JPH08180941A - 電気部品とフレキシブル配線板との電気的接続構造 - Google Patents
電気部品とフレキシブル配線板との電気的接続構造Info
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- JPH08180941A JPH08180941A JP6322588A JP32258894A JPH08180941A JP H08180941 A JPH08180941 A JP H08180941A JP 6322588 A JP6322588 A JP 6322588A JP 32258894 A JP32258894 A JP 32258894A JP H08180941 A JPH08180941 A JP H08180941A
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- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
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- H01R13/6273—Latching means integral with the housing comprising two latching arms
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クロスコイル式計器の内機を、フレキシブル
配線板に対して電気的導通を図りつつ、メータケース側
に取り付ける際の作業性を向上させるとともに、電気的
導通状態を良好に維持することで信頼性を向上させる。 【構成】 内機29側に、コイル39に接続された端子
51を収納する雄コネクタ47を設け、フレキシブル配
線板33を裏面に備えたメータケース31側に、フレキ
シブル配線板33の導電部69を有する舌片部33aを
引き込んだ雌コネクタ59を設ける。雌コネクタ59
は、舌片部33aを押さえ付ける配線板押さえ71が、
メータケース31の裏面側から、挿入されている。
配線板に対して電気的導通を図りつつ、メータケース側
に取り付ける際の作業性を向上させるとともに、電気的
導通状態を良好に維持することで信頼性を向上させる。 【構成】 内機29側に、コイル39に接続された端子
51を収納する雄コネクタ47を設け、フレキシブル配
線板33を裏面に備えたメータケース31側に、フレキ
シブル配線板33の導電部69を有する舌片部33aを
引き込んだ雌コネクタ59を設ける。雌コネクタ59
は、舌片部33aを押さえ付ける配線板押さえ71が、
メータケース31の裏面側から、挿入されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コイルが巻かれたボ
ビンの内部に磁石が回転可能に軸支された電気部品と、
この電気部品が取り付けられる本体ケース側に配置され
たフレキシブル配線板との電気的接続構造に関する。
ビンの内部に磁石が回転可能に軸支された電気部品と、
この電気部品が取り付けられる本体ケース側に配置され
たフレキシブル配線板との電気的接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気部品として、例えば
自動車用の速度計や回転計として使用されるクロスコイ
ル式計器がある。図8は、このクロスコイル式計器にお
ける内機1のメータケース3への取り付け構造を示して
おり、図9は内機1の斜視図である。メータケース3の
下面にはフレキシブル配線板4が装着され、フレキシブ
ル配線板4を通して導入される駆動信号が、内機1に供
給されて内機1が動作する。
自動車用の速度計や回転計として使用されるクロスコイ
ル式計器がある。図8は、このクロスコイル式計器にお
ける内機1のメータケース3への取り付け構造を示して
おり、図9は内機1の斜視図である。メータケース3の
下面にはフレキシブル配線板4が装着され、フレキシブ
ル配線板4を通して導入される駆動信号が、内機1に供
給されて内機1が動作する。
【0003】内機1は、ボビン5に一対のコイル7,9
が互いに交差するように巻かれ、ボビン5の内部には、
指針軸11に固定された磁石13が回転可能に収納され
ている。指針軸11の先端(上端)には、指針15が取
り付けられ、指針15は、一対のコイル7,9に発生す
る磁束の差による磁石13の回転角度に伴い回転し、文
字板17上の目盛りを指示する。
が互いに交差するように巻かれ、ボビン5の内部には、
指針軸11に固定された磁石13が回転可能に収納され
ている。指針軸11の先端(上端)には、指針15が取
り付けられ、指針15は、一対のコイル7,9に発生す
る磁束の差による磁石13の回転角度に伴い回転し、文
字板17上の目盛りを指示する。
【0004】上記コイル7,9が巻かれたボビン5は、
上部が開放した遮磁ケース19内に収納固定され、遮磁
ケース19から上部に突出したボビン5の左右一対のボ
ス部5aに、文字板17がねじなどにより固定される。
ボス部5aから下方に突出し、遮磁ケース19の側方に
位置する左右一対の端子固定部5bには、それぞれ2本
のピン端子21が下方に突出した状態で装着されてい
る。つまり、ピン端子21は、左右2本ずつ全部で4本
設けられており、この4本のピン端子21の端子固定部
5b側の各端部は、二つのコイル7,9における四つの
端末が接続される。
上部が開放した遮磁ケース19内に収納固定され、遮磁
ケース19から上部に突出したボビン5の左右一対のボ
ス部5aに、文字板17がねじなどにより固定される。
ボス部5aから下方に突出し、遮磁ケース19の側方に
位置する左右一対の端子固定部5bには、それぞれ2本
のピン端子21が下方に突出した状態で装着されてい
る。つまり、ピン端子21は、左右2本ずつ全部で4本
設けられており、この4本のピン端子21の端子固定部
5b側の各端部は、二つのコイル7,9における四つの
端末が接続される。
【0005】一方、メータケース3には、前記4本のピ
