JPH10102831A - フェンス及び建築用化粧板、及びこの化粧板を用いたフェンス及び建築物の化粧構造 - Google Patents

フェンス及び建築用化粧板、及びこの化粧板を用いたフェンス及び建築物の化粧構造

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JPH10102831A
JPH10102831A JP26303596A JP26303596A JPH10102831A JP H10102831 A JPH10102831 A JP H10102831A JP 26303596 A JP26303596 A JP 26303596A JP 26303596 A JP26303596 A JP 26303596A JP H10102831 A JPH10102831 A JP H10102831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェンス等における従来の柵形式とパネル形
式の問題点を解消すると共に、建築物の梁や外装端部の
化粧部材としても有用な化粧板、及びこれを用いた意匠
性の高いフェンスや建築物の化粧構造を提供すること。 【解決手段】 化粧板1では、通常よりも比較的薄厚の
板材に略平行状に適宜間隔で複数のリブ2を形成すると
共に、リブ間の平坦状部3にパンチング加工による複数
の穴4を設けた。建築物の化粧構造では、化粧板を、そ
のリブが水平線と交差する方向に配置するようにして、
建築物の梁14及び/又は外装端部20を被覆した。フェン
ス等の化粧構造では、化粧板を、その凹部2bが支柱7間
の上下の横桟8間における縦桟9と嵌合状を呈するよう
に取り付けた。また同構造では、化粧板を枠材11で外縁
を補強してパネル10とし、このパネルを支柱間に配置
し、少なくとも枠材の縦枠部11a を支柱に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路に設置される
フェンス、建築物の階段の手摺、梁の化粧、及び建築物
の外装端部(屋根等の幕板や鼻隠し)の化粧に用いられ
る化粧板、及びこの化粧板を用いたフェンスと建築物の
化粧構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路に設置されるフェンスや建築物の階
段やベランダの手摺構造の形式は、概ね柵形式とパネル
形式の2つに大別される。前者の柵形式のものは、支柱
間の上下に横桟を掛け渡し、上下横桟間には適宜間隔で
鋼帯や鋼棒等からなる縦桟を縦縞状に配置するものが代
表的である。後者のパネル形式のものは、支柱間に枠材
で補強したパネルを配置して縦枠部を支柱に固定するも
のや、支柱間の上下に横桟を掛け渡してパネルの外縁を
支柱や横桟に固定するものである。近年、この種のフェ
ンスや手摺構造の装飾性を高める手段として、柵形式の
ものにあっては、縦桟に図柄等を塗装したり、パネル形
式のものにあっては、パンチング加工により複数の穴を
開け、これらの穴の集合によって模様を形成したりし
て、装飾性を高めている。(例えば、特開平4−238
907号公報、同8−42200号公報参照)
【0003】しかし、前記した従来の装飾性を高めてい
るフェンスや手摺構造には、以下のような問題がある。 柵形式のものは、その構成が縦縞状であるため、15
〜30度程度の視角からでないと模様が認識できない。
このため、正面から模様を認識するためには、縦桟の間
隔を極めて密なものにしなければならず、重量及びコス
ト増を招くという問題がある。 パネル形式のものは、視角による模様の認識性は高い
ものの、パネル化粧面は単なる平板に過ぎないので、板
厚が薄いと、台風時の飛来物や悪質な悪戯等によって中
央の化粧面が簡単に汚損、変形してしまうという問題が
ある。尚、建築物の梁や外装端部(屋根等の幕板や鼻隠
し)の化粧に用いられる化粧板は、一般的に外装に使用
