音信が道路・
地帯名を参照する場合に対する部門名も含んでいる。符
号化音信について、道路・地帯名がリスト中に見出され
る場合には、その道路・地帯名にはどんな部門名が割当
てられるかについて、そのリストをさらに点検する。そ
の部門名の助けにより、道路・地帯部類を第1もしくは
第2のメモリ装置から抽出し、その道路・地帯名および
道路・地帯部類から音信を形成する。二つのメモリ装置
は、メモリ領域に割当てられた追加のリストを含んでお
り、そのリストは、割当てられた道路・地帯部類に対す
る部門名および制御データを有している。
【0016】第1メモリ装置は、カード読取り器に挿入
し得るチップカードの一部とすることができる。かかる
チップカードの構造およびその動作の態様は、各文献U
S−5001753、US−5146499、US−5
163154およびUS−5168521に記載されて
いる。かかるチップカードの利点は、交通情報や気象情
報を復号するために無線受信機で用いる場合に、特殊な
地域に対して提供され、場所や地域が変われば、容易に
取り替え得ることである。
【0017】本発明は、無線信号から取出した符号化音
信を少なくとも一つのメモリ装置に供給し、符号化音信
から取出して少なくとも一つのメモリ装置から起る制御
データを受信し、視覚表示乃至音声出力回路に適した形
態で制御データから音信を形成するための制御回路を備
えて無線信号から取出した符号化音信を処理するモジュ
ールに関するものである。
【0018】外部の第1メモリ装置と第2メモリ装置と
のデータを読取るための読取り器が制御回路に結合して
いる。第1メモリ装置においては、地域特有の道路・地
帯部類用の制御データが蓄積され、第2メモリ装置にお
いては、超地域の道路・地帯部類用の制御データが蓄積
され、それらの部類はそれぞれの部門名を有している。
【0019】本発明は、無線信号から取出した各符号化
音信に対する制御データ蓄積用の符号化音信を処理する
ための無線受信機もしくはモジュールのためのメモリ装
置に関するものである。メモリ装置は、それぞれの部門
名を有する地域特有の道路・地帯部類用の制御データの
蓄積に用いられる。
【0020】さらに、本発明は、各符号化音信用制御デ
ータを蓄積するためのメモリ装置を備えて、無線信号か
ら取出した符号化音信を処理するための無線受信機もし
くはモジュール用のカード読取り器に挿入するためのチ
ップカードに関するものである。メモリ装置は、それぞ
れの部門名を有する地域特有の道路・地帯部類用制御デ
ータの蓄積に用いられる。
【0021】本発明のかかる諸面は、以下に述べる実施
例を参照すれば明らかになるであろう。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、無線信号を処理して、R
DS−TMCデータを復号するとともに処理するための
無線受信機を示す。RDSは、無線データ系を表わし、
例えば、交通情報、同調送信機の択一周波数に関するデ
ータなどを無線受信機に届けるものである。TMCは、
交通情報チャネルの略語であり、RDSの機能拡張を表
わす。RDS−TMCデータは、符号化音信を表わし、
ディジタル符号化データとして、無線信号とともに伝送
される。TMCは、無線受信者に、例えば、乗車開始前
後の好きなときに何時でも、無線受信機に蓄えられた交
通情報を取出し、所望のルートに応じた交通情報を選択
的に聞き、それぞれの国語には無関係に受信者の母国語
で交通情報を聞く可能性をもたらす。
【0023】RDS−TMC無線受信機(図1)のアン
テナ1から受信した無線信号は、チューナ2および中間
周波段3を介してステレオ復号器4およびRDS復号器
5に伝送される。チューナ2は、制御回路7とこれに接
続された制御パネル8とで設定された同調回路6によっ
て制御される。制御回路7は、例えば、周辺回路(図示
せず)を伴った処理回路である。ステレオ復号器4は、
低周波ステレオ信号を形成して、2個の拡声器10およ
び11にオーディオ増幅器9を介して供給する。ステレ
オ復号器4およびステレオ増幅器9は、オーディオ回路
69を形成する。RDS復号器5は、中間周波段3が形
成した低周波信号からRDS−TMCデータを抽出す
る。RDS−TMCデータと、さらに、クロック信号と
は、RDS復号器5により制御回路7に届ける。
【0024】さらに、メモリ12、視覚表示器13、音
声出力回路14および要すれば、若干の他の装置15、
例えば、カセット駆動器、CD駆動器、自動車電話など
が制御回路7に結合している。メモリ12は、第2メモ
リ装置を表わす。制御回路7には、さらに処理するため
に、チップカード17とデータを交換するカード読取り
器16がさらに接続してある。
【0025】図2は、かかるチップカード17の構造を
ブロック線図として示す。チップカード17の核心要素
は、電源回路19、クロック・プロセッサ20およびバ
ス21に結合したプロセッサ18である。電源回路19
は、カード読取り器16によりチップカード17に電力
を供給する2端子22および23に接続されている。さ
らに、クロック・プロセッサ20は、カード読取り器1
6からのロクック信号を、端子24を介して受信する。
クロック・プロセッサ20は、そのクロック信号から他
のクロック信号群を取出すことができる。カード・プロ
セッサ16がリセット信号を発生させる他の端子25
は、プロセッサ18に接続してある。バス21には、読
出し・書込みメモリ(以下ではRAMと呼ぶ)、リード
・メモリ27(以下ではROMと呼ぶ)リード・オンリ
・メモリ28(データROMと呼ぶ)およびインターフ
ェース・ユニット29が結合している。データは、イン
ターフェース・ユニット29および2個の接続された端
子30および31を介し、カード読取り器16とチップ
カード17との間で交換される。プログラムROM27
は、プロセッサ18を駆動するのに必要なプログラムを
含み、RAM26は動作中に生じて変化し得るデータを