ン端子21に対応して四つの貫通孔23が形成され、各
貫通孔23には、ピン端子21が挿入されて電気的導通
が図られるコンタクト25が、フレキシブル配線板4側
から挿入固定される。コンタクト25を図中で下方から
貫通孔23に挿入する際には、フレキシブル配線板4に
おける配線パターンに通ずる導電部27を巻き込むよう
にし、これにより導電部27が貫通孔23とコンタクト
25との間に挟持されることになる。コンタクト25に
は、導電部27側に突出する接点部25aが形成される
とともに、貫通孔23からの下方への抜け止めとなる係
止爪25bが形成されている。
ン端子21に対応して四つの貫通孔23が形成され、各
貫通孔23には、ピン端子21が挿入されて電気的導通
が図られるコンタクト25が、フレキシブル配線板4側
から挿入固定される。コンタクト25を図中で下方から
貫通孔23に挿入する際には、フレキシブル配線板4に
おける配線パターンに通ずる導電部27を巻き込むよう
にし、これにより導電部27が貫通孔23とコンタクト
25との間に挟持されることになる。コンタクト25に
は、導電部27側に突出する接点部25aが形成される
とともに、貫通孔23からの下方への抜け止めとなる係
止爪25bが形成されている。
【0006】上記したような内機1は、ピン端子21を
本体ケース3側のコンタクト25に挿入することで、フ
レキシブル配線板4との電気的導通が図られるととも
に、本体ケース3への機械的な固定がなされることにな
る。内機1の上部側が固定される文字板17は、本体ケ
ース3にねじなどにより固定される。
本体ケース3側のコンタクト25に挿入することで、フ
レキシブル配線板4との電気的導通が図られるととも
に、本体ケース3への機械的な固定がなされることにな
る。内機1の上部側が固定される文字板17は、本体ケ
ース3にねじなどにより固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電気的接続構造では、内機1のピン端子21
と、本体ケース3側のコンタクト25との間の位置ずれ
を考慮して、この両者間にある程度のがたを持たせては
いるものの、挿入するピン端子21が4本あることから
挿入作業が煩わしく、しかも内機1に文字板17を取り
付けた状態で、この挿入作業を行う際には、挿入部位を
直接目視しににく、位置決めがなかなか取れず、作業効
率が極めて悪いという問題があった。
うな従来の電気的接続構造では、内機1のピン端子21
と、本体ケース3側のコンタクト25との間の位置ずれ
を考慮して、この両者間にある程度のがたを持たせては
いるものの、挿入するピン端子21が4本あることから
挿入作業が煩わしく、しかも内機1に文字板17を取り
付けた状態で、この挿入作業を行う際には、挿入部位を
直接目視しににく、位置決めがなかなか取れず、作業効
率が極めて悪いという問題があった。
【0008】また、ピン端子21とフレキシブル配線板
4の導電部27との電気的導通は、コンタクト25を介
して行っており、相互間の直接接触ではないことから、
信頼性に欠けるという問題もある。さらに、コンタクト
25は、4つ必要であり、この4つのコンタクト25を
本体ケース3の貫通孔23に挿入する必要があることか
ら、部品点数が多くなって作業性も悪く、コストアップ
を招いていた。
4の導電部27との電気的導通は、コンタクト25を介
して行っており、相互間の直接接触ではないことから、
信頼性に欠けるという問題もある。さらに、コンタクト
25は、4つ必要であり、この4つのコンタクト25を
本体ケース3の貫通孔23に挿入する必要があることか
ら、部品点数が多くなって作業性も悪く、コストアップ
を招いていた。
【0009】そこで、この発明は、電気部品を本体ケー
スに電気的導通を図りつつ取り付ける際の作業性を向上
させるとともに、電気的導通状態を良好に維持すること
で信頼性を向上させることを目的としている。
スに電気的導通を図りつつ取り付ける際の作業性を向上
させるとともに、電気的導通状態を良好に維持すること
で信頼性を向上させることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、コイルが巻かれたボビンの内
部に磁石が回転可能に軸支された電気部品と、この電気
部品が取り付けられる本体ケース側に配置されたフレキ
シブル配線板との電気的接続構造において、前記電気部
品側に、前記コイルに電気的に接続される端子が収納さ
れた部品側嵌合部を設け、前記本体ケース側には、前記
フレキシブル配線板の舌片部を収納して前記部品側嵌合
部と相互に嵌合可能で、かつこの嵌合状態で前記舌片部
における導電部が前記電気部品側の端子に電気的に導通
可能なケース側嵌合部を設け、このケース側嵌合部と前
記部品側嵌合部とは、いずれか一方が雄コネクタのハウ
ジングを、他方が雌コネクタのハウジングをそれぞれ構
成している。
に、この発明は、第1に、コイルが巻かれたボビンの内
部に磁石が回転可能に軸支された電気部品と、この電気
部品が取り付けられる本体ケース側に配置されたフレキ
シブル配線板との電気的接続構造において、前記電気部
品側に、前記コイルに電気的に接続される端子が収納さ
れた部品側嵌合部を設け、前記本体ケース側には、前記
フレキシブル配線板の舌片部を収納して前記部品側嵌合
部と相互に嵌合可能で、かつこの嵌合状態で前記舌片部
における導電部が前記電気部品側の端子に電気的に導通
可能なケース側嵌合部を設け、このケース側嵌合部と前
記部品側嵌合部とは、いずれか一方が雄コネクタのハウ
ジングを、他方が雌コネクタのハウジングをそれぞれ構
成している。
【0011】第2に、第1の構成において、電気部品
は、二つのコイルが互いに交差してボビンに巻かれ、各
コイルに発生する磁束の差による磁石の回転角度を、磁
石の回転軸に固定される指針に基づいて指示する交差コ
イル式計器であり、部品側嵌合部は、前記ボビンに一体
成形された樹脂製であって雄コネクタのハウジングを構
成する一方、ケース側嵌合部は、本体ケースと一体成形
された樹脂製であって雌コネクタのハウジングを構成す
る。
は、二つのコイルが互いに交差してボビンに巻かれ、各