される金属板の厚みが0.4〜0.7mm程度であるの
に対し、ポケットウェーブ等の歪みが生じないように
0.8〜1.6mm程度の金属板が用いられている。す
なわち、面積当たりの素材使用量でみると、建築物の外
装端部は、一般外装部に対し約2倍の材料を用いている
ことになる。然るに、一般部と比べた外装端部に対する
肉厚素材の使用は、ポケットウェーブ等の顕著化の抑制
策に過ぎず、また、格別高い意匠性が得られている訳で
はないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、フェンス等における従来の柵形式とパネル形式の問
題点を解消すると共に、建築物の梁や外装端部(屋根等
の幕板や鼻隠し)の化粧部材としても有用な化粧板、及
びこれを用いた意匠性の高いフェンスや建築物の化粧構
造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した課題を
達成するため、フェンス及び建築用の化粧板では、通常
よりも比較的薄厚の板材に略平行状に適宜間隔で複数の
リブを形成すると共に、前記リブ間の平坦状部にパンチ
ング加工による複数の穴を設けたことを特徴とする。ま
た本発明のフェンス及び建築用の化粧板では、前記パン
チング加工による複数の穴は、これらの穴の集合によっ
て模様又は図形又は文字等の適宜表示部を形成するもの
であることを特徴とする。そして本発明の建築物の化粧
構造では、請求項1の化粧板を、そのリブが水平線と交
差する方向に配置するようにして、建築物の梁及び外装
端部を被覆したことを特徴とする。また本発明のフェン
ス等の化粧構造では、請求項2の化粧板を、支柱間に掛
け渡した上下の横桟間に適宜間隔で縦桟を配置してある
既設又は新設のフェンス等に、前記縦桟とリブの凹部と
が嵌合状を呈するようにして取り付けたことを特徴とす
る。また本発明のフェンス等の化粧構造では、請求項2
の化粧板を枠材で外縁を補強してパネルとし、このパネ
ルを支柱間に配置し、少なくとも前記枠材の縦枠部を前
記支柱に取付けたことを特徴とする。
【0006】本発明における化粧板は、表面化粧鋼板、
ラミネート鋼板、メッキ鋼板、ステンレス鋼板、アルミ
合金板、チタン合金板、銅板、真鍮板、鉛板等の公知の
金属素材等のいずれかであり、主にロール成形とパンチ
ングプレスにより成型される。このパンチングプレス加
工は、従来公知の技術によるが、ロール成形によるリブ
加工前の平板状態で加工することもあるし、リブ加工
後、リブ間の面板部に対して加工することもある。化粧
板の厚さは、具体的にはフェンス用および建築用ともに
通常0.4〜0.7mm程度であるが、この板厚は使用
される現場の環境や受圧力等の仕様によって決定される
ことはいうまでもなく、前記した従来のものの板厚の凡
そ半分程度になる。また、リブの数および横断面形状
は、少なくともポケットウェーブ等の歪み対策と表示部
の視認性を考慮して決定される。そして、平行状のリブ
は、左右に平行状の縦縞状、上下に平行状の横縞状、斜
めに平行状の斜め縞状、これらの組み合わせ等のいずれ
かになり、そのリブ構成によっても意匠性を付与でき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1および図2には本発明の化粧
板の実施の1形態としてフェンス用を例示しており、化
粧板1は通常よりも比較的薄厚の板材からなり、横長の
板面1aには複数のリブ2を左右平行状に適宜間隔で形成
して、板面強度を強化してあると共に、この各リブ2間
の平坦状部3におけるパンチング加工域3aにはパンチン
グ加工による複数の穴4を開けていて、各平坦状部3に
おける穴4からなる適宜模様の表示部5(図上では鮫の
模様)を形成してある。化粧板1の上縁1bから下縁1cに
わたるリブ2は表面側に突出しており、その突出端部2a
は断面丸頭状(図2のA参照)または断面拡大丸頭状
