JPH10104403A - 防汚性及びハードコート性を有するシート - Google Patents

防汚性及びハードコート性を有するシート

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JPH10104403A
JPH10104403A JP8279927A JP27992796A JPH10104403A JP H10104403 A JPH10104403 A JP H10104403A JP 8279927 A JP8279927 A JP 8279927A JP 27992796 A JP27992796 A JP 27992796A JP H10104403 A JPH10104403 A JP H10104403A
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JP
Japan
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sheet
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hard coat
antifouling
compound
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JP8279927A
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English (en)
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Koichi Tanaka
興一 田中
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造工程が簡略化され、かつ、表示画像の品位
を損なうことなく、防汚性及びハードコート性を有する
シートの提供。 【解決手段】防汚剤及び紫外線硬化型樹脂を含有するエ
ネルギー線硬化性樹脂組成物の硬化膜層を支持体上に有
することを特徴とするを防汚性及びハードコート性を有
するシート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防汚性及びハードコ
ート性に優れたシートに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ等の表示体の表面は様
々な環境下にさらされるために、非常に傷が付きやす
い、あるいは汚れやすい状況にある。通常、表示体の表
面には傷を付きにくくする(ハードコート性を持たせ
る)ために、紫外線硬化性樹脂組成物の硬化皮膜が形成
されている。この表示体の表面に付着した皮脂等の汚れ
は、水および洗剤等の界面活性剤をしみこませた布等に
よりふき取ることで除去しているが、水および洗剤など
による汚れの除去は、汚れの種類によっては十分に取れ
ないだけでなく、取れるまで何回も拭く操作を繰り返す
ために非常に煩わしいものとなっていた。また、表示体
の反射防止のために用いられているノングレアシートの
ように表面に微細な凹凸がある場合、付着した汚れがさ
らに取れにくくなり、その結果、表示画像の品位が損な
われてしまうという問題があった。このような問題に対
して、例えばノングレアシートの凹凸面に、防汚剤を塗
布する方法(特開平6−308327号公報)等が提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法の場合、ノングレア層を形成した後に、さらに
防汚剤を塗布するために、処理工程が増え、製造効率の
低下を引き起こしてしまう。さらにノングレア層の表面
に塗布する際に防汚剤の屈折率がノングレア層の屈折率
と異なる場合、適切な膜厚に制御しないと、防汚剤層の
界面での外光の反射による干渉色により、表示体などに
用いたときに表示画像の品位が損なわれてしまうおそれ
がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者はこのような状
況に鑑みこれらの欠点を改善すべく鋭意検討した結果、
防汚剤及び紫外線硬化型樹脂を含有する紫外線硬化性樹
脂組成物の硬化膜層を支持体上に形成することにより、
一つの工程でハードコート性および防汚性を付与でき、
さらに表示画像の品位を損なうことのないシートが得ら
れることを新規に見出し本発明に至った。即ち本発明
は、(1)防汚剤及び紫外線硬化型樹脂を含有するエネ
