JPH10104030A - 計器本体の取付構造 - Google Patents

計器本体の取付構造

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JPH10104030A
JPH10104030A JP8258799A JP25879996A JPH10104030A JP H10104030 A JPH10104030 A JP H10104030A JP 8258799 A JP8258799 A JP 8258799A JP 25879996 A JP25879996 A JP 25879996A JP H10104030 A JPH10104030 A JP H10104030A
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Atsushi Fujita
厚志 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計器本体の取り付け及び取り外しの時に、工
具によって回路基板の配線パターンを断線する虞がな
く、計器本体の交換作業を容易に行える計器本体の取付
構造を提供する。 【解決手段】 シールドケース8には回路基板11との対
向部にシールドケース8から一体に2つの爪部15を設
け、回路基板11には爪部15を挿通可能な孔部16を設け、
爪部15を孔部16に挿通するとともにかしめて回路基板11
に対し着脱可能に設け、回路基板11の背面に爪部15の近
傍を除いて回路基板11を覆うカバー17を設けたものであ
り、計器本体M交換時に図示しない工具によって回路基
板11の配線パターン13を傷つける虞がなく、回路基板11
の断線を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車,オートバ
イ,農耕車両や船舶等に装備される燃料計,温度計,回
転計,速度計,電圧計等に用いられる計器本体に関し、
特にその取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の計器本体の取付構造は、上
ケースと下ケースとから成るボビンケースを設け、この
ボビンケースの内側にN極及びS極が着磁形成された円
盤状の磁石を収納し、この磁石の上下に貫挿した指針軸
の上部及び下端部をそれぞれ前記上ケース及び下ケース
で軸支することにより、前記磁石を前記ボビンケース内
に回動可能に収納支持している。また、前記ボビンケー
スの外周には交互に交差してコイルが巻回され、このコ
イルに流れる電流の量に応じて発生する合成磁界方向に
前記磁石を追従動作させ、磁石と一体に動作する指針軸
の先端に設けた指針により指示を行うようにした計器本
体を設けている。
【0003】このような計器本体のコイルに対して駆動
電流を供給するために、例えば、1987年11月15日発行の
「日本電装公開技報」(整理番号56-113)の交差コイル
式計器では、計器本体の下方に、駆動回路が形成された
回路基板を設け、この回路基板の表面に雄端子を立設
し、計器本体側にはコイルの端部に接続された雌端子を
設け、雄端子を雌端子に差し込むことにより電気的導通
を図るように構成するものである。また、前記計器本体
には外部磁界からの影響を防止するためのシールドケー
スが設けられていて、このシールドケースの回路基板と
の対向部である底面部に爪部を設ける一方、回路基板側
には孔部を設けておき、この孔部に爪部を差し込んだ
後、折り曲げかしめることにより両者の機械的固定を行
うものであり、こうすることにより、計器本体とその駆
動用の回路基板とが組み付けられ、計器本体の取付構造
のユニットとして構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した計器
本体の回路基板への組み付け構造にあっては、例えば計
器本体の故障等により計器本体を交換する必要が生じた
場合、この折り曲げられたかしめ部分を工具等を用いて
外すものであり、ときにはこの工具によって回路基板の
配線パターンや電子部品を痛めてしまう虞があった。
【0005】本発明は、計器本体の取り付け及び取り外
しの時に、工具によって回路基板の配線パターンを断線
する虞がなく、計器本体の交換作業を容易に行える計器
本体の取付構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボビンケース
内に磁石を有し、この磁石に指針軸を固定し、前記ボビ
ンケースの外周にコイルを巻回し、前記ボビンケースの
少なくとも下端側を覆うシールドケースを配設し、前記
コイルに流れる電流に応じて発生する合成磁界により前
記磁石を角度回動させる計器本体を設け、前記計器本体
を載置して前記コイルに駆動用の電流を供給する回路基
板を設け、前記シールドケースには前記回路基板との対
向部に前記シールドケースから一体に複数個の爪部を設