(図2のB参照)に形成していて、人が触れても危険が
ないようにしてある。そして、リブ2の凹部2bは、後の
フェンス構造で説明する縦桟9が嵌合状に収まり得る態
様に形成してある。
【0008】図3には本発明のフェンスの化粧構造の実
施の1形態を例示しており、図1の化粧板1を組み付け
て構成している。フェンス6は、左右の支柱7間に掛け
渡した上下の横桟8間に適宜間隔で縦桟9を配置してあ
る。そして、このフェンス6に化粧板1を、各縦桟9に
各リブ2の凹部2bが嵌合状を呈するようにして取り付け
てあり、縦桟9とリブ2との嵌合状態によって強度性能
が高まるようにしてある。
【0009】図4には本発明のフェンスの化粧構造の実
施の他の1形態を例示しており、図1の化粧板1を組み
付けて構成している。フェンス6は、左右の支柱7間に
パネル10を架設してある。このパネル10は、化粧板1の
外縁である上縁1b、下縁1c、左縁1d、右縁1eを枠材11で
囲み補強して構成してあり、左右の縦枠部11a を支柱7
の取付け部7aに固定具12で取付けて固定してある。
【0010】図5乃至図7には本発明の建築物の化粧構
造の実施の1形態として、梁の化粧構造を例示してお
り、図1の化粧板1を組み付けて構成している。尚、表
示部5の模様は変えてある。建物の天井部13に露呈する
H型鋼製梁14の前後両側にはそれぞれ化粧板1を上側取
付け具15と下側取付け具16で取り付けて並設していると
共に、この上側取付け具15を含む各化粧板1上縁を上側
飾り部材17で、下側取付け具16および梁14の底面部14a
を含む各化粧板1下縁を前後の下側飾り部材18で、それ
ぞれ覆い化粧してある。
【0011】上側取付け具15は、固定部15a の先端に保
持部15b を延設してあり、この保持部15b は化粧板1上
縁をリブ2上端ともども抱持状に固定可能な態様に形成
してある。また、固定部15a の一側縁には嵌合突部15c
を垂設してあり、この嵌合突部15c は先端が保持部15b
先端近くまで伸びていて、化粧板1におけるリブ2の凹
部2bに嵌合可能に形成してある。この上側取付け具15は
その固定部15a を梁14の上面部14b 前後の裏側にそれぞ
れ固定されて、化粧板1上縁の適宜箇所に位置してお
り、保持部15b で化粧板1上縁をリブ2上端ともども抱
持して前後方向の動きを規制し、且つ、嵌合突部15c で
化粧板1の左右方向の動きを規制することにより、化粧
板1上縁を固定してある。
【0012】下側取付け具16は、固定部16a の先端に保
持部16b を延設してあり、この保持部16b は化粧板1下
縁をリブ2下端ともども抱持状に固定可能な態様に形成
してある。また、固定部16a の一側縁には嵌合突部16c
を立設してあり、この嵌合突部16c は先端が保持部16b
先端近くまで伸びていて、化粧板1におけるリブ2の凹
部2bに嵌合可能に形成してある。この下側取付け具16は
その固定部16a を梁14の底面部14a 前後の裏側にそれぞ
れ固定されて、化粧板1下縁の適宜箇所に位置してお
り、保持部16b で化粧板1下縁をリブ2下端ともども抱
持して前後方向の動きを規制し、且つ、嵌合突部16c で
化粧板1の左右方向の動きを規制することにより、化粧
板1下縁を固定してある。
【0013】上側飾り部材17は断面略コ形状のもので、
底部17a には溝部17b をリブ2と対応させて形成してあ
り、この溝部17b にリブ2がそれぞれ嵌合した状態に、
上部17c を天井部13との間の上側取付け具15における保
持部15b 上面に固定して、上側取付け具15を含む化粧板
1上縁を覆い化粧してある。
【0014】下側飾り部材18は、一側縁に係止部18a を
立設すると共に、他側縁に折り返し形成してある水平状
の上面部18b に溝部18c をリブ2と対応させて形成して
あり、この溝部18c にリブ2がそれぞれ嵌合した状態
