JPH10102673A - 天井補強材 - Google Patents
天井補強材Info
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- JPH10102673A JPH10102673A JP8254181A JP25418196A JPH10102673A JP H10102673 A JPH10102673 A JP H10102673A JP 8254181 A JP8254181 A JP 8254181A JP 25418196 A JP25418196 A JP 25418196A JP H10102673 A JPH10102673 A JP H10102673A
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- ceiling panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 天井パネルの取付け作業の簡易性と、取付け
後の安全性,強度等を有する天井補強材を提供する。 【解決手段】 梁3から吊具を介して並列的に吊り下げ
た天井補強材20に、天井パネルPを支持させることに
より天井1を形成する。天井補強材20は、垂直面部2
7Cとその一方側に連設した支え部27Dからなる本体
20Aと、垂直面部27Fとその他方側に連設した支え
部27Eからなる副体27Hとで構成する。上記本体2
0Aの垂直面部27Cと副体27Hの垂直面部27Fと
に、掛止部Kと掛止受け部K´からなる掛止手段Koを
形成する。これにより、上記本体はその支え部で、天井
パネルの片側接合端部を支持し、上記副体はこの支え部
で隣接する他の天井パネルの片側接合端部を支持させた
状態で上記本体に掛止して支持させる。
後の安全性,強度等を有する天井補強材を提供する。 【解決手段】 梁3から吊具を介して並列的に吊り下げ
た天井補強材20に、天井パネルPを支持させることに
より天井1を形成する。天井補強材20は、垂直面部2
7Cとその一方側に連設した支え部27Dからなる本体
20Aと、垂直面部27Fとその他方側に連設した支え
部27Eからなる副体27Hとで構成する。上記本体2
0Aの垂直面部27Cと副体27Hの垂直面部27Fと
に、掛止部Kと掛止受け部K´からなる掛止手段Koを
形成する。これにより、上記本体はその支え部で、天井
パネルの片側接合端部を支持し、上記副体はこの支え部
で隣接する他の天井パネルの片側接合端部を支持させた
状態で上記本体に掛止して支持させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業小屋、事務
室、クリーンルーム等の屋内設置型設備の天井を形成す
るにあたって天井パネルを支持する天井補強材に関し、
特に、天井パネルの取付け作業の簡易性と、取付け後の
安全性を向上させたものである。
室、クリーンルーム等の屋内設置型設備の天井を形成す
るにあたって天井パネルを支持する天井補強材に関し、
特に、天井パネルの取付け作業の簡易性と、取付け後の
安全性を向上させたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図1に示すように、屋内
に並列的に架設された梁3から吊具5を介して吊り下げ
た天井補強材10に、天井パネルPを支持させること
で、天井1を形成するようにした天井パネルの支持構造
200が提供されている。
に並列的に架設された梁3から吊具5を介して吊り下げ
た天井補強材10に、天井パネルPを支持させること
で、天井1を形成するようにした天井パネルの支持構造
200が提供されている。
【0003】上記天井パネルの支持構造200に使用さ
れる天井補強材としては、図20に示すように、上置き
方式といわれるものがある。この方式においては、略I
型断面の天井補強材10が使用され、その上部をU字ボ
ルト7と、ターンバックル,吊りボルト等の吊具とによ
り梁に吊り下げられている。この天井補強材10の底辺
に設けた支持帯板13に、隣接し合う天井パネルPの接
合端面部P1,P2を下側から当て、締付ボルト19,
19で締結し、上から支持している。
れる天井補強材としては、図20に示すように、上置き
方式といわれるものがある。この方式においては、略I
型断面の天井補強材10が使用され、その上部をU字ボ
ルト7と、ターンバックル,吊りボルト等の吊具とによ
り梁に吊り下げられている。この天井補強材10の底辺
に設けた支持帯板13に、隣接し合う天井パネルPの接
合端面部P1,P2を下側から当て、締付ボルト19,
19で締結し、上から支持している。
【0004】また、図21に示すように、下支え方式と
いわれるものがある。この方式においては、逆T型断面
の天井補強材10´が使用され、その上部をボルト7
と、ターンバックル9,吊りボルト11等の吊具とによ
り梁に吊り下げられている。この天井補強材10´の底
辺に設けた支持板13´に、隣接し合う天井パネルPの
接合端面部P1,P2を上側から当てて載置する。そし
て、天井パネルPの接合端面部P1,P2の上縁は、L
金具21と締付ボルト19で締結させたものである。
いわれるものがある。この方式においては、逆T型断面
の天井補強材10´が使用され、その上部をボルト7
と、ターンバックル9,吊りボルト11等の吊具とによ
り梁に吊り下げられている。この天井補強材10´の底