け、前記回路基板には前記爪部を挿通可能な孔部を設
け、前記爪部を前記孔部を貫通するとともにかしめて前
記回路基板に対し着脱可能に設け、前記回路基板の背面
に前記爪部近傍を除いて前記回路基板を覆うカバーを設
けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】シールドケース8には回路基板11
との対向部にシールドケース8から一体に2つの爪部15
を設け、回路基板11には爪部15を挿通可能な孔部16を設
け、爪部15を孔部16に挿通するとともにかしめて回路基
板11に対し着脱可能に設け、回路基板11の背面に爪部15
の近傍を除いて回路基板11を覆うカバー17を設けたもの
であり、計器本体M交換時に図示しない工具によって回
路基板11の配線パターン13を傷つける虞がなく、回路基
板11の断線を防止することができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。図1から図6は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は、本発明の一実施例の背面図、図2は、図1
中のA−A線の断面図、図3は、図1中のA−A線の断
面図の組み付け前の断面図、図4は、図1中のA−A線
の背面側からの要部斜視図、図5は、図1中のB−B線
の断面図、図6は、図1中のB−B線の背面側からの要
部斜視図、図7は、同実施例の配線パターンを説明する
背面図である。
【0009】計器本体Mは、上ケース1と下ケース2と
からなる合成樹脂製のボビンケース3を設け、このボビ
ンケース3の内側にN極及びS極が形成された円盤状の
磁石4を収納し、この磁石4の上下に貫挿した指針軸5
の上部及び下端部をそれぞれ上ケース1及び下ケース2
で軸支し、指針軸5を上ケース1の筒部から挿出するこ
とにより、磁石4をボビンケース3内に回動可能に収納
支持している。また、ボビンケース3の外周には交互に
交差してコイル6が巻回され、このコイル6に流れる電
流の量に応じて発生する合成磁界方向に磁石4を追従動
作させ、磁石4と一体に動作する指針軸5の先端に設け
た指針7により指示表示を行うようにしている。そし
て、コイル6の巻回されたボビンケース3には下ケース
2側から地磁気や外部の磁気的影響を防止するための例
えば鉄製のシールドケース8が被嵌されており、ボビン
ケース3の下端側を覆って設けられている。
【0010】また、計器本体Mの周縁部には上ケース1
から下ケース2に貫通して圧入された雌端子9を設けて
おり、この雌端子9は、図示してはいないが上端部がコ
イルボビン3から突出して保持されコイル6の端部が接
続されている。
【0011】前述の計器本体Mは、合成樹脂製のケース
10に収納されており、貫通孔10aを介して、回路基板11
の上面に取付固定されるものであり、この回路基板11に
は、測定信号を所定の駆動信号に変換などをするための
各種電子部品12や電子部品12や計器本体M等を電気的に
つなぐ配線パターン13が形成されている。また、この回
路基板11には、計器本体Mと回路基板11とを電気的に接
続するために半田付け接続された雄端子14が上面側に立
設されている。そして、計器本体M側の雌端子10に雄端
子14が挿入され、計器本体Mと回路基板11との電気的接
続が行われるようになっている。
【0012】また、本発明にあっては前述したシールド
ケース8の底面部にシールドケース8から一体に2つの
爪部15を設ける一方、回路基板11には爪部15が挿通可能
な孔部16を設けている。爪部15は、シールドケース8の
回路基板11との対向部にシールドケース8から一体に設
けられるものであり、この場合シールドケース8の底面
部の一部を回路基板11側に向けて切り起こして折り曲げ
形成されている。
【0013】そして、図5で示すように、この爪部15が
挿入され、挿入後にあっては爪部15を折り曲げかしめる
ことにより、爪部15で回路基板11をかかえるように固定
してある。
【0014】本発明にあっては、回路基板11の電子部品
12あるいは配線パターン13等を保護するために、回路基
板11の背面に合成樹脂からなるカバー17を備えている。
このカバー17は、爪部15の近傍を除いて回路基板11を覆
っている。このカバー17の開口部18から露出している部
分(図4,6中点線Lで示してある部分)には、配線パ
ターン13や電子部品12などは露出していない。なお、こ
の開口部18からは、雄端子14の裏面の一部分が図中の点
線Lより内側に臨んでいるが、雄端子14の全てが開口部
18内には臨んでいないので、計器本体Mを取り外したり
取り付けたりするときに図示しない工具等によって断線
する虞はない。
【0015】また、カバー17の開口部18を形成する立ち
上がり壁19と、回路基板11との間には間隙を設けてあ
る。この間隙を設けたことにより、雄端子14に振動など