ルギー線硬化性樹脂組成物の硬化膜層を支持体上に有す
ることを特徴とするを防汚性及びハードコート性を有す
るシート、(2)防汚剤がフッ素原子含有の有機化合物
である(1)に記載の防汚性及びハードコート性を有す
るシート、(3)フッ素原子含有の有機化合物が、フッ
素原子含有のアルコキシシランおよびその加水分解生成
物である、(2)に記載の防汚性及びハードコート性を
有するシート、(4)フッ素原子含有の有機化合物が、
少なくともフッ素原子含有のアルコキシシランを含むオ
リゴマーおよびその加水分解生成物である、(2)に記
載の防汚性及びハードコート性を有するシート、(5)
防汚剤の配合量が紫外線硬化型樹脂100重量部に対し
0.01〜10重量部である、(1)ないし(4)に記
載の防汚性及びハードコート性を有するシート、
【0005】(6)紫外線硬化型樹脂がアクリレート系
の反応性化合物であり、かつ該樹脂100重量部中に4
官能以上のアクリレートモノマーを30〜90重量部含
有することを特徴とする(1)ないし(5)に記載の防
汚性及びハードコート性を有するシート、(7)エネル
ギー線硬化性樹脂組成物中に微粒子が含有されているこ
とを特徴とする(1)ないし(6)に記載の防汚性及び
ハードコート性を有するシート、(8)微粒子の粒径が
コールターカウンター法による平均粒径として0.5〜
2μmである(7)に記載の防汚性及びハードコート性
を有するシート、(9)微粒子の平均粒径の標準偏差が
2μm以下である(7)又は(8)に記載の防汚性及び
ハードコート性を有するシート、(10)平均粒径が異
なる微粒子を複数用いることを特徴とする(7)ないし
(8)に記載の防汚性及びハードコート性を有するシー
ト、(11)平均粒径の標準偏差の異なる微粒子を複数
用いることを特徴とする(7)ないし(10)に記載の
防汚性及びハードコート性を有するシート、(12)微
粒子が珪素化合物または金属化合物または高分子化合物
またはそれらの混合物であることを特徴とする(6)な
いし(11)に記載の防汚性及びハードコート性を有す
るシート、
【0006】(13)エネルギー線硬化性樹脂組成物中
に溶剤乾燥型樹脂化合物が含有されていることを特徴と
する(1)ないし(12)に記載の防汚性及びハードコ
ート性を有するシート、(14)溶剤乾燥型樹脂がセル
ロース系樹脂化合物である(13)に記載の防汚性及び
ハードコート性を有するシート、(15)セルロース系
樹脂化合物がヒドロキシ(C1〜C5)アルキルセルロ
ース系樹脂である(14)に記載の防汚性及びハードコ
ート性を有するシート、(16)支持体が透明なシート
状物品である(1)ないし(15)に記載の防汚性及び
ハードコート性を有するシート、(17)透明なシート
状物品が偏光板または楕円偏光板である(16)に記載
の防汚性及びハードコート性を有するシート、に関す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のシートは、少なくともハ
ードコート性を持たせるための紫外線硬化型樹脂、及び
防汚性を持たせるための防汚剤を含有するエネルギー線
硬化性樹脂組成物の硬化皮膜を支持体上に設けたもので
ある。エネルギー線としては、例えば電子線や紫外線等
があげられる。
【0008】紫外線硬化型樹脂としては、各種アクリレ
ートやアクリルウレタン等のアクリル系、ウレタン系、
エポキシ系、シリコーン系等の反応性化合物が、好まし
くはアクリル系の樹脂が用いられ、特に硬化した皮膜が
支持体との密着性に優れ、なおかつハードコート性を有
するものが好ましい。特にハードコート性を有するため
には、反応性化合物として4官能以上の官能基を有する
モノマーを使用し、さらに該モノマー以外の反応性化合
物を併用することが好ましい。その配合量は、紫外線硬
化型樹脂100重量部中に4官能以上の官能基を有する
モノマーが30〜90重量部、好ましくは35〜85重
量部、さらに好ましくは40〜80重量部、残りの反応
性化合物が10〜70重量部、好ましくは15〜65重
量部、さらに好ましくは20〜60重量部程度がよい。
【0009】4官能以上の官能基を有するモノマーとし
ては例えば、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペ
ンタアクリレート、ジペンタエリスルトールヘキサ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールとイプシロ
ン−カプロラクトンとを反応させたヘキサ(メタ)アク
リレート等の4官能以上の官能基を有するアクリレート
があげられる。
【0010】4官能以上の官能基を有するモノマー以外
の反応性化合物としては、例えば該モノマー以外の反応
性モノマーや反応性オリゴマーがあげられる。反応性モ
ノマーとしては、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、グリシ
ジル(メタ)アクリレート、アクリロイルモルホリン、
t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、2−シ
アノ(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアクリル
アミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニル−ε−カプ
ロラクタム、フェノキシジエチレングリコール(メタ)
アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、等が挙げられる。また、反応性オリゴマーとして
は、例えばポリエステルポリオールと(メタ)アクリル
酸との反応によって得られるポリエステル(メタ)アク
リレート、ビスフェノール型エポキシ樹脂と(メタ)ア
クリレートまたはヒドロキシ(メタ)アクリレートとの
反応によって得られるエポキシ(メタ)アクリレート、
有機ポリイソシアネートとヒドロキシ(メタ)アクリレ
ート化合物との反応、あるいはポリオールと有機ポリイ
ソシアネートとヒドロキシ(メタ)アクリレート化合物
との反応によって得られるウレタン(メタ)アクリレー
ト等が挙げられる。
【0011】また、この4官能以上の官能基を有するモ
ノマー以外の反応性化合物を選択することにより、エネ
ルギー線硬化性樹脂組成物の硬化皮膜と支持体との間の
密着性の優れた組成物を得ることができる。例えば支持
体としてトリアセチルセルロースシートを使用する場
合、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−ビニルピロ
リドン、N−ビニル−ε−カプロラクタム等の窒素原子
含有の反応性化合物が選択される。
【0012】防汚剤は、ハードコート性を有するシート
に撥水、撥油性等の防汚性を付与するもので、そのよう
なものとしては、エネルギー線硬化性樹脂組成物の調製
および支持体上に塗布する際に不都合が無く、かつ硬化
皮膜形成時に、硬化皮膜表面で撥水、撥油性を発現する
ものであればいかなるものであっても良い。そのような
ものとしては、例えばフッ素原子含有の有機化合物が挙
げられ、好ましくはフッ素原子含有の珪素化合物、より
好ましくは(1H,1H,2H,2H−パーフルオロ−
n−オクチル)トリメトキシシラン等のフッ素原子含有
のアルキルアルコキシシランおよびその加水分解生成
物、さらに好ましくは、KP−801M(信越化学社
製)等のフッ素原子を含有するアルキルアルコキシシラ
ンのオリゴマーおよびその加水分解生成物、KP−88
0(いずれも信越化学社製)等のフッ素原子を含有する
アルキルアルコキシシランとアルキルアルコキシシラン
とのオリゴマーおよびその加水分解生成物があげられ
る。その配合量は、紫外線硬化型樹脂100重量部に対
して好ましくは0.01〜10重量部、より好ましくは
0.03〜5重量部、さらに好ましくは0.05〜1重
量部程度含有させるのがよい。
【0013】エネルギー線硬化性樹脂組成物を紫外線照
射により硬化する紫外線硬化型樹脂組成物とするために
は、光重合開始剤を配合する。光重合開始剤としては、
例えば1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、
(1−6−η−クメン)(η−シクロペンタジエニル)
鉄(1+)六フッ化リン酸(1−)、2,2−ジメトキ
シ−2−フェニルアセトフェノン、ミヒラーズケトン、
2−メチル−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モ
ルフォリノ−1−プロパノン、2−ベンジル−2−ジメ
チルアミノ−1−(4−モルホリノフェニル)−ブタノ
ン−1、2−クロロチオキサントン、2,4−ジメチル
チオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサント
ン、イソプロピルチオキサントン、2,4,6−トリメ
チルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ビス
(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリ
メチルペンチルホスフィンオキサイド等が挙げられる。
これらの光重合開始剤は、1種でも、2種以上でも、任
意の割合で混合使用することができる。また、その配合
量は、紫外線硬化型樹脂100重量部に対し0.01〜
15重量部、好ましくは0.1〜10重量部、さらに好
ましくは1〜8重量部程度がよい。
【0014】また、本発明で使用するエネルギー線(紫
外線)硬化性樹脂組成物中には、本発明のシートにノン
グレア(防眩)性を付与するため、微粒子が存在してい
ても良い。ここで用いる微粒子としては、所望とする防
眩性や表示体等に用いる場合には表示画面の解像性など
により異なるが、コールカウンター法による平均粒径が
0.5〜2μm、好ましくは1.0〜1.5μm程度が
良く、その平均粒径の標準偏差は2μm以下、好ましく
は1μm以下がよい。また、これら平均粒径、平均粒径
の標準偏差の異なる複数の微粒子を配合して用いること
も可能である。その材質は透明性を有しているものが好
ましく、シリカまたは金属化合物または高分子化合物が
好適に用いられる。シリカとしては例えば、二酸化珪素
の合成粒子が挙げられる。また、金属化合物としてはア
ルミナ、チタニア、ジルコニア等が挙げられる。また、
高分子化合物としては、ポリメチル(メタ)アクリレー
ト樹脂等が挙げられる。珪素化合物、金属化合物及び高
分子化合物の微粒子は混合して用いることもできる
【0015】また、その配合量は目的とする防眩性、解
像性および用いる微粒子の粒径、エネルギー線(紫外
線)硬化性樹脂組成物の硬化膜層の厚さなどにより異な
るが、紫外線硬化型樹脂100重量部に対して好ましく
は0.1〜50重量部、より好ましくは0.5〜40重
量部、さらに好ましくは1〜30重量部程度含有させる
のがよい。
【0016】さらに、本発明で使用するエネルギー線
(紫外線)硬化性樹脂組成物中には、種々の溶剤乾燥型
樹脂化合物を添加させることも可能である。このような
樹脂を使用することにより、支持体との密着性を向上さ
せることができたり、上記の微粒子とともに使用するこ
とにより、硬化膜層の表面の凹凸形状を変化させたりす
ることができる。溶剤乾燥型樹脂化合物は、透明性を有
し、常温で個体で、かつ溶剤に可溶な化合物である。そ
のような化合物としては、例えば、ポリエステル系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、含フッ素系樹脂、セルロース
系樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、アクリレート樹脂等が挙げられ、好まし
くはセルロース系樹脂、より好ましくはヒドロキシ(C
1〜C5)アルキルセルロース系樹脂、(C1〜C5)
アルキルセルロース系樹脂があげられる。またその添加
量は、紫外線硬化型樹脂組成物100重量部に対して
0.1〜30重量部、好ましくは0.5〜20重量部、
さらに好ましくは0.5〜10重量部程度がよい。
【0017】本発明におけるエネルギー線(紫外線)硬
化性樹脂組成物の硬化皮膜の厚さは、作成上および使用
上問題とならなければ特に限定されないが、好ましくは
0.5〜10μm、より好ましくは1〜8μm、さらに
好ましくは1.5〜6μm程度が良い。10μmを超え
ると、例えばエネルギー線(紫外線)硬化型樹脂組成物
と微粒子により、本発明のノングレア性をも有するシー
トを作製する場合、硬化した樹脂層が厚くなりすぎるこ
とにより該微粒子がすべて樹脂中に埋没してしまい、光
拡散性がなくなってしまう場合がある。
【0018】本発明のシートにおいて、支持体としては
透明性を有するシートが好ましく、その材質としては例
えばプラスチック等があげられるが、特に制限はない。
プラスチックとしては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、
紫外線等のエネルギー線硬化型樹脂等が使用でき、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹
脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹
脂、トリアセチルセルロース、ブチルセルロース等のセ