辺に設けた支持板13´に、隣接し合う天井パネルPの
接合端面部P1,P2を上側から当てて載置する。そし
て、天井パネルPの接合端面部P1,P2の上縁は、L
金具21と締付ボルト19で締結させたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記上置き方式の場合
は、各天井パネルの支持帯板への取付けが、下側から各
天井パネルを支持帯板に当て、上側から締付ボルト1
9,19で締結支持する取付け方法である。このため、
所定の天井パネルの支持力を得るには、天井パネル内に
補強材が必要であり、天井パネルに補強材を組み込まな
ければならないとともに、天井パネルの取付け作業が煩
雑で手間取るという問題点がある。
は、各天井パネルの支持帯板への取付けが、下側から各
天井パネルを支持帯板に当て、上側から締付ボルト1
9,19で締結支持する取付け方法である。このため、
所定の天井パネルの支持力を得るには、天井パネル内に
補強材が必要であり、天井パネルに補強材を組み込まな
ければならないとともに、天井パネルの取付け作業が煩
雑で手間取るという問題点がある。
【0006】他方、上記下支え方式の場合は、天井補強
材の支持板に、隣接し合う天井パネルの接合端面を上側
から当てて載置する施工方法である。天井パネルの支持
を下側から支える支持構成であるから、天井パネルに補
強材を入れなくても、支持強度が有り安全性が高い。し
かし、天井上にスペースが十分ないことがあり、天井パ
ネルの接合端部を上側から載置することが困難であると
いう問題点がある。
材の支持板に、隣接し合う天井パネルの接合端面を上側
から当てて載置する施工方法である。天井パネルの支持
を下側から支える支持構成であるから、天井パネルに補
強材を入れなくても、支持強度が有り安全性が高い。し
かし、天井上にスペースが十分ないことがあり、天井パ
ネルの接合端部を上側から載置することが困難であると
いう問題点がある。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、天井パネルの
取付け作業の簡易性と、取付け後の安全性,強度等を有
する天井補強材を提供することを目的とする。
取付け作業の簡易性と、取付け後の安全性,強度等を有
する天井補強材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明の請求項1の天井補強材は、一の天井パネル
と隣接する他の天井パネルの各片側接合端部を支持する
天井補強材であって、屋内の適所に設置され一の天井パ
ネルの片側接合端部を支持する支え部を有する本体と、
隣接する他の天井パネルの片側接合端部を支持する支え
部を有する副体とからなり、上記本体と副体とに、掛止
部と掛止受け部からなる掛止手段を形成したことを特徴
とするものである。
く、本発明の請求項1の天井補強材は、一の天井パネル
と隣接する他の天井パネルの各片側接合端部を支持する
天井補強材であって、屋内の適所に設置され一の天井パ
ネルの片側接合端部を支持する支え部を有する本体と、
隣接する他の天井パネルの片側接合端部を支持する支え
部を有する副体とからなり、上記本体と副体とに、掛止
部と掛止受け部からなる掛止手段を形成したことを特徴
とするものである。
【0009】本発明の請求項1によると、上記天井補強
材を屋内の適所に設置し、これに天井パネルの片側接合
端部を支持する。つまり、天井パネルの一方の片側接合
端部を支持した状態で、他方の片側接合端部を本体の反
支え部側に配置し、副体の支え部で天井パネルの片側接
合端部を支持して、下方から差し込み、本体と副体との
間の掛止部と掛止受け部からなる掛止手段により本体に
掛止させる。上記天井パネルの支持は、天井パネルの本
体への組込みと、副体を上記本体に差し込み、掛止手段
で掛止するだけのワンタッチ作業で簡潔に行われ、天井
上にスペースがなくとも良く、作業性がよい。また、天
井補強材としても強度が高く、地震等の振動では天井パ
ネルが容易に外れない安全性の高い天井構造とすること
ができる。
材を屋内の適所に設置し、これに天井パネルの片側接合
端部を支持する。つまり、天井パネルの一方の片側接合
端部を支持した状態で、他方の片側接合端部を本体の反
支え部側に配置し、副体の支え部で天井パネルの片側接
合端部を支持して、下方から差し込み、本体と副体との
間の掛止部と掛止受け部からなる掛止手段により本体に
掛止させる。上記天井パネルの支持は、天井パネルの本
体への組込みと、副体を上記本体に差し込み、掛止手段
で掛止するだけのワンタッチ作業で簡潔に行われ、天井
上にスペースがなくとも良く、作業性がよい。また、天
井補強材としても強度が高く、地震等の振動では天井パ
ネルが容易に外れない安全性の高い天井構造とすること
ができる。
【0010】本発明の請求項2の天井補強材は、一の天
井パネルと隣接する他の天井パネルの各片側接合端部を
支持する天井補強材であって、垂直面部とその一方側に
連設した支え部からなる本体と、垂直面部とその他方側
に連設した支え部からなる副体とからなり、上記本体の
垂直面部と副体の垂直面部とに、掛止部と掛止受け部か
らなる掛止手段を形成したことを特徴とするものであ
る。
井パネルと隣接する他の天井パネルの各片側接合端部を
支持する天井補強材であって、垂直面部とその一方側に
連設した支え部からなる本体と、垂直面部とその他方側
