JPH10104619A - バックライト装置 - Google Patents

バックライト装置

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JPH10104619A
JPH10104619A JP8256105A JP25610596A JPH10104619A JP H10104619 A JPH10104619 A JP H10104619A JP 8256105 A JP8256105 A JP 8256105A JP 25610596 A JP25610596 A JP 25610596A JP H10104619 A JPH10104619 A JP H10104619A
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Toshiyasu Kitamura
敏康 北村
Kazuhiro Konishi
一弘 小西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックライト装置の外形形状に影響させず
に、所要の輝度、輝度ムラを実現することができると共
に、部品構成を簡素化、軽量化に有効で、組立性に優れ
た装置を実現する。 【解決手段】 透光性を有する導光板28と、この導光
板28の裏面に貼着された反射シート5と、導光板28
の1短辺側面に近設されてこの導光板28を照光する光
源3とを備え、導光板28の裏面に、その発光領域13
の外縁部に略平行に、光源3側外縁部以外の全周囲に渡
って断面略凹状溝部6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動無線機や携帯
電話機などの無線機に好適なバックライト装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動無線機はもちろん特に携帯電
話機などは、携帯性重視のため小形化、軽量化が望まれ
ており、形状も種々工夫されている。また、本体の薄型
化が商品としての魅力の重要な要因の一つとなってい
る。従って、これに伴いこの種の表示パネル部の照光装
置であるバックライト装置についても、本体と同様に小
形化、薄型化、軽量化が進んでいる。
【0003】図17は携帯電話機を表した斜視図であ
る。図17において、無線機本体の筺体は上ケース2
0、下ケース21により構成されており、その内部に配
置する回路基板1と、これに平行に載置された表示パネ
ル部としての液晶表示装置2と、この液晶表示装置2の
裏面側に配置し、この液晶表示装置2を保持・固定し且
つ照光させるための導光体であるバックライト4と、こ
のバックライト4を照光させるための光源3と、液晶表
示装置2を駆動させるための集積回路22を搭載し、液
晶表示装置2と回路基板1とを接続するためのフレキシ
ブル回路基板23と、上ケース20に貼着されたパネル
24とによって構成されている。
【0004】図18は、光源3に発光ダイオードである
LED素子25が複数封着されたLED基板26を用い
た場合のバックライト装置の構成である。液晶表示装置
2はバックライト4に保持・固定されている。このバッ
クライト4は、略長方形を呈しており、その長辺のうち
一辺に光源3が設けられ、液晶表示装置2を保持・固定
するためのホルダー27とLED基板26からの出射光
を導光させるための導光板28とによって構成され、L
ED基板26はその発光部を液晶表示装置2の発光面側
内側に向けた状態で、ホルダー27と導光板28との間
に貼着されており、接続用の端子26−aと回路基板1
の接続ランド1−aとはハンダ付けなどによって接続さ
れている。ホルダー27は白系に着色されており、導光
板28の各端縁側側面部から漏れる光を内側に反射させ
ている。また、バックライト4と回路基板1との位置決
めは、バックライト4側の位置決めピン19を、回路基
板1側の位置決め穴1−bに挿入することにより行われ
る。
【0005】また、従来装置として、図18のバックラ
イト4を構成するホルダー27と導光板28とが一体と
なったものも存在していた。
【0006】さらに、図19乃至図21に示すようなも
のがあり、図19は、図18におけるホルダー27と導
光板28が一体となってバックライト4を構成されてい
るものであるが、このバックライト4に、液晶表示装置
2がリブ9及び固定爪10などによって保持・固定され
ている。バックライト4は、略長方形を呈しており、そ
の両短辺の端縁部には、それぞれ液晶表示装置2の発光
面方向に向けて光源3であるLED素子25が封着され
たLED基板26が貼着されており、回路基板1にハン
ダ付けによって接続されている。バックライト4の裏面
には白色に着色された反射シート5が貼着されている。
バックライト4と回路基板1との位置決めは、位置決め
ピン19と位置決め穴1−bとで行うこと図18の場合
と同様である。
【0007】図20に示すものは、バックライト4の光
源として回路基板1に表面実装された発光ダイオードで
あるチップLED29を用いた場合であり。また、図2
1は、前記チップLED29を、略長方形を呈するバッ
クライト4の両短辺の端縁部から発光させるように構成
したもので、その他の構成については図19の例とほぼ
同じである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、図18に示す
ものの場合には、LED基板26は、LED素子25を
プリント基板上に熱硬化性樹脂等によって複数個封着さ
せたもので、組立工数がかかり、高コストの部品である
といえる。また、LED基板26を導光板28に貼着さ
せた後、ホルダー27に組み込むといった手間のかかる