コイルに発生する磁束の差による磁石の回転角度を、磁
石の回転軸に固定される指針に基づいて指示する交差コ
イル式計器であり、部品側嵌合部は、前記ボビンに一体
成形された樹脂製であって雄コネクタのハウジングを構
成する一方、ケース側嵌合部は、本体ケースと一体成形
された樹脂製であって雌コネクタのハウジングを構成す
る。
【0012】第3に、第2の構成において、雄コネクタ
および雌コネクタの各ハウジングのいずれか一方に係合
突起を、他方にこの係合突起が係合可能な係合孔をそれ
ぞれ設けた構成としてある。
および雌コネクタの各ハウジングのいずれか一方に係合
突起を、他方にこの係合突起が係合可能な係合孔をそれ
ぞれ設けた構成としてある。
【0013】第4に、第2の構成において、雄コネクタ
のハウジングには、端子が挿入固定される挿入孔が形成
され、前記端子は、一方側にコイルの端末が接続される
接続部を、他方側にフレキシブル配線板の舌片部におけ
る導電部に対して弾性的に押圧する弾性部をそれぞれ備
えている。
のハウジングには、端子が挿入固定される挿入孔が形成
され、前記端子は、一方側にコイルの端末が接続される
接続部を、他方側にフレキシブル配線板の舌片部におけ
る導電部に対して弾性的に押圧する弾性部をそれぞれ備
えている。
【0014】第5に、第2の構成において、雌コネクタ
のハウジングは、雄コネクタが嵌合される側に突出して
形成され、前記雌コネクタのハウジングの嵌合孔に連通
する貫通孔が本体ケースに設けられ、フレキシブル配線
板は、本体ケースにおける雄コネクタの嵌合する側と反
対側の面に配設され、かつ舌片部がその導電部を嵌合孔
の内面側に露出させた状態で前記貫通孔を通して引き出
されている。
のハウジングは、雄コネクタが嵌合される側に突出して
形成され、前記雌コネクタのハウジングの嵌合孔に連通
する貫通孔が本体ケースに設けられ、フレキシブル配線
板は、本体ケースにおける雄コネクタの嵌合する側と反
対側の面に配設され、かつ舌片部がその導電部を嵌合孔
の内面側に露出させた状態で前記貫通孔を通して引き出
されている。
【0015】第6に、第5の構成において、嵌合孔に
は、フレキシブル配線板の舌片部を嵌合孔内にてその内
壁に押さえ付ける配線板押えが挿入されている。
は、フレキシブル配線板の舌片部を嵌合孔内にてその内
壁に押さえ付ける配線板押えが挿入されている。
【0016】
【作用】第1の構成によれば、部品側嵌合部とケース側
嵌合部とを相互に嵌合させることで、電気部品側の端子
と本体ケース側のフレキシブル配線板における導電部と
が電気的に導通する。部品側嵌合部およびケース側嵌合
部は、雄コネクタおよび雌コネクタのいずれかのハウジ
ングを構成していることから、嵌合作業が容易であると
ともに、フレキシブル配線板の導電部に電気部品の端子
が直接接触されることから、電気的導通状態が良好に維
持され、信頼性が向上する。
嵌合部とを相互に嵌合させることで、電気部品側の端子
と本体ケース側のフレキシブル配線板における導電部と
が電気的に導通する。部品側嵌合部およびケース側嵌合
部は、雄コネクタおよび雌コネクタのいずれかのハウジ
ングを構成していることから、嵌合作業が容易であると
ともに、フレキシブル配線板の導電部に電気部品の端子
が直接接触されることから、電気的導通状態が良好に維
持され、信頼性が向上する。
【0017】第2の構成によれば、交差コイル式計器の
雄コネクタのハウジングが、コイルが巻かれるボビンに
一体成形されるとともに、本体ケース側の雌コネクタの
ハウジングが、本体ケースに一体成形されるので、部品
点数が少なくて済む。
雄コネクタのハウジングが、コイルが巻かれるボビンに
一体成形されるとともに、本体ケース側の雌コネクタの
ハウジングが、本体ケースに一体成形されるので、部品
点数が少なくて済む。
【0018】第3の構成によれば、交差コイル式計器を
本体ケースに、フレキシブル配線板に対して電気的導通
を図るべく取り付ける際に、係合突起が係合孔に係合す
ることで、両者相互が固定される。
本体ケースに、フレキシブル配線板に対して電気的導通
を図るべく取り付ける際に、係合突起が係合孔に係合す
ることで、両者相互が固定される。
【0019】第4の構成によれば、雄コネクタのハウジ
ングに挿入された端子は、弾性部によりフレキシブル配
線板の導電部に対して導通状態が良好に維持される。
ングに挿入された端子は、弾性部によりフレキシブル配
線板の導電部に対して導通状態が良好に維持される。
【0020】第5の構成によれば、フレキシブル配線板
における導電部が露出した舌片部が、雌コネクタのハウ
ジングの嵌合孔内面に引き出されていることから、雄コ
ネクタを嵌合孔内に挿入することで端子の導電部への接
触が容易となる。
における導電部が露出した舌片部が、雌コネクタのハウ
ジングの嵌合孔内面に引き出されていることから、雄コ
ネクタを嵌合孔内に挿入することで端子の導電部への接
触が容易となる。
【0021】第6の構成によれば、配線板押えにより、
雌コネクタにおけるハウジングの嵌合孔内でのフレキシ
ブル配線板の舌片部の固定がなされる。
雌コネクタにおけるハウジングの嵌合孔内でのフレキシ
ブル配線板の舌片部の固定がなされる。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
する。
【0023】図1は、この発明の一実施例を示す電気部
品とフレキシブル配線板との電気的接続構造の斜視図で
あり、電気部品であるクロスコイル式計器の内機29
は、本体ケースであるメータケース31に固定され、こ
の状態でメータケース31の裏面に装着されたフレキシ
ブル配線板33に電気的に接続される。これにより、フ
レキシブル配線板33を通して導入される駆動信号が、
内機29に供給されて内機29が動作する。
品とフレキシブル配線板との電気的接続構造の斜視図で
あり、電気部品であるクロスコイル式計器の内機29
は、本体ケースであるメータケース31に固定され、こ
の状態でメータケース31の裏面に装着されたフレキシ
ブル配線板33に電気的に接続される。これにより、フ