に連設した支え部からなる副体とからなり、上記本体の
垂直面部と副体の垂直面部とに、掛止部と掛止受け部か
らなる掛止手段を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0011】本発明の請求項2によると、副体の支え部
で天井パネルの片側接合端部を支持して、下方から差し
込み、本体と副体との間の掛止部と掛止受け部からなる
掛止手段により本体に掛止させる際、垂直面部同士を接
触させてスライドさせるようにすることにより、掛止し
易くなり、垂直面部同士が接触した状態で保持されるか
ら、地震等の振動では外れにくい構造となる。
で天井パネルの片側接合端部を支持して、下方から差し
込み、本体と副体との間の掛止部と掛止受け部からなる
掛止手段により本体に掛止させる際、垂直面部同士を接
触させてスライドさせるようにすることにより、掛止し
易くなり、垂直面部同士が接触した状態で保持されるか
ら、地震等の振動では外れにくい構造となる。
【0012】本発明の請求項3の天井補強材は、請求項
1または2記載の天井補強材において、上記本体の垂直
面部上部側に上支持部を形成し、これと天井パネルとの
間にスペーサと補強板を取付けるようにしたことを特徴
とするものである。
1または2記載の天井補強材において、上記本体の垂直
面部上部側に上支持部を形成し、これと天井パネルとの
間にスペーサと補強板を取付けるようにしたことを特徴
とするものである。
【0013】本発明の請求項3によると、上記本体の支
え部と上支持部とで、天井パネルを挾持するように支持
する。とくに、上支持部と天井パネルとの間にスペーサ
を介在させることにより上下方向の振動を、また、上支
持部と天井パネルとに跨がって補強板をビス等により固
定することで左右方向の振動をなくすことができ、天井
パネルは、振動等に対して容易には外れず、安全性の高
い天井構造とすることができる。
え部と上支持部とで、天井パネルを挾持するように支持
する。とくに、上支持部と天井パネルとの間にスペーサ
を介在させることにより上下方向の振動を、また、上支
持部と天井パネルとに跨がって補強板をビス等により固
定することで左右方向の振動をなくすことができ、天井
パネルは、振動等に対して容易には外れず、安全性の高
い天井構造とすることができる。
【0014】本発明の請求項4の天井補強材は、請求項
2または3記載の天井補強材において、上記本体の垂直
面部と副体の垂直面部とに、掛止受け部と掛止部とから
なる上下2組の掛止手段を形成し、上側の掛止受け部と
掛止部との上下寸法幅を、下側の掛止受け部と掛止部と
の上下寸法幅よりも広幅としたことを特徴とするもので
ある。
2または3記載の天井補強材において、上記本体の垂直
面部と副体の垂直面部とに、掛止受け部と掛止部とから
なる上下2組の掛止手段を形成し、上側の掛止受け部と
掛止部との上下寸法幅を、下側の掛止受け部と掛止部と
の上下寸法幅よりも広幅としたことを特徴とするもので
ある。
【0015】本発明の請求項4によると、副体の支え部
で天井パネルの片側接合端部を支持して、下方から差し
込み、本体と副体との間の掛止部と掛止受け部からなる
掛止手段により本体に掛止させる際、2組の掛止手段に
おいて、上側の掛止部が下側の掛止受け部よりも広幅で
あるから、差し込み途中では掛止することなく通過す
る。この後、上側同士及び下側同士の掛止受け部と掛止
部とが掛止し合う。従って、2組の掛止手段は、誤りな
く確実に掛止される。そして、上記2組の掛止手段によ
り、掛止が強化されて安定した支持ができるので、天井
パネルの安全性が高められ、地震や外力等の振動によっ
ては容易に外れない。
で天井パネルの片側接合端部を支持して、下方から差し
込み、本体と副体との間の掛止部と掛止受け部からなる
掛止手段により本体に掛止させる際、2組の掛止手段に
おいて、上側の掛止部が下側の掛止受け部よりも広幅で
あるから、差し込み途中では掛止することなく通過す
る。この後、上側同士及び下側同士の掛止受け部と掛止
部とが掛止し合う。従って、2組の掛止手段は、誤りな
く確実に掛止される。そして、上記2組の掛止手段によ
り、掛止が強化されて安定した支持ができるので、天井
パネルの安全性が高められ、地震や外力等の振動によっ
ては容易に外れない。
【0016】本発明の請求項5の天井補強材は、請求項
1、2、3または4記載の天井補強材において、上記本
体と副体との間に掛止案内部を形成し、上記掛止案内部
は、副体を掛止部と掛止受け部との掛止可能位置まで上
昇時に当接する位置に形成され、掛止部を掛止受け部側
にスライドさせる傾斜面で形成されていることを特徴と
するものである。
1、2、3または4記載の天井補強材において、上記本
体と副体との間に掛止案内部を形成し、上記掛止案内部
は、副体を掛止部と掛止受け部との掛止可能位置まで上
昇時に当接する位置に形成され、掛止部を掛止受け部側
にスライドさせる傾斜面で形成されていることを特徴と
するものである。
【0017】本発明の請求項5によると、本体に副体を
掛止する際、副体を掛止部と掛止受け部との掛止位置可
能まで上昇させると、掛止案内部が互いに当接し、掛止
部が掛止受け部側にスライドされる。したがって、掛止
部と掛止受け部を目視できなくても、差し込めば自然に
掛止され、誤りなく確実に掛止できるとともに、一旦本
体に掛止した副体は、掛止案内部が位置を規制する機能