含み、データROM28はTMCデータを含んでいる。
少なくともデータROM28は第1メモリ装置の一部を
なしている。
【0026】図1の制御回路7は、符号化音信を表わす
受信TMCデータの一部を、カード読取り器16を介し
てチップカード17に供給する。その受信データに基づ
き、チップカード17はそこから取出したデータを制御
回路7に供給し、その制御回路7は、そのデータとメモ
リ12から取出した他のTMCデータとを、音声出力回
路14乃至視覚表示器13用の制御データに変換する。
音声出力回路14は、制御データを受信した後に、合成
もしくは蓄積した音声を制御回路7を介してオーディオ
増幅器9に供給する。そこで、制御回路7は、オーディ
オ増幅器の2入力端を同時に切換えて、ステレオ復号器
4からのステレオ信号の替わりに、音声出力回路14か
らの音声信号が制御回路7およびオーディオ増幅器9を
介して拡声器10および11に達する状態にする。視覚
表示器13は、制御回路7からの制御データを受信し、
その制御データは、書込み時の音信乃至告知を表わす。
【0027】したがって、TMCデータは、チップカー
ド7、メモリ12および制御回路7により復号して、音
声および視覚表示器13によって表示される形態に変換
される符号化情報を含んでいる。データROM28に
は、TMCデータベース40(TMCDB)が蓄積され
るが、その論理構造は図3を参照して説明され、2値デ
ータ・ファイルとして蓄積される。
【0028】TMCデータ・ベース40(TMCDB)
は住所録構造を有し、主な住所には、種々の一般デー
タ、例えば、図形データ、周波数データなどと、データ
・ベース容量リストとが蓄積されている。データ・ベー
ス容量リストは、少なくとも一つの副住所41(VO
L)を参照し、その副住所には、識別データ、地域デー
タ・ベース・ユニット(RDB)のデータ、回避表46
(ESC)および種々の他の追加リスト70(ZUB)
が蓄積されている。識別データは、EBU符号(EBU
=欧州連盟)および符号化は、地域データ・ベース・ユ
ニット42内の音信が蓄積された国家を参照したもので
ある。符号化番号は、チップ・カード17が用いられる
べき若干の地域に関するデータを含んだ地域データ・ベ
ース・ユニット42をアドレスするのに用いられる。地
域は、国家の各部分、国家、もしくは、全体あるいは部
分としての種々の国家のことを指す。
【0029】地域データ・ベース・ユニット42は、位
置リスト43(LOL)、地帯位置リスト44(AL
L)および切片位置リスト45(SLL)を含んでい
る。各リストは、若干のメモリ領域に蓄積されている。
位置リスト43は、例えば、都市、自動車道出口、フェ
リー呼出し港などの位置を含む。地帯位置リスト44
は、交通地帯(例えば、ルール地帯)、政府地帯(例え
ば、中フランケン)、もしくは旅行者地帯(例えば、チ
ュートブルガー森)を指す。
【0030】回避表46(ESC)も若干のメモリ領域
に蓄積される。回避表46は、位置および地帯名(地域
特性)を圧縮するのに用いられる。この表46には、位
置リスト43、地帯位置リスト44および切片位置リス
ト45に繰返して起る指示および名前の部分が蓄積され
ている。例えば、位置リストは、位置「ケルン」のみな
らず、「ケルン・デルブリュック」、「ケルン・カル
ク」、「ケルン・ポルツ」などの種々の都市地区も含ま
れている。位置リストを縮小するために、位置リスト
は、「ケルン」の指示に対する回避符号を含んでおり、
その回避符号は、回避表46に正確に特定されている。
回避表46は各指示もしくは各名称切片に対する回避符
号を含み、その回避符号は、回避表46におけるアドレ
ス(例えば2429)および置換すべき指示、もしく
は、綴りあるいは音声記号中で置換すべき名称切片を表
わす。以下では、可能な回避表46の記入事項を説明す
る。
【0031】
【表1】
【0032】回避表46の上記抜粋において、回避符号
2438は、筆記と音声記号
【外1】 とによる位置名「オルペ」を表わす。第1列には回避符
号(EC)を示し、第2列には筆記(RS)による指示
を示し、第3列には音声記号(LS)による指示を示
す。音声記号は、SAMPA(=言語評価方法音声アル
ファベット)に準拠して用いられている。繁用名称切片
(例えば、接合地、自動車道交差地等)は、地域特有で
はなく、交通特有であるが、回避表46ではなく、RD
S−TMC無線受信機のメモリ12内の追加の回避表に
蓄積することができる。かかる任意選択の追加回避表
は、つぎのような記入項目を有することができる。
【0033】
【表2】
【0034】上記追加の回避表における、例えば、回避
符号0019は、筆記および音声記号
【外2】 による「アンシュルスステレ(接合地)」なる名称切片
を示す。回避表のこの部分は、第1列に回避符号(E
C)を有し、第2列に筆記(RS)による指示を有し、
第3列に音声記号(LS)による指示を有している。
【0035】位置リスト43は、各位置に、位置符号
(例えば、3038)と、位置の名称(例えば、筆記お
よび音声記号によるノルドライン ウェストファレン、
ケルン)とを含んでいる。位置符号は符号化音信であ
り、それぞれの位置名をアドレスするのに用いられる。
つぎには、位置リストの5例を示す。
【0036】
【表3】
【0037】上記可能な位置リストは、第1列に位置符
号(DC)を含み、第2列に筆記(RS)もしくは全体
あるいは一部を回避符号として符号化した形による位置
名を含み、第3列に音声記号(LS)もしくは全体ある
いは一部を位置リストの第2列の回避符号をつねに参照
する任意の可変パラメータとして符号化した形による位
置名を含んでいる。上記の第4列は、位置リストには起
らず、位置リストにおける個々の回避符号の言外の意味
を示すに過ぎない。例えば、位置符号「3038」にお
ける記入事項が、筆記と音声記号との両方によってチッ