作業となるため、組立工数がかかってしまう。また、L
ED基板26、ホルダー27、導光板28を組立てたバ
ックライト4を回路基板1上へ配置する際に、LED基
板26の接続端子26−aと回路基板1とをハンダ付け
などによって機械的、電気的に接続させる必要があるた
め作業性が悪く、ここでも組立工数がかかってしまう。
また、LED基板26、ホルダー27、導光板28とい
った構成部品が多いため、バックライト4としての部品
コストも上昇してしまう。また、ホルダー27の材質と
しての樹脂を用いているために、その肉厚が成形性を考
慮するとある程度必要となるので、ホルダー27の底面
の肉厚と導光板28の肉厚とが二重になってしまうた
め、バックライト4としての薄型化、軽量化を妨げてい
る。
【0009】次に、図18の変形例としてのホルダー2
7と導光板28とが一体となってバックライト4を構成
し、このバックライト4の長辺側の一辺の端縁部に複数
個のLED素子を封着させたLED基板25を貼着させ
た場合では、バックライト装置の材料としては、透明の
樹脂を用いるため、LED基板による光源の近傍では高
輝度が得られるが、光源から離隔するに従って、輝度が
低下してしまう。そして、バックライト4の光源と反対
側端縁部からは光源から導光してきた光が外へ漏れてい
ってしまう。また、LED基板26の発光指向性によっ
て光源近傍の各LED素子間で極端に輝度が落ちてしま
い、全体として輝度の低下及び輝度ムラが発生してしま
う。また、LED基板26をバックライト4に貼着させ
且つ回路基板1とはハンダ付け等によって固定・接続さ
せるため非常に作業性が悪く量産性に乏しくなってしま
う。また、LED基板26はコストが高いため、バック
ライト4としての部品コストも高くなってしまう。
【0010】図19に示すように、バックライト4の端
辺両端縁部にLED基板26を貼着させた場合では、輝
度、輝度ムラともに改善されているのであるが、LED
基板26を2個使用するため、バックライト装置として
の部品単価は高くなってしまう。また、LED基板26
を2個使用するため、バックライト4としての部品単価
は非常に高くなってしまう。また、LED基板26の回
路基板1への接続では、ハンダ付け箇所が増加するた
め、片側発光方式(図18の場合)に比べて作業性が悪
く工数も増えてしまうため、製造コストの上昇を引き起
こしてしまう。また、ロボットによる自動組立も非常に
難しく、量産性に乏しく、作業能率も悪くなってしま
う。
【0011】次に、ホルダー27と導光板28とが一体
となったバックライト4と、光源3に表面実装可能なチ
ップLED29を回路基板1上に実装した図20に示す
場合では、バックライト4の材料が、図18の変形例の
場合と同様、透明樹脂のため光源のチップLED29か
ら発光した光はチップLEDと反対側端縁部から外に逃
げてしまい、バックライト4として十分な輝度を得るこ
とができない。
【0012】また、図20の他に、図21の場合を含め
て、チップLED19を光源として使用する場合、光源
から遠い部分やチップLEDの発光指向性の範囲外の部
分は暗くなってしまい、輝度の必要な所要の発光領域内
において、輝度ムラとなって現れるため、暗所における
液晶表示装置の視認性を著しく低下させてしまう。
【0013】また、上記従来例に共通の問題点として、
バックライト装置に液晶表示装置を保持・固定するため
に設けられている固定リブ、固定爪或いは回路基板1な
どとの位置決めのために設けられた位置決めピン等の外
形形状の凸凹部が形成されると、その付近では、光源か
らの光が固定リブ、固定爪等に反射して乱反射を起こ
し、所要の発光領域内に反射光が侵入してしまい、その
部分が強く発光するために、輝度バラツキや輝度ムラを
発生させてしまうことが考えられる。
【0014】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
のであり、簡素化された構造で、外形形状に影響され
ず、高輝度で且つ輝度バラツキや輝度ムラの少ないバッ
クライトを実現でき、軽量化や組立性にも優れた無線機
用のバックライト装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的に鑑
み、導光体の裏面において、その発光領域の外縁部の略
平行方向に、光源側外縁部以外の全周に渡って断面略凹
状溝またはスリットを設けて構成するものである。
【0016】このような構成の下、導光板の凹状溝又は
スリット部という簡素化された構成によって、光源から
発光領域の外縁部に到達した出射光を反射させて、再び
導光体中央部に導いて、外形形状の影響を受けずに所要
の発光領域で高輝度が得られ、且つ輝度のバラツキや輝
度ムラを低く押さえることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、透光性
を有する導光体と、この導光体の裏面に設けた反射部材
と、前記導光体の少なくとも1側面に近設されてこの導
光体を照光する光源部とを備え、前記導光体の裏面にお
いて、その発光領域の外縁部に略平行に、前記光源部側
外縁部以外の全周囲に渡って断面略凹状溝部を設けて構
成するものであり、簡素化された構成で、外形形状の影
響を受けずに所要の発光領域で高輝度が得られ、且つ輝
度バラツキや輝度ムラの補正を発光面の全面に渡って細
かく調整することができる。
【0018】請求項2に記載の発明は、透光性を有する
導光体と、この導光体の裏面に設けた反射部材と、前記
導光体の相対する2側面に近設されてこの導光体を照光
する光源部とを備え、前記導光体の裏面において、その
発光領域の外縁部に略平行に、前記光源部側外縁部以外
の全周囲に渡って断面略凹状溝部を設けて構成するもの