を発揮し、地震や外力等の振動によっては容易に外れな
い。
掛止する際、副体を掛止部と掛止受け部との掛止位置可
能まで上昇させると、掛止案内部が互いに当接し、掛止
部が掛止受け部側にスライドされる。したがって、掛止
部と掛止受け部を目視できなくても、差し込めば自然に
掛止され、誤りなく確実に掛止できるとともに、一旦本
体に掛止した副体は、掛止案内部が位置を規制する機能
を発揮し、地震や外力等の振動によっては容易に外れな
い。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
形態について説明する。図1は天井補強材を適用する天
井パネルの支持構造200を示す斜視図、図2は天井補
強材の斜視図、図3は要部の拡大斜視図である。
形態について説明する。図1は天井補強材を適用する天
井パネルの支持構造200を示す斜視図、図2は天井補
強材の斜視図、図3は要部の拡大斜視図である。
【0019】上記天井パネルの支持構造200は、図
2、3に示すようになっている。まず、クリーンルーム
等の天井1は、屋内に並列的に架設した梁からボルト5
で吊り下げた天井補強材20と、天井補強材20に支持
される天井パネルPとからなり、天井補強材20は、本
体20Aと、上記本体20Aに係脱する副体27Hとか
らなる。上記本体20Aは、図9〜13に示すように、
この頂部の両側に水平姿勢に突出して設けた係合レール
部23と、上記係合レール部23から垂下した垂直壁2
5と、上記垂直壁25の下端に連設垂下した垂直面部2
7Cと、この垂直面部27Cの上部両側に水平姿勢に突
出して連設させた上支持部27A,27Bと、上記垂直
面部27Cの下部片側に水平姿勢に突出して連設させた
支え部27Dとからなる。上記のように、天井補強材2
0の本体20Aは、垂直壁25と垂直面部27Cからな
る縦方向に延長した板材を、リブ材となる係合レール部
23と上支持部27A,27Bと支え部27Dとで補強
し、剛性を高めている。
2、3に示すようになっている。まず、クリーンルーム
等の天井1は、屋内に並列的に架設した梁からボルト5
で吊り下げた天井補強材20と、天井補強材20に支持
される天井パネルPとからなり、天井補強材20は、本
体20Aと、上記本体20Aに係脱する副体27Hとか
らなる。上記本体20Aは、図9〜13に示すように、
この頂部の両側に水平姿勢に突出して設けた係合レール
部23と、上記係合レール部23から垂下した垂直壁2
5と、上記垂直壁25の下端に連設垂下した垂直面部2
7Cと、この垂直面部27Cの上部両側に水平姿勢に突
出して連設させた上支持部27A,27Bと、上記垂直
面部27Cの下部片側に水平姿勢に突出して連設させた
支え部27Dとからなる。上記のように、天井補強材2
0の本体20Aは、垂直壁25と垂直面部27Cからな
る縦方向に延長した板材を、リブ材となる係合レール部
23と上支持部27A,27Bと支え部27Dとで補強
し、剛性を高めている。
【0020】また、上記副体27Hは、図2、3及び図
14〜18に示すように、垂直面部27Fと、この片側
に支え部27Eを水平姿勢に連設してなるものである。
上記副体27Hは、掛止手段Koによってその垂直面部
27Fを上記本体20Aの垂直面部27Cに掛止可能に
なっている。即ち、掛止手段Koは、図3、19に示す
ように、上記垂直面部27Cに掛止受け部K´を,垂直
面部27Fに掛止部Kを設けたものである。上記掛止部
Kは、2つの下向きの突片縁(b)を備えた掛止部K
3,K4で構成されている。
14〜18に示すように、垂直面部27Fと、この片側
に支え部27Eを水平姿勢に連設してなるものである。
上記副体27Hは、掛止手段Koによってその垂直面部
27Fを上記本体20Aの垂直面部27Cに掛止可能に
なっている。即ち、掛止手段Koは、図3、19に示す
ように、上記垂直面部27Cに掛止受け部K´を,垂直
面部27Fに掛止部Kを設けたものである。上記掛止部
Kは、2つの下向きの突片縁(b)を備えた掛止部K
3,K4で構成されている。
【0021】また、掛止受け部K´は、2つの上向きの
突片縁(a)を備えた掛止受け部K1,K2で構成され
ている。そして、上下2組の掛止受け部K1,K2と掛
止部K3,K4とは、上側の掛止受け部K1と掛止部K
3との上下寸法幅L1,L3を、下側の掛止受け部K2
と掛止部K4との上下寸法幅L2,L4よりも広幅な関
係に設定されている。即ち、L1>L3、L2>L4と
し、L1,L3>L2,L4とする。
突片縁(a)を備えた掛止受け部K1,K2で構成され
ている。そして、上下2組の掛止受け部K1,K2と掛
止部K3,K4とは、上側の掛止受け部K1と掛止部K
3との上下寸法幅L1,L3を、下側の掛止受け部K2
と掛止部K4との上下寸法幅L2,L4よりも広幅な関
係に設定されている。即ち、L1>L3、L2>L4と
し、L1,L3>L2,L4とする。
【0022】更に、本体と副体との間には、掛止案内部
Sが設けられている。上記掛止案内部Sは、副体の掛止
部K3の上端突縁(c´)と、本体の掛止受け部K1の
上側突縁(c)に、副体を掛止部と掛止受け部との掛止
可能位置まで上昇時に当接する位置に形成されている。
そして、上端突縁(c´)と上側突縁(c)は、掛止部
を掛止受け部側にスライドさせるべく傾斜面で形成され
ている。
Sが設けられている。上記掛止案内部Sは、副体の掛止
部K3の上端突縁(c´)と、本体の掛止受け部K1の