プカード17から読み取られる場合には、制御回路7
は、文字の連続「0018 2438」と「○ ○」と
を受信する。文字「0018」および「2438」は、
回避表における回避符号を表わす。例えば、アウトバー
ンクロイツ(自動車道交差地)は、上記追加の回避表に
おける回避符号「0018」を表わし、「オルペ」は、
回避符号「2438」のもとで記入される。任意の可変
パラメータ「○」は、それぞれの音声記号、回避表の記
入事項「0018」もしくは「2438」のもとで読み
取られるべきことを示す。したがって、制御回路7にお
いては、筆記(アウトバーン クロイツオルペ)および
音声記号
【外3】 によるアドレス「2438」のもとで探索される位置の
名称が集められる。
【0038】ここまで述べて来た表およびリストは、位
置符号もしくは回避符号のもとに筆記および音声記号に
よる記入事項を含んでいる。筆記および音声記号による
記入事項は、以上に述べたように、制御データとして指
示される。
【0039】地帯位置リストには、各地帯毎の地帯符号
(例えば、4803)、筆記による地帯名(例えば、ウ
エストリッヘ ルールゲビート)および音声記号による
地帯名
【外4】 がある。地帯符号は、それぞれの地帯名をアドレスする
のに用いられる。以下には可能な地帯位置リストから4
例を示す。
【0040】
【表4】
【0041】可能な地帯位置リストの上記部分は、第1
列に地帯符号(BC)、第2列に筆記(RS)もしくは
全体あるいは一部を回避符号として符号化した形による
地帯名、第3列に音声記号(LS)もしくは全体あるい
は一部を任意の可変パラメータとして符号化した形によ
る地帯名を含んでいる。第4列は、地帯位置リストには
起らず、地帯位置リストにおける回避符号の言外の意味
を示すべきものである。例えば、地帯符号4803のも
とにおける第2列の記入事項「0012ルールゲビー
ト」は、回避符号「0012」が名称切片「ウエストリ
ッヘス」(西方)を表わすので、「ウエストリッヘ ル
ールゲビート」を意味する。任意の可変パラメータ
(○)は、アドレス「0012」のもとで音声記号
【外5】 による記入事項を参照する。
【0042】つぎの制御動作が制御回路7で行なわれ
る。制御回路7が例えば符号化音信「4803」を受信
すると、この符号化音信は、アドレスもしくは地帯符号
として、チップカード17のROM28に供給される。
筆記(0012ルールゲビート(ルール地帯))および
音声記号
【外6】 による記入事項は、制御回路7からチップカード17に
供給される。制御回路7は、回避符号(0012)を検
出して、メモリ12内にその回避符号のもとに記入した
筆記および音声記号を読取る。その点で、制御回路7
は、例えば第1デイジットから、メモリ12内の回避表
から読取るべきか、データROM28内の回避表46か
ら読取るべきかを判別する。筆記による記入事項「ウエ
ストリッヘ」(西方)は以前に記入した事項「ルールゲ
ビート」(ルール地帯)と結合する。音声記号による記
入事項についても同様である。音声記号のみが集められ
て音声出力回路14に供給されると、つぎの処置がとら
れる。制御回路は、音声記号[外6]における任意の可
変パラメータ「○」を認識して、筆記による回避表内の
適切な回避符号(0012)を読取る。ついで、制御回
路は、メモリ12の回避表にその回避符号のもとに蓄積
した音声記号の記入事項を読取る。ついで、上述したよ
うに、音声記号同志が結合する。
【0043】切片位置リスト45は、筆記および音声記
号による道路の切片群と切片符号とを含み、後者の切片
符号は、符号化音信に対応して、道路の各切片をアドレ
スするのに用いられる。可能な切片位置リストの3例を
つぎに示す。
【0044】
【表5】
【0045】切片位置リスト45の第1列は、切片符号
(AC)を含んでいる。第2列は、筆記による道路指示
(RS1)もしくは回避表46における筆記による道路
指示(例えば、2511)を参照する回避符号を含んで
いる。第3列は、筆記による道路指示(LS1)、もし
くは、回避表における音声記号による道路指示の記入事
項を指示する任意の可変パラメータを含んでいる。道路
の各切片の始端と終端とを表わす道路切片の接合地は、
第4列および第6列(RS2,RS3)における筆記
(例えばリンツ)もしくは全体あるいは一部を回避符号
(例えば、2209)として符号化した形によって示さ
れる。第5列および第7列では、接合地は、音声記号も
しくは全体あるいは一部を任意の可変パラメータ(LS
2,LS3)として符号化した形で示される。第7列
は、切片位置リストの部分は形成せずに、各回避符号
(例えば、A3自動車道、パツサウおよびリンツの各接
合地)が何を意味するかの判断に用いられる。
【0046】以上に示した種々のリストにおいては、道
路および地帯の各指示が用いられている。種々の国定も
しくは国土に存在する種々の道路および地帯を考慮する
ために、段階的に構成した道路等級および地帯等級が定
義されている。道路等級は、用語「自動車道」、「国
立」、「地方」および「都市」を備えている。これらの
用語は、ある国家もしくは国土に生ずる道路の種類を表
わす等級名に割当てられる。等級名は、さらに、告知
し、もしくは、視覚表示器13に呈示し得る部類群に割
当てられる。ドイツの道路は、つぎのように割当てられ
る。
【0047】
【表6】
【0048】等級用語「自動車道」は、名称「A」およ
び部類「アウトバーン」を割当てられ、等級用語「国
立」は、名称「B」および部類「ブンデスストラッセ」
(国立道路)を割当てられ、等級用語「地方」は、名称
「ST」、「L」および「K」と部類「スタアツストラ
ッセ」(国立幹線道路)、「ランドストラッセ」(ハイ
ウエイ)および「クライスストラッセ」(地区道路)と
を割当てられ、等級用語「都市」は、名称「R」および
部類「ストラッセ」(道路)を割当てられる。
【0049】地帯等級については、ドイツ地帯に対して
