JP2910302B2 - Fpc用コネクタ - Google Patents
Fpc用コネクタInfo
- Publication number
- JP2910302B2 JP2910302B2 JP3105114A JP10511491A JP2910302B2 JP 2910302 B2 JP2910302 B2 JP 2910302B2 JP 3105114 A JP3105114 A JP 3105114A JP 10511491 A JP10511491 A JP 10511491A JP 2910302 B2 JP2910302 B2 JP 2910302B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fpc
- socket
- housing
- connector
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フレキシブル基板
(以下FPCという)用コネクタに関する。
(以下FPCという)用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パネル側と本体側とを接線する場
合のFPC用コネクタとしては、図4に示すように、F
PC1を合成樹脂等の絶縁材料からなるソケット2に挿
着した状態で図示しないパネル側にソケット2を取付け
るとともに、プラグ3を本体側に取付け、その後、図5
に示すように、ソケット2にプラグ3を差し込み、ソケ
ット2内の端子4とプラグ3側の端子5とを接続させる
ことによりパネル側と本体側との接線を行なっていた。
合のFPC用コネクタとしては、図4に示すように、F
PC1を合成樹脂等の絶縁材料からなるソケット2に挿
着した状態で図示しないパネル側にソケット2を取付け
るとともに、プラグ3を本体側に取付け、その後、図5
に示すように、ソケット2にプラグ3を差し込み、ソケ
ット2内の端子4とプラグ3側の端子5とを接続させる
ことによりパネル側と本体側との接線を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
FPC用コネクタは、FPC1の接触子1aとプラグ側
端子5との間の接続を、ソケット2内に配設されるソケ
ット側端子4を仲介として行なっているため、端子数が
多く必要となり、コスト高を招くとともに、接端子1
a、ソケット側端子4、プラグ側端子5の三者間の確実
な接点圧が得られないと信頼性が確保できないことか
ら、電気的信頼性に欠けるという欠点が指摘されてい
る。
FPC用コネクタは、FPC1の接触子1aとプラグ側
端子5との間の接続を、ソケット2内に配設されるソケ
ット側端子4を仲介として行なっているため、端子数が
多く必要となり、コスト高を招くとともに、接端子1
a、ソケット側端子4、プラグ側端子5の三者間の確実
な接点圧が得られないと信頼性が確保できないことか
ら、電気的信頼性に欠けるという欠点が指摘されてい
る。
【0004】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、本発明の目的とするところは、パネル側と
本体側との接続に使用するFPC用コネクタを廉価に製
作するとともに、電気的信頼性を向上させることにあ
る。
れたもので、本発明の目的とするところは、パネル側と
本体側との接続に使用するFPC用コネクタを廉価に製
作するとともに、電気的信頼性を向上させることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるFPC用コネクタは、接触子を備え、
かつ補強プレートを取付けたFPCを取付プレートを介
して装着するパネル側ハウジングと、上記パネル側ハウ
ジングに嵌着し、FPCの接触子と接続する端子を内部
に配設した本体側ソケットとからなり、前記補強プレー
トには前記FPCの両側から突出するフランジ部を有
し、該フランジ部を係止する一対の支持片を前記取付プ
レートの両側に位置するように前記パネル側ハウジング
に突設して構成したことを特徴とする。
に、本発明によるFPC用コネクタは、接触子を備え、
かつ補強プレートを取付けたFPCを取付プレートを介
して装着するパネル側ハウジングと、上記パネル側ハウ
ジングに嵌着し、FPCの接触子と接続する端子を内部
に配設した本体側ソケットとからなり、前記補強プレー
トには前記FPCの両側から突出するフランジ部を有
し、該フランジ部を係止する一対の支持片を前記取付プ
レートの両側に位置するように前記パネル側ハウジング
に突設して構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】以上の構成から明らかなように、パネル側ハウ
ジングに取付けられるFPCの接触子と本体側ソケット
内部の端子との接続により、パネル側と本体側とを接続
するというものであるから、端子数を削減することによ
り構造を簡素化でき、接点数を少なく設定できるため
に、電気的信頼性が高いものとなる。
ジングに取付けられるFPCの接触子と本体側ソケット