上側突縁(c)に、副体を掛止部と掛止受け部との掛止
可能位置まで上昇時に当接する位置に形成されている。
そして、上端突縁(c´)と上側突縁(c)は、掛止部
を掛止受け部側にスライドさせるべく傾斜面で形成され
ている。
【0023】上記天井パネルPは、上記上支持部27
A,27Bと支え部27D,27E間に嵌まるように、
その寸法よりも小さい所定の厚さ寸法Hと、所定の長さ
Wに形成されている。また、副体27Hは、その長手方
向の長さWを、天井パネルPの長手方向の長さWと同一
寸法に定められている。
A,27Bと支え部27D,27E間に嵌まるように、
その寸法よりも小さい所定の厚さ寸法Hと、所定の長さ
Wに形成されている。また、副体27Hは、その長手方
向の長さWを、天井パネルPの長手方向の長さWと同一
寸法に定められている。
【0024】本発明の第1実施形態の天井補強材は、上
記のように構成され、次のように使用する。先ず、図
2,4に示すように、並列的に吊り下げた2本の天井補
強材20,20の本体20A間に、天井パネルPの両端
の接合端部P1,P2を図中右側から順次取り付けて、
天井1を形成して行く。その組立て手順は、図4,5に
示すように、2本の天井補強材20,20間の右側本体
20Aの支え部27Dに、天井パネルPの右端接合端部
P1を矢印方向へ挿入する。続いて、天井パネルPの
左端接合端部P2を左側の本体20Aの垂直面部27C
に矢印方向へ挿入し、この姿勢を保持する。そして、
副体27Hを、上記本体の垂直面部27Cと、天井パネ
ルの接合端部P2が作る隙間Xに対して、矢印方向へ
差し込む。
記のように構成され、次のように使用する。先ず、図
2,4に示すように、並列的に吊り下げた2本の天井補
強材20,20の本体20A間に、天井パネルPの両端
の接合端部P1,P2を図中右側から順次取り付けて、
天井1を形成して行く。その組立て手順は、図4,5に
示すように、2本の天井補強材20,20間の右側本体
20Aの支え部27Dに、天井パネルPの右端接合端部
P1を矢印方向へ挿入する。続いて、天井パネルPの
左端接合端部P2を左側の本体20Aの垂直面部27C
に矢印方向へ挿入し、この姿勢を保持する。そして、
副体27Hを、上記本体の垂直面部27Cと、天井パネ
ルの接合端部P2が作る隙間Xに対して、矢印方向へ
差し込む。
【0025】これで、副体27Hの垂直面部27Fは、
図6に示すように、本体20Aの垂直面部27Cと接し
ながら上昇する。このとき、本体側に形成した掛止受け
部K2に、副体側の掛止部K3が掛合しようとするが、
両者K2,K3の上下寸法(L2とL3)が異なるため
掛合しない。更に、差し込んでいくと、図6の拡大図に
示すように、上側の掛止部K3の上端突縁(c´)が掛
止受け部K1の上側突縁(c)に、その傾斜面同士で当
接する。これで、副体27Hは、その上端を矢印の
ように進行し、掛止部K3が掛止受け部K1に掛止され
る。これと同時に、掛止部K4も掛止受け部K2に掛止
される。
図6に示すように、本体20Aの垂直面部27Cと接し
ながら上昇する。このとき、本体側に形成した掛止受け
部K2に、副体側の掛止部K3が掛合しようとするが、
両者K2,K3の上下寸法(L2とL3)が異なるため
掛合しない。更に、差し込んでいくと、図6の拡大図に
示すように、上側の掛止部K3の上端突縁(c´)が掛
止受け部K1の上側突縁(c)に、その傾斜面同士で当
接する。これで、副体27Hは、その上端を矢印の
ように進行し、掛止部K3が掛止受け部K1に掛止され
る。これと同時に、掛止部K4も掛止受け部K2に掛止
される。
【0026】しかして、図7に示すように、一旦掛止し
た各掛止部K3,K4と掛止受け部K1,K2とは、た
とえ、天井パネルが上下・左右方向に振動しても、掛止
案内部Sである上側突縁(c)と上端突縁(c´)とが
衝突し合い、副体が本体から容易に外れないように規制
する。
た各掛止部K3,K4と掛止受け部K1,K2とは、た
とえ、天井パネルが上下・左右方向に振動しても、掛止
案内部Sである上側突縁(c)と上端突縁(c´)とが
衝突し合い、副体が本体から容易に外れないように規制
する。
【0027】更に、上記本体の左右の天井パネルPは、
図2,8に示すように、本体20Aの接続部にジョイン
ト材として補強材板31を取付け、また、両天井パネル
Pと上支持部27A,27B間にスペーサ33を介装し
て隙間をなくし、上下方向の振動による動きを解消す
る。また、両天井パネルPと上支持部27A,27B間
に補強板35を跨がるように配置し、止めネジ37によ
り相互を強固に取り付ける。これにより、天井パネルP
の左右方向の振動による動きを解消する。従って、天井
全体の剛性は高められ、地震等の振動により天井パネル
Pを本体20Aから落下させる危険性がなくなり、安全
性の高い天井パネルPの支持構造200となる。
図2,8に示すように、本体20Aの接続部にジョイン
ト材として補強材板31を取付け、また、両天井パネル
Pと上支持部27A,27B間にスペーサ33を介装し
て隙間をなくし、上下方向の振動による動きを解消す
る。また、両天井パネルPと上支持部27A,27B間
に補強板35を跨がるように配置し、止めネジ37によ
り相互を強固に取り付ける。これにより、天井パネルP
の左右方向の振動による動きを解消する。従って、天井
全体の剛性は高められ、地震等の振動により天井パネル