に、上面部18b を下側取付け具16における保持部16b 上
面側に係止する一方で、係止部18a を底面部14a 中央の
係止部材19における被係止部19a に係止させて、梁14の
底面部14a と下側取付け具16と係止部材19を含む化粧板
1下縁を覆い化粧してある。
【0015】図8には本発明の建築物の化粧構造の実施
の他の1形態として、オブジェ20の化粧構造を、図9に
は本発明の建築物の化粧構造の実施の他の1形態とし
て、門21の化粧構造を、例示しており、それぞれ化粧板
1の輪郭形状を所要のデザインのものに形成して組み付
けている。尚、表示部5の模様は変えてある。
【0016】図10および図11には本発明の建築物の化粧
構造の実施の1形態として、屋根の鼻隠しの化粧構造を
例示しており、化粧板1における表示部5の模様は変え
てある。化粧板1は板面がリブ2の突出方向に弯曲して
いる態様に形成してあり、鼻隠し22として屋根23の軒先
を覆い化粧している。鼻隠し22の曲げ形態としては、図
示した形態に限定されず、複数の弯曲面部分が連続する
形態、弯曲面部分と平坦面部が連続する形態、これらが
屈曲部を経て連続する形態、これらに類する形態、等が
挙げられる。この鼻隠し22の成形は、ロール成形等によ
ってリブ2を成形し、その後、曲げ用(弯曲用、屈曲用
のいずれか又は双方)のロールによって順次曲げ(弯曲
又は屈曲又は双方)成形している。そして、弯曲加工し
た曲げ形態にすることによって、リブとの相乗作用によ
り一層強度が高まる。
【0017】図12乃至図14には本発明のフェンスや建築
物の化粧構造における化粧板上下縁の加工および保持態
様を例示しており、構成は前記した図1の態様のものと
基本的に同一であるため、共通している構成の説明は省
略して、相違する構成について説明する。図12に例示し
ている化粧板1は、リブ2端が切除されていて(図12の
A参照)、この切除されたリブ2間の平坦状部3端を表
面側に水平状に折り曲げて被係止縁部3bを形成してあ
り、この被係止縁部3bには保持部材22の係止縁部22a を
係止させて保持可能にしてある。(図12のB参照) 図12のCに例示している化粧板1は、水平状の被係止縁
部3bに保持部材23の係止縁部23a を嵌合状に係止させて
保持可能にしてある。図12のDに例示している化粧板1
は、表面側下向きに折り返し形成した被係止縁部3bに保
持部材24の係止縁部24a を噛合状に係止させて保持可能
にしてある。図13に例示している化粧板1は、リブ2端
および平坦状部3の左右角部がそれぞれ切除されていて
(図13のA参照)、この平坦状部3端を表面側に折り返
して被係止縁部3bを形成してあり、この被係止縁部3bに
は保持部材25の係止縁部25aを噛合状に係止させて保持
可能にしてある。(図13のB参照) 図14に例示している化粧板1は、リブ2端が平坦状部3
面に重合するように偏平状に押し潰されていて(図14の
A参照)、この偏平状のリブ2端および平坦状部3端を
表面側に折り返して被係止縁部3bを形成してあり、この
被係止縁部3bには保持部材26の係止縁部26a を噛合状に
係止させて保持可能にしてある。(図14のB参照)
【0018】前記した被係止縁部3bと係止縁部22a,23a,
24a,25a,26a との係止・保持関係は、化粧板1の上縁側
または下縁側または双方で行われる態様と、上縁側と下
縁側が異なる係止・保持関係になる態様がある。そし
て、これらの係止・保持関係は、例えば前記の図3およ
び図4に例示したフェンス、そして、図5〜図11に例示
した建築物の化粧構造等に採用可能であることはいうま
でもない。
【0019】
【発明の効果】
A.請求項1により、従来構成の化粧板に比べて、薄肉
であっても、強度の高い化粧面を提供することができ
る。したがって、フェンスや手摺の化粧板として使用す
る場合には、柵形式の強度性能とパネル形式の意匠効果
を併せ持つことになる。無論、公知のパンチング化粧板