それぞれの表を与えることができる。
【0050】
【表7】
【0051】地帯等級は、用語「順位1乃至順位4」お
よび「自治都市」を含んでいる。名称「SA」および部
類「ランド」(地方)が等級用語「順位1」に割当てら
れ、名称「BL」および部類「ブンデスランド」(国
土)が等級用語「順位2」に割当てられ、名称「RB」
および部類「レギールングスベチルク」(行政地区)が
等級用語「順位3」に割当てられ、名称「KR」および
部類「クライス」(地区)が等級用語「順位4」に割当
てられ、各名称「SD」、「GE」および「OT」並び
に部類「スタット」(都市)、「ゲマインデ」(自治都
市)および「スタットタイル」(都市地区)が等級用語
「自治都市」に割当てられる。
【0052】道路・地帯等級に対する上記等級名称は、
位置リスト、地帯位置リストおよび切片位置リスト43
乃至45について考慮されたものである。かかるリスト
43乃至45は、道路もしくは地帯の等級名称を表わ
す、少なくとも1列をそれぞれ含んでいる。位置リスト
43のつぎの部分には、位置符号(OC)、位置符号の
含意、指示(Ind)および等級名が示されている。
【0053】
【表8】
【0054】第1列は位置符号(OC)を表わし、第2
列は位置符号の含意を表わし、第3列は指示を表わし、
第4列は位置符号の等級名を表わす。第2列は、チップ
カード17のデータROM28に蓄積した位置リストに
は生ぜず、個々の位置符号の意味するものを示すだけで
ある。指示(Ind)は、それぞれの道路(例えば、A
3自動車道)か、それぞれの位置(A32自動車道に対
するグラドベック接合地)の一部をなす道路もしくは道
路群かを表わす。さらに、筆記および音声記号は、明瞭
のために、位置リストのこの部分からは除外する。
【0055】地帯位置リスト44は、等級名用の列も有
している。地帯位置リスト44のかかる部分は、つぎの
記入事項を有し得る。
【0056】
【表9】
【0057】地帯位置リスト44のこの部分では、筆記
および音声記号は、いずれも、明瞭のために示されてい
ない。地帯位置リストの第1列は、地帯符号を含み、第
2列は、地帯符号の含意を含み、第3列は、地帯符号の
等級を含んでいる。第2列は、すでに以上に説明したよ
うに、チップカード17のデータROM28には含まれ
ていない。各括弧内の用語(例えば、〔レギールングス
ベチルク〕は、都市と地方との間の相違を付加的に説明
するのに用いられる。
【0058】切片位置リスト45も、等級名(例えば、
切片のアウトバーン(自動車道)に対する「A」)を指
示するための列を有している。切片位置リスト45で切
片を指示するのに用い得る他の列も存在し得る。
【0059】音声出力回路14もしくは視覚表示器13
用音信がRDS−TMC無線受信機の制御回路7で形成
される場合には、制御回路7は、チップカード17のデ
ータROM28(第1メモリ装置)からと、メモリ12
(第2メモリ装置)からとの制御データを供給される。
制御データは、地帯もしくは道路を参照する目的のため
にも必要とされる。それぞれ相違した国家、国土および
地方における種々異なる道路もしくは地帯の指示の結果
として、メモリ12内のそれぞれ異なった等級名に対し
て同一の一般的な指示が選択されている。例えば、つぎ
のような追加のリストがメモリ12に蓄積される。
【0060】
【表10】
【0061】制御回路7が、例えば、チップカード17
のデータROM28に蓄積された位置リスト44から、
等級名「B」を有する道路に対する制御データを受信し
た場合に、音信が形成されると、チップカード17上で
は他により正確な指示が得られない場合には、制御回路
7は、その等級名「B」に対して「道路」の部類をメモ
リ12から抽出する。制御データがチップカード17か
ら、例えば、等級名「BL」を有する地帯に対して制御
回路に送られた場合には、その地帯部類に関してより正
確な指示が、他には、チップカード17のデータROM
28に蓄積されていないとすと、制御回路17は、「地
帯」部類をメモリ12から抽出する。
【0062】この目的でデータROM28内の追加のリ
スト70に指示が蓄積された場合には、さらに正確な部
類の指示が得られる。かかる追加のリストが使えるか否
かは、例えば、チップカード17を特徴づける符号化か
ら判る。かかる追加のリスト70は、つぎのような記入
事項をもっている。
【0063】
【表11】
【0064】データROM28内の二つの追加のリスト
のデータに頼れる場合には、例えば、等級名「B」を有
する制御データにより音信が制御回路7で形成され、等
級名「BL」を有する制御データにより「ブンデスラン
ド」(国土)の部類が地帯について用いられたときに、
「ブンデスストラッセ」(国営道路)の部類が道路につ
いて用いられる。
【0065】制御回路7は、チップカード17上の追加
のリスト70に等級名に対する部類が蓄積されているか
否かを、このようにして確かめる。そのとおりであれ
ば、チップカード17上に蓄積されたそれぞれの部類が
音信の形成に用いられる。そうでなければ、等級名に対
して記入されている部類がメモリ12から抽出される。
【0066】追加のリスト70でこれまでに用いた例
は、ドイツの国家に対して有効である。これは、チップ
カード17上では、上述した記入事項が、ドイツの領域
で用いられるものであることを意味する。フランスの領
域もしくは国家に対するチップカード17は、ドイツ道
路指示とは異なる部類を含むことになる。フランス用の
追加のリスト70は、つぎのような部類を含むことがで
きる。
【0067】
【表12】
【0068】したがって、フランスに対して有効なこの
追加のリスト70は、等級用語「自動車道」に対して等
級名「A」および部類「オートルート」を含み、等級用
語「国立」に対して等級名「N」および部類「ルートナ
シオナル」を含み、等級用語「地方」に対して等級名