Pを本体20Aから落下させる危険性がなくなり、安全
性の高い天井パネルPの支持構造200となる。
【0028】以上のように、本発明の天井補強材による
と以下の効果を奏する。先ず、天井パネルの天井補強材
への組込みと、副体を上記本体の垂直面部に差し込むだ
けのワンタッチ作業で簡潔に天井パネルの装着ができ
る。また、本体に係合レール部,上支持部及び支え部な
どの補強用リブを設けているので、天井補強材としての
強度が大きく、しかも、天井パネルの両接合端部を支え
部27D,27Eにより強固に支持されるとともに、上
支持部27A,27Bにより挾持されているから、地震
等の振動で容易に外れない安全性の高い支持構造とする
ことができる。
と以下の効果を奏する。先ず、天井パネルの天井補強材
への組込みと、副体を上記本体の垂直面部に差し込むだ
けのワンタッチ作業で簡潔に天井パネルの装着ができ
る。また、本体に係合レール部,上支持部及び支え部な
どの補強用リブを設けているので、天井補強材としての
強度が大きく、しかも、天井パネルの両接合端部を支え
部27D,27Eにより強固に支持されるとともに、上
支持部27A,27Bにより挾持されているから、地震
等の振動で容易に外れない安全性の高い支持構造とする
ことができる。
【0029】また、上下2組の掛止手段Koにおいて、
上側の掛止受け部K1と掛止部K3との上下寸法幅を、
下側の掛止受け部K2と掛止部K4との上下寸法幅より
も広幅としたから、2組の掛止手段を誤りなく正しい掛
止位置に確実に掛止できる。また、上記掛止手段Koに
掛止案内部Sを形成したから、掛止部と掛止受け部を目
視できなくても、容易に掛止できる。また、本体の掛止
受け部K´に一旦掛止した副体は、振動等により動こう
としても、位置を規制されて掛止受け部K´から容易に
外れず、地震等の振動に対して、より一層安全性の高い
支持構造とすることができる。
上側の掛止受け部K1と掛止部K3との上下寸法幅を、
下側の掛止受け部K2と掛止部K4との上下寸法幅より
も広幅としたから、2組の掛止手段を誤りなく正しい掛
止位置に確実に掛止できる。また、上記掛止手段Koに
掛止案内部Sを形成したから、掛止部と掛止受け部を目
視できなくても、容易に掛止できる。また、本体の掛止
受け部K´に一旦掛止した副体は、振動等により動こう
としても、位置を規制されて掛止受け部K´から容易に
外れず、地震等の振動に対して、より一層安全性の高い
支持構造とすることができる。
【0030】また、上支持部と天井パネルとの間にスペ
ーサを介在させ、補強板35を両天井パネルPと上支持
部27A,27B間にボルト37により強固に取付けた
から、天井補強材の剛性が更に高められ、上下・左右方
向の振動に対して、天井パネルPが本体20Aから落下
する危険性がなく、安全性の高い天井構造とすることが
できる。
ーサを介在させ、補強板35を両天井パネルPと上支持
部27A,27B間にボルト37により強固に取付けた
から、天井補強材の剛性が更に高められ、上下・左右方
向の振動に対して、天井パネルPが本体20Aから落下
する危険性がなく、安全性の高い天井構造とすることが
できる。
【0031】本発明は、上記実施形態に限定されること
なく発明の要旨内において、設計変更を成し得ること勿
論である。例えば、本体20Aと副体27Hの両垂直面
部27C,27Fに形成される掛止受け部と掛止部とを
K1,K3の1組だけとすることもできる。
なく発明の要旨内において、設計変更を成し得ること勿
論である。例えば、本体20Aと副体27Hの両垂直面
部27C,27Fに形成される掛止受け部と掛止部とを
K1,K3の1組だけとすることもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1の天井補強材による
と、天井パネルの本体への組込みと、副体を上記本体の
垂直面部に差し込み掛止するだけのワンタッチ操作で天
井パネルの支持作業を簡潔に行え、天井上にスペースが
なくとも良く、作業性がよい。更に、天井補強材の強度
が大きく、天井パネルの両接合端面を支え部で支持する
から、振動等では天井パネルが容易に外れない安全性の
高い天井構造とすることができる。
と、天井パネルの本体への組込みと、副体を上記本体の
垂直面部に差し込み掛止するだけのワンタッチ操作で天
井パネルの支持作業を簡潔に行え、天井上にスペースが
なくとも良く、作業性がよい。更に、天井補強材の強度
が大きく、天井パネルの両接合端面を支え部で支持する
から、振動等では天井パネルが容易に外れない安全性の
高い天井構造とすることができる。
【0033】また、本発明の請求項2の天井補強材によ
ると、副体の支え部で天井パネルの片側接合端部を支持
して、下方から差し込み、本体と副体との間の掛止部と
掛止受け部からなる掛止手段により本体に掛止させる
際、垂直面部同士を接触させてスライドさせるようにす
ることにより、掛止し易くなり、垂直面部同士が接触し
た状態で保持されるから、地震等の振動では外れにくい
構造となる。
ると、副体の支え部で天井パネルの片側接合端部を支持
して、下方から差し込み、本体と副体との間の掛止部と
掛止受け部からなる掛止手段により本体に掛止させる
際、垂直面部同士を接触させてスライドさせるようにす
ることにより、掛止し易くなり、垂直面部同士が接触し
た状態で保持されるから、地震等の振動では外れにくい
構造となる。
【0034】また、本発明の請求項3の天井補強材によ