の原因によって当接する虞がなくなり、雄端子14などに
悪影響を及ぼさない。
【0016】計器本体Mを回路基板11に対して組み付け
る場合、計器本体M側の雌端子10に雄端子14が挿入さ
れ、計器本体Mと回路基板11との電気的接続が行われる
とともに、計器本体M側の爪部15が回路基板11側の孔部
16に挿入され、前記工具をカバー17の開口部18に入れ
て、爪部15を折り曲げかしめることによって計器本体M
と回路基板11との機械的接続が行われる。
【0017】また、計器本体Mを回路基板11から取り外
す場合、前記工具をカバー17の開口部18に入れて、シー
ルドケース8の爪部15を前記工具を用いて変形させて起
こし、爪部15の回路基板11への係止を解除することによ
り取り外しが可能となり、計器本体Mの交換作業を行う
ものである。
【0018】本発明のカバー17及び回路基板11は、計器
本体Mの取り外し及び取り付け時に前記工具等によって
誤って配線パターン13や電子部品12などを損傷しないよ
うに、爪部15近傍を露出した開口部18に配線パターン13
を引き回さないようにした。
【0019】なお、配線パターン13の引き回しに関して
は、図7に示すように、分断されるように露出した配線
パターン13aは好ましくないが、前述した雄端子14の様
に一部が開口部18した配線パターン13は、露出した配線
パターン13aが損傷するだけで露出していない部分13b
ではつながっており、配線パターン13は断線する虞がな
く、配線パターン13の断線を防止することができる。
【0020】なお、カバー17の開口部18の形状は、前記
実施例に限定されるものではなく、配線パターン13や電
子部品12を保護するもので、かつ計器本体Mの取り付け
および取り外しが容易となるように爪部15の折り曲げや
起こす作業に支障をきたさない程度の大きさの形状であ
ればどのような形状でも良い。
【0021】また、本発明では、計器本体Mを爪部15で
回路基板11を固定していたが、ネジなどを用いて回路基
板11に固定する場合にも、本発明は適用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上本発明によれば、計器本体交換時の
爪部を折り曲げたり起こしたりする作業中に、工具によ
って回路基板の配線を傷つける虞がなく、回路基板の断
線を防止することができる。
【0023】また、カバーの開口部から露出する回路基
板の部分には、配線パターンなどを引き回し配設しない
ので、回路基板の配線パターンの断線などを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の背面図である。
【図2】図1中のA−A線の断面図である。
【図3】図1中のA−A線の断面図の組み付け前の断面
図である。
【図4】図1中のA−A線の背面側からの要部斜視図で
ある。
【図5】図1中のB−B線の断面図である。
【図6】図1中のB−B線の背面側からの要部斜視図で
ある。
【図7】同実施例の配線パターンを説明する背面図であ
る。
【符号の説明】
3 ボビンケース 4 磁石 5 指針7軸 6 コイル 8 シールドケース 11 回路基板 13 配線パターン 15 爪部 16 孔部 17 カバー M 計器本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンケース内に磁石を有し、この磁石
    に指針軸を固定し、前記ボビンケースの外周にコイルを
    巻回し、前記ボビンケースの少なくとも下端側を覆うシ
    ールドケースを配設し、前記コイルに流れる電流に応じ
    て発生する合成磁界により前記磁石を角度回動させる計
    器本体を設け、前記計器本体を載置して前記コイルに駆
    動用の電流を供給する回路基板を設け、前記シールドケ
    ースには前記回路基板との対向部に前記シールドケース
    から一体に複数個の爪部を設け、前記回路基板には前記
    爪部を挿通可能な孔部を設け、前記爪部を前記孔部を貫
    通するとともにかしめて前記回路基板に対し着脱可能に
    設け、前記回路基板の背面に前記爪部近傍を除いて前記
    回路基板を覆うカバーを設けたことを特徴とする計器本
    体の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014113856A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Denso Corp 車両用表示装置
CN104267225A (zh) * 2014-10-22 2015-01-07 国网山东省电力公司聊城供电公司 一种电能表标准接线装置及其使用方法

Cited By (2)

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