「D」および「C」ともども部類「デールート」および
「ロード」を含み、等級用語「都市」に対して等級名
「R」および部類「ロード」を含んでいる。
【0069】フランスについての地帯等級に対する追加
のリスト70は、つぎの記入事項を含み得る。
【0070】
【表13】
【0071】フランスに対して有効なこの追加のリスト
70では、地帯等級に対して等級用語が記入される。等
級用語「順位1」は等級名「SA」および部類「クント
リ」に割当てられ、等級用語「順位2」は等級名「D
P」および部類「デパルトマン」に割当てられ、等級用
語「順位4」は等級名「KO」および部類「コンミュ
ン」に割当てられ、等級用語「自治都市」は等級名「S
D」および部類「トウン」に割当てられる。等級用語
「順位3」はフランスでは用いられないので、等級名も
部類もフランスでは用いられない。
【0072】位置、地帯位置および切片位置の各リスト
43乃至45は、必要に応じ、表乃至リスト43乃至4
6のある記入事項について、RDS−TMC無線受信機
のそれぞれの使用者に他の音信を供給する他の列を有す
ることができる。位置符号、地帯符号および切片符号
は、以上に観察したように、それぞれに符号化した告知
に対して特定した名称である。
【0073】RDS−TMC無線受信機の音声出力回路
14もしくは視覚表示器13によって処理し得る完全な
音信乃至告知を形成するためには、標準文言の他の表が
メモリ12に蓄積される。したがって、メモリ12は、
(標準文言リスト内の)事件特有の制御データおよび
(追加の代用リスト内の)交通特有の制御データを含ん
でいる。かかる標準文言リストを用いれば、つぎのよう
な告知を、例えば制御回路7における筆記によって発生
させることができる。
【0074】
【表14】
【0075】告知第5号は、例えば、RDS−TMC無
線受信機によりつぎのように符号化した形で受信するこ
とができる。 P1{5024,3783,3796},P2
【0076】告知は、二つの標準文言P1およびP2に
よって形成される。標準文言P1においては、符号(ア
ドレス、すなわち、P1の要旨)のもとに蓄積された指
示すなわち名称切片「5024」、「3783」および
「3796」は、チップカード17から読取られるべき
である。例えば、符号「5024」は、切片位置リスト
内に見出すことができる。切片符号「5024」のもと
では、「A3,コロン,オーベルハウゼン」が筆記で記
入される。P1の他の二つの要旨もしくは符号は、例え
ば、位置リスト内で見出すことができる。位置符号「3
783」のもとでは、「コロン−デルブリュツク」が筆
記により記入される。符号の替わりに、それぞれの筆記
による指示が標準文言P1内に設定されると、その結果
はつぎのようになる。 P1{(A3、ケルン、オーベルハウゼン)、ケルン・
デルブリュツク接合地、ケルン・ミュールハイム接合
地}+P2
【0077】標準文言P1もしくはP2に対する筆記に
よる詳細な記述が、標準文言タストから取出されて、つ
ぎのように読まれた。 P1=〈道路番号〉、〈接合地〉方向〈接合地〉、〈都
市名〉と〈都市名〉との間: P2=低速交通
【0078】括弧間には、筆記による上述の名称で置換
されるべき変数が述べられている。これは、つぎのよう
な告知に読める。「A3、ケルン方向オーベルハウゼ
ン、ケルン・デルブリュツクおよびケルン・ミュールハ
イム接合地:低速交通」
【0079】切片位置リスト45は、上述のとおり、等
級名用の列も含んでいる。切片符号「5024」のもと
では、等級名「A」が記入される。等級名「A」のもと
でチップカード17のメモリ12もしくはデータROM
28に記入された指示「自動車道」が抽出されると、完
全な告知はつぎのようになる。「A3自動車道、ケルン
方向オーベルハウゼン、ケルン・デルブリュツク間およ
びケルン・ミュールハイム接合地:低速交通」
【0080】他の告知も無線受信機によって処理するこ
とができる。かかる告知は、例えば、つぎのとおりであ
る。 1)「アウフ デル ストラッセ L2400 フォン
オルペ ナッハジーゲン:ストラッセンスペルング」
(オルペからジーゲンに向う街道L2400:街道閉
鎖) 2)「アウフ デル ストラッセ L2400 フォン
オルペ ナッハジーゲン:ストラッセンスペルング」
(オルペからジーゲンに向う国道L2400:通交止) 3)「ウン ファル アウフ デル ストラッセ N9
6 フォン パリスナッハ リヨン」(バリからリヨン
に向う街道N96上の事故) 4)「ウン ファル デル ナチオナルストラッセ N
96 フォン パリスナッハ リヨン」(バリからリヨ
ンに向う街道N96上の事故)(バリからリヨンに向う
国道N96上の事故) 5)「イム ベライヒ ラインランド−ファルツ:ネー
ベル」(ラインランド−ファルツ地方:霧) 6)「イム ブンデスランド ラインランド−ファル
ツ:ネーベル」(ラインランド−ファルツ連邦:霧) 7)「フェルケールスステルンゲン ドルヒ マノーヴ
ァ イム べライヒ ノルマンデイ」(ノルマンデイ地
方の機動演習による交通障害) 8)フェルケールスステルンゲン ドルヒ マノーヴァ
仏 デパルトマン ノルマンデイ」(ノルマンデイ地
区の機動演習による交通障害)
【0081】上述の告知Dが組立てられる場合に、「ド
イツ」の領域に対してチップカード17を利用する、ド
イツ語を話す使用者に対し、道路名について等級名
「L」が位置リスト43内で見出される。チップカード
17上に追加のリスト70がない場合には、「道路」の
部類は、メモリ12の等級名から抽出される。追加のリ
ストが存在する場合には、等級名「L」について追加の
リスト70に部類「ハイウエイ」が蓄積されている告知
2)発行される。
【0082】ドイツ語を話す使用者に対しては、「フラ
ンス」の領域に関するチップカードの助けにより、告知
3)および4)が形成される。告知3)がなされると、
追加のリスト70は、立ち帰ることができない。その場