と同様の意匠効果を奏するし、さらに既存の柵形式のフ
ェンスや手摺に対しては、改修用化粧板として組み付け
ることができる。さらに、縦桟とリブの凹部を嵌合させ
て組み付けるようにすれば、極めて強度性能に優れたも
のとなる。そして、建築物の外装端部等の化粧板として
使用する場合には、パンチングとリブにより素材や加工
に伴う応力歪みが解消または非顕在化するので、薄肉で
も意匠性の高い化粧構造を提供することができる。ま
た、その結果、一般の外装部材と同板厚の薄肉素材が使
用できるので、共用による原材料コストの低減が期待で
きる。しかも、構造内部に流通空気層を形成した屋根の
端部の幕板や鼻隠しに、本発明の化粧板を用いる場合に
は、表示部を形成しているパンチング構成が吸排気穴と
しても利用できることになるので機能性が高い。 B.請求項2により、さらに、リブとの組み合わせによ
る表示部によって、より意匠性の高い立体的な化粧面を
提供することができる。 C.請求項3により、建築物の化粧構造として、従来構
成の化粧板よりも薄肉であっても、強度の高い化粧面を
呈する。そして、パンチングとリブにより素材や加工に
伴う応力歪みが解消または非顕在化するので、薄肉でも
意匠性の高い化粧構造を呈する。また、その結果、一般
部と同板厚の薄肉素材が使用できるので、共用による原
材料コストの低減が期待できる。特に、外装端部がその
構造内部に流通空気層を形成した屋根の端部の幕板や鼻
隠しである場合に、化粧板における表示部を形成してい
るパンチング構成が、吸排気穴としても働いて機能性が
高い。 D.請求項4により、フェンスや手摺等の化粧構造とし
て、従来構成の化粧板よりも薄肉であっても、強度の高
い化粧面を呈する。そして、柵形式の強度性能とパネル
形式の意匠効果を併せ持つことになる。無論、公知のパ
ンチング化粧板と同様の意匠効果を奏するし、さらに既
存の柵形式のフェンスや手摺に対しては、改修用化粧板
として組み付けることができる。特に、縦桟とリブの凹
部が嵌合しているため、極めて強度性能に優れた特徴が
ある。さらに、リブとの組み合わせによる表示部によっ
て、従来の建築物にない外観意匠を呈して、より意匠性
の高い立体的な化粧面である。 E.請求項5により、フェンスや手摺等の化粧構造とし
て、従来構成の化粧板よりも薄肉であっても、強度の高
い化粧面を呈する。そして、柵形式の強度性能とパネル
形式の意匠効果を併せ持つことになる。無論、公知のパ
ンチング化粧板と同様の意匠効果を奏するし、さらに既
存の柵形式のフェンスや手摺に対しては、改修用化粧板
として組み付けることができる。リブとの組み合わせに
よる表示部によって、従来の建築物にない外観意匠を呈
して、より意匠性の高い立体的な化粧面である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の化粧板の実施の1形態としてフェン
ス用を例示している斜視図。
【図2】 (A)は図1の(2)−(2)拡大横断面
図、(B)は他の態様を示している横断面図。
【図3】 本発明のフェンスの化粧構造の実施の1形態
を例示している正面図。
【図4】 本発明のフェンスの化粧構造の実施の他の1
形態を例示している正面図。
【図5】 本発明の建築物の化粧構造の実施の1形態と
して、梁の化粧構造を例示している斜視図。
【図6】 拡大縦断面図。
【図7】 (A)は上側取付け具の拡大斜視図、(B)
は下側取付け具の拡大斜視図。
【図8】 建築物の化粧構造の実施の他の1形態とし
て、オブジェの化粧構造を例示している斜視図。
【図9】 本発明の建築物の化粧構造の実施の他の1形
態として、門の化粧構造を例示している斜視図。
【図10】 本発明の建築物の化粧構造の実施の1形態と
して、屋根の鼻隠しの化粧構造を例示している斜視図。
【図11】 図10における化粧板の拡大斜視図。
【図12】 本発明のフェンスや建築物の化粧構造におけ