レキシブル配線板33を通して導入される駆動信号が、
内機29に供給されて内機29が動作する。
【0024】内機29は、従来のものと同様に、遮磁ケ
ース35内に固定されたボビン37に、相互に交差する
ように一対のコイル39が巻かれるとともに、ボビン3
7内には、ボビン37に対して回転可能な回転軸として
の指針軸41に固定された図示しない磁石がロータとし
て収納されている。指針軸41の先端(上端)には、図
示していないが従来同様指針が取り付けられ、この指針
は、一対のコイル39に発生する磁束の差による磁石の
回転角度に伴い回転し、文字板上の目盛りを指示する。
指針軸41には、指針軸41がコイル39により発生す
る磁界による回転力が付与されていない状態で、指針に
より零指示させるべく復帰させるリターンスプリング4
3の一端が取り付けられ、リターンスプリング43の他
端は、ボビン37と一体の取付部44に取り付けられて
ている。
ース35内に固定されたボビン37に、相互に交差する
ように一対のコイル39が巻かれるとともに、ボビン3
7内には、ボビン37に対して回転可能な回転軸として
の指針軸41に固定された図示しない磁石がロータとし
て収納されている。指針軸41の先端(上端)には、図
示していないが従来同様指針が取り付けられ、この指針
は、一対のコイル39に発生する磁束の差による磁石の
回転角度に伴い回転し、文字板上の目盛りを指示する。
指針軸41には、指針軸41がコイル39により発生す
る磁界による回転力が付与されていない状態で、指針に
より零指示させるべく復帰させるリターンスプリング4
3の一端が取り付けられ、リターンスプリング43の他
端は、ボビン37と一体の取付部44に取り付けられて
ている。
【0025】ボビン37には、遮磁ケース35から上部
に突出した一対のボス部45が形成され、このボス部4
5に文字板がねじなどにより固定される。一対のボス部
45には、下方に突出して遮磁ケース35の側方に位置
する雄コネクタ47が設けられている。雄コネクタ47
は、部品側嵌合部としてのハウジング49と、ハウジン
グ49に嵌め込まれる一対の端子51とから構成されて
いる。このハウジング49およびボス部45は、図2に
示すように、ボビン37と一体に樹脂成形されている。
に突出した一対のボス部45が形成され、このボス部4
5に文字板がねじなどにより固定される。一対のボス部
45には、下方に突出して遮磁ケース35の側方に位置
する雄コネクタ47が設けられている。雄コネクタ47
は、部品側嵌合部としてのハウジング49と、ハウジン
グ49に嵌め込まれる一対の端子51とから構成されて
いる。このハウジング49およびボス部45は、図2に
示すように、ボビン37と一体に樹脂成形されている。
【0026】一対のハウジング49は、基部53に対し
て下方に突出する挿入部55を備えており、基部53の
上面から端子51を挿入するための端子孔57が、前記
挿入部55に対応して形成されている。端子孔57は、
挿入部55の側面に開口部57aが形成され、端子孔5
7の基部53側から挿入した端子51の弾性部51aが
前記開口部57aから突出した状態で露出している。4
つの端子51の弾性部51aと反対側の上端側は、コイ
ル39側に折り曲げられて接続部としてのコイル巻付部
51bを形成し、2つのコイル39の4つの端末がそれ
ぞれ巻き付けられている。
て下方に突出する挿入部55を備えており、基部53の
上面から端子51を挿入するための端子孔57が、前記
挿入部55に対応して形成されている。端子孔57は、
挿入部55の側面に開口部57aが形成され、端子孔5
7の基部53側から挿入した端子51の弾性部51aが
前記開口部57aから突出した状態で露出している。4
つの端子51の弾性部51aと反対側の上端側は、コイ
ル39側に折り曲げられて接続部としてのコイル巻付部
51bを形成し、2つのコイル39の4つの端末がそれ
ぞれ巻き付けられている。
【0027】一方、メータケース31には、上記した内
機29が装着される内面側に、内機29側の雄コネクタ
47が挿入嵌合される雌コネクタ59が形成されてい
る。雌コネクタ59は、図1のA−A矢視断面図である
図3にも示すように、底板61に対して貫通孔63が形
成され、この貫通孔63の周縁から上方に向けて突出し
四方に側壁を備えたケース側嵌合部としてのハウジング
65が一体成形されている。
機29が装着される内面側に、内機29側の雄コネクタ
47が挿入嵌合される雌コネクタ59が形成されてい
る。雌コネクタ59は、図1のA−A矢視断面図である
図3にも示すように、底板61に対して貫通孔63が形
成され、この貫通孔63の周縁から上方に向けて突出し
四方に側壁を備えたケース側嵌合部としてのハウジング
65が一体成形されている。
【0028】ハウジング65は、貫通孔63に連通する
嵌合孔67を有し、この嵌合孔67内には、図3中で下
方から、フレキシブル配線板33の舌片部33aが引き
出されている。舌片部33aには、一対の導電部69が
設けられており、この導電部69には、内機29側の端
子21の弾性部51aが押圧状態で接触する。さらに、
嵌合孔67内には、フレキシブル配線板33の舌片部3
3aが嵌合孔67に引き出された状態で、舌片部33a
を嵌合孔67の一方の側壁67aに押さえ付ける配線板
押さえ71が図3中で下方から挿入固定されている。
嵌合孔67を有し、この嵌合孔67内には、図3中で下
方から、フレキシブル配線板33の舌片部33aが引き
出されている。舌片部33aには、一対の導電部69が
設けられており、この導電部69には、内機29側の端
子21の弾性部51aが押圧状態で接触する。さらに、
嵌合孔67内には、フレキシブル配線板33の舌片部3
3aが嵌合孔67に引き出された状態で、舌片部33a
を嵌合孔67の一方の側壁67aに押さえ付ける配線板
押さえ71が図3中で下方から挿入固定されている。
【0029】配線板押さえ71は、図4の斜視図で示す
ように、貫通孔63を覆う底部73と、底部73から立
設された押圧部75および固定部77とから構成され