合には、道路名「N96」の等級名「N」に対して、部
類「道路」が指示される。告知4)が形成されると、等
級名「N」について「国道」の部類が記入されることが
追加のリスト70から読取られる。
【0083】上述の方法は、告知5)乃至8)に対して
も用いられる。告知5)および7)に対しては、追加の
リストにおける記入事項に立ち帰ることができない。告
知5)による地帯等級名「BL」については、部類「地
帯」がメモリ12で見出されて、告知6)が形成される
と部類「国土」が追加のリスト70で見出される。部類
「地帯」は、告知7)が形成されると、等級名「DP」
についてメセリ12から抽出され、部類「地区」は、等
級名「DP」について追加のリスト70から取出され
る。
【0084】視覚表示器13に表示されるべき告知を集
めるために制御回路7で行なわれる方法は、音声出力回
路14に送られる音声記号をしつめるのにも同様に行な
われる。
【0085】上述したRDS−TMC無線受信機および
チップカード17は、視覚表示器13乃至音声出力回路
14により、ドイツ語で交通情報を知らせる上述のよう
な使用者に適している。かかるRDS−TMC無線受信
機およびチップカード17は、他の国語用にも構成され
る。その場合に、チップカード17のメモリ12および
データROM28は、その国語の筆記乃至音声記号をそ
れぞれ蓄積することができる。
【0086】RDS−TMC無線受信機およびチップカ
ード17を多くの国語用に利用するさらなる可能性があ
る。しかしながら、経費と回路構成とを低く維持するに
は、無線受信機を特定の国語用に構成(して国語特定受
信機と)する必要がある。したがって、唯一の綴り乃至
音声記号が一つの国語(例えばドイツ語)についてメセ
リ12に蓄積される。これに比べ、チップカード17
は、地域特有のデータが種々の国語で蓄積される。例え
ば、ドイツ語、スランス語、およびオランダ語が用いら
れるべき場合には、チップカード17のデータROMた
28に蓄積された表乃至リストが拡張される。例えば、
回避表46は、回避符号「2429」のもとに、つぎの
記入事項を有する。
【0087】
【表15】
【0088】位置「ケルン」について、回避表46は、
回避符号「EC」「2429」のもとに、ドイツ語筆記
(RSd)とドイツ語音声記号(LSd)英語、フラン
ス語およびオランダ語の各音声記号(LSe),(LS
f)および(LSn)を有している。非ドイツ語の筆記
に関する記入事項は、必要に応じ、蓄積することができ
る。非ドイツ語の綴りは、それぞれの音声記号の下側の
括弧内に述べてある。非ドイツ語の音声記号は、回避符
号「2429」のもとに蓄積された制御データの第1追
加成分をさらに呈示している。非ドイツ語については、
各音声記号の前に第1分割マーク
【外7】 が置かれている。かかる第1分割マークは、非ドイツ語
が、リストに、所定の順序(標準の順序)で記入されて
いることを示すものである。表の記入事項の順序は、こ
のようにして固定されている。標準の順序は、配列順の
終端部である国語(例えば、オランダ語)が省略されて
しまっている場合にも生ずる。
【0089】特別の指示について、ドイツ語音声記号と
の相違が他の国語で存在しない場合には、リスト中でか
かる記入事項を用いるべきではない。例えば、フランス
語での位置「ケルン」に対する音声記号がドイツ語での
音声記号と同一であるとする。かかる場合には、回避表
46は、フランス語について記入事項を示さない。それ
ぞれの非ドイツ語は、したがって、位置「ケルン」につ
いて、リスト中に特徴付けられない。英語の音声記号を
特徴付けるには、第2分割マーク「‡」に、さらにその
国語に特有の活字(e)をつけて音声記号に先行させ
る。オランダ語については、「‡n」が先行する。この
ように、第2分割マーク「‡」は、その国語に特有の活
字「n」により補足される。位置「ケルン」に対する記
入事項は、かかる想定の場合には、つぎのようにみえ
る。
【0090】
【表16】
【0091】例として上述した位置リスト43において
は、位置「ラウフ」が位置符号「3109」のもとに記
入される。この位置については、英語の、フランス語
の、もしくは、オランダ語の綴りも音声記号も存在しな
い。指示(例えば、位置「ラウフ」)が、ドイツ語でな
されたように、英語、フランス語およびオランダ語で書
かれ、告げられた場合には、筆記や音声記号によるそれ
以上の記入は行なわれない。
【0092】異なった音声記号による少なくとも一つの
指示と種々の国語における同じ音声記号による少なくと
も一つの指示との組合わせが存在する場合には、異なっ
た音声記号による指示が回避表46に記入され、それぞ
れの表には、その指示に対する回避符号が含まれる。例
えば、位置リスト43は、記入事項として、位置符号
「3886」のもとに位置「ケルン−ミュールハイム」
を有している。「ケルン」については、回避符号「24
29」が回避リスト43で参照される。「ミュールハイ
ム」の指示は、あらゆる所定の国語で同じ発音となる。
したがって、位置リスト43におけるそれぞれの記入事
項は、つぎのように見える。
【0093】
【表17】
【0094】指示「ケルン」については、音声記号の相
違にも拘らず、かかる音声記号が回避表46ですでに用
いられているので、非ドイツ語に対して位置リスト43
に記入事項を設ける必要はない。
【0095】こように、位置リスト43、地帯位置リス
ト44、切片位置リスト45、回避表46および追加の
リストには、これらの諸リストがドイツ語の表現から外
れておれば、非ドイツ語音声記号を含めることになる。
さらに、標準文言のリストおよび道路・地帯のリスト
は、それぞれ、英語,フランス語およびオランダ語の記
入事項を含んでいる。つぎのドイツ語標準文言: “〈StraBennummer 〉, 〈Ortsname〉,10 Kilometer St