で、簡素化された構成で、外形形状の影響を受けずに所
要の発光領域で高輝度が得られ、且つ輝度バラツキや輝
度ムラを低減できる。
【0019】請求項3に記載の発明は、前記断面略凹状
溝部の深さが変化して構成するもので、所要の発光領域
で輝度バラツキや輝度ムラの補正を発光面の全面に渡っ
て細かく調整することができる。
【0020】請求項4に記載の発明は、透光性を有する
導光体と、この導光体の裏面に設けた反射部材と、前記
導光体の少なくとも1側面に近設されてこの導光体を照
光する光源部とを備え、前記導光体の裏面において、そ
の発光領域の外縁部に略平行に、前記光源部側外縁部以
外の全周囲に渡ってスリット部を設けて構成するもの
で、簡素化された構成で、外形形状の影響を受けずに所
要の発光領域で高輝度が得られ、且つ輝度バラツキや輝
度ムラを低減できる。
【0021】請求項5に記載の発明は、透光性を有する
導光体と、この導光体の裏面に設けた反射部材と、前記
導光体の相対する2側面に近設されてこの導光体を照光
する光源部とを備え、前記導光体の裏面において、その
発光領域の外縁部に略平行に、前記光源部側外縁部以外
の全周囲に渡ってスリット部を設けて構成するもので、
簡素化された構成で、外形形状の影響を受けずに所要の
発光領域で高輝度が得られ、且つ輝度バラツキや輝度ム
ラを低減できる。
【0022】請求項6に記載の発明は、透光性を有する
導光体と、この導光体の裏面に設けた反射部材と、前記
導光体の少なくとも1側面に近設されてこの導光体を照
光する光源部とを備え、前記導光体の裏面において、そ
の発光領域の外縁部に略平行に、前記光源部側外縁部以
外の全周囲に渡ってスリット部を設けると共に、前記反
射部材の前記光源側以外の端縁部を略直角に立設させて
反射片部を形成し、この反射片部を前記スリット部に遊
挿させて構成するもので、簡素化された構成で、外形形
状の影響を受けずに所要の発光領域で高輝度が得られ、
且つ輝度バラツキや輝度ムラの補正を発光面の全面に渡
って細かく調整することができる。
【0023】請求項7に記載の発明は、透光性を有する
導光体と、この導光体の裏面に設けた反射部材と、前記
導光体の相対する2側面に近設されてこの導光体を照光
する光源部とを備え、前記導光体の裏面において、その
発光領域の外縁部に略平行に、前記光源部側外縁部以外
の全周囲に渡ってスリット部を設けると共に、前記反射
部材の前記光源側以外の端縁部を略直角に立設させて反
射片部を形成し、この反射片部を前記スリット部に遊挿
させて構成するもので、簡素化された構成で、外形形状
の影響を受けずに所要の発光領域で高輝度が得られ、且
つ輝度バラツキや輝度ムラの補正を発光面の全面に渡っ
て細かく調整することができる。
【0024】次に、本発明の実施の形態を図1乃至図1
4を用いて説明する。なお、従来例と同一部材には同一
符号を付して説明を省略する。
【0025】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1によるバックライト装置の構成を示したものであ
る。図1に示すが如く、液晶表示装置2を保持・固定す
るためのホルダー27と液晶表示装置2を照光させるた
めの導光体である導光板28とが一体に形成された略長
方形のバックライト4と、このバックライト4の裏面に
は、反射シート5が貼着されている。ここで、この反射
シート5は通常白色に着色されているが、これに限らず
他の色調でも使用可能である。
【0026】また、回路基板1には、光源3としてのチ
ップLED29が表面実装されている。バックライト4
は、液晶表示装置2を保持・固定可能なように、4辺に
箱状のリブ9が設けられており、その中の一辺には、液
晶表示装置2を固定するために先端が内方に折曲された
固定爪10が立設している。バックライト4の裏面に
は、チップLEDからの光を反射させ、バックライト4
の所要の範囲を効率よく照光させるための光を反射シー
ト5が貼着されている。
【0027】バックライト4の両短片には、回路基板1
にバックライト4を持着させるための先端が内方に折曲
されたバックライト固定爪11が突設されている。回路
基板1には、バックライト4を照光させるための光源で
あるチップLED29がバックライト4の短辺の入光部
12の近傍に位置するように表面実装されている。ここ
で、チップLEDは回路基板1と平行でバックライト4
の入光部12に向かって照光する側面発光型が望まし
い。バックライト4には、所要の発光範囲を示す発光領
域13が設定されており、この発光領域13内で所要の
輝度及び所要限度内の輝度バラツキ、輝度ムラが得られ
るように、LED29の位置、電流値或いはバックライ
ト4の入光部の形状等を決定する。また、バックライト
4の裏面には、発光領域13の外周縁に沿って略平行
に、断面略凹状溝部6が設けられており、この断面略凹
状溝部6の内壁面はチップLEDより出射された出射光
14を効率よく全反射させるために鏡面に形成されてい
る。
【0028】次に、上記実施の形態における動作につい
て、図2乃至図5を用いて説明する。図2乃至図4にお
いて、チップLED29から発光した出射光14は、バ
ックライト4の入光部12よりバックライト4内に入光
し、発光領域13内を通過してゆき、先ず断面略凹状溝
部6の端縁壁面15で一部反射16される。この反射光
16は発光領域13内に再度入光する。このとき、図3
に示すように反射光16は断面略凹状溝部6で、発光領
域13の長辺部に位置する長辺部側断面略凹状溝部6−
a及び6−cにおいてそれぞれ反射光16−a及び16
−cのような反射光が得られる。また、光源3と相対す
る短辺部に位置する短辺部側断面略凹状溝部6−bにお
いては、反射光16−bのような反射光が得られる。反
射されなかった通過光17(17ーa,17−b,17