る。押圧部75は、フレキシブル配線板33の舌片部3
3aを嵌合孔67の一方の側壁67aに押圧するもの
で、2本の脚部75aの先端が連結部75bによって連
結されて、中央に開口部75cを有する枠状に形成され
ている。
ように、貫通孔63を覆う底部73と、底部73から立
設された押圧部75および固定部77とから構成され
る。押圧部75は、フレキシブル配線板33の舌片部3
3aを嵌合孔67の一方の側壁67aに押圧するもの
で、2本の脚部75aの先端が連結部75bによって連
結されて、中央に開口部75cを有する枠状に形成され
ている。
【0030】両脚部75aの先端側から連結部75bに
及ぶ部位は、配線板押さえ71が嵌合孔67に挿入され
た状態で、嵌合孔67の上部開口から上方に突出し、か
つ外側に曲面状に屈曲した形状となっている。この曲面
形状に合わせて側壁67aの先端は、図5に示すよう
に、曲面状に形成されている。一方、固定部77は、2
本の脚部77aの先端が、配線板押さえ71が嵌合孔6
7に挿入された状態で、嵌合孔67の上部開口から上方
に突出し、この突出端部に嵌合孔67内の他方の側壁6
7bの上端縁に係合する係合爪77bが形成されてい
る。
及ぶ部位は、配線板押さえ71が嵌合孔67に挿入され
た状態で、嵌合孔67の上部開口から上方に突出し、か
つ外側に曲面状に屈曲した形状となっている。この曲面
形状に合わせて側壁67aの先端は、図5に示すよう
に、曲面状に形成されている。一方、固定部77は、2
本の脚部77aの先端が、配線板押さえ71が嵌合孔6
7に挿入された状態で、嵌合孔67の上部開口から上方
に突出し、この突出端部に嵌合孔67内の他方の側壁6
7bの上端縁に係合する係合爪77bが形成されてい
る。
【0031】押圧部75における開口部75cの幅、つ
まり両脚部75a相互間の寸法Tは、固定部77におけ
る両脚部77a相互間の寸法と等しく、かつ内機29側
の雄コネクタ47のハウジング49の幅寸法tより若干
大きく形成されている。これにより、内機29側の雄コ
ネクタ47をメータケース31側の雌コネクタ59に嵌
合した状態では、雄コネクタ47における挿入部55
が、押圧部75の両脚部75a相互間および固定部77
の両脚部77a相互間に入り込み、この状態で、ハウジ
ング49はハウジング65の両側壁67a,67bに接
触することになる。
まり両脚部75a相互間の寸法Tは、固定部77におけ
る両脚部77a相互間の寸法と等しく、かつ内機29側
の雄コネクタ47のハウジング49の幅寸法tより若干
大きく形成されている。これにより、内機29側の雄コ
ネクタ47をメータケース31側の雌コネクタ59に嵌
合した状態では、雄コネクタ47における挿入部55
が、押圧部75の両脚部75a相互間および固定部77
の両脚部77a相互間に入り込み、この状態で、ハウジ
ング49はハウジング65の両側壁67a,67bに接
触することになる。
【0032】なお、一対の雄コネクタ47における挿入
部55の一方側には、スリット55aが形成されている
が、このスリット55aは、スリット55aを有する挿
入部55が挿入されるべき雌コネクタ59のハウジング
65の内面に突起を形成して、この突起に係合するよう
にし、これにより一対の雄コネクタ47を一対の雌コネ
クタ59に対して正しい向きで嵌合させることが可能と
なる。
部55の一方側には、スリット55aが形成されている
が、このスリット55aは、スリット55aを有する挿
入部55が挿入されるべき雌コネクタ59のハウジング
65の内面に突起を形成して、この突起に係合するよう
にし、これにより一対の雄コネクタ47を一対の雌コネ
クタ59に対して正しい向きで嵌合させることが可能と
なる。
【0033】配線板押さえ71を嵌合孔67内に挿入す
る際には、図5に示すように、配線板押さえ71を嵌合
孔67の下方から、フレキシブル配線板33の舌片部3
3aを押し込みつつ行う。挿入後、係合爪77bが嵌合
孔67内の他方の側壁67bの上端縁に係合した状態で
は、底部73から側方に突出したフランジ部73aがメ
ータケース31の裏面に接触して抜け止めとなる。
る際には、図5に示すように、配線板押さえ71を嵌合
孔67の下方から、フレキシブル配線板33の舌片部3
3aを押し込みつつ行う。挿入後、係合爪77bが嵌合
孔67内の他方の側壁67bの上端縁に係合した状態で
は、底部73から側方に突出したフランジ部73aがメ
ータケース31の裏面に接触して抜け止めとなる。
【0034】雄コネクタ47のハウジング49の両側部
には、自由端部に係合突起79を有するロッキングアー
ムが形成される一方、雌コネクタ59のハウジング65
の両側部には、前記係合突起79に係合可能な係合孔8
1が貫通して形成されている。上記係合突起79を有す
るロッキングアームを雌コネクタ59のハウジング65
に、係合孔81を雄コネクタ47のハウジング49にそ
れぞれ設けてもよい。
には、自由端部に係合突起79を有するロッキングアー
ムが形成される一方、雌コネクタ59のハウジング65
の両側部には、前記係合突起79に係合可能な係合孔8
1が貫通して形成されている。上記係合突起79を有す
るロッキングアームを雌コネクタ59のハウジング65
に、係合孔81を雄コネクタ47のハウジング49にそ
れぞれ設けてもよい。
【0035】上記したような内機29をメータケース3
1に装着するには、内機29におけるボビン37と一体
となった雄コネクタ47を、メータケース31の雌コネ
クタ59における嵌合孔67内に挿入する。このとき、
フレキシブル配線板33の舌片部33aは、配線板押さ
え71における押圧部75の外方に屈曲した連結部75
bにより、外側に反らせた状態で押し付けられているの
で、舌片部33aの先端が邪魔にならず、スムーズな挿
入作業が可能となる。挿入した状態では、端子51の弾
性部51aが、舌片部33aの導電部69に押し付けら
れた状態で接触し、内機29側とメータケース31側と
の電気的接続が確実になされ、信頼性の高いものとな
る。また、このとき雄コネクタ47側の係合突起79が
雌コネクタ59側の係合孔81に入り込み、両者相互が