ルロース樹脂、ポリスチレン、ポリウレタン、塩化ビニ
ル、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリレー
ト樹脂などがあげられる。液晶表示装置に使用する場合
は、光学的に均質で等方性である透明なプラスチックが
好ましく、またその屈折率は好ましくは1.3〜1.7
5、より好ましくは1.45〜1.65程度のものがよ
い。このようなプラスチックとしては、例えばポリエス
テル樹脂、セルロース系樹脂、アクリル樹脂、ポリカー
ボネート等のプラスチックが挙げられる。支持体部の厚
みは軽量化の面から好ましくは50〜200μm、より
好ましくは50〜150μmが良い。また、これらの支
持体は、エネルギー線(紫外線)硬化性樹脂組成物の硬
化皮膜との接着性、密着性を向上させるためにアルカリ
処理、プライマー処理、コロナ処理等の各種表面処理を
することも可能である。
【0019】また、支持体は透明なシート状物品であっ
てもよい。透明なシート状物品としては、例えば偏光板
や偏光板と位相差板を貼り合わせた楕円偏光板等があげ
られる。特に、偏光子(素膜)にトリアセチルセルロー
スなどの保護フィルムを貼り合わせた構造の偏光板の場
合に、防汚処理されたハードコート性を有する保護フィ
ルムを用いることは、例えば、偏光板の製造工程におい
て、従来の製造工程に全く手を加えることなく防汚性及
びハードコート性を有する偏光板を製造できる点で好ま
しい。ここで使用するトリアセチルセルロースなどの保
護フィルムの厚さは50〜100μm程度が好ましい。
また、これらの防汚性及びハードコート性を有する層を
形成した保護フィルムは偏光子(素膜)との接着性、密
着性を向上させるためにアルカリ処理、プライマー処
理、コロナ処理等の各種表面処理をすることも可能であ
る。
【0020】本発明のシートを製造するには、例えば次
のようにすればよい。即ち、紫外線硬化型樹脂及び防汚
剤を、さらに必要に応じ光重合開始剤、微粒子、溶剤乾
燥型樹脂化合物等を、溶媒中に均一に溶解及び分散さ
せ、所望の濃度となるように調節して、本発明で使用す
るエネルギー線(紫外線)硬化性樹脂組成物を含有した
混合(分散)液とし、次いでこの液を支持体上に均一な
膜厚になるよう塗布し、溶媒を好ましくは加熱により除
去して該組成物の薄膜を得、次いでエネルギー線(紫外
線)を照射して該組成物の薄膜を硬化させればよい。溶
媒としては紫外線硬化型樹脂と防汚剤を溶解する溶媒が
好ましく、例えばトルエン、メタノール、エタノール、
イソプロピルアルコール等のアルコール類、アセトン、
メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブ
チル等のエステル類等があげられる。これらの溶媒は単
独でも、又任意の割合で混合して用いても良い。又、混
合(分散)液を塗布する方法は特に限定されないが、ノ
ングレア層の特性を一定にするために均一な膜厚にする
ことが好ましく、例えばワイヤーバー方式、ディップコ
ート方式、スピンコート方式、グラビア方式、マイクロ
グラビア方式、ドクターブレード方式等種々の塗工方式
を用いることができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例と比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。 実施例1 光重合開始剤(イルガキュアー184:チバガイギー社
製)5重量部、およびジペンタエリスリトールヘキサア
クリレートを90重量部含有する紫外線硬化型のアクリ
ル系樹脂100重量部をトルエンとイソプロピルアルコ
ール混合溶媒中で高速撹拌後、KP−880(フッ素原
子を含有するアルキルアルコキシシランとアルキルアル
コキシシランとのオリゴマー20%のt−ブタノール溶
液、信越化学社製)を0.5重量部添加し、固形分35
重量%の分散液を調製し、それを膜厚125μmの表面
処理されたポリエステルフィルム(東洋紡社製)の片面
に、ディップコート方式にて塗布し、溶剤を蒸発させて
4.0g/m2 の樹脂層(層の厚さは約4.0μm)を
形成し、それを高圧水銀ランプにて80W/cmの光を
照射して硬化させ、本発明のシートを得た。このシート
を用いてハードコート性および密着性および防汚性(水
の接触角、および指紋拭き取り性)を評価した。結果を
表1に示した。
【0022】実施例2 平均粒径1.4μm、平均粒径の標準偏差が1.3μm