ると、上記本体の支え部と上支持部とで、天井パネルを
挾持するように支持し、上支持部と天井パネルとの間に
スペーサを介在させることにより上下方向の振動を、ま
た、上支持部と天井パネルとに跨がって補強板をビス等
により固定することで左右方向の振動をなくすことがで
き、天井パネルは、振動等に対して容易には外れず、安
全性の高い天井構造とすることができる。
ると、上記本体の支え部と上支持部とで、天井パネルを
挾持するように支持し、上支持部と天井パネルとの間に
スペーサを介在させることにより上下方向の振動を、ま
た、上支持部と天井パネルとに跨がって補強板をビス等
により固定することで左右方向の振動をなくすことがで
き、天井パネルは、振動等に対して容易には外れず、安
全性の高い天井構造とすることができる。
【0035】また、本発明の請求項4の天井補強材によ
ると、上側の係止溝と係止突片との上下寸法幅を、下側
の係止溝と係止突片との上下寸法幅よりも広幅としたか
ら、2組の掛止手段を誤りなく確実に掛止・支持でき、
そして上記2組の掛止手段により、掛止が強化されて安
定した支持ができるので、地震や外力等の振動によって
は容易に外れない安全性の高い天井構造とすることがで
きる。
ると、上側の係止溝と係止突片との上下寸法幅を、下側
の係止溝と係止突片との上下寸法幅よりも広幅としたか
ら、2組の掛止手段を誤りなく確実に掛止・支持でき、
そして上記2組の掛止手段により、掛止が強化されて安
定した支持ができるので、地震や外力等の振動によって
は容易に外れない安全性の高い天井構造とすることがで
きる。
【0036】また、本発明の請求項5の天井補強材によ
ると、本体と副体との間に掛止案内部を形成したので、
本体に副体を掛止する際、副体を掛止部と掛止受け部と
の掛止位置可能まで上昇させると、掛止案内部が互いに
当接し、掛止部が掛止受け部側にスライドされる。した
がって、掛止部と掛止受け部を目視できなくても、差し
込めば自然に掛止され、誤りなく確実に掛止できるとと
もに、一旦本体に掛止した副体は、掛止案内部が位置を
規制する機能を発揮し、地震や外力等の振動によっては
容易に外れず、安全性の高い天井構造とすることができ
る。
ると、本体と副体との間に掛止案内部を形成したので、
本体に副体を掛止する際、副体を掛止部と掛止受け部と
の掛止位置可能まで上昇させると、掛止案内部が互いに
当接し、掛止部が掛止受け部側にスライドされる。した
がって、掛止部と掛止受け部を目視できなくても、差し
込めば自然に掛止され、誤りなく確実に掛止できるとと
もに、一旦本体に掛止した副体は、掛止案内部が位置を
規制する機能を発揮し、地震や外力等の振動によっては
容易に外れず、安全性の高い天井構造とすることができ
る。
【図1】屋内に施工される天井パネルの支持構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態である天井補強材を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態である天井補強材を示す
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態である天井補強材の組立
図である。
図である。
【図5】本発明の第1実施形態である天井補強材の組立
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態である天井補強材の組立
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図7】本発明の第1実施形態である天井補強材の組立
断面図である。
断面図である。
【図8】本発明の第1実施形態である天井パネルの支持
構造の組立完成断面図である。
構造の組立完成断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態である本体の正面図であ
る。
る。
【図10】本発明の第1実施形態である本体の右側面図
である。
である。
【図11】本発明の第1実施形態である本体の左側面図
である。
である。
【図12】本発明の第1実施形態である本体の平面図で
ある。
ある。
【図13】本発明の第1実施形態である本体の底面図で
ある。
ある。
【図14】本発明の第1実施形態である副体の正面図で
ある。
ある。
【図15】本発明の第1実施形態である副体の右側面図
である。
である。
【図16】本発明の第1実施形態である副体の左側面図
である。
である。
【図17】本発明の第1実施形態である副体の平面図で
ある。
ある。
【図18】本発明の第1実施形態である副体の底面図で
ある。
ある。
【図19】本発明の第1実施形態である本体と副体を組
合わせた状態の正面図である。
合わせた状態の正面図である。
【図20】従来の天井パネルの支持構造を示す斜視図で
ある。
ある。
【図21】従来の他の天井パネルの支持構造を示す斜視
図である。
図である。
1 天井 3 梁 5 ボルト 20 天井補強材 20A 本体 25 垂直壁 27A,27B 上支持部 27C,27F 垂直面部 27D,27E 支え部 27H,27H´ 副体 CL クリーンルーム Ko 掛止手段 K 掛止部 K´ 掛止受け部 K1,K2 掛止受け部 K3,K4 掛止部 P 天井パネル P1,P2 端面 L1,L2,L3,L4, 上下寸法 S 掛止案内部 200 天井パネルの支持構