ロック固定される。
1に装着するには、内機29におけるボビン37と一体
となった雄コネクタ47を、メータケース31の雌コネ
クタ59における嵌合孔67内に挿入する。このとき、
フレキシブル配線板33の舌片部33aは、配線板押さ
え71における押圧部75の外方に屈曲した連結部75
bにより、外側に反らせた状態で押し付けられているの
で、舌片部33aの先端が邪魔にならず、スムーズな挿
入作業が可能となる。挿入した状態では、端子51の弾
性部51aが、舌片部33aの導電部69に押し付けら
れた状態で接触し、内機29側とメータケース31側と
の電気的接続が確実になされ、信頼性の高いものとな
る。また、このとき雄コネクタ47側の係合突起79が
雌コネクタ59側の係合孔81に入り込み、両者相互が
ロック固定される。
【0036】このように、内機29のメータケース31
への固定は、2か所においてコネクタによる結合である
ことから、従来のように内機側に設けられた4本のピン
端子をメータケース側の各コンタクトに挿入する作業に
比べて容易であり、内機29を、文字板が取り付けられ
た状態で、メータケースに31に固定する際にも、接続
作業が確実にでき、作業効率が向上したものとなる。ま
た、メータケース31の雌コネクタ59は、ハウジング
65内にフレキシブル配線板33の舌片部33aを押さ
え付ける配線板押さえ71を挿入した構造であることか
ら、従来のように内機側の4本のピン端子に対応して4
つのコンタクトを挿入する場合に比べて、部品点数が少
なく作業性も向上したものとなり、コスト低下が達成さ
れる。
への固定は、2か所においてコネクタによる結合である
ことから、従来のように内機側に設けられた4本のピン
端子をメータケース側の各コンタクトに挿入する作業に
比べて容易であり、内機29を、文字板が取り付けられ
た状態で、メータケースに31に固定する際にも、接続
作業が確実にでき、作業効率が向上したものとなる。ま
た、メータケース31の雌コネクタ59は、ハウジング
65内にフレキシブル配線板33の舌片部33aを押さ
え付ける配線板押さえ71を挿入した構造であることか
ら、従来のように内機側の4本のピン端子に対応して4
つのコンタクトを挿入する場合に比べて、部品点数が少
なく作業性も向上したものとなり、コスト低下が達成さ
れる。
【0037】図6は、配線板押さえ71の他の例を示し
たものであり、ここでは前記図4のものと同一構成部分
には同一符号を付してある。図6における配線板押さえ
71は、前記図4のものに対し底部73の押圧部75側
に、延長部73bを形成したものである。
たものであり、ここでは前記図4のものと同一構成部分
には同一符号を付してある。図6における配線板押さえ
71は、前記図4のものに対し底部73の押圧部75側
に、延長部73bを形成したものである。
【0038】延長部73bは、図7に示すように、配線
板押さえ71を嵌合孔67に挿入固定した状態で、フレ
キシブル配線板33をメータケース31との間で挟み込
む。これにより、雄コネクタ47を雌コネクタ59の嵌
合孔67に挿入する際に、端子51の弾性部51aによ
る接圧が、部品精度のばらつき(ばね力のばらつきを含
む)により大きい場合に、フレキシブル配線板33の舌
片部33aの下方への移動が回避され、図7の二点鎖線
で示すようなフレキシブル配線板33の弛みBが防止さ
れる。
板押さえ71を嵌合孔67に挿入固定した状態で、フレ
キシブル配線板33をメータケース31との間で挟み込
む。これにより、雄コネクタ47を雌コネクタ59の嵌
合孔67に挿入する際に、端子51の弾性部51aによ
る接圧が、部品精度のばらつき(ばね力のばらつきを含
む)により大きい場合に、フレキシブル配線板33の舌
片部33aの下方への移動が回避され、図7の二点鎖線
で示すようなフレキシブル配線板33の弛みBが防止さ
れる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、第1の発明に
よれば、雄コネクタおよび雌コネクタのいずれかのハウ
ジングを構成する、部品側嵌合部とケース側嵌合部とを
相互に嵌合させることで、電気部品側の端子と本体ケー
ス側のフレキシブル配線板における導電部とを電気的に
導通させるようにしたため、電気部品の本体ケース側の
フレキシブル配線板への接続作業が容易であるととも
に、フレキシブル配線板の導電部に電気部品の端子が直
接接触されることから、電気的導通状態を良好に維持で
き、信頼性を向上させることができる。
よれば、雄コネクタおよび雌コネクタのいずれかのハウ
ジングを構成する、部品側嵌合部とケース側嵌合部とを
相互に嵌合させることで、電気部品側の端子と本体ケー
ス側のフレキシブル配線板における導電部とを電気的に
導通させるようにしたため、電気部品の本体ケース側の
フレキシブル配線板への接続作業が容易であるととも
に、フレキシブル配線板の導電部に電気部品の端子が直
接接触されることから、電気的導通状態を良好に維持で
き、信頼性を向上させることができる。
【0040】第2の発明によれば、交差コイル式計器の
雄コネクタのハウジングが、コイルが巻かれるボビンに
一体成形され、本体ケース側の雌コネクタのハウジング
が、本体ケースに一体成形されるので、部品点数を少な
くすることができる。
雄コネクタのハウジングが、コイルが巻かれるボビンに
一体成形され、本体ケース側の雌コネクタのハウジング
が、本体ケースに一体成形されるので、部品点数を少な
くすることができる。
【0041】第3の発明によれば、交差コイル式計器を
本体ケースに、フレキシブル配線板に対して電気的導通
を図るべく取り付ける際に、係合突起が係合孔に係合す
ることで、両者相互を固定することができる。
本体ケースに、フレキシブル配線板に対して電気的導通
を図るべく取り付ける際に、係合突起が係合孔に係合す
ることで、両者相互を固定することができる。
【0042】第4の発明によれば、雄コネクタのハウジ
ングに挿入された端子は、弾性部によりフレキシブル配
線板の導電部に押圧状態で接触するので、導通状態を良
好に維持することができる。