−c)はさらに外側へ進行し、バックライト4の外形端
縁部から外に放射される。断面略凹状溝部6で反射した
反射光16(16−a,16−b,16−c)は、発光
領域13内へ再入光する。
【0029】従って、この実施の形態によれば、発光領
域13の外縁部の略平行方向で、光源3側外縁部以外の
周囲に渡って断面略凹上溝部6を設けることにより、図
1に示すようなバックライト4が液晶表示装置2を保持
・固定可能な固定爪やリブ9、或いは位置決めピン19
などといった複雑な形状をしている構成物が存在する場
合でも、これらの構成物によって発生する乱反射の影響
を受けずに発光領域13の輝度を高めると共に、輝度バ
ラツキや輝度ムラを改善し、均一な輝度を得ることがで
きる。
【0030】また、発光領域13の輝度が向上すると共
に、通常光源3から遠くなればなるほど、発光領域13
の輝度は低くなってしまうが、断面略凹状溝6を発光領
域の周囲に設けたことにより、この反射光16が発光領
域13の低輝度の領域を改善する。
【0031】さらに、液晶表示装置2を保持・固定する
ためのホルダー27と、液晶表示装置2を照光させるた
めの導光部である導光体28とを一体化させたことによ
り、バックライト4としての部品の構成を簡素化できる
と共に、部品の厚みも導光板28の厚みのみとなり、薄
型化が可能である。また、断面略凹状溝6の体積分が肉
ヌスミとなるため、軽量化に非常に有効である。
【0032】なお、バックライト4の材質としては、透
明PC、PMMA、ABS、PC/ABCアロイ、P
S,PPなどで、できるだけ透明なものが好ましい。ま
た、断面略凹状溝6の深さはバックライト4の導光体2
8の厚さtに対して、0.2t〜0.5tが望ましい。
ただし、板厚t自体が薄い場合、例えば、t=0.8以
下の場合では、断面略凹状溝6をあまり深くしてしまう
と、残りの肉厚が薄くなり成形性に支障を来す場合があ
るので、この点を考慮して調整を図ることが必要であ
る。
【0033】なお、本実施の形態1では、図3のよう
に、光源3がバックライト4の一短辺の近傍に設けられ
た場合について説明したが、光源3がバックライト4の
一長辺の近傍に設けられた場合でも同様な効果が得られ
る。
【0034】前述の断面略凹状溝6の深さは一定として
説明したが、図5に示す場合は、断面略凹状溝6の深さ
を発光領域13の外縁部で変化している場合を示してい
る。
【0035】図5に示すごとく、バックライト4の片側
短辺部近傍には、チップLED29と、このチップLE
D29からの出射光14をバックライト4の導光部へ導
光するための入光部12が設けられており、この入光部
12以外の位置で発光領域13の外周に沿って断面略凹
状溝部6が設けられており、その深さが全周に渡って変
化している。
【0036】この図5の場合、チップLED29から発
光した出射光14はバックライト4の入光部12よりバ
ックライト4内に入光し、発光領域13内を通過してゆ
き、断面略凹状溝6の端縁壁面15(図4参照)で一部
反射される。ここでもともとの発光領域13内に部分的
な輝度バラツキや輝度ムラをなくす必要がある。そこ
で、図5(2)(3)に示すように、断面略凹状溝6の
深さを部分的に変化させることにより、輝度ムラの補正
を可能にすることができる。即ち、出射光14はバック
ライト4の入光部12よりバックライト4内に入光し、
発光領域13内を通過してゆき、断面略凹状溝6の端縁
壁面15で一部反射される。ここで、断面凹状溝6は図
5(2)(3)のように、その深さをcからdへ(ここ
でc<dである)、またdからeへ(e<dである)と
変化させて形成する。この結果、この反射光16は断面
略凹状溝6の深さが浅い部分(c或いはe部)では低反
射となって、また深い部分(d部)では高反射となって
発光領域13内に再度入光する。従って、もともと輝度
が低かった部分の近傍の断面略凹状溝部6の深さを深く
させておけば、反射光16は、発光領域13内へ再入光
する率が高いため発光領域13の輝度が低かった部分を
補正することができる。
【0037】従って、図5の場合、断面略凹状溝6の深
さを全面に渡って変化させたことにより、輝度の補正を
発光領域13の全面に渡って細かく調整することができ
るので、輝度ムラやバラツキを改善することができる。
【0038】なお、本実施の形態では、図5のように光
源3がバックライト4の一短辺の近傍に設けられた場合
について説明したが、光源3がバックライト4の一長辺
の近傍に設けられた場合でも同様の効果が得られる。
【0039】(実施の形態2)図6は、光源部3がバッ
クライト4の相対する2側面の近傍に設けられ、断面略
凹状溝6がバックライト4の裏面で発光領域13の外縁
部で、光源3以外の相対する2辺の位置に設けられた場
合を示す平面図である。
【0040】図6に示すごとく、バックライト4の両側
短辺部近傍には、チップLED29と、このチップLE
D29からの出射光14をバックライト4の導光部へ導
光するための入光部12が設けられており、この入光部
12以外の相対する2辺の位置で発光領域13の外縁部
に断面略凹状溝部6が設けられている。その他の構成は
実施の形態1と同様である。
【0041】次に、記実施の形態2における動作につい
て、図6を用いて説明する。チップLED29から発光
した出射光14は、バックライト4の入光部12よりバ
ックライト4内に入光し、発光領域13内を通過してゆ
き、先ず断面略凹状溝部6の端縁壁面15で一部反射1
6される。この反射光16は、発光領域13内に再度入
光する。反射されなかった通過光17はさらに外側へ進
行し、バックライト4の外形端縁部から外に放射され
る。断面略凹状溝部6で反射した反射光16は、発光領