内部の端子との接続により、パネル側と本体側とを接続
するというものであるから、端子数を削減することによ
り構造を簡素化でき、接点数を少なく設定できるため
に、電気的信頼性が高いものとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るFPC用コネクタの実施
例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0008】図1は本発明に係るコネクタの構成を示す
分解斜視図、図2はFPCを取付けたパネル側ハウジン
グと本体側ソケットとを示す斜視図、図3はパネル側ハ
ウジングに本体側ソケットを差し込んだ状態を示す断面
図である。
分解斜視図、図2はFPCを取付けたパネル側ハウジン
グと本体側ソケットとを示す斜視図、図3はパネル側ハ
ウジングに本体側ソケットを差し込んだ状態を示す断面
図である。
【0009】図1において、FPC10には、先端部分
に接触子11が一定ピッチで形成されているとともに、
FPC10の幅よりも大きな補強プレート12がFPC
10の裏面に固定されている。そして、この補強プレー
トの両側は、FPC10の両側から突出するフランジ部
13を構成する。
に接触子11が一定ピッチで形成されているとともに、
FPC10の幅よりも大きな補強プレート12がFPC
10の裏面に固定されている。そして、この補強プレー
トの両側は、FPC10の両側から突出するフランジ部
13を構成する。
【0010】このFPC10を取付けるハウジング20
は、合成樹脂等の絶縁材料からなり、FPC10を取付
けるための取付用プレート21が突設されているととも
に、この取付用プレート21の両側には、FPC10に
固定した補強プレート12のフランジ部を係止して、補
強プレート12を取付用プレート21上の適正位置に固
定する一対の支持片22が設けられている。
は、合成樹脂等の絶縁材料からなり、FPC10を取付
けるための取付用プレート21が突設されているととも
に、この取付用プレート21の両側には、FPC10に
固定した補強プレート12のフランジ部を係止して、補
強プレート12を取付用プレート21上の適正位置に固
定する一対の支持片22が設けられている。
【0011】一方、このハウジング20に取付けられる
本体側のソケット30は、同様に合成樹脂等の絶縁材料
からなり、FPC10の接触子11と電気的に接続する
端子31が一定ピッチで配設されているとともに、ハウ
ジング20とソケット30との正確な嵌着を行なうため
に、ソケット30側にガイドピン32が、ハウジング2
0側にはガイド孔23が開設されている。
本体側のソケット30は、同様に合成樹脂等の絶縁材料
からなり、FPC10の接触子11と電気的に接続する
端子31が一定ピッチで配設されているとともに、ハウ
ジング20とソケット30との正確な嵌着を行なうため
に、ソケット30側にガイドピン32が、ハウジング2
0側にはガイド孔23が開設されている。
【0012】次いで、本発明に係るコネクタの組付け構
造について説明する。
造について説明する。
【0013】まず、FPC10の裏面に一体化された補
強プレ−ト12をハウジング20の取付用プレ−ト21
上面にスライドさせれば、支持片22先端の係止爪24
が補強プレ−ト12のフランジ部13の縁部に係止する
ことになり、FPC10のスナップフィット操作により
簡単かつ確実にFPC10をハウジング20に取付ける
ことができる。
強プレ−ト12をハウジング20の取付用プレ−ト21
上面にスライドさせれば、支持片22先端の係止爪24
が補強プレ−ト12のフランジ部13の縁部に係止する
ことになり、FPC10のスナップフィット操作により
簡単かつ確実にFPC10をハウジング20に取付ける
ことができる。
【0014】次いで、図2に示すように、FPC10を
取付けたハウジング20に対してソケット30のガイド
ピン32をハウジング20側のガイド孔23内に挿入す
ることにより、ハウジング20とソケット30との正確
な位置合せが自動的に行なえ、FPC10の接触子11
に対してソケット30の端子31を確実に接続させるこ
とができる(図3参照)。
取付けたハウジング20に対してソケット30のガイド
ピン32をハウジング20側のガイド孔23内に挿入す
ることにより、ハウジング20とソケット30との正確
な位置合せが自動的に行なえ、FPC10の接触子11
に対してソケット30の端子31を確実に接続させるこ
とができる(図3参照)。
【0015】このように、ハウジング20に対するFP
C10のスナップフィット操作、ハウジング20に対す
るソケット30の嵌着操作の2つの操作で本体側とパネ
ル側との接線を行うことができ、従来のコネクタ構造に
比較して、仲介端子を廃止できることから、部品点数の
削減及び取付工数の低減を図ることができ、大幅なコス
トダウンを招来できるという有利さがある。
C10のスナップフィット操作、ハウジング20に対す
るソケット30の嵌着操作の2つの操作で本体側とパネ
ル側との接線を行うことができ、従来のコネクタ構造に