au" については標準文言リストに、つぎのような対応したフ
ランス語の記入事項がある。 “Sur 1'autoroute 〈道路名〉a la hauteur de 〈位置
名〉, bouchon sur 10Kilometrer 道路名および位置名については、道路指示を付した道路
の名称(例えば、「A4」)とそれぞれの位置の名称
(例えば、「ケルン」)とは制御回路7に届けられるべ
きものである。
【0096】この音信が制御回路7に集められると、ま
ず、それぞれの制御データが標準文言のリストから取出
される。スランス語の記入事項のみがメモリ12(フラ
ンス語用無線受信機)に蓄積されている場合には、制御
データは、フランス語用の記入事項のみを含み、制御デ
ータの選択は行なわれない。しかしながら、メモリ12
がフランス語用とドイツ語用との記入事項を含んでお
り、ドイツ語が第1国語として蓄積されている場合に
は、例えば、音声記号におけるフランス語記入事項の選
択は、標準文言のリストの制御データが受信された後に
行なわれる。
【0097】引続いて、道路表示「A4」および位置
「ケルン」に対する音声記号中のフランス語記入事項が
探索される。位置「ケルン」に対しては、まず、それぞ
れの位置符号(符号化音信)のもとで制御データが記入
された位置リストを一覧する必要がある。位置リスト
が、(第1国語としての)ドイツ語用の記入事項を有
し、英語、フランス語およびオランダ語用の記入事項を
有し得る場合には、制御回路7がその位置リストから制
御データを受信した後に、それぞれのフランス語記入事
項が探索される。ドイツ語(ドイツ語綴り)の第1の主
成分中には、一つの回避符号しか記入されていないの
で、このフランス語記入事項は存在しない。ドイツ語音
声記号は、省略し、もしくは、任意の可変パラメータを
有することができる。ついで、制御回路7は、チップカ
ード17のデータROM28に蓄積されているそれぞれ
の回避符号の制御データを回避表46に取出す。位置
「ケルン」に対する音声記号中のフランス語記入事項
は、受信した制御データから取出されて、標準文言に挿
入される。同じ手順が、道路指示「A4」に対する音声
記号中のフランス語記入事項が抽出されたときに、制御
回路7によって行なわれる。
【0098】多数の国語を、データROM28(第1メ
モリ装置)の追加リスト70およびメモリ12(第2メ
モリ装置)の追加リストに記入することができる。こさ
らの記入も、上述したようにして行なわれる。
【0099】図4は、種々の線を介してRDS−TMC
モジュール47に結合した他の無線受信機を示す。この
無線受信機は、ステレオ復号器49およびオーディオ増
幅器50を含むオーディオ回路48と2個の拡声器51
および52を備えている。オーディオ回路48は、アン
テナ53が受けてチューナ54および中間周波段55を
介して伝送された無線信号を受信する。ステレオ復号器
49では、低周波ステレオ信号が形成され、二つの拡声
器51および52に供給される。中間周波段55の出力
信号は、RDS復号器56およびRDS−TMCモジュ
ール47に供給される。RDS復号器56は、中間周波
段55が形成した低周波信号からRDSデータを抽出す
る。RDSデータと、さらに、クロック信号とは、RD
S復号器56により無線制御回路57に供給される。チ
ューナ54は、RDSデータと、制御器59が形成した
データとによって設定される。この目的で、各データ
は、無線制御回路57の同調回路58に供給されてチュ
ーナ54を制御する。
【0100】さらに、メモリ60、視覚表示器61およ
び若干の他の装置62、例えば、カセット駆動器、CD
駆動器、自動車電話などが無線制御回路57に結合して
いる。そのうえに、無線制御回路57は、若干の線を介
して、RDS検知器63、制御回路64、音声出力回路
65、チップカード17を挿入するためのカード読取り
器66およびメモリ68を備えたRDS−TMCモジュ
ール47に結合している。ROS復号器63は、中間周
波段55の出力信号から抽出したRDS−TMC信号お
よびクロック信号を制御回路64に供給する。制御回路
64は、図1の制御回路7と同様に、RDS−TMCデ
ータを処理するが、TMCデータをカード読取り器66
に供給するとともに、カード読取り器66から受信し、
さらにメモリ68から受信したデータ(筆記および音声
記号のデータ)から、音声出力回路65に供給する制御
データを形成する。音声出力回路65は、制御データか
ら合成音声を発生させ、その音声を、無線制御回路57
を介して、オーディオ増幅器50に供給する。さらに、
制御回路64は、制御データから筆記による交通告知を
形成し、その交通告知は、無線制御回路57を介して視
覚表示器61に供給される。
【0101】
【発明の効果】RDS−TMC無線受信機により伝送す
る地域関連情報を、各地域に特有の情報はチップカード
のメモリに、各地域に共通の情報は機内メモリに分けて
蓄積することにより、本発明によれば、所望地域に関す
る交通情報、気象情報などを国語により表示して効率よ
く容易に入手することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】RDS−TMC無線受信機の構成例を示すブロ
ック線図である。
【図2】図1に示したRDS−TMC無線受信機に用い
得るチップカードの構成を示すブロック線図である。
【図3】図2に示したチップカードに蓄積するデータの
論理構成を示すブロック線図である。
【図4】RDSーTMC無線受信機に結合するRDSー
TMCデータ処理モジュールを備えたRDSーTMC無
線受信機の構成例を示すブロック線図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号から取出した符号化音信を少な
    くとも一つのメモリ装置(12,28)に供給し、符号
    化音信から取出して少なくとも一つのメモリ装置(1