域13内へ再入光するため、発光領域13の輝度が向上
すると共に、通常光源3から遠くになればなるほど発光
領域13の輝度は低くなってしまうが、断面略凹状溝6
を設けることにより、この反射光16が発光領域13の
低輝度の領域を改善する。
【0042】従って、この実施の形態2によれば、バッ
クライト4の相対する2側面の近傍に光源3が設けら
れ、この光源3以外の相対する2辺の位置に断面略凹状
溝6を設けたことにより、液晶表示装置2を保持・固定
可能な固定爪10やリブ9、或いは位置決めピン19な
どといった複雑な形状をしている構成物が存在する場合
でも、これらの構成物によって発生する乱反射の影響を
受けずに発光領域13の輝度を高めると共に、輝度バラ
ツキや輝度ムラを改善し、均一な輝度を得ることができ
る。
【0043】また、液晶表示装置2を保持・固定するた
めのホルダー27と、液晶表示装置2を照光させるため
の導光部である導光体28とを一体化させたことによ
り、バックライト4としての部品の構成を簡素化できる
と共に、部品の厚みも導光板28の厚みのみとなり、薄
型化が可能である。また、断面略凹状溝6の体積分が肉
ヌスミとなるため、軽量化に非常に有効である。
【0044】なお、実施の形態2では、光源3がバック
ライト4の相対する短辺の近傍に設けられた場合につい
て説明したが、光源3がバックライト4の相対する長辺
の近傍に設けられる場合でも同様な効果を得られる。
【0045】(実施の形態3)図7乃至図10は、本発
明の実施の形態3におけるバックライト装置の構成を示
すもので、バックライト4には発光領域13の光源3以
外の外周に沿って、上記2つの実施の形態の断面略凹状
溝6に代えて、スリット7が設けられており、このスリ
ット7の内壁面15は、鏡面になるように形成されてい
る。図7に示すごとく、ホルダー27と導光板28が一
体となってバックライト4を構成しており、このバック
ライト4の裏面には反射シート5が貼着されている。ま
た、回路基板1には、光源3としてチップLED29が
表面実装されている。その他、液晶表示装置2、チップ
LED29、バックライト4の構成については、実施の
形態1と同様である。
【0046】次に、実施の形態3の動作について、図8
乃至図10を用いて説明すると、チップLED29から
発光した出射光14は、バックライト4の入光部12よ
りバックライト4内に入光し、発光領域13内を通過し
てゆき、先ずスリット7の内壁面15で一部反射16さ
れる。この反射光16は、発光領域13内に再度入光す
る。反射されずに通過した通過光17はさらに外側へ進
行し、バックライト4の外形端縁面から外に放射され
る。スリット7で反射した反射光16は、発光領域13
内へ再入光するため、発光領域13の輝度が向上すると
共に、通常光源3から遠くなればなるほど発光領域13
の輝度は低くなってしまうが、スリット7を設けること
により、この反射光16が発光領域13の輝度の低い部
分を改善する。
【0047】従って、この実施の形態3によれば、発光
領域13の外周にスリット7を設けることにより、液晶
表示装置2を保持・固定可能な固定爪10やリブ9、或
いは位置決めピン19などといった複雑な形状をしてい
る構成物が存在する場合でも、これらの構成物によって
発生する乱反射の影響を受けずに発光領域13の輝度を
高めると共に、輝度バラツキや輝度ムラを改善し、均一
な輝度を得ることができる。
【0048】また、液晶表示装置2を保持・固定するた
めのホルダー27と、液晶表示装置2を照光させるため
の導光部である導光体28とを一体化させたことによ
り、バックライト4としての部品の構成を簡素化できる
と共に、部品の厚みも導光板28の厚みのみとなり、薄
型化が可能である。また、断面略凹状溝6の体積分が肉
ヌスミとなるため、軽量化に非常に有効である。スリッ
ト7の幅Hは、0.5mm〜1mmが望ましい。また、
スリット7の両端縁部はスリット幅のRを設けた方がよ
い。
【0049】なお、実施の形態3では、光源3がバック
ライト4の相対する短辺の近傍に設けられた場合につい
て説明したが、光源3がバックライト4の相対する長辺
の近傍に設けられる場合でも同様な効果を得られる。
【0050】(実施の形態4)図11は、光源3がバッ
クライト4の相対する2側面の近傍に設けられ、スリッ
ト7がバックライト4の裏面で発光領域13の外縁部
で、光源3以外の相対する位置に設けられた場合であ
り、バックライト4の両側短辺部近傍には、チップLE
D29と、チップLEDからの出射光14をバックライ
ト4の導光部へ導光するための入光部12が設けられて
おり、この入光部12以外の2辺の位置で発光領域13
の外縁部にスリット7が設けられている。その他の構成
については、実施の形態3と同様である。
【0051】次に、実施の形態4の動作について、図1
1及び実施の形態3と同様な断面図となるため図10を
用いて説明する。
【0052】図10及び図11において、チップLED
29から発光した出射光14は、バックライト4の入光
部12よりバックライト4内に入光し、発光領域13内
を通過してゆき、先ずスリット7の端縁壁面15で一部
反射16される。この反射光16は、発光領域13内に
再度入光する。反射されずに通過した通過光17はさら
に外側へ進行し、バックライト4の外形端縁面から外に
放射される。スリット7で反射した反射光16は、発光
領域13内へ再入光するため、発光領域13の輝度が向
上すると共に、通常光源3から遠くになればなるほど発
光領域13の輝度は低くなってしまうが、スリット7を
設けることにより、この反射光16が発光領域13の低
輝度領域を改善する。
【0053】従って、この実施の形態4によれば、バッ
クライト4の相対する2側面の近傍に光源3が設けら