比較して、仲介端子を廃止できることから、部品点数の
削減及び取付工数の低減を図ることができ、大幅なコス
トダウンを招来できるという有利さがある。
【0016】さらに、仲介端子を廃止したことから接点
数を少なくできるため、電気的信頼性が向上する利点が
ある。
数を少なくできるため、電気的信頼性が向上する利点が
ある。
【0017】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によるFPC
用コネクタは、FPCをパネル側ハウジングに取付け、
このFPCの接触子に対して本体側ソケットの端子を直
接接触させるという構造であるため、従来の仲介端子を
廃止することができることから、部品点数の削減、取付
工数の低減を図ることができ、製品コストを大幅に引き
下げることができるという効果を有する。
用コネクタは、FPCをパネル側ハウジングに取付け、
このFPCの接触子に対して本体側ソケットの端子を直
接接触させるという構造であるため、従来の仲介端子を
廃止することができることから、部品点数の削減、取付
工数の低減を図ることができ、製品コストを大幅に引き
下げることができるという効果を有する。
【0018】さらに、パネル側と本体側との接続はFP
Cの接触子とソケット側端子との接続で行なうため、仲
介端子を使用した構造に比べ、接点数が著しく少なくで
きるため、コネクタの電気的信頼性が著しく向上すると
いう効果を有する。
Cの接触子とソケット側端子との接続で行なうため、仲
介端子を使用した構造に比べ、接点数が著しく少なくで
きるため、コネクタの電気的信頼性が著しく向上すると
いう効果を有する。
【図1】本発明に係るFPC用コネクタの構成を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】本発明に係るコネクタの構成を示すもので、F
PCを取付けたハウジングとソケットとを示す斜視図で
ある。
PCを取付けたハウジングとソケットとを示す斜視図で
ある。
【図3】本発明に係るコネクタの構成を示すもので、ハ
ウジングにソケットを差し込んだ状態を示す断面図であ
る。
ウジングにソケットを差し込んだ状態を示す断面図であ
る。
【図4】従来のFPC用コネクタの構成を示す分解斜視
図である。
図である。
【図5】従来のFPC用コネクタの構成を示す断面図で
ある。
ある。
10 FPC 11 接触子 12 補強プレ−ト 13 フランジ部 20 ハウジング 21 取付用プレ−ト 22 支持片 23 ガイド孔 24 係止爪 30 ソケット 31 端子 32 ガイドピン
Claims (1)
- 【請求項1】 接触子を備え、かつ補強プレートを取付
けたFPCを取付プレートを介して装着するパネル側ハ
ウジングと、上記パネル側ハウジングに嵌着し、FPC
の接触子と接続する端子を内部に配設した本体側ソケッ
トとからなり、前記補強プレートには前記FPCの両側
から突出するフランジ部を有し、該フランジ部を係止す
る一対の支持片を前記取付プレートの両側に位置するよ
うに前記パネル側ハウジングに突設して構成したことを
特徴とするFPC用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3105114A JP2910302B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | Fpc用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3105114A JP2910302B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | Fpc用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312778A JPH04312778A (ja) | 1992-11-04 |
JP2910302B2 true JP2910302B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=14398807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3105114A Expired - Lifetime JP2910302B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | Fpc用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2910302B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3105114A patent/JP2910302B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04312778A (ja) | 1992-11-04 |
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