ングに挿入された端子は、弾性部によりフレキシブル配
線板の導電部に押圧状態で接触するので、導通状態を良
好に維持することができる。
【0043】第5の発明によれば、フレキシブル配線板
における導電部が露出した舌片部が、雌コネクタのハウ
ジングの嵌合孔内面に引き出されているので、電気部品
側の雄コネクタのハウジングを嵌合孔内に挿入すること
で端子の導電部への接触が容易となる。
における導電部が露出した舌片部が、雌コネクタのハウ
ジングの嵌合孔内面に引き出されているので、電気部品
側の雄コネクタのハウジングを嵌合孔内に挿入すること
で端子の導電部への接触が容易となる。
【0044】第6の発明によれば、配線板押えにより、
フレキシブル配線板の舌片部は、嵌合孔内にて内壁に押
し付けられ、嵌合孔内からの外れを防止できる。
フレキシブル配線板の舌片部は、嵌合孔内にて内壁に押
し付けられ、嵌合孔内からの外れを防止できる。
【図1】この発明の一実施例を示す電気部品とフレキシ
ブル配線板との電気的接続構造の斜視図である。
ブル配線板との電気的接続構造の斜視図である。
【図2】図1における内機に収納されるボビンの側面図
である。
である。
【図3】図1のA−A矢視断面図である。
【図4】図1における雌コネクタ側の配線板押さえの斜
視図である。
視図である。
【図5】図4の配線板押さえを嵌合孔に挿入する際の動
作説明図である。
作説明図である。
【図6】配線板押さえ他の例を示す斜視図である。
【図7】図6の配線板押さえを嵌合孔に挿入した状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図8】従来例のクロスコイル式の内機のメータケース
への取り付け構造を示す断面図である。
への取り付け構造を示す断面図である。
【図9】図8におる内機の斜視図である。
37 ボビン 29 内機(電気部品) 31 メータケース(本体ケース) 33 フレキシブル配線板 33a 舌片部 39 コイル 41 指針軸(回転軸) 47 雄コネクタ 49 ハウジング(部品側嵌合部) 51 端子 51a 弾性部 51b コイル巻付部(接続部) 57 挿入孔 59 雌コネクタ 63 貫通孔 65 ハウジング(ケース側嵌合部) 67 嵌合孔 69 導電部 71 配線板押え
Claims (6)
- 【請求項1】 コイルが巻かれたボビンの内部に磁石が
回転可能に軸支された電気部品と、この電気部品が取り
付けられる本体ケース側に配置されたフレキシブル配線
板との電気的接続構造において、前記電気部品側に、前
記コイルに電気的に接続される端子が収納された部品側
嵌合部を設け、前記本体ケース側には、前記フレキシブ
ル配線板の舌片部を収納して前記部品側嵌合部と相互に
嵌合可能で、かつこの嵌合状態で前記舌片部における導
電部が前記電気部品側の端子に電気的に導通可能なケー
ス側嵌合部を設け、このケース側嵌合部と前記部品側嵌
合部とは、いずれか一方が雄コネクタのハウジングを、
他方が雌コネクタのハウジングをそれぞれ構成している
ことを特徴とする電気部品とフレキシブル配線板との電
気的接続構造。 - 【請求項2】 電気部品は、二つのコイルが互いに交差
してボビンに巻かれ、各コイルに発生する磁束の差によ
る磁石の回転角度を、磁石の回転軸に固定される指針に
基づいて指示する交差コイル式計器であり、部品側嵌合
部は、前記ボビンに一体成形された樹脂製であって雄コ
ネクタのハウジングを構成する一方、ケース側嵌合部
は、本体ケースと一体成形された樹脂製であって雌コネ
クタのハウジングを構成することを特徴とする請求項1
記載の電気部品とフレキシブル配線板との電気的接続構
造。 - 【請求項3】 雄コネクタおよび雌コネクタの各ハウジ
ングのいずれか一方に係合突起を、他方にこの係合突起
が係合可能な係合孔をそれぞれ設けたことを特徴とする
請求項2記載の電気部品とフレキシブル配線板との電気
的接続構造。 - 【請求項4】 雄コネクタのハウジングには、端子が挿
入固定される挿入孔が形成され、前記端子は、一方側に
コイルの端末が接続される接続部を、他方側にフレキシ
ブル配線板の舌片部における導電部に対して弾性的に押
圧する弾性部をそれぞれ備えていることを特徴とする請
求項2記載の電気部品とフレキシブル配線板との電気的
接続構造。 - 【請求項5】 雌コネクタのハウジングは、雄コネクタ
が嵌合される側に突出して形成され、前記雌コネクタの
ハウジングの嵌合孔に連通する貫通孔が本体ケースに設
けられ、フレキシブル配線板は、本体ケースにおける雄
コネクタの嵌合する側と反対側の面に配設され、かつ舌
片部がその導電部を嵌合孔の内面側に露出させた状態で
前記貫通孔を通して引き出されていることを特徴とする
請求項2記載の電気部品とフレキシブル配線板との電気
的接続構造。 - 【請求項6】 嵌合孔には、フレキシブル配線板の舌片
部を嵌合孔内にてその内壁に押さえ付ける配線板押えが
挿入されていることを特徴とする請求項5記載の電気部
品とフレキシブル配線板との電気的接続構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6322588A JPH08180941A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 電気部品とフレキシブル配線板との電気的接続構造 |
US08/575,026 US5658165A (en) | 1994-12-26 | 1995-12-19 | Electric connection structure between electric parts and flexible wiring plate |
DE19548359A DE19548359C2 (de) | 1994-12-26 | 1995-12-22 | Vorrichtung für die elektrische Verbindung eines elektrischen Geräts mit einer flexiblen Verdrahtungsplatte |