のシリカ微粒子を3.8重量部および光重合開始剤(イ
ルガキュアー184:チバガイギー社製)5重量部、お
よびジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを50
重量部含有する紫外線硬化型のアクリル系樹脂100重
量部をトルエンとイソプロピルアルコール混合溶媒中で
高速撹拌後、ヒドロキシプロピルセルロース3.0重量
部含有するトルエンとイソプロピルアルコール混合溶
液、およびKP−880(フッ素原子を含有するアルキ
ルアルコキシシランとアルキルアルコキシシランとのオ
リゴマー20%のt−ブタノール溶液、信越化学社製)
0.5重量部を添加し、固形分35重量%の分散液を調
製し、それを膜厚80μmのトリアセチルセルロースフ
ィルムの片面に、ディップコート方式にて塗布し、溶剤
を蒸発させて4.5g/m2 の樹脂層(層の厚さは約
4.5μm)を形成し、それを高圧水銀ランプにて80
W/cmの光を照射して硬化させ、本発明のシート(ノ
ングレアシート)を得た。このシートはヘイズ値15%
の光拡散性を有していた。次にこのシートを実施例1と
同様に評価し、結果を表1に示した。
【0023】実施例3 平均粒径1.4μm、平均粒径の標準偏差が1.3μm
のシリカ微粒子を6.0重量部および光重合開始剤(イ
ルガキュアー184:チバガイギー社製)5重量部、お
よびジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを50
重量部およびN,N−ジメチルアクリルアミドを25重
量部含有する紫外線硬化型のアクリル系樹脂100重量
部をトルエンとイソプロピルアルコール混合溶媒中で高
速撹拌後、(1H,1H,2H,2H−パーフルオロ−
n−オクチル)トリメトキシシランを0.1重量部添加
し、固形分35重量%の分散液を調製し、それを膜厚8
0μmのトリアセチルセルロースフィルムの片面に、デ
ィップコート方式にて塗布し、溶剤を蒸発させて4.0
g/m2 の樹脂層(層の厚さは約4.0μm)を形成
し、それを高圧水銀ランプにて80W/cmの光を照射
して硬化させ、本発明のシート(ノングレアシート)を
得た。このシートはヘイズ値15%の光拡散性を有して
いた。次にこのシートを実施例1と同様に評価し、結果
を表1に示した。
【0024】比較例1 KP−880(20%のt−ブタノール溶液、信越化学
社製)を用いない以外は実施例1と同様の操作によりシ
ートを作成した。このシートを実施例1と同様に評価
し、結果を表1に示した。
【0025】比較例2 KP−880(20%のt−ブタノール溶液、信越化学
社製)を用いない以外は実施例2と同様の操作によりコ
ーティング層を有するシート(ノングレアシート)を作
成した。このシートはヘイズ値15%の光拡散性を有し
ていた。次にこのシートを実施例1と同様に評価し、結
果を表1に示した。
【0026】比較例3 (1H,1H,2H,2H−パーフルオロ−n−オクチ
ル)トリメトキシシランを用いない以外は実施例3と同
様の操作によりコーティング層を有するシート(ノング
レアシート)を作成した。このシートはヘイズ値15%
の光拡散性を有していた。次にこのシートを実施例1と
同様に評価し、結果を表1に示した。
【0027】
【表1】 表1 鉛筆硬度 密着性試験 接触角(水) 指紋拭き取り性 実施例1 3H 100/100 105° 2〜3回で取れる 実施例2 3H 100/100 105° 2〜3回で取れる 実施例3 3H 100/100 95° 5〜6回で取れる 比較例1 3H 100/100 85° 10回程度で取れる 比較例2 3H 100/100 85° 完全には取れない 比較例3 3H 100/100 85° 完全には取れない
【0028】(1)鉛筆硬度:JIS K5400によ
る (2)密着性試験:JIS K5400碁盤目テープ法
(すきま間隔1mm)による。 (3)防汚性 水の接触角:25℃の下、蒸留水10μl1滴を本発明
のシート表面に滴下し1分間放置後、接触角測定器(協
和科学社製)を用いて接触角を測定。 指紋拭き取り性:本発明のシート表面に指を押し当てて
指紋を付着させた後、ティッシュペーパーにて拭き取
り、皮脂の取れ具合を目視にて評価。
【0029】表1の結果より、本発明のシートは、ハー
ドコート性、密着性に優れ、比較例に比べて撥水性、指
紋拭き取り性が良く、防汚性に優れていることが分か
る。
【0030】
【発明の効果】本発明によると、防汚剤及び紫外線硬化