造
造
Claims (5)
- 【請求項1】 一の天井パネルと隣接する他の天井パネ
ルの各片側接合端部を支持する天井補強材であって、屋
内の適所に設置され一の天井パネルの片側接合端部を支
持する支え部を有する本体と、隣接する他の天井パネル
の片側接合端部を支持する支え部を有する副体とからな
り、上記本体と副体とに、掛止部と掛止受け部からなる
掛止手段を形成したことを特徴とする天井補強材。 - 【請求項2】 一の天井パネルと隣接する他の天井パネ
ルの各片側接合端部を支持する天井補強材であって、垂
直面部とその一方側に連設した支え部からなる本体と、
垂直面部とその他方側に連設した支え部からなる副体と
からなり、上記本体の垂直面部と副体の垂直面部とに、
掛止部と掛止受け部からなる掛止手段を形成したことを
特徴とする天井補強材。 - 【請求項3】 上記本体の上部側に上支持部を形成し、
天井パネルとの間にスペーサと補強板を取付けるように
したことを特徴とする請求項1または2記載の天井補強
材。 - 【請求項4】 上記本体の垂直面部と副体の垂直面部と
に、掛止受け部と掛止部とからなる上下2組の掛止手段
を形成し、上側の掛止受け部と掛止部との上下寸法幅
を、下側の掛止受け部と掛止部との上下寸法幅よりも広
幅としたことを特徴とする請求項2または3記載の天井
補強材。 - 【請求項5】 上記本体と副体との間に掛止案内部を形
成し、上記掛止案内部は、副体を掛止部と掛止受け部と
の掛止可能位置まで上昇時に当接する位置に形成され、
掛止部を掛止受け部側にスライドさせる傾斜面で形成さ
れていることを特徴とする請求項1、2、3または4記
載の天井補強材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8254181A JPH10102673A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 天井補強材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8254181A JPH10102673A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 天井補強材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10102673A true JPH10102673A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17261365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8254181A Pending JPH10102673A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 天井補強材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10102673A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019637A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-01-31 | Sekisui Chem Co Ltd | 軒天板継部材、軒天板継部材を用いた軒天井の施工方法、軒天板継部材を用いた建物 |
KR102189497B1 (ko) * | 2019-09-04 | 2020-12-11 | 심규현 | 천장 마감재 설치용 반자대 및 이를 갖는 천장틀 |
JP2021080738A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 積水ハウス株式会社 | 天井構造及び天井構造の施工方法 |
CN113531490A (zh) * | 2021-07-23 | 2021-10-22 | 广州市广京装饰材料有限公司 | 挡光板连接吊件 |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP8254181A patent/JPH10102673A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019637A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-01-31 | Sekisui Chem Co Ltd | 軒天板継部材、軒天板継部材を用いた軒天井の施工方法、軒天板継部材を用いた建物 |
KR102189497B1 (ko) * | 2019-09-04 | 2020-12-11 | 심규현 | 천장 마감재 설치용 반자대 및 이를 갖는 천장틀 |
JP2021080738A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 積水ハウス株式会社 | 天井構造及び天井構造の施工方法 |
CN113531490A (zh) * | 2021-07-23 | 2021-10-22 | 广州市广京装饰材料有限公司 | 挡光板连接吊件 |
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