KR1019950056245A KR100237598B1 (ko) | 1994-12-26 | 1995-12-26 | 전기접속체 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6322588A JPH08180941A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 電気部品とフレキシブル配線板との電気的接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08180941A true JPH08180941A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18145380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6322588A Pending JPH08180941A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 電気部品とフレキシブル配線板との電気的接続構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5658165A (ja) |
JP (1) | JPH08180941A (ja) |
KR (1) | KR100237598B1 (ja) |
DE (1) | DE19548359C2 (ja) |
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JP2000308135A (ja) * | 1999-04-20 | 2000-11-02 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 移動無線端末 |
DE10008932A1 (de) | 2000-02-25 | 2001-09-06 | Leoni Bordnetz Sys Gmbh & Co | Elektrischer Stecker |
DE102004014137A1 (de) * | 2004-03-23 | 2005-10-20 | Siemens Ag | Anordnung mit einem Elektromotor und einer Hauptleiterplatte und Montageverfahren |
US7077692B2 (en) * | 2004-10-12 | 2006-07-18 | Qualcomm Incorporated | Devices and methods for mounting circuit elements |
US7486240B2 (en) * | 2004-10-12 | 2009-02-03 | Qualcomm Incorporated | Devices and methods for retaining an antenna |
DE112011103608B4 (de) * | 2010-10-25 | 2024-05-29 | Korea Electric Terminal Co., Ltd. | Leiterplattenblock für Fahrzeuge |
CN105127738B (zh) * | 2015-07-21 | 2017-05-17 | 杭州西力电能表制造有限公司 | 圆表底盘电流接线片装配装置 |
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JPS56126280A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-03 | Nissan Motor | Connector for flexible printed board |
JPS5984773A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-16 | 加茂 守 | 卵容器 |
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JPS6091573A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-22 | 矢崎総業株式会社 | 自動車用ワイヤ−ハ−ネス |
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US4737118A (en) * | 1985-12-20 | 1988-04-12 | Amp Incorporated | Hermaphroditic flat cable connector |
JPH0633659Y2 (ja) * | 1990-02-21 | 1994-08-31 | 矢崎総業株式会社 | 雌型端子金具 |
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DE4129983C2 (de) * | 1991-09-10 | 1997-11-06 | Vdo Schindling | Verbindungsanordnung zwischen einem mit einer Kontaktbuchse versehenen Anzeigegerät und einer flexiblen Leiterplatte |
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DE4237496C2 (de) * | 1992-11-06 | 2002-04-11 | Mannesmann Vdo Ag | Steckverbindung |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP6322588A patent/JPH08180941A/ja active Pending
-
1995
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