型樹脂を含有するエネルギー線硬化性樹脂組成物の硬化
膜層を支持体上に形成することにより、製造工程が簡略
化され、かつ、表示画像の品位を損なうことなく、防汚
性及びハードコート性を有するシートが得られる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02F 1/1335 510 G02F 1/1335 510 G02B 1/10

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防汚剤及び紫外線硬化型樹脂を含有するエ
    ネルギー線硬化性樹脂組成物の硬化膜層を支持体上に有
    することを特徴とするを防汚性及びハードコート性を有
    するシート。
  2. 【請求項2】防汚剤が、フッ素原子含有の有機化合物で
    ある、請求項1に記載の防汚性及びハードコート性を有
    するシート。
  3. 【請求項3】フッ素原子含有の有機化合物が、フッ素原
    子含有のアルキルアルコキシシランおよびその加水分解
    生成物である、請求項2に記載の防汚性及びハードコー
    ト性を有するシート。
  4. 【請求項4】フッ素原子含有の有機化合物が、少なくと
    もフッ素原子含有のアルキルアルコキシシランを含むオ
    リゴマーおよびその加水分解生成物である、請求項2に
    記載の防汚性及びハードコート性を有するシート。
  5. 【請求項5】防汚剤の配合量が紫外線硬化型樹脂100
    重量部に対し0.01〜10重量部である、請求項1な
    いし4のいずれか1項に記載の防汚性及びハードコート
    性を有するシート。
  6. 【請求項6】紫外線硬化型樹脂がアクリレート系の反応
    性化合物であり、かつ該樹脂100重量部中に4官能以
    上のアクリレートモノマーを30〜90重量部含有する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記
    載の防汚性及びハードコート性を有するシート。
  7. 【請求項7】エネルギー線硬化性樹脂組成物中に微粒子
    が含有されていることを特徴とする請求項1ないし6の
    いずれか1項に記載の防汚性及びハードコート性を有す
    るシート。
  8. 【請求項8】微粒子の粒径がコールターカウンター法に
    よる平均粒径として0.5〜2μmである請求項7に記
    載の防汚性及びハードコート性を有するシート。
  9. 【請求項9】微粒子の平均粒径の標準偏差が2μm以下
    である請求項7又は8に記載の防汚性及びハードコート
    性を有するシート。
  10. 【請求項10】平均粒径が異なる微粒子を複数用いるこ
    とを特徴とする請求項7ないし8のいずれか1項に記載
    の防汚性及びハードコート性を有するシート。
  11. 【請求項11】平均粒径の標準偏差の異なる微粒子を複
    数用いることを特徴とする請求項7ないし10のいずれ
    か1項に記載の防汚性及びハードコート性を有するシー
    ト。
  12. 【請求項12】微粒子が珪素化合物または金属化合物ま
    たは高分子化合物またはそれらの混合物であることを特
    徴とする請求項6ないし11のいずれか1項に記載の防
    汚性及びハードコート性を有するシート。
  13. 【請求項13】エネルギー線硬化性樹脂組成物中に溶剤
    乾燥型樹脂化合物が含有されていることを特徴とする請
    求項1ないし12のいずれか1項に記載の防汚性及びハ
    ードコート性を有するシート。
  14. 【請求項14】溶剤乾燥型樹脂がセルロース系樹脂化合
    物である請求項13に記載の防汚性及びハードコート性
    を有するシート。
  15. 【請求項15】セルロース系樹脂化合物がヒドロキシ
    (C1〜C5)アルキルセルロース系樹脂である請求項
    14に記載の防汚性及びハードコート性を有するシー
    ト。
  16. 【請求項16】支持体が透明なシート状物品である請求
    項1ないし15のいずれか1項に記載の防汚性及びハー
    ドコート性を有するシート。
  17. 【請求項17】透明なシート状物品が偏光板または楕円
    偏光板である請求項16に記載の防汚性及びハードコー
    ト性を有するシート。
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