れ、この光源3以外の相対する2辺の位置にスリット7
を設けたことにより、液晶表示装置2を保持・固定可能
な固定爪10やリブ9、或いは位置決めピン19などと
いった複雑な形状をしている構成物が存在する場合で
も、これらの構成物によって発生する乱反射の影響を受
けずに発光領域13の輝度を高めると共に、輝度バラツ
キや輝度ムラを改善し、均一な輝度を得ることができ
る。
【0054】また、液晶表示装置2を保持・固定するた
めのホルダー27と、液晶表示装置2を照光させるため
の導光部である導光体28とを一体化させたことによ
り、バックライト4としての部品の構成を簡素化できる
と共に、部品の厚みも導光板28の厚みのみとなり、薄
型化が可能である。
【0055】なお、実施の形態4では、光源3がバック
ライト4の相対する短辺の近傍に設けられた場合につい
て説明したが、光源3がバックライト4の相対する長辺
の近傍に設けられる場合でも同様な効果を得られる。
【0056】(実施の形態5)図12乃至図15は、本
発明の実施の形態5におけるバックライト装置の構成を
示すもので、図12に示すごとく、ホルダー27と導光
板28が一体となってバックライト4を構成しており、
このバックライト4の裏面には反射シート5が貼着され
ている。また、回路基板1には、光源3としてのチップ
LED29が表面実装されている。そして、バックライ
ト4には、発光領域13の光源3以外の外周に沿ってス
リットが設けられており、このスリット7の内壁面15
は鏡面になるように形成されている。また、光源3以外
の3辺端縁部を略直角に立設させた反射片部8を有する
反射シート5をバックライト4の裏面に貼着させ、この
反射片部8をバックライト4に設けたスリット7に遊挿
させている。その他、液晶表示装置2、チップLED2
9、バックライト4の構成については、実施の形態1と
同様であるが、次に、実施の形態5の動作について、図
13乃至図15を用いて説明すると、チップLED29
から発光した出射光14は、バックライト4の入光部1
2よりバックライト4内に入光し、発光領域13内を通
過してゆき、先ずスリット7の端縁壁面15で一部反射
16される。この反射光16は、発光領域13内に再度
入光する。反射されずに通過した通過光17はスリット
7内を進行していくが、スリット7内に遊挿されている
反射シート5の反射片部8によって再度反射される。こ
こで反射された再反射光18は、スリット7の端縁壁面
15から再入光し、発光領域13内へ入射される。この
とき、図14に示すように、反射光16はスリットで発
光領域13の長辺部に位置する長辺部スリット7−a及
び7−cにおいてそれぞれ反射光16−a及び16−c
のような反射光が得られる。また、光源3と相対する短
辺部に位置する短辺部スリット7−bにおいては、反射
光16−bのような反射光が得られる。反射されなかっ
た通過光17−a,17−b,17−cはさらにスリッ
ト7内を進行していくが、スリット7内の遊挿されてい
る反射片部8−a,8−b,8−cによって再反射され
る。ここで反射された再反射光18−a,18−b,1
8−cはスリット7の端縁壁面15から再入光し、発光
領域13内へ入射される。これによって発光領域13の
輝度が向上すると共に、通常光源3から遠くなればなる
ほど発光領域13の輝度は低くなってしまうが、スリッ
ト7及び反射片部8を設けることにより、この再反射光
18が発光領域13の低い部分を改善する。
【0057】従って、この実施の形態5によれば、発光
領域13の光源以外の外周に沿ってスリット7を設け、
さらに光源3以外の3辺端縁部を略直角に立設させた反
射片部8を有する反射シート5をバックライト4の裏面
部に貼着させ、この反射片部8をバックライト4に設け
たスリット7に遊挿させたことにより、通常発光領域1
3の輝度は光源3から離隔するに従って低くなってしま
うが、この実施の形態5によれば、この低くなった部分
の輝度を改善することができ、また、バックライト4に
構成されている液晶表示装置2を保持・固定可能な固定
爪やリブ9、或いは位置決めピン19などといった複雑
な形状をしている構成物が存在する場合でも、これらの
構成物によって発生する乱反射の影響を受けずに発光領
域13の輝度を高めると共に、輝度バラツキや輝度ムラ
を改善し、均一な輝度を得ることができる。
【0058】また、反射シート5から立設させた反射片
部8によって入射光14を反射させるため、効率よく反
射できると共に、発光領域13の高輝度化を実現でき
る。
【0059】なお、実施の形態5では、光源3がバック
ライト4の1短辺の近傍に設けられた場合について説明
したが、光源3がバックライト4の1長辺の近傍に設け
られる場合でも同様な効果を得られる。
【0060】(実施の形態6)図16は、スリット7及
び反射シート5の反射片部8をバックライト4の裏面で
発光領域13の外縁部で、光源3以外の相対する2辺の
位置に設けられた場合であり、バックライト4の両側短
辺部近傍には、チップLED29と、チップLEDから
の出射光14をバックライト4の導光部へ導光するため
の入光部12が設けられており、この入光部12以外の
2辺の位置で発光領域13の外縁部にスリット7が設け
られている。そして、入光部12以外の相対する2辺の
位置の端縁部を略直角に立設させた反射片部8を有する
反射シート5がバックライト4の裏面部に貼着されてお
り、この反射片部8はバックライト4に設けたスリット
7に遊挿されている。その他の構成については、実施の
形態5と同様である。
【0061】次に、実施の形態6の動作について、図1
6及び実施の形態5と同様な断面図となるため図15を
用いて説明する。
【0062】図15及び図16において、チップLED
29から発光した出射光14は、バックライト4の入光