る化粧板の実施の他の1形態を例示しており、(A)は
成形途中の部分斜視図、(B)は成形後における保持部
材との保持関係を示す部分拡大斜視図、(C)は成形後
における保持部材との他の保持関係を示す部分拡大斜視
図、(D)は成形後における保持部材とのその他の保持
関係を示す部分拡大斜視図。
【図13】 本発明のフェンスや建築物の化粧構造におけ
る化粧板の実施の他の1形態を例示しており、(A)は
成形途中の部分斜視図、(B)は成形後における保持部
材との保持関係を示す部分拡大斜視図。
【図14】 本発明のフェンスや建築物の化粧構造におけ
る化粧板の実施の他の1形態を例示しており、(A)は
成形途中の部分斜視図、(B)は成形後における保持部
材との保持関係を示す部分拡大斜視図。
【符号の説明】
1 化粧板 1a 板面 1b 化粧板の上縁 1c 化粧板の下
縁 1d 化粧板の左縁 1e 化粧板の右
縁 2 リブ 2a リブの突出
端部 2b リブの凹部 3 平坦状部 3a 平坦状部のパンチング加工域 3b 平坦状部の
被係止縁部 4 穴 5 表示部 6 フェンス 7 支柱 7a 支柱の取付け部 8 横桟 9 縦桟 10 パネル 11 枠材 11a 枠材の縦
枠部 12 固定具 13 天井部 14 梁 14a 梁の底面
部 14b 梁の上面部 15 上側取付け
具 15a 上側取付け具の固定部 15b 上側取付
け具の保持部 15c 上側取付け具の嵌合突部 16 下側取付け
具 16a 下側取付け具の固定部 16b 下側取付
け具の保持部 16c 下側取付け具の嵌合突部 17 上側飾り部
材 17a 上側飾り部材の底部 17b 上側飾り
部材の溝部 17c 上側飾り部材の上部 18 下側飾り部
材 18a 下側飾り部材の係止部 18b 下側飾り
部材の上面部 18c 下側飾り部材の溝部 19 係止部材 19a 係止部材の被係止部 20 オブジェ 21 門 22 鼻隠し(外
装端部) 23 屋根 22,23,24,25,26
保持部材 22a,23a,24a,25a,26a 係止縁部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常よりも比較的薄厚の板材に略平行状
    に適宜間隔で複数のリブを形成すると共に、前記リブ間
    の平坦状部にパンチング加工による複数の穴を設けたこ
    とを特徴とするフェンス及び建築用化粧板。
  2. 【請求項2】 前記パンチング加工による複数の穴は、
    これらの穴の集合によって模様又は図形又は文字等の適
    宜表示部を形成するものであることを特徴とする請求項
    1記載のフェンス及び建築用化粧板。
  3. 【請求項3】 請求項1の化粧板を、そのリブが水平線
    と交差する方向に配置するようにして、建築物の梁及び
    外装端部を被覆したことを特徴とする建築物の化粧構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項2の化粧板を、支柱間に掛け渡し
    た上下の横桟間に適宜間隔で縦桟を配置してある既設又
    は新設のフェンス等に、前記縦桟とリブの凹部とが嵌合
    状を呈するようにして取り付けたことを特徴とするフェ
    ンス等の化粧構造。
  5. 【請求項5】 請求項2の化粧板を枠材で外縁を補強し
    てパネルとし、このパネルを支柱間に配置し、少なくと
    も前記枠材の縦枠部を前記支柱に取付けたことを特徴と
    するフェンス等の化粧構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107060237A (zh) * 2017-03-28 2017-08-18 湖北美力防护设施科技有限公司 高强度散热装饰材料

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