    2,28)から起った制御データを受信し、視覚表示器
    (13)乃至音声出力回路(14)に適した形態で制御
    データから音信を形成するための制御回路(7)を備え
    た無線受信機において、外部の第1メモリ装置からデー
    タを読取るための読取り器(16)と第2メモリ装置
    (12)とが制御回路(7)に結合し、第1メモリ装置
    (28)が地域特有の道路・地帯部類用制御データの蓄
    積に用いられ、第2メモリ装置(12)が超地域道路・
    地帯部類用制御データの蓄積に用いられ、各部類がそれ
    ぞれの部門名を有することを特徴とする無線受信機。
  2. 【請求項2】 道路・地帯名を含む音信形成用制御回路
    (7)、道路・地帯名の制御データに割当てた部門名を
    メモリ装置(12,28)から抽出し、部門名に対する
    道路・地帯部類用制御データが第1メモリ装置(28)
    に蓄積されている場合には、道路・地帯部類用制御デー
    タを第1メモリ装置(28)から抽出し、さらに、道路
    ・地帯部類用制御データを第2メモリ装置(12)から
    抽出するために用いられることを特徴とする請求項1記
    載の無線受信機。
  3. 【請求項3】 二つのメモリ装置(12,18)が、そ
    れぞれの回避符号のもとに、ある異なった制御データを
    蓄積するために供され、制御回路(7)が、一旦少なく
    とも一つの回避符号を含んだ制御データを受信すると、
    少なくとも一つの回避符号を第1もくしは第2のメモリ
    装置(12,28)に供給して、回避符号のもとに蓄積
    した制御データを受信するために用いられることを特徴
    とする請求項2記載の無線受信機。
  4. 【請求項4】 それぞれの符号化音信もしくは回避符号
    のもとに、少なくとも一つのメモリ装置(12,28)
    に蓄積した制御データが、少なくとも第1言語の取出し
    可能な筆記乃至音声記号、および、他の言語の筆記乃至
    音声記号が第1言語からずれている場合には、少なくと
    も他の言語の取出し可能な筆記乃至音声記号のみを含ん
    でいることを特徴とする請求項3記載の無線受信機。
  5. 【請求項5】 少なくとも一つのメモリ装置(12,2
    8)が、それぞれの符号化音信に割当てた特定制御デー
    タのメモリ領域に割当てられたリスト(43,44,4
    5)と、回避符号およびそれぞれ割当てられた制御デー
    タを含んだ回避表とを含んでいることを特徴とする請求
    項4記載の無線受信機。
  6. 【請求項6】 前記表(43,44,45)が、符号化
    音信に対する筆記音声信号の制御データのみならず、符
    号化音信が道路・地帯名に関係している場合には、部門
    名をも含んでいることを特徴とする請求項5記載の無線
    受信機。
  7. 【請求項7】 二つのメモリ装置(12,28)が、割
    当てられた道路・地帯部類に対する部門名および制御デ
    ータを含む、メモリ領域に割当てられた追加のリストを
    有することを特徴とする請求項6記載の無線受信機。
  8. 【請求項8】 少なくとも一つのメモリ装置(28)
    が、カード読取り器(16)に挿入するのに用いるチッ
    プカード(17)の一部を形成することを特徴とする請
    求項1乃至7のいずれかの項に記載の無線受信機。
  9. 【請求項9】無線信号とともに伝送した符号化音信が、
    交通情報乃至気象情報であることを特徴とする請求項1
    乃至8のいずれかの項に記載の無線受信機。
  10. 【請求項10】 無線信号から取出した符号化音信を少
    なくとも一つのメモリ装置(28,68)に供給し、符
    号化音信から取出して少なくとも一つのメモリ装置(2
    8,68)から起る制御データを受信し、視覚表示乃至
    音声出力回路(62)に適した形態で制御データから音
    信を形成するための制御回路(64)を備えて無線信号
    から取出した符号化音信を処理するモジュール(47)
    において、外部第1メモリ装置(28)からデータを読
    取るための読取り器(66)および第2メモリ装置(6
    8)が制御回路(64)に結合し、第1メモリ装置(2
    8)が地域特有の道路・地帯部類用制御データの蓄積に
    用いられ、第2メモリ装置(68)が超道路・地帯部類
    用制御データの蓄積に用いられ、各部類がそれぞれの部
    門名を有することを特徴とするモジュール。
  11. 【請求項11】 無線信号から取出した各符号化音信に
    対する制御データ蓄積用の符号化音信を処理するための
    無線受信機もしくはモジュール(47)のためのメモリ
    装置(28)において、当該メモリ装置(28)が、そ
    れぞれの部門名を有する地域特有の道路・地帯部類のた
    めの制御データの蓄積に用いられることを特徴とするメ
    モリ装置。
  12. 【請求項12】 各符号化音信用制御データを蓄積する
    ためのメモリ装置(28)を備えて、無線信号から取出
    した符号化音信を処理するための無線受信機もしくはモ
    ジュール(47)用のカード読取り器(16,66)に
    挿入するためのチップカード(17)において、メモリ
    装置(28)が、それぞれ部門名を有する地域特有の道
    路・地帯部類用制御データの蓄積に提供されることを特
    徴とするチップカード。
JP9246769A 1996-09-13 1997-09-11 地域特有および超地域の道路・地帯指示処理用rds−tmc無線受信機 Pending JPH10107670A (ja)

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