部12よりバックライト4内に入光し、発光領域13内
を通過してゆき、先ずスリット7の端縁壁面15で一部
反射16される。この反射光16は、発光領域13内に
再度入光する。反射されずに通過した通過光17はスリ
ット7内を進行していくが、スリット内に遊挿されてい
る反射片部8によって再度反射される。ここで反射され
た再反射光18はスリット7の端縁壁面15から再入光
し、発光領域13内へ入射される。これによって発光領
域13の輝度が向上すると共に、通常光源3から遠くに
なればなるほど発光領域13の輝度は低くなってしまう
が、スリット7及び反射片部8を設けることにより、こ
の反射光18が発光領域13の輝度の低い部分を改善す
る。
【0063】従って、この実施の形態6によれば、バッ
クライト4の相対する2辺の近傍に光源3が設けられ、
この光源3以外の相対する2辺の位置にスリット7を設
け、さらに光源3以外の相対する2辺の端縁部を略直角
に立設させた反射片部8を有する反射シート5をバック
ライト4の裏面部に貼着させ、この反射片部8を有する
バックライト4に設けたスリット7に遊挿させたことに
より、通常発光領域13の輝度は光源3から離隔するに
従って低くなってしまうが、この実施の形態6の場合
も、この低くなった部分の輝度を改善することができ、
また、液晶表示装置2を保持・固定可能な固定爪10や
リブ9、或いは位置決めピン19などといった複雑な形
状をしている構成物が存在する場合でも、これらの構成
物によって発生する乱反射の影響を受けずに発光領域1
3の輝度を高めると共に、輝度バラツキや輝度ムラを改
善し、均一な輝度を得ることができる。
【0064】また、反射シート5から立設させた反射片
部8によって入射光14を反射させるため、効率よく反
射できると共に、発光領域13の高輝度化を実現でき
る。
【0065】なお、実施の形態6では、図16に示すよ
うに、光源3がバックライト4の相対する短辺の近傍に
設けられた場合について説明したが、光源3がバックラ
イト4の長辺の近傍に設けられる場合でも同様な効果を
得られる。
【0066】
【発明の効果】以上説明した本発明は、 1)透光性を有する導光体と、この導光体の裏面に貼着
された反射部材と、前記導光体の少なくとも1側面に近
設されてこの導光体を照光する光源部とを備え、前記導
光体の裏面において、その発光領域の外縁部に略平行
に、前記光源側外縁部以外の全周囲に渡って断面略凹状
溝部を設けて構成するため、簡素化された構成で、外形
形状の影響を受けずに所要の発光領域で高輝度が得ら
れ、且つ輝度バラツキや輝度ムラを改善し、均一な輝度
を得ることができる。また、ホルダーと導光板を一体化
させたことにより、バックライトとしての部品構成を簡
素化できると共に、部品の厚みも導光部の厚みのみにな
り、薄型化、軽量化に有効である。
【0067】また、前記導光体に設けた断面略凹状溝部
はその深さが変化している構成を備えたので、所要の発
光領域で輝度バラツキや輝度ムラの補正を発光面の前面
に渡って細かく調整することができる。
【0068】また、装置の構成が導光体と反射部材と光
源といった簡素化された構成のため、部品コストの削
減、組立工数の削減、軽量化、薄型化等について実現す
ることができる。また、LED基板を回路構成へハンダ
付けするといった非量産的な作業を廃止することによ
り、組立作業性を大幅に改善することができ、このた
め、ロボットによる組立自動化を導入可能となり、量産
性を向上させることができる。
【0069】2)透光性を有する導光体と、この導光体
の裏面に貼着された反射部材と、前記導光体の相対する
2側面に近設されてこの導光体を照光する光源部とを備
え、前記導光体の裏面において、その発光領域の外縁部
に略平行に、前記光源側外縁部以外の全周囲に渡って断
面略凹状溝部を設けて構成するため、簡素化された構成
で、外形形状の影響を受けずに所要の発光領域で高輝度
が得られ、且つ輝度バラツキや輝度ムラの発生を低減す
ることができる。
【0070】3)透光性を有する導光体と、この導光体
の裏面に貼着された反射部材と、前記導光体の少なくと
も1側面に近設されてこの導光体を照光する光源部とを
備え、前記導光体の裏面において、その発光領域の外縁
部に略平行に、前記光源側外縁部以外の全周囲に渡って
スリットを設けて構成するため、簡素化された構成で、
外形形状の影響を受けずに所要の発光領域で高輝度が得
られ、且つ輝度バラツキや輝度ムラを低く押さえること
ができる。
【0071】4)透光性を有する導光体と、この導光体
の裏面に貼着された反射部材と、前記導光体の相対する
2側面に近設されてこの導光体を照光する光源部とを備
え、前記導光体の裏面において、その発光領域の外縁部
に略平行に、前記光源側外縁部以外の全周囲に渡ってス
リットを設けて構成するため、簡素化された構成で、外
形形状の影響を受けずに所要の発光領域で高輝度が得ら
れ、且つ輝度バラツキや輝度ムラの発生を低減すること
ができる。
【0072】5)透光性を有する導光体と、この導光体
の裏面に貼着された反射部材と、前記導光体の少なくと
も1側面に近設されてこの導光体を照光する光源部とを
備え、前記導光体の裏面において、その発光領域の外縁
部に略平行に、前記光源側外縁部以外の全周囲に渡って
スリットを設け、前記反射部材の前記光源以外の端縁部
を略直角に立設させて反射片部を形成し、この反射片部
を前記スリット部に遊挿させた構成を備えたので、簡素
化された構成で、外形形状の影響を受けずに所要の発光
領域で高輝度が得られ、且つ輝度バラツキや輝度ムラを
減少させ均一化ができる。
【0073】また、反射シートから立設させた反射片部
で入射光を反射させるために、効率よく反射でき、所要
の発光領域内の高輝度化を実現できると共に、別部品で
反射させる必要がない。
【0074】6)透光性を有する導光体と、この導光体
の裏面に貼着された反射部材と、前記導光体の相対する
2側面に近設されてこの導光体を照光する光源部とを備
え、前記導光体の裏面において、その発光領域の外縁部
に略平行に、前記光源側外縁部以外の全周囲に渡ってス
リットを設け、前記反射部材の前記光源以外の端縁部を
略直角に立設させて反射片部を形成し、この反射片部を
前記スリット部に遊挿させた構成を備えたので、簡素化
された構成で、外形形状の影響を受けずに所要の発光領
域で高輝度が得られ、且つ輝度バラツキや輝度ムラを減
少させ均一化ができる。
【0075】また、反射シートから立設させた反射片部
で入射光を反射させるために、効率よく反射でき、所要
の発光領域内の高輝度化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態におけるバックライト
装置の構成を示す分解斜視図
【図2】同要部断面図
【図3】同平面図
【図4】図2における動作を説明するための拡大図
【図5】本発明の実施の形態1の変形例を示す図で、
(1)は図3と同じ平面図 (2)は(1)のA−A断面図 (3)は(1)のB−B断面図
【図6】本発明の実施の形態2におけるバックライト装
置の構成を示す平面図
【図7】本発明の実施の形態3におけるバックライト装
置の構成を示す分解斜視図
【図8】同要部断面図
【図9】同平面図
【図10】図7における動作を説明するための拡大図
【図11】本発明の実施の形態4におけるバックライト
装置の構成を示す平面図
【図12】本発明の実施の形態5におけるバックライト
装置の構成を示す分解斜視図
【図13】同要部断面図
【図14】同平面図
【図15】図13における動作を説明するための拡大図
【図16】本発明の実施の形態6におけるバックライト
装置の構成を示す平面図
【図17】従来のバックライト装置の構成を示す斜視図
【図18】従来のバックライト装置の1態様を示す分解
斜視図
【図19】従来のバックライト装置の他の態様を示す分
解斜視図
【図20】従来のバックライト装置の更に他の態様を示
す分解斜視図
【図21】従来のバックライト装置のまた更に他の態様
を示す分解斜視図
【符号の説明】
1 回路基板 2 液晶表示部 3 光源(光源部) 4 バックライト 5 反射シート(反射部材) 6 断面略凹状溝部 7 スリット 8 反射片部 13 発光領域 27 ホルダー 28 導光板(導光体)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性を有する導光体と、この導光体の
    裏面に設けた反射部材と、前記導光体の少なくとも1側
    面に近設されてこの導光体を照光する光源部とを備え、
    前記導光体の裏面において、その発光領域の外縁部に略
    平行に、前記光源部側外縁部以外の全周囲に渡って断面
    略凹状溝部を設けたことを特徴とするバックライト装
    置。
  2. 【請求項2】 透光性を有する導光体と、この導光体の
    裏面に設けた反射部材と、前記導光体の相対する2側面
    に近設されてこの導光体を照光する光源部とを備え、前
    記導光体の裏面において、その発光領域の外縁部に略平
    行に、前記光源部側外縁部以外の全周囲に渡って断面略
    凹状溝部を設けたことを特徴とするバックライト装置。
  3. 【請求項3】 断面略凹状溝部の深さが変化しているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のバックライト装
    置。
  4. 【請求項4】 透光性を有する導光体と、この導光体の
    裏面に設けた反射部材と、前記導光体の少なくとも1側
    面に近設されてこの導光体を照光する光源部とを備え、
    前記導光体の裏面において、その発光領域の外縁部に略
    平行に、前記光源部側外縁部以外の全周囲に渡ってスリ
    ット部を設けたことを特徴とするバックライト装置。
  5. 【請求項5】 透光性を有する導光体と、この導光体の
    裏面に設けた反射部材と、前記導光体の相対する2側面
    に近設されてこの導光体を照光する光源部とを備え、前
    記導光体の裏面において、その発光領域の外縁部に略平
    行に、前記光源部側外縁部以外の全周囲に渡ってスリッ
    ト部を設けたことを特徴とするバックライト装置。
  6. 【請求項6】 透光性を有する導光体と、この導光体の
    裏面に設けた反射部材と、前記導光体の少なくとも1側
    面に近設されてこの導光体を照光する光源部とを備え、
    前記導光体の裏面において、その発光領域の外縁部に略
    平行に、前記光源部側外縁部以外の全周囲に渡ってスリ
    ット部を設けると共に、 前記反射部材の前記光源側以外の端縁部を略直角に立設
    させて反射片部を形成し、この反射片部を前記スリット
    部に遊挿させたことを特徴とするバックライト装置。
  7. 【請求項7】 透光性を有する導光体と、この導光体の
    裏面に設けた反射部材と、前記導光体の相対する2側面
    に近設されてこの導光体を照光する光源部とを備え、前
    記導光体の裏面において、その発光領域の外縁部に略平
    行に、前記光源部側外縁部以外の全周囲に渡ってスリッ
    ト部を設けると共に、 前記反射部材の前記光源側以外の端縁部を略直角に立設
    させて反射片部を形成し、この反射片部を前記スリット
    部に遊挿させたことを特徴とするバックライト装置。
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